JPH0854183A - 多段式茶葉乾燥機 - Google Patents
多段式茶葉乾燥機Info
- Publication number
- JPH0854183A JPH0854183A JP20913494A JP20913494A JPH0854183A JP H0854183 A JPH0854183 A JP H0854183A JP 20913494 A JP20913494 A JP 20913494A JP 20913494 A JP20913494 A JP 20913494A JP H0854183 A JPH0854183 A JP H0854183A
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- JP
- Japan
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- dryer
- drying
- drying chamber
- tea
- tea leaves
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 茶葉の乾燥効果が高く、しかも充分な火入れ
効果も得られる茶葉乾燥機を提供する。 【構成】 茶葉乾燥機の乾燥室を二又はそれ以上に区画
し、夫々の乾燥室に材料茶葉の投入ホッパや取出口、多
段式コンベヤ、熱風発生機等を備えて小形の乾燥機と
し、夫々の乾燥機が独立に、独立の処理条件で作動する
ように構成して、一又はそれ以上の乾燥機を選択して使
用することが出来るようにすると共に、一の乾燥機で乾
燥処理された茶葉を直ちに他の乾燥機に移し入れて、こ
れを外見上連続的に乾燥処理をすることが出来るように
構成した。
効果も得られる茶葉乾燥機を提供する。 【構成】 茶葉乾燥機の乾燥室を二又はそれ以上に区画
し、夫々の乾燥室に材料茶葉の投入ホッパや取出口、多
段式コンベヤ、熱風発生機等を備えて小形の乾燥機と
し、夫々の乾燥機が独立に、独立の処理条件で作動する
ように構成して、一又はそれ以上の乾燥機を選択して使
用することが出来るようにすると共に、一の乾燥機で乾
燥処理された茶葉を直ちに他の乾燥機に移し入れて、こ
れを外見上連続的に乾燥処理をすることが出来るように
構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多段式茶用乾燥機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】緑茶や紅茶等の製茶工場には、蒸熱処理
装置や揉捻処理装置等の製茶装置の他に多段式熱風乾燥
機が備えられていて、茶園から摘採した新鮮な生茶葉に
蒸熱処理、揉捻処理等の製茶処理を加えた後、これに乾
燥処理を加えて荒茶にまで加工する。この荒茶は、所望
の期間保管された後、乾燥、火入れ、篩分、風選、合組
等の仕上げ処理が加えられて最終製品となる。茶葉乾燥
機には乾燥効果と火入れ効果があって、上記した製茶処
理と仕上げ処理においては、茶葉は乾燥処理を加えられ
ることにより含有水分が減少すると共に、茶の味や香が
強まり、殊に、茶に特有の香ばしさが賦加される。
装置や揉捻処理装置等の製茶装置の他に多段式熱風乾燥
機が備えられていて、茶園から摘採した新鮮な生茶葉に
蒸熱処理、揉捻処理等の製茶処理を加えた後、これに乾
燥処理を加えて荒茶にまで加工する。この荒茶は、所望
の期間保管された後、乾燥、火入れ、篩分、風選、合組
等の仕上げ処理が加えられて最終製品となる。茶葉乾燥
機には乾燥効果と火入れ効果があって、上記した製茶処
理と仕上げ処理においては、茶葉は乾燥処理を加えられ
ることにより含有水分が減少すると共に、茶の味や香が
強まり、殊に、茶に特有の香ばしさが賦加される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】乾燥機内では、茶葉
は、初期段階は含有水分量が多いので、熱風は水分を蒸
発させる熱源として作用し、茶葉に含有される水分は次
第に減少する。そして、乾燥が進み含有水分が減少する
に従って水分の蒸発速度が低くなり、蒸発潜熱が少なく
なるので、茶葉の温度が次第に上昇し、やがて、水分の
含有量が一定以下になると、茶葉は温度が100 ℃を越え
るようになる。従ってこの段階では、熱風は茶葉を加熱
する熱源として作用し、茶葉の温度は、次第に熱風の温
度に近くなる。茶葉を乾燥するに当たっては、茶葉の含
有水分量が多い段階で熱風の温度を高くすると、茶葉は
煮られる状態となり、味や香りが失われる。又、含有水
分量が少なくなった段階で熱風の温度が低いと、茶葉は
味や香りの薄い、生臭いものとなる。このようなことか
ら従来は、乾燥室に湿度の高い熱風を送り込むことによ
り水分の蒸発能力を高めるようにした乾燥機や、コンベ
ヤの上に赤外線ヒータを取り付けて、茶葉の火入れ効果
を高めるようにした乾燥機が試みられた。ところが従来
の乾燥機は、初期段階から最終段階までの乾燥を一気に
行うようになっていたので、前者の方式の乾燥機では火
入れ効果が充分に得られず、後者の方式の乾燥機では初
期段階の乾燥効果が充分に得られないため、何れも味や
