JPH085710Y2 - 哺乳カップ - Google Patents

哺乳カップ

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Publication number
JPH085710Y2
JPH085710Y2 JP2386591U JP2386591U JPH085710Y2 JP H085710 Y2 JPH085710 Y2 JP H085710Y2 JP 2386591 U JP2386591 U JP 2386591U JP 2386591 U JP2386591 U JP 2386591U JP H085710 Y2 JPH085710 Y2 JP H085710Y2
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JP
Japan
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handle
cup
baby
ring
baby cup
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JP2386591U
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JPH04111348U (ja
Inventor
義枝 松村
Original Assignee
義枝 松村
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、乳幼児のための哺乳
カップに関し、乳首を取り付けてミルクを飲んだり、ま
たは、乳首を外して普通のコップとして使用できるもの
である。
【0002】
【従来の技術】生後9ヵ月を過ぎた頃の乳児に、食物を
自分の手で口に運ぶことを学習させることは重要であ
る。そこで、乳児が持ち易いように、本体側部に平行に
取っ手を取り付けた哺乳カップが従来、市販されてい
る。しかし、このような哺乳カップで乳児がミルクを飲
もうとしても、乳児は肘がそれほど高く上がらないし、
また、手首もうまく動かないので、哺乳カップが傾か
ず、乳首からミルクが出てこない。このため、保護者が
哺乳カップを傾けてやる必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、乳児が一
人で容易に飲める哺乳カップを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の哺乳カップ
は、側部に取っ手を有する哺乳カップにおいて、取っ手
の角度が前後方向に調節自在であることを特徴とするも
のである。
【0005】取っ手は、カップ本体に直に取り付けても
よいし、哺乳カップ本体の外側に嵌合されるリングに取
り付けるようにしてもよい。
【0006】取っ手が空回りしないように、取っ手の根
元に取っ手より大径の接続部を形成し、この接続部を包
む押えナットを取っ手に挿通し、押えナットが螺合する
接続部をリング側に設け、両接続部の当り面に互にかみ
合う、円周方向に繰り返す複数の凹凸を形成することが
できる。
【0007】
【作用】この考案の哺乳カップは、取っ手を真下ではな
く、前に傾けて固定する。こうすれば、取っ手を握った
手の肘をそれほど高く上げなくとも、カップが充分に傾
く。したがって、乳幼児が自分でミルク等を楽に飲むこ
とができる。取っ手の傾き角度は、こどもの成長と共に
小さくしていく。
【0008】
【実施例】図1において、容器1の両側に肉厚部2を形
成し、ここにねじ孔3を設ける。取っ手4は、根元に孔
5をあけておく。この孔5に止めねじ6を通し、ねじ孔
3に螺合して締め付ける。符号7は弛み止めのワッシャ
ーである。容器1には、従来通り、ねじキャップ8を介
してニップル(乳首)9を取り付ける。
【0009】このように構成したので、取っ手4の方向
は容器本体1の軸線に対し任意の角度に調節が可能であ
る。はじめのうちは、図2に示すように、取っ手4の方
向を真下(すなわち容器に平行)ではなく、手前に45
度ほど傾けた状態に固定する。このようにすれば、図3
に示すように、乳児が肘を少し上げるだけで容器1が充
分に傾き、中のミルクを飲むことができる。乳首を取り
付けないで普通のコップとして使うときも、同様の作用
効果がある。取っ手1の角度は、こどもの成長と共に小
さくして行き、最後の段階では、取っ手を真下に向けて
使用する。
【0010】図4は他の実施例を示すものである。この
ものでは、容器10の周りにリングをはめ込むようにな
っており、このリングに取っ手12を取り付ける。取っ
手12の根元に、取っ手より大径の接続部13が形成さ
れており、この接続部13を包む押えナット14が取っ
手12にスライド自在に挿通されている。リング11に
は、左右に接続部15が突出しており、各接続部15の
外周面には、押えナット14が螺合する雄ねじ16が形
成されている。両接続部13,15の当り面には、円周
方向に繰り返す複数の凹凸17が形成されている。
【0011】取っ手12を取り付けるときは、取っ手を
所望の角度に保ち、押えナット14を接続部15に螺合
して締め付ける。このとき、両接続部の当り面の凹凸1
7,17が互にかみ合うので、取り付けた取っ手が空周
りすることがない。
【0012】
【考案の効果】請求項1の哺乳カップは、取っ手の角度
を前後方向に調節自在にしたものであり、取っ手を手前
に傾けて固定することにより、肘を少し上げるだけでカ
ップを充分に傾けることができ、したがって、これを用
いれば、乳幼児が人の手を借りずにミルクを飲むことが
できる。しかも、こどもの成長に合せて取っ手の傾きを
調節できるので便利である。
【0013】請求項2の哺乳カップは、取っ手を哺乳カ
ップ本体の外側に嵌合されるリングに取り付けるように
したものであり、製造が容易であり、安価に提供するこ
とができる。
【0014】請求項3の哺乳カップは、取っ手を押えナ
ットで取り付けるようにすると共に接続部の当り面に凹
凸を設けたものであり、取っ手の角度の調節が簡単であ
り、取っ手が空周りしにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】哺乳カップの組立図である。
【図2】哺乳カップの側面図である。
【図3】哺乳カップの使用状態図である。
【図4】他の実施例を示す哺乳カップの部分組立図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 4 取っ手 10 容器 11 リング 12 取っ手 13 接続部 14 押えナット 15 接続部 17 凹凸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部に取っ手を有する哺乳カップにおい
    て、取っ手の角度が前後方向に調節自在であることを特
    徴とする哺乳カップ。
  2. 【請求項2】 該取っ手が、哺乳カップ本体に嵌合され
    るリングに取り付けられている請求項1に記載の哺乳カ
    ップ。
  3. 【請求項3】 該取っ手の根元に該取っ手より大径の接
    続部を形成し、該接続部を包む押えナットを該取っ手に
    挿通し、該押えナットが螺合する接続部を該リングに設
    け、さらに、両接続部の当り面に互にかみ合う、円周方
    向に繰り返す複数の凹凸を形成した請求項2に記載の哺
    乳カップ。
JP2386591U 1991-03-18 1991-03-18 哺乳カップ Expired - Lifetime JPH085710Y2 (ja)

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JP2386591U JPH085710Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 哺乳カップ

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JP2386591U JPH085710Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 哺乳カップ

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Publication Number Publication Date
JPH04111348U JPH04111348U (ja) 1992-09-28
JPH085710Y2 true JPH085710Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=31908958

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JP2386591U Expired - Lifetime JPH085710Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 哺乳カップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4610777B2 (ja) * 2001-04-25 2011-01-12 コンビ株式会社 ストロー付飲料容器

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JPH04111348U (ja) 1992-09-28

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