JPH085989A - 液晶マトリクス表示装置とその駆動方法 - Google Patents
液晶マトリクス表示装置とその駆動方法Info
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- JPH085989A JPH085989A JP13608894A JP13608894A JPH085989A JP H085989 A JPH085989 A JP H085989A JP 13608894 A JP13608894 A JP 13608894A JP 13608894 A JP13608894 A JP 13608894A JP H085989 A JPH085989 A JP H085989A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】TFT駆動による液晶マトリクスパネルの明る
さやコントラスト比が表示パタ−ンにより変化するのを
防止できる高画質駆動方式を提供する。 【構成】液晶マトリクスパネルの走査線、共通電極に印
加されている走査電圧、共通電圧の波形の歪み状態を検
出し、この検出量に応じて外部から液晶マトリクスパネ
ルに入力する電圧の補正を行う。 【効果】本発明により表示パタ−ンによる明るさやコン
トラスト比の変動を低減できるために高品質のカラ−表
示を実現できる。又、駆動LSIのオン抵抗や回路とパ
ネルとの接続抵抗等による画質の劣化を防止できる。さ
らに、大型で高精細のパネルのカラ−表示駆動が容易に
なるばかりか、装置の小型化、簡素化を実現できる。
さやコントラスト比が表示パタ−ンにより変化するのを
防止できる高画質駆動方式を提供する。 【構成】液晶マトリクスパネルの走査線、共通電極に印
加されている走査電圧、共通電圧の波形の歪み状態を検
出し、この検出量に応じて外部から液晶マトリクスパネ
ルに入力する電圧の補正を行う。 【効果】本発明により表示パタ−ンによる明るさやコン
トラスト比の変動を低減できるために高品質のカラ−表
示を実現できる。又、駆動LSIのオン抵抗や回路とパ
ネルとの接続抵抗等による画質の劣化を防止できる。さ
らに、大型で高精細のパネルのカラ−表示駆動が容易に
なるばかりか、装置の小型化、簡素化を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶マトリクス表示装
置とその駆動方法に係り、特に均一の明るさ、コントラ
ストを実現する高品質の表示を実現するための液晶マト
リクス表示装置とその駆動方法に関する。
置とその駆動方法に係り、特に均一の明るさ、コントラ
ストを実現する高品質の表示を実現するための液晶マト
リクス表示装置とその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】TFT(Thin Film Tran
sistor)やMOSトランジスタ−により液晶を駆
動して画像を表示する液晶アクティブマトリクス表示装
置は、他のフラットディスプレイと比較して薄型、軽量
でカラ−表示を実現できるため近年パ−ソナルコンピュ
−タなどのOA機器等に幅広く使われつつある。
sistor)やMOSトランジスタ−により液晶を駆
動して画像を表示する液晶アクティブマトリクス表示装
置は、他のフラットディスプレイと比較して薄型、軽量
でカラ−表示を実現できるため近年パ−ソナルコンピュ
−タなどのOA機器等に幅広く使われつつある。
【0003】表示画質は、液晶材料の改良やTFTの製
造プロセスの改良等により向上しつつあるが、パネルが
大型化や高精細化すると明るさや、コントラス比の均一
な表示を実現することが困難となる。また、表示する内
容によっては、パネル内の電圧波形の歪が大きくなる。
この電圧波形の歪によって、パネル面内の明るさが不均
一となったり、コントラスト比が低下するなどの問題が
ある。
造プロセスの改良等により向上しつつあるが、パネルが
大型化や高精細化すると明るさや、コントラス比の均一
な表示を実現することが困難となる。また、表示する内
容によっては、パネル内の電圧波形の歪が大きくなる。
この電圧波形の歪によって、パネル面内の明るさが不均
一となったり、コントラスト比が低下するなどの問題が
ある。
【0004】このような問題を解決するため、従来、特
開昭60−140323や特開昭62−217225に
記載のような駆動方式が取られていた。
開昭60−140323や特開昭62−217225に
記載のような駆動方式が取られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方式
では、制御回路の回路規模が大きくなり、薄型化が困難
であるばかりか消費電力も大きくなり、さらに価格も高
くなる。また、TFTの端子間の寄生容量がパネル毎に
異なるために完全に明るさの変動を補償することが困難
であった。
では、制御回路の回路規模が大きくなり、薄型化が困難
であるばかりか消費電力も大きくなり、さらに価格も高
くなる。また、TFTの端子間の寄生容量がパネル毎に
異なるために完全に明るさの変動を補償することが困難
であった。
【0006】本発明の目的は、パネル面内の明るさやコ
ントラスト比のバラツキを補正する駆動回路を小型、簡
素化するとともに、パネル内の寄生容量等の回路定数が
変動してもこれに影響を受けない駆動方式を実現するこ
とにある。
ントラスト比のバラツキを補正する駆動回路を小型、簡
素化するとともに、パネル内の寄生容量等の回路定数が
変動してもこれに影響を受けない駆動方式を実現するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下のような手段を用いる。
め、以下のような手段を用いる。
【0008】液晶マトリクスパネルにおいて、駆動すべ
き走査線の前の走査線あるいは共通電極に印加されてい
るの走査電圧、共通電圧の波形の状態を検出する手段を
設けると共に、この検出手段により得られた検出量に基
づき外部回路パネルに入力する前記電圧を補正する。
き走査線の前の走査線あるいは共通電極に印加されてい
るの走査電圧、共通電圧の波形の状態を検出する手段を
設けると共に、この検出手段により得られた検出量に基
づき外部回路パネルに入力する前記電圧を補正する。
【0009】また、全ての走査線に入力する電圧を補正
するために各々の走査線に流れる電流を検出し、この検
出量に応じて走査電圧を線順次のタイミングに合わせて
補正いく。
するために各々の走査線に流れる電流を検出し、この検
出量に応じて走査電圧を線順次のタイミングに合わせて
補正いく。
【0010】また、単独もしくは任意の組合せにより走
査線、信号線、共通電極に流れる電流を検出した時に、
予め設定した補正量に基づいて駆動走査線の走査電圧の
