JPH086393Y2 - スイッチ付ソケット - Google Patents
スイッチ付ソケットInfo
- Publication number
- JPH086393Y2 JPH086393Y2 JP1989048667U JP4866789U JPH086393Y2 JP H086393 Y2 JPH086393 Y2 JP H086393Y2 JP 1989048667 U JP1989048667 U JP 1989048667U JP 4866789 U JP4866789 U JP 4866789U JP H086393 Y2 JPH086393 Y2 JP H086393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- plug
- actuator
- socket
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は電気接続用コンタクトを複数保持する多極
ソケットに関する。
ソケットに関する。
「従来の技術」 従来の多極ソケットにおいては極数の多いソケットに
はそれに対する適合プラグの他に、極数の少ないプラグ
が誤挿入されることが有り、誤動作や故障の原因となっ
ていた。
はそれに対する適合プラグの他に、極数の少ないプラグ
が誤挿入されることが有り、誤動作や故障の原因となっ
ていた。
「課題を解決するための手段」 この考案においては電気接続用コンタクトを保持する
樹脂材のボデイのコンタクト組込孔のうち特定の位置の
みにアクチュエータが組込まれ、ボデイの背後にそのア
クチュエータの動作によって作動するスイッチ部が取付
けられる。
樹脂材のボデイのコンタクト組込孔のうち特定の位置の
みにアクチュエータが組込まれ、ボデイの背後にそのア
クチュエータの動作によって作動するスイッチ部が取付
けられる。
極数の少ないプラグが挿入された時はスイッチ部が作
動しないが、極数の多いプラグが挿入された時はスイッ
チ部が作動し、挿入されたプラグの極数が検知される。
つまり誤った極数のプラグが挿入されても、スイッチ部
が作動しないので誤動作が防げる。
動しないが、極数の多いプラグが挿入された時はスイッ
チ部が作動し、挿入されたプラグの極数が検知される。
つまり誤った極数のプラグが挿入されても、スイッチ部
が作動しないので誤動作が防げる。
「実施例」 第1図及び第2図はこの考案の実施例を示す。樹脂材
のボデイ11の前面に環状凹溝12が形成され、環状凹溝12
により形成された円柱状部内にコンタクト組込孔13が前
後に貫通して形成される。この例ではコンタクト組込孔
13は8個設けられ、これらに雌コンタクトの電気接続用
コンタクト14が挿入保持される。コンタクト14の後方端
は下方に折曲げ延長されて端子15とされている。ボデイ
11の底面に樹脂材のベース16が取付けられ、ベース16に
端子15が挿通されて端子15がベース16に保持される。ベ
ース16にバネ性金属板によって舌片状に形成されたアー
ス接片17が取付けられ、アース接片17は環状凹溝12内に
挿入されている。つまりアース接片17はその環状凹溝12
の一部に収納され、環状凹溝12に対する外壁面方向に弾
性変形することができる。
のボデイ11の前面に環状凹溝12が形成され、環状凹溝12
により形成された円柱状部内にコンタクト組込孔13が前
後に貫通して形成される。この例ではコンタクト組込孔
13は8個設けられ、これらに雌コンタクトの電気接続用
コンタクト14が挿入保持される。コンタクト14の後方端
は下方に折曲げ延長されて端子15とされている。ボデイ
11の底面に樹脂材のベース16が取付けられ、ベース16に
端子15が挿通されて端子15がベース16に保持される。ベ
ース16にバネ性金属板によって舌片状に形成されたアー
ス接片17が取付けられ、アース接片17は環状凹溝12内に
挿入されている。つまりアース接片17はその環状凹溝12
の一部に収納され、環状凹溝12に対する外壁面方向に弾
性変形することができる。
コンタクト組込孔13のうちの特定の1つにアクチュエ
ータ18が組込まれる。第5図に示すようにコンタクト14
はホーク状をしており、アクチュエータ18はコンタクト
14に重ねられ、アクチュエータ18の前方端部はコンタク
ト14の歯の間に位置している。コンタクト組込孔13の背
面形状はコンタクト14のみが収容されるものは第6図A
に示す通りであり、アクチュエータ18が収容されるもの
は第6図Bに示すようにアクチュエータ18を案内移動さ
せることができる形状とされる。
ータ18が組込まれる。第5図に示すようにコンタクト14
はホーク状をしており、アクチュエータ18はコンタクト
14に重ねられ、アクチュエータ18の前方端部はコンタク
ト14の歯の間に位置している。コンタクト組込孔13の背
面形状はコンタクト14のみが収容されるものは第6図A
に示す通りであり、アクチュエータ18が収容されるもの
は第6図Bに示すようにアクチュエータ18を案内移動さ
せることができる形状とされる。
アクチュエータ18の動作により作動するスイッチ部19
がボデイ11の背面に取付けられる。つまりボデイ11の背
面にスイッチベース21が取付けられ、スイッチベース21
上に3個の固定接片22が前後に配列して2列取付けられ
る。これら固定接片22と切替摺動接触するクリップ状の
可動接片23が設けられる。可動接片23はプランジャ(操
作子)24に保持され、プランジャ24の前方端面はアクチ
ュエータ18の後方端面と対接されている。固定接片22、
可動接片23、プランジャ24上に樹脂材のケース25が被さ
れる。プランジャ24をアクチュエータ18の後部に挿入し
た状態でケース25は第3図に示すように係合手段28によ
りボディ11に結合される。ケース25の背板とプランジャ
24との間にコイルばね26が介在され、プランジャ24は前
方へ偏倚される。プランジャ24はケース25より前方へ突
出して前記特定のコンタクト組込孔内に挿入される。
がボデイ11の背面に取付けられる。つまりボデイ11の背
面にスイッチベース21が取付けられ、スイッチベース21
上に3個の固定接片22が前後に配列して2列取付けられ
る。これら固定接片22と切替摺動接触するクリップ状の
可動接片23が設けられる。可動接片23はプランジャ(操
作子)24に保持され、プランジャ24の前方端面はアクチ
ュエータ18の後方端面と対接されている。固定接片22、
可動接片23、プランジャ24上に樹脂材のケース25が被さ
れる。プランジャ24をアクチュエータ18の後部に挿入し
た状態でケース25は第3図に示すように係合手段28によ
りボディ11に結合される。ケース25の背板とプランジャ
24との間にコイルばね26が介在され、プランジャ24は前
方へ偏倚される。プランジャ24はケース25より前方へ突
