JPH0861956A - 方位センサ - Google Patents
方位センサInfo
- Publication number
- JPH0861956A JPH0861956A JP20048594A JP20048594A JPH0861956A JP H0861956 A JPH0861956 A JP H0861956A JP 20048594 A JP20048594 A JP 20048594A JP 20048594 A JP20048594 A JP 20048594A JP H0861956 A JPH0861956 A JP H0861956A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- azimuth
- azimuth angle
- angle
- rate sensors
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤差が小さく、かつ比較的安価な方位センサ
を提供する。 【構成】 方位軸に複数のレートセンサ11 〜1n を取
付け、各センサより出力される方位角速度ωψ1 〜ωψ
n を平均化部2で平均化し、その平均値ωψa を積分部
3に入力し、積分して方位角ψを得る。その方位角ψを
初期方位角加算部4に入力して初期方位角ψ0 と加算し
て、現在方位角ψ+ψ0 を得る。
を提供する。 【構成】 方位軸に複数のレートセンサ11 〜1n を取
付け、各センサより出力される方位角速度ωψ1 〜ωψ
n を平均化部2で平均化し、その平均値ωψa を積分部
3に入力し、積分して方位角ψを得る。その方位角ψを
初期方位角加算部4に入力して初期方位角ψ0 と加算し
て、現在方位角ψ+ψ0 を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、方位レートセンサを
用いて、運動体(例えば車両、航空機、ロボット等)の
方位角(ある基準方位からの変位角)を測定する方位セ
ンサに関し、特に安価で低精度のレートセンサを複数使
用し精度を向上させた方位センサに関する。
用いて、運動体(例えば車両、航空機、ロボット等)の
方位角(ある基準方位からの変位角)を測定する方位セ
ンサに関し、特に安価で低精度のレートセンサを複数使
用し精度を向上させた方位センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレートセンサを用いた方位センサ
10は、図2のような構成であった。1は方位軸(鉛直
軸)に取り付けられたレートセンサ(角速度センサ)で
あり、運動体の方位軸まわりの回転角速度ωψを測定す
る。2は積分器であり、方位軸まわりの角速度を積分し
方位角ψを計算する。3は初期方位角加算部であり、予
め設定された初期方位角ψ0 を方位角ψに加算する。こ
れは積分定数を与えることに対応するものである。この
演算結果として、運動体の現在方位角ψ+ψ0がリアル
タイムに得られる。
10は、図2のような構成であった。1は方位軸(鉛直
軸)に取り付けられたレートセンサ(角速度センサ)で
あり、運動体の方位軸まわりの回転角速度ωψを測定す
る。2は積分器であり、方位軸まわりの角速度を積分し
方位角ψを計算する。3は初期方位角加算部であり、予
め設定された初期方位角ψ0 を方位角ψに加算する。こ
れは積分定数を与えることに対応するものである。この
演算結果として、運動体の現在方位角ψ+ψ0がリアル
タイムに得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方位センサはバ
イアスと呼ばれるレートセンサの誤差(入力が零でも出
力が零にならないゲタのような誤差)もいっしょに積分
されるので、方位角出力の誤差が時間と共に増加する欠
点があった。この対策として高価な高精度レートセンサ
を用いることもできるが、全体の価格が高くなる欠点が
ある。
イアスと呼ばれるレートセンサの誤差(入力が零でも出
力が零にならないゲタのような誤差)もいっしょに積分
されるので、方位角出力の誤差が時間と共に増加する欠
点があった。この対策として高価な高精度レートセンサ
を用いることもできるが、全体の価格が高くなる欠点が
ある。
【0004】この発明の目的は従来の欠点を解決して、
方位角誤差が小さく且つ比較的安価な方位センサを提供
することにある。
方位角誤差が小さく且つ比較的安価な方位センサを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は方位レートセ
ンサを複数個持ち、これらレートセンサの角速度出力を
平均した上で積分計算するので、レートセンサのバイア
ス誤差が互いに打ち消され又は軽減され、確率的に方位
角出力の誤差が軽減される。
ンサを複数個持ち、これらレートセンサの角速度出力を
平均した上で積分計算するので、レートセンサのバイア
ス誤差が互いに打ち消され又は軽減され、確率的に方位
角出力の誤差が軽減される。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明によるブロック図である。1は方位
軸にとりつけられた複数個のレートセンサ11 〜1n で
ある。2は複数のレートセンサ出力の平均ωψa を計算
する。3は積分器であり、方位軸まわりの角速度ωψa
を積分し方位角ψを計算する。4は初期方位角加算部で
あり、予め設定した初期方位角ψ0 を方位角ψに加算す
る。これは積分定数を与えることに対応する。
する。図1は本発明によるブロック図である。1は方位
軸にとりつけられた複数個のレートセンサ11 〜1n で
ある。2は複数のレートセンサ出力の平均ωψa を計算
する。3は積分器であり、方位軸まわりの角速度ωψa
を積分し方位角ψを計算する。4は初期方位角加算部で
あり、予め設定した初期方位角ψ0 を方位角ψに加算す
る。これは積分定数を与えることに対応する。
【0007】方位レートセンサ11 〜1n の出力を平均
すると方位角速度測定値の誤差が改善される理由を次に
