JPH08554A - 内視鏡撮像装置 - Google Patents

内視鏡撮像装置

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JPH08554A
JPH08554A JP6144746A JP14474694A JPH08554A JP H08554 A JPH08554 A JP H08554A JP 6144746 A JP6144746 A JP 6144746A JP 14474694 A JP14474694 A JP 14474694A JP H08554 A JPH08554 A JP H08554A
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JP
Japan
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circuit
image pickup
pickup device
output
signal
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Withdrawn
Application number
JP6144746A
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English (en)
Inventor
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Wataru Ono
渉 大野
Shinji Yamashita
真司 山下
Akihiko Mochida
明彦 望田
Ichiro Funabashi
一郎 舩橋
Masao Uehara
政夫 上原
Nobuyuki Sakamoto
信之 坂本
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像側のオートアイリスを有する構成におい
て、アイソレーションの増加を抑えて、回路構成を単純
化すると共に、装置を安価に構成することができる内視
鏡撮像装置を提供すること。 【構成】 二次回路3aに対して絶縁分離された患者回
路3bに、CCD1及とアイリス4と、さらに測光回路
としてのLPF10,サンプルホールド11と絞り駆動
回路としてのオートアイリスドライバ12を配置してい
る。自動調光の制御ループが患者回路3b内で完結して
いるので、従来例のように制御ループの流れが患者回路
−2次回路−患者回路とならず、アイソレーション素子
を削減でき、低コスト化及び小型化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートアイリス機構を
有して固体撮像装置への入射光量の調節ができ、且つ電
源との絶縁分離がなされてた患者回路を有する内視鏡撮
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】細長の挿入部を体腔内に挿入することに
よって、切開を必要とすることなく体腔内深部の対象部
位を観察したり、必要に応じて処置具を用いて治療処置
のできる内視鏡が広く用いられている。最近では、CC
D等を用いた固体撮像装置を備えた電子内視鏡や光学式
内視鏡に外付けのテレビカメラを装着したものなどを用
いて、被写体画像のビデオ信号を得てモニタ等に画像を
表示する電子内視鏡装置が用いられつつある。
【0003】医療分野に用いる電子内視鏡装置では、他
の電子医療機器と同様に、患者や術者に直接触れる部分
は漏れ電流による感電等を防止するための医用安全上の
対策が施されている。すなわち、商用電源に直接接続さ
れる1次回路、この1次回路と電源用の絶縁トランスを
介して構成される2次回路に加えて、1次回路及び2次
回路に対して所定の耐圧、漏れ電流値の基準を十分満た
すような患者回路を設け、内視鏡挿入部に配設した固体
撮像装置などの電子回路を患者回路で構成するようにし
ている。
【0004】前記患者回路は、信号ライン、グランド等
が2次回路とは電気的に絶縁された構造となっている。
電子内視鏡装置内の電子回路のうち、2次回路は、通
常、グランドを筐体等へ接続しており、1次回路のグラ
ンドと共通にする場合もある。一方、患者回路のグラン
ドは、2次回路とは別のグランドとし、2次回路に対し
て浮いた状態となっている。また、患者回路−2次回路
間にはアイソレーション素子を設け、電源や信号ライン
等について患者回路と2次回路との間を絶縁するように
している。アイソレーション素子としては、ディジタル
信号ラインではフォトカプラ等が、アナログ信号ライン
ではパルストランス等が用いられる。
【0005】電子内視鏡装置の撮像部である内視鏡撮像
装置の構成例を図4に示す。
【0006】CCD51を備えた外付TVカメラ50
(または電子内視鏡50)は、映像信号処理を行うカメ
