JPH085901B2 - 含フッ素有機ケイ素化合物及びその製造方法 - Google Patents

含フッ素有機ケイ素化合物及びその製造方法

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JPH085901B2
JPH085901B2 JP3214671A JP21467191A JPH085901B2 JP H085901 B2 JPH085901 B2 JP H085901B2 JP 3214671 A JP3214671 A JP 3214671A JP 21467191 A JP21467191 A JP 21467191A JP H085901 B2 JPH085901 B2 JP H085901B2
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博正 山口
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シランカップリング剤
等として有用な新規含フッ素有機ケイ素化合物及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
エポキシ変性シランとして式(イ)のものが公知であ
る。
【0003】
【化3】 (但し、Xは加水分解性基、Rは1価の有機基、nは1
〜3の整数である。)この化合物は、ガラス、金属、シ
リカ、珪砂などと反応するX−Si基と、有機樹脂等の
アルコール基、アミノ基、カルボキシル基との反応性を
持つエポキシ基を同一分子中に有しており、エポキシ樹
脂ガラス積層板、フェノール樹脂ガラス積層板、フェノ
ール樹脂シェルモールド等の機械的強度や電気特性の向
上に優れた効果を発揮することが知られている。また、
この化合物でシリカを処理すれば、シリカ表面をエポキ
シ基を含む残基で改質することができる。しかしなが
ら、このエポキシ変性シランでは、十分な耐水性や耐熱
性が得られないこともあり、また、分子中に含まれるエ
ーテル結合が分解する懸念も残されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
エポキシ変性シランの欠点を解決すべく鋭意検討を行っ
た結果、下記式Aのスキームにより下記式(1)で示さ
れる新規な含フッ素有機ケイ素化合物が得られると共
に、この式(1)の新規含フッ素有機ケイ素化合物は、
従来のエポキシ変性シランと同様にX−Si基とエポキ
シ基とを同一分子中に含むために、エポキシ樹脂やフェ
ノール樹脂とガラス、シリカ、金属、珪砂等の無機材料
との結合を補強し、これらの機械的強度や電気特性の向
上に寄与すること、さらに、分子中のCF3基の効果に
より、耐水性、耐熱性のより一層の向上がもたらされる
ことを知見した。また、シリカを本発明の化合物で処理
すれば、エポキシ官能性残基でシリカ表面を改質できる
上、CF3基の効果によって耐水性を高め、フッ素樹脂
やフッ素ゴムとの親和性を与えることができ、さらに、
本発明の化合物は、エーテル結合のα位の炭素上に2つ
のCF3基が存在するため、エーテル結合が遮蔽され、
この部分の分解がおこり難いという利点をも有すること
を見い出し、本発明をなすに至ったものである。
【0005】
【化4】 (但し、Xは、F,Cl,Br,I,OR及びNR
から選ばれ、Rは炭素数1〜10のアルキル基、
炭素数3〜15のフルオロアルキル基、アシル基又は炭
素数2〜5のアルケニル基であり、R,Rは互いに
同一又は異種の炭素数1〜10のアルキル基である。ま
た、Rは炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10
のアリール基又は炭素数3〜15のフルオロアルキル基
である。nは1〜3の整数、mは0又は1である。)従
って、本発明は上記式(1)の含フッ素有機ケイ素化合
物及びその製造方法を提供する。
【0006】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の新規含フッ素ケイ素化合物は下記式(1)で示され
るものである。
【0007】
【化5】 (但し、Xは加水分解性基、Rは1価の有機基、nは1
〜3の整数、mは0又は1である。)ここで、加水分解
性基Xは、F,Cl,Br,I,OR,NR
ら選ばれるものである。なお、Rはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基等
の炭素数1〜10のアルキル基、トリフルオロプロピル
