JPH0862433A - 光ファイバ整列体 - Google Patents
光ファイバ整列体Info
- Publication number
- JPH0862433A JPH0862433A JP6198254A JP19825494A JPH0862433A JP H0862433 A JPH0862433 A JP H0862433A JP 6198254 A JP6198254 A JP 6198254A JP 19825494 A JP19825494 A JP 19825494A JP H0862433 A JPH0862433 A JP H0862433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- alignment
- substrate
- fixing
- guide groove
- Prior art date
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- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数本の光ファイバを配列して、保
持基板により挟持固定した、光ファイバ整列部品の構造
に関し、容易でかつ現実的な手段で、光ファイバ整列体
を作製できる構造を提供する事を目的としている。 【構成】光ファイバ整列体を構成する光ファイバガイド
溝が形成された光ファイバ設置用整列基板、及び光ファ
イバ、及び光ファイバを保持及び固定するために設置す
る固定基板を固定するための固定材を充填する領域を、
整列基板と光ファイバ及び固定基板とから形成される空
隙部のうち光ファイバ整列体内の光ファイバの周囲及び
整列基板内のガイド溝周辺に沿った部位か、もしくは光
ファイバ整列体端面部の全体及び光ファイバ整列体内の
光ファイバの周囲及び整列基板内のガイド溝周辺に沿っ
た部位にした。
持基板により挟持固定した、光ファイバ整列部品の構造
に関し、容易でかつ現実的な手段で、光ファイバ整列体
を作製できる構造を提供する事を目的としている。 【構成】光ファイバ整列体を構成する光ファイバガイド
溝が形成された光ファイバ設置用整列基板、及び光ファ
イバ、及び光ファイバを保持及び固定するために設置す
る固定基板を固定するための固定材を充填する領域を、
整列基板と光ファイバ及び固定基板とから形成される空
隙部のうち光ファイバ整列体内の光ファイバの周囲及び
整列基板内のガイド溝周辺に沿った部位か、もしくは光
ファイバ整列体端面部の全体及び光ファイバ整列体内の
光ファイバの周囲及び整列基板内のガイド溝周辺に沿っ
た部位にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の光ファイバを
配列して、保持基板により挟持固定した、光ファイバ整
列部品の構造に関する。
配列して、保持基板により挟持固定した、光ファイバ整
列部品の構造に関する。
【0002】
【従来技術】複数本の光ファイバを、光軸を平行に保っ
た状態で整列固定する場合の構造としては、一般的に
は、光ファイバの位置を決めるためのガイド溝を、一方
の矩形状の整列基板の一部もしくは全部に所望の間隔に
平行に形成する。形成方法は、一般的に機械研削やエッ
チングによる処理方法が用いられている。平行に形成さ
れた整列基板ガイド溝に光ファイバの被覆部を除去した
光ファイバをそれぞれ設置した後、上部から光ファイバ
をガイド溝内に固定するための押さえ用固定基板をかぶ
せ、空隙部に固定材を充填し固定する。固定材として
は、熱硬化型のエポキシ樹脂等が用いられる。また、半
田を用いる事も可能である。
た状態で整列固定する場合の構造としては、一般的に
は、光ファイバの位置を決めるためのガイド溝を、一方
の矩形状の整列基板の一部もしくは全部に所望の間隔に
平行に形成する。形成方法は、一般的に機械研削やエッ
チングによる処理方法が用いられている。平行に形成さ
れた整列基板ガイド溝に光ファイバの被覆部を除去した
光ファイバをそれぞれ設置した後、上部から光ファイバ
をガイド溝内に固定するための押さえ用固定基板をかぶ
せ、空隙部に固定材を充填し固定する。固定材として
は、熱硬化型のエポキシ樹脂等が用いられる。また、半
田を用いる事も可能である。
