JPH086273B2 - パルプ処理法及びその装置 - Google Patents
パルプ処理法及びその装置Info
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- JPH086273B2 JPH086273B2 JP2082895A JP8289590A JPH086273B2 JP H086273 B2 JPH086273 B2 JP H086273B2 JP 2082895 A JP2082895 A JP 2082895A JP 8289590 A JP8289590 A JP 8289590A JP H086273 B2 JPH086273 B2 JP H086273B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- screen
- screening
- screening plant
- cleaner
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はパルプを処理する方法と装置に関する。特
に、これはパルプ工業や製紙工業の懸濁液を処理するた
めに適し、そして更に詳記すると、操作を更に有効にし
かつ装置の必要性を減じ、その結果、投資コストを著し
く減少することができる、パルプ工場のスクリーニング
プラントに関する。
に、これはパルプ工業や製紙工業の懸濁液を処理するた
めに適し、そして更に詳記すると、操作を更に有効にし
かつ装置の必要性を減じ、その結果、投資コストを著し
く減少することができる、パルプ工場のスクリーニング
プラントに関する。
木材パルプはパルプ工業や製紙工業において各種方法
で製造される。パルプは化学的には蒸煮により又は機械
的には摩砕と精製により製造できる。これはまたパルパ
ーで脱繊維化により故紙から製造される。このパルプは
そこから除去されねばならない不純物を多少含有するこ
とはすべてのパルプ製造法に共通している。
で製造される。パルプは化学的には蒸煮により又は機械
的には摩砕と精製により製造できる。これはまたパルパ
ーで脱繊維化により故紙から製造される。このパルプは
そこから除去されねばならない不純物を多少含有するこ
とはすべてのパルプ製造法に共通している。
パルプはスクリーン及びクリーナーによってスクリー
ニングプラントで洗浄される。このスクリーニングはパ
ルプが1から5%の濃度範囲内でスロット付きスクリー
ン又は孔あけスクリーンの何れかによって洗浄される要
素である。通常にはいわゆるセントリークリーナーと称
するクリーナーは、パルプが通常1%未満の低濃度に遠
心力により洗浄する要素である。
ニングプラントで洗浄される。このスクリーニングはパ
ルプが1から5%の濃度範囲内でスロット付きスクリー
ン又は孔あけスクリーンの何れかによって洗浄される要
素である。通常にはいわゆるセントリークリーナーと称
するクリーナーは、パルプが通常1%未満の低濃度に遠
心力により洗浄する要素である。
しかしながら、スクリーニングは二つの問題を有す
る。第一には、貯蔵又は後処理のためパルプ濃度を10か
ら15%の範囲に増加することが通常スクリーニング後は
望ましい。第二には、精製又は何か他の方法によりリジ
ェクトの処理がまた望まれるが、通常はスクリーニング
の場合より高い濃度において望ましい。換言すると、パ
ルプフローはスクリーニング後に常に濃厚化されねばな
らない。
る。第一には、貯蔵又は後処理のためパルプ濃度を10か
ら15%の範囲に増加することが通常スクリーニング後は
望ましい。第二には、精製又は何か他の方法によりリジ
ェクトの処理がまた望まれるが、通常はスクリーニング
の場合より高い濃度において望ましい。換言すると、パ
ルプフローはスクリーニング後に常に濃厚化されねばな
らない。
この問題を完全に解決する試み、例えばスウェーデン
の会社Kamyr Ab.によるものがあった。その解決はスク
リーニング装置中で濃度を8〜15%に上げることを目的
とする。約10%の濃度で作動するスクリーンとクリーナ
ーの両方を開発することに努力がなされた。しかしなが
ら、これは部分的にのみ成功した。スクリーニングとク
