JPH086079A - 半導体光変調器 - Google Patents

半導体光変調器

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JPH086079A
JPH086079A JP14140994A JP14140994A JPH086079A JP H086079 A JPH086079 A JP H086079A JP 14140994 A JP14140994 A JP 14140994A JP 14140994 A JP14140994 A JP 14140994A JP H086079 A JPH086079 A JP H086079A
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JP
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waveguide layer
optical modulator
waveguide
saturable absorber
semiconductor optical
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JP14140994A
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Shin Arataira
慎 荒平
Yasuhiro Matsui
康浩 松井
Hitoshi Murai
仁 村井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消光比の大きな積層方向性結合器型の半導体
光変調器の提供。 【構成】 第1実施例の積層方向性結合器型の半導体光
変調器は、クラッド層を介して積層された、第1および
第2導波層を具えている。そして、変調された信号光が
出射される第1導波層10の出力端10aに可飽和吸収
体30を具えている。この可飽和吸収体30は、バンド
ギャップ波長1.5μmのInGaAsPからなり、導
波層の長さ方向に沿って約50μmの長さにわたって設
けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、積層方向性結合器型
の半導体光変調器(以下、積層光変調器とも略称する)
に関する。
【0002】
【従来の技術】2本の導波層をクラッド層を介して積層
させた積層光変調器の一例が、文献I:「アプライド・
フィジックス・レタ−ズ(Appl.Phys.Lett. )VOL.
25,NO.561(1974)」および文献II:「ア
イイーイーイー・フォトニクス・テクノロジー・レター
ズ(IEEE Photon. Tech. Lett.)VOL.4,NO.7
(1992)」に開示されている。
【0003】文献Iに開示の積層光変調器では、n+
ラッド層、n型導波層、n+ クラッド層、n型導波層、
+ クラッド層を順次に積層している。そして、両n型
導波層にバイアス電圧を印加してp+ −n接合部分の空
乏層の厚さを変化させることにより、導波層の屈折率分
布を変化させて光変調器として動作させている。また、
文献IIに開示の積層光変調器では、各導波層(ガイド)
と各導波層の上下に設けられたクラッドとを多重量子井
戸構造とすることにより、量子閉じ込めシュタルク効果
を用いてスイッチングに必要な駆動電圧の低減を図って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積層光変調器では、積層光変調器に設けられた2本の導
波層が互いに接近している。このため、積層光変調器の
スイッチオンのときに出射される光信号の光強度I1
と、スイッチオフのときに出射される光の光強度I2
の比I1 /I2 で表される消光比が小さくなってしまう
という問題点があった。例えば、文献IIの図4に開示の
例では、10デシベル程度の消光比しか得られていな
い。
【0005】ところで、消光比を大きくするためには、
一般に、2本の導波層の距離を互いに離せば良い。しか
し、この場合、2本の導波層間の結合が弱くなるため、
積層光変調器をスイッチングするための駆動電圧を大き
くする必要があり、また、スイッチングに必要な導波路
長も長くなってしまうという実用上の問題点があった。
このため、消光比の大きな積層方向性結合器型の半導体
光変調器の実現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体光変調
器によれば、クラッド層を介して積層された第1および
第2導波層を具え、この第1および第2導波層に逆バイ
アス電圧を印加するための導波層電極を具えてなる、積
層方向性結合器型の半導体光変調器において、変調され
た信号光が出射される、第1または第2導波層の出射端
に結合された可飽和吸収体を具え、この可飽和吸収体に
逆バイアス電圧を印加するための吸収体電極を具えてな
ることを特徴とする。
【0007】また、好ましくは、可飽和吸収体に入射す
る信号光の進路上の、第1または第2導波層に、利得導
波層を具え、この利得導波層に電流を注入するための利
得電極を具えてなることが望ましい。
【0008】尚、以下、信号が入射される導波層を入射
導波層とも称する。また、信号が出射される導波層を出
射導波層とも称する。また、導波層は、上下のクラッド
層に挟まれることにより導波路として機能する。
【0009】
【作用】以下、出射導波層から変調された信号光が出射
される状態をスイッチオンと表現し、一方、出射導波層
から変調された信号光が出射されない状態をスイッチオ
フと表現する。
【0010】この発明では、出射導波層となる第1また
は第2導波層のいずれかの出射端に可飽和吸収体を設け
ている。この可飽和吸収体は、非線形光学材料からな
る。そして、この非線形光学材料は、非線形光学材料に
入射する信号光の光強度に依存してその吸光係数が変化
するという性質を有する。即ち、光強度が弱い程吸光係
数が増大し、一方、光強度が強い程吸光係数が減少す
る。その結果、信号光の光強度が強い程、可飽和吸収体
は信号光に対して透明となる。
【0011】従って、この積層光変調器がスイッチオン
のときには、信号光は、その光強度が強いので、可飽和
吸収体をほぼ透過して出射される。その結果、可飽和吸
収体を設けてない場合の信号光の光強度とほぼ等しい光
強度の信号光が出射される。一方、スイッチオフのとき
は、例えばクロストークのために僅かな光が出射され
る。光強度が弱い場合、可飽和吸収体は入射光に対して
不透明になる。その結果、この発明の積層光変調器で
は、スイッチオフのときに出射端から出射される光の光
強度は、可飽和吸収体を設けない場合に比べて、より弱
くなる。
【0012】可飽和吸収体を通過した信号光の光強度
は、下記の(1)式および(2)式で表すことができ
る。
【0013】 スイッチオンのとき: i1 =I1 exp{a0 L/(1+I1 /IS )}・・・(1) スイッチオフのとき: i2 =I2 exp{a0 L/(1+I2 /IS )}・・・(2) 但し、i1 およびi2 は、それぞれスイッチオンおよび
スイッチオフのときの可飽和吸収体を通過した光信号の
光強度を表し、I1 およびI2 は、それぞれスイッチオ
ンおよびスイッチオフのときの可飽和吸収体に入射する
光信号の光強度を表している。また、a0 は可飽和吸収
体の非飽和吸収(入射光の光強度が十分に小さいときの
吸収)を表し、IS は可飽和吸収体の飽和強度を表して
いる。また、Lは、導波層の長さを表している。
【0014】上述の(1)式および(2)式から明らか
なように、可飽和吸収体を設けた場合の信号光の消光比
1 /i2 は、可飽和吸収体を設けない場合の消光比I
1 /I2 よりも大きくなる。従って、この発明の半導体
光変調器は、従来よりも消光比の改善された積層方向性
結合型の半導体光変調器となることが判る。
【0015】ところで、可飽和吸収体を構成する非線形
光学材料の上述した性質から、この発明の半導体光変調
器では、入射する信号光の光強度が強い程、消光比が大
きくなる。例えば、実施例の欄で後述する図3のグラフ
では、信号光の光強度が可飽和吸収体の飽和強度IS
1/1000程度で弱い場合には、可飽和吸収体を設け
たことによる消光比の向上はほとんど見られないことが
示されている。
【0016】そこで、可飽和吸収体に入射する信号光の
進路上の導波層に利得導波層を設ければ、この利得導波
層で増幅させた強い光強度の信号光を可飽和吸収体に入
射させることができる。このため、半導体光変調器に入
射する信号光の光強度が弱い場合にも、消光比を従来よ
りも向上させることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の半導体光
変調器の実施例について説明する。尚、図面は、この発
明が理解できる程度に各構成成分、形状および配置関係
を概略的に示してあるに過ぎない。従って、この発明は
図示例にのみ限定されるものではないことは明らかであ
る。尚、図は、断面部分を表すハッチングを一部省略し
て示す。
【0018】<比較例>先ず、第1実施例の説明に先立
ち、この発明の理解を容易にするため、比較例として従
来の半導体光変調器について説明する。図2は、比較例
の半導体光変調器の縦断面図である。図2に示す比較例
の半導体光変調器には、可飽和吸収体は設けられていな
い。
【0019】比較例の積層光変調器は、2つの導波層1
0および12を、この導波層よりも屈折率の低いクラッ
ド層16を介して積層した構造を有する。これらの導波
層は、互いに導波層の導波モードのしみ出しを通して結
合されている。このため、片方の導波層にのみ光を入射
させても、出射端での光強度の分布は導波層の屈折率分
布および導波層長に依存する。導波層屈折率分布は、p
側オーミック電極26とn側オーミック電極28間に印
加する電圧によって制御することができる。印加電圧は
逆バイアス電極とこれと直列に接続された変調電源によ
って制御することができる。このため、例えば、第1導
波層から信号光を入射させた場合、その信号光を、第1
導波層10、第2導波層12、または、第1および第2
導波層の両方から出射させて、光変調器として動作させ
ることができる。
【0020】この比較例では、第1導波層10が入射導
波層と出射導波層とを兼ねている。第1導波層に曲線A
で示した光強度分布を有する信号光を入射させたとき
の、スイッチオンのときに出射する信号光の光強度分布
を曲線Bで示す。また、スイッチオフのときに出射する
信号光の光強度分布を曲線Cで示す。各曲線の山の高さ
(図面では横方向へ突出している)は光強度を表してい
る。今、第1導波層10についてこれを出射導波層とし
て着目すると、スイッチオンのときには、光強度I1
