JPH0856314A - 衛星放送受信装置 - Google Patents
衛星放送受信装置Info
- Publication number
- JPH0856314A JPH0856314A JP7065743A JP6574395A JPH0856314A JP H0856314 A JPH0856314 A JP H0856314A JP 7065743 A JP7065743 A JP 7065743A JP 6574395 A JP6574395 A JP 6574395A JP H0856314 A JPH0856314 A JP H0856314A
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- JP
- Japan
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- video signal
- signal
- polarity
- determination
- mode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、受信された映像信号のC/N比が
劣化した場合と、良好なC/N比で逆極性の映像信号が
受信された場合とで、視聴者に違和感を与えることなく
内部モードと外部モードとの切り替えを行なうことがで
きるようにした衛星放送受信装置を提供することを目的
としている。 【構成】受信映像信号から分離した同期信号に基づいて
生成される値と、所定のしきい値とを比較して、映像信
号の受信状態を判定する第1の判定結果に基づいて、受
信映像信号から分離された同期信号に基づいて画面表示
を行なう第1のモードと、内部で発生した同期信号に基
づいて画面表示を行なう第2のモードとを選択的に切り
替える際に、受信映像信号のレベルと所定のしきい値レ
ベルとを比較して、映像信号の受信状態を判定する第2
の判定結果に基づいて、第1の判定におけるしきい値を
変化させるようにしている。
劣化した場合と、良好なC/N比で逆極性の映像信号が
受信された場合とで、視聴者に違和感を与えることなく
内部モードと外部モードとの切り替えを行なうことがで
きるようにした衛星放送受信装置を提供することを目的
としている。 【構成】受信映像信号から分離した同期信号に基づいて
生成される値と、所定のしきい値とを比較して、映像信
号の受信状態を判定する第1の判定結果に基づいて、受
信映像信号から分離された同期信号に基づいて画面表示
を行なう第1のモードと、内部で発生した同期信号に基
づいて画面表示を行なう第2のモードとを選択的に切り
替える際に、受信映像信号のレベルと所定のしきい値レ
ベルとを比較して、映像信号の受信状態を判定する第2
の判定結果に基づいて、第1の判定におけるしきい値を
変化させるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星を利用したテレ
ビジョン放送を受信するための衛星放送受信装置に係
り、特にその選局情報や操作手順等を画面表示するため
のOSD(On Screen Display )機能を備えたものの改
良に関する。
ビジョン放送を受信するための衛星放送受信装置に係
り、特にその選局情報や操作手順等を画面表示するため
のOSD(On Screen Display )機能を備えたものの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き衛星放送受信
装置にあっては、より一層の多機能化を実現するための
開発が盛んに行なわれており、その1つとして、画面に
表示されている映像に重ねて文字や絵等のキャラクタを
表示可能とした、いわゆるOSD機能を持つものが普及
してきている。
装置にあっては、より一層の多機能化を実現するための
開発が盛んに行なわれており、その1つとして、画面に
表示されている映像に重ねて文字や絵等のキャラクタを
表示可能とした、いわゆるOSD機能を持つものが普及
してきている。
【0003】このOSD機能は、受信された映像信号に
文字や絵等に対応したキャラクタ信号を重疂することで
実現されるもので、OSD表示される内容としても、衛
星名やチャンネル番号等の選局情報だけに限らず、現在
では、操作手順等も含まれるようになっている。
文字や絵等に対応したキャラクタ信号を重疂することで
実現されるもので、OSD表示される内容としても、衛
星名やチャンネル番号等の選局情報だけに限らず、現在
では、操作手順等も含まれるようになっている。
【0004】ところで、このような衛星放送受信装置に
おいて、例えば衛星放送受信用パラボラアンテナの方向
調整や、ポラライザーの調整方法の指示等のような操作
手順を表示する場合には、衛星テレビジョン放送を受信
していない状態でも画面をブラックアウトせず、画面に
表示された映像(この場合ノイズ)に重ねて、操作手順
を示すキャラクタをスーパーインポーズする必要があ
る。
おいて、例えば衛星放送受信用パラボラアンテナの方向
調整や、ポラライザーの調整方法の指示等のような操作
手順を表示する場合には、衛星テレビジョン放送を受信
していない状態でも画面をブラックアウトせず、画面に
表示された映像(この場合ノイズ)に重ねて、操作手順
を示すキャラクタをスーパーインポーズする必要があ
る。
【0005】このような要求を満たすために、従来の衛
星放送受信装置では、内部に映像信号の発生回路を備
え、衛星テレビジョン放送が受信されていない場合に、
内部で発生された映像信号中の映像情報部分に、受信し
ている信号(この場合ノイズ)を付加するようにしてい
る。
星放送受信装置では、内部に映像信号の発生回路を備
え、衛星テレビジョン放送が受信されていない場合に、
内部で発生された映像信号中の映像情報部分に、受信し
ている信号(この場合ノイズ)を付加するようにしてい
る。
【0006】この場合、衛星テレビジョン放送が受信さ
れているか否かを判別することにより、内部で発生した
映像信号を用いるか、受信された映像信号を用いるかが
判定される。そして、衛星テレビジョン放送の受信の有
無の判別は、受信された映像信号の同期信号の数をカウ
ントし、そのカウント値に基づいて行なわれる。
れているか否かを判別することにより、内部で発生した
映像信号を用いるか、受信された映像信号を用いるかが
判定される。そして、衛星テレビジョン放送の受信の有
無の判別は、受信された映像信号の同期信号の数をカウ
ントし、そのカウント値に基づいて行なわれる。
【0007】図6は、上記のようなOSD表示機能を備
えた従来の衛星放送受信装置を示している。すなわち、
図中符号11,12は入力端子で、それぞれ図示しない
アンテナで受信され、LNB(Low Noise Block down c
onverter)によって第1中間周波数である1GHz帯に
周波数変換された映像信号が供給されている。
えた従来の衛星放送受信装置を示している。すなわち、
図中符号11,12は入力端子で、それぞれ図示しない
アンテナで受信され、LNB(Low Noise Block down c
onverter)によって第1中間周波数である1GHz帯に
周波数変換された映像信号が供給されている。
【0008】この場合、2つの入力端子11,12を設
置している理由は、2つの異なった衛星からのテレビジ
ョン放送を2つのアンテナでそれぞれ受信し、その受信
された各映像信号を選択することができるようなシステ
ムの衛星放送受信装置を想定しているためである。
置している理由は、2つの異なった衛星からのテレビジ
ョン放送を2つのアンテナでそれぞれ受信し、その受信
された各映像信号を選択することができるようなシステ
ムの衛星放送受信装置を想定しているためである。
【0009】そして、入力端子11,12にそれぞれ供
給された映像信号は、スイッチ13によって選択され
る。このスイッチ13は、マイクロプロセッサ14から
出力される切替信号に基づいて切り替え制御されるもの
で、このスイッチ13で選択された映像信号は、第2中
間周波数変換器15に供給される。
給された映像信号は、スイッチ13によって選択され
る。このスイッチ13は、マイクロプロセッサ14から
出力される切替信号に基づいて切り替え制御されるもの
で、このスイッチ13で選択された映像信号は、第2中
間周波数変換器15に供給される。
【0010】この第2中間周波数変換器15は、マイク
ロプロセッサ14によって指定された周波数の受信映像
信号を選局し、その選局された受信映像信号にFM(Fr
equency Modulation)復調処理を施すもので、このFM
復調された映像信号は、映像処理回路16に供給され
る。
ロプロセッサ14によって指定された周波数の受信映像
信号を選局し、その選局された受信映像信号にFM(Fr
equency Modulation)復調処理を施すもので、このFM
復調された映像信号は、映像処理回路16に供給され
る。
【0011】この映像処理回路16は、入力された映像
信号に対して、図示しないフィルタによる音声サブキャ
リア等の映像信号以外の信号成分の除去処理や、ディエ
ンファシス処理及びディスパーサル除去処理等を施すこ
とで、ベースバンドの映像信号を生成している。
信号に対して、図示しないフィルタによる音声サブキャ
リア等の映像信号以外の信号成分の除去処理や、ディエ
ンファシス処理及びディスパーサル除去処理等を施すこ
とで、ベースバンドの映像信号を生成している。
【0012】この場合、映像処理回路16からは、極性
が互いに反転した一対の映像信号が出力されるようにな
っている。そして、この映像処理回路16から出力され
る相互に逆極性となされた一対の映像信号は、マイクロ
プロセッサ14から出力される切替信号に基づいて切り
替え制御されるスイッチ17によって選択される。
が互いに反転した一対の映像信号が出力されるようにな
っている。そして、この映像処理回路16から出力され
る相互に逆極性となされた一対の映像信号は、マイクロ
プロセッサ14から出力される切替信号に基づいて切り
替え制御されるスイッチ17によって選択される。
【0013】このスイッチ17による映像信号の極性の
選択は、以下の理由により必要となる。すなわち、現
在、衛星を利用した映像信号の伝送帯域としては、Cバ
ンドと称される4GHz帯とKuバンドと称される12
GHz帯とが使用されている。そして、アンテナで受信
された各帯域の映像信号は、アンテナに付随するLNB
により、どちらのバンドもほぼ同じ1GHz帯の第1中
間周波数に変換されて、衛星放送受信装置に入力され
る。
選択は、以下の理由により必要となる。すなわち、現
在、衛星を利用した映像信号の伝送帯域としては、Cバ
ンドと称される4GHz帯とKuバンドと称される12
GHz帯とが使用されている。そして、アンテナで受信
された各帯域の映像信号は、アンテナに付随するLNB
により、どちらのバンドもほぼ同じ1GHz帯の第1中
間周波数に変換されて、衛星放送受信装置に入力され
る。
【0014】この場合、一般に、Cバンド用のLNBに
おいては、その局部発振周波数が受信された映像信号帯
域の上側に設定されており、Kuバンド用のLNBにお
いては、その局部発振周波数が受信された映像信号帯域
の下側に設定されている。このため、両バンドの映像信
号に、同じ第2中間周波数変換器15でFM復調処理を
それぞれ施した場合、FM復調された後の各映像信号
は、それらの極性が互いに反転されたものとなる。
おいては、その局部発振周波数が受信された映像信号帯
域の上側に設定されており、Kuバンド用のLNBにお
いては、その局部発振周波数が受信された映像信号帯域
の下側に設定されている。このため、両バンドの映像信
号に、同じ第2中間周波数変換器15でFM復調処理を
それぞれ施した場合、FM復調された後の各映像信号
は、それらの極性が互いに反転されたものとなる。
【0015】そこで、図6に示す衛星放送受信装置で
は、上記入力端子11,12にそれぞれCバンド及びK
uバンドの各映像信号が任意選択的に供給される場合を
考慮して、入力装置18による視聴者の入力操作によ
り、マイクロプロセッサ14を介してスイッチ13,1
7を独立に切り替え制御することができるようにして、
いずれの入力端子11,12にどのバンドの映像信号が
供給されても対応することができるようにしている。
は、上記入力端子11,12にそれぞれCバンド及びK
uバンドの各映像信号が任意選択的に供給される場合を
考慮して、入力装置18による視聴者の入力操作によ
り、マイクロプロセッサ14を介してスイッチ13,1
7を独立に切り替え制御することができるようにして、
いずれの入力端子11,12にどのバンドの映像信号が
供給されても対応することができるようにしている。
【0016】そして、上記スイッチ17によって選択さ
れたベースバンドの映像信号は、同期信号分離器19及
びOSD制御器20にそれぞれ供給される。また、この
スイッチ17によって選択されたベースバンドの映像信
号は、スイッチ21がオン状態にあるとき、マルチプレ
クサ22によって、OSD制御器20から出力されるキ
ャラクタ信号と加算され、出力端子23から取り出され
る。
れたベースバンドの映像信号は、同期信号分離器19及
びOSD制御器20にそれぞれ供給される。また、この
スイッチ17によって選択されたベースバンドの映像信
号は、スイッチ21がオン状態にあるとき、マルチプレ
クサ22によって、OSD制御器20から出力されるキ
ャラクタ信号と加算され、出力端子23から取り出され
る。
【0017】このうち、同期信号分離器19は、入力さ
れたベースバンドの映像信号から同期信号成分を分離し
てマイクロプロセッサ14に出力するとともに、この分
離された同期信号成分をさらにH(水平)同期信号とV
(垂直)同期信号とに分離して、OSD制御器20に出
力している。
れたベースバンドの映像信号から同期信号成分を分離し
てマイクロプロセッサ14に出力するとともに、この分
離された同期信号成分をさらにH(水平)同期信号とV
(垂直)同期信号とに分離して、OSD制御器20に出
力している。
【0018】ここで、上記OSD制御器20では、図示
しないクロック発生回路から出力される一定周波数の基
準クロックに基づいて、同期信号発生器20aがH同期
信号とV同期信号とをそれぞれ生成している。また、こ
のOSD制御器20では、同期信号発生器20aから出
力されるH同期信号とV同期信号とに基づいて、映像信
号発生器20bが固定パターンの映像信号を生成してい
る。
しないクロック発生回路から出力される一定周波数の基
準クロックに基づいて、同期信号発生器20aがH同期
信号とV同期信号とをそれぞれ生成している。また、こ
のOSD制御器20では、同期信号発生器20aから出
力されるH同期信号とV同期信号とに基づいて、映像信
号発生器20bが固定パターンの映像信号を生成してい
る。
【0019】さらに、OSD制御器20では、マイクロ
プロセッサ14から出力されるコマンド(命令)に基づ
いて、入力制御器20cが、キャラクタ信号発生器20
dに対して表示すべき文字や絵等のキャラクタを指定し
たり、スイッチ20eの切り替え制御を行なう等の、コ
マンド解析を行なっている。
プロセッサ14から出力されるコマンド(命令)に基づ
いて、入力制御器20cが、キャラクタ信号発生器20
dに対して表示すべき文字や絵等のキャラクタを指定し
たり、スイッチ20eの切り替え制御を行なう等の、コ
マンド解析を行なっている。
【0020】ここにおいて、まず、OSD表示を行なっ
ていない通常モードにおいては、OSD制御器20の入
力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出力さ
れるコマンドに基づいて、キャラクタ信号発生器20d
を有効なキャラクタ信号が出力されないように制御する
とともに、スイッチ20eを、外部から入力される映像
信号、つまりスイッチ17によって導かれた映像信号を
選択するように切り替え制御する。
ていない通常モードにおいては、OSD制御器20の入
力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出力さ
れるコマンドに基づいて、キャラクタ信号発生器20d
を有効なキャラクタ信号が出力されないように制御する
とともに、スイッチ20eを、外部から入力される映像
信号、つまりスイッチ17によって導かれた映像信号を
選択するように切り替え制御する。
【0021】また、この通常モードでは、ゲート24が
マイクロプロセッサ14の制御によって閉じられている
ので、スイッチ21がオフ状態になっている。このた
め、OSD制御器20からは、外部から入力される映像
信号がスイッチ20e及びマルチプレクサ29fを介し
てそのまま出力され、マルチプレクサ22を通して出力
端子23から取り出される。
マイクロプロセッサ14の制御によって閉じられている
ので、スイッチ21がオフ状態になっている。このた
め、OSD制御器20からは、外部から入力される映像
信号がスイッチ20e及びマルチプレクサ29fを介し
てそのまま出力され、マルチプレクサ22を通して出力
端子23から取り出される。
【0022】次に、固定パターンの映像上にOSD表示
を行なう場合には、OSD制御器20の入力制御器20
cが、マイクロプロセッサ14から出力されるコマンド
に基づいて、スイッチ20eを、映像信号発生器20b
から出力される固定パターンの映像信号を選択するよう
に切り替え制御する。また、このとき、入力制御器20
cは、キャラクタ信号発生器20dに対し、同期信号発
生器20aから出力されるH及びV同期信号に基づい
て、表示位置等が決められたキャラクタ信号を出力する
ように制御する。
を行なう場合には、OSD制御器20の入力制御器20
cが、マイクロプロセッサ14から出力されるコマンド
に基づいて、スイッチ20eを、映像信号発生器20b
から出力される固定パターンの映像信号を選択するよう
に切り替え制御する。また、このとき、入力制御器20
cは、キャラクタ信号発生器20dに対し、同期信号発
生器20aから出力されるH及びV同期信号に基づい
て、表示位置等が決められたキャラクタ信号を出力する
ように制御する。
【0023】このため、キャラクタ信号発生器20dか
ら出力されるキャラクタ信号が、映像発生器20bから
出力される固定パターンの映像信号に、マルチプレクサ
20fによって重疂され、マルチプレクサ22を介して
出力端子23から取り出されるようになる。なお、この
場合にも、スイッチ21はオフ状態となるように制御さ
れているものとする。
ら出力されるキャラクタ信号が、映像発生器20bから
出力される固定パターンの映像信号に、マルチプレクサ
20fによって重疂され、マルチプレクサ22を介して
出力端子23から取り出されるようになる。なお、この
場合にも、スイッチ21はオフ状態となるように制御さ
れているものとする。
【0024】一方、受信された映像信号による映像上
に、文字や絵等のキャラクタをスーパーインポーズして
OSD表示を行なう場合には、同期信号分離器19によ
って受信された映像信号から分離されるH及びV同期信
号を使用する外部モードと、OSD制御器20の同期信
号発生器20aで生成したH及びV同期信号を使用する
内部モードとの、2通りの方法がある。
に、文字や絵等のキャラクタをスーパーインポーズして
OSD表示を行なう場合には、同期信号分離器19によ
って受信された映像信号から分離されるH及びV同期信
号を使用する外部モードと、OSD制御器20の同期信
号発生器20aで生成したH及びV同期信号を使用する
内部モードとの、2通りの方法がある。
【0025】まず、外部モードでは、OSD制御器20
の入力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出
力されるコマンドに基づいて、スイッチ20eを、外部
から入力される映像信号を選択するように切り替え制御
する。また、このとき、入力制御器20cは、キャラク
タ信号発生器20dに対し、同期信号分離器19から出
力されるH及びV同期信号に基づいて、キャラクタ信号
を生成するように制御する。
の入力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出
力されるコマンドに基づいて、スイッチ20eを、外部
から入力される映像信号を選択するように切り替え制御
する。また、このとき、入力制御器20cは、キャラク
タ信号発生器20dに対し、同期信号分離器19から出
力されるH及びV同期信号に基づいて、キャラクタ信号
を生成するように制御する。
【0026】このため、キャラクタ信号発生器20dか
ら出力されるキャラクタ信号が、スイッチ17によって
導かれる受信された映像信号に、マルチプレクサ20f
によって重疂され、マルチプレクサ22を介して出力端
子23から取り出されるようになる。なお、この場合に
も、スイッチ21はオフ状態となるように制御されてい
るものとする。
ら出力されるキャラクタ信号が、スイッチ17によって
導かれる受信された映像信号に、マルチプレクサ20f
によって重疂され、マルチプレクサ22を介して出力端
子23から取り出されるようになる。なお、この場合に
も、スイッチ21はオフ状態となるように制御されてい
るものとする。
【0027】ところで、この外部モードでは、受信され
た映像信号のS/N比が劣化した場合や、映像信号が受
信されなくなった場合に、同期信号分離器19は正常な
同期信号分離動作を行なうことができなくなる。この場
合、同期信号分離器19から出力されるH及びV同期信
号は、誤りを多く含むか全くのランダムなものとなって
しまい、結果として画面上ではOSD表示が見えなくな
ってしまうという不都合が生じる。
た映像信号のS/N比が劣化した場合や、映像信号が受
信されなくなった場合に、同期信号分離器19は正常な
同期信号分離動作を行なうことができなくなる。この場
合、同期信号分離器19から出力されるH及びV同期信
号は、誤りを多く含むか全くのランダムなものとなって
しまい、結果として画面上ではOSD表示が見えなくな
ってしまうという不都合が生じる。
【0028】そこで、上記マイクロプロセッサ14は、
同期信号分離器19から出力される同期信号成分を一定
期間カウントし、そのカウント値を、良好なS/N比の
映像信号が受信されているときに相当するカウント値と
比較することによって、映像信号の受信状態を判別し、
受信状態が良好でないと判断された場合には、内部モー
ドに切り替えるようにしている。
同期信号分離器19から出力される同期信号成分を一定
期間カウントし、そのカウント値を、良好なS/N比の
映像信号が受信されているときに相当するカウント値と
比較することによって、映像信号の受信状態を判別し、
受信状態が良好でないと判断された場合には、内部モー
ドに切り替えるようにしている。
【0029】この内部モードでは、OSD制御器20の
入力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出力
されるコマンドに基づいて、スイッチ20eを、映像信
号発生器20bから出力される固定パターンの映像信号
を選択するように切り替え制御する。また、このとき、
入力制御器20cは、キャラクタ信号発生器20dに対
し、同期信号発生器20aから出力されるH及びV同期
信号に基づいて、キャラクタ信号を生成するように制御
する。
入力制御器20cが、マイクロプロセッサ14から出力
されるコマンドに基づいて、スイッチ20eを、映像信
号発生器20bから出力される固定パターンの映像信号
を選択するように切り替え制御する。また、このとき、
入力制御器20cは、キャラクタ信号発生器20dに対
し、同期信号発生器20aから出力されるH及びV同期
信号に基づいて、キャラクタ信号を生成するように制御
する。
【0030】このため、キャラクタ信号発生器20dか
ら出力されるキャラクタ信号が、映像信号発生器20b
から出力される固定パターンの映像信号に、マルチプレ
クサ20fによって重疂され、マルチプレクサ22に供
給されるようになる。この場合、映像信号発生器20b
は、自らが生成する固定パターンの映像信号の映像情報
部分(同期部分、カラーバースト部分及びペデスタル部
分等を除いた部分)のみを示すタイミングパルスを生成
し、ロジック回路20gに出力している。
ら出力されるキャラクタ信号が、映像信号発生器20b
から出力される固定パターンの映像信号に、マルチプレ
クサ20fによって重疂され、マルチプレクサ22に供
給されるようになる。この場合、映像信号発生器20b
は、自らが生成する固定パターンの映像信号の映像情報
部分(同期部分、カラーバースト部分及びペデスタル部
分等を除いた部分)のみを示すタイミングパルスを生成
し、ロジック回路20gに出力している。
【0031】このロジック回路20gには、キャラクタ
信号発生器20dから出力されるキャラクタ信号も供給
されている。そして、ロジック回路20gは、入力され
たタイミングパルスとキャラクタ信号とに基づいて、キ
ャラクタ信号の発生期間と映像信号の映像情報期間以外
の期間とを示すタイミングパルスを生成し、ゲート24
に出力している。
信号発生器20dから出力されるキャラクタ信号も供給
されている。そして、ロジック回路20gは、入力され
たタイミングパルスとキャラクタ信号とに基づいて、キ
ャラクタ信号の発生期間と映像信号の映像情報期間以外
の期間とを示すタイミングパルスを生成し、ゲート24
に出力している。
【0032】このとき、マイクロプロセッサ14の制御
によりゲート24が開かれると、ロジック回路20gか
ら出力されたタイミングパルスによってスイッチ21が
オン,オフ状態に制御される。このため、マルチプレク
サ22には、受信された映像信号からキャラクタ信号期
間と同期信号期間とがカットされた信号が供給されるこ
とになり、マルチプレクサ20fの出力と加算される。
によりゲート24が開かれると、ロジック回路20gか
ら出力されたタイミングパルスによってスイッチ21が
オン,オフ状態に制御される。このため、マルチプレク
サ22には、受信された映像信号からキャラクタ信号期
間と同期信号期間とがカットされた信号が供給されるこ
とになり、マルチプレクサ20fの出力と加算される。
【0033】これにより、マルチプレクサ22からは、
映像信号発生器20bから出力される固定パターンの映
像信号のキャラクタ信号期間を除く映像情報期間に、受
信された映像信号が重疂されたものとなる。
映像信号発生器20bから出力される固定パターンの映
像信号のキャラクタ信号期間を除く映像情報期間に、受
信された映像信号が重疂されたものとなる。
【0034】この内部モードにおいて、映像信号が受信
されていない状態では、ノイズ上でOSD表示が行なわ
れることになる。また、映像信号が正常に受信されてい
る状態では、受信された映像信号と内部発生された固定
パターンの映像信号とが非同期であるため、OSD表示
は画面上で静止されるものの、背景となる受信映像はS
/N比が良好な場合でも同期が取れず流れてしまうこと
になる。
されていない状態では、ノイズ上でOSD表示が行なわ
れることになる。また、映像信号が正常に受信されてい
る状態では、受信された映像信号と内部発生された固定
パターンの映像信号とが非同期であるため、OSD表示
は画面上で静止されるものの、背景となる受信映像はS
/N比が良好な場合でも同期が取れず流れてしまうこと
になる。
【0035】そこで、スーパーインポーズの表示を行な
い、映像信号の受信の有無にかかわらずOSD表示を行
なうためには、上記した外部モードと内部モードとを受
信された映像信号の品位により切り替える必要がある。
すなわち、受信映像信号のS/N比が良好な場合には外
部モードとし、無受信時またはS/N比が劣化している
場合には内部モードとすることが必要になる。
い、映像信号の受信の有無にかかわらずOSD表示を行
なうためには、上記した外部モードと内部モードとを受
信された映像信号の品位により切り替える必要がある。
すなわち、受信映像信号のS/N比が良好な場合には外
部モードとし、無受信時またはS/N比が劣化している
場合には内部モードとすることが必要になる。
【0036】ここで、図7乃至図9は、それぞれマイク
ロプロセッサ14の動作を説明するためのフローチャー
トである。まず、図7は、視聴者の例えばチャンネル番
号表示等の入力操作に基づいて、OSD表示が行なわれ
るまでの全体的な動作を示している。すなわち、視聴者
が入力装置18により、OSD表示を行なう入力操作を
行なうことで開始(ステップS11)されると、マイク
ロプロセッサ14は、ステップS12で、その内部の初
期設定処理を実行する。
ロプロセッサ14の動作を説明するためのフローチャー
トである。まず、図7は、視聴者の例えばチャンネル番
号表示等の入力操作に基づいて、OSD表示が行なわれ
るまでの全体的な動作を示している。すなわち、視聴者
が入力装置18により、OSD表示を行なう入力操作を
行なうことで開始(ステップS11)されると、マイク
ロプロセッサ14は、ステップS12で、その内部の初
期設定処理を実行する。
【0037】次に、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS13で、キーボード操作やリモートコントロール操
作等による入力装置18からの入力操作情報を読み込
み、ステップS14で、その読み込んだ情報内容に基づ
いた処理を実行する。この場合、マイクロプロセッサ1
4は、入力操作情報に基づいて、スイッチ13,17の
切り替え制御や、第2中間周波数変換器15に対する選
局データの設定等を行なっている。
プS13で、キーボード操作やリモートコントロール操
作等による入力装置18からの入力操作情報を読み込
み、ステップS14で、その読み込んだ情報内容に基づ
いた処理を実行する。この場合、マイクロプロセッサ1
4は、入力操作情報に基づいて、スイッチ13,17の
切り替え制御や、第2中間周波数変換器15に対する選
局データの設定等を行なっている。
【0038】また、マイクロプロセッサ14は、入力操
作情報に基づいて、OSD表示を行なうか否か、行なう
とすればその内容、さらにはスーパーインポーズにする
か否か等のモード設定も行なっている。そして、マイク
ロプロセッサ14は、設定したモードに基づいて、ステ
ップS15で、OSD表示の制御処理を実行した後、再
びステップS13の処理に戻される。
作情報に基づいて、OSD表示を行なうか否か、行なう
とすればその内容、さらにはスーパーインポーズにする
か否か等のモード設定も行なっている。そして、マイク
ロプロセッサ14は、設定したモードに基づいて、ステ
ップS15で、OSD表示の制御処理を実行した後、再
びステップS13の処理に戻される。
【0039】次に、図8は、図7に示されたステップS
15の処理の詳細を示している。まず、開始(ステップ
S16)されると、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS17で、同期信号分離器19から出力される同期信
号を一定期間カウントする。このカウント結果は、後述
するスーパーインポーズモードの場合における、内部の
同期信号を使用するモードと、外部の同期信号を使用す
るモードとの判定に使用される。
15の処理の詳細を示している。まず、開始(ステップ
