JPH0861900A - 残留薬探知方法 - Google Patents

残留薬探知方法

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JPH0861900A
JPH0861900A JP6191517A JP19151794A JPH0861900A JP H0861900 A JPH0861900 A JP H0861900A JP 6191517 A JP6191517 A JP 6191517A JP 19151794 A JP19151794 A JP 19151794A JP H0861900 A JPH0861900 A JP H0861900A
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JP
Japan
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residual drug
explosive
composition
drug detection
residual
Prior art date
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Pending
Application number
JP6191517A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Okitsu
敏洋 沖津
Yoshihiro Moriyama
孔弘 森山
Ryoichi Sakano
良一 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Nippon Koki Co Ltd
Original Assignee
Taisei Corp
Nippon Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、破砕個所に埋設された火薬または
非火薬組成物が確実に燃焼したかどうかを探知するため
の残留薬探知方法に関し、不発火残留薬の有無を容易,
確実に知ることを目的とする。 【構成】 破砕個所に埋設される火薬または非火薬組成
物内に、高張力線材からなる残留薬探知具の先端を予め
挿入しておき、前記火薬または非火薬組成物への燃焼動
作の終了後に、前記残留薬探知具を引き抜き、残留薬探
知具の先端に状態変化がない時に、前記破砕個所に火薬
または非火薬組成物が存在すると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、破砕個所に埋設された
火薬または非火薬組成物が確実に燃焼したかどうかを探
知するための残留薬探知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、爆轟を伴わない火薬類、例えば、
黒色火薬,推進薬,コンクリート破砕薬および非火薬類
であるテルミット組成物,熱分解ガスの圧力を利用した
破砕薬剤(ガンサイザ 日本工機株式会社の商品名)の
ような高温・高速反応組成物を使用して、脆性体を比較
的緩やかに破砕することが行われている。
【0003】すなわち、一般に、従来の破砕方法では、
爆薬が爆轟により発生する超高圧の衝撃波を利用して脆
性体を破砕しているため、破砕と同時に大きな振動,騒
音を伴うが、爆轟を伴わない高温・高速反応組成物によ
る破砕では、準動的な反応ガスの圧力のみにより脆性体
が主に引っ張り破砕されるため、大きな振動,騒音が発
生することを有効に回避することができる。
【0004】一方、一般に高温・高速反応組成物は、粉
状体組成物が多く、従って、危険性を評価する落槌,摩
擦感度試験等に対して鋭感なものが多い。そして、この
ような高温・高速反応組成物が、通常の発破と同様に、
穿孔中に装填され、特定の点火具により着火,燃焼さ
れ、準動的な反応ガス圧力が穿孔壁に作用し脆性体が破
砕されるが、点火具により着火されず、高温・高速反応
組成物が穿孔内に残留する虞れも皆無とはいえない。
【0005】このような場合に、穿孔内に残留した高温
・高速反応組成物を回収することは容易ではない。すな
わち、一般に、他の反応した高温・高速反応組成物によ
り、脆性体が既に多少なりとも移動しており、穿孔が損
傷していることが多く、また、他の反応孔からの圧力に
より不着火孔のステミング材(閉塞材)が固まってお
り、穿孔の位置を特定することが容易でなく、また、穿
孔の位置が特定できた場合にも、高温・高速反応組成物
を回収することが非常に困難である。
【0006】さらに、不着火孔が存在しているにもかか
わらず、作業者が見落とす虞れもある。そして、このよ
うに不着火孔に衝撃感度の高い高温・高速反応組成物が
残留した状態で、次の工程である穿孔作業に入ると、い
わゆる繰り当て事故が発生する可能性が非常に高くな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
このような不発火残留薬の有無を確実に探索する方法は
確立されておらず、不発火残留薬の有無を確実に知るこ
とができる残留薬探知方法が強く要望されていた。
【0008】本発明はかかる従来の事情に対処してなさ
れたもので、不発火残留薬の有無を容易,確実に知るこ
とができる残留薬探知方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の残留薬探知方
法は、破砕個所に埋設される火薬または非火薬組成物内
に、高張力線材からなる残留薬探知具の先端を予め挿入
しておき、前記火薬または非火薬組成物への燃焼動作の
