JPH085925Y2 - ゴミ投入設備 - Google Patents
ゴミ投入設備Info
- Publication number
- JPH085925Y2 JPH085925Y2 JP40278690U JP40278690U JPH085925Y2 JP H085925 Y2 JPH085925 Y2 JP H085925Y2 JP 40278690 U JP40278690 U JP 40278690U JP 40278690 U JP40278690 U JP 40278690U JP H085925 Y2 JPH085925 Y2 JP H085925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- dust
- garbage
- floor
- trash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はビルの各階のゴミ投入室
に設置されるゴミコンテナにゴミを投入するための設備
に係り、特にゴミ投入室の環境の向上を図ることのでき
るゴミ投入設備に関する。
に設置されるゴミコンテナにゴミを投入するための設備
に係り、特にゴミ投入室の環境の向上を図ることのでき
るゴミ投入設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、高層ビルや高層住宅で発生する
ゴミを回収するには既存のエレベータを利用するかある
はゴミを直接ダストシュートに投入しており、エレベー
タを利用してゴミコンテナを搬送する場合にはエレベー
タ内で汚水や臭気の発生があり、また、ダストシュート
を利用した場合にはシュート内壁に付着した汚汁による
臭気の発生やゴミ投入時の騒音の発生などがあり、いず
れの場合にも衛生上環境上好ましくない。
ゴミを回収するには既存のエレベータを利用するかある
はゴミを直接ダストシュートに投入しており、エレベー
タを利用してゴミコンテナを搬送する場合にはエレベー
タ内で汚水や臭気の発生があり、また、ダストシュート
を利用した場合にはシュート内壁に付着した汚汁による
臭気の発生やゴミ投入時の騒音の発生などがあり、いず
れの場合にも衛生上環境上好ましくない。
【０００３】これを解消するために、各階にゴミを収容
するコンテナを設置し、これを各階に昇降自在に停止す
るケージに移載して専用のゴミ搬送ルートで回収するこ
とが試みられている。ゴミはコンテナ内に収容されて専
用の搬送ルートで回収されるので、周囲に悪臭などの不
快感を与えることはないし、また、回収効率が高められ
ると共に騒音からも解放されることになる。
するコンテナを設置し、これを各階に昇降自在に停止す
るケージに移載して専用のゴミ搬送ルートで回収するこ
とが試みられている。ゴミはコンテナ内に収容されて専
用の搬送ルートで回収されるので、周囲に悪臭などの不
快感を与えることはないし、また、回収効率が高められ
ると共に騒音からも解放されることになる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで、投入室内に
単にコンテナを設置しているのでは臭気が発生し環境上
衛生上好ましくない。また、コンテナ内のゴミが直接見
えるので不快感を受ける欠点がある。特に、近年ではゴ
ミのリサイクル化がさけばれ、ゴミを可燃物、不燃物な
ど種類別に分別して回収することが求められており、ゴ
ミ投入室内の環境上衛生上の対策が要請されている。
単にコンテナを設置しているのでは臭気が発生し環境上
衛生上好ましくない。また、コンテナ内のゴミが直接見
えるので不快感を受ける欠点がある。特に、近年ではゴ
ミのリサイクル化がさけばれ、ゴミを可燃物、不燃物な
ど種類別に分別して回収することが求められており、ゴ
ミ投入室内の環境上衛生上の対策が要請されている。
【０００５】本考案は上記問題点を有効に解決すべく創
案されたものである。
案されたものである。
【０００６】本考案はビルなどの各階のゴミ投入室の環
境を向上させることのできるゴミ投入設備を提供するこ
とを目的とする。
境を向上させることのできるゴミ投入設備を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案はビルなどの各階
のゴミ投入室に設置されるゴミコンテナにゴミを投入す
るための設備において、上記投入室を上記コンテナを設
置するコンテナ設置側とゴミ投入するために立ち入るゴ
ミ投入側とに仕切り壁で仕切ると共に、その仕切り壁に
上記コンテナを出入れするための開閉扉を形成し、その
開閉扉に投入口を有する投入口ブロックを設けたもので
ある。
のゴミ投入室に設置されるゴミコンテナにゴミを投入す
るための設備において、上記投入室を上記コンテナを設
置するコンテナ設置側とゴミ投入するために立ち入るゴ
ミ投入側とに仕切り壁で仕切ると共に、その仕切り壁に
上記コンテナを出入れするための開閉扉を形成し、その
開閉扉に投入口を有する投入口ブロックを設けたもので
ある。
【０００８】
【作用】このようにゴミ投入室を仕切り壁でコンテナ設
置側とゴミ投入側とに仕切るため、ゴミの臭気による不
快感を受けることはないし、ゴミが直接に見えることは
ないのでゴミ投入室の環境を向上させることができる。
また、構造が簡素であり、外観性に優れる。