示す。一般に方位レートセンサのバイアス誤差は、時間
軸でみるとゼロを中心に正規分布をしている。またある
時刻でみると、複数個の方位レートセンサの各々の誤差
もゼロを中心に正規分布していると考えられる。
すると方位角速度測定値の誤差が改善される理由を次に
示す。一般に方位レートセンサのバイアス誤差は、時間
軸でみるとゼロを中心に正規分布をしている。またある
時刻でみると、複数個の方位レートセンサの各々の誤差
もゼロを中心に正規分布していると考えられる。
【0008】複数のレートセンサの出力を平均化するこ
とで、誤差同士も平均化されサンプル数が多ければ平均
化部2の出力ωψa に含まれる誤差分は平均誤差≒0に
近づく。このように平均化することで誤差同士がキャン
セルされるので、複数のレートセンサとしては安価な低
精度のものを用いることができる。
とで、誤差同士も平均化されサンプル数が多ければ平均
化部2の出力ωψa に含まれる誤差分は平均誤差≒0に
近づく。このように平均化することで誤差同士がキャン
セルされるので、複数のレートセンサとしては安価な低
精度のものを用いることができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、方位レー
トセンサを複数個設けそれらの出力を平均化することに
より、それぞれの誤差分同士をキャンセルし方位角精度
を向上させることができる。しかも複数のセンサは低精
度のものでよく、極めて安価に得られるので、方位セン
サ全体の経済化が達成できる。
トセンサを複数個設けそれらの出力を平均化することに
より、それぞれの誤差分同士をキャンセルし方位角精度
を向上させることができる。しかも複数のセンサは低精
度のものでよく、極めて安価に得られるので、方位セン
サ全体の経済化が達成できる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】従来の方位センサのブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 方位軸に取付けられた複数の方位レート
センサと、 それら複数の方位レートセンサより出力される角速度の
平均値を求める平均化部と、 その平均化部より出力される前記角速度の平均値を積分
して方位角を求める積分部と、 その積分部より出力される前記方位角に初期方位角を加
算して、現在の方位角を求める初期方位角加算部とより
成る方位センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20048594A JPH0861956A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 方位センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20048594A JPH0861956A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 方位センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861956A true JPH0861956A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16425104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20048594A Withdrawn JPH0861956A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 方位センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0861956A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271225A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 管路計測装置 |
US20120133139A1 (en) * | 2007-10-23 | 2012-05-31 | Per Egedal | Method for controlling wind turbines, and devices therefore |
CN103592944A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-02-19 | 燕山大学 | 一种超市购物机器人及其行进路径规划方法 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20048594A patent/JPH0861956A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120133139A1 (en) * | 2007-10-23 | 2012-05-31 | Per Egedal | Method for controlling wind turbines, and devices therefore |
US8426996B2 (en) * | 2007-10-23 | 2013-04-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for controlling wind turbines, and devices therefore |
JP2010271225A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 管路計測装置 |
CN103592944A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-02-19 | 燕山大学 | 一种超市购物机器人及其行进路径规划方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |