JPH086362A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH086362A
JPH086362A JP6136110A JP13611094A JPH086362A JP H086362 A JPH086362 A JP H086362A JP 6136110 A JP6136110 A JP 6136110A JP 13611094 A JP13611094 A JP 13611094A JP H086362 A JPH086362 A JP H086362A
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toner
transfer drum
image forming
conductive
drum
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Koji Kubota
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 転写ドラム2の表面には高誘電体層32が形
成される。転写ドラム2の対向位置には光導電層34と
透明電極層33との2層からなる帯状かつ環状のトナー
搬送帯3が、光導電層34を転写ドラム2の表面に接触
させて回転自在に設けられる。トナー搬送帯3の表面へ
導電性トナー8を供給するトナーカートリッジ9と、ト
ナー搬送帯3の内側においてトナー搬送帯3を挟んだ状
態で転写ドラム2に対向して設けられるLEDアレー1
0と、転写ドラム2とトナー搬送帯3の透明電極層33
との間に所定の電圧を印加するドラム側電源と、トナー
搬送帯3の透明電極層33とトナーカートリッジ9に収
容されている導電性トナー8との間に所定の電圧を印加
する収容器側電源とを備えている。 【効果】 装置の簡素化、小型化及びコストダウンを図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像を転写ドラム
に形成し、このトナー像を用紙に転写した後定着して画
像形成する例えばプリンタ、ハードコピー装置及びファ
クシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、図11に示すよう
に、感光体ドラム81を有するものがある。この感光体
ドラム81を用いた画像形成装置においては、表面から
露光するものが良く知られている。
【0003】この種の画像形成装置にて画像形成する場
合には、感光体ドラム81の表面を予め帯電部82によ
り帯電させ、感光体ドラム81の表面に向けて印字信号
に応じたレーザビーム83を出射することにより感光体
ドラム81の表面に静電潜像を形成する。次いで、静電
潜像が形成された感光体ドラム81の表面に現像部84
にて帯電したトナー粒子を付着させることにより現像す
る。さらに、それを転写部85にて用紙86に転写し、
最後に定着部87にて定着する。
【0004】このような画像形成方式は、既に公知であ
り、広く実用化されて普及している。さらに、上記の画
像形成プロセスをイエロー、マゼンタ、シアン及びブラ
ックの4色について行なう機構を備えたカラーレーザプ
リンタ等の画像形成装置も既に実用化されている。
【0005】一方、画像形成装置には、特公平2−49
00号公報や特公平3−64864号公報に開示されて
いるように、背面露光方式を採用したものも存在する。
背面露光方式では、図12に示すように、感光体ドラム
91として透明支持体92の上に透明電極層93と光導
電層94と絶縁層95とを順次積層したものが使用され
る一方、露光は感光体ドラム91の背面から行なわれ
る。
【0006】背面露光方式の画像形成においては、感光
体ドラム91の絶縁層95側に現像器96を配し、絶縁
層95と現像器96との間に磁力により搬送した導電性
磁性トナーを供給しながら、導電性磁性トナーと透明電
極層93との間に電圧を印加しつつ、光導電層94を照
明97にて露光する。これにより、明部においては絶縁
層95を挟んで光導電層94と導電性磁性トナーとの間
に逆極性の電荷対が形成され、磁力に打ち勝って導電性
磁性トナーを感光体ドラム91の表面に静電力にて吸着
し、トナー像を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置において、表面露光方式では、感光体
ドラム81の表面を数千ボルトに帯電させる必要があ
る。この帯電にはコロナ放電装置が用いられているの
で、大型化せざるを得ないという問題点を有している。
また、コスト的にも高くなり、高速のページプリンタと
して実用化されているが、低価格のシリアルプリンタと
しては不向きである。さらに放電によりオゾン発生とい
う好ましくない副作用も伴う。
【0008】また、従来の背面露光方式においては、ト
ナーの搬送に磁気手段を必要とし、トナー自身にも磁性
を付与するか、若しくは磁性キャリアを混入させる必要
があり、装置の簡素化の点で不十分であるという問題点
を有している。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、装置の簡素化、小型化及
びコストダウンを図り得る画像形成装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、上記課題を解決するために、トナー像を
転写ドラムに形成し、このトナー像を用紙に転写した後
定着して画像形成する画像形成装置において、上記転写
ドラムの表面には高誘電体層が形成される一方、転写ド
ラムの対向位置には光導電層と透明電極層との2層から
なる帯状かつ環状のトナー搬送帯が、光導電層を転写ド
ラムの表面に接触させて回転自在に設けられ、さらに、
上記トナー搬送帯の表面へ導電性トナーを供給するトナ
ー収容器と、上記トナー搬送帯内側においてこのトナー
搬送帯を挟んだ状態で転写ドラムに対向して設けられる
光照射手段と、転写ドラムとトナー搬送帯の透明電極層
との間に所定の電圧を印加するドラム側印加手段と、ト
ナー搬送帯の透明電極層とトナー収容器に収容されてい
る導電性トナーとの間に所定の電圧を印加する収容器側
印加手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置
において、上記転写ドラムは、導電性基材表面に高誘電
体層が形成されてなると共に、この高誘電体層は、PZ
T(PbZrx Tiy 3 :X+Y=1)、PbMZn
NbTiO(MはBa又はSr)、Bax Sry TiO
3 (X+Y=1)、Bix Sry TiO3 (X+Y=
1)又はSrx Tiy O(X+Y=1)からなることを
特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置
において、少なくとも上記転写ドラム、トナー搬送帯、
トナー収容器及び光照射手段を1つのユニットとして、
複数ユニットが載置台上に並置される一方、各ユニット
のトナー収容器には、それぞれ異なる色の導電性トナー
が収容されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、画像を形成する場合
には、まず、収容器側印加手段によってトナー搬送帯の
透明電極層とトナー収容器に収容されている導電性トナ
ーとの間に所定の電圧が印加される。これにより、トナ
ー収容器に収容された導電性トナーがトナー搬送帯の表
面へ付着供給される。
【0014】次いで、トナー搬送帯の表面に付着した導
電性トナーは、トナー搬送帯の回転移動により、転写ド
ラムとの接触部まで搬送される。接触部では、光照射手
段によって、印字情報に応じた光がトナー搬送帯の内側
つまり背面から出射される。
【0015】これによって、トナー搬送帯の光導電層に
付着していた導電性トナーは、光励起による電荷の移動
によって、トナー搬送帯への静電吸着力を失う。また、
このとき、転写ドラムの接触部では、ドラム側印加手段
によって転写ドラムとトナー搬送帯の透明電極層との間
に所定の電圧が印加され、かつ、転写ドラムの表面は高
誘電体層となっているので、導電性トナーは、転写ドラ
ムの表面に静電吸着される。この動作は、上記光照射手
段による印字情報に応じた光のON/OFFにより連続
して行なわれ、これによって、順次、転写ドラムにトナ
ー像が形成される。その後、このトナー像は用紙に転写
され定着されて画像が完成する。
【0016】このように、本発明の画像形成装置は、磁
性トナー又は磁性キャリアを含めた磁気的手段を必要と
せず、また、ドラム側印加手段及び収容器側印加手段に
おける各印加電圧も低電圧とすることが可能である。こ
のため、簡単な構成でトナー搬送帯に導電性トナーを吸
着させることができ、装置の簡素化、小型化及びコスト
ダウンを図ることができる。
【0017】また、請求項2の構成によれば、転写ドラ
ムは、導電性基材表面に高誘電体層が形成されてなると
共に、この高誘電体層は、PZT(PbZrx Tiy
3 :X+Y=1)、PbMZnNbTiO(MはBa又
はSr)、Bax Sry TiO3 (X+Y=1)、Bi
x Sry TiO3 (X+Y=1)又はSrx Tiy
(X+Y=1)からなっている。
【0018】すなわち、トナー搬送帯の表面から転写ド
ラムの表面への導電性トナーの移動は、確実かつ迅速で
あることが要求される。また、転写ドラムによる導電性
トナーの吸着力つまり静電引力を求める式からすると、
転写ドラムの表面における材質は、静電容量値が大きい
ことが好ましい。また高いコントラスト画像を得るため
には、転写ドラムの表面への吸着力は、トナー搬送帯に
おける光導電層の吸着力に比較して、10倍以上である
ことが好ましい。この点、上記の各材料は、比誘電率が
30以上のものであり上記の吸着力の条件を満たすと共
に、スパッタ成膜、CVD成膜又は塗布コートが可能な
ものである。したがって、これらの材料による高誘電体
層の形成により、導電性トナーの転写ドラムへの転移が
確実かつ安定なものとなり、高印字品位のシリアルプリ
ンターの提供が可能となる。また、ドラム側印加手段の
印加電圧を低電圧に抑えることができ、装置の簡素化、
小型化及びコストダウンを図ることができる。
【0019】また、請求項3の構成によれば、少なくと
も上記転写ドラム、トナー搬送帯、トナー収容器及び光
照射手段を1つのユニットとして、複数ユニットが載置
台上に並置される。並置の方法は、横並びでも縦並びで
も良い。そして、各ユニットのトナー収容器には、それ
ぞれ異なる色の導電性トナーが収容されている。
【0020】これによって、カラー印字が可能となり、
装置の簡素化、小型化及びコストダウンを図り得るカラ
ー画像形成装置を提供することが可能となる。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図5
に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実
施例の画像形成装置は、トナーを使用して画像形成する
例えばプリンタ、ハードコピー装置及びファクシミリ等
の情報機器に適用が可能であるが、ここでは、プリンタ
への適用例について説明する。
【0022】本実施例の画像形成装置としてのプリンタ
は、図2に示すように、記録ヘッド1を有している。記
録ヘッド1には、トナー像が形成される転写ドラム2が
回転自在に設けられている。また、転写ドラム2の対向
位置には帯状かつ環状のトナー搬送帯3が、転写ドラム
2の表面における接触部2aに接触して回転自在に設け
られている。上記転写ドラム2及びトナー搬送帯3は、
一定の周速度にて回転されるようになっている。
【0023】トナー搬送帯3の内側には、図1に示すよ
うに、トナー搬送帯3を環状に支持するための支持ロー
ラ4…と、トナー搬送帯3を弛まないように外側に付勢
するためのバネ5を有する押さえローラ6とが設けられ
ている。また、1つの支持ローラ4の対向位置には、ト
ナー搬送帯3を挟んだ位置に駆動ローラ7が設けられて
おり、後述するモータ19によって、駆動ローラ7を介
してトナー搬送帯3が駆動されるようになっている。
【0024】上記トナー搬送帯3における押さえローラ
6側の外側には、トナー搬送帯3の表面へ導電性トナー
8を供給するトナー収容器としてのトナーカートリッジ
9が設けられている。
【0025】また、上記トナー搬送帯3の内側における
転写ドラム2側には、このトナー搬送帯3を挟んだ状態
で転写ドラム2に対向して設けられる光照射手段として
のLEDアレー10が設けられており、LEDアレー1
0にてトナー搬送帯3の背面から光照明が行なわれるよ
うになっている。このLEDアレー10からの光38
は、図示しないセルフォックスレンズにより、トナー搬
送帯3の光導電層34に焦点が合わせられるようになっ
ている。
【0026】上記の転写ドラム2における、トナー搬送
帯3とは反対側には、この転写ドラム2に接触するプラ
テン11が設けられており、このプラテン11と転写ド
ラム2との間に、用紙12が搬送されるようになってい
る。
【0027】また、図2に示すように、転写ドラム2の
側方には、定着ローラ13が設けられており、転写ドラ
ム2にて導電性トナーが転写された用紙12を定着する
ようになっている。
【0028】上記記録ヘッド1は、底部に載置台として
のキャリッジ14を有している。このキャリッジ14の
転写ドラム2側には、キャリッジシャフト15が遊嵌状
態に貫通される一方、キャリッジ14のトナーカートリ
ッジ9側にはローラ受け板16の上を転動するキャリッ
ジローラ17が設けられている。キャリッジローラ17
は、図3に示すように、キャリッジ14に設けられた軸
18に回転自在に設けられており、これによって、記録
ヘッド1は、キャリッジシャフト15の延びる方向(同
図において紙面の表裏方向)に進退移動自在となってい
る。
【0029】また、キャリッジ14には、モータ19が
設けられており、このモータ19の駆動力は、モータ軸
20に取り付けられたギヤ21及びこのギヤ21の駆動
に従動するギヤ22・23を介して転写ドラム2に伝達