【0003】整列基板の形状は、光ファイバの位置を固
定するためのガイド溝を形成した部分と光ファイバの被
覆部を固定するための部分とから構成され、通常被覆部
の厚みが光ファイバの外径より大きいため、高さ方向を
合わせるために基板のガイド溝が形成されていない部分
に段差を設けて基板厚みを薄くした構造が良く用いられ
る。
定するためのガイド溝を形成した部分と光ファイバの被
覆部を固定するための部分とから構成され、通常被覆部
の厚みが光ファイバの外径より大きいため、高さ方向を
合わせるために基板のガイド溝が形成されていない部分
に段差を設けて基板厚みを薄くした構造が良く用いられ
る。
【0004】押さえ用の固定基板の形状に関しては、矩
形状が良く用いられ、その幅の大きさを通常ガイド溝が
形成されている整列基板の幅に合わせてあり、作製され
た光ファイバ整列体の断面形状が、矩形の一体形状にな
るようにしてある。固定基板の長さは整列基板のガイド
溝が形成されている部分の長さに合わせる場合や、整列
基板全体の長さに合わせる場合がある。固定基板を整列
基板全体の長さに合わせる場合、やはり光ファイバ被覆
部の厚みを考慮して、光ファイバ被覆部が設置される部
分に段差を設け基板厚みを薄くする場合が多い。しかる
後、光ファイバの端面が位置する側の側面を研磨し、光
軸方向の光ファイバの端面位置をあわせる。研磨工程は
通常機械研磨が行われている。これらの光ファイバ整列
体を構成する部品の材料としては、アルミナ等のセラミ
クスやシリコン単結晶が用いられている。
形状が良く用いられ、その幅の大きさを通常ガイド溝が
形成されている整列基板の幅に合わせてあり、作製され
た光ファイバ整列体の断面形状が、矩形の一体形状にな
るようにしてある。固定基板の長さは整列基板のガイド
溝が形成されている部分の長さに合わせる場合や、整列
基板全体の長さに合わせる場合がある。固定基板を整列
基板全体の長さに合わせる場合、やはり光ファイバ被覆
部の厚みを考慮して、光ファイバ被覆部が設置される部
分に段差を設け基板厚みを薄くする場合が多い。しかる
後、光ファイバの端面が位置する側の側面を研磨し、光
軸方向の光ファイバの端面位置をあわせる。研磨工程は
通常機械研磨が行われている。これらの光ファイバ整列
体を構成する部品の材料としては、アルミナ等のセラミ
クスやシリコン単結晶が用いられている。
【0005】また、光ファイバ整列体を光導波路基板な
どに接続固定する際に光硬化型接着剤を使用する場合に
は、接着剤を硬化させるために照射する光が良好に接続
面に充填された接着剤に到達するよう透光性の光ファイ
バ整列体にするために、光ファイバ整列体の部材を透光
性の材料、例えば石英ガラスを用いて構成する場合もあ
る。この場合には、整列基板と光ファイバ及び固定基板
の固定には同様の理由から光透過型の接着剤を使用する
必要がある。
どに接続固定する際に光硬化型接着剤を使用する場合に
は、接着剤を硬化させるために照射する光が良好に接続
面に充填された接着剤に到達するよう透光性の光ファイ
バ整列体にするために、光ファイバ整列体の部材を透光
性の材料、例えば石英ガラスを用いて構成する場合もあ
る。この場合には、整列基板と光ファイバ及び固定基板
の固定には同様の理由から光透過型の接着剤を使用する
必要がある。
【0006】接着剤等の固定材を充填する領域は、図1
2(a)(b)に示すように接着剤5は通常固定基板1
と整列基板2が接合する面の全体にわたって充填されて
いる(斜線で示す)。
2(a)(b)に示すように接着剤5は通常固定基板1
と整列基板2が接合する面の全体にわたって充填されて
いる(斜線で示す)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来構造において、接着剤あるいは半田等の固定
材の強度が充分大きい場合には、整列基板と固定基板の
接合面の全体にわたり接着剤等の固定材を用いる必要が
なく、実用上むだな接着剤を用いている場合があった。
本発明は、上述した従来の構造における問題点を解決す
るためのものであり、容易でかつ現実的な手段で、光フ
ァイバ整列体を作製できる構造を提供する事を目的とし
ている。
ような従来構造において、接着剤あるいは半田等の固定
材の強度が充分大きい場合には、整列基板と固定基板の
接合面の全体にわたり接着剤等の固定材を用いる必要が