リーニングはそれとして高コンシステンシーでかなり成
功しているが、濃度が上昇すると、スクリーンとクリー
ナーの分離効率がかなり低下する。Kamyrは一つの問題
を別の問題と取換えたといわれ、即ち洗浄の効率を犠牲
にして増粘の必要性を排除した。
の会社Kamyr Ab.によるものがあった。その解決はスク
リーニング装置中で濃度を8〜15%に上げることを目的
とする。約10%の濃度で作動するスクリーンとクリーナ
ーの両方を開発することに努力がなされた。しかしなが
ら、これは部分的にのみ成功した。スクリーニングとク
リーニングはそれとして高コンシステンシーでかなり成
功しているが、濃度が上昇すると、スクリーンとクリー
ナーの分離効率がかなり低下する。Kamyrは一つの問題
を別の問題と取換えたといわれ、即ち洗浄の効率を犠牲
にして増粘の必要性を排除した。
本発明は1から5%の濃度範囲でスクリーンによりそ
して1%未満の濃度でセントリークリーナーにより、加
圧された閉鎖空間内でパルプをスクリーンする方法と装
置を含む。この方法と装置の特徴を請求項に記載する。
して1%未満の濃度でセントリークリーナーにより、加
圧された閉鎖空間内でパルプをスクリーンする方法と装
置を含む。この方法と装置の特徴を請求項に記載する。
本発明による方法と装置を、例として、添付図を参照
しながら下記に詳細に説明する。
しながら下記に詳細に説明する。
第1図は今日普通使用されるスクリーニングプラント
の基本図である。その構造と操作を下記に詳細に記載す
る。第1図に示すフローチャートの詳細と著しく異なる
多くの他のスクリーニングチャートが存在するが、第1
図は通常使用されるスクリーニングの基本原理を示す。
添付図面でパルプ供給で使用されるポンプは一般に参照
文字Pで示され、その理由はポンプ自体は本発明に関し
て実質上の意味を有しないからである。
の基本図である。その構造と操作を下記に詳細に記載す
る。第1図に示すフローチャートの詳細と著しく異なる
多くの他のスクリーニングチャートが存在するが、第1
図は通常使用されるスクリーニングの基本原理を示す。
添付図面でパルプ供給で使用されるポンプは一般に参照
文字Pで示され、その理由はポンプ自体は本発明に関し
て実質上の意味を有しないからである。
パルプはパルプ貯蔵部1からノッター2及び中間タン
ク3を通してスクリーン4〜8へ約5%の濃度で供給さ
れ、このスクリーンは第1図の具体例では2段階に分け
られ、第一はスクリーン4及び5からなり第二はスクリ
ーン6,7及び8からなる。最後のスクリーンからの洗浄
されたパルプは一つ又はそれ以上の吸引フィルター9に
移される。ノッター2では、ノット及び類似物の大きな
片はパルプから分離されそして更にノットウォッシャー
10に移され、ここで受容可能な繊維物質がノットパルプ
から分離されそして中間タンク3に戻される。このノッ
ト物質はノットウォッシャー10から取出され、そして次
の処理へ、図の具体例ではノットサイロ11にて移され
る。結束繊維、繊維束及び類似物の小さな不純物はスク
リーン4〜8でパルプから分離される。スクリーン4と
5からのリジェクトは第二のスクリーン12に導かれこの
ためこのスクリーンからのアクセプトは第二のスクリー
ニング段階のスクリーン6,7又は8の中に導かれそして
リジェクトは中間タンク13又は直接にリジェクトシック
ナー14に導かれ、そこから更に供給スクリュー15によっ
て精製段階16へ導かれる。リファイナーからの精製され
たパルプおよび第二段階のスクリーン6,7及び8からの
リジェクトは別の第2スクリーン17に導かれ、そのアク
セプトはクリーナー18に導かれる。クリーナー13からの
アクセプトは中間タンク18又は直接に第一の第2スクリ
ーン12の何れかに導かれる。スクリーンからのアクセプ
トパルプはスクリーニング後支配的である1から2%の
濃度で吸引フィルターに入る。その理由はこの吸引フィ
ルターはより高い入口濃度のパルプを処理をできずかつ
このパルプは重力作動ドロップレッグによってそこから
水を引出すことによって10から15%の濃度に濃厚化され
るからである。この必然的の結果、少なくとも吸引フィ
ルターの配置に対してパルプ工場が約10mの高さで階層
