JPH085535Y2 - 配電機器取り付け形柱上変圧器 - Google Patents

配電機器取り付け形柱上変圧器

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JPH085535Y2
JPH085535Y2 JP7630690U JP7630690U JPH085535Y2 JP H085535 Y2 JPH085535 Y2 JP H085535Y2 JP 7630690 U JP7630690 U JP 7630690U JP 7630690 U JP7630690 U JP 7630690U JP H085535 Y2 JPH085535 Y2 JP H085535Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は柱上変圧器に関し、特に電柱に装柱される配
電機器が取付けられた配電機器取り付け形柱上変圧器に
関するものである。
[従来の技術] 電柱には柱上変圧器や開閉器の外に、変圧器の負荷電
流や変圧器内の絶縁油の温度等に関するデータを遠隔地
に配置された監視装置からの指示に従って監視装置に送
信するための変圧器計測端末装置や、自動開閉器を遠隔
地に配置された制御装置により遠隔制御するための遠隔
制御装置等の配電機器が取付けられる。第6図は、柱上
変圧器TRと変圧器計測端末装置TMUとが別個に電柱Pに
装柱された従来の構造を示している。柱上変圧器TRには
変流器取付用フレームFMを介して変流器CT1及びCT2が固
定されている。変流器CT1及びCT2によって低圧側配線L1
及びL2を通して出力される負荷電流を測定し、測定値が
引出ケーブルL3を介して変圧器計測端末装置TMUに入力
される。なお変圧器の絶縁油の温度を測定している場合
には、温度測定器からの出力も変圧器計測端末装置TMU
に入力される。L4及びL5はアース線である。変圧器計測
端末装置TMUは、電柱Pに固定された腕金具AMに吊り下
げ金具Mによって吊り下げ固定されている。電柱Pに共
用相側変圧器と専用相側変圧器との2台が装柱される場
合には、両変圧器からの信号が変圧器計測端末装置TMU
に入力される。また電柱Pには、変圧器計測端末装置TM
Uと同様に高圧側開閉器や開閉器の遠隔制御装置が装柱
される場合もある。
[考案が解決しようとする課題] 従来のように、柱上変圧器TRとは別個に変圧器計測端
末装置TMUまたは遠隔制御装置等の配電機器を電柱Pに
装柱した場合には、専用の腕金具AMを設ける必要がある
ために部品点数が多くなる上、装柱作業が面倒になって
装柱に要する費用が高くなる問題がある。また柱上変圧
器TRから変圧器計測端末装置TMUまでケーブルL3を引き
回すことは更に作業性を悪くする上、ケーブルが長くな
る分費用が高くなる問題がある。更に柱上変圧器TRと変
圧器計測端末装置TMU(配電機器)とを別個に装柱する
ことは、電柱上部の利用空間を大きくする上、外観の見
映えが悪くなり周囲の美感を損ねるという問題がある。
本考案の目的は、柱上変圧器の変圧器ケースを配電機
器の支持体として利用して、少ない部品点数で配電機器
の装柱を可能にし、しかも空間の有効利用を図ることが
できる配電機器取り付け形柱上変圧器を提供することに
ある。
本考案の他の目的は、柱上変圧器の変圧器ケースに配
電機器の機器収納ケースを取付ける場合に、変圧器ケー
スと配電機器本体を収納する機器収納ケースとの間に雨
水が溜まらないようにすることができる配電機器取り付
け形柱上変圧器を提供することにある。
本考案の更に他の目的は、装柱後も配電機器を地上に
下すことなく配電機器の内部を安全に点検することがで
きる配電機器取り付け形柱上変圧器を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するために、柱上変圧器の変
圧器ケースを支持体として、電柱に装柱される配電機器
を変圧器ケースに固定する。
請求項2の考案では、配電機器を機器収納ケース内に
配電機器本体が収納された構造とし、機器収納ケースを
変圧器ケースの下部に固定する場合に、雨水を良好に排
出させるために、機器収納ケースの変圧器ケースの底壁
部と対向する上壁部を径方向外側に水を流すことができ
る形状にする。
請求項3の考案では、配電機器を地上に下すことなく
点検できるようにするために、機器収納ケースの底部に
配電機器本体を挿入する開口部を設け、機器収納ケース
の周壁部の内周面に係合構造体を固定し、配電機器本体
には機器収納ケースに収納された状態で前記開口部を閉
塞する閉塞部材と機器収納ケースの内周面に固定した係
合構造体と係合して配電機器本体の脱落を防止する脱落
防止用係合部材とを設ける。そして係合構造体と係合部
材とを、配電機器本体を機器収納ケース内に収納した状
態及び配電機器本体の大部分を機器収納ケースから露出
させた状態で係合して配電機器本体の脱落を防止するよ
うに構成する。
[作 用] 柱上変圧器の変圧器ケースを配電機器の支持体として
用いれば、専用の腕金具を電柱に取付ける必要がなく、
また柱上変圧器から配電機器まで長いケーブルを引きま
わす必要がなくなる上、柱上変圧器の周囲の空間を有効
に利用することができる。そして柱上変圧器を装柱する
作業により、配電機器の装柱も実質的に完了するため、
機器の装柱の作業性が著しく向上する。また変圧器ケー
スに配電機器を固定した場合、外観上の見映えもよくな
り、周囲の美感を損ねることがなくなる。
請求項2の考案のように、機器収納ケースの上壁部を
径方向外側に水を流すことができる形状にすると、変圧
器ケースに機器収納ケースを固定した場合でも、変圧器
ケスと機器収納ケースとの間に雨水が溜まるのを防止で
きる。
請求項3の考案のように、機器収納ケースに係合構造
体を設け、配電機器本体に係合部材を設ければ、配電機
器の大部分を機器収納ケースの外に露出させた状態で配
電機器本体を吊り下げることができ、配電機器を地上に
下すことなく、配電機器本体の点検修理を行える利点が
ある。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の配電機器取り付け形柱上変圧器の一
実施例を電柱Pに装柱した状態を示す概略斜視図であ
る。なお第6図の従来の柱上変圧器と同様の部分には、
第6図に示した符号と同じ符号を付して説明を省略す
る。本実施例においては、柱上変圧器TRの変圧器ケース
TRCの下端部に配電機器の一つである変圧器計測端末装
置TMUを固定している。変圧器計測端末装置TMUは機器収
納ケース1内に変圧器計測端末本体2(第2図参照)が
収納されて構成されている。本実施例では機器収納ケー
ス1の上部外周面に固定したボルト挿入金具3と変圧器
ケースTRCの下部外周面に固定したボルト挿入金具4と
にボルトを挿入し、ボルトにナットを螺合させることに
より、機器収納ケース1を変圧器ケースTRCに固定して
いる。
ここで変圧器計測端末装置TMUについて簡単に説明す
る。変圧器計測端末装置TMUは、共用相変圧器及び専用
相変圧器の少なくとも一方の二次側供給電圧、負荷電
流、絶縁油の油温、漏れ電流等を測定し、遠隔地に配置
された監視装置の指示に従って測定したデータを監視装
置に送信して、電力設備の有効利用と電力供給の品質維
持及び品質向上を図る目的で設けられる配電機器の一種
である。また最近では、別電源を備えて停電検出機能及
び停電情報転送機能を備えた変圧器計測端末装置も用い
られるようになってきた。変圧器計測端末装置には、前
述の種々の機能を達成するために必要な機器が搭載され
ており、また複数本の入出力ケーブル(送信用光ケーブ
ルl1、電源ケーブルl2、測定ケーブルL3等)が接続され
る。第1図においては、送信用光ケーブルと電源ケーブ
ル及び測定ケーブルだけを図示してある。
第2図(A)ないし(C)は、第1図に示した変圧器
計測端末装置TMUの取付状態及び内部の状態を示すため
の部分断面図と、第2図(A)のB−B線図とC−C線
図とを示している。第2図(A)は、変圧器計測端末本
体2を点検または修理するために機器収納ケース1から
引き出した状態の部分断面図を示している。機器収納ケ
ース1は、筒状の周壁部101と、周壁部101の内周面102
の上部に嵌合固定された上壁部103と、内周面102の下部
に嵌合固定された環状の底壁部104と、上壁部103と底壁
部104との間に設けられて内周面102に固定された一対の
係合構造体105及び106とを備えている。上壁部103は、
軸線と直交せずに傾いて配置されている。変圧器ケース
TRCの周壁部の下部には、塗装時に変圧器ケースを上下
逆に吊り下げる際に吊り上げ金具を掛ける複数個の孔部
OPが形成されており、この孔部OPから雨水が侵入した場
合に雨水を外に排出する目的で上壁部103を傾けて配置
している。変圧器ケースTRCの周壁部に孔部OPが形成さ
れていない場合でも、本実施例のように変圧器ケースTR
Cの下端部と機器収納ケース1の上方端部とを単に当接
させるだけでは、当接部から雨水が浸入するため、上壁
部103を傾斜させておくことは効果がある。なお機器収
納ケース1の上壁部103より上に位置する周壁部101の部
分には、侵入した雨水を排出するための排水口107が設
けられている。係合構造体105及び106は、変圧器計測端
末本体2を機器収納ケース1内に収納した状態及び変圧
器計測端末本体2の大部分を機器収納ケース1から露出
させた状態の2つの状態において、変圧器計測端末本体
2に設けた後述する脱落防止用係合部材と係合して、変
圧器計測端末本体2の脱落を防止するように構成されて
いる。詳しい構造は後に説明する。
変圧器計測端末本体2は、機器収納ケース1の底壁部
104に設けたほぼ円形の開口部108を通して機器収納ケー
ス1の内部に収納可能に組み立てられた本体装置201
が、円板状支持体202に固定されて構成されている。な
お本体装置201の詳細は本考案の要旨と関係がないため
省略してある。円板上支持体202は開口部108を閉塞する
閉塞部材を構成しており、この支持体202の機器収納ケ
ース1側の面(以下表面と言う)の外周側部分にはパッ
キンとして用いられる環状の弾性体203が張り付けられ
ており、また環状の底壁部104と摺動自在に嵌合する一
対の掛け金具204及び205が相互に径方向に対向する位置
に設けられている。掛け金具204及び205は脱落防止用係
合部材として機能し、これらは断面がL字状を呈するL
字状部204a及び205aとL字状部の一方の側面に設けられ
たストッパ部204b及び205bとから構成される。なお第2
図には図示していないが、機器収納ケース1の底壁部10
4には、掛け金具204及び205が自由に通過する一対のコ
字状の切欠き凹部104a(第3図参照)が形成されてい
る。また円板状支持体202には周方向に所定の間隔を開
けてネジ式固定部材206…が円板状支持体202を貫通する
ようにして設けられている。図示していないが、機器収
納ケース1の底壁部104には、これらのネジ式固定部材2
06…が螺合されるネジ孔が形成されている。
また支持体202には、パイプを折り曲げて形成した一
対のハンドル部材207及び208が固定されている。ハンド
ル部材207及び208の一対の柱状部207a及び一対の柱状部
208aは、それぞれ円板状支持体202を貫通して伸びてお
り、更に本体装置201の上部に固定されたフランジ部209
を貫通して伸びている。一対の柱状部207a及び一対の柱
状部208aの先端部には、それぞれ断面がコ字状の連結金
具210及び211がネジ止めされており、この連結金具210
及び211の略中央部には脱落防止用係合部材として機能
するスライド金具212及び213が固定されている。連結金
具210及び211とフランジ部209との間には、補強用柱部
材214及び215が配置されている。更に円板状支持体202
には、ケーブルコネクタ216、光ケーブル用ブッシュ21
7、接地用ブッシュ218、接地端子219等が固定されてい
る。
第3図(A)ないし(F)には、係合構造体105及び1
06と脱落防止用係合部材を構成する掛け金具204及び205
並びにスライド金具212及び213との関係を示すための説
明図を示してある。なお係合構造体105と106とは、変圧
器ケースの中心軸に対して対称的な形状を有しているた
め、ここでは係合部材105と掛け金具204とスライド金具
212との関係について説明する。係合構造体105は、周方
向に所定の間隔を開けて並設された第1ないし第3の垂
直壁部105a〜105cと水平壁部105dと連結壁部105eとから
構成される。なお機器収納ケース1の周壁部101の内周
面102と接触するこれらの壁部105a〜105eの各部分は、
内周面102に固定されている。第1の垂直壁部105aは、
機器収納ケース1の底壁部104に形成した切欠凹部104a