信号光が出射されている。一方、スイッチオフのときに
もクロストーク等のために光強度I2 の光が出射されて
しまう。このため、消光比I1 /I2 が小さくなってし
まうという問題点があった。
【0021】<第1実施例>第1実施例では、第1導波
層の出射端に可飽和吸収層を設けた例について説明す
る。図1は、第1実施例の半導体光変調器の構造の説明
に供する、導波層の長さ方向に沿った切り口での縦断面
図である。
【0022】第1実施例の積層方向性結合器型の半導体
光変調器は、クラッド層を介して積層された、導波層長
L=100μm程の、第1および第2導波層を具えてい
る。この第1導波層10は、第1クラッド層14と第2
クラッド層16とに挟まれることにより、第1導波路2
0として機能する。また、第2導波層12は、第2クラ
ッド層16と第3クラッド層18とに挟まれることによ
り第2導波路22として機能する。従って、第2クラッ
ド層16は第1および第2導波層10および12両方に
共通のクラッド層16として、第1導波層10と第2導
波層12との間に介在している。
【0023】第1実施例では、第1導波層10および第
2導波層12を層厚0.2μmのバンドギャップ波長
1.5μmのInGaAsPを以って構成し、第1〜第
3クラッド層14、16および18は、バンドギャップ
波長1.3μmのInPを以って構成している。
【0024】そして、この第1および第2導波層10お
よび12に逆バイアス電圧を印加するための導波層電極
24として、第1クラッド層14の上にp側オーミック
電極26と、第3クラッド層18の下にn側オーミック
電極28とを具えている。尚、このn側オーミック電極
28は、後述の吸収電極のn側オーミック電極と共通の
電極として設けてあるので、以下、共通電極28と称す
る。この導波層電極24には、逆バイアス電圧源36a
および変調電源36bにより逆バイアス電圧が印加され
ている。
【0025】そして、第1実施例では、変調された信号
光が出射される第1導波層10の出力端10aに、可飽
和吸収体30を具えている。この可飽和吸収体30は、
バンドギャップ波長1.5μmのInGaAsPからな
り、導波層の長さ方向に沿って約50μmの長さにわた
って設けてある。
【0026】そして、この半導体光変調器は、この可飽
和吸収体30に逆バイアス電圧を印加するための吸収体
電極32を具えている。この吸収体電極32は、共通電
極28とp側オーミック電極34とを以って構成されて
いる。また、この吸収体電極32には、逆バイアス電圧
源36により逆バイアス方向に0.5Vの電圧が印加さ
れている。
【0027】第1実施例では、第1導波層10が入射導
波層と出射導波層とを兼ねているので、第1導波層10
の入射端10bに入射した信号光は変調されてスイッチ
オンのときに第1導波層10の出射端10aから出射す
る。
【0028】この半導体光変調器では、可飽和吸収体3
0により、主に、スイッチオフのときに出射する出射強
度を低減することができるので、消光比を改善すること
ができる。
【0029】<計算結果>次に、図3のグラフに、第1
実施例の半導体光変調器の可飽和吸収体の有無による消
光比の変化を、入射強度を変えて、上述の(1)式およ
び(2)式を計算した結果を示す。計算にあたっては、
0 =1000cm-1、L=100μmとした。図3の
グラフの横軸は、可飽和吸収体が無い場合の消光比を表
し、縦軸は、可飽和吸収体が有る場合の消光比を表して
いる。そして、グラフ中の曲線I、II、III 、IVは、そ
れぞれ、入射強度の飽和強度に対する相対比が0.01
以下、0.1、1、10の場合の計算結果を示してい
る。また、グラフ中の曲線Iで示すように、入射強度の
相対値が0.01以下の場合には、可飽和吸収体の有無
による変化はほとんど見られない。一方、曲線II〜IVで
示すように、入射強度が0.1以上の場合には、入射強
度が強い程、可飽和吸収体が有る場合の消光比が可飽和
吸収体が無い場合よりも大きくなることが判る。
【0030】<第2実施例>第2実施例では、第1導波
層に利得導波層を設けた例について説明する。図4は、
第2実施例の半導体光変調器の構造の説明に供する、導
波層の長さ方向に沿った切り口での縦断面図である。
【0031】第2実施例の積層方向性結合器型の半導体
光変調器は、第1実施例と同様に、クラッド層16を介
して積層された、第1および第2導波層10および12
を具えている。そして、第1実施例と同様に、変調され
た信号光が出射される第1導波層10の出射端10a
に、可飽和吸収体30を具えている。
【0032】第2実施例では、さらに、可飽和吸収体3
0に入射する信号光の進路上の、第1導波層10に、可
飽和吸収体30と接して利得導波層40を具えている。
この利得導波層40は、バンドギャップ波長1.5μm
のInGaAsPからなり、導波層の長さ方向に沿って
約500μmの長さにわたって設けてある。この利得導
波層40によって、信号光の強度を10〜100倍程度
に増幅することができる。
【0033】また、利得導波層40に電流を注入するた
めの利得電極42を具えている。この利得電極42は、
p側オーミック電極44と共通電極28とを以って構成
されている。この実施例では、順バイアス電流源46に
より、利得導波層40に約200mAの電流を注入して
いる。
【0034】このように、この実施例では、利得導波層