終了後に、前記残留薬探知具を引き抜き、残留薬探知具
の先端に状態変化がない時に、前記破砕個所に火薬が存
在すると判断するものである。
【0010】請求項2の残留薬探知方法は、請求項1に
おいて、前記火薬または非火薬組成物が薬筒内に収容さ
れているものである。請求項3の残留薬探知方法は、請
求項1または2において、前記残留薬探知具が、高張力
繊維からなる線材であるものである。
【0011】請求項4の残留薬探知方法は、請求項1ま
たは2において、前記残留薬探知具が、エナメル線であ
るものである。
【0012】
【作用】請求項1の残留薬探知方法では、予め、破砕個
所に埋設される火薬または非火薬組成物内に、高張力線
材からなる残留薬探知具の先端が挿入される。
【0013】そして、火薬または非火薬組成物への燃焼
動作の終了後に残留薬探知具が引き抜かれ、残留薬探知
具の先端に、燃焼,変色等の状態変化がない場合に破砕
個所に火薬または非火薬組成物が存在すると判断され
る。
【0014】請求項2の残留薬探知方法では、火薬また
は非火薬組成物が薬筒内に収容され、薬筒内に残留薬探
知具の先端が挿入される。請求項3の残留薬探知方法で
は、残留薬探知具が、高張力繊維からなる線材により形
成され、先端が燃焼している時に、不発火残留薬がある
と判断される。
【0015】請求項4の残留薬探知方法では、残留薬探
知具が、エナメル線により形成され、先端のエナメルが
燃焼している時に、不発火残留薬があると判断される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の残留薬探知方法の一実
施例を示しており、符号1は、岩盤,コンクリート等の
破砕すべき脆性体を示している。
【0017】この脆性体1の破砕個所には、火薬装填孔
2が穿孔されている。火薬装填孔2には、薬筒3が挿入
され、火薬装填孔2の入口が、例えば、砂等のステミン
グ材4により閉塞されている。
【0018】薬筒3内には、例えば、黒色火薬,推進
薬,コンクリート破砕薬、テルミット組成物,ガンサイ
ザのような高温・高速反応組成物5が充填されている。
薬筒3の先端には、点火具6が配置され、この点火具6
には、点火具脚線7が接続されている。
【0019】薬筒3の後部には、高張力線材からなる残
留薬探知具8の先端が挿入されている。このような高張
力線材には高張力繊維,金属線等を使用することができ
る。
【0020】そして、高張力繊維としては、炭素繊維,
有機高分子繊維等が使用できる。本発明者の実験によれ
ば、後述する表1に示すように、超高張力ポリエチレン
からなるダイニーマ(東洋紡ミシン糸株式会社の商品
名)が残留薬探知具8として最も適している。
【0021】また、金属線としては、エナメル線,ポリ
エステル線等が使用できる。本発明方法では、図1に示
した状態において、点火具脚線7に通電する燃焼動作を
行うと、点火具6が発火し、薬筒3内の高温・高速反応
組成物5が反応し、脆性体1が破砕される。
【0022】この後、残留薬探知具8が引き抜かれ、残
留薬探知具8の先端に、燃焼,変色等の状態変化がある
かどうかが目視され、状態変化がない時に、高温・高速
反応組成物5が燃焼しておらず破砕個所に高温・高速反
応組成物5が存在すると判断される。
【0023】すなわち、一般に、高温・高速反応組成物
5は、反応を開始すると、数100〜2000℃程度の
高温を発生し、その反応速度も数10〜数100m/sec
と高速であるため、密閉された空間では、その空間内に
充填された高温・高速反応組成物5の薬量にもよるが、
数10msec以上の高温持続時間を有する。
【0024】従って、このような高温・高速反応組成物
5内に残留薬探知具8の先端を挿入しておくと、高張力
繊維あるいはエナメル線等の被覆線材は、高温・高速反
応組成物5の反応熱により、容易に熱的影響を受ける。
【0025】例えば、エナメル線,ポリエステル線であ
れば、被覆薬剤であるエナメル,ポリエステルが炭化す
る等の化学的影響を受け、一方、高張力繊維、例えば、
ダイニーマであれば、同様に反応熱により炭化,収縮す
る。
【0026】そこで、残留薬探知具8を引き抜き、残留
薬探知具8の先端の状態変化を目視することにより高温
・高速反応組成物5が反応したかどうかを容易に確認す
ることができる。
【0027】なお、この場合、全ての残留薬探知具8を
引き抜く必要はなく、破砕状態が劣る、あるいは破砕さ
れていない脆性体1部位の火薬装填孔2内の残留薬探知
具8を引き抜くだけで良い。
【0028】一般的に、残留薬探知具8に現れる現象
は、以下の3通りあり、本発明者は、種々の実験により
判断基準を定めている。 残留薬探知具8が円滑に抜ける。この場合には、不
着火孔であり、高温・高速反応組成物5が残留してい
る。
【0029】 残留薬探知具8が抜け難く、途中で切
断する。この場合には、高温・高速反応組成物5は正常
に燃焼している。 残留薬探知具8が抜け難いが、抜いてみると先端が
熱的変形を受けている。この場合には、高温・高速反応
組成物5は正常に燃焼している。
【0030】しかして、上述した残留薬探知方法では、
高温・高速反応組成物5への燃焼動作の終了後に残留薬
探知具8を引き抜き、残留薬探知具8の先端に、燃焼,
変色等の状態変化がない場合に破砕個所に高温・高速反
応組成物5が存在すると判断されるため、不発火残留薬
の有無を容易,確実に知ることができる。
【0031】また、上述した残留薬探知方法では、高温
・高速反応組成物5を薬筒3内に収容したので、所定量
の火薬を火薬装填孔2に迅速,確実に充填することがで
きる。
【0032】以下に示す表1は、最適な残留薬探知具8