香りの高い茶を作ることが出来なかったのである。本発
明は、茶葉の乾燥効果が高く、しかも充分な火入れ効果
も得られる茶葉乾燥機を提供することを目的としてい
る。
は、初期段階は含有水分量が多いので、熱風は水分を蒸
発させる熱源として作用し、茶葉に含有される水分は次
第に減少する。そして、乾燥が進み含有水分が減少する
に従って水分の蒸発速度が低くなり、蒸発潜熱が少なく
なるので、茶葉の温度が次第に上昇し、やがて、水分の
含有量が一定以下になると、茶葉は温度が100 ℃を越え
るようになる。従ってこの段階では、熱風は茶葉を加熱
する熱源として作用し、茶葉の温度は、次第に熱風の温
度に近くなる。茶葉を乾燥するに当たっては、茶葉の含
有水分量が多い段階で熱風の温度を高くすると、茶葉は
煮られる状態となり、味や香りが失われる。又、含有水
分量が少なくなった段階で熱風の温度が低いと、茶葉は
味や香りの薄い、生臭いものとなる。このようなことか
ら従来は、乾燥室に湿度の高い熱風を送り込むことによ
り水分の蒸発能力を高めるようにした乾燥機や、コンベ
ヤの上に赤外線ヒータを取り付けて、茶葉の火入れ効果
を高めるようにした乾燥機が試みられた。ところが従来
の乾燥機は、初期段階から最終段階までの乾燥を一気に
行うようになっていたので、前者の方式の乾燥機では火
入れ効果が充分に得られず、後者の方式の乾燥機では初
期段階の乾燥効果が充分に得られないため、何れも味や
香りの高い茶を作ることが出来なかったのである。本発
明は、茶葉の乾燥効果が高く、しかも充分な火入れ効果
も得られる茶葉乾燥機を提供することを目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、茶葉乾燥機の
乾燥室を二又はそれ以上に区画し、夫々の乾燥室に材料
茶葉の投入ホッパや取出口、多段式コンベヤ、熱風発生
機等を備えて小形の乾燥機とし、夫々の乾燥機が独立
に、独立の処理条件で作動するように構成して、一又は
それ以上の乾燥機を選択して使用することが出来るよう
にすると共に、一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を直ち
に他の乾燥機に移し入れて、これを外見上連続的に乾燥
処理をすることが出来るように構成した手段により、上
記した目的を達成している。
乾燥室を二又はそれ以上に区画し、夫々の乾燥室に材料
茶葉の投入ホッパや取出口、多段式コンベヤ、熱風発生
機等を備えて小形の乾燥機とし、夫々の乾燥機が独立
に、独立の処理条件で作動するように構成して、一又は
それ以上の乾燥機を選択して使用することが出来るよう
にすると共に、一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を直ち
に他の乾燥機に移し入れて、これを外見上連続的に乾燥
処理をすることが出来るように構成した手段により、上
記した目的を達成している。
【０００５】
【作用】本発明は、夫々の乾燥機が独立に、独立の処理
条件で作動するようにしたことにより、所望の処理条件
に調製した一又はそれ以上の乾燥機を選択して使用する
ことが出来る。一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を直ち
に他の乾燥機に移し入れることにより、外見上茶葉は、
乾燥が進むにしたがってその乾燥度に適合した条件で乾
燥処理される。
条件で作動するようにしたことにより、所望の処理条件
に調製した一又はそれ以上の乾燥機を選択して使用する
ことが出来る。一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を直ち
に他の乾燥機に移し入れることにより、外見上茶葉は、
乾燥が進むにしたがってその乾燥度に適合した条件で乾
燥処理される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る多段式茶葉乾燥機を図示
の実施例に基づいて具体的に説明する。この実施例では
多段式茶葉乾燥機は、揉捻処理を加えた水分含有量の多
い茶葉を仕上げ茶の段階にまで処理することの出来るよ
うにしたものであり、魁乾燥機と殿乾燥機の二つの乾燥
機から成り、両者は一つの乾燥室を仕切り壁１により区
画して形成されている。先ず、魁乾燥機について説明す
る。この乾燥機は、通常のこの種の多段式茶葉乾燥機と
殆んど同様の構成であって、符号２は乾燥室、３は熱風
発生機である。乾燥室２内には数段のトレーコンベヤ４
が設けられており、最上段のトレーコンベヤ4aの始端部
の上には材料茶葉を定量的に投入するグレーディングホ
ッパ21が設けられ、最下段のトレーコンベヤ4dの末端部
の下には処理された茶葉を取り出すための取出口22が形
成されている。乾燥室２の底面23に沿ってスイーパ５が
設けられていて、トレーコンベヤから零れ落ちた茶葉を
取出口22に向けて掃き落とすようになっていると共に、
適所に熱風送込口25が形成されていて、熱風発生機３で
生成した熱風をここから乾燥室２に吹き入れるようにな
っている。又、乾燥室２の上面には排気口24が形成され
ていて、乾燥室２内でトレーコンベヤ4a〜4dに載せられ
