JPH0862676A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0862676A
JPH0862676A JP19694994A JP19694994A JPH0862676A JP H0862676 A JPH0862676 A JP H0862676A JP 19694994 A JP19694994 A JP 19694994A JP 19694994 A JP19694994 A JP 19694994A JP H0862676 A JPH0862676 A JP H0862676A
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camera
light emitting
cartridge
patrone
strobe
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Hidenori Sakurai
英則 桜井
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ストロボ発光部を内蔵し、パトローネ室蓋を有
するカメラにおいて、スペース効率も有利となるレイア
ウトを有するカメラを提供する。 【構成】ストロボ発光部を内蔵するカメラにおいて、フ
ィルムパトローネ3を装填するためのパトローネ室12
の上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋4と、上
記パトローネ室蓋4内に設置したストロボ発光部14と
を具備しており、パトローネ室蓋4内に該ストロボ発光
部14を配設することによりスペ−スの有効利用がで
き、しかも、ストロボ発光部14を撮影光学系から離し
て位置せしめることができ、ストロボ撮影時の赤目発生
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ、詳しくは、
パトローネ装填用のパトローネ室蓋を有するカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の35mmロールフィルムを使用す
るカメラにおいては、パトローネ室の遮蔽蓋、即ち、後
蓋に組み込まれる機能について種々のものが提案され、
また、実用化されている。例えば、特開昭59−152
428号公報に開示されているデータ写し込みカメラ
は、パトローネ室の遮蔽蓋、即ち、後蓋にデータ記録装
置が設置されている。 また、近年のカメラでは、後
蓋にモード切換スイッチやコマ数計表示などを行うLC
D部材を配設する構造も採用されるようになっている。
【0003】また、特開平2−198434号公報に開
示されているストロボ付カメラに於いては、パトローネ
室の上部にストロボを配設しており、パトローネ室の後
蓋に設置される部材はない。また、従来の移動可能なス
トロボ内蔵のカメラは、パトローネ室の後蓋の支持軸と
ストロボを支持する回転軸は、別体で形成される構造を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パトローネ室の遮蔽フ
タをカメラ上部に設置する構造を有するカメラを考えた
場合、例えば、上述の特開平2−198434号公報の
カメラの構造を適用すると、ストロボの設置できるスペ
ースがなくなると共に、パトローネ室上部は全て遮蔽蓋
で占有され、スペースの有効利用ができいない。
【0005】また、上述の特開昭59−152428号
公報のカメラのようにパトローネ室の遮蔽蓋、即ち、後
蓋にデート機能を付した構造では、カメラの上部に遮蔽
フタがある場合には、カメラ上部には写し込み光学系も
配設されるために、カメラ上部の配置が複雑化するとい
う大きな障害が生じる。
【0006】また、従来の移動可能なストロボ内蔵のカ
メラにおいては、パトローネ室の遮蔽蓋の開閉軸とスト
ロボの回動軸は別部材で形成されており、コスト的に不
利となり、また、配置スペースも2ヶ所を必要としてい
た。
【0007】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、本発明の第1の目的は、ストロ
ボ発光部、即ち、閃光発光装置を内蔵するカメラにおい
て、パトローネ室の遮蔽用のパトローネ室蓋をカメラの
上部に配置し、かつ、ストロボ発光部、即ち、閃光発光
部を赤目軽減のため、撮影光学系の中心からより遠くへ
離して配置するために、パトローネ蓋の近傍に設置する