置側とゴミ投入側とに仕切るため、ゴミの臭気による不
快感を受けることはないし、ゴミが直接に見えることは
ないのでゴミ投入室の環境を向上させることができる。
また、構造が簡素であり、外観性に優れる。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【００１０】図１および図２は高層ビルあるいは高層住
宅の任意な階を示したものであり、この階１にはゴミ投
入室２が区画形成されている。この投入室２には各階で
発生するゴミを収容するゴミコンテナ３が設置されてお
り、このコンテナ３には各階で発生する一日分のゴミが
種類別に分別されて収容されるようになっている。例え
ば、各階で発生するゴミが可燃ゴミ、不燃ゴミなど２種
類に分別されるべく、コンテナ３には種類別に仕切る仕
切り板４が設けられている。したがって、コンテナ３に
は互いに隣接する一対の投入口３ａ，３ｂが形成される
ことになる。
宅の任意な階を示したものであり、この階１にはゴミ投
入室２が区画形成されている。この投入室２には各階で
発生するゴミを収容するゴミコンテナ３が設置されてお
り、このコンテナ３には各階で発生する一日分のゴミが
種類別に分別されて収容されるようになっている。例え
ば、各階で発生するゴミが可燃ゴミ、不燃ゴミなど２種
類に分別されるべく、コンテナ３には種類別に仕切る仕
切り板４が設けられている。したがって、コンテナ３に
は互いに隣接する一対の投入口３ａ，３ｂが形成される
ことになる。
【００１１】各階に設置されたコンテナ３は各階に臨ん
で断面コの字状に開放されたケージ５に移載され、この
ケージ５は各階に停止すべく昇降路６に沿って昇降自在
に収容されている。ケージ５は各階のコンテナ３を１階
あるいは地下に設置された図示されない回収設備に受け
渡すべくワイヤ７で吊り上げられ、このワイヤ７は図示
されない巻上げ装置で巻き取られるようになっている。
また、ケージ５にはコンテナ３を移載するための移載フ
ォーク８が設けられ、この移載フォーク８はシリンダ９
で昇降されると共にモータ１１で水平方向に伸縮可能に
延出されるようになっている。
で断面コの字状に開放されたケージ５に移載され、この
ケージ５は各階に停止すべく昇降路６に沿って昇降自在
に収容されている。ケージ５は各階のコンテナ３を１階
あるいは地下に設置された図示されない回収設備に受け
渡すべくワイヤ７で吊り上げられ、このワイヤ７は図示
されない巻上げ装置で巻き取られるようになっている。
また、ケージ５にはコンテナ３を移載するための移載フ
ォーク８が設けられ、この移載フォーク８はシリンダ９
で昇降されると共にモータ１１で水平方向に伸縮可能に
延出されるようになっている。
【００１２】各階に設置されたコンテナ３をケージ５に
受け渡すために、昇降路６には受渡し口１２が形成され
ている。この受渡し口１２は昇降路６に設けられた扉１
３で開閉されるようになっている。
受け渡すために、昇降路６には受渡し口１２が形成され
ている。この受渡し口１２は昇降路６に設けられた扉１
３で開閉されるようになっている。
【００１３】特に、ゴミ投入室２にはコンテナ３内にゴ
ミを投入するためのゴミ投入設備２１が設置される。こ
の投入設備２１にあってはゴミ投入室２内にコンテナ３
を設置するコンテナ設置側Ａとゴミ投入するために立ち
入るゴミ投入側Ｂとに仕切る仕切り壁２２が形成され、
この仕切り壁２２にはコンテナ３を出入れするための開
閉扉２３が形成されている。本実施例においては第３図
に示すように投入室２の内壁２ａに沿って取り付けられ
た上部固定パネル２４および左右一対のサイド固定パネ
ル２５，２６と、一方のサイドパネル２５に上下に等間
隔を隔てて３つのヒンジ２７で支持された可動パネル２
８とから仕切り壁２２が形成され、その可動パネル２８
は開閉扉２３を構成することになる。
ミを投入するためのゴミ投入設備２１が設置される。こ
の投入設備２１にあってはゴミ投入室２内にコンテナ３
を設置するコンテナ設置側Ａとゴミ投入するために立ち
入るゴミ投入側Ｂとに仕切る仕切り壁２２が形成され、
この仕切り壁２２にはコンテナ３を出入れするための開
閉扉２３が形成されている。本実施例においては第３図
に示すように投入室２の内壁２ａに沿って取り付けられ
た上部固定パネル２４および左右一対のサイド固定パネ
ル２５，２６と、一方のサイドパネル２５に上下に等間
隔を隔てて３つのヒンジ２７で支持された可動パネル２
８とから仕切り壁２２が形成され、その可動パネル２８
は開閉扉２３を構成することになる。
【００１４】この可動パネル２８には図１に示すように
コンテナ設置側Ａに断面くの字状折り返された折返し部
２９が形成され、その下部傾斜部３１にはゴミを種類別
に投入するためにコンテナ３の各投入口３ａ，３ｂに臨
んでそれぞれ開放された一対のゴミ投入口３２，３２を
有する投入口ブロック３３、３３が設けられている。こ
のブロック３３，３３には投入口３２，３２を開閉する
定量容積の回転ドラム３４，３４が回転自在に設けられ
ると共にこの回転ドラム３４，３４を開閉移動させるハ
ンドル３５，３５が設けられている。
コンテナ設置側Ａに断面くの字状折り返された折返し部
２９が形成され、その下部傾斜部３１にはゴミを種類別
に投入するためにコンテナ３の各投入口３ａ，３ｂに臨
んでそれぞれ開放された一対のゴミ投入口３２，３２を