なく、実用上むだな接着剤を用いている場合があった。
本発明は、上述した従来の構造における問題点を解決す
るためのものであり、容易でかつ現実的な手段で、光フ
ァイバ整列体を作製できる構造を提供する事を目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
するため、本発明は図1に示すように、光ファイバ整列
体を構成する、光ファイバガイド溝が形成された光ファ
イバ設置用整列基板2及び光ファイバ及び光ファイバを
保持及び固定するために設置する固定基板1を固定する
ための固定材を充填する領域を、整列基板2と光ファイ
バ3及び固定基板1とから形成される空隙部のうち光フ
ァイバ整列体内の光ファイバ3の周囲及び整列基板2内
のガイド溝4周辺に沿った部位、及び/もしくは光ファ
イバ整列体端面部の全体及び光ファイバ整列体内の光フ
ァイバ3の周囲及び整列基板1内のガイド溝4周辺に沿
った部位にした。
するため、本発明は図1に示すように、光ファイバ整列
体を構成する、光ファイバガイド溝が形成された光ファ
イバ設置用整列基板2及び光ファイバ及び光ファイバを
保持及び固定するために設置する固定基板1を固定する
ための固定材を充填する領域を、整列基板2と光ファイ
バ3及び固定基板1とから形成される空隙部のうち光フ
ァイバ整列体内の光ファイバ3の周囲及び整列基板2内
のガイド溝4周辺に沿った部位、及び/もしくは光ファ
イバ整列体端面部の全体及び光ファイバ整列体内の光フ
ァイバ3の周囲及び整列基板1内のガイド溝4周辺に沿
った部位にした。
【0009】
【作用】上記手段によれば光ファイバ整列体を作成する
のに必要な固定材の量を大幅に低減出来、より低コスト
な光ファイバ整列体の作成が可能となった。
のに必要な固定材の量を大幅に低減出来、より低コスト
な光ファイバ整列体の作成が可能となった。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係る光ファイバ整列体構造
の1実施例の断面図を示す。図2はその全体の上面図を
示す。図3はその全体の側面図を示す。光ファイバ配列
用整列基板2には基板上面に光ファイバ位置決め用のガ
イド溝4が形成されている。本実施例ではガイド溝4の
断面形状はV字形状としているがその他U字等の形状で
も差し支えない。ガイド溝4の各溝には、それぞれ光フ
ァイバ3が設置されている。その上面から矩形状の光フ
ァイバ押さえつけ用固定基板1が覆われている。固定基
板1及び整列基板2の材料にはセラミクス材料を用い
た。光ファイバ3、整列基板2及び固定基板1は固定材
5により固定されている。固定材5の種類は、本実施例
では半田を用いたがその他の接着剤及び低融点ガラス等
での固定を用いても差し支えない。
に説明する。図1は本発明に係る光ファイバ整列体構造
の1実施例の断面図を示す。図2はその全体の上面図を
示す。図3はその全体の側面図を示す。光ファイバ配列
用整列基板2には基板上面に光ファイバ位置決め用のガ
イド溝4が形成されている。本実施例ではガイド溝4の
断面形状はV字形状としているがその他U字等の形状で
も差し支えない。ガイド溝4の各溝には、それぞれ光フ
ァイバ3が設置されている。その上面から矩形状の光フ
ァイバ押さえつけ用固定基板1が覆われている。固定基
板1及び整列基板2の材料にはセラミクス材料を用い
た。光ファイバ3、整列基板2及び固定基板1は固定材
5により固定されている。固定材5の種類は、本実施例
では半田を用いたがその他の接着剤及び低融点ガラス等
での固定を用いても差し支えない。
【0011】光ファイバを固定保持するために用いられ
ている固定材5の充填されている領域は、光ファイバが
整列基板のガイド溝に設置されている部位及びその周辺
部41だけで、溝から離れている部位42には固定材5
は充填されておらず、空隙部のままになっている。両外
側の光ファイバの外側には固定材5は必ずしも充填され
る必要はないが、光ファイバの両側に固定材が存在した
方が強度が向上するので、両外側の光ファイバの更に外
側の周囲にも固定材を充填させている。本実施例では2
00ミクロン程度の固定材の層が両外側の光ファイバの
更に外側に充填させて有る。また、光ファイバの被覆部
6全体を、固定樹脂7で固定してある。この様に固定材