必要があるとき、コスト的にも、スペース効率上も有利
となるレイアウトを提供することである。
【0008】また、本発明の第2の目的は、閃光発光装
置を内蔵し、パトローネ室蓋がカメラの上部に配置する
カメラにおいて、上記パトローネ蓋の近傍のスペ−スを
有効利用を図ったものを提供することである。即ち、パ
トローネ蓋をカメラ上部に設けた場合、該パトローネ蓋
の厚みが厚いために、パトローネ室の上部とカメラの上
部までの間に無駄なスペースが発生し、スペース効率が
悪くなる可能性があるが、そのスペ−ス効率の悪化を避
けることのできるカメラを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明の第3の目的は、閃光発光装
置を内蔵するカメラにおいて、パトローネ室蓋と閃光発
光部との配置によりコスト低減及びスペースの有効利用
を図ることのできるカメラを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の1つ
のカメラは、閃光発光装置を内蔵するカメラにおいて、
フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部に開閉
可能に配設されたパトローネ室蓋と、上記パトローネ室
蓋に設置した閃光発光部とを具備し、上記閃光発光部が
上記パトローネ蓋に設置されていることから、カメラの
形状がコンパクトにまとめられる。
【0011】本発明の他の1つのカメラは、閃光発光装
置を内蔵するカメラにおいて、フィルムパトローネを装
填するため、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトロ
ーネ室蓋と、上記パトローネ室蓋の前部に併設した閃光
発光部とを具備しており、パトローネ室蓋の前部に閃光
発光部を配置することによって、スペ−スを有効に利用
している。
【0012】本発明の更に他の1つのカメラは、閃光発
光装置を内蔵するカメラにおいて、フィルムパトローネ
を装填するため、カメラ上部に開閉可能に配設されたパ
トローネ室蓋と、上記パトローネ室蓋の下に併設した閃
光発光部とを具備しており、パトローネ室蓋の前部に閃
光発光部を配置することによって、スペ−スを有効に利
用している。
【0013】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例のカメラの外観の斜視
図を示し、図2は、本実施例のカメラの正面図を示し、
図3は、本実施例のカメラのパトローネ室周りの縦断面
を示している。なお、本実施例のカメラに適用されるフ
ィルムパトローネ3は、装填前の状態ではフィルム23
がパトローネ3内に巻き込まれており、カメラ装填後、
フィルムをパトローネ外に送り出して巻き上げを行う、
所謂、ドロップイン方式のパトローネとする。従って、
パトローネ3は、カメラの後蓋を開いて装填するのでは
なく、上記図1の斜視図に示すパトローネ室上方に配置
される遮蔽用パトローネ室蓋4を開放して、挿入され
る。
【0014】図1等に示すように本実施例のカメラのカ
メラ本体15には、主に撮影レンズ2とレリーズ釦1が
配設されており、上述のようにパトローネ室12の右方
上部にはパトローネ室遮蔽用のパトローネ室蓋4が支持
軸6に支持されて回動開閉自在に支持されている。
【0015】そして、上記パトローネ室蓋4は、ある程
度の厚みを有しており、その前面部に閃光発光部である
ストロボ発光部14を構成するストロボパネル8が配設
され、その内部に該ストロボ発光部14を構成するスト
ロボ反射傘9、キセノン管10、、および、コンデンサ
11が内蔵される。但し、上記コンデンサ11はパトロ
ーネ室蓋4内ではなく、本体15側に取り付けてもよ
い。また、ストロボ基板を上記パトローネ室蓋4に内蔵
してもよい。
【0016】上述のような構成を有する本実施例のカメ
ラにおいては、パトローネ室蓋4内にストロボ発光部1
4を設置することによって、パトローネ室3の上部のス
ペースを有効利用すると共に、ストロボ発光部14を撮
影レンズ2の撮影光軸から遠ざけることができ、赤目軽
減にも効果のある配置が得られる。
【0017】次に、上記第1実施例のカメラの各変形例
について説明する。図4は、上記第1実施例の変形例の
カメラの要部外観の斜視図であるが、該カメラは、回動
可能なパトローネ室蓋4内に赤目軽減手段としてのラン
プ16を設置した変形例である。その他の構成は、前記
