JPH0854338A - 食品検査用分光装置 - Google Patents

食品検査用分光装置

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JPH0854338A
JPH0854338A JP20820194A JP20820194A JPH0854338A JP H0854338 A JPH0854338 A JP H0854338A JP 20820194 A JP20820194 A JP 20820194A JP 20820194 A JP20820194 A JP 20820194A JP H0854338 A JPH0854338 A JP H0854338A
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JP
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laser light
light
interference filter
laser
filter
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JP20820194A
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Hideharu Ogami
秀晴 大上
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長910nmのレーザ光、波長1064n
mのレーザ光および波長532nmのレーザ光を混合し
た光を果実に照射した透過光を各々のレーザ光に分光す
る食品検査用分光装置を提供する。 【構成】 波長910nmのレーザ光を第1の干渉フィ
ルタで反射させ、第3の干渉フィルタおよび第1の色ガ
ラスフィルタを透過させて第2の受光素子で受光、検出
し、第1の干渉フィルタを透過した波長1064nmの
レーザ光を第2の干渉フィルタで反射させ、第2の色ガ
ラスフィルタを透過させて第3の受光素子で受光、検出
し、第1の干渉フィルタおよび第2の干渉フィルタを透
過した波長532nmのレーザ光を第1の受光素子で受
光、検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品にレーザ光を照射
した照射光の反射光または透過光を測定することによ
り、食品の糖度、熟度等の品質を検査するために用いて
好適な食品検査用分光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品の品質を非破壊的に検査する
方法として、食品にレーザ光を照射し、その反射光また
は透過光の特性から食品の品質を測定する方法が知られ
ている。例えば、果実の糖度を測定する場合、図3に示
すように、発振波長の異なる数種類のレーザ12と反射
鏡13とを用い、糖類の吸収率が高い波長910nmの
レーザ光と糖類の吸収と無関係な1種以上の波長のレー
ザ光を順に果実14に照射して、その度ごとに果実14
を透過したレーザ光を受光素子15によって測定する。
そして、それらの透過率から果実14による反射や散乱
などの情報を得て、波長910nmで測定した糖度の値
を補正していた。また、光源に波長可変レーザ(図示せ
ず)も用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、糖度測定のためのレーザ光の照射と、糖度補正の
ためのレーザ光の照射とを別々に行うと測定に時間がか
かった。
【0004】そこで、測定時間の短縮をはかるため、複
数のレーザ光を食品に同時に照射する方法が考えられ
る。例えば、図4に示すように、光源に発振波長106
4nmのNd:YAGレーザ16を用い第2高調波発生
素子17により変換した波長532nmの第2高調波
(以下、SH波という)をポンプ光とし、オプティカル
パラメトリックオシレーションにより波長可変レーザ1
8から波長750〜950nmのレーザ光を発振させる
と、出射レーザ光には波長1064nmの基本波と波長
532nmのSH波に波長750〜950nmのレーザ
光を含めることができる。
【0005】これを応用すれば、3種の波長のレーザ光
を混合した光を同時に果実に照射して、その反射光また
