JPH0863113A - 印刷物の表示方法 - Google Patents

印刷物の表示方法

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JPH0863113A
JPH0863113A JP22562094A JP22562094A JPH0863113A JP H0863113 A JPH0863113 A JP H0863113A JP 22562094 A JP22562094 A JP 22562094A JP 22562094 A JP22562094 A JP 22562094A JP H0863113 A JPH0863113 A JP H0863113A
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JP
Japan
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JP22562094A
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English (en)
Inventor
Masaru Ichii
賢 一井
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面印刷を施した印刷物を用いて、この
印刷物に表示された表示物をより効果的に視認させるこ
とができ、印刷物の商品価値を高め、多くの用途に使用
できる印刷物の表示方法を提供すること。 【構成】 半透明の素材の表裏両面の同一位置に、
同形、同大、同色の表示物30、31を印刷した印刷物
10の表示方法において、前記印刷物10を両面から視
認できるように表示することを特徴とする、印刷物の表
示方法である。また、半透明でインクを透過する性質の
素材の片面から印刷し、表裏両面の同一位置に、同形、
同大、同色の表示物30、31を表示した印刷物10の
表示方法において、前記印刷物10を両面から視認でき
るように表示することを特徴とする、印刷物の表示方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広告用印刷物、装飾用印
刷物等の各種印刷物の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印画シートの両面にカラー印刷を施し、
印画シートの背面側に設置した照明手段により照射する
ことで、表面側から鮮明なカラー画像が視認できる看板
や広告に利用されている、電飾による印刷物の表示方法
が知られている。
【0003】
【本発明の目的】本発明は、前記の両面印刷を施した印
刷物を用いて、この印刷物に表示された表示物をより効
果的に視認させることができ、印刷物の商品価値を高
め、多くの用途に使用できる印刷物の表示方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】すなわち本発明は、半
透明の素材の表裏両面の同一位置に同形同大、同色の表
示物を印刷した印刷物の表示方法において、前記印刷物
を両面から視認できるように表示することを特徴とす
る、印刷物の表示方法である。また、半透明でインクを
透過する性質の素材の片面から印刷し、表裏両面の同一
位置に同形同大、同色の表示物を表示した印刷物の表示
方法において、前記印刷物を両面から視認できるように
表示することを特徴とする、印刷物の表示方法である。
さらに、上記した印刷物の表示方法において、前記印刷
物を表示場所に吊り下げて表示することを特徴とする、
印刷物の表示方法である。さらに、上記した印刷物の表
示方法において、前記印刷物に接着剤を塗布して透明或
いは半透明の表示場所に貼り付けて表示することを特徴
とする、印刷物の表示方法である。さらに、上記した印
刷物の表示方法において、前記印刷物に剥離性及び再粘
着性を有する粘着材を塗布して透明或いは半透明の表示
場所に貼り付けて表示することを特徴とする、印刷物の
表示方法である。さらに、上記した印刷物の表示方法に
おいて、前記印刷物に吸盤を取り付けて透明或いは半透
明の表示場所に付着させて表示することを特徴とする、
印刷物の表示方法である。さらに、上記した印刷物の表
示方法において、前記印刷物の一部或いは全部に支持部
材を取り付け、この支持部材を介して表示場所に取付け
て表示することを特徴とする、印刷物の表示方法であ
る。さらに、上記した印刷物の表示方法において、前記
印刷物の周囲を枠体により包囲し、この枠体を介して表
示場所に取付けて表示するこを特徴とする、印刷物の表
示方法である。さらに、上記した印刷物の表示方法にお
いて、前記印刷物を収容部材に収容して表示することを
特徴とする、印刷物の表示方法である。また、前述した
印刷物の表示方法において、前記収容部材には、前記表
示物視認用の2つの対向する窓部を有するものを用いた
ことを特徴とする、印刷物の表示方法である。また、前
述した印刷物の表示方法において、前記収容部材には、
脚部を有するものを用いたことを特徴とする、印刷物の
表示方法である。また、前述した印刷物の表示方法にお
いて、前記収容部材と前記脚部との角度が可変であるも
のを用いたことを特徴とする、印刷物の表示方法であ
る。さらに、上記したいずれかの印刷物の表示方法にお
いて、前記印刷物に剥離自在のシール材を貼付けて表示
することを特徴とする、印刷物の表示方法である。
【0005】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の印刷物の表
示方法について説明する。 <イ>表示する印刷物 本発明である印刷物の表示方法に使用する印刷物10
は、図1に示すように半透明である印画シート20の表
面21、裏面22の両面の同一位置に、同形、同大、同