第1実施例のカメラの場合と同一であり、図4におい
て、該構成部材の符号は同一の符号を付している。本変
形例によると、前記第1実施例のものと同様にパトロー
ネ室3の上部のスペースを有効利用することができる。
【0018】なお、パトローネ装置蓋4には上記赤目軽
減用ランプ16とストロボ発光部をともに内蔵するよう
にしてもよい。また、上記赤目軽減用ランプ16の代わ
りにリモコン投光、受光手段、ストロボ充電表示手段と
しての表示ランプ、セルフ表示手段としての表示ランプ
等を設置してもスペース有効利用が図れる。
【0019】また、図5は、前記第1実施例の別の変形
例のカメラの要部外観の斜視図である。該カメラは、回
動可能なパトローネ室蓋4内にファインダー光学系のレ
ンズ17を配置した変形例である。その他の構成は、前
記第1実施例のカメラの場合と同一であり、図5におい
ても該構成部材の符号は同一の符号を付している。本変
形例によると、前記第1実施例のものと同様にパトロー
ネ室3の上部のスペースを有効利用することができる。
【0020】また、図6は、前記第1実施例の更に別の
変形例のカメラの要部外観の斜視図である。該カメラ
は、回動可能なパトローネ室蓋4内に撮影距離を測定す
る測距手段を配置した変形例である。即ち、上記測距手
段としての発光素子18と投光レンズ19、および、受
光レンズ21とPSD20等が上記パトローネ室蓋4内
に内蔵されている。
【0021】その他の構成は、前記第1実施例のカメラ
の場合と同一であり、図6においても該構成部材の符号
は同一の符号を付している。本変形例によると、前記第
1実施例のものと同様にパトローネ室3の上部のスペー
スを有効利用することができる。なお、上記測距手段の
代わりに外光量測光手段を配置しても同じ効果が得られ
る。
【0022】更に、図7は、図第1実施例の更に別の変
形例のカメラの要部外観の斜視図である。該カメラは、
回動可能なパトローネ室蓋4上に巻き戻しスイッチ手段
の操作釦21を設置した変形例である。その他の構成
は、前記第1実施例のカメラの場合と同一であり、図7
においても該構成部材の符号は同一の符号を付してい
る。本変形例によると、前記第1実施例のものと同様に
パトローネ室3の上部のスペースを有効利用することが
できる。
【0023】図8は、前記第1実施例の更に別の変形例
のカメラのパトローネ室周りの断面図であるが、この変
形例は、支持軸75により回動自在に支持されたパトロ
ーネ室蓋74の中にストロボ発光部76が収納された例
である。上記支持軸75は、撮影レンズ光軸と直交、即
ち、カメラ本体16前面に沿った方向であって、よりカ
メラ本体15に前面端部に近い位置に配設されているこ
とを特徴としている。
【0024】次に、前記第1実施例およびその変形例の
カメラにおいて、カメラ本体に回動可能に装着され、ス
トロボ発光部等の電気部材内蔵のパトローネ室蓋に対す
る電気接続構造について説明する。図9は、回動動作に
より開閉される上記パトローネ室蓋の斜視図であるが、
内蔵電気部材は、電気接続部としてのフレキシブルプリ
ント基板22でカメラ本体側と接続されている。なお、
フレキシブルプリント基板22の代わりとして、当然な
がらリード線でも構わない。
【0025】図10は、上記第1実施例のカメラのパト
ローネ室蓋の変形例であって、スライド移動による開閉
構造を有するパトローネ室蓋の斜視図を示している。上
記パトローネ室蓋25は、スライドガイド部25aと2
5bを有しており、図示しないカメラのガイド部に上記
ガイド部25aと25bが案内されて、スライド移動
し、パトローネ挿入口を開閉を行う。このようなスライ
ド式パトローネ室蓋構造を有するような場合の電気接続
部は、上記図9に示すようなフレキシブルプリント基板
22ではなく、図10に示すようなカメラ本体15側に
支持されるコネクトピン26で構成される電気接続構造
を採用した方が効果的である。
【0026】次に、本発明の第2実施例のカメラについ
て説明する。図11、12、13は、本実施例のカメラ
の外観を示す平面図、正面図、および、パトローネ室周
りの断面図を示している。本実施例のカメラにおいて
は、パトローネ室蓋34の前面側にストロボ発光部36
を設置した実施例である。上記パトローネ室蓋34は、
支持軸35に回動自在に支持されるが、ストロボ発光部
36は、上述のようにその前面側に固定して配設される
ものとする。
【0027】該ストロボ発光部36は、ストロボパネル
37、反射傘38、キセノン管39とで構成される。そ