基等の炭素数3〜15のフルオロアルキル基、アセチル
基、プロピオニル基等のアシル基、又はイソプロペニル
基等の炭素数2〜5のアルケニル基であり、R,R
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基等の炭素数1
〜10のアルキル基であり、これらは同一でも異なって
もよい。)
【0008】また、1価の有機基Rとしては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基等の炭素数1〜10のア
ルキル基、フェニル基、トルイル基等の炭素数6〜10
のアリール基、又はトリフロロプロピル基等の炭素数3
〜15のフルオロアルキル基である。
【0009】これらのうちでは、Xがメトキシ基、エト
キシ基、イソプロペノキシ基等の低級アルコキシ基、R
がメチル基等の低級アルキル基であるものが好ましく、
具体的には、下記式(1a)、(1b)で示される含フ
ッ素有機ケイ素化合物が好ましい。
【0010】
【化6】
【0011】本発明の式(1)の化合物は、下記式
(2)の含フッ素不飽和グリシジルエーテルと下記式
(3)のヒドロシランとを遷移金属又はその錯体を触媒
として付加反応させることにより合成することができ
る。
【0012】
【化7】 (但し、mは0又は1であり、X,R及びnは上記と同
様の意味を示す。)ここで、上記式(2)の含フッ素不
飽和グリシジルエーテルは新規化合物であり、下記式B
に示すように、対応するアルコールとエピクロルヒドリ
ンとの反応により製造することができる。
【0013】
【化8】
【0014】即ち、下記式(2a)の化合物は、1,
1,1−トリフルオロ−2−トリフルオロメチル−3−
ブテン−2−オールとクロロメチルオキシランとの反応
により、また下記式(2b)の化合物は、1,1,1−
トリフロロ−2−トリフロロメチル−4−ペンテン−2
−オールとクロロメチルオキシランとの反応により得る
ことができる。この場合、反応は塩基性水相と有機相と
の二相系にて第4級アンモニウム塩又は第4級ホスホニ
ウム塩を相間移動触媒として用いることにより行われ
る。
【0015】
【化9】
【0016】上記式(2)の含フッ素不飽和グリシジル
エーテルと式(3)のヒドロシランの使用量は、特に制
限されないが、前者:後者=1:0.8〜1:2(モル
比)とすることが好ましく、より好ましくは1:1〜
1:1.5である。
【0017】本発明において、式(2)の化合物と式
(3)の化合物とを反応させる場合、Pt,Rh,Pd
等から選ばれる遷移金属、遷移金属の塩、遷移金属の錯
体の1種又は2種以上を触媒として使用する。かかる触
媒としては、具体的にH2PtCl6,H2PtCl6とオ
レフィン類との錯体,H2PtCl6とアルコール類との
錯体,H2PtCl6とビニルシロキサン類との錯体,R
hCl3,Rh(CH2COCHCOCH23,Rh(P
Ph33Cl,Rh(PPh33Br,Rh2(Ac
O)4,Rh(PPh32(CO)Cl,Rh(η4−C
78)Cl,Rh(CH2COCHCOCH2)(CO)
2,Rh4(CO)12,Rh6(CO)16,Rh(PP
33(CO)H,(NH42PdCl6,(NH42
PdCl4,Pd(CH2COCHCOCH22,Pd
(PhCN)2Cl2,Pd(PPh32Cl2,Pd
(PPh34等が挙げられる。
【0018】式(2)の原料は特に式(2a)のものを
用いた場合、2つのCF3基の立体的、電子的効果によ
り二重結合のSi−Hとの付加反応を通常のオレフィン
類に較べ起こしにくいが、上記触媒、とりわけRh(C
2COCHCOCH23,Rh (PPh33Cl,R
h(PPh33Br,Rh(PPh32(CO)Cl,
Rh2(OAc)4等のロジウム錯体を使用することがこ
の問題の解決に特に効果的である。即ち、H2PtCl6
或いはその変性触媒を用いた時に目的とする付加物が殆
ど或いは全く得られない場合にも、これらのロジウム系
触媒を用いることにより、本発明の化合物が実用的な時
間、温度条件で製造できるものである。
【0019】なお、触媒の使用量は、ヒドロシラン1モ
ルに対し、通常1×10-2〜1×10-6 モル、好ましく
は、1×10-3〜1×10-5モルである。
【0020】上記反応は溶媒を用いても用いなくてもよ
いが、通常は無溶媒で円滑に進行する。
【0021】また、反応の態様は、ヒドロシランと触媒
を反応器に仕込んでから含フッ素不飽和グリシジルエー
テルを滴下してもよく、逆に、含フッ素不飽和グリシジ