されるようになっている。
【0030】また、上記ギヤ22のギヤ軸22aは、図
2に示す駆動ローラ7に直結されており、これによって
トナー搬送帯3に回転力が付与されるようになってい
る。なお、モータ19の回転は、キャリッジ14の移動
と同期するようになっていると共に、キャリッジ14の
移動速度は、転写ドラム2及びトナー搬送帯3の周速度
にほぼ等しくなるように設定されている。
【0031】ここで、本実施例の転写ドラム2及びトナ
ー搬送帯3の構造について詳細に説明する。
【0032】まず、転写ドラム2は、図1に示すよう
に、表面研磨したアルミ円筒等の導電性基材31に高誘
電体層32としての例えばPZT(PbZrx Tiy
3 「チタン酸ジルコン酸塩:Lead Zirco-Titanate 」)
の薄膜を厚さ2〜10μmにスパッタリング又はCVD
(Chemical Vapor Deposition) により形成したものから
なっている。なお、転写ドラム2における高誘電体層3
2の材料としては、必ずしもPZTに限らず、例えば、
PbMZnNbTiO(MはBa又はSr)、Bax
y TiO3 、Bix Sry TiO3 、Srx Tiy
も適用が可能である。また、本実施例では、高誘電体層
32の薄膜の形成としてスパッタリング又はCVDによ
るものを例示しているが、必ずしもこれに限らず、例え
ば、上記PZT、PbMZnNbTiO(MはBa又は
Sr)、Bax Sry TiO3 及びBix Sry TiO
3 、Srx Tiy Oの材料の一種或いは複数種の微粉末
を例えばポリフッカビニリデン又はポリアセタール等の
有機高分子中に分散させ、アルミ円筒の表面に塗布して
焼成する方法も可能である。そして、このようにして形
成した高誘電体層32により好適な比誘電率30以上が
得られるものとなっている。
【0033】また、トナー搬送帯3は、透明電極層33
としての可撓性を有する透明金属箔の表面に光導電層3
4の膜が形成された2層構造の帯からなっている。トナ
ー搬送帯3の具体例としては、例えばITO(Indium T
in Oxide:インジウムすず酸化物)等の透明金属箔の上
に、例えばZnO若しくはCdS等の光導電性材料を樹
脂中に分散させたもの又はOPC(Organic Photoconduc
tive Conductor:有機光導電物質)を塗布し乾燥し焼結
したものが好ましく、このように形成したものを環状に
切断して使用している。
【0034】次に、本実施例のプリンタの印字方法につ
いて、以下に説明する。まず、トナーカートリッジ9の
内部には、図1に示すように、電極35が設けられてお
り、この電極35と透明電極層33との間には、図4に
示すように、所定の電圧を印加する収容器側印加手段と
しての収容器側電源36が設けられている。そして、こ
の収容器側電源36にてトナーカートリッジ9の導電性
トナー8との間に例えば40Vの電圧を印加することに
よって、トナーカートリッジ9に収容された導電性トナ
ー8がトナー搬送帯3に付着する。その後、この導電性
トナー8は、転写ドラム2の回転によって、転写ドラム
2との接触部2aに搬送されるようになっている。
【0035】すなわち、上記の付着原理を詳述すると、
誘電体を介して充電された1対の電極間には、静電吸引
力が作用する。ここで、収容器側電源36の印加電圧を
V、光導電層34の比誘電率をεr 、真空の誘電率をε
0 、層厚をd、表面積をSとすると、表面積Sの静電容
量値Cは、 C=ε0 εr S/d で示され、蓄積される電荷量Qは、 Q=CV=ε0 εr S/d × V となる。また、電極間に作用する静電引力fは、蓄積エ
ネルギーをEとすると、 f=∂E/∂d と表されるが、 E=Q×V/2=1/2×CV2 であるから、 f=∂E/∂d=1/2×V2 ×∂C/∂d =−1/2×V2 × ε0 εr S/d2 ………(1) となる。実際の数値で計算すると、εr =3、d=10
-5〔m〕、V=30〔v〕、S=100μm×100μ
mを代入して、 f≒1.3×10-6〔N〕 となる。この静電引力fは、導電性トナー8に作用する
重力の約1000倍となっている。したがって、この静
電引力fによって導電性トナー8がトナー搬送帯3に付
着する。
【0036】一方、図5(a)に示すように、転写ドラ
ム2とトナー搬送帯3との間には、例えば12Vの電圧
を印加するドラム側印加手段としてのドラム側電源37
が設けられている。このドラム側電源37の負側は転写
ドラム2の導電性基材31に接続される一方、ドラム側
電源37の正側はトナー搬送帯3の透明電極層33に接
続されている。
【0037】上述したように、図1に示すトナー搬送帯