有する投入口ブロック３３、３３が設けられている。こ
のブロック３３，３３には投入口３２，３２を開閉する
定量容積の回転ドラム３４，３４が回転自在に設けられ
ると共にこの回転ドラム３４，３４を開閉移動させるハ
ンドル３５，３５が設けられている。
【００１５】したがって、ゴミ投入室２が仕切り壁２２
で仕切られ、その仕切り壁２２によりゴミ投入室２内の
ゴミ投入側Ｂがコンテナ設置側Ａから完全に遮断される
ため、ゴミ投入側Ｂにはゴミの臭気が入り込むことはな
いし、また、コンテナ３内のゴミが見えることはない。
で仕切られ、その仕切り壁２２によりゴミ投入室２内の
ゴミ投入側Ｂがコンテナ設置側Ａから完全に遮断される
ため、ゴミ投入側Ｂにはゴミの臭気が入り込むことはな
いし、また、コンテナ３内のゴミが見えることはない。
【００１６】さらに、仕切り壁２２の開閉扉２３に投入
口ブロック３３，３３を取り付けるに過ぎない簡単な構
成であり、外観性が向上し投入設備の簡素化が図れると
共に、開閉扉２３を開放するだけてコンテナ設置側Ａを
開放でき、メンテナンスなどが容易である。
口ブロック３３，３３を取り付けるに過ぎない簡単な構
成であり、外観性が向上し投入設備の簡素化が図れると
共に、開閉扉２３を開放するだけてコンテナ設置側Ａを
開放でき、メンテナンスなどが容易である。
【００１７】なお、仕切り壁２２の上部固定パネル２４
にはダクト接続口３６が形成されている。ゴミコンテナ
設置側Ａの雰囲気はダクト接続口３４を介してゴミ投入
側Ｂの外部に排気されることになる。したがって、ゴミ
臭気による不快感を受けることはない。
にはダクト接続口３６が形成されている。ゴミコンテナ
設置側Ａの雰囲気はダクト接続口３４を介してゴミ投入
側Ｂの外部に排気されることになる。したがって、ゴミ
臭気による不快感を受けることはない。
【００１８】
【考案の効果】以上要するに本考案によれば、ゴミ投入
室をコンテナ設置側とゴミ投入側とに仕切り壁で仕切る
と共に、その仕切り壁に開閉扉を形成し、その開閉扉に
投入口ブロックを設けたので、ゴミの臭気から開放さ
れ、ゴミ投入室を環境を向上させることがきると共に構
成が簡単であり、ゴミ投入設備の簡素化を図ることがで
きる。
室をコンテナ設置側とゴミ投入側とに仕切り壁で仕切る
と共に、その仕切り壁に開閉扉を形成し、その開閉扉に
投入口ブロックを設けたので、ゴミの臭気から開放さ
れ、ゴミ投入室を環境を向上させることがきると共に構
成が簡単であり、ゴミ投入設備の簡素化を図ることがで
きる。
【図１】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線矢視図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線矢視図である。
２ ゴミ投入室 ３ ゴミコンテナ ２１ ゴミ投入設備 ２２ 仕切り壁 ２３ 開閉扉 ３２ 投入口 ３３ 投入口ブロック Ａ コンテナ設置側 Ｂ ゴミ投入側
Claims (1)
- 【請求項１】 ビルなどの各階のゴミ投入室に設置され
るゴミコンテナにゴミを投入するための設備において、
上記投入室を上記コンテナを設置するコンテナ設置側と
ゴミ投入するために立ち入るゴミ投入側とに仕切り壁で
仕切ると共に、該仕切り壁に上記コンテナを出入れする
ための開閉扉を形成し、該開閉扉に投入口を有する投入
口ブロックを設けたことを特徴とするゴミ投入設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40278690U JPH085925Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ゴミ投入設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40278690U JPH085925Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ゴミ投入設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494304U JPH0494304U (ja) | 1992-08-17 |
| JPH085925Y2 true JPH085925Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31880647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40278690U Expired - Lifetime JPH085925Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ゴミ投入設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085925Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40278690U patent/JPH085925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494304U (ja) | 1992-08-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |