JPH086037A - 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置 - Google Patents

液晶パネル組立体の貼り合わせ装置

Info

Publication number
JPH086037A
JPH086037A JP15913494A JP15913494A JPH086037A JP H086037 A JPH086037 A JP H086037A JP 15913494 A JP15913494 A JP 15913494A JP 15913494 A JP15913494 A JP 15913494A JP H086037 A JPH086037 A JP H086037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
panel assembly
plate
ultraviolet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15913494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shirota
正之 代田
Kazuhiro Suganuma
和廣 菅沼
Yuji Komuro
勇二 小室
Shunji Takenaka
俊二 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiwa Sangyo Co Ltd filed Critical Seiwa Sangyo Co Ltd
Priority to JP15913494A priority Critical patent/JPH086037A/ja
Publication of JPH086037A publication Critical patent/JPH086037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル組立体の全体を均等に加圧し、均
一で安定したギャップを得ることができる。 【構成】 石英ガラスからなる固定プレート24と、固
定プレート24に対向して加圧プレート25を設ける。
加圧プレート25には吸引穴27を利用して液晶パネル
組立体Lを吸引して位置決めする。加圧プレート25は
追従装置31により昇降装置30の昇降台32上に支持
する。支持部材40と昇降台32との間にロードセル4
2を介在させる。固定プレート24と加圧プレート25
とで液晶パネル組立体Lを加圧する際、追従装置31に
より液晶パネル組立体Lの各ガラス基板と加受両面の隙
間を自動的に吸収することができる。紫外線照射装置3
から放射した紫外線を石英ガラスからなる固定プレート
24に透過させて液晶パネル組立体Lに照射させ、紫外
線硬化型シール剤を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの組立工程
において、スペーサおよびシール剤を介在して重ね合わ
された対向する二枚の基板を加圧し、シール剤を硬化さ
せて貼り合わせるために用いる液晶パネル組立体の貼り
合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを組立てるには、その一例と
して、まず、一方のガラス基板の内側にポリマー系、ガ
ラス系、シリカ系などからなる粒径5μm程度のスペー
サを散布した後にシール剤を塗布する。次に、画像処理技
術を用いて二枚のガラス基板の位置合わせを行い、二枚
のガラス基板のギャップが先に散布してあるスペーサの
粒径と等しくなるように仮圧着して二枚のガラス基板の
位置がずれないように紫外線硬化樹脂により仮接着す
る。その後、加圧するとともに、シール剤を硬化させて
本圧着する(貼り合わせる)。
【0003】従来、液晶パネル組立体を貼り合わせる装
置としては、バッチ式と枚葉式の二種類の方式があり、
いずれにおいても、固定プレートに対して加圧プレート
が昇降装置により昇降され、液晶パネル組立体を加圧プ
レートにより固定プレートに対して加圧し、この加圧状
態で液晶パネル組立体に熱風を吹付けるように構成され
ている。そして、液晶パネルのガラス基板間のギャップ
は数μmの隙間に厳密に管理する必要があり、加圧面と
受面の平行度を精度良く調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、固定プレートおよび加圧プレートが持
っている平面度の誤差、液晶パネル組立体のガラス基板
自身の厚さの不均一に左右され、常に均一に加圧して均