は透過光を分光してそれぞれを同時に受光素子に受光、
検出することにより、反射率あるいは透過率を測定する
ことができる分光装置が必要になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、波長が、750
〜950nm、1064nmおよび532nmである3
種のレーザ光を含む光を分光するための装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の食品検査用分光
装置は、上記目的を達成するものとして、波長が、各々
750〜950nm、1064nmまたは532nmで
ある第1のレーザ光、第2のレーザ光および第3のレー
ザ光を含む光を食品に照射し、該照射光の反射光または
透過光を分光するために、該反射光または透過光が所定
の角度で入射する第1の干渉フィルタと、第1の干渉フ
ィルタを透過した2種のレーザ光が所定の角度で入射す
る第2の干渉フィルタと、第1の受光素子と、該第1の
干渉フィルタを反射した3種のレーザ光が所定の角度で
入射する第3の干渉フィルタと、該第3の干渉フィルタ
を透過した2種のレーザ光が所定の角度で入射する第1
の色ガラスフィルタと、第2の受光素子と、該第2の干
渉フィルタを反射した2種のレーザ光が所定の角度で入
射する第2の色ガラスフィルタと、第3の受光素子とが
配置されてなる食品検査用分光装置であって、該第1の
干渉フィルタは、該第1のレーザ光に対して高反射であ
り、かつ、第2のレーザ光および第3のレーザ光に対し
て低反射であり、該第2の干渉フィルタは、該第1の干
渉フィルタを透過した第2のレーザ光および第3のレー
ザ光が入射し、第2のレーザ光に対して高反射であり、
かつ、第3のレーザ光に対して低反射であり、該第1の
受光素子は、該第2の干渉フィルタを透過した第3のレ
ーザ光を受光、検出し、該第3の干渉フィルタは、第2
のレーザ光に対して高反射であり、かつ、第1のレーザ
光に対して低反射であり、該第1の色ガラスフィルタ
は、第3のレーザ光を吸収し、かつ、第1のレーザ光を
透過し、該第2の受光素子は、該第1の色ガラスフィル
タを透過した第1のレーザ光を受光、検出し、該第2の
色ガラスフィルタは、第3のレーザ光を吸収し、かつ、
第2のレーザ光を透過し、該第3の受光素子は、該第2
の色ガラスフィルタを透過した第2のレーザ光を受光、
検出するものである。
【0008】また、本発明の食品検査用分光装置は、上
記の食品検査用分光装置のうち、第3の干渉フィルタ
を、第3のレーザ光に対して高反射であり、かつ、第1
のレーザ光に対して低反射であり、第1の色ガラスフィ
ルタを、第2のレーザ光を吸収し、かつ、第1のレーザ
光を透過するものとしてもよい。
【0009】さらに、本発明の食品検査用分光装置にお
いて、第1の干渉フィルタ、第2の干渉フィルタおよび
第3の干渉フィルタのうちの少なくとも1つは、入射す
るレーザ光の反射率または透過率を高め食品の品質を測
定する精度をより向上させるために、そのレーザ光の偏
光方向により偏光角が変えられるものが好ましい。ま
た、これらの干渉フィルタのうちの少なくとも1つは、
分光能力をより向上させるために、2枚以上配置される
のが好ましい。
【0010】
【作用】以下、本発明の食品検査用分光装置を、次の条
件の下で説明する。即ち、(1)食品を果実とし、
(2)波長が910nmの第1のレーザ光、波長が10
64nmの第2のレーザ光および波長が532nmの第
3のレーザ光を含む光を果実に照射するものとし、
(3)第1の干渉フィルタには、果実に照射した上記光
の透過光が入射するものとし、また、(4)第1の干渉
フィルタ、第2の干渉フィルタ、第3の干渉フィルタ、
第1の色ガラスフィルタおよび第2の色ガラスフィルタ
に夫々入射するレーザ光の入射角をいずれも45°とし
て、本発明の食品検査用分光装置を説明する。
【0011】図1は、本発明の食品検査用分光装置の一
実施例である。
【0012】図2に果実に照射した各波長のレーザ光の
偏光方向を示した。果実を透過したレーザ光は、偏光方
向がランダム偏光になる傾向があるが、それでも照射レ
ーザ光の偏光成分が大きい。
【0013】波長910nmの第1のレーザ光、波長1
064nmの第2のレーザ光および波長532nmの第