して、該ストロボ発光部36のためのプリント回路基板
33は、上記図13に示すようにストロボ発光部36の
下方のパトローネ室前面位置に配設されている。なお、
上記パトローネ室蓋34は、回動によりパトローネ室を
開閉するようにしたが、スライド移動によりパトローネ
室を開閉するように構成してもよい。
【0028】本実施例のものは、パトローネ室蓋前方の
スペ−スを有効に利用することができ、更に、ストロボ
発光部36が固定的に支持されることから、電気接続部
に可動部を必要とせず、組み立てが容易になり、また、
カメラの小型化が可能となるなどの効果を有している。
【0029】図14、15は、上記第2実施例の変形例
のカメラの正面図と、パトローネ室周りの断面図であ
る。この変形例のカメラは、上記第2実施例のものに対
して、ストロボ発光部46が、パトローネ室蓋44の下
方部に配設されるものである。
【0030】本変形例のカメラのパトローネ室蓋44
は、カメラ本体15の前面に沿って配設された支持軸4
5に回動自在に支持されており、上記ストロボ発光部4
6は上記支持軸45の下方位置に固定して配設される。
そして、ストロボ発光部のための回路基板43は、更
に、その下部に配設される。なお、該ストロボ発光部4
6はストロボパネル47、反射傘48、キセノン管49
とで構成される。また、パトローネ室蓋44は、回動す
るタイプで図示したが、スライドタイプでも構わない。
本変形例のカメラでは、カメラ本体15の外形の左右方
向をより短くすることが可能となる。
【0031】次に、本発明の第3実施例のカメラについ
て説明する。図16は、本実施例のカメラのパトローネ
室周りの断面図であるが、本実施例のカメラは、ストロ
ボ発光部56を保持するストロボケース53とパトロー
ネ室蓋54とが1つの回動支持軸55で回動自在に支持
される実施例である。なお、ストロボ発光部56は、ス
トロボパネル57、反射傘58、キセノン管59とで構
成される。上記支持軸55は、撮影レンズ光軸に対して
直交、即ち、カメラ前面に沿った方向に配設されてお
り、上記ストロボケース53を回動させ、ストロボパネ
ル58を正面に向けてストロボ発光を行う。
【0032】本実施例のカメラによると、パトローネ室
蓋周りのスペ−スが有効に活用され、更に、通常の撮影
状態ではストロボ発光部56は収納状態になっており、
ストロボ撮影時にのみ、上述のようにストロボケース5
3を回動して上方に位置させるので、ストロボ発光部5
6が撮影レンズ光軸からより離れた高い場所に位置し、
良好なストロボ照射状態を得ることができる。
【0033】図17、図18は、上記第3実施例の変形
例のカメラの平面図と正面図である。この変形例のカメ
ラにおいてもストロボ発光部66を保持するストロボケ
ース63とパトローネ室蓋64とが1つの回動支持軸6
5で回動自在に支持される。なお、ストロボ発光部66
は、ストロボパネル67、反射傘68、キセノン管69
とで構成される。
【0034】本変形例の場合、上記支持軸55は、撮影
レンズ光軸に対して平行方向に配設されており、パトロ
ーネ室蓋64とストロボケース63とは同一方向に回動
することになる。そして、本変形例のカメラのストロボ
撮影状態では、上記ストロボケース63上方(反時計回
り)に回動させて、より高い位置に位置させて発光させ
ることになる。なお、本変形例のカメラによる効果も前
記第3実施例のものと同様の効果を有している。
【0035】図19、20は、前記第3実施例の別の変
形例のカメラの平面図とパトローネ室周りの断面図であ
る。本変形例のカメラは、パトローネ室蓋84とストロ
ボ発光部86のストロボケース83が1つの回動支持軸
85で回動自在に支持される例であるが、上記支持軸8
5は、前記第3実施例のカメラと同様に撮影レンズ光軸
に対して直交、即ち、カメラ前面に沿った方向に配設さ
れているが、該支持軸85は、パトローネ室蓋84とス
トロボケース83の間に配設されており、更に、上記ス
トロボケース83は支持軸85に沿って、図19のD方
向に所定距離だけの移動が可能とする。なお、上記スト
ロボ発光部86は、ストロボパネル87、反射傘88、
キセノン管89とで構成される。
【0036】本変形例のカメラでストロボ発光を行う場
合は、上記ストロボケース83をD方向に移動させた状
態で発光を行う。従って、撮影レンズ光軸に対して、よ
り離間した位置からストロボ光を発光させることがで
き、良好なストロボ撮影を行うことができる。