た茶葉と熱交換した熱風をここから機外へ排気するよう
になっている。尚、この実施例ではトレーコンベヤ４
は、往路と復路を利用するもので、一定の幅のトレーを
左右一対のチェーンに回動自在に取り付けて全体として
無端帯状にしたものであって、往路では夫々のトレー
は、コンベヤの末端付近の一定の位置に達すると垂下し
て、これに載せられた茶葉を復路のトレーに落とし、復
路では夫々のトレーは、コンベヤの始端部の一定の位置
に達すると垂下して、茶葉を下位のコンベヤの上に落と
すようになっている。スイーパ５は、左右一対のチェー
ン51に適当な間隔でブラシ52が取り付けられていて、乾
燥室２の底面23上に落ちた粉茶等を取出口22に向けて掃
き寄せるようになっている。熱風発生機３は、ガスバー
ナ31と燃焼室32とからなり、空気を燃焼室32に送り込む
と共に、これにガスバーナ31の火炎を吹き込んでこの空
気を加熱して、乾燥室２に送り込むことにより、乾燥室
２には空気に含まれていた水分とガスの燃焼によって生
じる水分とを含む熱風を吹きれるようになっている。
尚、この実施例では殿乾燥機の排気口64と魁乾燥機の熱
風発生機３の燃焼室32の空気の送り込み口33との間を送
気ダクト34で結んで、殿乾燥機から排出される高温、高
湿の熱風の全部、又は一部を新たな空気に混合して魁乾
燥機の熱風発生機３に送り込むことにより、水分の含有
量を適度に高めた熱風を乾燥室２に送り込むことが出来
るようにしてある。又、図示はしないが、魁乾燥機で乾
燥処理された茶葉は、取出口22から取り出すようになっ
ていると共に、この茶葉を直ちに殿乾燥機のホッパ61に
送り込むことが出来るようにも構成されている。続いて
殿乾燥機について説明する。この乾燥機も上記した魁乾
燥機と同じく、通常のこの種の多段式茶葉乾燥機と殆ん
ど同様の構成であって、符号６は乾燥室、７は熱風発生
機である。乾燥室６内には数段のトレーコンベヤ８が設
けられており、最上段のトレーコンベヤ8aの始端部の上
には材料茶葉を定量的に投入するホッパ61が設けられ、
最下段のトレーコンベヤ8dの末端部の下には処理された
茶葉を取り出すための取出口62が形成されている。乾燥
室６の底面63に沿ってスイーパ９が設けられていて、ト
レーコンベヤから零れ落ちた茶葉を取出口62に向けて掃
き落とすようになっていると共に、適所に熱風送込口65
が形成されていて、熱風発生機７で生成した熱風をここ
から乾燥室６に吹き入れるようになっている。又、乾燥
室６の上面には排気口64が形成されていて、乾燥室６内
でトレーコンベヤ8a〜8dに載せられた茶葉と熱交換した
熱風をここから機外へ排出するようになっている。熱風
発生機７は、オイルバーナ71と熱交換機72とからなり、
空気を熱交換機72に送り込むんでこの中を通過させると
共に、これにオイルバーナ71の火炎を当てゝ、ここで空
気を間接的に加熱して、乾燥室６に送り込むことによ
り、乾燥室６にはクリーンな熱風を吹き入れるようにな
っている。
の実施例に基づいて具体的に説明する。この実施例では
多段式茶葉乾燥機は、揉捻処理を加えた水分含有量の多
い茶葉を仕上げ茶の段階にまで処理することの出来るよ
うにしたものであり、魁乾燥機と殿乾燥機の二つの乾燥
機から成り、両者は一つの乾燥室を仕切り壁１により区
画して形成されている。先ず、魁乾燥機について説明す
る。この乾燥機は、通常のこの種の多段式茶葉乾燥機と
殆んど同様の構成であって、符号２は乾燥室、３は熱風
発生機である。乾燥室２内には数段のトレーコンベヤ４
が設けられており、最上段のトレーコンベヤ4aの始端部
の上には材料茶葉を定量的に投入するグレーディングホ
ッパ21が設けられ、最下段のトレーコンベヤ4dの末端部
の下には処理された茶葉を取り出すための取出口22が形
成されている。乾燥室２の底面23に沿ってスイーパ５が
設けられていて、トレーコンベヤから零れ落ちた茶葉を
取出口22に向けて掃き落とすようになっていると共に、
適所に熱風送込口25が形成されていて、熱風発生機３で
生成した熱風をここから乾燥室２に吹き入れるようにな
っている。又、乾燥室２の上面には排気口24が形成され
ていて、乾燥室２内でトレーコンベヤ4a〜4dに載せられ
た茶葉と熱交換した熱風をここから機外へ排気するよう
になっている。尚、この実施例ではトレーコンベヤ４
は、往路と復路を利用するもので、一定の幅のトレーを
左右一対のチェーンに回動自在に取り付けて全体として
無端帯状にしたものであって、往路では夫々のトレー
は、コンベヤの末端付近の一定の位置に達すると垂下し
て、これに載せられた茶葉を復路のトレーに落とし、復
路では夫々のトレーは、コンベヤの始端部の一定の位置
に達すると垂下して、茶葉を下位のコンベヤの上に落と
すようになっている。スイーパ５は、左右一対のチェー
ン51に適当な間隔でブラシ52が取り付けられていて、乾
燥室２の底面23上に落ちた粉茶等を取出口22に向けて掃
き寄せるようになっている。熱風発生機３は、ガスバー
ナ31と燃焼室32とからなり、空気を燃焼室32に送り込む
と共に、これにガスバーナ31の火炎を吹き込んでこの空
