JPH0857192A - 窓枠に取り付ける布団干し兼洗濯物干し - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】下にスペースがなくとも窓枠に取り付けられ、
不要時にはワンタッチで収納できる布団干し兼洗濯物干
しを提供するのが、本発明の目的である。 【構成】布団掛け部（１）にアーム（２）の一端を接続
し、アームの他端を、窓枠（５）に固着した接続金具
（４）に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、窓枠に取り付ける布
団干し兼洗濯物干しに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、布団や洗濯物を干すには物干し台
の竿や布団干し台を利用していたが、それらを置くには
地面や床にスペースが必要な上、不要時も簡単に撤去で
きず、場所ふさぎであった。また布団を干す場所が寝室
から遠い場合など、布団をそこまで運ぶのが大変だっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

（イ）地面や床にスペースがないと、布団や洗濯物を干
す台は置けなかった。 （ロ）干すための竿や台は、撤去や収納が面倒なために
不要時でも出しっぱなしのことが多く、邪魔なだけでな
く美観もよくなかった。 （ハ）布団を干す場所が寝室から遠く、布団運びが大変
であっても、寝室の窓のすぐ外に干し場を設けるのは簡
単ではなかった。 （ニ）竿やベランダの手摺などに掛けて干す場合、ま
ず、上にたまっているホコリを拭き取る必要があった。 本発明は以上の課題を解決するためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】布団掛け部（１）をアー
ム（２）の一端に接続し、布団掛け部（１）の下にフッ
ク（３）を複数個設ける。そしてアーム（２）の他端
を、窓枠（５）に固着した接続金具（４）に取り付け
る。本発明は、以上の構成からなる布団干し兼洗濯物干
しである。

【０００５】

【作用】アーム（２）は接続金具（４）の働きで水平に
も垂直にも固定できるので、布団や洗濯物を干したいと
きはアーム（２）を水平の状態にし、布団掛け部（１）
に掛けるかフック（３）に吊す。不要なときはアーム
（２）を垂直にし、布団掛け部（１）とアーム（２）と
を窓枠（５）の上部に重ねて収納する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を述べる。布団掛け部
（１）をアーム（２）の一端に接続し、布団掛け部
（１）の下には洗濯物を吊すためのフック（３）を複数
個設ける。布団掛け部（１）は、掛けた布団が落ちにく
いように、また子供などがぶら下がりにくいように、板
状にする。次にアーム（２）の他端を窓枠（５）に固着
した接続金具（４）に取り付け、アーム（２）を垂直に
も水平にも固定できるようにする。強度に問題がないな
ら、アーム（２）を左右どちらか片方だけにすると、布
団がもっと干しやすくなる。本発明は以上のような構成
よりなっている。本発明を使用するときは、布団掛け部
（１）を水平にして布団や洗濯物を掛けるか吊す。布団
掛け部（１）は垂直方向に収納されるのでホコリがたま
りにくく、使う前に毎回拭く必要がない。不要時には、
布団掛け部（１）を持ち上げて窓枠（５）の上部に重ね
る。出し入れはワンタッチででき、収納すればすっきり
して邪魔にならない。アーム（２）の長さを伸縮自在に
すれば、一つの窓枠（５）に二列取り付けられる。窓枠
（５）でなく家の外壁に取り付けることも可能。また屋
内に取り付ければ、衣類などの整理器としても使える。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、物干し
台や布団干し台およびそれを置くスペースが不要にな
る。本発明はワンタッチで目立たない形に収納できるの
で、家の周囲がすっきりする。屋内の壁や窓枠に取り付
け、衣類整理器などとして使うこともできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の右側面図

【図３】本発明の収納時の正面図

【図４】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１．布団掛け部 ２．アーム ３．フック ４．接続金具 ５．窓枠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】布団掛け部（１）をアーム（２）の一端に
   接続し、アーム（２）の他端を接続金具（４）で窓枠
   （５）に取り付けた布団干し兼洗濯物干し