【0037】次に、本発明の第4実施例のカメラについ
て説明する。◎ 図21は、本実施例のカメラの正面図であるが、本実施
例のカメラは、パトローネ室蓋94の外方位置にストロ
ボ発光部96を配置する例である。
【0038】上記パトローネ室蓋94は、その外方を撮
影レンズ光軸と平行方向に配設される支持軸95により
回動自在に支持されている。また、上記ストロボ発光部
96は、カメラ本体15に固定して保持されており、そ
の下部にはストロボ用メインコンデンサ91が収納され
ている。なお、上記ストロボ発光B96は、ストロボ傘
98、キセノン管99とで構成されている。本実施例の
カメラは、パトローネ室蓋94の外側にストロボ発光部
96が配設され、その下部のメインコンデンサ91が配
設されるのでパトローネ室蓋周りのスペ−スを有効に利
用することができる。
【0039】(付記)以上、説明した実施態様に基づい
て、以下に示す構成を提案することができる。即ち、 (1)閃光発光装置を内蔵するカメラにおいて、フィル
ムパトローネを装填するため、カメラ上部に回転し開閉
可能に配設されたパトローネ室蓋と、移動可能に作動す
る閃光発光部と、上記パトローネ室蓋と上記閃光発光部
とを共に支持する1つの支持軸と、を具備することを特
徴とするカメラ。上記カメラにおいては、パトローネ室
蓋周りのスペースを有効利用すると共に、閃光発光部を
撮影レンズの撮影光軸中心から遠ざけることができ、赤
目軽減にも効果のある配置が得られる。
【0040】(2)閃光発光装置を内蔵するカメラにお
いて、フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部
に回転し、開閉可能に配設されたパトローネ室蓋と、上
記パトローネ室蓋の開閉軸の下部に併設した閃光発光部
と、を具備したことを特徴とするカメラ。上記カメラ
は、パトローネ室蓋周りのスペ−スを有効に利用でき
る。
【0041】(3)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置したファインダ光学系
と、を具備したことを特徴とするカメラ。上記カメラ
は、パトローネ室蓋周りのスペ−スを有効に利用でき
る。
【0042】(4)閃光発光装置を内蔵するカメラにお
いて、フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部
に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋と、上記パトロ
ーネ室蓋に設置された閃光発光部と、上記パトローネ室
蓋に設置された赤目軽減手段と、を具備することを特徴
とするカメラ。上記カメラにおいては、パトローネ室蓋
周りのスペースに閃光発光部や赤目軽減手段を配設して
スペ−スを有効に利用することができる。
【0043】(5)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置した外光量測光手段と、
を具備したことを特徴とするカメラ。
【0044】(6)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置したリモコン受光手段
と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0045】(7)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置したセルフ作動表示手段
と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0046】(8)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置した撮影距離を測定する
測距手段と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0047】(9)閃光発光装置を内蔵するカメラにお
いて、フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部
に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋と、上記パトロ
ーネ室蓋に設置された閃光発光装置の充電表示手段と、
を具備することを特徴とするカメラ。
【0048】(10)フィルムパトローネを装填するた