波形の状態を補正する。
査線、信号線、共通電極に流れる電流を検出した時に、
予め設定した補正量に基づいて駆動走査線の走査電圧の
波形の状態を補正する。
【0011】また、単独もしくは任意の組合せにより走
査線、信号線、共通電極、蓄積容量共通線に流出入する
電流に起因する電圧波形歪みを予測制御により反対電圧
を与えて駆動走査線の走査電圧の波形の状態を補正す
る。
査線、信号線、共通電極、蓄積容量共通線に流出入する
電流に起因する電圧波形歪みを予測制御により反対電圧
を与えて駆動走査線の走査電圧の波形の状態を補正す
る。
【0012】また、液晶マトリクスパネル内または液晶
マトリクスパネルの駆動装置の出力部における信号電
圧、走査電圧、共通電圧及び蓄積容量電圧のうち少なく
とも1つの過渡状態を検出する過渡状態の情報検出手
段、または表示内容に応じて過渡状態の情報を発生する
情報発生手段を具備し、情報検出手段または情報発生手
段の内容に応じて少なくとも駆動装置のいずれかに時間
的変化する電圧を入力して所定のタイミングで選択、出
力する。
マトリクスパネルの駆動装置の出力部における信号電
圧、走査電圧、共通電圧及び蓄積容量電圧のうち少なく
とも1つの過渡状態を検出する過渡状態の情報検出手
段、または表示内容に応じて過渡状態の情報を発生する
情報発生手段を具備し、情報検出手段または情報発生手
段の内容に応じて少なくとも駆動装置のいずれかに時間
的変化する電圧を入力して所定のタイミングで選択、出
力する。
【0013】
【作用】前記した方式とすることにより、表示パタ−ン
すなわち信号電圧の電圧レベル依存した走査電圧及び共
通電圧の波形歪みを防止することができる。特に、走査
電圧の波形歪みを補正することにより、蓄積容量、画素
と走査線間との寄生容量による走査線の波形歪みを低減
できるために画素に書き込まれる電圧が表示パタ−ンに
依存しない。これによって、明るさやコントラスト比の
表示パタ−ン依存性を防止でき高品質の表示を実現でき
る。
すなわち信号電圧の電圧レベル依存した走査電圧及び共
通電圧の波形歪みを防止することができる。特に、走査
電圧の波形歪みを補正することにより、蓄積容量、画素
と走査線間との寄生容量による走査線の波形歪みを低減
できるために画素に書き込まれる電圧が表示パタ−ンに
依存しない。これによって、明るさやコントラスト比の
表示パタ−ン依存性を防止でき高品質の表示を実現でき
る。
【0014】
【実施例】図1に本発明による液晶表示装置の構成の概
略を示す。装置は、液晶パネル1、走査電圧発生手段
7、走査側負荷検出手段8、信号電圧発生手段9、共通
電圧発生手段11、共通側負荷検出手段12及び画像信
号、コントロ−ル信号発生回路13により構成されてい
る。また、液晶パネル1は、TFT2、液晶画素3、共
通電極4、信号線5及び、走査線6により構成されてい
る。走査側負荷検出手段8、共通側負荷検出手段12の
詳細は後で述べるが、本発明の実施例では、前記した2
つの負荷検出手段を、同時に液晶表示装置に含んでも良
いが、単独あるいは適宜組み合わせても良く、構成につ
いては、特に限定するものではない。図1に示した実施
例の目的とするところは、TFTで液晶を駆動したとき
の特有の画質の劣化を防止することにある。そこで、図
1の実施例を説明する前に、このTFTの動作とTFT
駆動特有の画質の劣化について説明する。
略を示す。装置は、液晶パネル1、走査電圧発生手段
7、走査側負荷検出手段8、信号電圧発生手段9、共通
電圧発生手段11、共通側負荷検出手段12及び画像信
号、コントロ−ル信号発生回路13により構成されてい
る。また、液晶パネル1は、TFT2、液晶画素3、共
通電極4、信号線5及び、走査線6により構成されてい
る。走査側負荷検出手段8、共通側負荷検出手段12の
詳細は後で述べるが、本発明の実施例では、前記した2
つの負荷検出手段を、同時に液晶表示装置に含んでも良
いが、単独あるいは適宜組み合わせても良く、構成につ
いては、特に限定するものではない。図1に示した実施
例の目的とするところは、TFTで液晶を駆動したとき
の特有の画質の劣化を防止することにある。そこで、図
1の実施例を説明する前に、このTFTの動作とTFT
駆動特有の画質の劣化について説明する。
【0015】本発明が適用できる液晶パネル1の具体的
な構成例を図2及び図3に示す。これらの構成例は、公
知の技術であるために詳細については省略する。図2
は、走査線100a,信号線100b、TFT100
c、蓄積容量100d、液晶100e及び蓄積容量線1
00fで構成されている。又、図3は、蓄積容量100
dの接続法が図2と異なり、TFTの端子と前段の走査
線に接続されている。本発明は、蓄積容量100eが内
蔵されない液晶パネルにも適用することができ、特に図
2及び図3の構成例にとらわれることはない。
な構成例を図2及び図3に示す。これらの構成例は、公
知の技術であるために詳細については省略する。図2
は、走査線100a,信号線100b、TFT100
c、蓄積容量100d、液晶100e及び蓄積容量線1
00fで構成されている。又、図3は、蓄積容量100
dの接続法が図2と異なり、TFTの端子と前段の走査
線に接続されている。本発明は、蓄積容量100eが内
蔵されない液晶パネルにも適用することができ、特に図
2及び図3の構成例にとらわれることはない。
【0016】さらに、本発明が適用できる駆動電圧波形
例を図4及び図5に示す。図4は、図2及び図3に記載
した液晶パネル1の走査線、信号線及び共通電極を駆動
する波形例また、図5は、図3に記載した液晶パネル1
の走査線、信号線及び共通電極を駆動する波形例であ
る。本発明は、TFT等のアクティブ素子によって駆動
される液晶パネルを対象としたものであり、これらが含
まれるパネルの駆動法あれば前記した駆動波形例に特に
とらわれることはない。
例を図4及び図5に示す。図4は、図2及び図3に記載
した液晶パネル1の走査線、信号線及び共通電極を駆動
する波形例また、図5は、図3に記載した液晶パネル1
の走査線、信号線及び共通電極を駆動する波形例であ
る。本発明は、TFT等のアクティブ素子によって駆動
される液晶パネルを対象としたものであり、これらが含
まれるパネルの駆動法あれば前記した駆動波形例に特に
とらわれることはない。
【0017】図6は、液晶パネルのK番目の走査線6及
びK+1番目の走査線6’に印加する走査電圧VGK及
びVGK+1と、ある信号線5に印加する信号電圧VD
の各電圧波形を示す。また、図7は、液晶パネル1の1
画素の構成を示す。蓄積容量14は、TFTの出力端子
Sと走査線6の間に形成した構成をしている。なお、図
1と同一部品には、同一符号を記してある。
びK+1番目の走査線6’に印加する走査電圧VGK及