40で光強度を増幅した信号光を可飽和吸収体30に入
射させることができる。このため、信号光をそのまま可
飽和吸収体30に入射させる場合よりも、消光比を大き
くすることができる。
【0035】<第3実施例>第3実施例では、第1導波
層の入射端10bに利得導波層40を設けた例について
説明する。図4は、第3実施例の半導体光変調器の構造
の説明に供する、導波層の長さ方向に沿った切り口での
縦断面図である。
【0036】第3実施例の積層方向性結合器型の半導体
光変調器は、第1実施例と同様に、第2クラッド層16
を介して積層された、第1および第2導波層10および
12を具えている。そして、第3実施例でも、第1実施
例と同様に、変調された信号光が出射される第1導波層
10の出射端に、可飽和吸収体30を具えている。
【0037】また、第3実施例でも、可飽和吸収体30
に入射する信号光の進路上の、第1導波層10の入射端
10bに利得導波層40設けている。
【0038】その結果、導波層を伝搬することによって
信号光の光強度が減衰する前に、光強度を増幅すること
ができる。
【0039】上述した各実施例では、この発明を特定の
条件で構成した例について説明したが、この発明は多く
の変更および変形を行うことができる。例えば、上述し
た各実施例では、2本の導波層のうちの一方の導波層
を、入射導波層および出射導波層として用いたが、この
発明では、入射導波層と出射導波層とが異なっていても
良い。例えば、第1導波層を入射導波層として第2導波
層を出射導波層としても良い。
【0040】また、上述した第2および第3実施例で
は、それぞれ利得導波層を第1導波層の入射端および出
力端に結合させて設けたが、この発明では、利得導波層
を導波層の途中に設けても良い。
【0041】
【発明の効果】この発明では、出射導波層となる第1ま
たは第2導波層のいずれかの出射端に可飽和吸収体を設
けている。このため、この積層光変調器がスイッチオン
のときには、可飽和吸収体を設けてない場合の信号光の
光強度とほぼ等しい光強度の信号光が出射される。一
方、この積層光変調器はスイッチオフのときは、可飽和
吸収体を設けない場合に比べて、光強度のより弱い光が
出射される。
【0042】従って、この発明では、第1および第2導
波層を互いに離すことなく近接させたままで消光比を小
さくするができる。このため、スイッチングのための駆
動電圧を従来のもに比べて特に大きくする必要も無く、
また、導波層長も従来のものに比べて特に長くする必要
も無い。
【0043】さらに、可飽和吸収体に入射する信号光の
進路上の導波層に利得導波層を設ければ、この利得導波
層で増幅させた強い光強度の信号光を可飽和吸収体に入
射させることができる。このため、半導体光変調器に入
射する信号光の光強度が弱い場合にも、消光比を従来よ
りも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体光変調器の説明に供する縦
断面図である。
【図2】比較例の半導体光変調器の説明に供する縦断面
図である。
【図3】第3実施例の半導体光変調器の可飽和吸収体の
有無による消光比の変化の計算結果を示すグラフであ
る。
【図4】第2実施例の半導体光変調器の説明に供する縦
断面図である。
【図5】第3実施例の半導体光変調器の説明に供する縦
断面図である。
【符号の説明】
10:第1導波層 10a:出射端 10b:入射端 12:第2導波層 14:第1クラッド層 16:第2クラッド層 18:第3クラッド層 20:第1導波路 22:第2導波路 24:導波層電極 26:p側オーミック電極 28:n側オーミック電極、共通電極 30:可飽和吸収体 32:吸収体電極 34:p側オーミック電極 36:逆バイアス電圧源 36a:逆バイアス電圧源 38:変調電圧源 40:利得導波層 42:利得電極 44:p側オーミック電極 46:順バイアス電流源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッド層を介して積層された第1およ
    び第2導波層を具え、該第1および第2導波層に逆バイ
    アス電圧を印加するための制御電極を具えてなる、積層
    方向性結合器型の半導体光変調器において、 変調された信号光が出射される、第1または第2導波層
    の出射端に結合された可飽和吸収体を具え、 該可飽和吸収体に逆バイアス電圧を印加するための吸収
    体制御電極を具えてなることを特徴とする半導体光変調
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体光変調器におい
    て、 前記可飽和吸収体に入射する信号光の進路上の、第1ま
    たは第2導波層に、利得導波層を具え、 該利得導波層に電流を注入するための利得電極を具えて
    なることを特徴とする半導体光変調器。
JP14140994A 1994-06-23 1994-06-23 半導体光変調器 Withdrawn JPH086079A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100348602B1 (ko) * 1999-07-30 2002-08-13 송재원 수직형 비대칭 광소자
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