S16)されると、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS17で、同期信号分離器19から出力される同期信
号を一定期間カウントする。このカウント結果は、後述
するスーパーインポーズモードの場合における、内部の
同期信号を使用するモードと、外部の同期信号を使用す
るモードとの判定に使用される。
【0040】その後、マイクロプロセッサ14は、ステ
ップS18で、ステップS14の処理で設定されたモー
ドがOSD表示を行なうモードであるか否かを判別す
る。そして、OSD表示を行なわないモードである(N
O)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS19で、前述したOSD表示を行なわない通常
モードに設定され、以後、ステップS13の処理に戻さ
れる。
ップS18で、ステップS14の処理で設定されたモー
ドがOSD表示を行なうモードであるか否かを判別す
る。そして、OSD表示を行なわないモードである(N
O)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS19で、前述したOSD表示を行なわない通常
モードに設定され、以後、ステップS13の処理に戻さ
れる。
【0041】また、ステップS18でOSD表示を行な
うモードである(YES)と判断された場合、マイクロ
プロセッサ14は、ステップS20で、ステップS14
の処理で設定されたモードがブラックアウト表示を行な
うモードであるか否かを判別する。そして、ブラックア
ウト表示を行なうモードである(YES)と判断された
場合、マイクロプロセッサ14は、ステップS21で、
ブラックアウトモードに設定される。
うモードである(YES)と判断された場合、マイクロ
プロセッサ14は、ステップS20で、ステップS14
の処理で設定されたモードがブラックアウト表示を行な
うモードであるか否かを判別する。そして、ブラックア
ウト表示を行なうモードである(YES)と判断された
場合、マイクロプロセッサ14は、ステップS21で、
ブラックアウトモードに設定される。
【0042】一方、ステップS20でブラックアウト表
示を行なわないモードである(NO)と判断された場
合、マイクロプロセッサ14は、スーパーインポーズモ
ードの設定に進み、ステップS22で、先にステップS
17の処理でカウントした結果に基いて、外部の同期信
号を使用するモードであるか否かを判別する。
示を行なわないモードである(NO)と判断された場
合、マイクロプロセッサ14は、スーパーインポーズモ
ードの設定に進み、ステップS22で、先にステップS
17の処理でカウントした結果に基いて、外部の同期信
号を使用するモードであるか否かを判別する。
【0043】ここで、外部の同期信号を使用しないモー
ドである(NO)と判断された場合、マイクロプロセッ
サ14は、ステップS23で、前述したように内部で発
生した同期信号に基づくスーパーインポーズモードに設
定される。また、ステップS22で外部の同期信号を使
用するモードである(YES)と判断された場合、マイ
クロプロセッサ14は、ステップS24で、外部の同期
信号に基づくスーパーインポーズモードに設定される。
ドである(NO)と判断された場合、マイクロプロセッ
サ14は、ステップS23で、前述したように内部で発
生した同期信号に基づくスーパーインポーズモードに設
定される。また、ステップS22で外部の同期信号を使
用するモードである(YES)と判断された場合、マイ
クロプロセッサ14は、ステップS24で、外部の同期
信号に基づくスーパーインポーズモードに設定される。
【0044】そして、ステップS21,S23,S24
の後、マイクロプロセッサ14は、ステップS25で、
入力制御器20cに対して、キャラクタ信号発生器20
dからキャラクタ信号を発生させるためのデータを出力
し、以後、ステップS13の処理に戻される。
の後、マイクロプロセッサ14は、ステップS25で、
入力制御器20cに対して、キャラクタ信号発生器20
dからキャラクタ信号を発生させるためのデータを出力
し、以後、ステップS13の処理に戻される。
【0045】次に、図9は、図8に示されたステップS
17の処理の詳細を示している。まず、開始(ステップ
S27)されると、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS28で、一定期間TS を計測する図示しない内蔵タ
イマを駆動させるとともに、同期信号をカウントする図
示しないイベントカウンタを駆動させる。そして、マイ
クロプロセッサ14は、ステップS29で、内蔵タイマ
による一定期間TS の計測を待つ期間に、イベントカウ
ンタによって同期信号をカウントしている。
17の処理の詳細を示している。まず、開始(ステップ
S27)されると、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS28で、一定期間TS を計測する図示しない内蔵タ
イマを駆動させるとともに、同期信号をカウントする図
示しないイベントカウンタを駆動させる。そして、マイ
クロプロセッサ14は、ステップS29で、内蔵タイマ
による一定期間TS の計測を待つ期間に、イベントカウ
ンタによって同期信号をカウントしている。
【0046】その後、一定期間TS が計測されると、マ
イクロプロセッサ14は、ステップS30で、内蔵タイ
マの動作を停止させるとともに、イベントカウンタのカ
ウント動作を停止させる。そして、このときのイベント
カウンタのカウント値をNSとすると、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS31で、カウント値NS の判
定処理を実行する。
イクロプロセッサ14は、ステップS30で、内蔵タイ
マの動作を停止させるとともに、イベントカウンタのカ
ウント動作を停止させる。そして、このときのイベント
カウンタのカウント値をNSとすると、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS31で、カウント値NS の判
定処理を実行する。
【0047】この判定処理は、カウント値NS が、良好
なS/N比の映像信号が受信されたときに相当する基準
カウント値NR から−α,+βの範囲内であるか否かを
判別するもので、カウント値NS がNR −α<NS <N
R +βの範囲内である(YES)と判断された場合、マ
イクロプロセッサ14は、同期信号が正常であると判断
し、ステップS32で、外部の同期信号を使用するモー
ドに設定され、以後、ステップS18の処理に移行され
る。
なS/N比の映像信号が受信されたときに相当する基準
カウント値NR から−α,+βの範囲内であるか否かを
判別するもので、カウント値NS がNR −α<NS <N
R +βの範囲内である(YES)と判断された場合、マ
イクロプロセッサ14は、同期信号が正常であると判断
し、ステップS32で、外部の同期信号を使用するモー
ドに設定され、以後、ステップS18の処理に移行され
る。
【0048】また、ステップS31でカウント値NS が
NR −α<NS <NR +βの範囲外である(NO)と判
断された場合、マイクロプロセッサ14は、同期信号が
正常でないと判断し、ステップS33で、内部の同期信
号を使用するモードに設定され、以後、ステップS18
の処理に移行される。
NR −α<NS <NR +βの範囲外である(NO)と判
断された場合、マイクロプロセッサ14は、同期信号が
正常でないと判断し、ステップS33で、内部の同期信
号を使用するモードに設定され、以後、ステップS18
の処理に移行される。
【0049】以上のような処理が施されるOSD表示機
能において、スーパーインポーズ時の2つのモードの切
り替えを行なうレベル、すなわち、図9に示したステッ
プS31の処理におけるα,βの値を決定するに当たっ
ては、例えば天候により受信映像信号のC/N比が劣化
した場合や、アンテナの方向調整時に受信C/N比が急
激に変化した場合等に、内部モードと外部モードとの切
り替えが、視聴者に違和感なく行なわれるように考慮す
る必要がある。一般に、内部モードと外部モードとを切
り替えるタイミングは、ディスプレイ画面上において、
受信映像信号の同期が乱れ始める程度の時点が良いと考
えられている。
能において、スーパーインポーズ時の2つのモードの切
り替えを行なうレベル、すなわち、図9に示したステッ
プS31の処理におけるα,βの値を決定するに当たっ
ては、例えば天候により受信映像信号のC/N比が劣化
した場合や、アンテナの方向調整時に受信C/N比が急
激に変化した場合等に、内部モードと外部モードとの切
り替えが、視聴者に違和感なく行なわれるように考慮す
る必要がある。一般に、内部モードと外部モードとを切
り替えるタイミングは、ディスプレイ画面上において、
受信映像信号の同期が乱れ始める程度の時点が良いと考
えられている。
【0050】一般に、衛星を利用したテレビジョン放送
では、映像信号の伝送にFM変調方式が使用されてい
る。このようなFM伝送において、受信映像信号のC/
N比が良いレベルの場合には、FM復調後の映像信号の
S/N比と受信映像信号のC/N比とは、ほぼ比例関係
にある。そして、C/N比がある値以下になると、復調
映像信号のS/N比が急激に劣化するポイントがあり、
このポイントはスレッショルドレベルとして知られてい
る。
では、映像信号の伝送にFM変調方式が使用されてい
る。このようなFM伝送において、受信映像信号のC/
N比が良いレベルの場合には、FM復調後の映像信号の
S/N比と受信映像信号のC/N比とは、ほぼ比例関係
にある。そして、C/N比がある値以下になると、復調
映像信号のS/N比が急激に劣化するポイントがあり、
このポイントはスレッショルドレベルとして知られてい
る。
【0051】ディスプレイ画面上において、同期がとれ
なくなるほど映像信号のS/N比が劣化する理由は、受
信映像信号のC/N比が上記スレッショルドレベルから
さらに低下したレベルになるからである。そして、この
場合、同期信号分離器19から出力される同期信号に
は、インパルスノイズがかなりの数含まれるため、マイ
クロプロセッサ14のイベントカウンタのカウント値も
かなり増加することになる。
なくなるほど映像信号のS/N比が劣化する理由は、受
信映像信号のC/N比が上記スレッショルドレベルから
