JPH085339A - 膜厚計測装置 - Google Patents

膜厚計測装置

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JPH085339A
JPH085339A JP14057194A JP14057194A JPH085339A JP H085339 A JPH085339 A JP H085339A JP 14057194 A JP14057194 A JP 14057194A JP 14057194 A JP14057194 A JP 14057194A JP H085339 A JPH085339 A JP H085339A
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JP14057194A
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Kazuhiro Nishida
和弘 西田
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膜厚計測装置の計測再現性の向上をはかる。 【構成】 レーザ発振器1から放射されるレーザ光をレ
ンズ7によって焦光させて対象物8の表面aおよび該表
面に形成された膜11の表面bに照射し、その各々の反
射光を第1、第2の光電子増倍管55、56によって検
出して膜厚を計測する膜厚計測装置であって、前記レー
ザ光の強度を検出する第3の光電子増倍管80と、第1
の光電子増倍管の出力を第3の光電子増倍管の出力によ
って除算する除算器81と、第2の光電子増倍管の出力
を第3の光電子増倍管の出力によって除算する除算器8
2とを具備し、第1、第2の除算器81、82の各出力
に基づいて膜11の厚さを計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共焦点走査方式レーザ
顕微鏡を用いて薄膜等の厚さを測定するのに用いて好適
な膜厚計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】共焦点走査方式レーザ顕微鏡は、従来よ
り主として半導体集積回路の製造に際してウェハーやマ
スク上に形成されたパターンの幅等の寸法を計測するの
に利用されている。
【0003】共焦点走査方式レーザ顕微鏡の原理図を図
7(a)および図7(b)に示す。図7(a)におい
て、レーザ発振器1から放射されたレーザ光2aはミラ
ー3で反射され、レンズ4によって集光されてピンホー
ル5に通される。ピンホール5を通過したレーザ光2a
は、ビームスプリッタ6を透過して対物レンズ7で収束
されて、試料(ウェハーやマスクあるいはレチクル)8
に照射される。試料8の表面で反射された反射光2b
は、前記ビームスプリッタ6で反射されて、ピンホール
9を通過して光電子増倍管10によって光電変換され、
電気信号として検出される。
【0004】このようなレーザ顕微鏡で寸法測定を行な
う時は、レーザ光2aの焦点Fの位置を図7(a)のよ
うに膜11と膜11との間の面(または膜11の表面)
の位置に合わせて固定する。そして、スキャンコントロ
ーラ12により試料8を高周波でX軸方向にスキャンさ
せながら、図示しないXYステージでY軸方向にゆっく
りと移動させる。このとき、図7(a)のようにビーム
スポットが膜11と膜11との間の面を通過している時
は反射光2bはすべてピンホール9を通過するので、光
電子増倍管10の出力は最も高くなる。これに対し、図
7(b)のようにビームスポットが膜11の表面を通過
している時は、反射光2bはピンホール9の位置でフォ
ーカスせず、その大部分がそのピンホール9により遮ら
れるので光電子増倍管10の出力は最も低くなる。した
がって、スキャンコントローラ12によるスキャンに同
期して光電子増倍管10の出力に応じた輝度をテレビモ
ニタ13上に順次描いていくことにより、膜11の拡大
画像14がテレビモニタ13に映し出され、その拡大画
像14に基づいて膜11の幅寸法の自動計測等を高精度
で行なうことが可能となる。
【0005】以上の原理を用いた共焦点走査方式レーザ
顕微鏡の具体例を図8を参照して説明する。図8は、米
国Siscan−Systems社の製品である共焦点
走査方式レーザ顕微鏡(商品名Siscan−IIA)の
装置構成図であって、これは、信号ケーブル15で相互
に接続された光学モジュール16とワークステーション
17により構成されている。
【0006】光学モジュール16は、エアサスペンショ