(storey)を有さねばならない。装置の他の部材は必要
と空間により種々の階層で配置される。
ク3を通してスクリーン4〜8へ約5%の濃度で供給さ
れ、このスクリーンは第1図の具体例では2段階に分け
られ、第一はスクリーン4及び5からなり第二はスクリ
ーン6,7及び8からなる。最後のスクリーンからの洗浄
されたパルプは一つ又はそれ以上の吸引フィルター9に
移される。ノッター2では、ノット及び類似物の大きな
片はパルプから分離されそして更にノットウォッシャー
10に移され、ここで受容可能な繊維物質がノットパルプ
から分離されそして中間タンク3に戻される。このノッ
ト物質はノットウォッシャー10から取出され、そして次
の処理へ、図の具体例ではノットサイロ11にて移され
る。結束繊維、繊維束及び類似物の小さな不純物はスク
リーン4〜8でパルプから分離される。スクリーン4と
5からのリジェクトは第二のスクリーン12に導かれこの
ためこのスクリーンからのアクセプトは第二のスクリー
ニング段階のスクリーン6,7又は8の中に導かれそして
リジェクトは中間タンク13又は直接にリジェクトシック
ナー14に導かれ、そこから更に供給スクリュー15によっ
て精製段階16へ導かれる。リファイナーからの精製され
たパルプおよび第二段階のスクリーン6,7及び8からの
リジェクトは別の第2スクリーン17に導かれ、そのアク
セプトはクリーナー18に導かれる。クリーナー13からの
アクセプトは中間タンク18又は直接に第一の第2スクリ
ーン12の何れかに導かれる。スクリーンからのアクセプ
トパルプはスクリーニング後支配的である1から2%の
濃度で吸引フィルターに入る。その理由はこの吸引フィ
ルターはより高い入口濃度のパルプを処理をできずかつ
このパルプは重力作動ドロップレッグによってそこから
水を引出すことによって10から15%の濃度に濃厚化され
るからである。この必然的の結果、少なくとも吸引フィ
ルターの配置に対してパルプ工場が約10mの高さで階層
(storey)を有さねばならない。装置の他の部材は必要
と空間により種々の階層で配置される。
前記のスクリーニングは若干の問題を有する。第一
に、フィルター9と14によりパルプを濃厚化する場合、
またパルプの移送において、多くの空気がパルプと濾液
に混合して、例えば起泡を生ずる。また前記のフィルタ
ーに必要な建物高さは著しい欠点と考えられる。仮にス
クリーニングプラントが空気とパルプの混合を阻止する
ように加圧された構造のものでありかつ水力的に密閉さ
れているならば、上記欠点はすべて排除されよう。
に、フィルター9と14によりパルプを濃厚化する場合、
またパルプの移送において、多くの空気がパルプと濾液
に混合して、例えば起泡を生ずる。また前記のフィルタ
ーに必要な建物高さは著しい欠点と考えられる。仮にス
クリーニングプラントが空気とパルプの混合を阻止する
ように加圧された構造のものでありかつ水力的に密閉さ
れているならば、上記欠点はすべて排除されよう。
第二に、非常に多くの装置が必要である。例えば、ス
クリーンが二つの連続した段階で配置され、第1段階は
並列で連結された二つのスクリーンを含み、第2段階は
並列で連結された三つのスクリーンを含む。非常に多く
の装置が必要であり、その理由は各装置においてできる
だけ高い分離効率が目的とされるからである。換言する
と、所望の画分が望ましくない画分から完全に分離され
るように試みられ、即ち理想はリジェクト比をできるだ
け小さく保つことにある。これはパルプが装置中で比較
的長い時間の間循環することを生じ、これによって装置
の最大性能の一部のみが使用される。
クリーンが二つの連続した段階で配置され、第1段階は
並列で連結された二つのスクリーンを含み、第2段階は
並列で連結された三つのスクリーンを含む。非常に多く
の装置が必要であり、その理由は各装置においてできる
だけ高い分離効率が目的とされるからである。換言する
と、所望の画分が望ましくない画分から完全に分離され
るように試みられ、即ち理想はリジェクト比をできるだ
け小さく保つことにある。これはパルプが装置中で比較
的長い時間の間循環することを生じ、これによって装置
の最大性能の一部のみが使用される。