3に付着された導電性トナー8は、トナー搬送帯3の回
転によって、トナー搬送帯3と転写ドラム2との間の接
触部2aへ搬送される。そして、接触部2aでは、トナ
ー搬送帯3の裏面からLEDアレー10にて光38が出
射される。この光38は、図5(b)に示すように、印
字信号に応じた制御スイッチ39のON/OFFにより
制御されている。そして、このLEDアレー10によっ
て、光38が出射されると、図5(a)に示すように、
トナー搬送帯3における光導電層34に付着していた導
電性トナー8は、光励起による導電性トナー8と光導電
層34との間にトラップされていた電荷の移動により、
トナー搬送帯3への静電吸着力を失う。
【0038】また、転写ドラム2では、ドラム側電源2
7にて印加された電圧により、かつ、導電性基材31に
負側の電荷、すなわち透明電極層33とは逆極性の電荷
が形成されることにより、この導電性トナー8は転写ド
ラム2の表面、つまり高誘電体層32に吸着される。こ
のようにして、転写ドラム2の表面には、上記LEDア
レー10における印字信号に応じた制御スイッチ39の
ON/OFFにより、順次トナー搬送帯3から導電性ト
ナー8が移動し、転写ドラム2に吸着される。
【0039】その後、図1に示すように、転写ドラム2
に吸着された導電性トナー8は、転写ドラム2の回転に
よって、トナー搬送帯3とは反対側に移動し、プラテン
11との間に挟装された用紙12に転写される。次い
で、用紙12に転写された導電性トナー8は、図2に示
す定着ローラ13にて定着され、これによって画像形成
が完成する。
【0040】このように、本実施例のプリンタは、画像
を形成する場合には、まず、収容器側電源36によって
トナー搬送帯3の透明電極層33とトナーカートリッジ
9に収容されている導電性トナー8との間に所定の電圧
が印加される。これにより、トナーカートリッジ9に収
容された導電性トナー8がトナー搬送帯3の表面へ付着
供給される。
【0041】次いで、トナー搬送帯3の表面に付着した
導電性トナー8は、トナー搬送帯3の回転移動により、
転写ドラム2との接触部2aまで搬送される。接触部2
aでは、LEDアレー10によって、印字情報に応じた
光がトナー搬送帯の内側つまり背面から出射される。
【0042】これによって、トナー搬送帯3の光導電層
34に付着していた導電性トナー8は、光励起による電
荷の移動によって、トナー搬送帯3への静電吸着力を失
う。
【0043】また、このとき、転写ドラム2の接触部2
aでは、ドラム側電源37によって転写ドラム2とトナ
ー搬送帯3の透明電極層33との間に所定の電圧が印加
され、かつ、転写ドラム2の表面は高誘電体層32とな
っているので、導電性トナー8は、転写ドラム2の表面
に静電吸着される。この動作は、LEDアレー10によ
る印字情報に応じた光38のON/OFFにより連続し
て行なわれ、これによって、順次、転写ドラム2にトナ
ー像が形成される。その後、このトナー像は用紙12に
転写され定着されて画像が完成する。
【0044】したがって、本実施例のプリンタでは、磁
性トナー又は磁性キャリアを含めた磁気的手段を必要と
せず、また、ドラム側電源37及び収容器側電源36に
おける各印加電圧も低電圧とすることが可能である。さ
らに、従来使用されていた摩擦帯電装置も不要である。
このため、簡単な構成でトナー搬送帯3に導電性トナー
8を吸着させることができ、装置の簡素化、小型化及び
コストダウンを図ることができる。
【0045】また、本実施例では、転写ドラム2は、導
電性基材31の表面に高誘電体層32が形成されてなる
と共に、この高誘電体層32は、PZT(PbZrx
y3 )、PbMZnNbTiO(MはBa又はS
r)、Bax Sry TiO3 、Bix Sry TiO3
はSrx Tiy Oからなっている。
【0046】すなわち、トナー搬送帯3の表面から転写
ドラム2の表面への導電性トナー8の移動は、確実かつ
迅速であることが要求される。また、転写ドラム2によ
る導電性トナー8の吸着力つまり静電引力fを求める上
記式(1)からすると、転写ドラム2の表面における材
質は、静電容量値が大きいことが好ましい。また高いコ
ントラスト画像を得るためには、転写ドラム2の表面へ
の吸着力は、トナー搬送帯3における光導電層34の吸
着力に比較して、10倍以上であることが好ましい。こ
の点、上記の各材料は、比誘電率が30以上のものであ
り上記の吸着力の条件を満たすと共に、スパッタ成膜、
CVD成膜又は塗布コートが可能なものである。したが
って、これらの材料による高誘電体層32の形成によ
り、導電性トナー8の転写ドラム2への転移が確実かつ
安定なものとなり、高印字品位のシリアルプリンターの