ン18で支持された基台19上にXYステージ20が取
り付けられ、さらにその上部にスキャナー21が設置さ
れている。試料はスキャナー21上に真空吸着によりチ
ャックされて保持されるようになっている。スキャナー
21の上方にはフォーカス装置22が配置され、レーザ
ーヘッド23から放射されるレーザ光を対物レンズ7で
収束してスキャナー21上の試料に照射する。そして、
レーザーヘッド23内には前記図7(a)および図7
(b)に示した光学系が収容されている。また、レーザ
ヘッド23に隣接して、試料のレーザ照射位置付近の画
像を撮影するためのズームレンズ付テレビカメラ24が
下方に向けて配設されている。さらに、基台19の下方
には、電気回路シャーシ25、試料をチャックするため
の真空機器等の各種インジケータ26、レーザ用電源2
7や、試料をハンドリングしてスキャナー21上にセッ
トするとともに、そこから取り外すためのロボットの制
御装置等が設けられている。
【0007】一方、ワークステーション17には、操作
盤(キーボード)28、テレビモニタ13、プリンタ2
9、CPUを含む制御装置30が備えられ、前記光学モ
ジュール16をこのワークステーション17から操作で
きるようになっていると共に、テレビモニタ13には、
レーザ光による観測画像とテレビカメラ24による撮影
画像、および操作に必要なメニューなどが表示されるよ
うになっている。
【0008】次に、図8の共焦点走査方式レーザ顕微鏡
のシステム構成を図9に示す。試料8は、ウェハー・ハ
ンドリング・ロボット31によりスキャナー21上に搬
送されてチャックされている。レーザ発振器1から放射
されたレーザ光2aは、前記光学モジュール16を介し
て対物レンズ7から試料8に照射される。そして、その
反射光2bは光電子増倍管10によって光電変換され、
電気信号として検出される。
【0009】ワークステーション17のコンピュータ・
システム30はバス32を介して各部を制御する。すな
わち、ウェハーハンドラー制御部33はウェハー・ハン
ドリング・ロボット31を駆動して、試料8の搬出、搬
入を行なう。また、XYステージモータ制御部34は、
XYステージ20を駆動して、試料8の所望の被検査箇
所をレーザ光2aのスキャン範囲として位置決めを行な
う。また、Z軸フォーカス制御部35は、対物レンズ7
を上下方向に動かすことにより、試料8上のパターンの
下または上に焦点を合わせる。そして、焦点があったら
対物レンズ7の高さをそこに固定する。
【0010】スキャン制御および同期回路36は、スキ
ャン制御としてスキャン用波形の読み出しや同期制御を
行なうものである。ライン・スキャン波形メモリ37
は、サイン波等のスキャン用波形を記憶しており、スキ
ャン制御および同期回路36からの指令により、記憶し
ているスキャン波形を高速(たとえば2kHz)で読み
出す。読み出されたスキャン波形は、D/Aコンバータ
38でアナログ波形に変換され、アンプ39aを介して
スキャナー21のアクチュエータ(ボイス・コイル・モ
ータ、圧電素子等)をX軸方向に駆動し、レーザ光2a
照射位置をスキャニングする。スキャニング速度は速度
フィードバックにより規定速度に保持されている。
【0011】前記光電子増倍管10の出力は、アンプ3
9bを介してA/Dコンバータ40でディジタル信号に
変換される。ピクセルタイミングおよび同期回路41
は、各走査で連続して得られる光電子増倍管10の検出
情報とX軸上の位置との対応関係を取るものであって、
A/Dコンバータ40から順次出力されるデータに対
し、1走査ライン上のアドレスを与えてライン・スキャ
ン・ピクセル・メモリ42に取り込む。なお、ライン・
スキャン歪みメモリ43は、スキャン用波形と実際のス
キャナー21の動きのずれ等を補正して、正確なパター
ンがライン・スキャン・ピクセル・メモリ42に取り込
まれるようにするものである。
【0012】試料8のスキャニングは、XYステージ2
0のY軸を一定速度でゆっくり動かしながら行なわれ、
このとき、各スキャン毎にライン・スキャン・ピクセル
・メモリ42の内容がビデオ・ディスプレイ・メモリ4
4に順次取り込まれていき、これによってXY平面上の
所望の範囲のパターン画像がテレビモニタ13上のイメ
ージモニタ45の表示領域に表示される。また、テレビ
モニタ13上のグラフィックモニタ46の表示領域に
は、イメージモニタ45上においてカーソルで指示した
Y軸位置のX軸方向の光電子増倍管10の検出波形が表
示される。パターン幅の計測では、イメージモニタ45
上においてカーソルで指示した範囲について、ビデオ・
