JPH0857282A - 混合装置 - Google Patents
混合装置Info
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- JPH0857282A JPH0857282A JP6220790A JP22079094A JPH0857282A JP H0857282 A JPH0857282 A JP H0857282A JP 6220790 A JP6220790 A JP 6220790A JP 22079094 A JP22079094 A JP 22079094A JP H0857282 A JPH0857282 A JP H0857282A
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Abstract
る突沸を防止し得る混合装置を提供する。 【構成】 円板状ローター2と横円筒形のステーター1
を有し、円板状ローター2は、その両面にそれぞれ独立
した原料導入口23a,23bと、原料導入口23a,
23bよりも外周側に突出した仕切壁部24と、仕切壁
部24の外周側に位置する混合室25を有する混合装
置。
Description
等の混合液を製造する為の混合装置に関する。
ング等の食品、薬用クリーム,ローション,軟膏,香
水,リップスティック,化粧クリーム,ボディローショ
ン等の日用品、グリース,アスファルト乳化液,石油化
学製品等の工業製品に代表されるような乳化液あるいは
懸濁液等を製造する為に、一般にホモジナイザーと呼ば
れる装置が用いられている。
けられたホッパーから原料である溶媒と溶剤の混合物を
供給するものがある。
に、かなりの温度差が存在する溶媒と溶剤を混合する装
置では、溶媒である溶融アスファルトと溶剤である界面
活性剤等を含む水との混合物を上記ホッパーから供給す
ると、ホモジナイザー内で遠心力を受けるまでの間に突
沸現象が起きる。
開平5−179252号公報において図4に示すような
アスファルト乳化装置が提案されている。図4中、10
1は乳化槽、102はローター、103はアスファルト
注入パイプ、104は水注入パイプ、105は回転軸で
ある。
アスファルトと低温の水との供給個所を分離独立させる
ことにより、それらが混合されてからローター102の
回転による遠心力を受ける(加圧される)までの時間を
短縮することによって、上記突沸現象を防止しようとす
るものである。
を乳化させるためには、粘度を下げる必要があり、その
ため温度を上げなければならない。例えば、前記のアス
ファルト乳化液の原料となる溶融アスファルトは、アス
ファルトの種類にもよるが、これまでは通常150〜1
80℃の温度であった。
ファルトは、より高融点のものを使用する傾向にあり、
このためアスファルト乳化液の原料である溶融アスファ
ルトの温度が250℃以上となる場合がある。
置では、2液が混合されてから遠心力により加圧される
までにある程度の時間が有り、上記のように、これまで
よりも高温の溶融アスファルトを原料として用いると、
溶剤である水をある程度予熱して混合しても、突沸現象
が発生するという問題が有った。
にとって危険であると共に、装置を痛めたり、原料ロス
を招き、好ましくない。また、混合割合が変動し、乳化
液の均一性を低下させたり、品質低下の原因ともなる。
差の大きい原料を混合する場合においても、突沸の発生
を防止し得る混合装置を提供することを目的とする。
するために成された本発明の構成は、以下の通りであ
る。
ーと該ローターを囲うステーターとを有し、ローターの
回転によって複数種の原料を混合する混合装置におい
て、上記円板状ローターは、その両面にそれぞれ独立し
て位置する原料導入口と、該原料導入口よりも外周側に
突出してそれらを仕切る仕切壁部と、該仕切壁部の外周
側に位置する混合室を有することを特徴とする混合装置
にある。
て、前記ローターが、2枚のローターフランジと該ロー
ターフランジ間に固定されるローターボスとにより構成
されていること、前記原料導入口のそれぞれに、複数の
原料導入管が挿入されていること、前記混合装置は、ア
スファルト乳化液の製造に用いられる乳化装置であるこ
とをも含むものである。
が円板状ローターの両面に設けられた原料導入口より分
離独立してローター内に供給され、上記原料導入口より
も外周側に突出した仕切壁部の存在により、各原料は混
合されることなく外周側に導かれる。そして、各原料
は、上記仕切壁部のさらに外周側に位置し、ローターの
回転により遠心力の掛かっている混合室内で初めて混合
されるものである。
際には、混合によって上昇する低温側の液の温度よりも
該低温側の液の沸点が高くなるように、例えばローター
回転数を適宜設定して上記混合室内の圧力を高めること
で、低温側の液が蒸発することによって生じる突沸を防
ぐことができる。
明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨内に
おいて詳細部分は自由に変更できる。
断面図であり、1は横型円筒形のステーター、2はステ
ーター1の内径に僅かなギャップを有するように配置さ
れる円板状のローター、3a,3bは円板状のローター
2の両面からローター2内に各原料を供給するための原
料供給用パイプ、4はローター2に固定した回転軸であ
る。
ーターフランジ21と、図3に示すような1枚のロータ
ーボス22で構成されており、2枚のローターフランジ
21間にローターボス22を挟んで固定することにより
組み上がる。尚、図1に示した縦断面図では、ローター
2の断面は図3のB−B’断面で示している。
る円板状のローター2(図1参照)には、その左右面の
内周側にそれぞれ原料導入口23a,23bと、原料導