出して前記特定のコンタクト組込孔内に挿入される。
全体は金属カバー26で被われ、底面はシート27で蓋さ
れる。
れる。
このソケットに8ピン(極)のプラグが挿入される
と、プラグのすべてのピンはソケットのコンタクト組込
孔13内に挿入されるため、その挿入されたピンによりア
クチュエータ18が動作して後方へ移動し、これに伴って
プランジャ24もコイルばね26の偏倚力に抗して移動し、
可動接片23の固定接片22に対する接触が切替わる。つま
りスイッチ部19が作動する。従って8ピンのプラグが挿
入されたことが確認される。
と、プラグのすべてのピンはソケットのコンタクト組込
孔13内に挿入されるため、その挿入されたピンによりア
クチュエータ18が動作して後方へ移動し、これに伴って
プランジャ24もコイルばね26の偏倚力に抗して移動し、
可動接片23の固定接片22に対する接触が切替わる。つま
りスイッチ部19が作動する。従って8ピンのプラグが挿
入されたことが確認される。
このソケットに5ピンのプラグが挿入されると、その
プラグのピンはアクチュエータ18が組込まれたコンタク
ト組込孔13に挿入されないため、スイッチ部19は作動せ
ず、5ピンのプラグが挿入されたことが確認される。
プラグのピンはアクチュエータ18が組込まれたコンタク
ト組込孔13に挿入されないため、スイッチ部19は作動せ
ず、5ピンのプラグが挿入されたことが確認される。
なおアクチュエータ18とプランジャ24とは一体に構成
してもよい。上述では8ピンソケットを5ピンプラグ及
び8ピンプラグで使用したが、他のピン数のソケットを
極数の多いプラグと極数の少ないプラグとで使用する場
合にも適用でき、その組合せに応じてアクチュエータの
組込み位置を選定する。
してもよい。上述では8ピンソケットを5ピンプラグ及
び8ピンプラグで使用したが、他のピン数のソケットを
極数の多いプラグと極数の少ないプラグとで使用する場
合にも適用でき、その組合せに応じてアクチュエータの
組込み位置を選定する。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案のソケットによれば極数の
少ないプラグが挿入される場合はスイッチ部は作動しな
いが、極数が少ないプラグが挿入される場合はスイッチ
部が作動し、挿入されたプラグの極数を検知することが
できる。誤まった極数のプラグが挿入されても回路が動
作しないので誤動作が防げる。多極ソケットの1つを、
極数の異なるプラグで用い、多用途の使い分けを行うこ
ともできる。
少ないプラグが挿入される場合はスイッチ部は作動しな
いが、極数が少ないプラグが挿入される場合はスイッチ
部が作動し、挿入されたプラグの極数を検知することが
できる。誤まった極数のプラグが挿入されても回路が動
作しないので誤動作が防げる。多極ソケットの1つを、
極数の異なるプラグで用い、多用途の使い分けを行うこ
ともできる。
第1図はこの考案によるソケットの一例を示す正面図、
第2図は第1図のAA線断面図、第3図は第2図のカバー
26及びシート27を外した状態の平面図、第4図は第2図
の底面図、第5図はコンタクト14とアクチュエータ18と
の関係を示す斜視図、第6図はコンタクト組込孔13の背
面図である。
第2図は第1図のAA線断面図、第3図は第2図のカバー
26及びシート27を外した状態の平面図、第4図は第2図
の底面図、第5図はコンタクト14とアクチュエータ18と
の関係を示す斜視図、第6図はコンタクト組込孔13の背
面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 反町 光雄 群馬県伊勢崎市戸谷塚町329番地 星電器 製造株式会社東京工場内 (72)考案者 関口 茂美 群馬県伊勢崎市戸谷塚町329番地 星電器 製造株式会社東京工場内 (56)参考文献 実開 平2−44271(JP,U) 実開 昭52−119086(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれコンタクト組込孔に収容された電
気接続用コンタクトを保持する樹脂材のボディと、 そのボディのコンタクト組込孔のうち特定の位置のみに
組込まれるアクチュエータと、 上記ボディから突出したコンタクト端子を保持する樹脂
材のベースと、 上記ボディの背後に取付けられ、上記アクチュエータの
動作によって作動するスイッチ部とを具備し、 上記コンタクト組込孔の数よりも少ない極数のプラグが
挿入された際にそのプラグのピンが挿入されないコンタ
クト組込孔の1つに、上記特定の位置が選定されている
スイッチ付ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048667U JPH086393Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | スイッチ付ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989048667U JPH086393Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | スイッチ付ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138876U JPH02138876U (ja) | 1990-11-20 |
JPH086393Y2 true JPH086393Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31565685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989048667U Expired - Lifetime JPH086393Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | スイッチ付ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086393Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0244271U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-27 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP1989048667U patent/JPH086393Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138876U (ja) | 1990-11-20 |
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