ルエーテルと触媒を仕込んだ後にヒドロシランを滴下す
る方法も可能である。更に、2種の原料と触媒を予め仕
込んでおいてから所定温度に加熱して反応させてもよい
が、いずれの場合も反応は発熱的に起こるため、温度制
御に留意する必要がある。なお、反応温度は通常30〜
200℃、好ましくは60〜150℃であり、反応時間
は通常30分〜48時間である。反応は、ガスクロマト
グラフィーにより追跡することができ、この手段によっ
て原料の消費と、目的物の生成を確認できる。反応の途
中で原料の消費が停止した場合には、触媒を追加するこ
とが反応再開に有効である。得られた生成物は蒸留によ
って精製、単離することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。
【0023】[実施例1]下記式(2a)の化合物2
5.0g(0.10モル)、(CH3O)3SiH,1
4.7g(6.0×10-5モル)及びRh(CH2CO
CHCOCH230.024g(6.0×10-5モル)
をステンレス製100ml耐圧シリンダーに仕込み、1
35℃で10時間加熱した。更にこれに(CH3O)3
iH,7.3g(0.06モル)及びRh(CH2CO
CHCOCH23,0.024g(6.0×10-5
ル)を追加し、更に135℃で10時間加熱した。反応
混合物を蒸留し、22.0gの生成物を得た。下記の分
析結果により、下記式(1a)の化合物であることが確
認された(収率59%)。分析結果
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】[実施例2]上記式(2a)の化合物1.
0g(4.0ミリモル)、(CH3O)3SiH,0.5
9g(4.8ミリモル)、表1に示す触媒をそれぞれ
4.8×10-3ミリモル計量し、これらをステンレス製
25ml耐圧シリンダーに仕込んだ。これを135℃に
て10時間加熱した後、内容物をガスクロマトグラフィ
ーにより分析したところ、表1に示す結果を得た。
【0027】
【表1】
【0028】[実施例3]滴下ロート、還流冷却器、温
度計及びマグネティックスターラーを備えた200ml
の3つ口フラスコに下記式(2b)の化合物26.4g
(0.10モル)及びRh(CH2COCHCOCH2
30.011g(2.8×10-5モルを仕込んだ。温度
を80℃に上げ、(CH3O)3SiH,17.1g
(0.14モル)を2時間かけて滴下後、更に15時
間,80℃で撹拌した。反応混合物を蒸留して、生成物
25.5gを得た。下記の分析結果により、下記式(1
b)の化合物であることが確認された(収率66%)。
【0029】
【化11】 分析結果
【0030】
【化12】
【0031】[実施例4]上記式(2b)の化合物1.
0g(3.8ミリモル)、(CH3O)3SiH0.59
g(4.8ミリモル)、Pt2%のH2PtCl6の2−
エチルヘキサノール変性物0.047g(4.8×10
-3ミリモル)をそれぞれステンレス製25ml耐圧シリ
ンダーに仕込んだ。これを100℃にて15時間加熱し
た後、ガスクロマトグラフィーにより内容物を分析した
結果、原料の式(2b)の化合物は完全に消費されてお
り、式(1b)の化合物の収率は62%であった。
【0032】[実施例5]実施例3と同様の方法で式
(2b)の化合物26.4g(0.10モル)と下記式
(3a)の化合物14.6g(0.14モル)を反応さ
せて、下記式(1c)の化合物21.4gを得た。収率
は58%であった。
【0033】
【化13】
【0034】[実施例6]実施例3と同様の方法で、式
(2b)の化合物26.4g(0.10モル)と(C2
5O)3SiH,23.0g(0.14モル)を反応さ
せて、式(1d)の化合物29.1gを得た。収率は6
8%であった。
【0035】
【化14】
【0036】[参考例1]冷却管、滴下ロート、温度計
及び撹拌器(マグネティックスタラー)を備えた500
mlの三口フラスコに、1,1,1−トリフルオロ−2
−トリフルオロメチル−3−ブテン−2−オ−ル10
8.5g(0.55モル)、クロロメチルオキシラン2
54.4g(2.75モル)及び硫酸水素テトラブチル
アンモニウム18.7g(0.055モル)を仕込み、
撹拌しながら、70℃に加熱した。次いで、14重量%
水酸化ナトリウム水溶液146.7g(0.55モル)
を約1.5時間かけて滴下し、その後更に30分撹拌を
続けた。反応液を室温まで放冷した後、有機相と水相を
分離し、2回水洗した後、無水硫酸ナトリウム30.0
gを加えて脱水した。過剰のクロロメチルオキシランを