びVGK+1と、ある信号線5に印加する信号電圧VD
の各電圧波形を示す。また、図7は、液晶パネル1の1
画素の構成を示す。蓄積容量14は、TFTの出力端子
Sと走査線6の間に形成した構成をしている。なお、図
1と同一部品には、同一符号を記してある。
【0018】走査電圧VGK+1が高いレベルのVGH
になるとTFT2は導通状態になりTFT2を通して信
号電圧VDが蓄積容量14と液晶画素3に書き込まれ
る。次に、走査電圧VGK+1が低いレベルのVGLに
なるとTFT2は非導通状態になり、書き込まれた信号
電圧はそのまま保持される。これらの動作は、一般には
60回/1秒程度の周期で繰り返される。
になるとTFT2は導通状態になりTFT2を通して信
号電圧VDが蓄積容量14と液晶画素3に書き込まれ
る。次に、走査電圧VGK+1が低いレベルのVGLに
なるとTFT2は非導通状態になり、書き込まれた信号
電圧はそのまま保持される。これらの動作は、一般には
60回/1秒程度の周期で繰り返される。
【0019】図中で、点線で示した波形は走査電圧の理
想波形であるが、走査電圧発生手段7の出力抵抗や走査
電圧発生手段7と液晶パネル1との接続抵抗等により波
形が実線のように歪む。なお、波形歪みは模式的に示し
てある。図中に示した走査電圧VGKの波形歪み(a)
と(b)は、主に走査線と信号線との間の寄生容量及び
前述した抵抗に起因する。波形歪み(c)は、TFT2
が導通状態になった場合に、蓄積容量CSTG14を経
由し、駆動中の走査線6’の1つ前の走査線6に流れ込
む電流に起因する。信号電圧VDの極性を反転すると波
形歪み(c)の極性も反転する。最後に、波形歪み
(d)は、走査電圧VGK+1が低いレベルの電圧VG
Lに変化する時に、TFTのS端子とG端子との間の寄
生容量及び蓄積容量CSTGとを経由して走査線6’か
ら電流が引き込まれるために発生する。
想波形であるが、走査電圧発生手段7の出力抵抗や走査
電圧発生手段7と液晶パネル1との接続抵抗等により波
形が実線のように歪む。なお、波形歪みは模式的に示し
てある。図中に示した走査電圧VGKの波形歪み(a)
と(b)は、主に走査線と信号線との間の寄生容量及び
前述した抵抗に起因する。波形歪み(c)は、TFT2
が導通状態になった場合に、蓄積容量CSTG14を経
由し、駆動中の走査線6’の1つ前の走査線6に流れ込
む電流に起因する。信号電圧VDの極性を反転すると波
形歪み(c)の極性も反転する。最後に、波形歪み
(d)は、走査電圧VGK+1が低いレベルの電圧VG
Lに変化する時に、TFTのS端子とG端子との間の寄
生容量及び蓄積容量CSTGとを経由して走査線6’か
ら電流が引き込まれるために発生する。
【0020】ところで、走査電圧VGK+1がVGL付
近に立ち下がるまで波形歪み(c)が継続すると最終的
に液晶画素3への印加電圧が変動し明るさやコントラス
ト比に変動が生じる。この波形歪みは、信号電圧の振幅
値、すなわち表示パタ−ンによって変化する。また、波
形(d)も上記した画質の低下を招く。さらに、液晶画
素3を経由して共通電極4にも電流が流れていくため、
共通電極の電圧すなわち共通電圧にも歪みが発生する。
共通電圧の波形歪みは、共通電極と信号線との寄生容量
によるカップリングによっても発生する。この波形歪み
により、上記したのと同様の画質劣化が起こる。このよ
うな、波形歪みを補正することによって画質の劣化を防
止したことが本発明の特長である。
近に立ち下がるまで波形歪み(c)が継続すると最終的
に液晶画素3への印加電圧が変動し明るさやコントラス
ト比に変動が生じる。この波形歪みは、信号電圧の振幅
値、すなわち表示パタ−ンによって変化する。また、波
形(d)も上記した画質の低下を招く。さらに、液晶画
素3を経由して共通電極4にも電流が流れていくため、
共通電極の電圧すなわち共通電圧にも歪みが発生する。
共通電圧の波形歪みは、共通電極と信号線との寄生容量
によるカップリングによっても発生する。この波形歪み
により、上記したのと同様の画質劣化が起こる。このよ
うな、波形歪みを補正することによって画質の劣化を防
止したことが本発明の特長である。
【0021】図1の実施例の走査側の補正回路である走
査電圧発生手段7及び走査側負荷検出手段8による走査
電圧の補正に関するより具体的な実施例を図8に示す。
この回路は、図6に示した波形歪みのうち歪み(c)と
(d)を補正する回路である。
査電圧発生手段7及び走査側負荷検出手段8による走査
電圧の補正に関するより具体的な実施例を図8に示す。
この回路は、図6に示した波形歪みのうち歪み(c)と
(d)を補正する回路である。
【0022】走査電圧発生手段7は、スイッチ回路7a
〜7eで構成する。各スイッチ回路は、a,b,cの3
つ入力端子と出力端子を有し、図には記載していないが
スイッチの開閉制御をおこなう制御回路により制御され
る。a入力端子は、高いレベルの電圧VGHを供給する
電源31に、b入力端子は、低いレベルの電圧VGLを
供給する電源30にそれぞれ接続される。図1に示した
走査側負荷検出手段8は、負荷電流検出手段28と走査
オフ電圧補正手段32とで構成される。c入力端子は、
負荷電流検出手段28に接続される。
〜7eで構成する。各スイッチ回路は、a,b,cの3
つ入力端子と出力端子を有し、図には記載していないが
スイッチの開閉制御をおこなう制御回路により制御され
る。a入力端子は、高いレベルの電圧VGHを供給する
電源31に、b入力端子は、低いレベルの電圧VGLを
供給する電源30にそれぞれ接続される。図1に示した
走査側負荷検出手段8は、負荷電流検出手段28と走査
オフ電圧補正手段32とで構成される。c入力端子は、
負荷電流検出手段28に接続される。
【0023】液晶パネル20は、走査線21〜25と信
号線26及びTFT2、液晶画素3、共通電極4、蓄積
容量14からなる。液晶パネル20は、線順次駆動で駆
動されるが詳細については省略する。ここでは、本発明
に関することのみの説明に留める。
号線26及びTFT2、液晶画素3、共通電極4、蓄積
容量14からなる。液晶パネル20は、線順次駆動で駆
動されるが詳細については省略する。ここでは、本発明
に関することのみの説明に留める。
【0024】図に示したように走査線23を駆動する場
合、すなわち走査線23に接続されたTFTをオン状態
にする場合を例に取り説明する。この時、スイッチ回路
7cはa入力端子に入力された走査オン電圧(高いレベ
ルの電圧)VGHを選択する。これにより、走査線23
に接続されたTFTは同時にオン状態になり、信号電圧
VDが一斉に蓄積容量14と液晶画素3に書き込まれ
る。この蓄積容量が接続されている走査線22に接続し
たスイッチ回路7bは、c入力端子を選択し、走査線2
