JPH0858862A - ストリング収納具 - Google Patents
ストリング収納具Info
- Publication number
- JPH0858862A JPH0858862A JP19933594A JP19933594A JPH0858862A JP H0858862 A JPH0858862 A JP H0858862A JP 19933594 A JP19933594 A JP 19933594A JP 19933594 A JP19933594 A JP 19933594A JP H0858862 A JPH0858862 A JP H0858862A
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- JP
- Japan
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- string
- partition plate
- storage device
- bulging portion
- partitioning plate
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/04—Kinds or types
- B65H75/08—Kinds or types of circular or polygonal cross-section
- B65H75/14—Kinds or types of circular or polygonal cross-section with two end flanges
- B65H75/143—Kinds or types of circular or polygonal cross-section with two end flanges at least one end flange being shaped to cover the windings
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中央部に実質的に円形の仕切り板1が配置さ
れ、仕切り板1の表裏両側に円周方向に沿って膨出部2
が形成され、膨出部2は中心側で仕切り板1と固着され
ており、仕切り板1と膨出部2との間にストリング8を
巻回して収納するための中空部を形成したことにより、
省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ使い勝
手の良い業務用ストリング収納具を提供する。 【構成】 膨出部2,3は中心側で仕切り板1と高周波
加熱により固着されている。そして仕切り板1と膨出部
2,3との間に中空部を形成し、ここににストリング8
が巻回されて収納されている。ストリングは同一物であ
ってもよいし、別の種類であっても良い。膨出部2のい
ずれかの部分に孔10を形成し、ストリング8を繰り出
し、かつ繰り出した後ストッパーにする。
れ、仕切り板1の表裏両側に円周方向に沿って膨出部2
が形成され、膨出部2は中心側で仕切り板1と固着され
ており、仕切り板1と膨出部2との間にストリング8を
巻回して収納するための中空部を形成したことにより、
省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ使い勝
手の良い業務用ストリング収納具を提供する。 【構成】 膨出部2,3は中心側で仕切り板1と高周波
加熱により固着されている。そして仕切り板1と膨出部
2,3との間に中空部を形成し、ここににストリング8
が巻回されて収納されている。ストリングは同一物であ
ってもよいし、別の種類であっても良い。膨出部2のい
ずれかの部分に孔10を形成し、ストリング8を繰り出
し、かつ繰り出した後ストッパーにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テニス、バトミント
ン、スカッシュなどのラケット用ストリングを巻回して
収納するための収納具に関する。さらに詳しくは、スポ
ーツ店、デパートなどの運動具売り場、スポーツクラブ
などが業務用に用いる長さの長いストリングの収納具に
関する。
ン、スカッシュなどのラケット用ストリングを巻回して
収納するための収納具に関する。さらに詳しくは、スポ
ーツ店、デパートなどの運動具売り場、スポーツクラブ
などが業務用に用いる長さの長いストリングの収納具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テニス、バトミントン、スカッシ
ュなどのラケット用ストリングは、個人用に一個のラケ
ットに対応する長さのストリングを収納して販売されて
いた。例えば硬式テニスの場合は、一個のラケットに対
応する長さとして約12mのストリングが収納されてい
た。この様な比較的短いストリングを収納するためのパ
ックは、ストリングを取り出した後は捨てられてしまう
ので、厚紙の基材の上に透明プラスチックがかぶせられ