の周方向の一方の縁部に対応する位置に設けられてお
り、底壁部104側の部分には、掛け金具204は通過できる
がスライド金具212の先端部は通過できない切欠部105a1
が形成されている。また第2の垂直壁部105bの中央部付
近にはスライド金具212の先端部を通過させることがで
きる切欠部105b1が形成され、また上方側には掛け金具2
04が底壁部104と係合した状態でスライド金具212の先端
部の移動を許容する切欠部105b2が形成されている。
変圧器計測端末本体2が機器収納ケース1内に収納さ
れている状態では、第3図(A)に示すように、掛け金
具204が底壁部104と係合した状態にある。この場合、掛
け金具204(205)のストッパ部204b(205b)は各々底壁
部104の相対する一対の切欠凹部104aの端面に当り、機
器収納ケース1と、変圧器計測端末本体2の位置関係が
保たれるようになっている。変圧器計測端末本体2を引
き出す場合には、第3図(A)の矢印の方向に変圧器計
測端末本体2を移動させ、第3図(B)のように掛け金
具204と底壁部104との係合を解除する。そして変圧器計
測端末本体2を第3図(C)に示すようにスライド金具
212の先端部が底壁部104と係合(接触)する位置まで下
げることにより、変圧器計測端末本体2を第2図(A)
に示した状態で吊り下げることができる。変圧器計測端
末本体2を機器収納ケース1から取り出す場合には、第
3図(D)に示すようにスライド金具212の先端部を第
2の垂直壁部105bに形成した切欠部105b1を通して第1
の垂直壁部105aと第2の垂直壁部105bとの間の通路に移
動させる[第3図(E)]。そして第3図(F)に示す
ようにスライド金具212の先端部を引き出せば変圧器計
測端末本体2を機器収納ケース1から完全に引き出すこ
とができる。なお変圧器計測端末本体2を機器収納ケー
ス1内に収納する場合には、第3図(F)から第3図
(A)の逆の手順を行えばよい。また変圧器計測端末本
体2を機器収納ケース1内に収納した後は、第2図
(A)に示したネジ式固定部材216により変圧器計測端
末本体2を機器収納ケース1の底壁部104に固定する。
上記実施例においては、機器収納ケース1の上壁部10
3を平板状としているが、上壁部の形状は雨水を径方向
外側に流すことができるものであればよく、例えば上壁
部103を中央部分が上方に突出する山形形状にしてもよ
い。
また上記実施例では、掛け金具204及び205とスライド
部材212及び213との2種類の係合部材を用いて、変圧器
計測端末本体2(配電機器本体)を機器収納ケース内に
収納した状態及び変圧器計測端末本体2の大部分を機器
収納ケースから露出させた状態で保持して脱落を防止し
ているが、変圧器計測端末本体2の脱落を防止する機構
は実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施
例の場合で、第2の垂直壁部105bの切欠部105b2の縁部
に周方向に水平に延びるストッパ付の板状部材を設け
て、該板状部材にスライド金具を載置することにより変
圧器計測端末本体2を機器収納ケース1内に完全に収納
した状態で脱落を防止するようにしてもよい。この場合
には掛け金具は不要になる。
上記実施例においては、機器収納ケース1の外径寸法
を変圧器ケースTRCの外径寸法と一致させているが、機
器収納ケース1の形状・寸法及び変圧器ケースTRCへの
固定態様は、任意であり第4図に示すように変圧器ケー
スTMCの下部に箱状の機器収納ケース1´を固定金具5
を用いて固定するようにしてもよい。
また上記実施例では、配電機器としての変圧器計測端
末装置を機器収納ケース1と変圧器計測端末本体2とか
ら構成し、機器収納ケース1を変圧器ケースTRCに固定
するようにしたが、第5図に示すように変圧器ケースTR
C´の下方に予め配電機器収納部11を設け、この収納部1
1内に円板状支持体21に支持させた配電機器本体20を収
納して固定するようにしてもよい。この場合には配電機
器本体20と円板状支持体21とにより、配電機器が構成さ
れている。
[考案の効果] 請求項1の考案によれば、柱上変圧器の変圧器ケース
を配電機器の支持体として用いているため、専用の腕金
具を電柱に取付ける必要がなく、また柱上変圧器から配