2に流れている電流を電流検出線29に出力する。他の
スイッチ回路は、TFTがオフ状態になるようにb入力
端子を選択し、それらに接続された走査線に走査オフ電
圧(低いレベルの電圧)VGLが印加される。すなわ
ち、本実施例の特徴は、線順次のタイミングに合わせて
蓄積容量に流れる電流が検出できるように、駆動してい
る走査線の一つ手前の走査線を流れる電流を検出するこ
とにある。当然のことながら、この動作を液晶パネルの
最初の走査線から後の走査線に順に行っていく。
合、すなわち走査線23に接続されたTFTをオン状態
にする場合を例に取り説明する。この時、スイッチ回路
7cはa入力端子に入力された走査オン電圧(高いレベ
ルの電圧)VGHを選択する。これにより、走査線23
に接続されたTFTは同時にオン状態になり、信号電圧
VDが一斉に蓄積容量14と液晶画素3に書き込まれ
る。この蓄積容量が接続されている走査線22に接続し
たスイッチ回路7bは、c入力端子を選択し、走査線2
2に流れている電流を電流検出線29に出力する。他の
スイッチ回路は、TFTがオフ状態になるようにb入力
端子を選択し、それらに接続された走査線に走査オフ電
圧(低いレベルの電圧)VGLが印加される。すなわ
ち、本実施例の特徴は、線順次のタイミングに合わせて
蓄積容量に流れる電流が検出できるように、駆動してい
る走査線の一つ手前の走査線を流れる電流を検出するこ
とにある。当然のことながら、この動作を液晶パネルの
最初の走査線から後の走査線に順に行っていく。
【0025】検出された電流は電圧信号VCMPに変換
される。この信号が補正信号となる。この補正信号は走
査オフ電圧補正回路32に入力されるが、ここで液晶パ
ネルに印加される走査電圧の歪みが発生しないように補
正される。すなわち、走査オフ電圧補正回路32は、補
正信号VCMP及び参照電圧として走査オフ電圧VGL
を入力し、歪のない走査電圧を出力して負荷電流検出回
路29を介して電流検出線29に印加する。
される。この信号が補正信号となる。この補正信号は走
査オフ電圧補正回路32に入力されるが、ここで液晶パ
ネルに印加される走査電圧の歪みが発生しないように補
正される。すなわち、走査オフ電圧補正回路32は、補
正信号VCMP及び参照電圧として走査オフ電圧VGL
を入力し、歪のない走査電圧を出力して負荷電流検出回
路29を介して電流検出線29に印加する。
【0026】図8における負荷電流検出手段28の具体
的な構成例を図9に示す。図9の実施例では、電流検出
線29からの電流をオペアンプ36の一方の入力端子
(−入力)し、オペアンプ36と抵抗35で構成される
電流検出回路により補正電圧VCMPに変換する。そし
て、電圧VCMP及び走査オフ電圧VGLを走査オフ電
圧補正回路32に入力し、走査オフ電圧補正回路はVG
LとVCMPに依存する補正された電圧V1(VGL,V
CMP)を出力してオペアンプの他方の端子(+入力)
に入力する。この結果、電流検出線29の電位は、補正
された走査オフ電圧V1(VGL,VCMP)と同一にな
るためにTFTの動作上、特に問題となるところはな
い。オペアンプの出力電圧VCMPは、それぞれの走査
線に流れる電流に比例して変化するが、出力電圧のレベ
ル調整は抵抗35で行っても良い。図示していないが、
レベル調整回路を電流検出手段28の後に付加しても良
くその構成法については特に限定しない。
的な構成例を図9に示す。図9の実施例では、電流検出
線29からの電流をオペアンプ36の一方の入力端子
(−入力)し、オペアンプ36と抵抗35で構成される
電流検出回路により補正電圧VCMPに変換する。そし
て、電圧VCMP及び走査オフ電圧VGLを走査オフ電
圧補正回路32に入力し、走査オフ電圧補正回路はVG
LとVCMPに依存する補正された電圧V1(VGL,V
CMP)を出力してオペアンプの他方の端子(+入力)
に入力する。この結果、電流検出線29の電位は、補正
された走査オフ電圧V1(VGL,VCMP)と同一にな
るためにTFTの動作上、特に問題となるところはな
い。オペアンプの出力電圧VCMPは、それぞれの走査
線に流れる電流に比例して変化するが、出力電圧のレベ
ル調整は抵抗35で行っても良い。図示していないが、
レベル調整回路を電流検出手段28の後に付加しても良
くその構成法については特に限定しない。
【0027】図10に電流検出手段28の他の実施例を
示す。電流検出線29に流れる電流を電流検出コイルで
検出し、バッファ回路38を介して補正電圧VCMPを
出力する。図9の実施例同様電圧VCMP及び走査オフ
電圧VGLを走査オフ電圧補正回路32に入力し、走査
オフ電圧補正回路はVGLとVCMPに依存する補正さ
れた電圧V2(VGL,VCMP)を出力して電流検出線
29に印加する。
示す。電流検出線29に流れる電流を電流検出コイルで
検出し、バッファ回路38を介して補正電圧VCMPを
出力する。図9の実施例同様電圧VCMP及び走査オフ
電圧VGLを走査オフ電圧補正回路32に入力し、走査
オフ電圧補正回路はVGLとVCMPに依存する補正さ
れた電圧V2(VGL,VCMP)を出力して電流検出線
29に印加する。
【0028】以上のように、電流検出手段により得られ
た補正信号VCMPを走査オフ電圧補正手段32に入力
し、ここで走査オフ電圧VGLの歪みをなくすように補
正する。この場合、補正の対象となるのは、図8に示し
た走査線22である。他の、走査線に加える走査電圧の
補正は行わない。走査オフ電圧補正手段32は、例えば
オペアンプ等を用いて構成されるが、電圧VGLとVC
MPを入力して上述のような演算をするものであれば良
く、その回路構成については特に限定しない。
た補正信号VCMPを走査オフ電圧補正手段32に入力
し、ここで走査オフ電圧VGLの歪みをなくすように補
正する。この場合、補正の対象となるのは、図8に示し
た走査線22である。他の、走査線に加える走査電圧の
補正は行わない。走査オフ電圧補正手段32は、例えば
オペアンプ等を用いて構成されるが、電圧VGLとVC
MPを入力して上述のような演算をするものであれば良
く、その回路構成については特に限定しない。
【0029】走査電圧を補正する他の実施例の構成を図
11に示す。走査電圧発生手段40は、a及びbの2つ
の入力端子、及び出力端子を備えたスイッチ回路40a
〜40cで構成されている。走査オフ電圧補正手段42
は、電流検出手段と電圧補正手段を備え、走査オフ電圧
VGLに流れる電流に応じてこの電圧を補正する。電流
検出手段と電圧補正手段の詳細は図10と同一であり、
ここでは省略する。
11に示す。走査電圧発生手段40は、a及びbの2つ
の入力端子、及び出力端子を備えたスイッチ回路40a
〜40cで構成されている。走査オフ電圧補正手段42