3のレーザ光を含む光を、例えば、図4の波長可変レー
ザのような手段により果実に照射する。
【0014】この照射光の透過光が第1の干渉フィルタ
1aに入射する。この第1の干渉フィルタ1aは、高反
射率の波長範囲を広くするために、その偏光角が第1の
レーザ光の偏光方向に対してS偏光となる向きに配置し
ている。さらに第1の干渉フィルタ1aと同じ第1の干
渉フィルタ1bをもう1枚配置している。
【0015】上記第1の干渉フィルタ1a、1bを透過
した第2のレーザ光および第3のレーザ光が干渉フィル
タ2aに入射する。この第2の干渉フィルタ2aは反射
率を高くするために、その偏光角が第2のレーザ光の偏
光方向に対してS偏光となる向きに配置している。さら
に該第2の干渉フィルタ2aと同じ第2の干渉フィルタ
2bをもう1枚配置している。
【0016】上記第2の干渉フィルタ2a、2bを透過
した第3のレーザ光を第1の受光素子で受光、検出す
る。
【0017】上記第1の干渉フィルタ1aを反射した第
1のレーザ光、第2のレーザ光および第3のレーザ光は
第3の干渉フィルタに入射する。この第3の干渉フィル
タは第1のレーザ光の透過率を高めるために、その偏光
角が第1のレーザ光の偏光方向に対してP偏光となる向
きに配置している。
【0018】上記第3の干渉フィルタを透過した第1の
レーザ光および第3のレーザ光は第1の色ガラスフィル
タに入射する。
【0019】上記第1の色ガラスフィルタを透過した第
1のレーザ光を第2の受光素子で受光、検出する。
【0020】上記第2の干渉フィルタ2aを反射した第
2のレーザ光および第3のレーザ光は第2の色ガラスフ
ィルタに入射する。
【0021】上記第2の色ガラスフィルタを透過した第
2のレーザ光を第3の受光素子で受光、検出する。
【0022】このように配置された各光学素子は、次の
ように作用する。
【0023】第1の干渉フィルタ1aは、入射角45°
において第1のレーザ光に対して高反射であり、かつ、
第2のレーザ光および第3のレーザ光に対して低反射で
ある。よって、第1のレーザ光を反射させ、第2のレー
ザ光と第3のレーザ光を透過させる。
【0024】第1の干渉フィルタ1aと同じ第1の干渉
フィルタ1bに、第1の干渉フィルタ1aをわずかに透
過してしまった第1のレーザ光を反射させ、該第1のレ
ーザ光をトラップ21に吸収させている。この第1の干
渉フィルタ1bを配置することによって、該第1の干渉
フィルタ1bを透過し第2の干渉フィルタ2aに入射す
る光には、該第1のレーザ光はほとんど含まれない。
【0025】第2の干渉フィルタ2aは、入射角45°
において第2のレーザ光に対して高反射であり、かつ、
第3のレーザ光に対して低反射である。よって、第2の
レーザ光を反射させ、第3のレーザ光を透過させる。
【0026】第2の干渉フィルタ2aと同じ第2の干渉
フィルタ2bに、第2の干渉フィルタ2aをわずかに透
過してしまった第2のレーザ光を反射させ、該第2のレ
ーザ光をトラップ22に吸収させている。この第2の干
渉フィルタ2bを配置することによって、該第2の干渉
フィルタ2bを透過する光には、該第2のレーザ光はほ
とんど含まれない。
【0027】第3の干渉フィルタは、入射角45°にお
いて第2のレーザ光に対して高反射であり、かつ、第1
のレーザ光および第3のレーザ光に対して低反射であ
る。よって、第2のレーザ光を反射させてトラップ23
に吸収させ、第1のレーザ光および第3のレーザ光を透
過させる。該第2のレーザ光をトラップ23に吸収させ
ている。
【0028】第1の色ガラスフィルタは、第3のレーザ
光を吸収して該第1の色ガラスフィルタの表面反射をト
ラップ24に吸収させ、かつ、第1のレーザ光を透過す
る。
【0029】第2の色ガラスフィルタは、第3のレーザ
光を吸収して該第2の色ガラスフィルタの表面反射をト
ラップ25に吸収させ、かつ、第2のレーザ光を透過す
る。
【0030】なお、第2の干渉フィルタと第3の干渉フ
ィルタは、入射角45゜において第2のレーザ光に対し
て高反射であり、かつ、第1のレーザ光および第3のレ
ーザ光に対して低反射である干渉フィルタを設計すれば
同じものを使用できる。さらに、第1の色ガラスフィル
タと第2の色ガラスフィルタも、長波長透過色ガラスフ
ィルタの透過率が50%になる波長を、たとえば、波長