さらに低下したレベルになるからである。そして、この
場合、同期信号分離器19から出力される同期信号に
は、インパルスノイズがかなりの数含まれるため、マイ
クロプロセッサ14のイベントカウンタのカウント値も
かなり増加することになる。
【0052】このため、上記のような違和感のないモー
ド切り替えを行なうことに関しては、上記βの値が支配
的となる。ここで、βの値を決定するに当たっては、モ
ード切り替えによる画面の切り替わりが不自然に感じら
れないような値を選定する必要があり、そのためには、
受信映像信号の同期が外れてしまう直前のC/Nレベル
程度で、モード切り替えが行なわれるように設定すれば
よいことになる。
ド切り替えを行なうことに関しては、上記βの値が支配
的となる。ここで、βの値を決定するに当たっては、モ
ード切り替えによる画面の切り替わりが不自然に感じら
れないような値を選定する必要があり、そのためには、
受信映像信号の同期が外れてしまう直前のC/Nレベル
程度で、モード切り替えが行なわれるように設定すれば
よいことになる。
【0053】この場合、受信映像信号の同期が外れてし
まうC/Nレベルは、ディスプレイによっても異なる
が、通常のカラーテレビジョン受像機ではC/Nレベル
がスレッショルドレベル以下になっても同期はとれてい
ることが多く、表示された映像は劣悪であってもその内
容は判別可能となっている。このため、視聴者に違和感
を与えることのないモード切り替えを行なうためのC/
Nレベルは、スレッショルドレベル以下に設定すること
が望ましく、このことは取りも直さず、上記βの値を大
きく設定することを意味している。
まうC/Nレベルは、ディスプレイによっても異なる
が、通常のカラーテレビジョン受像機ではC/Nレベル
がスレッショルドレベル以下になっても同期はとれてい
ることが多く、表示された映像は劣悪であってもその内
容は判別可能となっている。このため、視聴者に違和感
を与えることのないモード切り替えを行なうためのC/
Nレベルは、スレッショルドレベル以下に設定すること
が望ましく、このことは取りも直さず、上記βの値を大
きく設定することを意味している。
【0054】一方、前述したように、CバンドとKuバ
ンドとの両方の映像信号を受信可能な衛星放送受信装置
においては、受信バンドに合わせて映像信号の極性を選
択する必要がある。そして、極性の反転したつまり逆極
性の映像信号が受信された場合、受信映像信号のC/N
比がよいときには、復調映像信号のS/N比も当然のこ
とながら良好となる。この場合、同期信号分離器19か
ら出力される同期信号は、映像の内容によって増減する
が、極性の反転していないつまり正極性の映像信号が受
信されたときに比べて大きな違いが生じることはない。
ンドとの両方の映像信号を受信可能な衛星放送受信装置
においては、受信バンドに合わせて映像信号の極性を選
択する必要がある。そして、極性の反転したつまり逆極
性の映像信号が受信された場合、受信映像信号のC/N
比がよいときには、復調映像信号のS/N比も当然のこ
とながら良好となる。この場合、同期信号分離器19か
ら出力される同期信号は、映像の内容によって増減する
が、極性の反転していないつまり正極性の映像信号が受
信されたときに比べて大きな違いが生じることはない。
【0055】このため、正極性の受信映像信号のC/N
比が劣化したときに、視聴者に違和感なくモード切り替
えが行なえるように、上記βの値を大きく設定すると、
逆極性の映像信号がC/N比の良好な状態で受信された
場合、外部モードと判定されてしまうことになる。この
ようになると、逆極性の映像信号は、ディスプレイ画面
上で同期がとれず、映像もOSD表示も全く判別するこ
とができなくなるという問題が生じる。
比が劣化したときに、視聴者に違和感なくモード切り替
えが行なえるように、上記βの値を大きく設定すると、
逆極性の映像信号がC/N比の良好な状態で受信された
場合、外部モードと判定されてしまうことになる。この
ようになると、逆極性の映像信号は、ディスプレイ画面
上で同期がとれず、映像もOSD表示も全く判別するこ
とができなくなるという問題が生じる。
【0056】この場合、映像信号の極性の選択は、視聴
者の入力操作で行なわれるようになっているため、例え
ばその極性選択の操作方法をOSD表示している場合、
操作方法が読み取れなくなるという不都合が生じる。ま
た、逆極性の映像信号の受信時に、内部モードに切り替
わるように、上記βの値を小さく設定すると、正極性の
映像信号の受信状態でC/N比の劣化時に、映像が十分
鑑賞可能なレベルであるにもかかわらず、内部モードに
切り替わって、視聴者に違和感を与えてしまうことにな
る。
者の入力操作で行なわれるようになっているため、例え
ばその極性選択の操作方法をOSD表示している場合、
操作方法が読み取れなくなるという不都合が生じる。ま
た、逆極性の映像信号の受信時に、内部モードに切り替
わるように、上記βの値を小さく設定すると、正極性の
映像信号の受信状態でC/N比の劣化時に、映像が十分
鑑賞可能なレベルであるにもかかわらず、内部モードに
切り替わって、視聴者に違和感を与えてしまうことにな
る。
【0057】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、OSD
表示機能を備えた従来の衛星放送受信装置では、内部モ
ードと外部モードとを切り替えるための判定レベルであ
る最適値が、受信された映像信号のC/N比が劣化した
場合と逆極性の映像信号を受信している場合とで大幅に
異なるため、それぞれの場合における判定を最良な状態
に設定することが困難になるという問題を有している。
表示機能を備えた従来の衛星放送受信装置では、内部モ
ードと外部モードとを切り替えるための判定レベルであ
る最適値が、受信された映像信号のC/N比が劣化した
場合と逆極性の映像信号を受信している場合とで大幅に
異なるため、それぞれの場合における判定を最良な状態
に設定することが困難になるという問題を有している。
【0058】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、受信された映像信号のC/N比が劣化し
た場合と、良好なC/N比で逆極性の映像信号が受信さ
れた場合とで、視聴者に違和感を与えることなく内部モ
ードと外部モードとの切り替えを行なうことができるよ
うにした極めて良好な衛星放送受信装置を提供すること
を目的とする。
されたもので、受信された映像信号のC/N比が劣化し
た場合と、良好なC/N比で逆極性の映像信号が受信さ
れた場合とで、視聴者に違和感を与えることなく内部モ
ードと外部モードとの切り替えを行なうことができるよ
うにした極めて良好な衛星放送受信装置を提供すること
を目的とする。
【0059】
【課題を解決するための手段】この発明に係る衛星放送
受信装置は、受信した映像信号に内部で生成したキャラ
クタ情報を重疂して画面表示を行なうもので、受信した
映像信号から分離された同期信号に基づいて生成された
値と、所定のしきい値とを比較することにより、映像信
号の受信状態を判定する第1の判定手段と、この第1の
判定手段の判定結果に基づいて、受信された映像信号か
ら分離された同期信号に基づいてキャラクタ情報の画面
表示を行なう第1のモードと、内部で生成した同期信号
に基づいてキャラクタ情報の画面表示を行なう第2のモ
ードとを選択的に切り替える切替手段とを備えたものを
対象としている。
受信装置は、受信した映像信号に内部で生成したキャラ
クタ情報を重疂して画面表示を行なうもので、受信した
映像信号から分離された同期信号に基づいて生成された
値と、所定のしきい値とを比較することにより、映像信
号の受信状態を判定する第1の判定手段と、この第1の
判定手段の判定結果に基づいて、受信された映像信号か
ら分離された同期信号に基づいてキャラクタ情報の画面
表示を行なう第1のモードと、内部で生成した同期信号
に基づいてキャラクタ情報の画面表示を行なう第2のモ
ードとを選択的に切り替える切替手段とを備えたものを
対象としている。
【0060】そして、受信した映像信号のレベルと所定
のしきい値レベルとを比較することにより、映像信号の
受信状態を判定する第2の判定手段と、この第2の判定
手段の判定結果に基づいて、第1の判定手段におけるし
きい値を変化させる制御手段とを備えるようにしたもの
である。
のしきい値レベルとを比較することにより、映像信号の
受信状態を判定する第2の判定手段と、この第2の判定
手段の判定結果に基づいて、第1の判定手段におけるし
きい値を変化させる制御手段とを備えるようにしたもの
である。
【0061】
【作用】上記のような構成によれば、受信された映像信
号のレベルと所定のしきい値レベルとを比較することに
より、映像信号の受信状態を判定する第2の判定手段の
判定結果に基づいて、第1の判定手段におけるしきい値
を変化させるようにしたので、例えば第2の判定手段に
より受信状態が良好であると判定された場合、第1の判
定手段のしきい値を、映像信号の極性判別に適した値に
設定し、第2の判定手段により受信状態が良好でないと
判定された場合、第1の判定手段のしきい値を、第1の
モードと第2のモードとの切り替えを、表示画面上違和
感なく行なうのに適した値に設定するようにすれば、受
信状態が良好なときには逆極性の映像信号でもOSD表
示が流れず、受信状態が良好でないときには画面上の映
像同期が乱れ始めるまで背景の映像が流れないようなス
ーパーインポーズのOSD表示を実現することができ
る。
号のレベルと所定のしきい値レベルとを比較することに
より、映像信号の受信状態を判定する第2の判定手段の
判定結果に基づいて、第1の判定手段におけるしきい値
を変化させるようにしたので、例えば第2の判定手段に
より受信状態が良好であると判定された場合、第1の判
定手段のしきい値を、映像信号の極性判別に適した値に
設定し、第2の判定手段により受信状態が良好でないと
判定された場合、第1の判定手段のしきい値を、第1の
モードと第2のモードとの切り替えを、表示画面上違和
感なく行なうのに適した値に設定するようにすれば、受
信状態が良好なときには逆極性の映像信号でもOSD表
示が流れず、受信状態が良好でないときには画面上の映
像同期が乱れ始めるまで背景の映像が流れないようなス
ーパーインポーズのOSD表示を実現することができ
る。