は、電流検出手段と電圧補正手段を備え、走査オフ電圧
VGLに流れる電流に応じてこの電圧を補正する。電流
検出手段と電圧補正手段の詳細は図10と同一であり、
ここでは省略する。
【0030】図11に記載した走査オフ電圧補正手段4
2の具体例を図12に示す。走査オフ電圧補正手段42
は、演算増幅器181とで構成された加算回路、演算増
幅器182と抵抗181a〜181eとで構成された波
形歪検出回路で構成されている。走査オフ電圧VGLに
流れる電流iは、抵抗182aによって電圧に変換さ
れ、さらに差動増幅器182と抵抗18b〜18eとで
構成される差動増幅回路によって補正電圧として取り出
される。この補正電圧は、加算回路に入力され、最終的
には電流波形に対応した走査オフ電圧が得られる。
2の具体例を図12に示す。走査オフ電圧補正手段42
は、演算増幅器181とで構成された加算回路、演算増
幅器182と抵抗181a〜181eとで構成された波
形歪検出回路で構成されている。走査オフ電圧VGLに
流れる電流iは、抵抗182aによって電圧に変換さ
れ、さらに差動増幅器182と抵抗18b〜18eとで
構成される差動増幅回路によって補正電圧として取り出
される。この補正電圧は、加算回路に入力され、最終的
には電流波形に対応した走査オフ電圧が得られる。
【0031】図13は、前述した動作の各部の動作波形
を示したものである。電流iは、走査オフ電圧補正手段
42から走査電圧発生手段40側への方向を+、逆の方
向を−としている。また、走査オフ電圧補正手段42に
入力するVGL´は、走査オフ電圧の所定レベルに設定
する。この結果、電流iが、+方向に過渡的に増加する
(正電圧側)と走査オフ電圧VGLは、+方向に増加し
てパネル内の走査電圧の過渡的な減少(負電圧側)を補
正することができる。電流iが、−方向に過渡的に増加
すると走査オフ電圧VGLは、−方向に増加してパネル
内の走査電圧の過渡的な増加(正電圧)を補正すること
ができる。これによって、液晶パネル内の走査電圧の変
動を防止することができる。
を示したものである。電流iは、走査オフ電圧補正手段
42から走査電圧発生手段40側への方向を+、逆の方
向を−としている。また、走査オフ電圧補正手段42に
入力するVGL´は、走査オフ電圧の所定レベルに設定
する。この結果、電流iが、+方向に過渡的に増加する
(正電圧側)と走査オフ電圧VGLは、+方向に増加し
てパネル内の走査電圧の過渡的な減少(負電圧側)を補
正することができる。電流iが、−方向に過渡的に増加
すると走査オフ電圧VGLは、−方向に増加してパネル
内の走査電圧の過渡的な増加(正電圧)を補正すること
ができる。これによって、液晶パネル内の走査電圧の変
動を防止することができる。
【0032】なお、補正量を制御して最良の画質状態に
する場合等の場合は、波形歪検出回路によって得られる
補正電圧量及び/または加算回路のフィバック量を可変
させるればよい。
する場合等の場合は、波形歪検出回路によって得られる
補正電圧量及び/または加算回路のフィバック量を可変
させるればよい。
【0033】図14は、本発明による走査電圧発生手段
の構成例を示したものである。図14(a)は、走査電
圧発生手段184a,185a,走査オフ電圧補正手段
184b,185bをそれぞれ内蔵した駆動回路18
4、185をカスケ−ドに接続し液晶パネルの走査回路
を構成したものである。なお、駆動回路の出力端子18
4c,185cの数や駆動回路の数は、特に限定される
ものでない。また、14(b)は、走査オフ電圧補正手
段188を駆動回路186、187の外部に設置した例
である。本発明は、これらの方式にと割られることな
く、例えば信号回路側に走査オフ電圧補正手段を設けて
も良く設置場所は特に限定しない。
の構成例を示したものである。図14(a)は、走査電
圧発生手段184a,185a,走査オフ電圧補正手段
184b,185bをそれぞれ内蔵した駆動回路18
4、185をカスケ−ドに接続し液晶パネルの走査回路
を構成したものである。なお、駆動回路の出力端子18
4c,185cの数や駆動回路の数は、特に限定される
ものでない。また、14(b)は、走査オフ電圧補正手
段188を駆動回路186、187の外部に設置した例
である。本発明は、これらの方式にと割られることな
く、例えば信号回路側に走査オフ電圧補正手段を設けて
も良く設置場所は特に限定しない。
【0034】なお、走査電圧のオフ電圧VGLの補正信
号は、走査線に流れる電流を検出することができれよ
く、その構成法については特に限定しない。また、場合
によっては、液晶パネル内の走査配線の走査電圧そのも
のを検出し、検出した結果に基づいて走査電圧のオフ電
圧VGLを走査電圧発生手段のそれぞれのスイッチ回路
に入力して波形歪みを補正するようにしても良い。
号は、走査線に流れる電流を検出することができれよ
く、その構成法については特に限定しない。また、場合
によっては、液晶パネル内の走査配線の走査電圧そのも
のを検出し、検出した結果に基づいて走査電圧のオフ電
圧VGLを走査電圧発生手段のそれぞれのスイッチ回路
に入力して波形歪みを補正するようにしても良い。
【0035】本発明の他の実施例を図15に示す。これ
は、図1に示した共通電圧発生手段11及び共通側負荷
検出手段12に対応するものである。液晶パネルの共通
電極の電圧は、供給線の抵抗や回路とパネルの接続抵抗
等によって波形が歪む。そして、パネルのサイズが大き
くなり、また画素数が増加してくると歪み量が増大して
いく。
は、図1に示した共通電圧発生手段11及び共通側負荷
検出手段12に対応するものである。液晶パネルの共通
電極の電圧は、供給線の抵抗や回路とパネルの接続抵抗
等によって波形が歪む。そして、パネルのサイズが大き
くなり、また画素数が増加してくると歪み量が増大して
いく。
【0036】この共通電圧が歪むと液晶の明るさが変動
する。波形の歪み量は、信号電圧のレベルに依存するた
めに、表示パタ−ンにより前述した画質の劣化を引き起
こす。この共通電圧波形の歪み量は、共通電圧の供給線
に流れる電流に対応することに着目し、この電流を検出
してこの検出量から外部より入力する共通電圧の波形を
前もって補正し、液晶パネル内の波形歪みを防止する。
する。波形の歪み量は、信号電圧のレベルに依存するた
めに、表示パタ−ンにより前述した画質の劣化を引き起
こす。この共通電圧波形の歪み量は、共通電圧の供給線
に流れる電流に対応することに着目し、この電流を検出
してこの検出量から外部より入力する共通電圧の波形を
前もって補正し、液晶パネル内の波形歪みを防止する。
【0037】共通電圧の供給線48に流れる電流ICO
Mは、オペアンプ45と抵抗46で構成された電流検出
回路により補正電圧VCMP2に変換される。変換され