第三に、処理されるべき懸濁液の低濃度が問題とな
る。フィルター表面の作動効率を比較する時に吸引フィ
ルターは決して最も効率の良い型式のフィルターではな
いことを無視するとしても、低い濃度それ自体は大きな
フィルターを必要とする。例えば、フィルターに入るパ
ルプの濃度は1.5%であり、そして次にフィルターで15
%に上げることが考えられる。フィルターにより乾燥繊
維パルプを15トン製造するために15%の懸濁液を全部で
100トンをそこから取出さねばならない。この結果とし
て、フィルターに入る1.5%パルプから液体900トンが除
去されねばならない。フィルターに入るパルプの濃度が
3%である場合には、単に400トンの液体を除去する必
要があり、入口濃度が4.5%の場合には、僅か233トンの
液体を除去する。かくして、フィルターの公称上の濃厚
性能が変わらない場合には、入口濃度を3倍にすること
によって、濃厚化面積が低い濃度に必要な濃厚化装置の
濃厚化面積の僅か約4分の1である装置で管理すること
が可能である。
る。フィルター表面の作動効率を比較する時に吸引フィ
ルターは決して最も効率の良い型式のフィルターではな
いことを無視するとしても、低い濃度それ自体は大きな
フィルターを必要とする。例えば、フィルターに入るパ
ルプの濃度は1.5%であり、そして次にフィルターで15
%に上げることが考えられる。フィルターにより乾燥繊
維パルプを15トン製造するために15%の懸濁液を全部で
100トンをそこから取出さねばならない。この結果とし
て、フィルターに入る1.5%パルプから液体900トンが除
去されねばならない。フィルターに入るパルプの濃度が
3%である場合には、単に400トンの液体を除去する必
要があり、入口濃度が4.5%の場合には、僅か233トンの
液体を除去する。かくして、フィルターの公称上の濃厚
性能が変わらない場合には、入口濃度を3倍にすること
によって、濃厚化面積が低い濃度に必要な濃厚化装置の
濃厚化面積の僅か約4分の1である装置で管理すること
が可能である。
第2図は本発明の望ましい態様による方法及びこれに
必要な装置を詳細に示す。パルプはタンク1からノッタ
ー2へそして更にスクリーン21を通してドラムディスプ
レースメント装置23に供給される。スクリーニングは1
から5%の濃度範囲で、通常には3から5%の濃度範囲
で起こる。ドラムディスプレイスメント装置23は入口パ
ルプの圧力でパルプを10から15%のコンシステンシーに
濃厚化するセルを備えたドラムである。空気はこの工程
に入らない。ドラムディスプレイスメント装置の具体例
は、例えば、米国特許第4,502,171号に開示される。
必要な装置を詳細に示す。パルプはタンク1からノッタ
ー2へそして更にスクリーン21を通してドラムディスプ
レースメント装置23に供給される。スクリーニングは1
から5%の濃度範囲で、通常には3から5%の濃度範囲
で起こる。ドラムディスプレイスメント装置23は入口パ
ルプの圧力でパルプを10から15%のコンシステンシーに
濃厚化するセルを備えたドラムである。空気はこの工程
に入らない。ドラムディスプレイスメント装置の具体例
は、例えば、米国特許第4,502,171号に開示される。
第1スクリーン21からのリジェクトパルプは第2スク
リーン22へ直接に供給され、そのアクセプトは第1スク
リーン21へ戻されそしてリジェクトは加圧され、閉鎖さ
れたシックナー24に導かれ、そこから加圧状態のパルプ
がフィードスクリューなしでリファイナー25へ流れる。
パルプは低い濃度でシックナー24の中に供給されそして
濾液は乱流効果の間に除かれる。好適な寸法(直径1−
2mm)の孔の選択が濾液と共に排出される主要な繊維に
寄与し、そして次に残りの濃厚化リジェクトパルプが更
に精製段階へ流れる。かくして、またリジェクトパルプ
の精製と濃厚化が加圧でなされそして空気はパルプと混
合しない。要素24はFI特許出願第874854号に開示され
る。シックナー24からの濾液とドラムディスプレイスメ
ント要素23からの濾液はクリーナー18に洗浄されるべき
パルプと共に供給され、そしてこれらのクリーナーによ
り受入られた画分はシックナー26に導かれ、その濾液は