【0062】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図6と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、前記第2
中間周波数変換器15から出力されたFM復調信号は、
C/N検出器25に供給される。このC/N検出器25
は、入力されたFM復調信号から映像や音声等の情報部
分以外のノイズ成分を抜き取り、ピーク検波することに
より、受信映像信号のC/N比に略比例した電圧レベル
VCNを出力するように構成されている。
照して詳細に説明する。図1において、図6と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、前記第2
中間周波数変換器15から出力されたFM復調信号は、
C/N検出器25に供給される。このC/N検出器25
は、入力されたFM復調信号から映像や音声等の情報部
分以外のノイズ成分を抜き取り、ピーク検波することに
より、受信映像信号のC/N比に略比例した電圧レベル
VCNを出力するように構成されている。
【0063】そして、このC/N検出器25から出力さ
れた電圧信号は、A/D(アナログ/デジタル)変換器
26に供給されてデジタルデータに変換された後、マイ
クロプロセッサ14に供給される。このマイクロプロセ
ッサ14は、A/D変換器26から出力されるデジタル
データを読み込むことによって、受信映像信号のC/N
比を検知し、図2に示すフローチャートのように動作す
る。図2に示すフローチャートにおいては、図9に示し
たフローチャートと同一ステップに同一符号を付してい
る。
れた電圧信号は、A/D(アナログ/デジタル)変換器
26に供給されてデジタルデータに変換された後、マイ
クロプロセッサ14に供給される。このマイクロプロセ
ッサ14は、A/D変換器26から出力されるデジタル
データを読み込むことによって、受信映像信号のC/N
比を検知し、図2に示すフローチャートのように動作す
る。図2に示すフローチャートにおいては、図9に示し
たフローチャートと同一ステップに同一符号を付してい
る。
【0064】すなわち、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS30でイベントカウンタのカウント値NS が得
られた後、ステップS34で、C/N検出器25から出
力される電圧レベルVCNを、A/D変換器26でデジタ
ルデータに変換した値を読み込む。次に、マイクロプロ
セッサ14は、ステップS35で、電圧レベルVCNが、
良好なC/N比の受信時に対応する基準電圧レベルVR
よりも高いか否かを判別して、受信状態の良否を判定す
る。そして、電圧レベルVCNがVR <VCNである(YE
S)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS36で、ステップS30の処理で得られたカウ
ント値NS の判定処理を実行する。
テップS30でイベントカウンタのカウント値NS が得
られた後、ステップS34で、C/N検出器25から出
力される電圧レベルVCNを、A/D変換器26でデジタ
ルデータに変換した値を読み込む。次に、マイクロプロ
セッサ14は、ステップS35で、電圧レベルVCNが、
良好なC/N比の受信時に対応する基準電圧レベルVR
よりも高いか否かを判別して、受信状態の良否を判定す
る。そして、電圧レベルVCNがVR <VCNである(YE
S)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS36で、ステップS30の処理で得られたカウ
ント値NS の判定処理を実行する。
【0065】このステップS36の処理における判定の
しきい値は、α1 ,β1 で設定されており、前述したよ
うに基準電圧レベルVR が設定されている状態で、正極
性の映像信号が選択されていれば、カウント値NS は前
記基準カウント値NR に略等しいので、α1 ,β1 はと
もに小さな値とし、逆極性の映像信号が検出できるよう
に設定されている。
しきい値は、α1 ,β1 で設定されており、前述したよ
うに基準電圧レベルVR が設定されている状態で、正極
性の映像信号が選択されていれば、カウント値NS は前
記基準カウント値NR に略等しいので、α1 ,β1 はと
もに小さな値とし、逆極性の映像信号が検出できるよう
に設定されている。
【0066】ここでの判定処理は、カウント値NS が、
良好なS/N比の映像信号が受信されたときに対応する
基準カウント値NR から−α1 ,+β1 の範囲内である
か否か、つまりNR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内
であるか否かを判別するもので、範囲内である(YE
S)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS32で、同期信号が正常であると判断して外部
の同期信号を使用するモードとなり、以後、ステップS
18の処理に移行される。
良好なS/N比の映像信号が受信されたときに対応する
基準カウント値NR から−α1 ,+β1 の範囲内である
か否か、つまりNR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内
であるか否かを判別するもので、範囲内である(YE
S)と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ス
テップS32で、同期信号が正常であると判断して外部
の同期信号を使用するモードとなり、以後、ステップS
18の処理に移行される。
【0067】また、ステップS36でカウント値NS が
NR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内でない(NO)
と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS33で、同期信号が正常でないと判断して内部の同
期信号を使用するモードとなり、以後、ステップS18
の処理に移行される。
NR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内でない(NO)
と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS33で、同期信号が正常でないと判断して内部の同
期信号を使用するモードとなり、以後、ステップS18
の処理に移行される。
【0068】一方、ステップS35で電圧レベルVCNが
VR <VCNでない(NO)と判断された場合、マイクロ
プロセッサ14は、ステップS37で、ステップS30
の処理で得られたカウント値NS の判定処理を実行す
る。このステップS37の処理における判定のしきい値
は、α2 ,β2 で設定されている。これらα2 ,β2 の
値は、C/N比の劣化時にモードの切り替わりが視聴者
に不自然に感じられないように、大きな値に設定され緩
い判定が実行されるようになっている。
VR <VCNでない(NO)と判断された場合、マイクロ
プロセッサ14は、ステップS37で、ステップS30
の処理で得られたカウント値NS の判定処理を実行す
る。このステップS37の処理における判定のしきい値
は、α2 ,β2 で設定されている。これらα2 ,β2 の
値は、C/N比の劣化時にモードの切り替わりが視聴者
に不自然に感じられないように、大きな値に設定され緩
い判定が実行されるようになっている。
【0069】ここでの判定処理も、に小さな値とし、逆
極性の映像信号が検出できるように設定されている。カ
ウント値NS が、基準カウント値NR から−α2 ,+β
2 の範囲内であるか否か、つまりNR −α1 <NS <N
R +β2 の範囲内であるか否かを判別するもので、範囲
内である(YES)と判断された場合、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS32で、外部の同期信号を使用
するモードとなり、以後、ステップS18の処理に移行
される。
極性の映像信号が検出できるように設定されている。カ
ウント値NS が、基準カウント値NR から−α2 ,+β
2 の範囲内であるか否か、つまりNR −α1 <NS <N
R +β2 の範囲内であるか否かを判別するもので、範囲
内である(YES)と判断された場合、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS32で、外部の同期信号を使用
するモードとなり、以後、ステップS18の処理に移行
される。
【0070】また、ステップS37でカウント値NS が
NR −α2 <NS <NR +β2 の範囲内でない(NO)
と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS33で、内部の同期信号を使用するモードとなり、
以後、ステップS18の処理に移行される。
NR −α2 <NS <NR +β2 の範囲内でない(NO)
と判断された場合、マイクロプロセッサ14は、ステッ
プS33で、内部の同期信号を使用するモードとなり、
以後、ステップS18の処理に移行される。
【0071】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、受信映像信号のC/N比を判定し、良好なC/N
比で映像信号が受信されている状態では、逆極性の映像
信号の検出に適したしきい値α1 ,β1 を用いて内部モ
ードと外部モードとの判定を行ない、C/N比が低下し
た状態では、内部モードと外部モードとの切り替えを視
聴者に違和感を与えることなく行なうのに適したしきい
値α2 ,β2 を用いて内部モードと外部モードとの判定
を行なうようにしたので、良好なC/N比で映像信号が
受信されている状態では、逆極性の映像信号でもOSD
表示が流れず、C/N比の劣化時には画面上の映像同期
が乱れ始めるまで、背景の映像が流れないようなスーパ
ーインポーズのOSD表示を実現することができる。
れば、受信映像信号のC/N比を判定し、良好なC/N
比で映像信号が受信されている状態では、逆極性の映像
信号の検出に適したしきい値α1 ,β1 を用いて内部モ
ードと外部モードとの判定を行ない、C/N比が低下し
た状態では、内部モードと外部モードとの切り替えを視
聴者に違和感を与えることなく行なうのに適したしきい
値α2 ,β2 を用いて内部モードと外部モードとの判定