た補正電圧VCMP2は、共通電圧補正手段47に入力
され、既に外部回路から入力されている共通電圧VCO
Mと合成されて図16に示すようにVCOMA波形とな
り出力される。これにより、パネル内の共通電圧の波形
歪みは補正できる。なお、補正電圧の絶対レベルの調整
は、抵抗46の値を調整するか、もしくは共通電圧補正
手段47内で行っても良い。これにより、表示パタ−ン
すなわち負荷変動に応じて変動する共通電圧の波形歪み
をリアルタイムで補正することができる。
Mは、オペアンプ45と抵抗46で構成された電流検出
回路により補正電圧VCMP2に変換される。変換され
た補正電圧VCMP2は、共通電圧補正手段47に入力
され、既に外部回路から入力されている共通電圧VCO
Mと合成されて図16に示すようにVCOMA波形とな
り出力される。これにより、パネル内の共通電圧の波形
歪みは補正できる。なお、補正電圧の絶対レベルの調整
は、抵抗46の値を調整するか、もしくは共通電圧補正
手段47内で行っても良い。これにより、表示パタ−ン
すなわち負荷変動に応じて変動する共通電圧の波形歪み
をリアルタイムで補正することができる。
【0038】なお、電流検出回路及び共通電圧補正手段
47は、上述のような機能を達成するものであれば良
く、その構成については特に限定しない。
47は、上述のような機能を達成するものであれば良
く、その構成については特に限定しない。
【0039】本発明による表示装置のさらに他の実施例
を図17に示す。液晶パネル50の1ドットは、TFT
51、画素52及びコモン端子53がマトリクス状に配
列されている。また、それぞれのTFTのゲ−ト端子に
は、ゲ−ト線55が接続され、さらにドレイン端子に
は、ドレイン線が接続される。
を図17に示す。液晶パネル50の1ドットは、TFT
51、画素52及びコモン端子53がマトリクス状に配
列されている。また、それぞれのTFTのゲ−ト端子に
は、ゲ−ト線55が接続され、さらにドレイン端子に
は、ドレイン線が接続される。
【0040】ゲ−ト線55にはゲ−ト駆動回路56が接
続されており、ここでTFT51を制御するゲ−ト電圧
を発生する。さらにドレイン線54には、ドレイン駆動
回路が接続され、ここで液晶の明るさを決めるドレイン
電圧を発生する。ゲ−ト電圧レベル発生回路57は、T
FTをオンに状態するVGH、もしくはオフ状態にする
VGLを発生する。
続されており、ここでTFT51を制御するゲ−ト電圧
を発生する。さらにドレイン線54には、ドレイン駆動
回路が接続され、ここで液晶の明るさを決めるドレイン
電圧を発生する。ゲ−ト電圧レベル発生回路57は、T
FTをオンに状態するVGH、もしくはオフ状態にする
VGLを発生する。
【0041】ゲ−ト電圧レベル発生回路57には、補正
電圧発生回路59が接続されている。補正電圧発生回路
59は、画像信号の状態に応じて、ゲ−ト電圧の波形歪
を補正するための補正電圧を発生する。この時の補正量
VCMPは、液晶パネル50に表示する1水平ライン毎
の全画素の明るさに応じた値とするが、ゲ−ト線に流れ
る電流の値、もしくはゲ−ト電圧の波形歪が予測できれ
ば良く、補正量の計算方法については特に限定しない。
例えば、補正電圧量を複数のレベルに分割しても良い。
電圧発生回路59が接続されている。補正電圧発生回路
59は、画像信号の状態に応じて、ゲ−ト電圧の波形歪
を補正するための補正電圧を発生する。この時の補正量
VCMPは、液晶パネル50に表示する1水平ライン毎
の全画素の明るさに応じた値とするが、ゲ−ト線に流れ
る電流の値、もしくはゲ−ト電圧の波形歪が予測できれ
ば良く、補正量の計算方法については特に限定しない。
例えば、補正電圧量を複数のレベルに分割しても良い。
【0042】本発明の表示装置のさらに他の実施例を図
18に示す。表示装置は、液晶パネル60、ゲ−ト駆動
回路64、ドレイン駆動回路65およびゲ−ト電圧検出
回路68で構成される。液晶パネル60の1ドットは、
TFT61、液晶画素62、コモン端子63で構成され
ている。
18に示す。表示装置は、液晶パネル60、ゲ−ト駆動
回路64、ドレイン駆動回路65およびゲ−ト電圧検出
回路68で構成される。液晶パネル60の1ドットは、
TFT61、液晶画素62、コモン端子63で構成され
ている。
【0043】TFT66a〜66eの一方の端子は、ゲ
−ト線68a〜68eに接続され、他方の端子は共通に
接続されてゲ−ト電圧検出回路68の入力端子に接続さ
れている。
−ト線68a〜68eに接続され、他方の端子は共通に
接続されてゲ−ト電圧検出回路68の入力端子に接続さ
れている。
【0044】TFT66a〜66eは、ゲ−ト電圧VG
の電圧状態に応じてオン、オフし前段のゲ−ト電圧を選
択し出力する。例えば、ゲ−ト線68bにオン電圧が印
加されている場合、このゲ−ト線に接続されている画素
のTFTは、オン状態になる。同時に、TFT66aも
オン状態になりゲ−ト線68aに印加されているゲ−ト
電圧(オフ電圧)が、選択されて出力される。以下同様
の動作が線順次毎に行われる。この結果、ゲ−ト電圧検
出回路68の出力電圧VDTは、各ゲ−ト線に印加され
ているゲ−ト電圧となる。ここで得られたVDTから、
液晶パネルに入力するゲ−ト電圧を補正し波形歪を低減
する。
の電圧状態に応じてオン、オフし前段のゲ−ト電圧を選
択し出力する。例えば、ゲ−ト線68bにオン電圧が印
加されている場合、このゲ−ト線に接続されている画素
のTFTは、オン状態になる。同時に、TFT66aも
オン状態になりゲ−ト線68aに印加されているゲ−ト
電圧(オフ電圧)が、選択されて出力される。以下同様
の動作が線順次毎に行われる。この結果、ゲ−ト電圧検
出回路68の出力電圧VDTは、各ゲ−ト線に印加され
ているゲ−ト電圧となる。ここで得られたVDTから、
液晶パネルに入力するゲ−ト電圧を補正し波形歪を低減
する。
【0045】なお、TFT66a〜66eは、非晶質シ
リコンTFT、多結晶シリコンTFTでも良く、特に限
定しない。また、液晶パネルの外部に設けても良い。こ
の場合、TFTでなくとも良く、例えばMOSトランジ
スタでも良い。
リコンTFT、多結晶シリコンTFTでも良く、特に限
定しない。また、液晶パネルの外部に設けても良い。こ
の場合、TFTでなくとも良く、例えばMOSトランジ
スタでも良い。
【0046】さらに、TFT66a〜66eの組合せは
図18に示した構成に限定されることなく、複数のブロ
ックに分割しても良い。
図18に示した構成に限定されることなく、複数のブロ
ックに分割しても良い。
【0047】図18を用いた具体例を図19に示す。図
19に示した走査オフ電圧補正手段199は、差動増幅
回路と反転回路および加算回路で構成される。加算回路