一で安定したギャップを得るのは難しい。
【0005】液晶パネル組立体におけるシール剤は、一
般的にエポキシ樹脂とフェノール硬化剤を溶媒であるエ
チルセルソルブで溶かしたものが使用されている。この
シール剤は二枚のガラス基板を接着する役割と、後工程
で注入する液晶材料が外部に流出するのを防止する役割
とを有し、約160℃程度の高温プレスによって約3時
間加圧して硬化させる加熱硬化方式が採用される。この
ようなシール剤を用いた場合には、固定プレートおよび
加圧プレートが熱変形するおそれがあり、液晶パネル組
立体を常に均一に加圧して均一で安定したギャップを得
るのは更に一層困難となる。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、液晶パネル組立体のガラス基板と加受
両面間の隙間を自動的に吸収し、しかも、紫外線硬化型
シール剤を用いて短時間で、かつ低温の間に硬化させる
ようにし、加受両面に対する温度の影響を抑制して平面
度を確保しやすくし、液晶パネル組立体の全体を均等に
加圧することができ、したがって、均一で安定したギャ
ップを得ることができ、液晶パネルとしての信頼性を向
上させることができるようにした液晶パネル組立体の貼
り合わせ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、紫外線透過材料からなる固定
プレートと、この固定プレートに対向して接近、離隔す
るように昇降し、紫外線硬化型シール剤を用いた液晶パ
ネル組立体を上記固定プレートに対して加圧する加圧プ
レートと、上記液晶パネル組立体を加圧する際、この液
晶パネル組立体を上記加圧プレート上に吸引して位置決
めする位置決め手段と、上記加圧プレートを昇降させる
昇降装置および上記加圧プレートと上記固定プレートと
で上記液晶パネル組立体を加圧する際、上記加圧プレー
トを揺動させ得る追従装置と、上記紫外線透過材料から
なる固定プレートの上方からこの固定プレートを透過さ
せて上記液晶パネル組立体に紫外線を照射し、この液晶
パネル組立体の紫外線硬化型シール剤を硬化させる紫外
線照射装置とを備えたものである。
【0008】そして、上記技術的手段において、加圧プ
レートと固定プレートとで液晶パネル組立体を加圧する
際の荷重を検出する検出手段を有するのが好ましい。
【0009】また、昇降装置が、ガイドポストと、この
ガイドポストに昇降可能に支持された昇降台と、この昇
降台を昇降させる駆動手段とを備え、追従装置が、上記
昇降台上で加圧プレートの中心部を揺動可能に支持する
支持手段と、上記加圧プレートと上記昇降台との間で周
囲複数箇所に設けられ、伸縮可能なダンパ装置とを備え
ることができる。
【0010】また、検出手段としてロードセルを用い、
このロードセルを支持手段に組むことができる。
【0011】また、紫外線透過材料として石英ガラスを
用いることができる。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、紫外
線硬化型シール剤を用いた液晶パネル組立体を位置決め
手段により加圧プレート上に吸引して位置決めし、加圧
プレートおよび液晶パネル組立体を昇降装置により上昇
させて液晶パネル組立体を固定プレートに押圧し、固定
プレートと加圧プレートとで液晶パネル組立体を加圧す
ることができ、このとき、加圧プレートが追従装置によ
り揺動し得るので、液晶パネル組立体を固定プレートの
受面に追従させ、液晶パネル組立体の各ガラス基板と加
受両面の隙間を自動的に吸収することができる。また、
紫外線照射装置から紫外線透過材料からなる固定プレー
トを通して紫外線を液晶パネル組立体に照射し、紫外線
硬化型シール剤を乾燥させて硬化させる。そして、紫外
線透過材料が紫外線を効率よく透過させて発熱を少なく
抑えることができることは勿論のこと、紫外線硬化型シ
ール剤は20〜40秒程度の短時間で、しかも、80℃
程度の低い温度上昇の間に硬化させることができるの
で、固定プレートと加圧プレートの加受両面に対する温
度の影響を抑制して平面度を確保しやすくなる。これに
より、液晶パネル組立体の全体を均等に加圧することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1ないし図2は本発明の一実施例
における液晶パネル組立体の貼り合わせ装置を示し、図
1は一部破断正面図、図2は側面図である。
【0014】図1および図2において、1は紫外線硬化
型シール剤を用いた液晶パネル組立体Lを間歇的に搬送
する搬送装置、2は搬送装置1の途中で、この搬送装置