め、カメラ上部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋
と、上記パトローネ室蓋に設置した巻き戻し操作手段
と、を具備したことを特徴とするカメラ。
【0049】(11)閃光発光装置を内蔵するカメラに
おいて、フィルムパトローネを装填するため、カメラ上
部に開閉可能に配設されたパトローネ室蓋と、上記パト
ローネ室蓋の外部に設置された閃光発光手段と、を具備
することを特徴とするカメラ。
【0050】(12)上記付記(1)において、閃光発
光部の移動は、支持軸を中心に回動するようにしたこと
を特徴とするカメラ。
【0051】(13)上記付記(1)において、閃光発
光部の移動は、支持軸上をスライドして作動するように
したことを特徴とするカメラ。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
に記載のカメラは、パトローネ室蓋内に閃光発光部を配
置することによって、また、本発明の請求項2に記載の
カメラは、パトローネ室蓋の前部に閃光発光部を配置す
ることによって、更に、本発明の請求項3に記載のカメ
ラは、パトローネ室蓋の下部に閃光発光部を配置するこ
とによって、それぞれ、スペ−スの有効利用ができ、閃
光発光部を撮影光学系から離間した位置に配設して、赤
目発生を防止することもでき、カメラの小型化を可能と
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のカメラの外観の要部を示
す斜視図。
【図2】上記図1のカメラの正面図。
【図3】上記図1のカメラのパトローネ室周りの断面
図。
【図4】上記図1の第1実施例の変形例のカメラの斜視
図。
【図5】上記図1の第1実施例の別の変形例のカメラの
斜視図。
【図6】上記図1の第1実施例の更に別の変形例のカメ
ラの斜視図。
【図7】上記図1の第1実施例の更に別の変形例のカメ
ラの斜視図。
【図8】上記図1の第1実施例の更に別の変形例のカメ
ラのパトローネ室周りの断面図。
【図9】上記図1等の第1実施例およびその変形例のカ
メラのパトローネ室蓋の斜視図。
【図10】上記図1の第1実施例のカメラのパトローネ
室蓋の変形例の蓋の斜視図。
【図11】本発明の第2実施例のカメラの平面図。
【図12】上記図11のカメラの正面図。
【図13】上記図11のカメラのパトローネ室周りの断
面図。
【図14】上記図11の第2実施例の変形例のカメラの
正面図。
【図15】上記図14のカメラのパトローネ室周りの断
面図。
【図16】本発明の第3実施例のカメラのパトローネ室
周りの断面図。
【図17】上記図16の第3実施例の変形例のカメラの
平面図。
【図18】上記図17のカメラの正面図。
【図19】上記図16の第3実施例の更に別の変形例の
カメラの平面図。
【図20】上記図19のカメラのパトローネ室周りの断
面図。
【図21】本発明の第4実施例のカメラの正面図。
【符号の説明】
3 ……………フィルムパトローネ 4、25、34、44、54、64、74……………パ
トローネ室蓋 14、36、46、56、66、76、86、96……
………閃光発光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閃光発光装置を内蔵するカメラにおいて、 フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部に開閉
    可能に配設されたパトローネ室蓋と、 上記パトローネ室蓋に設置した閃光発光部と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】閃光発光装置を内蔵するカメラにおいて、 フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部に開閉
    可能に配設されたパトローネ室蓋と、 上記パトローネ室蓋の前部に併設した閃光発光部と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】閃光発光装置を内蔵するカメラにおいて、 フィルムパトローネを装填するため、カメラ上部に開閉
    可能に配設されたパトローネ室蓋と、 上記パトローネ室蓋の下に併設した閃光発光部と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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