色である表示物30、31を夫々印刷することにより、
両面から表示物30、31を視認できる構成や、インク
透過性を有する印画シート20の片面からの印刷によ
り、表裏両面の同一位置に、同形、同大、同色の表示物
30、31を視認できる構成を有するものを使用する。
この際、印画シート20の半透明度は、JIS P−8
138に準拠し、カラーセンサーを用いて測定した値が
35〜80%、好ましくは40〜75%とすることが好
適である。仮に半透明度が上記した範囲より低いと、透
明過ぎて充分な白さが得られず、高過ぎると、不透明で
透過光の効果が得られないため、本発明の目的である優
れた視認効果が期待できない。印刷される表示物30、
31としては例えば風景、名画、肖像、各種キャラクタ
ー、図形等を含むもので、印刷物10の用途や使用目的
に応じて任意に選択して採用する。尚、本発明の印刷物
の表示方法において、印刷物の一部に印刷又は他のシー
トの貼付によって不透明部を設け、その上に文字等が表
現された構成により、表裏共正像である部分を設けても
よい。
【0006】<ロ>印刷物の表示 前述した印刷物10は、例えば以下のように表示され
る。
【0007】(1)吊り表示 公知の吊下げ具を用いて印刷物10を、天井或いは窓の
上部等より吊り下げて表示する。例えば、電車等で見ら
れるような、挟持具に印刷物10の上端縁を挟んで吊り
下げて表示する方法である。これにより視認者が、吊り
下げた印刷物10の表面21側及びに裏面22側の両方
を容易に視認できるようになる。この際、後述する支持
部材、枠体、吸盤等と適宜組合わせて吊り下げを行うこ
とも可能である。
【0008】(2)接着剤を使用 図2の右上に示すように、印刷物10の片面に透明或い
は半透明な接着剤を塗布し、表示場所となる窓ガラス4
0等の透明或いは半透明な表示場所に貼付けて配置す
る。これにより、印刷物10を貼付けた窓ガラス40の
内側と外側のどちらからも、表示物30、31を視認で
きる。
【0009】(3)粘着材を使用 上記接着剤の代わりに、剥離性及び再粘着性を有する透
明或いは半透明の粘着剤を用いることが考えられる。こ
れにより印刷物10は再剥離性を有するため、一度表示
場所に付着させた印刷物10を別の表示場所へ移動する
ことが可能となる。
【0010】(4)吸盤を使用 図2の左下に示すように接着剤及び粘着剤に代って吸盤
50を利用することも考えられる。例えば、クリップ付
吸盤を利用することにより、クリップで印刷物10を挟
持固定し、吸盤50の吸着により印刷物10を透明或い
は半透明な表示場所に配置することが考えられる。ま
た、後述する支持部材、枠体を有する印刷物10の場
合、複数の吸盤50をこれら部材の背面に配置すること
が考えられる。これにより、前述した粘着材による印刷
物10の表示と同様に、一度、表示場所に付着させた印
刷物10を別の表示場所へ移動することが可能となる。
【0011】(5)支持部材を使用 図3に示すように、印刷物10の一部或いは全部を支持
する支持部材60を取り付け、この支持部材60を介し
て表示場所に印刷物10を取付けて表示することも考え
られる。また、支持部材60を介した印刷物10の取付
け方法としては、吊り下げによる方法や、透明或いは半
透明な表示場所へ接着材による貼付け、粘着材又は吸盤
による付着による方法が考えられる。支持部材60は印
刷物10の一辺だけに限らず、各辺に複数組合わせて取
付けることも考えられ、支持部材60が透明部材とする
ならば印刷物10の表示物30、31に重なって取付け
ても視認の妨げにはならないため、印刷物10の全面を
被覆するものであってもよい。
【0012】(6)枠体を使用 図4に示すように、印刷物10の周囲に枠体70を嵌め
て印刷物10を表示することも考えられる。枠体70と
しては、公知のものを使用することが可能であり、枠体
70を印刷物10の周囲に配置することにより、表示物
30、31が際立って見える効果が発生する。従って、
枠体70を配置した印刷物10を窓ガラス50等の透明
或いは半透明部材に貼付けることにより、より美しく印
刷物10の表示物30、31を視認することができる。
また、枠体70を介した印刷物10の取付け方法として
は、吊り下げによる方法や、透明或いは半透明な表示場
所へ接着材による貼付け、粘着材又は吸盤による付着に
よる方法が考えられる。
【0013】(7)収容部材を使用 図5に示すように、印刷物10を収容部材80に収容す
ることにより印刷物10を表示することも考えられる。
例えば収容部材80は、つい盾のように脚部81を有す
る収容体82である。収容体81は、2枚の板材を間隔
をおいて組付けて構成し、印刷物10の表示物30、3
1の視認用の2つの対向する窓部83、83を有するも
のを使用することが考えられる。即ち、印刷物10の表
示物30、31を対向する窓部83、83より露出させ
て、収容部材80の表側からも裏側からも視認できるよ
うになっている。これにより例えば、前述した収容部材
80を通行人の通行方向と面直交する方向に配置するこ
とにより、多くの通行人に印刷物10の両面から視認し
てもらうことが可能となる。また、収容部材80の脚部
81と収容体82の間に角度調整機構84を設け、収容
体82の取付角度を調整自在とすることにより、印刷部
10の表示物30、31に照度差を与え、その鮮明度を
調整することも考えられる。更に脚部81の上面を白く
したり、凹凸のついた金属面にすることで、この照度差
を、より有効に与えることができる。
【0014】(8)シール材の使用 また図6に示すように、印刷物10に貼付け及び引剥が
し自在のシール材90を用いることにより、画などの表
示物30、31と文字との両方を表示することも考えら
れる。その一例として、印刷物10をポストカードとし
て利用することが考えられる。 シール材90にメッセ