1により間歇的に搬送された液晶パネル組立体Lを加圧
する加圧装置、3は加圧装置2により加圧された液晶パ
ネル組立体Lに紫外線を照射する紫外線照射装置であ
る。
【0015】まず、搬送装置1について説明すると、フ
レーム(図示省略)に水平方向の一対の基板11が取り
付けられ、各基板11の内側に位置して所望間隔で搬送
ローラ12が水平方向の軸13により回転可能に支持さ
れている。各搬送ローラ12は外側が大径に、内側が小
径に形成され、複数の搬送ローラ12の小径部に跨って
液晶パネル組立体Lの両端部が乗せられ、液晶パネル組
立体Lは搬送ローラ12の大径部により搬送方向と直角
方向にずれないように位置規制されるようになってい
る。
【0016】各軸13の外方突出部上にはタイミングベ
ルトプーリー14が取付けられ、基板11にはタイミン
グベルトプーリー14に隣接してアイドルプーリー15
が回転可能に軸支されている。これらタイミングベルト
プーリー14、アイドルプーリー15と、モータの出力
軸上に取付けられたタイミングベルトプーリー(いずれ
も図示省略)とにタイミングベルト18が掛けられてい
る。そして、モータの駆動によりタイミングベルト1
8、アイドルプーリー15、タイミングベルトプーリー
14等に介して搬送ローラ12が間歇的に回転され、搬
送ローラ12上に乗せられた液晶パネル組立体Lを順次
間歇的に搬送することができる。
【0017】次に、加圧装置2について説明すると、下
基板21上の四隅に搬送装置1の外側でガイドポスト2
2が立設されている。ガイドポスト22の上端間には上
基板23が固定され、上基板23には紫外線照射窓23
aが貫通されている。上基板23の下面には搬送装置1
の上方に位置して紫外線透過材料である石英ガラスから
なる固定プレート24が紫外線照射窓23aを閉塞する
ように取付けられている。固定プレート24の下方には
搬送装置1の基板11の間に位置し、固定プレート24
に対向して接近し、若しくは離隔し得る加圧プレート2
5が設けられている。加圧プレート25の両側には複数
箇所に溝26が形成され、各溝26に搬送ローラ12の
小径部が挿入されている。したがって、加圧プレート2
5の両側端は搬送ローラ12により搬送される液晶パネ
ル組立体Lの両側端の下側まで延長され、加圧プレート
25の上昇の際、液晶パネル組立体Lの下面のほぼ全面
を支持することができるようになっている。加圧プレー
ト25には複数箇所で吸引穴27が貫通され、吸引穴2
7はパイプ28により真空源(図示省略)と空気供給源
(図示省略)にバルブ(図示省略)を介して連通されて
いる。
【0018】したがって、バルブを真空源側に切り替
え、この真空源の駆動によりパイプ28を介して吸引穴
27を負圧にすることにより、搬送装置1により搬送さ
れた液晶パネル組立体Lを加圧プレート25の上面であ
る加圧面25aに吸引して位置決めすることができる。
これとは逆にバルブを空気供給源側に切り替え、空気供
給源の駆動によりパイプ28を介して吸引穴27に空気
を供給し、正圧にすることにより吸引している液晶パネ
ル組立体Lを解放することができる。
【0019】加圧プレート25は昇降装置30により固
定プレート24に接近し、若しくは離隔するように昇降
され、追従装置31により揺動されるようになってい
る。
【0020】昇降装置30について説明すると、昇降台
32がスライドブッシュ33によりガイドポスト22に
沿って昇降可能に支持されている。下基板21の中央部
にはモータ34が取り付けられ、モータ34の出力軸に
はカップリング35を介してボールナット36が連結さ
れている。ボールナット36にはボールねじ37の基部
が昇降可能に螺合され、ボールねじ37の先端部が昇降
台32の中央部下側に固定された補助部材38に固定さ
れている。したがって、モータ34の駆動によりボール
ナット36を一方に回転させることにより、ボールねじ
37および昇降台32を上昇させることができ、ボール
ナット36を他方に回転させることにより、ボールねじ
37および昇降台32を下降させることができる。
【0021】追従装置11について説明すると、加圧プ
レート25の中央部下側には補助部材39が固定され、
この補助部材39に揺動支点となる支持部材40の上端
が球面ジョイント41により連結され、支持部材40の
下端がロードセル42に取付けられ、ロードセル42が
昇降台32の中央部上側に取り付けられている。加圧プ
レート25の四隅と昇降台32との間にはダンパ用のグ
リース、気体等の流体が封入されて伸縮可能なダンパ装
置43が介在される。各ダンパ装置43は本体44が昇