提供が可能となる。また、ドラム側電源37の印加電圧
を低電圧に抑えることができ、装置の簡素化、小型化及
びコストダウンを図ることができる。
【0047】また、本実施例のプリンタでは、往復印字
可能となっているので、印字速度の高速化が図れるよう
になっている。
【0048】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図6な
いし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。
なお、説明の便宜上、前記の実施例1の図面に示した部
材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0049】本実施例の画像形成装置としてのプリンタ
は、カラーによる印字ができるようになっている。すな
わち、本実施例の記録ヘッド40は、図6に示すよう
に、前記実施例1に示した記録ヘッド1が転写ドラム
2、トナー搬送帯3、トナーカートリッジ9及びLED
アレー10を1つのユニットとして、4ユニットが1つ
のキャリッジ14の上に横並びに連続したものからなっ
ている。これら4ユニットは、それぞれ同図において左
から順に、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの
各単一色用の記録ヘッドとなっており、イエロートナー
カートリッジ41、マゼンタトナーカートリッジ42、
シアントナーカートリッジ43及びブラックトナーカー
トリッジ44を有している。
【0050】なお、本実施例の記録ヘッド40は、キャ
リッジ14の上に横並びに4ユニットが連続したものか
らなっているが、必ずしもこれに限らず、例えば、図7
に示すように、縦並びに4ユニットを連続配置した記録
ヘッド50とすることも可能である。この記録ヘッド5
0では、上から順にイエロートナーカートリッジ51、
マゼンタトナーカートリッジ52、シアントナーカート
リッジ53及びブラックトナーカートリッジ54が段積
みされている。
【0051】また、記録ヘッド50では、縦方向に長い
4色分の長さを有する転写ドラム2、駆動ローラ7及び
トナー搬送帯3を有しており、このトナー搬送帯3につ
いては、4ユニットに対して1つのトナー搬送帯3を共
用させている。さらに、記録ヘッド50では、LEDア
レー10は、図示しない単一基板上に4個設けられてお
り、フォックスレンズも同様に単一基板上に4個設けら
れている。
【0052】なお、各カートリッジ51・52・53・
54、LEDアレー10、トナー搬送帯3及び転写ドラ
ム2においては、混色を防止するために、各色の間隔
は、図9に示すように、1行印字幅分のギャップ部(導
電性トナー8の付かない部分)を設けている。
【0053】上記の記録ヘッド40によるシリアルカラ
ー印字の方法を以下に説明する。図6に示すように、記
録ヘッド40における各色の配列は、左からイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(B)であり、それぞれが、記録ヘッド40の走査方向
に対して同一線上にあり、しかも、図8(a)に示すよ
うに、相互に一定のヘッド間距離Lだけ離れている。し
たがって、例えば、同図8(a)に示すように、シアン
とマゼンタとの重ね合わせによって得られるグリーンの
文字「1、2、3…」を印字する場合には、マゼンタデ
ータの読出位置は、シアンの読出位置よりもヘッド間距
離Lだけ遅れる。このため、図8(b)に示すように、
シアンの「6」の最初のカラムとマゼンタ「2」の最初
のカラムのデータは同時に転送されて同時に印字され
る。したがって、この直前には、文字「1」はグリーン
で印字完了しているが、「3」〜「5」はシアン色だけ
が印字されている。次いで、記録ヘッド40が1カラム
分、すなわち一文字分だけ右方向に移動し、シアンの
「7」の最初のカラムとマゼンタ「3」の最初のカラム
のデータが同時に転送されて同時に印字される。これを
繰り返すことにより、グリーンの文字「1、2、3…」
を印字することができる。
【0054】このように、記録ヘッド40では、キャリ
ッジ14の走行に伴い、記録ヘッド40の水平方向の配
置差分、つまりヘッド間距離Lだけタイミングをずらし
て印字され、1走査で4色の印字が可能となっている。
なお、キャリッジ14の復路においては、印字される色
の順序は往路と逆になるが、出力されるデータの順序
は、図示しないコントローラで制御されている。
【0055】一方、上記の縦型の記録ヘッド50にて、
図9に示す文字列を印字する場合には、各色のヘッドは
1行置きの間隔を有して配置されているので、図10