留去した後、減圧蒸留によって下記式(2a)の含フッ
素アリルグリシジルエーテル89.4gを得た。このも
のは、沸点81〜82℃/65Torrで、収率は6
5.0%であった。
【0037】
【化15】
【0038】この含フッ素アリルグリシジルエーテルの
1H−NMRスペクトル、IRスペクトル、マススペク
トル及び元素分析結果は次の通りである。
【0039】
【化16】
【0040】[参考例2]温度計、マグネティックスタ
ーラー、冷却器、滴下ロートを備えた300ml四口フ
ラスコに1,1,1−トリフロロ−2−トリフロロメチ
ル−4−ペンテン−2−オ−ル43.3g(0.208
モル)、エピクロルヒドリン96.2g(1.04モ
ル)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム7.1g
(0.021モル)を仕込んだ。混合物を加熱して85
℃にし、滴下ロートより15%水酸化ナトリウム水溶液
55.5g(0.208モル)を30分かけて滴下し、
更に30分間、85℃で撹拌を続けた。反応混合物の有
機層(下層)を分離し、水洗を2回行った後、Na2
4で脱水して濾過した。この混合物を蒸留することに
より、沸点88〜90℃/47mmHgの生成物38.
7gを得た。下記の分析結果より、生成物は下記式(2
b)に示す含フッ素不飽和グリシジルエーテルであるこ
とが確認された(収率70%)。
【0041】
【化16】
【0042】
【化17】
【0043】
【発明の効果】本発明の新規含フッ素有機ケイ素化合物
はエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の積層板等の強度や
電気特性の改良、シリカフィラーの表面改質等に有用で
あり、特にこのような用途に利用されて、含フッ素化合
物の利点として耐水性、耐熱製、低表面エネルギー等の
特性を樹脂やフィラーに付与することができる。また、
本発明の製造方法によれば、かかる有用な含フッ素有機
ケイ素化合物を簡単かつ確実に合成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樽見 康郎 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコ−ン電子材 料技術研究所内 (72)発明者 山口 博正 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコ−ン電子材 料技術研究所内 (72)発明者 福田 健一 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコ−ン電子材 料技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)で示される含フッ素有機ケ
    イ素化合物。 【化1】 (但し、Xは、F,Cl,Br,I,OR及びNR
    から選ばれ、Rは炭素数1〜10のアルキル基、
    炭素数3〜15のフルオロアルキル基、アシル基又は炭
    素数2〜5のアルケニル基であり、R,Rは互いに
    同一又は異種の炭素数1〜10のアルキル基である。ま
    た、Rは炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10
    のアリール基又は炭素数3〜15のフルオロアルキル基
    である。nは1〜3の整数、mは0又は1である。)
  2. 【請求項2】 下記式(2)の含フッ素不飽和グリシジ
    ルエーテルと、下記式(3)のヒドロシランとを遷移金
    属もしくはその塩又はその錯体を触媒として付加反応さ
    せることを特徴とする請求項1記載の含フッ素有機ケイ
    素化合物の製造方法。 【化2】 (但し、Xは、F,Cl,Br,I,OR及びNR
    から選ばれ、Rは炭素数1〜10のアルキル基、
    炭素数3〜15のフルオロアルキル基、アシル基又は炭
    素数2〜5のアルケニル基であり、R,Rは互いに
    同一又は異種の炭素数1〜10のアルキル基である。ま
    た、Rは炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10
    のアリール基又は炭素数3〜15のフルオロアルキル基
    である。nは1〜3の整数、mは0又は1である。)
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