降台32に固定され、本体44に対して伸縮し得るピス
トンロッド45の先端が加圧プレート25の下面に当接
されている。したがって、上記のように液晶パネル組立
体Lを吸引している加圧プレート25を上昇させ、液晶
パネル組立体Lを固定プレート24に対して加圧する
際、加圧プレート25に球面ジョイント41により連結
された支持部材40を揺動支点とし、ダンパ装置43の
伸縮により加圧プレート25をその加圧面25aが固定
プレート24の受面24aに追従するように揺動させる
ことができる。
【0022】紫外線照射装置3は上基板23上に取付け
られ、この紫外線照射装置3から放射された紫外線が上
基板23の紫外線照射窓23aから石英ガラスからなる
固定プレート24を通ってこの固定プレート24と加圧
プレート25とで加圧されている液晶パネル組立体Lに
照射されるようになっている。
【0023】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。上記のように搬送ローラ12の回転によ
り紫外線硬化型シール剤を用いた液晶パネル組立体Lが
固定プレート24と加圧プレート25との間に搬送され
ると、上記のように真空源を駆動するとともに、昇降装
置30のモータ34を駆動し、昇降台32、追従装置3
1および加圧プレート25を上昇させる。この上昇の途
中で、搬送ローラ12上の液晶パネル組立体Lを加圧プ
レート25上に吸引して位置決めする。そして、この位
置決めされた液晶パネル組立体Lを固定プレート24の
受面24aに対して押圧し、固定プレート24の受面2
4aと加圧プレート25の加圧面25aとで液晶パネル
組立体Lを加圧する。このとき、加圧プレート25が追
従装置31により揺動し得るので、液晶パネル組立体L
の各ガラス基板と加圧プレート25の加圧面25aおよ
び固定プレート24の受面24aとの隙間を自動的に吸
収することができる。
【0024】そして、固定プレート24と加圧プレート
25とで液晶パネル組立体Lを加圧した状態で、紫外線
照射装置3から紫外線を放射し、この紫外線を紫外線照
射窓23aから石英ガラスからなる固定プレート24に
透過させて液晶パネル組立体Lに照射させ、紫外線硬化
型シール剤を乾燥させて硬化させ、貼り合わせることが
できる。このとき、石英ガラスは紫外線の透過効率に優
れ、紫外線の透過時における発熱を少なく抑えることが
できるだけでなく、紫外線硬化型シール剤は20〜40
秒程度の短時間で、しかも、80℃程度の低い温度で上
昇の間に硬化させることができるので、固定プレート2
4の受面24aと加圧プレート25の加圧面25aに対
する温度の影響を抑制して平面度を確保しやすくなる。
したがって、液晶パネル組立体Lの全体を均等に加圧す
ることができる。
【0025】加圧時における液晶パネル組立体Lに加わ
る面圧を追従装置31の支点となる支持部材40を経て
ロードセル42で受圧することにより、圧力荷重を管理
し、常に均等に加圧し、常に均一で安定したギャップを
得ることができる。
【0026】上記のようにして液晶パネル組立体Lを貼
り合わせた後、紫外線照射装置3の駆動を停止し、昇降
装置30のモータ34の駆動により昇降台32、追従装
置31、加圧プレート25および液晶パネル組立体Lを
下降させる。この間、上記のように空気供給源から吸引
穴27に空気を供給することにより固定プレート25に
吸引している液晶パネル組立体Lを解放し、搬送ローラ
12上に乗せることができる。そして、上記のように搬
送ローラ12を回転させることにより、次の工程へ搬送
することができる。以下、上記と同様の動作を繰り返す
ことにより、液晶パネル組立体Lを順次加圧してギャッ
プ出しを行い、紫外線硬化型シール剤を硬化させて貼り
合わせることができる。
【0027】なお、ダンパ装置43としてスプリングを
用いることができる。また、液晶パネル組立体Lの貼り
合わせ時に石英ガラスからなる固定プレート24に液晶
パネル組立体Lの石英ガラスからなる基板がくっついた
状態(エアーコンタクト状態)になるおそれがある場合
には、これを防止するため、固定プレート24の下面に
石英ガラス繊維からなる不織布を取付け、この不織布を
介して液晶パネル組立体Lを貼り合わせるようにしても
よい。このほか、本発明は、その基本的技術思想を逸脱
しない範囲で種々設計変更することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶パネル組立体を位置決め手段により加圧プレート上に
吸引して位置決めし、加圧プレートおよび液晶パネル組
立体を昇降装置により上昇させて液晶パネル組立体を固
定プレートに押圧し、固定プレートと加圧プレートとで
液晶パネル組立体を加圧することができ、このとき、加
圧プレートが追従装置により揺動し得るので、液晶パネ
ル組立体を固定プレートの受面に追従させ、液晶パネル
組立体の各ガラス基板と加受両面の隙間を自動的に吸収
することができる。また、紫外線照射装置から紫外線透
過材料からなる固定プレートを通して紫外線を液晶パネ
ル組立体に照射し、紫外線硬化型シール剤を乾燥させて
硬化させる。そして、紫外線透過材料が紫外線を効率よ
く透過させて発熱を少なく抑えることができることは勿
論のこと、紫外線硬化型シール剤は20〜40秒程度の
短時間で、しかも、80℃程度の低い温度上昇の間に硬
化させることができるので、固定プレートと加圧プレー
トの加受両面に対する温度の影響を抑制して平面度を確
保しやすくなる。これにより、液晶パネル組立体の全体
を均等に加圧することができる。したがって、均一で安
定したギャップを得ることができ、液晶パネルとしての
信頼性を向上させることができる。
【0029】また、加圧プレートと固定プレートとで液
晶パネル組立体を加圧する際の荷重を検出する検出手段
を有することにより、加圧荷重を管理して貼り合わせ作
業性を向上させることができるとともに、常に均等に加
圧し、常に均一で安定したギャップを得ることができ
る。
【0030】また、紫外線透過材料として石英ガラスを
用いることにより、紫外線を効率よく透過させ、発熱を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液晶パネル組立体の
貼り合わせ装置を示す一部破断正面図である。
【図2】同貼り合わせ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 加圧装置 3 紫外線照射装置 22 ガイドポスト 24 固定プレート 25 加圧プレート 27 吸引穴 30 昇降装置 31 追従装置 32 昇降台 34 モータ 40 支持部材 41 球面ジョイント 42 ロードセル 43 ダンパ装置 L 液晶パネル組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 俊二 東京都新宿区市谷本村町3番26号 正和産 業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線透過材料からなる固定プレート
    と、この固定プレートに対向して接近、離隔するように
    昇降し、紫外線硬化型シール剤を用いた液晶パネル組立
    体を上記固定プレートに対して加圧する加圧プレート
    と、上記液晶パネル組立体を加圧する際、この液晶パネ
    ル組立体を上記加圧プレート上に吸引して位置決めする
    位置決め手段と、上記加圧プレートを昇降させる昇降装
    置および上記加圧プレートと上記固定プレートとで上記
    液晶パネル組立体を加圧する際、上記加圧プレートを揺
    動させ得る追従装置と、上記紫外線透過材料からなる固
    定プレートの上方からこの固定プレートを透過させて上
    記液晶パネル組立体に紫外線を照射し、この液晶パネル
    組立体の紫外線硬化型シール剤を硬化させる紫外線照射
    装置とを備えた液晶パネル組立体の貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】 加圧プレートと固定プレートとで液晶パ
    ネル組立体を加圧する際の荷重を検出する検出手段を有
    する請求項1記載の液晶パネル組立体の貼り合わせ装
    置。
  3. 【請求項3】 昇降装置が、ガイドポストと、このガイ
    ドポストに昇降可能に支持された昇降台と、この昇降台
    を昇降させる駆動手段とを備え、追従装置が、上記昇降
    台上で加圧プレートの中心部を揺動可能に支持する支持
    手段と、上記加圧プレートと上記昇降台との間で周囲複
    数箇所に設けられ、伸縮可能なダンパ装置とを備えた請
    求項1または2記載の液晶パネル組立体の貼り合わせ装
    置。
  4. 【請求項4】 検出手段がロードセルであり、支持手段
    に組み込まれた請求項3記載の液晶パネル組立体の貼り
    合わせ装置。
  5. 【請求項5】 紫外線透過材料が石英ガラスである請求
    項1ないし4のいずれかに記載の液晶パネル組立体の貼
    り合わせ装置。