入口23a,23bよりも外周側に突出した仕切壁部2
4と、仕切壁部24のさらに外周側に位置する混合室2
5が形成されている。
乳化装置として用いる場合、例えば一方の原料供給用パ
イプ3aから溶媒である溶融アスファルト5(図中、黒
丸で示している)を供給し、他方の原料供給用パイプ3
bから溶剤である界面活性剤等を含む水6(図中、白丸
で示している)を供給すると、各原料はローター2の回
転によりそれぞれ原料導入口23a,23bからロータ
ー2内に導入される。そして、仕切壁部24の存在によ
り、導入直後に混合されることなく、仕切壁部24の外
周側の混合室25内で初めて混合される。
(最高10000r.p.m.程度)による遠心力によ
って加圧状態にあり、ここで混合された混合物は、加圧
状態のまま2枚のローターフランジ21間の隙間を通
り、さらにローター2とステーター1間の僅かなギャッ
プから押し出されることにより各原料が一体となりアス
ファルト乳化液7となる。このアスファルト乳化液7
は、ステーター1に設けられた排出口(不図示)より装
置外部に排出される。
5内の圧力を効率良く高めることの必要性から、ロータ
ー2の構成及び形状が重要である。このため、本実施例
では、特に図3に示したローターボス22の仕切壁部2
4となる部分を、内側に適当な傾斜を持たせることで原
料の流れをスムーズにすると共に、外周部分を凹凸形状
に加工することにより効率良く加圧状態を創出できるも
のとしている。
って構成しているが、掘削加工品を用いることもでき
る。
ター2の両面に1系統づつ設けたものであるが、本発明
の混合装置は、ローター2の両面に原料供給手段をそれ
ぞれ複数系統設けることもできる。これにより、多種類
の原料の混合が可能になると共に、高温原料と低温原料
とを分けて平板状ローターのそれぞれの面から供給する
ことで突沸の発生も防止することができる。
各原料を加圧領域内で初めて混合することができるた
め、特に、温度差の大きい原料を用いる場合においても
突沸現象の発生を完全に防止することができる。
懸濁液等の混合液を安定して得られると共に、装置の耐
久性が増す。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも円板状のローターと該ロータ
ーを囲うステーターとを有し、ローターの回転によって
複数種の原料を混合する混合装置において、 上記円板状ローターは、その両面にそれぞれ独立して位
置する原料導入口と、該原料導入口よりも外周側に突出
してそれらを仕切る仕切壁部と、該仕切壁部の外周側に
位置する混合室を有することを特徴とする混合装置。 - 【請求項2】 前記ローターが、2枚のローターフラン
ジと該ローターフランジ間に固定されるローターボスと
により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の混合装置。 - 【請求項3】 前記原料導入口のそれぞれに、複数の原
料導入管が挿入されていることを特徴とする請求項1に
記載の混合装置。 - 【請求項4】 前記混合装置は、アスファルト乳化液の
製造に用いられる乳化装置であることを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載の混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22079094A JP3556711B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22079094A JP3556711B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 混合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857282A true JPH0857282A (ja) | 1996-03-05 |
JP3556711B2 JP3556711B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=16756613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22079094A Expired - Fee Related JP3556711B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3556711B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113069946A (zh) * | 2021-03-11 | 2021-07-06 | 徐国庆 | 一种医用口腔科用牙模原料搅拌装置 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP22079094A patent/JP3556711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113069946A (zh) * | 2021-03-11 | 2021-07-06 | 徐国庆 | 一种医用口腔科用牙模原料搅拌装置 |
CN113069946B (zh) * | 2021-03-11 | 2023-12-26 | 杭州张尧生医院管理有限公司 | 一种医用口腔科用牙模原料搅拌装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3556711B2 (ja) | 2004-08-25 |
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