て形成されていた。
ュなどのラケット用ストリングは、個人用に一個のラケ
ットに対応する長さのストリングを収納して販売されて
いた。例えば硬式テニスの場合は、一個のラケットに対
応する長さとして約12mのストリングが収納されてい
た。この様な比較的短いストリングを収納するためのパ
ックは、ストリングを取り出した後は捨てられてしまう
ので、厚紙の基材の上に透明プラスチックがかぶせられ
て形成されていた。
【0003】また、近年は製造コストと販売コストを下
げるため、約200mの長さの業務用ストリングを収納
して販売されるようになり、その収納パックは「ロー
ル」といわれている。この「ロール」は透明のプラスチ
ックで成形されループ状に一種類のストリングを巻いた
ものである。
げるため、約200mの長さの業務用ストリングを収納
して販売されるようになり、その収納パックは「ロー
ル」といわれている。この「ロール」は透明のプラスチ
ックで成形されループ状に一種類のストリングを巻いた
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の業務用ストリング収納具は、使い勝手が良くないと
いう問題があった。たとえば約200m程度の業務用ス
トリングを収納するためには、従来の収納具はボリュー
ムが大きくなり、置き場所に困るという問題があった。
とくに数多くの品種のストリングを揃えるためには、こ
の問題は深刻であった。また、つり下げる等の工夫もさ
れていなかった。この様な問題があるため、使い勝手の
良い業務用ストリング収納具の改良が要請されていた。
来の業務用ストリング収納具は、使い勝手が良くないと
いう問題があった。たとえば約200m程度の業務用ス
トリングを収納するためには、従来の収納具はボリュー
ムが大きくなり、置き場所に困るという問題があった。
とくに数多くの品種のストリングを揃えるためには、こ
の問題は深刻であった。また、つり下げる等の工夫もさ
れていなかった。この様な問題があるため、使い勝手の
良い業務用ストリング収納具の改良が要請されていた。
【0005】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ使
い勝手の良いストリング収納具を提供することを目的と
する。
め、省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ使
い勝手の良いストリング収納具を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のストリング収納具は、ラケット用ストリン
グを巻回して収納するための収納具であって、断面中央
部に実質的に円形の仕切り板が配置され、前記仕切り板
の表裏両側に円周方向に沿って膨出部が形成され、前記
膨出部は中心側で前記仕切り板と固着されており、前記
仕切り板と前記膨出部との間にストリングを巻回して収
納するための中空部を形成したことを特徴とする。
め、本発明のストリング収納具は、ラケット用ストリン
グを巻回して収納するための収納具であって、断面中央
部に実質的に円形の仕切り板が配置され、前記仕切り板
の表裏両側に円周方向に沿って膨出部が形成され、前記
膨出部は中心側で前記仕切り板と固着されており、前記
仕切り板と前記膨出部との間にストリングを巻回して収
納するための中空部を形成したことを特徴とする。
【0007】前記構成においては、前記膨出部のいずれ
かの部分に、ストリングを繰り出し、かつ繰り出した後
ストッパーにするための孔を形成したことが好ましい。
また前記構成においては、前記仕切り板の外周部分と前
記膨出部との間にスリットが形成され、かつ前記膨出部
の外周部分は外開き状に形成されていることが好まし
い。
かの部分に、ストリングを繰り出し、かつ繰り出した後
ストッパーにするための孔を形成したことが好ましい。
また前記構成においては、前記仕切り板の外周部分と前
記膨出部との間にスリットが形成され、かつ前記膨出部
の外周部分は外開き状に形成されていることが好まし
い。
【0008】また前記構成においては、前記仕切り板の
上方部を突出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形
成したことが好ましい。また前記構成においては、前記
仕切り板及び前記膨出部が、透明のプラスチックで形成
されていることが好ましい。
上方部を突出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形
成したことが好ましい。また前記構成においては、前記
仕切り板及び前記膨出部が、透明のプラスチックで形成
されていることが好ましい。
【0009】また前記構成においては、前記仕切り板と
前記膨出部の固着が、融着による一体化であることが好
ましい。
前記膨出部の固着が、融着による一体化であることが好
ましい。
【0010】
【作用】前記した本発明の構成によれば、断面中央部に