の充填が光ファイバが設置されているガイド溝領域の近
傍だけであるため、使用量を従来の数分の一に低減する
事が可能となった。
ている固定材5の充填されている領域は、光ファイバが
整列基板のガイド溝に設置されている部位及びその周辺
部41だけで、溝から離れている部位42には固定材5
は充填されておらず、空隙部のままになっている。両外
側の光ファイバの外側には固定材5は必ずしも充填され
る必要はないが、光ファイバの両側に固定材が存在した
方が強度が向上するので、両外側の光ファイバの更に外
側の周囲にも固定材を充填させている。本実施例では2
00ミクロン程度の固定材の層が両外側の光ファイバの
更に外側に充填させて有る。また、光ファイバの被覆部
6全体を、固定樹脂7で固定してある。この様に固定材
の充填が光ファイバが設置されているガイド溝領域の近
傍だけであるため、使用量を従来の数分の一に低減する
事が可能となった。
【0012】図4は本発明による光ファイバ整列体の第
2の実施例の上面図を示す。また図5にはその端面側の
断面図を示す。斜線部は固定材5の充填領域を示す。固
定材5は光ファイバ設置部周辺だけでなく光ファイバ整
列体の端面部周辺8にも充填されており、光ファイバ整
列体断面部から見た場合整列基板2と固定基板1との間
に空隙部は存在しない。この様な構造の場合、上記図1
の実施例に示した構造に比較して、端面研磨の際に部材
の破損等が低減できる効果を得る事が出来る。図6は本
発明による第3の実施例を示す。本実施例では光ファイ
バの周辺部の外側にある整列基板2と固定基板1で挟ま
れた空隙部に別途に補強用の固定材9を充填してある。
固定材9の材料を固定材5と同じにした場合、使用固定
材の充填量を低減する事は出来なくなるが、充填の工程
として先に固定材5を用いて光ファイバ整列体を作成し
た後充填する事が可能なので作業は容易である。また、
補強用であるので固定材の種類も先に用いた固定材5と
必ずしも同じにする必要はなく、本実施例では低コスト
のエポキシ樹脂を用いた。この場合、光ファイバ整列体
の強度を容易な手段で更に向上させる事が可能となる。
2の実施例の上面図を示す。また図5にはその端面側の
断面図を示す。斜線部は固定材5の充填領域を示す。固
定材5は光ファイバ設置部周辺だけでなく光ファイバ整
列体の端面部周辺8にも充填されており、光ファイバ整
列体断面部から見た場合整列基板2と固定基板1との間
に空隙部は存在しない。この様な構造の場合、上記図1
の実施例に示した構造に比較して、端面研磨の際に部材
の破損等が低減できる効果を得る事が出来る。図6は本
発明による第3の実施例を示す。本実施例では光ファイ
バの周辺部の外側にある整列基板2と固定基板1で挟ま
れた空隙部に別途に補強用の固定材9を充填してある。
固定材9の材料を固定材5と同じにした場合、使用固定
材の充填量を低減する事は出来なくなるが、充填の工程
として先に固定材5を用いて光ファイバ整列体を作成し
た後充填する事が可能なので作業は容易である。また、
補強用であるので固定材の種類も先に用いた固定材5と
必ずしも同じにする必要はなく、本実施例では低コスト
のエポキシ樹脂を用いた。この場合、光ファイバ整列体
の強度を容易な手段で更に向上させる事が可能となる。
【0013】図7乃至図11は本発明による別の実施例
を示す光ファイバ整列体の断面図を示してある。
を示す光ファイバ整列体の断面図を示してある。
【0014】第4実施例を示す図7では光ファイバが保
持される領域の外側では整列基板上面21と固定基板底
面12とが作る間隔が大きくなるようにし固定基板1に
凸状の段差11を設けてある。この様な構造の場合、余
分な固定材が毛細管現象で整列基板2と固定基板1との
間に留まる事が出来なくなり、本発明の構造を得る事が
出来る。本実施例では固定基板1に段差を設けたが、整
列基板2に同様の効果を得る段差を設けても何等差し支
えない。
持される領域の外側では整列基板上面21と固定基板底
面12とが作る間隔が大きくなるようにし固定基板1に
凸状の段差11を設けてある。この様な構造の場合、余
分な固定材が毛細管現象で整列基板2と固定基板1との
間に留まる事が出来なくなり、本発明の構造を得る事が
出来る。本実施例では固定基板1に段差を設けたが、整
列基板2に同様の効果を得る段差を設けても何等差し支