の抵抗203aには、図18に記載した走査線の検出電
圧VDTが入力される。検出回路以降の動作は、図12
の動作とほぼ同一なので詳細については省略する。図2
0は、図19に記載した回路の動作を示す図である。図
20(a)は、図4に記載した駆動波に適用したとき、
図20(b)は、図5に記載した駆動波形に適用したと
きの波形例である。
19に示した走査オフ電圧補正手段199は、差動増幅
回路と反転回路および加算回路で構成される。加算回路
の抵抗203aには、図18に記載した走査線の検出電
圧VDTが入力される。検出回路以降の動作は、図12
の動作とほぼ同一なので詳細については省略する。図2
0は、図19に記載した回路の動作を示す図である。図
20(a)は、図4に記載した駆動波に適用したとき、
図20(b)は、図5に記載した駆動波形に適用したと
きの波形例である。
【0048】さらに、図21は共通電極に印加するVC
OM電圧の補正の他の実施例である。VCOMの検出位
置は、VCOMの供給場所210a〜210dの近くあ
るいは、任意の場所でも良く特に限定しない。検出され
た電圧VCOM1は,VCOM電圧補正手段199に入
力される。図22は、この時の動作を示したものであ
る。なお、VCOM電圧補正手段199の詳細な回路の
記述は省略するが、図19に記載の回路例としてもよ
い。
OM電圧の補正の他の実施例である。VCOMの検出位
置は、VCOMの供給場所210a〜210dの近くあ
るいは、任意の場所でも良く特に限定しない。検出され
た電圧VCOM1は,VCOM電圧補正手段199に入
力される。図22は、この時の動作を示したものであ
る。なお、VCOM電圧補正手段199の詳細な回路の
記述は省略するが、図19に記載の回路例としてもよ
い。
【0049】本発明の変形例として、ゲ−ト電圧及びゲ
−ト電流の検出量に応じてゲ−ト電圧を補正する以外
に、図示していないがコモン電圧または電流を検出して
ゲ−ト電圧もしくはコモン電圧を補正しても良い。
−ト電流の検出量に応じてゲ−ト電圧を補正する以外
に、図示していないがコモン電圧または電流を検出して
ゲ−ト電圧もしくはコモン電圧を補正しても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、表示パタ−ンによる波
形歪みに起因する明るさやコントラスト比の変動を防
止、低減できるために高品質の表示装置が実現できる。
特に、パネルの表示サイズや画素数が増大しても画質の
劣化を防止することができる。さらに、装置の小型化、
簡素化が可能となる。
形歪みに起因する明るさやコントラスト比の変動を防
止、低減できるために高品質の表示装置が実現できる。
特に、パネルの表示サイズや画素数が増大しても画質の
劣化を防止することができる。さらに、装置の小型化、
簡素化が可能となる。
【図1】本発明による表示装置の概略図。
【図2】本発明が適用できる液晶パネル1の具体的な構
成例を示す図。
成例を示す図。
【図3】本発明が適用できる液晶パネル1の具体的な構
成例を示す図。
成例を示す図。
【図4】本発明が適用できる駆動電圧波形例を示す図。
【図5】本発明が適用できる駆動電圧波形例を示す図。
【図6】走査電圧波形の歪みを示す図。
【図7】液晶パネルの1画素の構成を示す図。
【図8】走査電圧の波形歪みを補正する実施例の構成
図。
図。
【図9】走査線に流れる電流を検出する回路の構成図。
【図10】走査線に流れる電流を検出する回路の構成
図。
図。
【図11】走査電圧の波形歪みを補正する他の実施例の
構成図。
構成図。
【図12】図11に記載した走査オフ電圧補正手段42
の具体例を示す図。
の具体例を示す図。
【図13】各部の動作波形を示す図。
【図14】走査電圧発生手段の構成例を示す図。
【図15】共通電圧を補正する実施例の構成図。
【図16】図11における各部の波形を示す図。
【図17】本発明の他の実施例の構成図。
【図18】本発明の他の実施例の構成図。
【図19】図18を用いた具体例を示す図。
【図20】図19に記載した回路の動作を示す図。
【図21】共通電極に印加するVCOM電圧の補正の他
の実施例を示す図。
の実施例を示す図。
【図22】図21の動作を示す図。
1…液晶パネル、7…走査電圧発生手段、8…走査側負
荷検出手段、9…信号電圧発生手段、11…共通電圧発
生手段、12…共通側負荷検出手段
荷検出手段、9…信号電圧発生手段、11…共通電圧発
生手段、12…共通側負荷検出手段
Claims (12)
- 【請求項1】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成された液晶マトリクス表示装置において、 駆動すべき走査線の前の走査線の走査電圧の波形の状態
を求める検出手段と、該検出手段の検出量に基づき駆動
すべき走査線の走査電圧の波形の状態を補正する電圧補
正手段とを具備したことを特徴とした液晶マトリクス表
示装置。 - 【請求項2】駆動すべき走査線の前の走査線に流れる電
流から前記走査電圧の波形の状態を求めることを特徴と
した請求項1記載の液晶マトリクス表示装置。 - 【請求項3】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成された液晶マトリクス表示装置において、 前記走査線に流出入する電流を検出する検出手段と、該
検出手段の検出量に基づき駆動すべき走査線の走査電圧
の波形の状態を補正する電圧補正手段とを具備したこと
を特徴とした液晶マトリクス表示装置。 - 【請求項4】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成された液晶マトリクス表示装置において、 TFTが導通状態になることにより駆動すべき走査線か
らTFTを介してその前の走査線に流れる電流に起因し
た波形の状態に基づいて駆動走査線の走査電圧の波形の
状態を補正する電圧補正手段とを具備したことを特徴と
した液晶マトリクス表示装置。 - 【請求項5】TFTと前の走査線とを結ぶ回路には蓄積
容量が設けられ、前の走査線は負荷電流検出手段を介し
て走査オフ電圧補正手段に結ばれることを特徴とした請
求項4記載の液晶マトリクス表示装置。 - 【請求項6】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成された液晶マトリクス表示装置において、 TFTが導通状態になることにより駆動すべき走査線か
らTFTを介して前記共通電極に流れる電流に起因した
波形の状態に基づいて駆動走査線の走査電圧の波形の状
態を補正する電圧補正手段とを具備したことを特徴とし
た液晶マトリクス表示装置。 - 【請求項7】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子によ