を得るために、本発明者が各種の線材について実験した
結果を示している。
【0033】
【表1】
【0034】表1において、取扱性とは、残留薬探知具
8を火薬装填孔2に装着する時の容易性をいう。運搬性
とは、使用現場において残留薬探知具8を引き出したま
まステミングしたり、あるいは発火後に引っ張り出す時
の容易性をいう。閉塞性とは、ステミング材4の機能が
阻害されないことをいう。探知機能とは、高温・高速反
応組成物5の反応後に、残留薬探知具8を引き抜いた時
に、切断することなく容易に反応の有無を確認できるこ
とをいう。
【0035】上述した表1から、ダイニーマ#00が、
以下の理由により総合的に非常に優れているのがわか
る。 軽量であり、任意の長さに切断でき、取扱性が非常
に良い。
【0036】 高張力(40Kgf/mm2 程度)であり、
殆ど切れることがない。 熱には弱く高温・高速反応組成物5の反応熱で容易
に炭化,収縮する。 線材そのものが柔らかくステミング材4に悪影響を
与えない。
【0037】なお、エナメル線等の金属線は、重量があ
るため運び難く、また、ワイヤー,ピアノ線は、線質が
硬く取扱性が悪く、さらに、凧糸,釣糸等は張力が弱い
という欠点を有するが、これ等の線材も状況に応じて使
用可能である。
【0038】そして、エナメル線を使用する場合には、
高温・高速反応組成物5によるエナメルの燃焼の有無を
容易に目視することができる。なお、以上述べた実施例
では、高温・高速反応組成物5を薬筒3内に収容した例
について説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、火薬装填孔2内に高温・高速反応組成
物5を直接充填しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の残留薬探
知方法では、火薬または非火薬組成物への燃焼動作の終
了後に残留薬探知具を引き抜き、残留薬探知具の先端
に、燃焼,変色等の状態変化がない場合に破砕個所に火
薬が存在すると判断されるため、不発火残留薬の有無を
容易,確実に知ることができる。
【0040】請求項2の残留薬探知方法では、火薬また
は非火薬組成物が薬筒内に収容されるため、所定量の火
薬を火薬装填孔に迅速,確実に充填することができる。
請求項3の残留薬探知方法では、残留薬探知具が、高張
力繊維からなる線材により形成されるため、特に、取扱
性および運搬性が良好になる。
【0041】請求項4の残留薬探知方法では、残留薬探
知具が、エナメル線により形成されるため、エナメルの
燃焼の有無を容易に目視することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の残留薬探知方法の一実施例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 脆性体 2 火薬装填孔 3 薬筒 4 ステミング材 5 高温・高速反応組成物 6 点火具 7 点火具脚線 8 残留薬探知具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂野 良一 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕個所に埋設される火薬または非火薬
    組成物内に、高張力線材からなる残留薬探知具の先端を
    予め挿入しておき、前記火薬または非火薬組成物への燃
    焼動作の終了後に、前記残留薬探知具を引き抜き、残留
    薬探知具の先端に状態変化がない時に、前記破砕個所に
    火薬または非火薬組成物が存在すると判断することを特
    徴とする残留薬探知方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の残留薬探知方法におい
    て、 前記火薬または非火薬組成物が薬筒内に収容されている
    ことを特徴とする残留薬探知方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の残留薬探知方法
    において、 前記残留薬探知具が、高張力繊維からなる線材であるこ
    とを特徴とする残留薬探知方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の残留薬探知方法
    において、 前記残留薬探知具が、エナメル線であることを特徴とす
    る残留薬探知方法。
JP6191517A 1994-08-15 1994-08-15 残留薬探知方法 Pending JPH0861900A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125540A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Nikko Gika Kk 岩石・構造物等の破砕方法並びにその装置
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CN111141187A (zh) * 2020-03-07 2020-05-12 福州闽龙铁路工程有限公司 地铁盾构岩石爆破处理盲炮用的装药结构和处理方法

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JPS4942529B1 (ja) * 1968-09-26 1974-11-15

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