ージや住所等を記入し、このシール材90を印刷物10
に貼付け発送することができ、受取者は前記シール材9
0を引剥がすことにより、印刷物10を視認することが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
【0016】透過光及び反射光により両側から表示物を
鮮明に視認できるため、単なる車内等の吊り広告等のよ
うに、不透明シートの両面に印刷した印刷物よりも鮮明
に視認することができる。従って、商品価値の高い、多
用途に使用できる印刷物の表示方法を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷物の表示方法に係る印刷物の説
明図
【図2】 実施例に係る窓ガラスへの印刷物の表示方法
の説明図
【図3】 実施例に係る支持部材を取付けた印刷物の表
示方法の説明図
【図4】 実施例に係る枠体を取付けた印刷物の表示方
法の説明図
【図5】 実施例に係る収容部材による印刷物の表示方
法の斜視図
【図6】 実施例に係るシール材を貼付ける印刷物の表
示方法の説明図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半透明の素材の表裏両面の同一位置
    に、同形、同大、同色の表示物を印刷した印刷物の表示
    方法において、 前記印刷物を両面から視認できるように表示することを
    特徴とする、 印刷物の表示方法。
  2. 【請求項2】 半透明でインクを透過する性質の素材
    の片面から印刷し、表裏両面の同一位置に、同形、同
    大、同色の表示物を表示した印刷物の表示方法におい
    て、 前記印刷物を両面から視認できるように表示することを
    特徴とする、 印刷物の表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物を表示場所に吊り下げて表示
    することを特徴とする、印刷物の表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物に接着剤を塗布して透明或い
    は半透明の表示場所に貼り付けて表示することを特徴と
    する、印刷物の表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物に剥離性及び再粘着性を有す
    る粘着材を塗布して透明或いは半透明の表示場所に貼り
    付けて表示することを特徴とする、印刷物の表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物に吸盤を取り付けて透明或い
    は半透明の表示場所に付着させて表示することを特徴と
    する、印刷物の表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物の一部或いは全部に支持部材
    を取り付け、この支持部材を介して表示場所に取付けて
    表示することを特徴とする、印刷物の表示方法。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物の周囲を枠体により包囲し、
    この枠体を介して表示場所に取付けて表示するこを特徴
    とする、印刷物の表示方法。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2に記載の印刷物の表示
    方法において、前記印刷物を収容部材に収容して表示す
    ることを特徴とする、印刷物の表示方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の印刷物の表示方法に
    おいて、前記収容部材には、前記表示物視認用の2つの
    対向する窓部を有するものを用いたことを特徴とする、
    印刷物の表示方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の印刷物の表
    示方法において、前記収容部材には、脚部を有するもの
    を用いたことを特徴とする、印刷物の表示方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の印刷物の表示方法
    において、前記収容部材と前記脚部との角度が可変であ
    るものを用いたことを特徴とする、印刷物の表示方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
    印刷物の表示方法において、前記印刷物に剥離自在のシ
    ール材を貼付けて表示することを特徴とする、印刷物の
    表示方法。
JP22562094A 1994-08-26 1994-08-26 印刷物の表示方法 Pending JPH0863113A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001220558A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd 表示シート及び表示物
JP2009251579A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hayao Ishitani 印刷表示媒体およびその表示方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001220558A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Teikoku Printing Inks Mfg Co Ltd 表示シート及び表示物
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