JPH0860715A - ユニット配管構造 - Google Patents
ユニット配管構造Info
- Publication number
- JPH0860715A JPH0860715A JP20067494A JP20067494A JPH0860715A JP H0860715 A JPH0860715 A JP H0860715A JP 20067494 A JP20067494 A JP 20067494A JP 20067494 A JP20067494 A JP 20067494A JP H0860715 A JPH0860715 A JP H0860715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- wall surface
- fixing metal
- faucet fixing
- piping structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 壁面(3)の水栓(11)に給水する壁面裏
側の配管構造であって、水栓固定金具(1)を密着内蔵
し、壁面表側への露出部に漏水吐出口(17)を有する
水栓固定金具カバー体(2)が底部(4)を固定されて
おり、この水栓固定金具カバー体(2)の上部開口
(7)に上方から差し込み固定した鞘管(13)を介し
て給水配管(14)と水栓固定金具(1)とが連通して
いる。 【効果】 少ないスペースに容易かつ低価格で施工する
ことができ、しかも漏水を全て壁面の表側に排水するこ
とが可能となる。これにより、住宅等における水漏れ等
のトラブルが解消される。
側の配管構造であって、水栓固定金具(1)を密着内蔵
し、壁面表側への露出部に漏水吐出口(17)を有する
水栓固定金具カバー体(2)が底部(4)を固定されて
おり、この水栓固定金具カバー体(2)の上部開口
(7)に上方から差し込み固定した鞘管(13)を介し
て給水配管(14)と水栓固定金具(1)とが連通して
いる。 【効果】 少ないスペースに容易かつ低価格で施工する
ことができ、しかも漏水を全て壁面の表側に排水するこ
とが可能となる。これにより、住宅等における水漏れ等
のトラブルが解消される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニット配管構造に
関するものである。さらに詳しくは、この発明は、壁面
の水栓に給水する壁面裏側の配管を少ないスペースで、
しかも漏水を生じさせることなく施工することのできる
新しいユニット配管構造に関するものである。
関するものである。さらに詳しくは、この発明は、壁面
の水栓に給水する壁面裏側の配管を少ないスペースで、
しかも漏水を生じさせることなく施工することのできる
新しいユニット配管構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅などの洗面所、台所、浴
室等への給水設備として、たとえば図2に例示したよう
に、壁面(ア)の裏側の木軸(イ)に水栓固定金具
(ウ)を取付け、この水栓固定金具(ウ)に水栓(エ)
と給水配管(オ)とをそれぞれ差し込み固定した配管構
造が知られている。
室等への給水設備として、たとえば図2に例示したよう
に、壁面(ア)の裏側の木軸(イ)に水栓固定金具
(ウ)を取付け、この水栓固定金具(ウ)に水栓(エ)
と給水配管(オ)とをそれぞれ差し込み固定した配管構
造が知られている。
【0003】また、図3に例示したように、鞘管(カ)
を備えたボックス(キ)で水栓固定金具(ウ)を覆い、
水栓固定金具(ウ)に水栓(エ)を差し込み固定すると
ともに、鞘管(カ)を介して給水配管(オ)を水栓固定
金具(ウ)に連通させた配管構造も用いられている。
を備えたボックス(キ)で水栓固定金具(ウ)を覆い、
水栓固定金具(ウ)に水栓(エ)を差し込み固定すると
ともに、鞘管(カ)を介して給水配管(オ)を水栓固定
金具(ウ)に連通させた配管構造も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
例示した配管構造の場合には、水栓固定金具(ウ)と給
水配管(オ)との接続部(ク)から漏水(ケ)が生じや
すく、しかもこの配管構造が壁面(ア)の裏側に位置す
るため漏水(ケ)が発見されにくく、集合住宅等では大
きなトラブルの原因になっていた。
例示した配管構造の場合には、水栓固定金具(ウ)と給
水配管(オ)との接続部(ク)から漏水(ケ)が生じや
すく、しかもこの配管構造が壁面(ア)の裏側に位置す
るため漏水(ケ)が発見されにくく、集合住宅等では大
きなトラブルの原因になっていた。
【0005】また、図3に例示した配管構造では、接続
部(ク)からの漏水(ケ)は鞘管(カ)およびボックス
(キ)内に溜まり、ボックス(キ)から溢れた水が漏水
吐出口(コ)から壁面(ア)の表側に流れ落ちるように
なっているものの、この配管構造の場合には、壁面
(ア)の表側で漏水(ケ)が確認されるのは鞘管(カ)
から水が溢れでたあとのため、ヘッダーが床にある場合
には、漏水吐出口(コ)から水が流れ落ちる以前にヘッ
ダーから床へ漏水する危険性が高かった。しかも、この
ような配管構造の場合には、ボックス(キ)を取付ける
ために壁面(ア)の裏側に大きなスペースをとる必要が
あり、しかも部品数が多くなるため施工費用が増大する
という不都合もあった。
部(ク)からの漏水(ケ)は鞘管(カ)およびボックス
(キ)内に溜まり、ボックス(キ)から溢れた水が漏水
吐出口(コ)から壁面(ア)の表側に流れ落ちるように
なっているものの、この配管構造の場合には、壁面
(ア)の表側で漏水(ケ)が確認されるのは鞘管(カ)
から水が溢れでたあとのため、ヘッダーが床にある場合
には、漏水吐出口(コ)から水が流れ落ちる以前にヘッ
ダーから床へ漏水する危険性が高かった。しかも、この
ような配管構造の場合には、ボックス(キ)を取付ける
ために壁面(ア)の裏側に大きなスペースをとる必要が
あり、しかも部品数が多くなるため施工費用が増大する
という不都合もあった。
【0006】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の配管構造の欠点を解消し、少
ないスペースに容易かつ低価格で施工することができ、
しかも漏水を全て壁面の表側に排水することができる新
しい配管構造を提供することを目的としている。
されたものであり、従来の配管構造の欠点を解消し、少
ないスペースに容易かつ低価格で施工することができ、
しかも漏水を全て壁面の表側に排水することができる新
しい配管構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、壁面の水栓に給水する壁面裏側
の配管構造であって、水栓固定金具を密着内蔵し、壁面
への露出部下側に漏水吐出口を有する水栓固定金具カバ
ー体が底部を固定されており、この水栓固定金具カバー
体の上部開口に上方から差し込み固定した鞘管を介して
給水配管と水栓固定金具とが連通していることを特徴と
するユニット配管構造を提供する。
を解決するものとして、壁面の水栓に給水する壁面裏側
の配管構造であって、水栓固定金具を密着内蔵し、壁面
への露出部下側に漏水吐出口を有する水栓固定金具カバ
ー体が底部を固定されており、この水栓固定金具カバー
体の上部開口に上方から差し込み固定した鞘管を介して
給水配管と水栓固定金具とが連通していることを特徴と
するユニット配管構造を提供する。
【0008】
【作用】この発明のユニット配管構造においては、水栓
固定金具を密着内蔵した水栓固定金具カバー体の上部開
口に、上方から鞘管を差し込み固定し、この鞘管を介し
て給水配管と水栓固定金具とを連通させているため、給
水配管と水栓固定金具との接続部からの漏水は全て水栓
固定金具カバー体を流れ、水栓固定金具カバー体の壁面
露出部下側に設けた漏水吐出口から排水する。水栓固定
金具カバー体は、水栓固定金具と略同一の外観形状を有
するため、スペース上の制約は少なく、しかも水栓固定
金具と水栓固定金具カバー体は一体であるため、施工が
極めて容易である。部品数も少なく価格を低く抑えるこ
とができる。
固定金具を密着内蔵した水栓固定金具カバー体の上部開
口に、上方から鞘管を差し込み固定し、この鞘管を介し
て給水配管と水栓固定金具とを連通させているため、給
水配管と水栓固定金具との接続部からの漏水は全て水栓
固定金具カバー体を流れ、水栓固定金具カバー体の壁面
露出部下側に設けた漏水吐出口から排水する。水栓固定
金具カバー体は、水栓固定金具と略同一の外観形状を有
するため、スペース上の制約は少なく、しかも水栓固定
金具と水栓固定金具カバー体は一体であるため、施工が
極めて容易である。部品数も少なく価格を低く抑えるこ
とができる。
【0009】以下、添付した図面に沿って実施例を示
し、この発明のユニット配管構造についてさらに詳しく
説明する。
し、この発明のユニット配管構造についてさらに詳しく
説明する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のユニット配管構造の1実
施例を示した要部断面図である。たとえばこの図1に例
示したように、この発明のユニット配管構造において
は、水栓固定金具(1)を密着内蔵した水栓固定金具カ
バー体(2)を壁面(3)の裏側に取付け固定する。こ
の固定は、水栓固定金具カバー体(2)の底部固定部
(4)を木軸(5)等に固着具(6)で連結することに
よって行う。水栓固定金具カバー体(2)は、断面L字
形の水栓固定金具(1)と略同一の形状を有し、上部お
よび側部にそれぞれ開口(7)(8)を有している。
施例を示した要部断面図である。たとえばこの図1に例
示したように、この発明のユニット配管構造において
は、水栓固定金具(1)を密着内蔵した水栓固定金具カ
バー体(2)を壁面(3)の裏側に取付け固定する。こ
の固定は、水栓固定金具カバー体(2)の底部固定部
(4)を木軸(5)等に固着具(6)で連結することに
よって行う。水栓固定金具カバー体(2)は、断面L字
形の水栓固定金具(1)と略同一の形状を有し、上部お
よび側部にそれぞれ開口(7)(8)を有している。
【0011】側部開口(8)は壁面(3)の切欠穴
(9)に嵌入させ、この側部開口(8)から露出する水
栓固定金具(1)の水栓固定部(10)に水栓(11)
を固定する。一方、水栓固定金具(2)の上部開口
(7)には、0リング(12)を介して鞘管(13)を
上方から差し込み固定し、この鞘管(13)内を通して
給水配管(14)を水栓固定金具(1)に連通させる。
給水配管(14)と水栓固定金具(1)との接続部(1
5)はナット(16)等により固定する。
(9)に嵌入させ、この側部開口(8)から露出する水
栓固定金具(1)の水栓固定部(10)に水栓(11)
を固定する。一方、水栓固定金具(2)の上部開口
(7)には、0リング(12)を介して鞘管(13)を
上方から差し込み固定し、この鞘管(13)内を通して
給水配管(14)を水栓固定金具(1)に連通させる。
給水配管(14)と水栓固定金具(1)との接続部(1
5)はナット(16)等により固定する。
【0012】このようなこの発明の配管構造において
は、水漏れが生じるのは給水配管(14)と水栓固定金
具(1)との接続部(15)のみであり、この接続部
(15)からの漏水は全て水栓固定金具カバー体(2)
内を下方へと流れ、そしてその側部開口(8)に設けた
漏水吐出口(17)から壁面(3)の表側に排水する。
また、漏水吐出口(17)からの排水量を越えた水が接
続部(15)から漏れだした場合にも、それらは鞘管
(13)内に蓄えられ壁面の裏側に漏水することはな
い。
は、水漏れが生じるのは給水配管(14)と水栓固定金
具(1)との接続部(15)のみであり、この接続部
(15)からの漏水は全て水栓固定金具カバー体(2)
内を下方へと流れ、そしてその側部開口(8)に設けた
漏水吐出口(17)から壁面(3)の表側に排水する。
また、漏水吐出口(17)からの排水量を越えた水が接
続部(15)から漏れだした場合にも、それらは鞘管
(13)内に蓄えられ壁面の裏側に漏水することはな
い。
【0013】なお、水栓固定金具カバー体(2)は、金
属製の水栓固定金具(1)に樹脂等を密着成形させて製
造することができる。また、給水配管(14)は通常の
樹脂管をもちいることができ、鞘管(13)も鋼管やプ
ラスチック管等の公知のものを用いることができる。も
ちろんこの発明は以上の例によって限定されるものでは
なく、細部の形状や構成等については様々な態様が可能
であることは言うまでもない。
属製の水栓固定金具(1)に樹脂等を密着成形させて製
造することができる。また、給水配管(14)は通常の
樹脂管をもちいることができ、鞘管(13)も鋼管やプ
ラスチック管等の公知のものを用いることができる。も
ちろんこの発明は以上の例によって限定されるものでは
なく、細部の形状や構成等については様々な態様が可能
であることは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明に
よって、少ないスペースに容易かつ低価格で施工するこ
とができ、しかも漏水を全て壁面の表側に排水すること
が可能となる。これにより、住宅等における水漏れ等の
トラブルが解消される。
よって、少ないスペースに容易かつ低価格で施工するこ
とができ、しかも漏水を全て壁面の表側に排水すること
が可能となる。これにより、住宅等における水漏れ等の
トラブルが解消される。
【図1】この発明のユニット配管構造の1実施例を示し
た要部断面図である。
た要部断面図である。
【図2】従来の配管構造の一例を示した側面図である。
【図3】従来の配管構造の別の例を示した側断面図であ
る。
る。
1 水栓固定金具 2 水栓固定金具カバー体 3 壁面 4 固定部 5 木軸 6 固着具 7 上部開口 8 側部開口 9 切欠穴 10 水栓固定部 11 水栓 12 0リング 13 鞘管 14 給水配管 15 接続部 16 ナット 17 漏水吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】 壁面の水栓に給水する壁面裏側の配管構
造であって、水栓固定金具を密着内蔵し、壁面表側への
露出部に漏水吐出口を有する水栓固定金具カバー体が底
部を固定されており、この水栓固定金具カバー体の上部
開口に上方から差し込み固定した鞘管を介して給水配管
と水栓固定金具とが連通していることを特徴とするユニ
ット配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067494A JPH0860715A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | ユニット配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067494A JPH0860715A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | ユニット配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860715A true JPH0860715A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16428360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20067494A Pending JPH0860715A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | ユニット配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0860715A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100755387B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2007-09-04 | 고미자 | 수도꼭지 연결용 이음장치 및 그 시공방법 |
JP2008223333A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衛生洗浄装置 |
KR200448064Y1 (ko) * | 2008-04-11 | 2010-03-11 | 신동석 | 세면대용 수도꼭지의 이음쇠 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20067494A patent/JPH0860715A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100755387B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2007-09-04 | 고미자 | 수도꼭지 연결용 이음장치 및 그 시공방법 |
JP2008223333A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衛生洗浄装置 |
KR200448064Y1 (ko) * | 2008-04-11 | 2010-03-11 | 신동석 | 세면대용 수도꼭지의 이음쇠 |
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