ディスプレイ・メモリ44に記憶されているパターンの
ピクセル数をカウントし、カーソル内のY軸方向各位置
のカウント値を平均した値を自動演算し、その結果が数
値としてテレビモニタ13上に表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体製造
工程においては、ウェハーやマスクに形成された膜の幅
寸法を計測するというような平面的な寸法の測定が要求
されるとともに、ウェハーやマスクに形成された膜の厚
さの測定が要求される場合が多くある。しかしながら、
従来のレーザ顕微鏡は、前述したように平面的な寸法の
測定に用いることはできても、厚さ方向の寸法を測定す
ることはできなかった。
【0014】そこで、本願発明者らは、前記レーザ顕微
鏡を用いて厚さを計測する方法を考案した。前述したよ
うに、平面的な寸法の計測においては、Z軸のフォーカ
ス位置を固定して計測対象物をX、Y軸方向にスキャン
させていたのに対して、その厚さ計測方法は、厚さが測
定される計測対象物の上面および下面の2つの表面を通
過するようにフォーカス軸を移動させて、レーザ光の反
射強度が最大となる位置、いわゆるピーク位置を各表面
について求め、その差から前記計測対象物の厚さを求め
ようとするものである。
【0015】ところが、たとえばマスクのガラス基板上
に形成されたクロムパターンの厚さを計測する場合、前
記2つの表面は上面側がクロム面、下面側がガラス面と
なり、レーザ光に対して高反射率を有するクロムと、高
透過率を有するガラスとでは、レーザ光の反射率が大き
く異なるために、反射強度を検出する光電子増倍管をど
ちらの面からの反射光にも適切な感度に設定することは
困難であった。
【0016】したがって、計測の手順としては、例えば
クロム面からの反射光に適切な感度となるように光電子
増倍管を調整するためにフォーカス軸の移動を行い、次
に、フォーカス軸を移動させながらクロム面の反射強度
を測定する。次に、ガラス面からの反射光に対して適正
になるように光電子増倍管の調整をやり直すためにもう
一度フォーカス軸の移動を行い、そして、フォーカス軸
を移動させながらガラス面の反射強度を測定しなければ
ならなかった。
【0017】しかしながら、このようにクロム面とガラ
ス面について各々の反射強度を求める間に、フォーカス
軸を一度移動させることによって、フォーカス軸を移動
させるためのメカニズムの位置再現精度がばらつく影響
を受けて、厚さ測定の再現性が低下するという問題があ
った。
【0018】また、一方、レーザ発振器が放射するレー
ザ光は、レーザ発振器の出力変動やノイズにより、その
強度が変動することがある。このために、ウエハーやマ
スクに形成された膜厚を数nmの精度で測定しようとし
た場合、各々の面に関して検出される反射光の強度変化
に対して、このレーザ光の強度変動がノイズ成分となっ
て測定の再現性が低下するという問題がある。
【0019】本発明は、前記の課題を解決するためにな
されたものであって、膜厚計測の再現精度を低下させる
ことなく膜厚を測定することのできる膜厚計測装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の膜厚計測
装置は、前記の問題点を解決するために、対象物の表面
および該表面に形成された膜にレーザ光を照射し、その
結果得られる反射光の強度を検出することにより前記膜
の厚さを計測する膜厚計測装置であって、レーザ光を放
射するレーザ発振器と、前記対象物の表面aおよび該表
面に形成された膜の表面bの各々についてレーザ光を焦
光させるレンズと、前記aおよびbについて各々検出す
る第1の光電子増倍管と、前記レーザ光の強度を検出す
る第2の光電子増倍管と、前記第1の光電子増倍管の出
力を前記第2の光電子増倍管の出力によって除算する除
算器とを具備し、前記aおよびbの各々に対応した前記
除算器の各出力に基づいて、前記膜の厚さを計測するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項2記載の膜厚計測装置は、前記の問
題点を解決するために、対象物の表面および該表面に形
成された膜にレーザ光を照射し、その結果得られる反射
光の強度を検出することにより前記膜の厚さを計測する
膜厚計測装置であって、レーザ光を放射するレーザ発振
器と、前記対象物の表面aまたは該表面に形成された膜
の表面bの各々についてレーザ光を焦光させるレンズ
と、前記aについて反射光の強度を検出する第1の光電
子増倍管と、前記bについて反射光の強度を検出する第
2の光電子増倍管と、前記レーザ光の強度を検出する第