実質的に円形の仕切り板が配置され、前記仕切り板の表
裏両側に円周方向に沿って膨出部が形成され、前記膨出
部は中心側で前記仕切り板と固着されており、前記仕切
り板と前記膨出部との間にストリングを巻回して収納す
るための中空部を形成したことにより、省スペース化さ
れ、多品種化に好適であり、かつ使い勝手の良いストリ
ング収納具を実現できる。すなわち、仕切り板の表裏両
側に円周方向に沿って膨出部が形成され、この内部(中
空部)にストリングが2つにわかれて収納されるので、
省スペース化できる。また収納部が2つあるので、2品
種のストリングを収納でき、多品種化に好適なものとな
る。さらに全体としてコンパクト化でき、使い勝手の良
いものとなる。
実質的に円形の仕切り板が配置され、前記仕切り板の表
裏両側に円周方向に沿って膨出部が形成され、前記膨出
部は中心側で前記仕切り板と固着されており、前記仕切
り板と前記膨出部との間にストリングを巻回して収納す
るための中空部を形成したことにより、省スペース化さ
れ、多品種化に好適であり、かつ使い勝手の良いストリ
ング収納具を実現できる。すなわち、仕切り板の表裏両
側に円周方向に沿って膨出部が形成され、この内部(中
空部)にストリングが2つにわかれて収納されるので、
省スペース化できる。また収納部が2つあるので、2品
種のストリングを収納でき、多品種化に好適なものとな
る。さらに全体としてコンパクト化でき、使い勝手の良
いものとなる。
【0011】前記において、膨出部のいずれかの部分
に、ストリングを繰り出し、かつ繰り出した後ストッパ
ーにするための孔を形成したという好ましい例によれ
ば、孔にストリングを突出した状態でカットすることに
より、簡単にストリングを固定できる。したがって、ス
トリングは解舒されたり傷が付いたりすることもない。
に、ストリングを繰り出し、かつ繰り出した後ストッパ
ーにするための孔を形成したという好ましい例によれ
ば、孔にストリングを突出した状態でカットすることに
より、簡単にストリングを固定できる。したがって、ス
トリングは解舒されたり傷が付いたりすることもない。
【0012】また前記において、仕切り板の外周部分と
膨出部との間にスリットが形成され、かつ膨出部の外周
部分は外開き状に形成されているという好ましい例によ
れば、長尺のストリングを容易に巻回することができ
る。すなわち、巻きはじめのストリングの一端をたとえ
ば前記孔に粘着テープなどを用いて固定した後、スリッ
トの部分からストリングを膨出部の内部(中空部)に巻
回する。この際に、膨出部の外周部分は外開き状に形成
されていると、外側から巻かれるストリングのガイドに
なり、巻き上げるのに都合が良い。
膨出部との間にスリットが形成され、かつ膨出部の外周
部分は外開き状に形成されているという好ましい例によ
れば、長尺のストリングを容易に巻回することができ
る。すなわち、巻きはじめのストリングの一端をたとえ
ば前記孔に粘着テープなどを用いて固定した後、スリッ
トの部分からストリングを膨出部の内部(中空部)に巻
回する。この際に、膨出部の外周部分は外開き状に形成
されていると、外側から巻かれるストリングのガイドに
なり、巻き上げるのに都合が良い。
【0013】また前記において、仕切り板の上方部を突
出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形成したとい
う好ましい例によれば、収納具を水平のバーに吊り下げ
ておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える位
置に収納でき、製品の管理が容易となる。
出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形成したとい
う好ましい例によれば、収納具を水平のバーに吊り下げ
ておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える位
置に収納でき、製品の管理が容易となる。
【0014】また前記において、仕切り板及び膨出部
が、透明のプラスチックで形成されているという好まし
い例によれば、常に内部が見え、製品の管理が容易とな
る。透明のプラスチックは、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート等である。またこれらの樹脂シートを原料にし
て、プレス成形等により形成できる。前記樹脂シート厚
さは100μm〜3mm程度が好ましい。
が、透明のプラスチックで形成されているという好まし
い例によれば、常に内部が見え、製品の管理が容易とな
る。透明のプラスチックは、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート等である。またこれらの樹脂シートを原料にし
て、プレス成形等により形成できる。前記樹脂シート厚
さは100μm〜3mm程度が好ましい。
【0015】また前記において、仕切り板と膨出部の固
着が、融着による一体化であるという好ましい例によれ
ば、外観が美麗に形成できる。とくに高周波加熱による
融着が好ましい。
着が、融着による一体化であるという好ましい例によれ
ば、外観が美麗に形成できる。とくに高周波加熱による
融着が好ましい。
【0016】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例をさらに具
体的に説明する。図1(a)は本発明の一実施例のスト
リング収納具の使用斜視図、図1(b)は図1(a)の
A−A線の断面図、図2は斜視図、図3は同正面図、図
4は図3のB−B線の断面図、図5は側面図である。図
1(a)〜(b)において、中央部に実質的に円形の仕
切り板1が配置され、仕切り板1の表裏両側に円周方向
に沿って膨出部2,3が形成されている。膨出部2,3
は中心側で仕切り板1と固着されている。4,5は固着
部である。そして仕切り板1と膨出部2,3との間に中
空部6,7を形成し、中空部6,7にストリング8,9
が巻回されて収納されている。ストリング8,9は同一
物であってもよいし、別の種類であっても良い。膨出部
2のいずれかの部分には孔10を形成し、ストリング8
を繰り出し、かつ繰り出した後ストッパーにする。仕切
り板1の外周部分と膨出部2,3との間にスリット1
1,12を形成すると、この部分からストリングを中空
部6,7に巻回しやい。また、かつ膨出部2,3の外周
部分13,14が外開き状に形成されていると、外側か
ら巻かれるストリングのガイドになり、巻き上げるのに
都合が良い。さらに外周部分13,14は、保管時に中
央部分に巻かれたストリングの保護の役目も果たす。仕
切り板1の上方部を突出させ、突出させた部分に吊り下
げ用孔15を形成すると、収納具を水平のバーに吊り下
げておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える
位置に収納でき、製品の管理が容易となる。また、仕切
り板1及び膨出部2,3が、透明のプラスチックで形成
されていると、常に内部が見え、製品の管理が容易とな
る。透明のプラスチックは、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等である。
またこれらの樹脂シートを原料にして、プレス成形等に
より形成できる。前記樹脂シート厚さは100μm〜3
mm程度が好ましい。とくにポリエチレンの600μm
厚さ程度が、感触が柔らかく使いやすい。また、仕切り
板1と膨出部2,3の固着が、融着による一体化である
という好ましい例によれば、外観が美麗に形成できる。
とくに高周波加熱による融着が好ましい。収納具全体の
大きさは、円周直径が225mm、膨出部2,3の最大
厚さは32mmとし、片側に約100m、両側で合計約
200mの硬式テニス用ストリングを巻き上げた。
体的に説明する。図1(a)は本発明の一実施例のスト
リング収納具の使用斜視図、図1(b)は図1(a)の
A−A線の断面図、図2は斜視図、図3は同正面図、図
4は図3のB−B線の断面図、図5は側面図である。図
1(a)〜(b)において、中央部に実質的に円形の仕
切り板1が配置され、仕切り板1の表裏両側に円周方向
に沿って膨出部2,3が形成されている。膨出部2,3
は中心側で仕切り板1と固着されている。4,5は固着
部である。そして仕切り板1と膨出部2,3との間に中
空部6,7を形成し、中空部6,7にストリング8,9
が巻回されて収納されている。ストリング8,9は同一
物であってもよいし、別の種類であっても良い。膨出部
2のいずれかの部分には孔10を形成し、ストリング8
を繰り出し、かつ繰り出した後ストッパーにする。仕切
り板1の外周部分と膨出部2,3との間にスリット1
1,12を形成すると、この部分からストリングを中空
部6,7に巻回しやい。また、かつ膨出部2,3の外周
部分13,14が外開き状に形成されていると、外側か
ら巻かれるストリングのガイドになり、巻き上げるのに
都合が良い。さらに外周部分13,14は、保管時に中
央部分に巻かれたストリングの保護の役目も果たす。仕
切り板1の上方部を突出させ、突出させた部分に吊り下
げ用孔15を形成すると、収納具を水平のバーに吊り下
げておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える
位置に収納でき、製品の管理が容易となる。また、仕切
り板1及び膨出部2,3が、透明のプラスチックで形成
されていると、常に内部が見え、製品の管理が容易とな
る。透明のプラスチックは、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等である。
またこれらの樹脂シートを原料にして、プレス成形等に
より形成できる。前記樹脂シート厚さは100μm〜3
mm程度が好ましい。とくにポリエチレンの600μm
厚さ程度が、感触が柔らかく使いやすい。また、仕切り
板1と膨出部2,3の固着が、融着による一体化である
という好ましい例によれば、外観が美麗に形成できる。
とくに高周波加熱による融着が好ましい。収納具全体の
大きさは、円周直径が225mm、膨出部2,3の最大
厚さは32mmとし、片側に約100m、両側で合計約
200mの硬式テニス用ストリングを巻き上げた。
【0017】図2〜図5に示すストリング収納具は、た
とえば厚さ600μm程度の透明なポリエチレンシート
を準備して、まず膨出部2,3の部分を加熱プレス成形
し、次いで円盤状態にカットした仕切り板1の上にの
せ、中央部分(4,5)を高周波加熱により圧着させつ
つ融着させることにより製造できる。本実施例では融着
部分(4,5)は2重に形成したが、1重また3重以上
でもさしつかえない。
とえば厚さ600μm程度の透明なポリエチレンシート
を準備して、まず膨出部2,3の部分を加熱プレス成形
し、次いで円盤状態にカットした仕切り板1の上にの
せ、中央部分(4,5)を高周波加熱により圧着させつ
つ融着させることにより製造できる。本実施例では融着
部分(4,5)は2重に形成したが、1重また3重以上
でもさしつかえない。
【0018】以上のようにして得られたストリング収納
具は、省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ
使い勝手が良かった。また、本発明のストリング収納具
は、ストリングが多様化してきて、種類が多くなってき
たことに対応できる。たとえばハイブリッド方式とい
い、タテ糸(メインストリング)とヨコ糸(クロススト
リング)の種類を変え、数多い要望の打球性に答える方
式に対応できる。より具体的には、タテ糸に耐久性の優
れた伸度の低いストリング(例えば芳香族系ポリアミ
ド、デュポン社製”ケブラー”を用いたストリング)を
使用し、ヨコ糸に伸度が約30%の通常のナイロン製ス
トリングを使用する場合などにも、容易に対応できる。
また、スピンをかけやすくしたい場合、タテ糸に凹凸の
あるストリングを使用するが、ヨコ糸には同じストリン
グでは摩擦抵抗が大きく張りにくいので、通常の丸断面
のストリングを使用する場合などにも、容易に対応でき
る。これは、2種類の異なったストリングを一つの収納
具に収納できるからである。
具は、省スペース化され、多品種化に好適であり、かつ
使い勝手が良かった。また、本発明のストリング収納具
は、ストリングが多様化してきて、種類が多くなってき
たことに対応できる。たとえばハイブリッド方式とい
い、タテ糸(メインストリング)とヨコ糸(クロススト
リング)の種類を変え、数多い要望の打球性に答える方
式に対応できる。より具体的には、タテ糸に耐久性の優
れた伸度の低いストリング(例えば芳香族系ポリアミ
ド、デュポン社製”ケブラー”を用いたストリング)を
使用し、ヨコ糸に伸度が約30%の通常のナイロン製ス
トリングを使用する場合などにも、容易に対応できる。
また、スピンをかけやすくしたい場合、タテ糸に凹凸の
あるストリングを使用するが、ヨコ糸には同じストリン
グでは摩擦抵抗が大きく張りにくいので、通常の丸断面
のストリングを使用する場合などにも、容易に対応でき
る。これは、2種類の異なったストリングを一つの収納
具に収納できるからである。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のストリング
収納具は、断面中央部に実質的に円形の仕切り板が配置
され、前記仕切り板の表裏両側に円周方向に沿って膨出
部が形成され、前記膨出部は中心側で前記仕切り板と固
着されており、前記仕切り板と前記膨出部との間にスト
リングを巻回して収納するための中空部を形成したこと
により、省スペース化され、多品種化に好適であり、か
つ使い勝手の良いストリング収納具を実現できる。すな
わち、仕切り板の表裏両側に円周方向に沿って膨出部が
形成され、この内部(中空部)にストリングが2つにわ
かれて収納されるので、省スペース化できる。また収納
部が2つあるので、2品種のストリングを収納でき、多
品種化に好適なものとなる。さらに全体としてコンパク
ト化でき、使い勝手の良いものとなる。
収納具は、断面中央部に実質的に円形の仕切り板が配置
され、前記仕切り板の表裏両側に円周方向に沿って膨出
部が形成され、前記膨出部は中心側で前記仕切り板と固
着されており、前記仕切り板と前記膨出部との間にスト
リングを巻回して収納するための中空部を形成したこと
により、省スペース化され、多品種化に好適であり、か
つ使い勝手の良いストリング収納具を実現できる。すな
わち、仕切り板の表裏両側に円周方向に沿って膨出部が
形成され、この内部(中空部)にストリングが2つにわ
かれて収納されるので、省スペース化できる。また収納
部が2つあるので、2品種のストリングを収納でき、多
品種化に好適なものとなる。さらに全体としてコンパク
ト化でき、使い勝手の良いものとなる。
【0020】また前記において、仕切り板の上方部を突
出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形成したとい
う好ましい例によれば、収納具を水平のバーに吊り下げ
ておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える位
置に収納でき、製品の管理が容易になるという効果も発
揮できる。
出させ、突出させた部分に吊り下げ用孔を形成したとい
う好ましい例によれば、収納具を水平のバーに吊り下げ
ておけるので、収納場所を取らないうえ、常に見える位
置に収納でき、製品の管理が容易になるという効果も発
揮できる。
【図1】(a)は本発明の一実施例のストリング収納具
の使用斜視図を示し、(b)は(a)のA−A線の断面
図を示す。
の使用斜視図を示し、(b)は(a)のA−A線の断面
図を示す。
【図2】本発明の一実施例のストリング収納具の斜視図
を示す。
を示す。
【図3】本発明の一実施例のストリング収納具の正面図
を示す。
を示す。
【図4】図3のB−B線の断面図を示す。
【図5】本発明の一実施例のストリング収納具の側面図
を示す。
を示す。
1 仕切り板 2,3 膨出部 4,5 固着部 6,7 中空部 8,9 ストリング 10 孔 11,12 スリット 13,14 外周部分 15 吊り下げ用孔
Claims (6)
- 【請求項1】 ラケット用ストリングを巻回して収納す
るための収納具であって、断面中央部に実質的に円形の
仕切り板が配置され、前記仕切り板の表裏両側に円周方
向に沿って膨出部が形成され、前記膨出部は中心側で前
記仕切り板と固着されており、前記仕切り板と前記膨出
部との間にストリングを巻回して収納するための中空部
を形成したことを特徴とするストリング収納具。 - 【請求項2】 前記膨出部のいずれかの部分に、ストリ
ングを繰り出し、かつ繰り出した後ストッパーにするた
めの孔を形成した請求項1に記載のストリング収納具。 - 【請求項3】 前記仕切り板の外周部分と前記膨出部と
の間にスリットが形成され、かつ前記膨出部の外周部分
は外開き状に形成されている請求項1に記載のストリン
グ収納具。 - 【請求項4】 前記仕切り板の上方部を突出させ、突出
させた部分に吊り下げ用孔を形成した請求項1に記載の
ストリング収納具。 - 【請求項5】 前記仕切り板及び前記膨出部が、透明の
プラスチックで形成されている請求項1に記載のストリ
ング収納具。 - 【請求項6】 前記仕切り板と前記膨出部の固着が、融
着による一体化である請求項1に記載のストリング収納
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19933594A JPH0858862A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ストリング収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19933594A JPH0858862A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ストリング収納具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858862A true JPH0858862A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16406086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19933594A Pending JPH0858862A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | ストリング収納具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858862A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511343A (ja) * | 1998-04-09 | 2002-04-16 | エス・エム・エス・シュレーマン−ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 垂直型ストリップ貯留機構 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19933594A patent/JPH0858862A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511343A (ja) * | 1998-04-09 | 2002-04-16 | エス・エム・エス・シュレーマン−ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 垂直型ストリップ貯留機構 |
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