JP15913494A 1994-06-17 1994-06-17 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置 Pending JPH086037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15913494A JPH086037A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15913494A JPH086037A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH086037A true JPH086037A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15686997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15913494A Pending JPH086037A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140298677A1 (en) * 2013-04-08 2014-10-09 Quanta Computer Inc. Glue-thermal curing equipment
JP2016212277A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 株式会社日立製作所 紫外線照射装置、及び基板組立システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140298677A1 (en) * 2013-04-08 2014-10-09 Quanta Computer Inc. Glue-thermal curing equipment
US9134066B2 (en) * 2013-04-08 2015-09-15 Quanta Computer Inc. Glue-thermal curing equipment
JP2016212277A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 株式会社日立製作所 紫外線照射装置、及び基板組立システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW548461B (en) Apparatus and method of manufacturing liquid crystal display
KR101342334B1 (ko) 유리 패키지의 밀봉을 위한 방법 및 장치
KR100864520B1 (ko) 카메라모듈 제조 시스템 및 그 제조방법
TWI330734B (ja)
KR20010098697A (ko) 기판접합장치
JP2001066614A (ja) 基板の貼り合わせ方法および貼り合わせ装置並びに液晶表示装置の製造方法
KR100908960B1 (ko) 기판 맞붙이기 장치
JP2002318378A (ja) 液晶表示装置の組み立て方法とその装置
KR20060046126A (ko) 전기 광학 장치의 제조 방법
KR100730562B1 (ko) 액정패널 제조장치
JPH086037A (ja) 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置
JP3536651B2 (ja) 基板接合装置、基板接合方法、および液晶装置の製造方法
JPH086036A (ja) 液晶パネル組立体の加圧装置
TW200410021A (en) Method for bonding substrates
JPH086038A (ja) 液晶パネル組立体の貼り合わせ装置
JPH1152320A (ja) 液晶ディスプレイ用セル組立て貼合わせ方法およびその装置
JP3022809B2 (ja) 液晶表示セルの封孔方法及び封孔装置
JPH06337429A (ja) 液晶セル用のプレスおよびアラインメント装置
JPH0996822A (ja) 基板接合装置
JP2000147526A (ja) 基板の貼り合わせ方法とそれに用いる治具および装置
JP2001154202A (ja) 液晶パネル用ガラス基板の貼り合わせ方法及びその装置
JPH11160721A (ja) 基板接合装置及びシール剤塗布用ノズル
KR20080006340A (ko) 액정표시소자의 기판 합착장치 및 합착방법
JPH11174468A (ja) 液晶表示パネルの貼り合わせ方法及び装置
JP2002162637A (ja) 基板のギャップ形成装置