3の光電子増倍管と、前記第1の光電子増倍管の出力を
前記第3の光電子増倍管の出力によって除算する第1の
除算器と、前記第2の光電子増倍管の出力を前記第3の
光電子増倍管の出力によって除算する第2の除算器とを
具備し、前記aに対応した前記第1の除算器の出力およ
び前記bに対応した前記第2の出力に基づいて、前記膜
の厚さを計測することを特徴とする。
【0022】
【作用】請求項1記載の膜厚計測装置によれば、対象物
の表面aと該対象物の表面に形成された膜の表面bに関
する情報を検出する第1の光電子増倍管の出力を第2の
光電子増倍管の出力によって除算し、第1の光電子増倍
管の出力に含まれるノイズ成分が除去される。
【0023】請求項2記載の膜厚計測装置によれば、レ
ーザ光の反射率が対象物の表面aと該対象物の表面に形
成された膜の表面bとで大きく異なっている場合におい
ても、対象物の表面aと該対象物の表面に形成された膜
の表面bに関する情報を各々検出する第1、第2の光電
子増倍管の出力に含まれるノイズ成分が除去される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。なお、本実施例の膜厚計測装置は、前述
した従来の共焦点走査方式レーザ顕微鏡を基本として、
その本体に後述する1/4波長板、およびビームスプリ
ッタを付加し、3つの光電子増倍管を備えた構成のもの
である。
【0025】図1は、本実施例の膜厚計測装置における
光学系を示す図である。図において、符号1はレーザ発
振器、47、48、49、58はターニングミラー、5
0は本体用ビームスプリッタ、51はビームエキスパン
ダ、52はコリメータレンズ、7は対物レンズである。
【0026】また、図2は、本実施例の膜厚計測装置に
おけるノイズキャンセル処理のブロック図である。図に
おいて、81は第1の除算器、82は第2の除算器であ
る。
【0027】以上の各機器の構成は、従来の共焦点走査
方式レーザ顕微鏡におけるものと同様であるが、図1に
示すように、本実施例においては前記各機器が備えられ
た共焦点走査方式レーザ顕微鏡本体70に加えて、1/
4波長板(分離器)53、分離用ビームスプリッタ(分
離器)54、第1、第2の光電子増倍管55、56、お
よび第3の光電子増倍管80が設置されている。前記1
/4波長板53は、本体用ビームスプリッタ50からの
反射光2bの光路上に設置されており、1/4波長板移
動機構57と接続されて光路内外への出し入れが自在と
されている。また、この1/4波長板53の後段には分
離用ビームスプリッタ54が設置されている。そして、
前記分離用ビームスプリッタ54の反射光2cの光路上
には第1の光電子増倍管55が設置され、分離用ビーム
スプリッタ54の透過光2dの光路上にはターニングミ
ラー58を介して第2の光電子増倍管56が設置されて
いる。また、レーザ発振器1から出射されたレーザ光2
aが前記本体用ビームスプリッタ50によって反射され
た反射光2eの光路上には第3の光電子増倍管80が設
置されている。
【0028】前記1/4波長板53は、人工水晶製の複
数の板体が貼り合わされたものであって、その内部にレ
ーザ光を透過させてレーザ光の偏光状態を直線偏光から
円偏光(互いに直交する偏光成分を等しく持つ偏光状
態)に変換させる偏光素子である。なお、1/4波長板
53は、人工水晶製の1枚の板体からなるものでもよ
い。一方、前記分離用ビームスプリッタ54は、直線偏
光のレーザ光に対してはこの全部を反射、または透過
(偏光方向による)させるが、円偏光のレーザ光に対し
てはこの1/2を反射させ残りの1/2を透過させると
いった作用を持つ偏光プリズムである。なお、本実施例
の光学系においては、レーザ発振器1から出射されたレ
ーザ光2aが試料8で反射されて前記1/4波長板53
に入射されるまでの間に、図示しない他の偏光素子を透
過することによって偏光状態が調整され、1/4波長板
53に入射される時点では反射光2bは直線偏光になっ
ている。
【0029】したがって、本実施例を従来のレーザ顕微
鏡として使用するときには、前記1/4波長板53を光
路外に出しておけば反射光2bは直線偏光のまま分離用
ビームスプリッタ54に入射され、ここでレーザ光の全
部が第1の光電子増倍管55に向けて反射されてパター
ン画像を作り出し、パターン幅の計測を行なうことがで
きる。また、本実施例を厚さ計測装置として使用すると
きには、1/4波長板53を光路内に入れておけば反射
光2bは直線偏光から円偏光に変換されて分離用ビーム
スプリッタ54に入射されるので、レーザ光の1/2は