またクリーナー18に供給される。シックナー26はFI特許
出願第873020号に開示される加圧水分離器である。かく
して、またその後に行なわれたパルプクリーニングと濃
厚化は加圧されかつ閉鎖された状態で行なわれる。
リーン22へ直接に供給され、そのアクセプトは第1スク
リーン21へ戻されそしてリジェクトは加圧され、閉鎖さ
れたシックナー24に導かれ、そこから加圧状態のパルプ
がフィードスクリューなしでリファイナー25へ流れる。
パルプは低い濃度でシックナー24の中に供給されそして
濾液は乱流効果の間に除かれる。好適な寸法(直径1−
2mm)の孔の選択が濾液と共に排出される主要な繊維に
寄与し、そして次に残りの濃厚化リジェクトパルプが更
に精製段階へ流れる。かくして、またリジェクトパルプ
の精製と濃厚化が加圧でなされそして空気はパルプと混
合しない。要素24はFI特許出願第874854号に開示され
る。シックナー24からの濾液とドラムディスプレイスメ
ント要素23からの濾液はクリーナー18に洗浄されるべき
パルプと共に供給され、そしてこれらのクリーナーによ
り受入られた画分はシックナー26に導かれ、その濾液は
またクリーナー18に供給される。シックナー26はFI特許
出願第873020号に開示される加圧水分離器である。かく
して、またその後に行なわれたパルプクリーニングと濃
厚化は加圧されかつ閉鎖された状態で行なわれる。
前記の第2図に示した装置と第1の装置を比較する時
に、スクリーンの数と濃厚化の方法の両方に差があるこ
とが判る。濾液が小さな加圧シックナーに移される時に
は、工場のレイアウトはコンパクトであり、そして推定
によれば、必要な建物容積は従来のスクリーニングプラ
ントにより必要な建物容積の半分以下である。第1図に
よるリジェクト処理装置は吸引フィルター、供給スクリ
ュー及びリファイナー自体を含む。そこで、リジェクト
処理がかなりより小さな寸法のシックナーで、そして供
給スクリューなしで行なわれる。クリーナーの数は実質
上変わらなかった。第1図の装置と比較して唯一つの付
加はクリーナーから受取ったアクセプトのためのシック
ナー26である。これはクリーナーに必要な濃度レベルか
らスクリーニングに必要なレベルまで懸濁液を濃厚化す
る。濃厚化要素はスクリーニングプラントで最後に配置
される。現在のシステムによれば、二つのこの装置、即
ち吸引フィルターが必要である。これらは4×8mの寸法
のものであり、ここでドラム直径は4mでありそしてドラ
ム長さは8mである。本発明によるシステムにおいて、た
だ一つの3.5×5mの濃厚化装置が必要であるのみであ
る。
に、スクリーンの数と濃厚化の方法の両方に差があるこ
とが判る。濾液が小さな加圧シックナーに移される時に
は、工場のレイアウトはコンパクトであり、そして推定
によれば、必要な建物容積は従来のスクリーニングプラ
ントにより必要な建物容積の半分以下である。第1図に
よるリジェクト処理装置は吸引フィルター、供給スクリ
ュー及びリファイナー自体を含む。そこで、リジェクト
処理がかなりより小さな寸法のシックナーで、そして供
給スクリューなしで行なわれる。クリーナーの数は実質
上変わらなかった。第1図の装置と比較して唯一つの付
加はクリーナーから受取ったアクセプトのためのシック
ナー26である。これはクリーナーに必要な濃度レベルか
らスクリーニングに必要なレベルまで懸濁液を濃厚化す
る。濃厚化要素はスクリーニングプラントで最後に配置
される。現在のシステムによれば、二つのこの装置、即
ち吸引フィルターが必要である。これらは4×8mの寸法
のものであり、ここでドラム直径は4mでありそしてドラ
ム長さは8mである。本発明によるシステムにおいて、た
だ一つの3.5×5mの濃厚化装置が必要であるのみであ
る。
他方、本発明によるシステムの作用は性能が最大であ
るようにスクリーン自体が寸法を有しかつ性能が最適化
されることに基づくもので、これによってリジェクト比
が比較的高く、約20から30%である。かくして、スクリ
ーンからのアクセプトはシックナーに直接に供給される
ものとして完全に清浄でありかつ好適であり、第二のス
クリーニング段階を排除する。第2スクリーン22の仕事