(a)に示すように、まず、一行置きにそれぞれの文字
がそれぞれの色に1カラムずつ同時に印字される。次い
で、用紙が1行分上方向に改行される。この状態で、図
10(b)に示すように、偶数行目のそれぞれの文字が
それぞれの色に1カラムずつ同時に印字される。その
後、上記記録ヘッド40の印字方法にて説明したと同様
に各文字について所定色の重ね書きが行なわれる。した
がって、この場合には、メモリとして最低8行分が必要
である。すなわち、図示しないコントローラは、1頁又
は数行分のデータバッファを有し、ヘッドの色毎の配置
間隔に応じたデータを取り出して、ヘッド部へ転送す
る。そして、1走査で色毎に別の行が4行同時に印刷さ
れる。また、次の走査では、ギャップ部が印字される。
【0056】このように、本実施例のプリンタは、少な
くとも転写ドラム2、トナー搬送帯3、トナーカートリ
ッジ9及びLEDアレー10を1つのユニットとして、
複数ユニットが載置台上に並置される。並置の方法は、
横並びでも縦並びでも良い。
【0057】そして、各ユニットのトナーカートリッジ
9には、それぞれ異なる色の導電性トナー8が収容され
ている。
【0058】これによって、カラー印字が可能となり、
記録ヘッド40・50は1組であるため、ヘッド全体も
小型になる。したがって、装置の簡素化、小型化及びコ
ストダウンを図り得るカラー画像形成装置を提供するこ
とが可能となる。また、4行が一回の走査で印字される
ため、印字速度は低下しない。
【0059】さらに、本実施例では、上記の4ユニット
に対し、1つのトナー搬送帯3、転写ドラム2及びLE
Dアレー10を設け、各色で分割使用している。したが
って、これによって、印字速度を低下せずに、コストの
低減を図ることができる。
【0060】さらに、本実施例のプリンタは、イエロー
トナーカートリッジ41・51、マゼンタトナーカート
リッジ42・52、シアントナーカートリッジ43・5
3及びブラックトナーカートリッジ44・54がそれぞ
れ独立しており、色毎に交換可能となっている。このた
め、各色の導電性トナー8を個別に交換することによ
り、ランニングコストの低減が図れるものとなってい
る。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明の画像形成装置は、以上
のように、上記転写ドラムの表面には高誘電体層が形成
される一方、転写ドラムの対向位置には光導電層と透明
電極層との2層からなる帯状かつ環状のトナー搬送帯
が、光導電層を転写ドラムの表面に接触させて回転自在
に設けられ、さらに、上記トナー搬送帯の表面へ導電性
トナーを供給するトナー収容器と、上記トナー搬送帯内
側においてこのトナー搬送帯を挟んだ状態で転写ドラム
に対向して設けられる光照射手段と、転写ドラムとトナ
ー搬送帯の透明電極層との間に所定の電圧を印加するド
ラム側印加手段と、トナー搬送帯の透明電極層とトナー
収容器に収容されている導電性トナーとの間に所定の電
圧を印加する収容器側印加手段とを備えている構成であ
る。
【0062】これにより、磁性トナー又は磁性キャリア
を含めた磁気的手段を必要とせず、また、ドラム側印加
手段及び収容器側印加手段における各印加電圧も低電圧
とすることが可能である。このため、簡単な構成でトナ
ー搬送帯に導電性トナーを吸着させることができ、装置
の簡素化、小型化及びコストダウンを図ることができる
という効果を奏する。
【0063】請求項2の発明の画像形成装置は、以上の
ように、請求項1の画像形成装置において、上記転写ド
ラムは、導電性基材表面に高誘電体層が形成されてなる
と共に、この高誘電体層は、PZT(PbZrx Tiy
3 :X+Y=1)、PbMZnNbTiO(MはBa
又はSr)、Bax Sry TiO3 (X+Y=1)、B
x Sry TiO3 (X+Y=1)又はSrx Tiy
(X+Y=1)からなる構成である。
【0064】これにより、上記の各材料は、比誘電率が
30以上のものであり上記の吸着力の条件を満たすと共
に、スパッタ成膜、CVD成膜又は塗布コートが可能な
ものである。したがって、これらの材料による高誘電体
層の形成により、導電性トナーの転写ドラムへの転移が
確実かつ安定なものとなり、高印字品位のシリアルプリ
ンターの提供が可能となる。また、ドラム側印加手段の
印加電圧を低電圧に抑えることができ、装置の簡素化、
小型化及びコストダウンを図ることができるという効果
を奏する。
【0065】請求項3の発明の画像形成装置は、以上の
ように、請求項1の画像形成装置において、少なくとも
上記転写ドラム、トナー搬送帯、トナー収容器及び光照
射手段を1つのユニットとして、複数ユニットが載置台
上に並置される一方、各ユニットのトナー収容器には、