ラコントロールユニット(以下、CCUと記す)52に
接続されている。外付TVカメラ50には、入射光量を
調節するアイリス53と、このアイリス53を介して入
射した光像を前記CCD51上に結像する結像光学系5
4とを有している。
【0007】前記CCU52内の回路は、2次回路の部
分と患者回路の部分とで構成され、患者回路と2次回路
との間には、アイソレーション55,56,57が設け
られ、患者回路−2次回路間が絶縁されている。また2
次回路と患者回路とはグランドが別になっており、2次
回路に対して患者回路が浮いた状態となっている。
【0008】前記CCU52の患者回路には、CCD5
1を駆動するCCDドライバ58と、CCDドライバ5
8へ供給する各種タイミングパルスを生成するタイミン
グジェネレー59と、CCD51の出力信号(CCD O
UT)を増幅するプリアンプ60と、アイリス53を駆動
するアイリスドライバ61とを有している。
【0009】前記CCU52の二次回路には、アイソレ
ーション56を介して同期信号を供給するSSG62
と、アンプ60及びアイソレーション57を介して入力
するCCD出力に対する相関二重サンプリング処理をす
るCDS回路63と、CDS回路63の出力を処理して
ビデオ信号に変換する映像信号処理回路64とを有して
いる。また、前記CCU52の二次回路には、CDS回
路63の出力から輝度成分を検波して調光信号を生成す
る測光回路65を有している。前記測光信号は、二次回
路側のV/F変換器66により電圧/周波数変換された
後、アイソレーション55を介して、患者回路のF/V
変換器67に入力する。F/V変換器67により電圧信
号に戻された調光信号を受けて、オートアイリスドライ
バ61が、アイリス53の開口量を適正に調節する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の構成で
は、先端にオートアイリスを有する外付けTVカメラま
たは電子内視鏡において、アイリスをドライブする信号
は、CCD出力→アイソレーション→測光→アイソレー
ション→オートアイリスドライバの流れで作られてお
り、信号は患者回路→2次回路→患者回路のように伝達
されている。このため、アイソレーション素子数が余分
に増え、回路構成も複雑となる。このため、EMC(el
ectro-magnetic compatibility)対策上不利になるとい
う欠点や、部品点数が多くなって装置のコストが高くな
ってしまう欠点があった。
【0011】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、撮像側のオートアイリスを有する構成におい
て、アイソレーションの増加を抑えて、回路構成を単純
化すると共に、装置を安価に構成することができる内視
鏡撮像装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体の内視
鏡による観察像を光学結像する撮像光学系と、前記撮像
光学系により結像された光学像を撮像する固体撮像装置
と、前記撮像光学系への入射光量を調整する入射光絞り
手段と、前記固体撮像装置の出力を処理する信号処理手
段と、を有している内視鏡撮像装置において、前記固体
撮像装置の出力より内視鏡画像の明るさを検出する測光
回路と、前記測光回路の出力信号に応じて、前記入射光
絞り手段を駆動制御する絞り駆動回路とを有し、前記信
号処理手段を有し且つ電源と電気的に分離されていない
二次回路に対して所定の耐圧が得られるように絶縁分離
され且つ前記固体撮像装置及び前記入射絞り手段を含む
患者回路に、前記測光回路と前記絞り駆動回路とを設け
ている。
【0013】
【作用】本発明の構成では、電源と電気的に分離されて
いない二次回路に対して所定の耐圧が得られるように絶
縁分離された患者回路に、前記固体撮像装置及と前記入
射絞り手段と、さらに前記測光手段と前記絞り駆動手段
とを配置しており、自動調光の制御ループが患者回路内
で完結している。このため、従来例のように制御ループ
の流れが患者回路−2次回路−患者回路とならず、アイ
ソレーション素子を削減でき、低コスト化及び小型化を
図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例に係る内視鏡撮像装置
の主要部の構成を示すブロック図である。
【0015】内視鏡撮像装置20は、光学式内視鏡の接
眼部に装着され且つ固体撮像装置としてのCCD1が搭
載された外付TVカメラ2と、このCCD1と接続され
CCD1の駆動及び映像信号処理を行う映像信号処理装
置としてのカメラコントロールユニット(CCU)3
と、を備えて主要部が構成されている。CCU3からの
出力信号であるビデオ信号は、TVモニタ等に出力され
て画像表示や録画されるようになっている。
【0016】尚、前記固体撮像装置は、電子内視鏡の挿
入部先端部に設けても良い。
【0017】前記外付TVカメラ2には、前記光学式内
視鏡の接眼部を介して入射する光線の光量を調節するア
イリス4と、このアイリス4を介して入射した光像を前
記CCD1上に結像する結像光学系5とを有している。
尚、符号19は、バッファである。
【0018】CCU2は内部の回路において、2次回路
3aの部分と、この2次回路3aと絶縁され2次回路3
aに対して所定の耐圧、漏れ電流値の基準を十分満たす
ように構成された患者回路3bの部分とを有している。
患者回路3bと2次回路3aとはグランドが別になって
おり、患者回路3bが2次回路3aに対して浮いた状態
となっている。このように患者回路3bを設けることに
より、内視鏡の挿入部など患者や術者に直接触れる部分
において漏れ電流を防止でき、患者等に対して漏れ電流
による感電などを防止することができる。
【0019】患者回路3b側には、CCD1を駆動する
駆動パルスを出力するCCDドライバ7と、CCDドラ
イバ7へ供給する駆動用タイミングパルスを生成するタ
イミングジェネレータ8と、CCD1の出力信号(CC
D OUT)を増幅するプリアンプ9とが設けられている。
また、患者回路3b側には、プリアンプ7の出力のうち
低域成分を通過させて調光用の検波信号を得るLPF
(ローパスフィルタ)10と、このLPF10の出力を
タイミングジェネレータ8のパルスのタイミングでホー
ルドするサンプルホールド回路11と、このサンプルホ
ールド回路11がホールドした信号を受けて、アイリス
4の開口量を調節するオートアイリスドライバ12とを
有している。
【0020】2次回路3b側には、タイミングジェネレ
ータ8へ供給する水平同期信号(HD )及び垂直同期信
号(VD )を生成する標準信号生成回路(SSG,Stan
dardsignal generator )13と、CCD1の出力信号
のノイズを除去するCDS回路(相関二重サンプリング
回路)14と、CDS回路14の出力を受けて各種映像
信号処理を行う映像信号処理回路15とが設けられ、C
CD1で撮像した内視鏡画像のビデオ信号を映像信号処
理回路15より出力するようになっている。
【0021】患者回路3bと2次回路3aとの間には、
二つのアイソレーション素子16,17が設けられ、患
者回路−2次回路間が絶縁されて電気的に分離された構
造となっている。すなわち、SSG13とタイミングジ
ェネレータ8との間の水平同期信号HD 及び垂直同期信
号VD の信号ラインは、フォトカプラ等によるアイソレ
ーション素子16を介して接続され、プリアンプ9とC
DS回路14との間のCCD出力信号(CCD OUT)の
信号ラインは、パルストランス等によるアイソレーショ
ン素子17を介して接続され、それぞれの信号ラインに
おいて信号伝送がなされるようになっている。
【0022】CCU2の動作時には、図示しない水晶発
振器よりクロックCLKがSSG13へ送られ、クロッ
クCLKに同期した水平同期信号HD 及び垂直同期信号
VDが生成される。このSSG13からの水平同期信号
HD 及び垂直同期信号VD が、アイソレーション素子1
6を介して患者回路3bのタイミングジェネレータ8へ
伝送され、例えば水平転送クロック、垂直転送クロッ
ク、リセットパルス等の駆動パルスが生成される。これ
らの駆動パルスがCCDドライバ7を介してCCD1に
入力され、CCD1において被写体像の光電変換と蓄積
電荷の転送が行われる。
【0023】CCD1の出力信号(CCD OUT)は、プ
リアンプ9で増幅された後、アイソレーション素子17
を介してCDS回路14へ入力され、映像信号処理回路
15によって信号処理されてNTSC,PAL等のビデ
オ信号に変換される。
【0024】一方、プリアンプ9の出力は、LPF10
により画像の明るさを反映している成分が検波されて調
光用の検波信号となる。この検波信号は、サンプルホー
ルド回路11により、タイミングジェネレータ8のパル
スのタイミングでホールドされ、オートアイリスドライ
バ12に供給される。このオートアイリスドライバ12
は、サンプルホールド回路11によりホールドされた検
波信号に応じて、アイリス4の開口量を調節し、CCD
1に入射する光の光量を適正に維持している。これによ
り、CCD1が出力する信号からなる画像は、明るさが
自動的に適正に保たれ、画質が良好に維持される。
【0025】以上のように、本実施例では、オートアイ
リスのための構成が患者回路にのみ設けられ、二次回路
を含めて自動調光の制御ループが構成されていない。す
なわち、患者回路−2次回路間の信号伝送ラインの数を
少なくすることができる。従って、本実施例の構成によ
れば、患者回路と2次回路とを絶縁するアイソレーショ
ン素子の数を減らすことができ、患者回路を有する内視
鏡撮像装置のコストを低減させて安価な構成で且つ小型
化を図ることができる。また、本実施例は、前述した従
来例の構成と比較しても、アイソレーション素子及びV
/F変換器、F/V変換器を不要とすることができる。
【0026】さらに、本実施例は、患者回路と2次回路
との間の伝送信号数が少なくなるため、患者回路におい
て特にラインからのEMI(electro-magnetic interfer
ence)の影響を減少でき、EMC対策上有利な構成とす
ることができる。
【0027】図2は本発明の第2実施例に係る内視鏡撮
像装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0028】図2に示す第2実施例の内視鏡撮像装置2
2は、第1実施例のプリアンプ9の後に設けた調光側C
DS回路23の出力を用いて、自動調光を行う構成にな
っている。その他、第1実施例と同様の構成及び作用に
ついては、同じ符号を付して説明を省略すると共に、異
なる点についてのみ説明する。
【0029】本実施例のCCU3の患者回路3cには、
前記プリアンプ9とLPF10との間に調光側CDS回
路23が介装され接続されている。
【0030】CDS回路23は、CCD出力信号に含ま
れる1/f及びリセットノイズを除去するために相関二
重サンプリングを行い、キャリア信号からベースバンド
の信号を与えると共に、その際ノイズ成分を除去してS
/N比を改善した信号にする。
【0031】前記構成において、プリアンプ9の出力
は、CDS回路23によりCCD出力のノイズを除去し
た後、LPF10により検波信号を得るようにしてい
る。その後、検波信号は、サンプルホールド回路11に
よりホールドされ、オートアイリスドライバ12に供給
され、オートアイリスドライバ12によりアイリス4の
開口量を適正に自動調節する制御信号となる。以上によ
り、CCD1が出力する信号からなる画像は、明るさが
自動的に適正に保たれ画質が良好に維持される。
【0032】第2実施例の構成によれば、患者回路と2
次回路とを絶縁するアイソレーション素子等の数を削減
して第1実施例の効果と同様が得られると共に、二重サ
ンプリング処理の後に自動調光用の検波信号を得ている
ので、従来例と同等の自動調光制御ができる。
【0033】図3は本発明の第3実施例に係る内視鏡撮
像装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0034】図3に示す第2実施例の内視鏡撮像装置2
5は、第2実施例の構成に加えて、て、自動調光のため
の明るさを検出する方式である測光方式を切り換えるこ
とができる構成になっている。その他、第1実施例と同
様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明を
省略すると共に、異なる点についてのみ説明する。
【0035】本実施例のCCU3の患者回路3dには、
第2実施例のLPF10に代えて、LPF26が設けら
れている。このLPF26は、例えば複数の抵抗器とコ
ンデンサと切り換え用のリレーとからなり、アイソレー
ション18を介してCCU3のフロントパネルスイッチ
27から入力される切り換えパルスにより、帯域特性す
なわち時定数が切り換えられるようになっている。
【0036】前記構成において、プリアンプ9の出力
は、CDS回路23によりCCD出力のノイズを除去し
た後、LPF10により検波信号を得ている。この検波
信号は、サンプルホールド回路11及びオートアイリス
ドライバ12を介して、アイリス4の開口量を適正に自
動調節するために用いられる。
【0037】ここで、切り換える測光方式の例として、
平均測光またはピーク測光を例に自動測光の動作につい
て説明する。
【0038】フロントパネル27から所定の切り換えパ
ルス、例えばOFF信号が入力されていると、LPF2
6は、CCD出力の画像においてその明るさの平均値が
得られる時定数に設定される。すなわち、サンプルホー
ルド回路11では、LPF26の出力をホルードし、こ
のホールド値が画像の明るさの平均値となり、画像の明
るさの平均値を基準に適正な明るさが維持できるよう
に、アイリス4が制御される。
【0039】一方、フロントパネル27から所定の切り
換えパルス、例えばON信号が入力されてると、LPF
26は、CCD出力の画像においてその明るさのピーク
が得られる時定数に設定される。このときの時定数は、
平均測光よりも時定数が小さく設定されており、サンプ
ルホールド回路11でホルードされた値は、画像の明る
さのピーク値となっている。従って、画像の明るさのピ
ーク値を基準に適正な明るさが維持されるようにアイリ
ス4が制御される。
【0040】測光モードを平均測光にした場合には、多
くの場合、観察対象が一様に観察できる一方、ピーク測
光とした場合、平均測光時における画像の白飛び部分が
明瞭に観察できる。観察対象やその凹凸、あるいは照明
の当たり具合に応じて、測光モードを切り換え、観察し
たい部位を適正な明るさにして観察することができる。
【0041】尚、測光モードは、前記ピーク測光及び平