気を加熱して、乾燥室２に送り込むことにより、乾燥室
２には空気に含まれていた水分とガスの燃焼によって生
じる水分とを含む熱風を吹きれるようになっている。
尚、この実施例では殿乾燥機の排気口64と魁乾燥機の熱
風発生機３の燃焼室32の空気の送り込み口33との間を送
気ダクト34で結んで、殿乾燥機から排出される高温、高
湿の熱風の全部、又は一部を新たな空気に混合して魁乾
燥機の熱風発生機３に送り込むことにより、水分の含有
量を適度に高めた熱風を乾燥室２に送り込むことが出来
るようにしてある。又、図示はしないが、魁乾燥機で乾
燥処理された茶葉は、取出口22から取り出すようになっ
ていると共に、この茶葉を直ちに殿乾燥機のホッパ61に
送り込むことが出来るようにも構成されている。続いて
殿乾燥機について説明する。この乾燥機も上記した魁乾
燥機と同じく、通常のこの種の多段式茶葉乾燥機と殆ん
ど同様の構成であって、符号６は乾燥室、７は熱風発生
機である。乾燥室６内には数段のトレーコンベヤ８が設
けられており、最上段のトレーコンベヤ8aの始端部の上
には材料茶葉を定量的に投入するホッパ61が設けられ、
最下段のトレーコンベヤ8dの末端部の下には処理された
茶葉を取り出すための取出口62が形成されている。乾燥
室６の底面63に沿ってスイーパ９が設けられていて、ト
レーコンベヤから零れ落ちた茶葉を取出口62に向けて掃
き落とすようになっていると共に、適所に熱風送込口65
が形成されていて、熱風発生機７で生成した熱風をここ
から乾燥室６に吹き入れるようになっている。又、乾燥
室６の上面には排気口64が形成されていて、乾燥室６内
でトレーコンベヤ8a〜8dに載せられた茶葉と熱交換した
熱風をここから機外へ排出するようになっている。熱風
発生機７は、オイルバーナ71と熱交換機72とからなり、
空気を熱交換機72に送り込むんでこの中を通過させると
共に、これにオイルバーナ71の火炎を当てゝ、ここで空
気を間接的に加熱して、乾燥室６に送り込むことによ
り、乾燥室６にはクリーンな熱風を吹き入れるようにな
っている。
【０００７】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、茶葉乾燥
機の乾燥室を二又はそれ以上に区画し、夫々の乾燥室に
材料茶葉の投入ホッパや取出口、多段式コンベヤ、熱風
発生機等を備えて小形の乾燥機としたものであり、殊
に、夫々の乾燥機が独立に、独立の条件で作動するよう
にしたので、茶葉を適正な条件で乾燥処理することが出
来し、茶葉の乾燥条件に適した乾燥機を選んで使用する
ことにより、一層適正な条件で茶葉を乾燥処理すること
が出来る。しかも、一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を
直ちに他の乾燥機に移し入れることが出来るようにした
ので、外見上連続的に乾燥処理されることゝなると共
に、茶葉の乾燥度合いに応じて、夫々に適した条件で乾
燥処理をすることが出来るので、品位の高い製品を得る
ことが出来る利点がある。夫々の乾燥機は、仕切り壁に
より区画されており、この壁面が外気に接していないの
で、この壁面からの熱の放逸が無い。又、一の乾燥機か
ら排出される熱風を他の乾燥機の熱源の一部として利用
することも出来るので、それだけ燃料を節約することが
出来ると云う利点もある。
機の乾燥室を二又はそれ以上に区画し、夫々の乾燥室に
材料茶葉の投入ホッパや取出口、多段式コンベヤ、熱風
発生機等を備えて小形の乾燥機としたものであり、殊
に、夫々の乾燥機が独立に、独立の条件で作動するよう
にしたので、茶葉を適正な条件で乾燥処理することが出
来し、茶葉の乾燥条件に適した乾燥機を選んで使用する
ことにより、一層適正な条件で茶葉を乾燥処理すること
が出来る。しかも、一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を
直ちに他の乾燥機に移し入れることが出来るようにした
ので、外見上連続的に乾燥処理されることゝなると共
に、茶葉の乾燥度合いに応じて、夫々に適した条件で乾
燥処理をすることが出来るので、品位の高い製品を得る
ことが出来る利点がある。夫々の乾燥機は、仕切り壁に
より区画されており、この壁面が外気に接していないの
で、この壁面からの熱の放逸が無い。又、一の乾燥機か
ら排出される熱風を他の乾燥機の熱源の一部として利用
することも出来るので、それだけ燃料を節約することが
出来ると云う利点もある。
【図１】本発明に係る多段式茶葉乾燥機の一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
１ 仕切り壁 ２ 乾燥室 ３ 熱風発生機 ４ トレーコンベヤ ５ スイーパ 21 グレーディングホッパ 22 取出口 23 底面 24 排気口 25 熱風送込口 31 ガスバーナ 32 燃焼室 33 送り込み口 34 送気ダクト 51 チェーン 52 ブラシ ６ 乾燥室 ７ 熱風発生機 ８ トレーコンベヤ ９ スイーパ 61 ホッパ 62 取出口 63 底面 64 排気口 65 熱風送込口 71 オイルバーナ 72 熱交換機
Claims (1)