630nm(SCHOOTT社製:RG630)のよう
に、532nmと910nmの中間付近の波長のものか
ら選択すれば同じものを使用できる。
【0031】本発明の食品検査用分光装置は、以上のよ
うな構成および作用を有しているので、波長が、750
〜950nm、1064nmおよび532nmである3
種のレーザ光を含む光を食品に照射した照射光の反射光
または透過光を非常に優れた分光能力で分光することが
できる。また、本発明の分光装置は、部品点数を少なく
して、共通部品を多く用いることができるので、信頼性
のより高いものとなり、検査コストを低くすることがで
きる。
【0032】
【実施例】図1に示す食品検査用分光装置を作製した。
【0033】まず、入射角45゜において波長910n
mに対して高反射であり、かつ、波長1064nmおよ
び波長532nmに対して低反射である第1の干渉フィ
ルタ1aおよび1bを、次のようにして設計、作製し
た。
【0034】即ち、膜物質には、屈折率が1.97のT
25 と屈折率1.43のSiO2 を用い、基板には
合成石英製平面基板(直径1インチ:厚さ1/4イン
チ)を用いた。
【0035】そして、表1に示す膜構成の干渉フィルタ
を設計した。この干渉フィルタの45゜入射におけるP
偏光およびS偏光の分光反射特性を図5に示す。
【0036】
【表1】
【0037】但し、λ0 は設計中心波長0.85μm
である。
【0038】この第1の干渉フィルタ1aおよび1bの
作製には、電子ビーム真空蒸着装置を用いた。基板温度
を300℃に加熱し、装置内の圧力を5.0×10-6
orrまで排気した。SiO2 の蒸着は蒸着速度を0.
7nm/secとし、Ta25 の蒸着は蒸着速度を
0.2nm/secとした。Ta25 の蒸着時のみ酸
素を装置内に導入し、装置内の圧力を1.0×10-4
orrに保つようにした。そして、蒸着の終了した干渉
フィルタを大気中200℃で15時間アニールした。
【0039】次に、入射角45゜において波長1064
nmに対して高反射であり、かつ、波長910nmと波
長532nmに対して低反射である第2の干渉フィルタ
2a、2bおよび第3の干渉フィルタを設計、作製し
た。
【0040】即ち、膜物質には、屈折率が1.97のT
25 と屈折率1.43のSiO2 を用い、基板には
合成石英製平面基板(直径1インチ:厚さ1/4イン
チ)を用いた。
【0041】そして、表2に示す膜構成の干渉フィルタ
を設計した。この干渉フィルタの45゜入射におけるP
偏光およびS偏光の分光反射特性を図6に示す。
【0042】
【表2】
【0043】但し、λ0 は設計中心波長1.080μ
mである。
【0044】これら第2の干渉フィルタ2a、2bおよ
び第3の干渉フィルタは、前述の第1の干渉フィルタの
作製方法と同様に作製した。
【0045】第1の色ガラスフィルタおよび第2の色ガ
ラスフィルタには、長波長透過色ガラスフィルタの透過
率が50%になる波長が630nmである厚さ3mmの
SCHOOTT社製RG630を選択した。
【0046】なお、第1の干渉フィルタ1a、1b、第
2の干渉フィルタ2a、2bおよび第3の干渉フィルタ
の反対側の基板面ならびに第1の色ガラスフィルタおよ
び第2の色ガラスフィルタの両面に透過させる波長帯域
の反射防止膜を施した。
【0047】最後に、第1の受光素子、第2の受光素子
および第3の受光素子にはSiピンホトダイオードを用
い、作製した上記の干渉フィルタと色ガラスフィルタを
いずれも入射角45゜になるように配置した。
【0048】こうして作製した分光装置を使って分光試
験を行った。即ち、図4に示す照射手段から、波長10
64nmの基本波と波長532nmのSH波と波長91
0nmのレーザ光を含む光をメロンに照射して、その透
過光をこれらレーザ光の高反射、低反射について2種類
の干渉フィルタと1種類の色ガラスフィルタにより分光
し、3つの受光素子に到達するレーザの波長を分光器に
より調べた。この結果、分光後の3つの受光素子に到達
するレーザには他の2波長のレーザが0.1%以下しか
含まれておらず、本発明の分光装置の分光能力は非常に
高性能であることが分かった。
【0049】
【発明の効果】本発明の食品検査用分光装置は、単純な
構成で、かつ、波長が、750〜950nm、1064