電機器まで長いケーブルを引きまわす必要がなくなる
上、柱上変圧器の周囲の空間を有効利用できる利点があ
る。また柱上変圧器を装柱する作業により配電機器の装
柱も実質的に完了するため、機器の装柱の作業性を著し
く向上させることができ、しかも変圧器ケースに配電機
器を固定すれば外観上の見映えもよくなり、周囲の美感
を損ねることがなくなる利点がある。
請求項2の考案によれば、機器収納ケースの上壁部を
径方向外側に水を流すことができる形状にしているた
め、変圧器ケースに機器収納ケースを固定した場合で
も、変圧器機器ケースと機器収納ケースとの間に雨水が
溜まるのを防止できる。
請求項3の考案によれば、配電機器の大部分を機器収
納ケースの外に露出させた状態で配電機器本体を吊り下
げることができ、配電機器を地上に下すことなく、配電
機器本体の点検修理を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明するための概略斜視
図、第2図(A)は第1図に示した変圧器計測端末装置
の取付状態及び内部の状態を示すための部分断面図、第
2図(B)は第2図(A)のB−B線図、第2図(C)
は第2図(A)のC−C線図、第3図(A)ないし
(F)はそれぞれ係合構造体と係合部材との関係を説明
するための図、第4図及び第5図はそれぞれ本考案の他
の実施例を説明するための図、第6図は従来技術を説明
するための概略斜視図である。 TR……柱上変圧器、TRC……変圧器ケース、CT1,CT2……
変流器、FM……変流器固定用フレーム、P……電柱、TM
U……変圧器計測端末装置、AM……腕金具、1……機器
収納ケース、2……変圧器計測端末本体、3,4……ボル
ト挿入金具、101……周壁部、102……内周面、103……
上壁部、104……底壁部、105,106……係合構造体、108
……開口部、201……本体装置、202……円板状支持体、
203……弾性体、204,205……掛け金具、212,213……ス
ライド金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田代 信男 福岡県宗像郡福間町字汐井道2150番地の1 九州変圧器株式会社内 (72)考案者 尾園 政男 福岡県宗像郡福間町字汐井道2150番地の1 九州変圧器株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱上変圧器の変圧器ケースを支持体とし
    て、電柱に装柱される配電機器が前記変圧器ケースに固
    定されていることを特徴とする配電機器取り付け形柱上
    変圧器。
  2. 【請求項2】前記配電機器は機器収納ケース内に配電機
    器本体が収納されてなり、 前記機器収納ケースは前記変圧器ケースの下部に固定さ
    れ、 前記機器収納ケースの前記変圧器ケースの底壁部と対向
    する上壁部は径方向外側に水を流すことができる形状を
    有している請求項1に記載の配電機器取り付け形柱上変
    圧器。
  3. 【請求項3】前記機器収納ケースは底部に前記配電機器
    本体が挿入される開口部を有しており、 前記機器収納ケースの周壁部の内周面には係合構造体が
    固定され、 前記配電機器本体には前記機器収納ケースに収納された
    状態で前記開口部を閉塞する閉塞部材と前記機器収納ケ
    ースの前記内周面に固定された前記係合構造体と係合し
    て前記配電機器本体の脱落を防止する脱落防止用係合部
    材とが設けられ、 前記係合構造体と前記係合部材とは前記配電機器本体が
    前記機器収納ケース内に収納された状態及び前記配電機
    器本体の大部分が前記機器収納ケースから露出している
    状態で係合して前記配電機器本体の脱落を防止するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の配
    電機器取り付け形柱上変圧器。
JP7630690U 1990-07-18 1990-07-18 配電機器取り付け形柱上変圧器 Expired - Lifetime JPH085535Y2 (ja)

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