分離用ビームスプリッタ54によって第1の光電子増倍
管55に向けて反射され、残りの1/2は分離用ビーム
スプリッタ54を透過して第2の光電子増倍管56に入
射されて、反射光の反射強度がそれぞれ検出されるよう
になっている。
【0030】また、レーザ光2aは、本体用ビームスプ
リッタ50によって反射されて第3の光電子増倍管80
に入射され、レーザ発振器1の出力変動やノイズによる
強度変動が検出されるようになっている。
【0031】上記第1の電子増倍管55、第2の光電子
増倍管56、および第3の光電子増倍管80の出力信号
は、アンプによって増幅された後、図2に示すようなノ
イズキャンセル処理が施される。第1の除算器81は、
アナログ除算回路によって構成され、第1の電子増倍管
55の出力を第3の光電子増倍管80の出力によって除
算し、この除算した信号をサンプリングしてデジタル信
号に変換するA/Dコンバータに供給する。また、第2
の除算器82も第1の除算器81と同様に構成され、第
2の電子増倍管56の出力を第3の光電子増倍管80の
出力によって除算し、この除算した信号をサンプリング
してデジタル信号に変換するA/Dコンバータに供給す
る。
【0032】ここで、図3を用いて厚さ計測を行なう際
の原理を説明する。ここでは、基板(たとえばマスクや
ウェハー)59上に形成された対象物(たとえばパター
ン)60の厚さdを測定するものとする。図3(a)に
示したように、対象物60上のA位置と対象物60を外
れたB位置とで、対物レンズ7をフォーカス軸方向(Z
軸方向)にそれぞれ移動させる。このとき得られるレー
ザ光の反射強度は図3(b)に示すようになり、Z軸上
のピーク位置がA位置とB位置とで異なる。A位置での
ピーク61は対象物60の表面によるものであり、B位
置でのピーク62は基板59の表面によるものである。
そこで、このピーク位置の差が対象物60の厚さdとし
て求められることになる。
【0033】しかしながら、マスクを試料としてガラス
基板上に形成されたクロムパターンの厚さを測定する場
合などでは、前記A位置、すなわちクロム面上と、前記
B位置、すなわちガラス面上とではレーザ光の反射率が
大きく異なり、クロム面の反射率の方が非常に高いの
で、実際の計測においては、前述した図3(b)のよう
に2つのピーク61、62が同程度の高さで検出できる
わけではなく、たとえば、図3(c)あるいは図3
(d)のようになり、片方のピークしか検出できないこ
とになる。そこで、各計測位置毎の反射率に応じた感度
で検出できるように2つの光電子増倍管が必要となるわ
けである。
【0034】ここで、図2を参照して、上述するように
第1の電子増倍管55の出力および第2の電子増倍管5
6の出力を第3の光電子増倍管80の出力でそれぞれ除
算することによって、試料8の表面に形成された膜の厚
さ情報を示す第1の光電子増倍管55と第2の光電子増
倍管56の各々の出力信号に含まれるノイズ成分が除去
される原理について詳しく説明する。
【0035】いま、第3の光電子増倍管80が出力する
信号をA、第1の光電子増倍管55が出力する信号を
B、第2の光電子増倍管56が出力する信号をC、そし
て第1の除算器81が出力する信号をD、第2の除算器
82が出力する信号をEとする。出力信号Aは、光源で
あるレーザ発振器1の出力するレーザ光2aを直接第3
の光電子増倍管80によって光電変換して得られた信号
であり、レーザ発振器1による強度変動成分を含んでい
る。一方、信号Bおよび信号Cは、レーザ発振器1が出
力したレーザ光2aを試料8に照射し、このレーザ光2
aが試料8の表面に形成された膜の反射率の差によって
強度変化を受けた反射光2bを各々第1の光電子増倍管
55と第2の光電子増倍管56とによって光電変換して
得られた信号である。したがって、信号Bおよび信号C
は、試料8の表面に形成された膜の反射率による強度変
化成分に、光源であるレーザ発振器1の出力変動やノイ
ズによって生じる強度変動成分が重畳された形で含まれ
ている。
【0036】以上のことから、第1の光電子増倍管55
によって得られる試料8の表面に形成された膜の反射率
による強度変化成分をF、また第2の光電子増倍管56
によって得られる試料8の表面に形成された膜による強
度変化成分をGとすると、信号Bは(A×F)また信号
Cは(A×G)として表される。したがって、第1の光
電子増倍管55が出力する信号Bを第3の光電子増倍管
80が出力する信号Aにより除算することによって、第
1の除算器81が出力する信号Dは、 D=(A×F)/A=F として表され、また第2の光電子増倍管56が出力する