えない。
【0015】第5実施例を示す図8は同様に毛細管現象
を避ける構造にするために、固定基板1の両側の厚みを
テーパ状に変化させている。この構造の場合、固定基板
1の側面部13が強度的に弱くなるため、補強用の固定
材9を充填させている。
を避ける構造にするために、固定基板1の両側の厚みを
テーパ状に変化させている。この構造の場合、固定基板
1の側面部13が強度的に弱くなるため、補強用の固定
材9を充填させている。
【0016】第6実施例を示す図9は、整列基板2に凹
部段差22を設け底部に光ファイバガイド溝4が形成さ
れている。固定基板1には整列基板2の凹部段差22よ
りやや幅の小さい凸部段差11を設け凸部段差11の底
面14で光ファイバ3を固定するようにしてある。固定
材5はあらかじめ、整列基板2の凹部段差22内に充填
し作製を行っていく。この様な構造であれば、固定材5
の充填される領域は光ファイバが設置される領域周辺に
限定される。
部段差22を設け底部に光ファイバガイド溝4が形成さ
れている。固定基板1には整列基板2の凹部段差22よ
りやや幅の小さい凸部段差11を設け凸部段差11の底
面14で光ファイバ3を固定するようにしてある。固定
材5はあらかじめ、整列基板2の凹部段差22内に充填
し作製を行っていく。この様な構造であれば、固定材5
の充填される領域は光ファイバが設置される領域周辺に
限定される。
【0017】第7実施例を示す図10は、設置される光
ファイバの両方の外側にダミーの部材31を配置し固定
材5の充填される領域が2つのダミー材31で挟まれた
領域になるようにしている。
ファイバの両方の外側にダミーの部材31を配置し固定
材5の充填される領域が2つのダミー材31で挟まれた
領域になるようにしている。
【0018】第8実施例を示す図11は、整列基板2の
ガイド溝4の外側に凸部23を設け、固定材5の充填さ
れる領域が2つの凸部23で挟まれる領域になるように
している。凸部は固定基板1の側に設置しても差し支え
ない。
ガイド溝4の外側に凸部23を設け、固定材5の充填さ
れる領域が2つの凸部23で挟まれる領域になるように
している。凸部は固定基板1の側に設置しても差し支え
ない。
【0019】なお、これまで複数本の光ファイバ整列体
について実施例を述べてきたが本発明による構造は単数
本の光ファイバ整列部品にも適用可能である事は明らか
である。
について実施例を述べてきたが本発明による構造は単数
本の光ファイバ整列部品にも適用可能である事は明らか
である。
【0020】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明によれば、充分な強度を有する光ファイバ整
列体を容易にかつ低コストに作製することが可能とな
る。
うに本発明によれば、充分な強度を有する光ファイバ整
列体を容易にかつ低コストに作製することが可能とな
る。
【図1】本発明にかかる光ファイバ整列体の1実施例を
示す端面側の断面図。
示す端面側の断面図。
【図2】本発明にかかる光ファイバ整列体の1実施例を
示す上面図。
示す上面図。
【図3】本発明にかかる光ファイバ整列体の1実施例を
示す側面図。
示す側面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す光ファイバ整列体
全体の上面図。
全体の上面図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す光ファイバ整列体
端面側の断面図。
端面側の断面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す光ファイバ整列体
全体の上面図。
全体の上面図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す光ファイバ整列体
端面側の断面図。
端面側の断面図。
【図8】本発明の第5の実施例を示す光ファイバ整列体
端面側の断面図。
端面側の断面図。
【図9】本発明の第6の実施例を示す光ファイバ整列体
端面側の断面図。
端面側の断面図。
【図10】本発明の第7の実施例を示す光ファイバ整列
体端面側の断面図。
体端面側の断面図。
【図11】本発明の第8の実施例を示す光ファイバ整列
体端面側の断面図。