均測光以外に、例えば気管枝などの奥まった部分を観察
し易いように、最低値測光方式を加えても良い。
【0042】本実施例によれば、CDS回路を介して自
動調光用の検波信号を得ているので、従来例と同様の制
御動作が得られると共に、アイソレーション素子として
はホトカプラを使用できるので、トランスを用いたもの
より比較的安価に構成できる。
【0043】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 [付記1] 請求項1記載の内視鏡撮像装置であって、
前記固体撮像装置の出力信号を相関二重サンプリングを
する手段を前記患者回路に設け、前記測光回路は、相関
二重サンプリングをする手段の出力を基に、内視鏡画像
の明るさを検出する。
【0044】[付記2] 請求項1記載の内視鏡撮像装
置であって、前記測光手段は、内視鏡画像の明るさ検出
する測光方式を選択するため、切り換え可能な複数の異
なる設定がなされ、切り換えられた設定に応じて内視鏡
画像の明るさを検出する。
【0045】[付記3] 付記2記載の内視鏡撮像装置
であって、前記測光手段は、内視鏡画像の明るさの平均
値を検出する平均測光と、内視鏡画像の明るさのピーク
値を検出するピーク測光とが切り換え可能で、選択され
た測平均測光またはピーク測光によって内視鏡画像の明
るさを検出する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡撮像
装置によれば、患者回路と2次回路との間の伝送信号数
を少なくすることができ、患者回路を有する装置を安価
に構成することが可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る内視鏡撮像装置の主要
部の構成を示すブロック図。
【図2】図2は第2実施例に係る内視鏡撮像装置の主要
部の構成を示すブロック図。
【図3】図3は第3実施例に係る内視鏡撮像装置の主要
部の構成を示すブロック図。
【図4】図4は従来例に係る内視鏡撮像装置の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
20…内視鏡撮像装置 1…CCD 2…外付TVカメラ 3…CCU 3a…患者回路 3b…二次回路 4…アイリス 10…LPF 11…サンプルホールド 12…オートアイリスドライバ 16,17…アイソレーション素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 舩橋 一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上原 政夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 坂本 信之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の内視鏡による観察像を光学結像
    する撮像光学系と、前記撮像光学系により結像された光
    学像を撮像する固体撮像装置と、前記撮像光学系への入
    射光量を調整する入射光絞り手段と、前記固体撮像装置
    の出力を処理する信号処理手段と、を有している内視鏡
    撮像装置において、 前記固体撮像装置の出力より内視鏡画像の明るさを検出
    する測光回路と、 前記測光回路の出力信号に応じて、前記入射光絞り手段
    を駆動制御する絞り駆動回路と、を有し、 前記信号処理手段を有し且つ電源と電気的に分離されて
    いない二次回路に対して所定の耐圧が得られるように絶
    縁分離され且つ前記固体撮像装置及び前記入射絞り手段
    を含む患者回路に、前記測光回路と前記絞り駆動回路と
    を設けていることを特徴とする内視鏡像の明るさ内視鏡
    撮像装置。
JP6144746A 1994-06-27 1994-06-27 内視鏡撮像装置 Withdrawn JPH08554A (ja)

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JP (1) JPH08554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT500358A1 (de) * 2004-05-24 2005-12-15 Anton Paar Gmbh Rotationsrheometer bzw. -viskosimeter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT500358A1 (de) * 2004-05-24 2005-12-15 Anton Paar Gmbh Rotationsrheometer bzw. -viskosimeter

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