信号Cを第3の光電子増倍管80が出力する信号Aによ
り除算することによって、第2の除算器82が出力する
信号Eは、 E=(A×G)/A=G として表される。このようにして、光源であるレーザ発
振器1の出力変動やノイズによって生じる強度変動成分
が除去されて、試料8の表面に形成された膜による強度
変化成分FおよびGのみが出力される。
【0037】次に、前記の計測原理を利用して、厚さ計
測を行なう際の具体的な手法の一例について説明する。
この例における測定対象物は、前記と同様にマスクのガ
ラス基板63上に形成されたクロムパターン64とす
る。図4は、厚さ計測を行なう手順の流れを示したもの
であるが、以下、これに基づいて説明する。
【0038】(1) 試料8における厚さ計測箇所を含
む所定範囲のX、Y2次元の画像を通常のパターン幅測
定時と同様の方法で作成する。この際には、X軸方向に
レーザ光をスキャニングさせつつ、Y軸方向にXYステ
ージ20を定速移動させて1000〜16000倍の倍
率のX、Y2次元の画像を得るようにする。なお、この
時点ではZ軸(フォーカス軸)は一定の位置に固定した
ままにしておくとともに、1/4波長板53は光路外へ
出しておく。
【0039】(2) 図5に示したように、前記X、Y
2次元の画像上に2つのカーソル65、66を表示させ
て、厚さ計測を行なう箇所、すなわちクロムパターン6
4上の所定の箇所(A位置)およびガラス基板63上の
所定の箇所(B位置)をオペレータが指定する。
【0040】(3) XYステージ20を前記指定箇所
に移動させる。この際には、XYステージ制御回路がY
軸を制御して、カーソル65、66で指示されたY軸位
置でレーザ光のX軸方向のスキャンが行なわれるように
XYステージ20の位置決めを行なう。
【0041】(4) 1/4波長板53を光路内に移動
させ、第1の光電子増倍管55、第2の光電子増倍管5
6それぞれにレーザ光が入射されるようにする。
【0042】(5) 第1の光電子増倍管55において
A位置に対するコントラスト調整、すなわちクロムパタ
ーン64からの反射光に対する感度調整を行ない、A位
置からの信号を飽和しない程度に大きくして感度よく検
出できるようにする。この感度調整は、具体的には第1
の光電子増倍管55の入力電圧を調整することにより行
なわれるものであって、たとえば入力電圧を700Vと
設定する。なお、このとき、B位置からの信号に対して
は感度が低くなりすぎて検出が困難になってもよい。
【0043】(6) (5)と同様に、第2の光電子増
倍管56においてB位置に対するコントラスト調整、す
なわちガラス基板63からの反射光に対する感度調整を
行ない、B位置からの信号を飽和しない程度に大きくす
る。ここでは、第2の光電子増倍管56の入力電圧をた
とえば1000Vと設定する。なお、このとき、A位置
からの信号に対しては感度が高くなりすぎて飽和してし
まってもよい。
【0044】(7)第3の光電子増倍管80において本
体用ビームスプリッタ50によって反射される反射光に
対する感度調整を行い、出力信号が飽和しないよう程度
に大きくして、反射光に含まれる振幅変動を感度よく検
出できるようにする。
【0045】(8) Z軸のフォーカス位置をクロム面
の上方の、反射強度のデータ収集を行なう最も高い位置
Zmax まで移動させる。ただし、この説明に用いるフォ
ーカス位置を表わす記号Zは、フォーカスの位置の高さ
を表わすのではなく、フォーカスを移動させるステップ
数を表わすものとする。
【0046】(9)第1の除算器81により、第1の光
電子増倍管55の出力信号を第3の光電子増倍管80の
出力信号で除算し、第1の光電子増倍管55の出力信号
に含まれるレーザ光2aの振幅変動を除去する。また、
第2の除算器82により、第2の光電子増倍管56の出
力信号を第3の光電子増倍管80の出力信号で除算し、
第2の光電子増倍管56の出力信号に含まれるレーザ光
2aの振幅変動を除去する。
【0047】(10) X軸方向のスキャニングを行な
い、第1の光電子増倍管55の出力信号のうちA位置に
対応するデータをサンプリングして、A位置近傍の一定
領域内のデータを平均処理し、その値をZmax における
A位置の反射強度とする。またそれと同時に、第2の光
電子増倍管56の出力信号のうちB位置に対応するデー
タをサンプリングして、B位置近傍の一定領域内のデー
タを平均処理し、その値をZmax におけるB位置の反射
強度とする。
【0048】(11) Z軸を移動させてフォーカスの
位置を前回より10nmだけ低い位置に設定し直す。な