体端面側の断面図。
【図12】従来例を示す(a)は光ファイバ整列体全体
の上面図、(b)は光ファイバ整列体全体の側面図。
の上面図、(b)は光ファイバ整列体全体の側面図。
1:固定基板 2:整列基板 3:光ファイバ 4:ガイド溝 5,9:固定材(半田、接着剤) 6:光ファイバ被覆部 7:固定樹脂 8:光ファイバ整列体端面部 31,ダミー部材 41,光ファイバ周辺部 42,基板間空隙部
Claims (2)
- 【請求項1】光ファイバ設置用のガイド溝を有する整列
基板と、該整列基板に光ファイバを設置した後、光ファ
イバを保持及び固定するために設置する固定基板とから
構成される光ファイバ整列体において、該整列基板と光
ファイバ及び該固定基板とを固定する固定材が、整列基
板と光ファイバ及び固定基板とから形成される空隙部の
うち光ファイバ整列体内の光ファイバの周囲及び整列基
板内のガイド溝周辺に沿った部位、および/もしくは光
ファイバ整列体端面部の全体及び光ファイバ整列体内の
光ファイバの周囲及び整列基板内のガイド溝周辺に沿っ
た部位に充填されている事を特徴とする光ファイバ整列
体。 - 【請求項2】光ファイバ設置用のガイド溝を有する整列
基板と、該整列基板に光ファイバを設置した後、光ファ
イバを保持及び固定するために設置する固定基板とから
構成される光ファイバ整列体において、該整列基板と光
ファイバ及び該固定基板とを固定する固定材を整列基板
と光ファイバ及び固定基板とから形成する空隙部のうち
光ファイバ整列体内の光ファイバの周囲及び整列基板内
のガイド溝周辺に沿って充填した第一の固定部位、およ
び/もしくは光ファイバ整列体端面部の全体及び光ファ
イバ整列体内の光ファイバの周囲及び整列基板内のガイ
ド溝周辺に沿って充填した第一の固定部位と、整列基板
のガイド溝の形成されている部位と固定基板とから形成
される第一の固定部位以外の空隙部に補強用の固定材を
充填してなる第二の固定部位から構成される事を特徴と
する光ファイバ整列体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198254A JPH0862433A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 光ファイバ整列体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198254A JPH0862433A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 光ファイバ整列体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862433A true JPH0862433A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16388073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198254A Pending JPH0862433A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 光ファイバ整列体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0862433A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016534517A (ja) * | 2013-08-28 | 2016-11-04 | コーニング インコーポレイテッド | 光拡散光ファイバを有する照明ユニット |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198254A patent/JPH0862433A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016534517A (ja) * | 2013-08-28 | 2016-11-04 | コーニング インコーポレイテッド | 光拡散光ファイバを有する照明ユニット |
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