を行なうようにしたので、良好なC/N比で映像信号が
受信されている状態では、逆極性の映像信号でもOSD
表示が流れず、C/N比の劣化時には画面上の映像同期
が乱れ始めるまで、背景の映像が流れないようなスーパ
ーインポーズのOSD表示を実現することができる。
【0072】ところで、上述した実施例においては、良
好なC/N比で逆極性の映像信号を受信した場合、OS
D表示内容は画面上で静止しているため、十分に読み取
ることができるが、受信映像は同期がとれず流れてしま
うことになる。このような場合、視聴者は、受信映像の
状態をみて映像信号の極性が反転していることを判定
し、逆極性の映像信号に対応するように入力装置18を
操作して、正常な画面表示を得るようにしている。
好なC/N比で逆極性の映像信号を受信した場合、OS
D表示内容は画面上で静止しているため、十分に読み取
ることができるが、受信映像は同期がとれず流れてしま
うことになる。このような場合、視聴者は、受信映像の
状態をみて映像信号の極性が反転していることを判定
し、逆極性の映像信号に対応するように入力装置18を
操作して、正常な画面表示を得るようにしている。
【0073】そこで、図3は、このような点を考慮し
て、上記実施例におけるマイクロプロセッサ14の処理
を一部変形したフローチャートを示している。すなわ
ち、図3において図2と同一ステップに同一符号を付し
て説明すると、ステップS35で電圧レベルVCNがVR
<VCNである(YES)、つまりC/N比の良好な受信
状態であると判断され、その後、ステップS36でカウ
ント値NS がNR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内に
ない(NO)、つまり同期信号の数が正極性の映像信号
受信時の数と異なると判断された場合、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS38で、前記スイッチ17を切
り替えて逆極性の映像信号を取り出すように制御する。
て、上記実施例におけるマイクロプロセッサ14の処理
を一部変形したフローチャートを示している。すなわ
ち、図3において図2と同一ステップに同一符号を付し
て説明すると、ステップS35で電圧レベルVCNがVR
<VCNである(YES)、つまりC/N比の良好な受信
状態であると判断され、その後、ステップS36でカウ
ント値NS がNR −α1 <NS <NR +β1 の範囲内に
ない(NO)、つまり同期信号の数が正極性の映像信号
受信時の数と異なると判断された場合、マイクロプロセ
ッサ14は、ステップS38で、前記スイッチ17を切
り替えて逆極性の映像信号を取り出すように制御する。
【0074】これにより、同期信号分離器19に供給さ
れる映像信号も切り替わることになる。そして、マイク
ロプロセッサ14は、ステップS39で、ステップS2
8〜S30の処理と同様に、一定期間TS 内に得られる
同期信号の数をカウントし、ステップS40で、そのカ
ウント値NS ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範
囲内にあるか否かを判別する。その結果、範囲内にある
(YES)と判断された場合は、マイクロプロセッサ1
4は、同期信号の数が正常値になった、つまり画面上で
同期がとれたと判断し、ステップS32の外部モードに
設定される。
れる映像信号も切り替わることになる。そして、マイク
ロプロセッサ14は、ステップS39で、ステップS2
8〜S30の処理と同様に、一定期間TS 内に得られる
同期信号の数をカウントし、ステップS40で、そのカ
ウント値NS ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範
囲内にあるか否かを判別する。その結果、範囲内にある
(YES)と判断された場合は、マイクロプロセッサ1
4は、同期信号の数が正常値になった、つまり画面上で
同期がとれたと判断し、ステップS32の外部モードに
設定される。
【0075】また、ステップS40で、カウント値N
S ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にない
(NO)と判断された場合、マイクロプロセッサ14
は、同期信号の数が正常値でない理由が映像信号の極性
反転以外の原因にあると判断し、ステップS41で、ス
イッチ17を再度切り替えて映像信号の極性を元に戻し
た後、ステップS33の内部モードに設定される。
S ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にない
(NO)と判断された場合、マイクロプロセッサ14
は、同期信号の数が正常値でない理由が映像信号の極性
反転以外の原因にあると判断し、ステップS41で、ス
イッチ17を再度切り替えて映像信号の極性を元に戻し
た後、ステップS33の内部モードに設定される。
【0076】以上のように、C/N比の良好な受信状態
においては、マイクロプロセッサ14が自動的に、受信
映像信号の同期信号の数が正常値であるか否かを、しき
い値α1 ,β1 を用いた狭い範囲で厳しく判定し、正常
値でないと判断された場合、映像信号の極性を切り替え
るようにしたので、視聴者が自分で判断して極性切り替
えの操作を行なうことなく、自動的に受信映像信号に対
応した極性に切り替えられて正常な画面表示を得ること
ができるようになり、より一層便利となる。
においては、マイクロプロセッサ14が自動的に、受信
映像信号の同期信号の数が正常値であるか否かを、しき
い値α1 ,β1 を用いた狭い範囲で厳しく判定し、正常
値でないと判断された場合、映像信号の極性を切り替え
るようにしたので、視聴者が自分で判断して極性切り替
えの操作を行なうことなく、自動的に受信映像信号に対
応した極性に切り替えられて正常な画面表示を得ること
ができるようになり、より一層便利となる。
【0077】次に、図4は、この発明の第2の実施例を
示している。図1と同一部分に同一符号を付して説明す
ると、前記映像処理回路16から出力される相互に逆極
性となされた一対の映像信号を、マイクロプロセッサ1
4から出力される切替信号に基づいて切り替え制御され
るスイッチ27によって選択的に、同期信号分離器19
に導くようにしている。なお、スイッチ17とスイッチ
27とは、それぞれ独立に切り替え可能となっている。
示している。図1と同一部分に同一符号を付して説明す
ると、前記映像処理回路16から出力される相互に逆極
性となされた一対の映像信号を、マイクロプロセッサ1
4から出力される切替信号に基づいて切り替え制御され
るスイッチ27によって選択的に、同期信号分離器19
に導くようにしている。なお、スイッチ17とスイッチ
27とは、それぞれ独立に切り替え可能となっている。
【0078】ここで、図5は、この第2の実施例におけ
るマイクロプロセッサ14の処理動作を示したフローチ
ャートである。すなわち、図5において、図3と同一ス
テップに同一符号を付して説明すると、ステップS35
で電圧レベルVCNがVR <VCNである(YES)、つま
り、C/N比の良好な受信状態であると判断され、その
後、ステップS36でカウント値NS がNR −α1 <N
S <NR +β1 の範囲内にない(NO)、つまり、同期
信号の数が正極性の映像信号受信時の数と異なると判断
された場合、マイクロプロセッサ14は、ステップS4
2で、前記スイッチ27のみを切り替えて逆極性の映像
信号が同期信号分離器19に供給されるように制御す
る。
るマイクロプロセッサ14の処理動作を示したフローチ
ャートである。すなわち、図5において、図3と同一ス
テップに同一符号を付して説明すると、ステップS35
で電圧レベルVCNがVR <VCNである(YES)、つま
り、C/N比の良好な受信状態であると判断され、その
後、ステップS36でカウント値NS がNR −α1 <N
S <NR +β1 の範囲内にない(NO)、つまり、同期
信号の数が正極性の映像信号受信時の数と異なると判断
された場合、マイクロプロセッサ14は、ステップS4
2で、前記スイッチ27のみを切り替えて逆極性の映像
信号が同期信号分離器19に供給されるように制御す
る。
【0079】そして、マイクロプロセッサ14は、ステ
ップS39で、ステップS28〜S30の処理と同様
に、一定期間TS 内に得られる同期信号の数をカウント
し、ステップS40で、そのカウント値NS ′がNR −
α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にあるか否かを判別
する。その結果、範囲内にある(YES)と判断された
場合は、マイクロプロセッサ14は、同期信号の数が正
常値になった、つまり画面上で同期がとれたと判断し、
ステップS43で、スイッチ17を切り替えて逆極性の
映像信号が出力されるように制御した後、ステップS3
2の外部モードに設定される。
ップS39で、ステップS28〜S30の処理と同様
に、一定期間TS 内に得られる同期信号の数をカウント
し、ステップS40で、そのカウント値NS ′がNR −
α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にあるか否かを判別
する。その結果、範囲内にある(YES)と判断された
場合は、マイクロプロセッサ14は、同期信号の数が正
常値になった、つまり画面上で同期がとれたと判断し、
ステップS43で、スイッチ17を切り替えて逆極性の
映像信号が出力されるように制御した後、ステップS3
2の外部モードに設定される。
【0080】また、ステップS40で、カウント値N
S ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にない
(NO)と判断された場合、マイクロプロセッサ14
は、同期信号の数が正常値でない理由が映像信号の極性
反転以外の原因にあると判断し、ステップS44で、ス
イッチ27を再度切り替えて、同期信号分離器19に供
給される映像信号の極性を元に戻した後、ステップS3
3の内部モードに設定される。
S ′がNR −α1 <NS ′<NR +β1 の範囲内にない
(NO)と判断された場合、マイクロプロセッサ14
は、同期信号の数が正常値でない理由が映像信号の極性
反転以外の原因にあると判断し、ステップS44で、ス
イッチ27を再度切り替えて、同期信号分離器19に供
給される映像信号の極性を元に戻した後、ステップS3
