JPH086267Y2 - コーン付電磁流量計 - Google Patents

コーン付電磁流量計

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JPH086267Y2
JPH086267Y2 JP9774389U JP9774389U JPH086267Y2 JP H086267 Y2 JPH086267 Y2 JP H086267Y2 JP 9774389 U JP9774389 U JP 9774389U JP 9774389 U JP9774389 U JP 9774389U JP H086267 Y2 JPH086267 Y2 JP H086267Y2
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JP9774389U
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JPH0336926U (ja
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信泰 村瀬
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコーン付電磁流量計の改良に関する。
〔従来技術〕
電磁流量計の流路に防錘形のコーンを配設したいわゆ
るコーン付電磁流量計を本願出願人は先に提案した。
かゝるコーン付電磁流量計の要部を第3図乃至第8図
に示す。流体を流す流路(1)を形成する管2の中央に
は防錘形のコーン3が支持部材4と5により支持されて
いる。この支持部材4と5はそれぞれ両端が管2の内側
に固定され、その断面(X1−X1断面)が航空機の翼と同
様の流線形断面(第5図)であることから翼とも呼ばれ
ている。コーン3は管2の中心軸X−Xの廻りに第3図
(a)のほゞ楕円形を回転させた回転体の形状で、その
断面、Y−Y断面、Y1−Y1断面Y2−Y2断面をそれぞれ第
6図乃至第8図に示す。第8図の6−6断面では翼と呼
ばれる支持部材5と一体的に形成されている。
第3図乃至第8図は、磁束発生手段とか、電極の構造
は省略して図示していないが、これらは公知のことであ
る。
コーン付電磁流量計は流路1がコーン3の存在により
絞られ、コーン3の中央部即ちY−Y線付近で左右方向
の流れに直角な流路断面積が小さくなり、流速が早くな
る。そのため、この付近に取付けられている電極に生じ
る誘起電圧を大きく出来るため、計測できる流量範囲を
大きくできる。
〔本考案が解決しようとする課題〕
コーン付電磁流量計では、流れの方向(第3図の左右
方向)に直角な流路断面積が、管2の内径Dから決まる
断面積πからコーン3と支持部材4,5の断面積を引いた
差になるため、位置xによって流路断面積が決められ
る。管2の左端から右方へ距離xをとると、χの位置に
対応する流路断面積Sは第3図(b)のように変化す
る。
今流れが図の右から左の方向に流れている場合につい
て考えると、第3図(a)のY2−Y2断面付近で流路断面
積は極小値をとり、支持部材5の左端で極大値となり、
さらに左にいくと再び次第に小さくなり、Y−Y断面付
近で最小値となる。そのため支持部材5の下流端である
符号3aで示す付近や、支持部材5のわずか下流のコーン
3の一部で符号3aで示す付近にキャビテーションが発生
し、この部分にコロージョン(腐食)が発生しコーン3
が破壊したり、電極付近の流れに泡がまじる事により流
量計の指示がふらつくことになる。
流れが逆に、左から右方向の場合は、支持部材4の下流
端の符号4aで示す付近や、支持部材4のわずか下流のコ
ーン3の一部で符号3bで示す付近にキャビテーションが
発生し、この部分にコロージョンを発生するという問題
点があった。
本考案はこのような問題点を解消するために支持部材
4や5の電極に近い下流端にキャビテーションが発生し
ないようにコーン3の形状を定めたコーン付電磁流量計
を提案するのが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のコーン付電磁流
量計においては、コーンと該コーンを支持する支持部材
の流れに直角な断面の合計面積が流れの下流の電極近く
になる程増大する増加関数になるようにコーンの断面形
状を定めたものである。
〔作用〕
上記のようにコーンの断面形状を定めたので、流れに
直角な流路断面積Sは支持部材の前部から電極に近い後
部にいくほど小さくなり、支持部材のすぐ下流にキャビ
テーションを生じることがない。従って支持部材の電極
に近い下流端や、支持部材の電極に近い下流端付近のコ
ーンの部分に腐食を生じることが防止できると共にキャ
ビティーションによる泡が流量計の指示をふらつかせる
ことも防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例で、コーン3の左右端付近の
形状が従来のものと比較してやせている。従来のものゝ
形状を比較の意味で2点鎖線3´で示す。第1図(a)
のY3−Y3断面を示す第2図で明らかなように、コーン3
のこの部分での直径が従来品より小さくなっている。電
極は図示されていないが、流量計の中央部、図のY−Y
線付近に配設されている。流路断面積Sは第1図(b)
に示すように、支持部材4の付近では符号イで示すごと
く、距離χが増大する程単調に減少する関数となってい
る。又、支持部材5の付近では符号イ´に示すように、
距離xが減少する程単調に流路断面積Sが減少する関数
となっている。なお第1図(b)でロ,ロ´の2点鎖線
は従来のものゝ流路断面積を比較して示したものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コーンの一端から電極に近いコーン
の中央部に向って流れる流れが、前記コーンの一端を支
持する支持部材の下流端付近でキャビテーションを生じ
ることがないためこの付近の支持部材やコーンが腐食す
ることがない。かつ電極付近を泡が流れる事がなく電磁
流量計の指示がふらつく事が無い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の実施例の一部縦断側面図、第1
図(b)は第1図(a)の実施例の流路断面積を示す線
図、第2図は第1図のY3−Y3断面図、第3図(a)は従
来技術の一部縦断側面図、第3図(b)は第3図(a)
の従来技術の流路断面積を示す線図、第4図は第3図
(a)の従来技術のコーンと支持部材の斜視図、第5図
は第3図(a)のX1−X1断面図、第6図乃至第8図はそ
れぞれ第3図(a)のY−Y断面、Y1−Y1断面、Y2−Y2
断面である。 1……流路、2……管、3……コーン、4,5……支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路(1)を有する管(2)の中心に、流
    れの方向に長手形状の防錘形コーン(3)を配設すると
    共に、コーン(3)の両端部を管(2)に支持する支持
    部材(4),(5)を有し、かつ中央部に電極を有する
    電磁流量計において、コーン(3)と支持部材(4),
    (5)の流れに直角な断面の合計面積が流れの下流の電
    極近くになる程増大する増加関数になるようにコーン
    (3)の断面形状を定めたことを特徴とするコーン付電
    磁流量計。
JP9774389U 1989-08-21 1989-08-21 コーン付電磁流量計 Expired - Lifetime JPH086267Y2 (ja)

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JP9774389U JPH086267Y2 (ja) 1989-08-21 1989-08-21 コーン付電磁流量計

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JPH0336926U JPH0336926U (ja) 1991-04-10
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