お、この移動距離は測定の再現性が良い4〜16nmの
範囲で設定するのが望ましい。
【0049】(12) 前記フォーカスの位置が、デー
タ収集を行なう最も低い位置Zmin に達するまで
(8)、(9)の手順を繰り返す。
【0050】(13) フォーカスの位置がZmin に達
したらスキャニングを終了する。そこで、この時点にお
いては、各データによって図6(a)に示したような反
射強度のピークをもつ2つの曲線67、68を得ること
ができる。
【0051】(14) 前記2つの曲線67、68のそ
れぞれのピークの頂点、すなわち反射強度の最大点のフ
ォーカス位置を求め、それぞれZ1 、Z2 とする。
【0052】(15) (12)で求めたZ1 、Z2
10nm間隔の離散的なデータであるので、精度を向上
させるために補間処理を行なう。すなわち、図6(b)
に示したように、ピーク位置Z1 とその前後の位置Z1
−1、Z1 +1におけるデータの3点から2次曲線69
を求め、その2次曲線69のピーク位置を改めてZ1´
として求める。また同様にして、Z2´ を求める。
【0053】(16) Z1´、Z2´の位置の差を求め
る。ただし、前述したように、Z1´、Z2´自体はステ
ップ数を示しているので、距離を算出する際にはZ
1´、Z2´の差にステップサイズΔZ、この場合は10
nmを掛ける必要がある。すなわち、Z1´、Z2´間の
距離Wは、 W=ΔZ×(Z1´−Z2´) として求めることができる。
【0054】(17) 測定対象物の材料の違いや構造
による補正係数c、dを用いて最終的な計測結果を求め
る。すなわち、厚さ計測値W1 は、 W1 =c×W+d となる。なお、c、dの値は各測定対象物に応じてオペ
レータが入力するが、この例の場合を含めて通常はc=
1.0、d=0である。
【0055】(18) 以上のようにして求められた計
測結果W1 をクロムパターン64の厚さとしてテレビモ
ニタ13上のグラフィックモニタ46領域に表示する。
【0056】前述したように、本実施例による膜厚計測
装置によれば、第1の光電子増倍管55、第2の光電子
増倍管56がそれぞれクロム面、およびガラス面の反射
率に応じて反射強度のピークが適度に大きくなるように
感度調整されているので、双方の光電子増倍管55、5
6からのデータを合わせれば2つのピーク位置を確実に
検出することができる。したがって、データ収集の際に
フォーカス軸の移動を1回だけ行なえばよいので、従来
の膜厚計測方法の欠点である、フォーカス軸の動作を2
回行なうためにフォーカス軸を動作させるメカニズムの
位置再現性がばらつく影響を受けて、膜厚測定の再現性
が低下するという問題点を解決することができる。
【0057】また、共焦点走査方式レーザ顕微鏡本体7
0に備えられたレーザ発振器1の出力変動やノイズによ
って生じるレーザ光2aの強度変動のために、第1の光
電子増倍管55の出力および第2の光電子増倍管56の
出力に含まれるノイズ成分は、レーザ光2aの振幅変動
を検出する第3の光電子増倍管80の出力信号で除算さ
れることにより除去される。これによって、膜厚測定の
再現性が向上する。
【0058】さらに、膜厚計測装置の構成が、従来の共
焦点走査方式レーザ顕微鏡本体に、1/4波長板(1/
4波長板移動機構57を含む)53、分離用ビームスプ
リッタ54、光電子増倍管を追加するのみで実現できる
ものであるので、装置自体を容易に製作することができ
る。さらに、1/4波長板53を移動させるだけで従来
通りのパターン幅計測装置としての使用と、膜厚計測装
置としての使用の変更が可能であり、また1/4波長板
53、分離用ビームスプリッタ54、1/4波長板移動
機構57のかわりにハーフミラーを設置することによ
り、非常にコンパクトなシステム構成が可能となる。
【0059】また、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、各部の具体的な構成において種々の設計的
な変更を行ない得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る膜厚計測装置によれば、以下のような優れた効果を奏
する。
【0061】(1)レーザ光の反射光が分離器によって
分離され第1、第2の光電子増倍管に入射されるととも
に、各光電子増倍管は、対象物の表面と該対象物の表面
に形成された膜の表面の反射率に応じてその感度が異な
るように設定されているので、上記各面におけるそれぞ
れの反射強度のピーク位置を測定する間にフォーカス軸
の移動を行わなくてもよい。したがって、フォーカス軸