は第1スクリーンからのリジェクト、即ち懸濁液を処理
することにあり、これはなお多量の受入可能な繊維画分
を含み、これは第1スクリーンに戻される。従って、こ
の方法でスクリーン22は第1段階のスクリーンからのリ
ジェクトを処理する第1図のスクリーン12に対応する。
るようにスクリーン自体が寸法を有しかつ性能が最適化
されることに基づくもので、これによってリジェクト比
が比較的高く、約20から30%である。かくして、スクリ
ーンからのアクセプトはシックナーに直接に供給される
ものとして完全に清浄でありかつ好適であり、第二のス
クリーニング段階を排除する。第2スクリーン22の仕事
は第1スクリーンからのリジェクト、即ち懸濁液を処理
することにあり、これはなお多量の受入可能な繊維画分
を含み、これは第1スクリーンに戻される。従って、こ
の方法でスクリーン22は第1段階のスクリーンからのリ
ジェクトを処理する第1図のスクリーン12に対応する。
他方、本発明による方法と装置の作用は外部の空気が
工程に入ることができないように全スクリーニングが過
圧力で行なわれることに基づいている。これは処理した
懸濁液を加圧するためにシステムのごく僅かのキイポイ
ントにポンプ装置を配置することにより得られ、そのた
め懸濁液が一つの装置から他の装置へ前記の圧力により
移されよう。更に特に、このスクリーニングプラントは
多くのポンプ−スクリーン/クリーナー−シックナー組
合わせに分割され、そこで各ポンプの供給圧力は過圧力
を保つのに十分であり、このため一方では、外部のガス
がシステムに入ることを許さず、そして他方では、濃厚
化のために必要な圧力差は各組合わせのポンプユニット
から生ずる。
工程に入ることができないように全スクリーニングが過
圧力で行なわれることに基づいている。これは処理した
懸濁液を加圧するためにシステムのごく僅かのキイポイ
ントにポンプ装置を配置することにより得られ、そのた
め懸濁液が一つの装置から他の装置へ前記の圧力により
移されよう。更に特に、このスクリーニングプラントは
多くのポンプ−スクリーン/クリーナー−シックナー組
合わせに分割され、そこで各ポンプの供給圧力は過圧力
を保つのに十分であり、このため一方では、外部のガス
がシステムに入ることを許さず、そして他方では、濃厚
化のために必要な圧力差は各組合わせのポンプユニット
から生ずる。
本説明の当初に言及した経済的利点は下記の比較計算
の結果を検討する時に最も良く判る。
の結果を検討する時に最も良く判る。
本発明による方法と装置を適用するスクリーニングプ
ラントでのエネルギー消費は従来のスクリーニングプラ
ントにおけるものより約34%少ない。
ラントでのエネルギー消費は従来のスクリーニングプラ
ントにおけるものより約34%少ない。
パルプ工場における建物と装置のコストは参照数字10
0が従来のスクリーニングプラントにおけるコストを示
すならば下記のように分布する。
0が従来のスクリーニングプラントにおけるコストを示
すならば下記のように分布する。
対象物 従来のプラント 本発明 管 100 61 サービスプラットフォーム 100 60 弁 100 49 ポンプ 100 74 ミキサー 100 00 建物 100 29 合計 100 52 かくして、3分の1に切下げられるエネルギー消費と
は別に、電化、計測化及び主装置を除いて(計算にこれ
を含めるとあまりにも不正確と不特定の評価を引起こ
す)、装置と建物のコストは従来のパルプ工場の対応す
る投資の僅かに約半分であることが評価されよう。
は別に、電化、計測化及び主装置を除いて(計算にこれ
を含めるとあまりにも不正確と不特定の評価を引起こ
す)、装置と建物のコストは従来のパルプ工場の対応す
る投資の僅かに約半分であることが評価されよう。
結論としては、前記に濃度がクリーニング効率を犠牲
にして上げられる必要のないように閉鎖され、加圧され
た空間でパルプをスクリーンしかつ洗浄する方法が記載
される。パルプがスクリーンされ、洗浄されそしてリジ
ェクトが閉鎖空間で処理され、そのためクリーニング操
作自体はそれらに最適な濃度で行なわれ、パルプはなお
後処理段階へ導かれる時に高い濃度にある、ことの等価
の方法は以前に開示されていない。本発明の方法と装置