3の内部モードに設定される。
【0081】したがって、上記第2の実施例のような構
成によれば、C/N比の良好な受信状態で同期信号の数
が正常値と異なる場合、同期信号分離器19に供給され
る映像信号の極性のみを切り替えて同期信号の数が正常
値であるか否かを判断し、正常であると判断されたと
き、つまり最終的に極性の反転された映像信号であると
判断されたときに、始めてディスプレイに出力される映
像信号の極性を切り替えるようにしたので、画面上にお
ける映像の切り替え回数が最低限です済むという効果が
生じる。
成によれば、C/N比の良好な受信状態で同期信号の数
が正常値と異なる場合、同期信号分離器19に供給され
る映像信号の極性のみを切り替えて同期信号の数が正常
値であるか否かを判断し、正常であると判断されたと
き、つまり最終的に極性の反転された映像信号であると
判断されたときに、始めてディスプレイに出力される映
像信号の極性を切り替えるようにしたので、画面上にお
ける映像の切り替え回数が最低限です済むという効果が
生じる。
【0082】また、上記第1及び第2の実施例におい
て、OSD表示のための構成要素を持たない衛星放送受
信装置であっても、簡単な同期信号分離回路と、映像信
号の極性切替手段と、/C/N検出回路とを搭載すれ
ば、映像信号の極性を自動判別し極性の自動切り替えを
行なうことは可能となる。さらに、例えばインストール
時にこの機能を働かせて、不揮発性メモリに極性の判定
結果を選局チャンネル毎に記憶させておき、通常の視聴
時にはメモリの記憶に基づいて映像信号の極性を切り替
えるようにすれば、C/N比の劣化した状態でも正規の
極性で映像信号を受信することができる。なお、この発
明は上記各実施例に限定されるものではなく、この外そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
て、OSD表示のための構成要素を持たない衛星放送受
信装置であっても、簡単な同期信号分離回路と、映像信
号の極性切替手段と、/C/N検出回路とを搭載すれ
ば、映像信号の極性を自動判別し極性の自動切り替えを
行なうことは可能となる。さらに、例えばインストール
時にこの機能を働かせて、不揮発性メモリに極性の判定
結果を選局チャンネル毎に記憶させておき、通常の視聴
時にはメモリの記憶に基づいて映像信号の極性を切り替
えるようにすれば、C/N比の劣化した状態でも正規の
極性で映像信号を受信することができる。なお、この発
明は上記各実施例に限定されるものではなく、この外そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
受信された映像信号のC/N比が劣化した場合と、良好
なC/N比で逆極性の映像信号が受信された場合とで、
視聴者に違和感を与えることなく内部モードと外部モー
ドとの切り替えを行なうことができるようにした極めて
良好な衛星放送受信装置を提供することができる。
受信された映像信号のC/N比が劣化した場合と、良好
なC/N比で逆極性の映像信号が受信された場合とで、
視聴者に違和感を与えることなく内部モードと外部モー
ドとの切り替えを行なうことができるようにした極めて
良好な衛星放送受信装置を提供することができる。
【図1】この発明に係る衛星放送受信装置の一実施例を
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図2】同実施例の動作を説明するために示すフローチ
ャート。
ャート。
【図3】同実施例の変形例の動作を説明するために示す
フローチャート。
フローチャート。
【図4】この発明の第2の実施例を示すブロック構成
図。
図。
【図5】同第2の実施例の動作を説明するために示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】OSD表示機能を備えた従来の衛星放送受信装
置を示すブロック構成図。
置を示すブロック構成図。
【図7】同従来装置の全体的な動作を説明するために示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図8】同従来装置のOSD制御処理を説明するために
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図9】同従来装置のカウント判定処理を説明するため
に示すフローチャート。
に示すフローチャート。
11,12…入力端子、13…スイッチ、14…マイク
ロプロセッサ、15…第2中間周波数変換器、16…映
像処理回路、17…スイッチ、18…入力装置、19…
同期信号分離器、20…OSD制御器、21…スイッ
チ、22…マルチプレクサ、23…出力端子、24…ゲ
ート、25…C/N検出器、26…A/D変換器、27
…スイッチ、20a…同期信号発生器、20b…映像信
号発生器、20c…入力制御器、20d…キャラクタ信
号発生器、20e…スイッチ、20f…マルチプレク
サ、20g…ロジック回路。
ロプロセッサ、15…第2中間周波数変換器、16…映
像処理回路、17…スイッチ、18…入力装置、19…
同期信号分離器、20…OSD制御器、21…スイッ
チ、22…マルチプレクサ、23…出力端子、24…ゲ
ート、25…C/N検出器、26…A/D変換器、27
…スイッチ、20a…同期信号発生器、20b…映像信
号発生器、20c…入力制御器、20d…キャラクタ信
号発生器、20e…スイッチ、20f…マルチプレク
サ、20g…ロジック回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 受信した映像信号に内部で生成したキャ
ラクタ情報を重疂して画面表示を行なうもので、 前記受信した映像信号から分離された同期信号に基づい
て生成された値と、所定のしきい値とを比較することに
より、前記映像信号の受信状態を判定する第1の判定手
段と、 この第1の判定手段の判定結果に基づいて、前記受信さ
れた映像信号から分離された同期信号に基づいて前記キ
ャラクタ情報の画面表示を行なう第1のモードと、内部
で生成した同期信号に基づいて前記キャラクタ情報の画
面表示を行なう第2のモードとを選択的に切り替える切
替手段とを備えた衛星放送受信装置において、 前記受信した映像信号のレベルと所定のしきい値レベル
とを比較することにより、前記映像信号の受信状態を判
定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の
判定手段におけるしきい値を変化させる制御手段とを具
備してなることを特徴とする衛星放送受信装置。 - 【請求項2】 前記第2の判定手段は、前記受信した映
像信号のC/N比に対応したレベルと前記所定のしきい
値レベルとを比較して、前記映像信号の受信状態の良否
を判定することを特徴とする請求項1記載の衛星放送受
信装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記第2の判定手段に
より良状態と判定された状態で、前記第1の判定手段の
しきい値を、前記受信した映像信号の極性判別に適した
値に設定し、前記第2の判定手段により否状態と判定さ
れた状態で、前記第1の判定手段のしきい値を、前記切
替手段による第1のモードと第2のモードとの切り替え
を表示画面上違和感なく行なうのに適した値に設定する
ことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、しきい値を前記受信した
映像信号の極性判別に適した値に設定した状態で、前記
第1の判定手段から極性が異なる旨の判定結果が得られ
たとき、前記受信した映像信号の極性を自動的に切り替
え、この極性が切り替えられた映像信号から分離された
同期信号に基づいて生成される値と、受信した映像信号
の極性判別に適した値に設定された所定のしきい値とを
比較して、該映像信号の極性を判定することを特徴とす
る請求項3記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、しきい値を前記受信し
た映像信号の極性判別に適した値に設定した状態で、前
記第1の判定手段から極性が異なる旨の判定結果が得ら
れたとき、前記受信した映像信号の極性判定処理を、画
面表示している映像信号の極性を変えることなく行な
い、該極性判定で極性が異なる旨の判定結果が得られた
とき、画面表示する映像信号の極性を自動的に切り替え
ることを特徴とする請求項4記載の衛星放送受信装置。 - 【請求項6】 前記第2の判定手段の判定結果を選局さ
れた各チャンネル毎に記憶する記憶手段を備え、判定が
終了したチャンネルが選局されたときは、前記記憶手段
に記憶されている判定結果を利用することを特徴とする
請求項1乃至5記載の衛星放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7065743A JPH0856314A (ja) | 1994-06-08 | 1995-03-24 | 衛星放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12639294 | 1994-06-08 | ||
JP6-126392 | 1994-06-08 | ||
JP7065743A JPH0856314A (ja) | 1994-06-08 | 1995-03-24 | 衛星放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856314A true JPH0856314A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=26406890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7065743A Pending JPH0856314A (ja) | 1994-06-08 | 1995-03-24 | 衛星放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0856314A (ja) |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7065743A patent/JPH0856314A/ja active Pending
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