nmおよび532nmである3種のレーザ光を含む光を
高精度に分光することができ、食品の糖度、熟度等の品
質検査に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の食品検査用分光装置の概略
図である。
【図2】本発明の実施例で用いた各波長のレーザ光の偏
光方向を示す図である。
【図3】透過光を測定する従来の食品検査装置の概略図
である。
【図4】Nd:YAGレーザのSH波をポンプ光に用い
る波長可変レーザの概略図である。
【図5】本発明の一実施例の食品検査用分光装置に用い
た第1の干渉フィルタ1aおよび1bの45゜入射にお
けるP偏光およびS偏光の分光反射特性である。
【図6】本発明の一実施例の食品検査用分光装置に用い
た第2の干渉フィルタ2a、2bおよび第3の干渉フィ
ルタの45゜入射におけるP偏光およびS偏光の分光反
射特性である。
【符号の説明】
1a、1b 第1の干渉フィルタ 2a、2b 第2の干渉フィルタ 12 レーザ 13 反射鏡 14 果実 15 受光素子 16 Nd:YAGレーザ 17 第2高調波発生素子 18 波長可変レーザ 21、22、23、24、25 トラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長が、各々750〜950nm、10
    64nmまたは532nmである第1のレーザ光、第2
    のレーザ光および第3のレーザ光を含む光を食品に照射
    し、該照射光の反射光または透過光を分光するために、
    該反射光または透過光が所定の角度で入射する第1の干
    渉フィルタと、 第1の干渉フィルタを透過した2種のレーザ光が所定の
    角度で入射する第2の干渉フィルタと、 第1の受光素子と、 該第1の干渉フィルタを反射した3種のレーザ光が所定
    の角度で入射する第3の干渉フィルタと、 該第3の干渉フィルタを透過した2種のレーザ光が所定
    の角度で入射する第1の色ガラスフィルタと、 第2の受光素子と、 該第2の干渉フィルタを反射した2種のレーザ光が所定
    の角度で入射する第2の色ガラスフィルタと、 第3の受光素子とが配置されてなる食品検査用分光装置
    であって、 該第1の干渉フィルタは、該第1のレーザ光に対して高
    反射であり、かつ、第2のレーザ光および第3のレーザ
    光に対して低反射であり、 該第2の干渉フィルタは、該第1の干渉フィルタを透過
    した第2のレーザ光および第3のレーザ光が入射し、第
    2のレーザ光に対して高反射であり、かつ、第3のレー
    ザ光に対して低反射であり、 該第1の受光素子は、該第2の干渉フィルタを透過した
    第3のレーザ光を受光、検出し、 該第3の干渉フィルタは、第2のレーザ光(第3のレー
    ザ光)に対して高反射であり、かつ、第1のレーザ光に
    対して低反射であり、 該第1の色ガラスフィルタは、第3のレーザ光(第2の
    レーザ光)を吸収し、かつ、第1のレーザ光を透過し、 該第2の受光素子は、該第1の色ガラスフィルタを透過
    した第1のレーザ光を受光、検出し、 該第2の色ガラスフィルタは、第3のレーザ光を吸収
    し、かつ、第2のレーザ光を透過し、 該第3の受光素子は、該第2の色ガラスフィルタを透過
    した第2のレーザ光を受光、検出するものである食品検
    査用分光装置。
  2. 【請求項2】 第1の干渉フィルタ、第2の干渉フィル
    タおよび第3の干渉フィルタのうちの少なくとも1つ
    は、入射するレーザ光の偏光方向により偏光角が変えら
    れる請求項1に記載の食品検査用分光装置。
  3. 【請求項3】 第1の干渉フィルタ、第2の干渉フィル
    タおよび第3の干渉フィルタのうちの少なくとも1つ
    は、2枚以上配置された請求項1または2に記載の食品
    検査用分光装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019009209A1 (ja) * 2017-07-04 2019-01-10 国立大学法人九州大学 光測定装置、導光部材及び光測定方法
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