それぞれ異なる色の導電性トナーが収容されている構成
である。
【0066】これにより、カラー印字が可能となり、装
置の簡素化、小型化及びコストダウンを図り得るカラー
画像形成装置を提供することが可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプリンタの記録ヘッドを示
す平面図である。
【図2】上記記録ヘッドの構造を示す斜視図である。
【図3】上記記録ヘッドの構造を示す断面図である。
【図4】上記記録ヘッドにおけるトナーカートリッジか
らトナー搬送帯への導電性トナーの移動原理を示す説明
図である。
【図5】上記記録ヘッドにおけるトナー搬送帯から転写
ドラムへの導電性トナーの移動原理を示すものであり、
(a)はトナー搬送帯から転写ドラムへの導電性トナー
の移動原理を示す説明図、(b)はLEDアレーを示す
回路図である。
【図6】本発明の他の実施例のプリンタにおける横型の
カラー記録ヘッドを示す斜視図である。
【図7】上記プリンタにおける縦型のカラー記録ヘッド
を示す斜視図である。
【図8】上記横型のカラー記録ヘッドにおける印字方法
を示す説明図であり、(a)は印字パターンを示すも
の、(b)はシアンデータ及びマゼンタデータの各色の
印字方法を示すものである。
【図9】上記縦型のカラー記録ヘッドにおける印字方法
を示すための印字パターンを示す説明図である。
【図10】上記縦型のカラー記録ヘッドにおける印字方
法を示す説明図であり、(a)は最初の行の印字を示す
もの、(b)は第2行目の印字を示すものである。
【図11】従来例を示すものであり、表面露光方式のプ
リンタの構造を示す模式図である。
【図12】他の従来例を示すものであり、背面露光方式
のプリンタを示す模式図である。
【符号の説明】
2 転写ドラム 2a 接触部 3 トナー搬送帯 7 駆動ローラ 9 トナーカートリッジ(トナー収容器) 10 LEDアレー(光照射手段) 14 キャリッジ(載置台) 31 導電性基材 32 高誘電体層 33 透明電極層 34 光導電層 36 収容器側電源(収容器側印加手段) 37 ドラム側電源(ドラム側印加手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を転写ドラムに形成し、このトナ
    ー像を用紙に転写した後定着して画像形成する画像形成
    装置において、 上記転写ドラムの表面には高誘電体層が形成される一
    方、転写ドラムの対向位置には光導電層と透明電極層と
    の2層からなる帯状かつ環状のトナー搬送帯が、光導電
    層を転写ドラムの表面に接触させて回転自在に設けら
    れ、さらに、上記トナー搬送帯の表面へ導電性トナーを
    供給するトナー収容器と、上記トナー搬送帯内側におい
    てこのトナー搬送帯を挟んだ状態で転写ドラムに対向し
    て設けられる光照射手段と、転写ドラムとトナー搬送帯
    の透明電極層との間に所定の電圧を印加するドラム側印
    加手段と、トナー搬送帯の透明電極層とトナー収容器に
    収容されている導電性トナーとの間に所定の電圧を印加
    する収容器側印加手段とを備えていることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記転写ドラムは、導電性基材表面に高誘
    電体層が形成されてなると共に、この高誘電体層は、P
    ZT(PbZrx Tiy 3 :X+Y=1)、PbMZ
    nNbTiO(MはBa又はSr)、Bax Sry Ti
    3 (X+Y=1)、BixSry TiO3 (X+Y=
    1)又はSrx Tiy O(X+Y=1)からなることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】少なくとも上記転写ドラム、トナー搬送
    帯、トナー収容器及び光照射手段を1つのユニットとし
    て、複数ユニットが載置台上に並置される一方、各ユニ
    ットのトナー収容器には、それぞれ異なる色の導電性ト
    ナーが収容されていることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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JP2010145912A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Brother Ind Ltd 現像剤供給装置
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