は前記の具体例に限定されないが、これらは請求項の範
囲内のすべての具体例をカバーする。
にして上げられる必要のないように閉鎖され、加圧され
た空間でパルプをスクリーンしかつ洗浄する方法が記載
される。パルプがスクリーンされ、洗浄されそしてリジ
ェクトが閉鎖空間で処理され、そのためクリーニング操
作自体はそれらに最適な濃度で行なわれ、パルプはなお
後処理段階へ導かれる時に高い濃度にある、ことの等価
の方法は以前に開示されていない。本発明の方法と装置
は前記の具体例に限定されないが、これらは請求項の範
囲内のすべての具体例をカバーする。
第1図は従来技術によるスクリーニングプラントの基本
的機構図であり、そして第2図は本発明の方法と装置に
よるスクリーニングプラントの機構図である。
的機構図であり、そして第2図は本発明の方法と装置に
よるスクリーニングプラントの機構図である。
Claims (9)
- 【請求項1】不純物をスクリーニング及び/又はクリー
ニングにより脱繊維化パルプから分離し、このように洗
浄したパルプを10から20%の濃度に濃厚化しそしてさら
にこの処理工程に供給し、更にスクリーニングと濃厚化
のために適用可能な繊維物質をスクリーンしそして脱繊
維化して前記の不純物をスクリーニングプラントでさら
に処理しそして種々のスクリーニング段階の後に適用不
能な不純物をスクリーニングプラントから除去し、種々
のパルプスクリーニング及び/又はクリーニング段階を
スクリーニングプラントの閉鎖、加圧空間で行う、パル
プ工場のスクリーニングプラントでパルプを処理する方
法において、前記のスクリーニング及び/又はクリーニ
ング段階の初期圧力では、加圧状態で濃厚化段階を行う
ことを特徴とする、上記パルプの処理方法。 - 【請求項2】処理パルプの濃度はスクリーニング中2か
ら5%の範囲内に保持する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】スクリーンに懸濁液を導く前に、クリーナ
ーの出口圧力でこのクリーナーの後にこの懸濁液を濃厚
化する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】スクリーン/スクリーン(複数)からの懸
濁液を2〜5%の濃度から10〜20%の濃度にスクリーン
/スクリーン(複数)の出口圧力で濃厚化する、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項5】スクリーン/スクリーン(複数)/クリー
ナーからのリジェクトは、シックナーを通して及び/又
はスクリーン/クリーナーの濃厚化段階を通して更に精
製段階へスクリーン/スクリーン(複数)/クリーナー
の出口圧力で導かれる、請求項1に記載した方法。 - 【請求項6】スクリーニングプラントのすべての濃厚化
操作を吸引効果なしで過圧力で行なう、請求項1に記載
した方法。 - 【請求項7】複数のスクリーン、クリーナー、シックナ
ー及びポンプを包含し、パルプ工場のスクリーニングプ
ラントにてパルプを処理する装置において、スクリーニ
ングプラントのすべての要素(P,2,18,21,22,23,24,25,
26)は閉鎖されかつ加圧状態で作動しそしてスクリーニ
ングプラントが少なくとも一つのポンプ(P)−シック
ナー(23,24,26)組合わせを含むように各々互いに配置
されることを特徴とする、上記パルプ処理装置。 - 【請求項8】スクリーニングプラントは加圧状態で作動
する、ポンプ(P)−シックナー(24)−フィブライザ
ー/リファイナー(25)の少なくとも一つの閉鎖された
組合わせを含む、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】スクリーニングプラントは多数のポンプ
(P)−スクリーン(2,21,22)/クリーナー(18)−
シックナー(23,24,26)組合せを含み、これによって各
シックナー(23,24,26)に必要な過圧力が各組合せのポ
ンプユニット(P)から得られる、請求項7に記載の装
置。
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