り駆動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電
極と前記TFTに接続された蓄積容量と前記蓄積容量を
共通に接続した蓄積容量共通線とで構成されたマトリク
スパネルを駆動する液晶マトリクス表示装置の駆動方法
において、 単独もしくは任意の組合せにより前記走査線、前記信号
線、前記共通電極、蓄積容量共通線に流出入する電流を
検出して、前記走査線、前記信号線、前記共通電極、蓄
積容量共通線に印加される電圧の状態を補正することを
特徴とした液晶マトリクス表示装置の駆動方法。 - 【請求項8】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成されたマトリクスパネルを駆動する液晶マトリク
ス表示装置の駆動方法において、 単独もしくは任意の組合せにより前記走査線、前記信号
線、前記共通電極に流れる電流を検出した時に、予め設
定した補正量に基づいて駆動走査線の走査電圧の波形の
状態を補正することを特徴とした液晶マトリクス表示装
置の駆動方法。 - 【請求項9】走査線と信号線と前記走査線及び信号線に
接続されたスイッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成されたマトリクスパネルを駆動する液晶マトリク
ス表示装置の駆動方法において、 単独もしくは任意の組合せにより前記走査線、前記信号
線、前記共通電極、蓄積容量共通線に流出入する電流に
起因する電圧波形歪みを予測制御により反対電圧を与え
て駆動走査線の走査電圧の波形の状態を補正することを
特徴とした液晶マトリクス表示装置の駆動方法。 - 【請求項10】走査線と信号線と前記走査線及び信号線
に接続されたスッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と該液晶画素に接続された共通電極と
で構成された液晶マトリクスパネルと、 前記走査線に走査電圧、前記信号線に信号電圧及び前記
共通電極に共通電圧をそれぞれ供給する駆動装置とから
なる液晶マトリクス表示装置において、 前記液晶マトリクスパネル内または前記駆動装置の出力
部における前記信号電圧、走査電圧及び共通電圧のうち
少なくとも1つの過渡状態を検出する過渡状態の情報検
出手段、または表示内容に応じて過渡状態の情報を発生
する情報発生手段を具備し、前記情報検出手段または情
報発生手段の内容に応じて少なくとも前記駆動装置のい
ずれかに時間的変化する電圧を入力して所定のタイミン
グで選択、出力することを特徴とした液晶マトリクス表
示装置。 - 【請求項11】走査線と信号線と前記走査線及び信号線
に接続されたスッチング素子と該スイッチング素子に駆
動される液晶画素と前記液晶画素に接続された共通電極
と前記スイッチング素子に接続された蓄積容量とで構成
された液晶マトリクスパネルと、 前記走査線に走査電圧、前記信号線に信号電圧及び前記
共通線に共通電圧及び前記蓄積容量に蓄積容量電圧をそ
れぞれ供給する駆動装置とからなる液晶マトリクス表示
装置において、 前記液晶マトリクスパネル内または前記駆動装置の出力
部における前記信号電圧、走査電圧、共通電圧及び蓄積
容量電圧のうち少なくとも1つの過渡状態を検出する過
渡状態の情報検出手段、または表示内容に応じて過渡状
態の情報を発生する情報発生手段を具備し、前記情報検
出手段または情報発生手段の内容に応じて少なくとも前
記駆動装置のいずれかに時間的変化する電圧を入力して
所定のタイミングで選択、出力することを特徴とした液
晶マトリクス表示装置。 - 【請求項12】特許請求範囲第10項、第11項の液晶
マトリクス表示装置において、 前記駆動装置に入力する時間的に変化する電圧は、前記
走査線を順次走査駆動する走査タイミングに合わせて可
変ならしめることを特徴とした液晶マトリクス表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608894A JPH085989A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 液晶マトリクス表示装置とその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608894A JPH085989A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 液晶マトリクス表示装置とその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085989A true JPH085989A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15166980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13608894A Pending JPH085989A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 液晶マトリクス表示装置とその駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085989A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265355A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toppoly Optoelectronics Corp | 液晶ディスプレイパネル及び表示装置 |
JP2010107980A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Samsung Electronics Co Ltd | 表示装置 |
JP2015041103A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | ▲し▼創電子股▲ふん▼有限公司 | 電圧校正回路及び液晶ディスプレイ装置 |
WO2020012655A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 制御装置及び液晶表示装置 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13608894A patent/JPH085989A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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