の移動における位置再現性がばらつく影響を受けること
もなく、測定の再現性を向上させることができる。
【0062】(2)第1の除算装置により前記第1の光
電子増倍管の出力は第3の光電子増倍管の出力によって
除算され、第2の除算装置により前記第2の光電子増倍
管の出力は第3の光電子増倍管の出力によって除算され
ることにより、共焦点走査方式レーザ顕微鏡本体に備え
られたレーザ発振器が照射するレーザ光の強度変動によ
るノイズ成分が除去される。したがって、厚さ測定にお
ける測定の再現性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膜厚計測装置の光学系の一実施例を示
す図である。
【図2】本発明の膜厚計測装置のノイズキャンセル処理
のブロック図である。
【図3】本発明の膜厚計測装置における厚さ計測の原理
を示す図である。
【図4】前記実施例を用いた膜厚計測の手順を示すフロ
ー図である。
【図5】膜厚計測における計測位置を設定するテレビモ
ニタ画面を示す正面図である。
【図6】レーザ光の反射強度曲線の一例を示す図であ
る。
【図7】共焦点走査方式レーザ顕微鏡の原理を示す図で
ある。
【図8】共焦点走査方式レーザ顕微鏡の具体例を示す正
面図である。
【図9】同例におけるシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 7 レンズ 8 試料 11 膜 53 1/4波長板(分離器) 54 分離用ビームスプリッタ(分離器) 55 第1の光電子増倍管 56 第2の光電子増倍管 63 ガラス基板 64 クロムパターン 70 共焦点走査方式レーザ顕微鏡本体 80 第3の光電子増倍管 81 第1の除算器 82 第2の除算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の表面および該表面に形成された
    膜にレーザ光を照射し、その結果得られる反射光の強度
    を検出することにより前記膜の厚さを計測する膜厚計測
    装置であって、 レーザ光を放射するレーザ発振器と、 前記対象物の表面aおよび該表面に形成された膜の表面
    bの各々についてレーザ光を焦光させるレンズと、 前記aおよびbについて各々検出する第1の光電子増倍
    管と、 前記レーザ光の強度を検出する第2の光電子増倍管と、 前記第1の光電子増倍管の出力を前記第2の光電子増倍
    管の出力によって除算する除算器とを具備し、 前記aおよびbの各々に対応した前記除算器の各出力に
    基づいて、前記膜の厚さを計測することを特徴とする膜
    厚計測装置。
  2. 【請求項2】 対象物の表面および該表面に形成された
    膜にレーザ光を照射し、その結果得られる反射光の強度
    を検出することにより前記膜の厚さを計測する膜厚計測
    装置であって、 レーザ光を放射するレーザ発振器と、 前記対象物の表面aまたは該表面に形成された膜の表面
    bの各々についてレーザ光を焦光させるレンズと、 前記aについて反射光の強度を検出する第1の光電子増
    倍管と、 前記bについて反射光の強度を検出する第2の光電子増
    倍管と、 前記レーザ光の強度を検出する第3の光電子増倍管と、 前記第1の光電子増倍管の出力を前記第3の光電子増倍
    管の出力によって除算する第1の除算器と、 前記第2の光電子増倍管の出力を前記第3の光電子増倍
    管の出力によって除算する第2の除算器とを具備し、 前記aに対応した前記第1の除算器の出力および前記b
    に対応した前記第2の出力に基づいて、前記膜の厚さを
    計測することを特徴とする膜厚計測装置。
JP14057194A 1994-06-22 1994-06-22 膜厚計測装置 Pending JPH085339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002039722A (ja) * 2000-07-19 2002-02-06 Olympus Optical Co Ltd 膜厚測定におけるデータ取得装置、方法およびデータ取得のためのプログラムを記憶した記録媒体
CN104165847A (zh) * 2014-08-21 2014-11-26 上海理工大学 同步测量液膜浓度和厚度的装置以及测量方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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