- 【請求項１】 茶葉乾燥機の乾燥室を二又はそれ以上に
区画し、夫々の乾燥室に材料茶葉の投入ホッパや取出
口、多段式コンベヤ、熱風発生機等を備えて小形の乾燥
機とし、夫々の乾燥機が独立に、独立の条件で作動する
と共に、一の乾燥機で乾燥処理された茶葉を直ちに他の
乾燥機に移し入れて、これを外見上連続的に乾燥処理を
することが出来るように構成したことを特徴とする多段
式茶葉乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20913494A JPH0854183A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 多段式茶葉乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20913494A JPH0854183A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 多段式茶葉乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854183A true JPH0854183A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16567861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20913494A Pending JPH0854183A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 多段式茶葉乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854183A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013223441A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Fukujuen:Kk | 碾茶炉、荒茶製造方法、及び、荒茶 |
| JP2017079689A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社寺田製作所 | 碾茶乾燥炉 |
| CN107006877A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-04 | 绥阳县吉帮昌盛金银花农业科技有限公司 | 一种金银花杀青机 |
| JP2018191544A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 株式会社寺田製作所 | 碾茶炉 |
| CN112919018A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-08 | 张美如 | 一种改进型茶叶烘干复式萎凋装置 |
| CN114009528A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-02-08 | 农园(恩施)农业发展有限公司 | 一种便于输送的茶叶烘干设备 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP20913494A patent/JPH0854183A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013223441A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Fukujuen:Kk | 碾茶炉、荒茶製造方法、及び、荒茶 |
| JP2017079689A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社寺田製作所 | 碾茶乾燥炉 |
| JP2018191544A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 株式会社寺田製作所 | 碾茶炉 |
| CN107006877A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-04 | 绥阳县吉帮昌盛金银花农业科技有限公司 | 一种金银花杀青机 |
| CN112919018A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-08 | 张美如 | 一种改进型茶叶烘干复式萎凋装置 |
| CN112919018B (zh) * | 2021-04-13 | 2024-05-28 | 张美如 | 一种改进型茶叶烘干复式萎凋装置 |
| CN114009528A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-02-08 | 农园(恩施)农业发展有限公司 | 一种便于输送的茶叶烘干设备 |
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