JPH085333A - 3次元位置姿勢認識装置 - Google Patents

3次元位置姿勢認識装置

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JPH085333A
JPH085333A JP6138585A JP13858594A JPH085333A JP H085333 A JPH085333 A JP H085333A JP 6138585 A JP6138585 A JP 6138585A JP 13858594 A JP13858594 A JP 13858594A JP H085333 A JPH085333 A JP H085333A
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JP
Japan
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model
correspondence
triangle
feature points
triangles
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JP6138585A
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English (en)
Inventor
Akira Okamoto
陽 岡本
Kohei Nishikawa
晃平 西川
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 認識対象の位置姿勢を高い信頼度で認識し得
る3次元位置姿勢認識装置。 【構成】 本装置Aは,モデル上の任意の3個の特徴点
から形成されるモデル三角形を予め記憶しておくモデル
記憶部1と,対象ワークを2台のカメラで撮像して得ら
れたそれぞれの計測画像から特徴点を抽出する特徴抽出
部2a,2bと,ある計測画像の特徴点に対する他の計
測画像の特徴点の1以上の対応候補を抽出する対応候補
抽出部3と,対応候補を組み合わせて形成される計測三
角形とモデル三角形との対応の組み合わせを作成する対
応決定部4と,各組み合わせにおける計測三角形とモデ
ル三角形とを比較し,両三角形が一致しない場合には,
対応決定部4により新たな組み合わせを作成し,一致す
るとみなせる場合にはワークの位置姿勢を認識するため
の両三角形間の座標変換係数を演算するモデル照合部5
とを具備している。上記構成により,常にワークの位置
姿勢を高い信頼度で認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,3次元位置姿勢認識装
置に係り,例えば産業用ロボットや工作機械等に用いら
れる認識対象の3次元位置姿勢認識装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば,産業用ロボットや工作機械等に
用いられる認識対象の3次元位置姿勢認識装置には,従
来2台のカメラを用いて認識対象であるワークの3次元
位置姿勢を認識する手法が用いられている(特開平5−
197044号,特開平4−130586号公報参
照)。これらの従来例における3次元位置姿勢認識装置
A′の概略構成を図10に示す。図中,先ず対象ワーク
をカメラで撮像し,得られた各2枚の計測画像から特徴
を特徴抽出部2a′,2b′により抽出する。そして,
得られた特徴の類似性などの条件を使って,左右計測画
像内の特徴を対応決定部4′により対応付けを行う。そ
の対応がきまると,三角測量により特徴点の3次元座標
が計算され,計測した特徴の3次元空間内の配置が決定
される。その後,この配置とあらかじめモデル記憶部
1′に記憶しておいてモデルとをモデル照合部5′によ
り照合することにより,ワークの位置姿勢を認識する。
モデル照合においては,例えば計測画像内の任意の3点
の特徴点と,モデルにおける任意の3点の特徴点とを照
合させる手法が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
3次元位置姿勢認識装置A′では,次のような問題点が
あった。一般に対象ワークをカメラで撮像したとき,ワ
ーク姿勢ずれによるワーク像の形状変化や照明変化のた
めに,画像処理でワークの特徴を安定して得ることが困
難である。また,2台のカメラで同一のワークを撮像し
ても,明るさ,形状等の特徴量が左右の画像で同じ値に
なるとは限らないので,左右両画像間で特徴の対応付け
が正しく行われない場合がある。従来の装置A′では,
左画像と右画像との特徴点の対応付けを一意に決定して
モデルの特徴配置と照合するため,左画像と右画像との
特徴の対応付けにおいて誤りが発生すると,後段のモデ
ル照合に失敗する。例えば図11に示すような計測画像
において,特徴として左の計測画像から頂点の特徴点L
1,L2,また右の計測画像から頂点の特徴点R1,R
2が得られたとする。正しい対応は特徴点L1とR1,
L2とR2であるが,ここで頂点の特徴が似ていたり,
あるいは頂点の特徴が画像処理で抽出されなかったりす
ると,正しい対応付けがなされない。そのような場合に
は,間違った対応によって間違った3次元座標の特徴点
の配置が生成される。このため,モデルとの照合を行っ
ても正しい結果が得られない。本発明は,このような従
来の技術における課題を解決するために,3次元位置姿
勢認識装置を改良し,画像処理により,各画像内のいく
つかの特徴点を検出できない場合でも,あるいは各画像
の特徴点の対応がつきにくい場合でも認識対象の位置姿
勢を高い信頼度で認識し得る3次元位置姿勢認識装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,認識対象に対応するモデル形状上の任意
の3個の特徴点から形成されるモデル三角形を予め記憶
しておくモデル記憶部と,上記認識対象を少なくとも2
台のカメラで撮像して得られたそれぞれの計測画像から
特徴点を抽出する特徴抽出部と,上記特徴抽出部により
抽出されたある計測画像の特徴点に対する他の計測画像
の特徴点の1以上の対応候補を抽出する対応候補抽出部
と,上記対応候補抽出部により抽出された対応候補を組
み合わせて形成される計測三角形と,上記モデル記憶部
に記憶されたモデル三角形との対応の組み合わせを作成
する対応決定部と,上記対応決定部により作成された各
組み合わせにおける計測三角形とモデル三角形とを比較
し,両三角形が一致しない場合には上記対応決定部によ
り新たな組み合わせを作成し,一致するとみなせる場合
には上記認識対象の位置姿勢を認識するための両三角形
間の座標変換係数を演算するモデル照合部とを具備して
なる3次元位置姿勢認識装置として構成されている。
【0005】
【作用】本発明によれば,認識対象に対応するモデル形
状上の任意の3個の特徴点から形成されるモデル三角形
が予めモデル記憶部に記憶される。上記認識対象を少な
くとも2台のカメラで撮像して得られたそれぞれの計測
画像から特徴点が特徴抽出部により抽出される。上記特
徴抽出部により抽出されたある計測画像の特徴点に対す
る他の計測画像の特徴点の1以上の対応候補が対応候補
抽出部により抽出される。上記対応候補抽出部により抽
出された対応候補を組み合わせて形成される計測三角形
と,上記モデル記憶部に記憶されたモデル三角形との対
応の組み合わせが対応決定部により作成される。上記対
応決定部により作成された各組み合わせにおける計測三
角形と,モデル三角形とがモデル照合部により比較さ
れ,ここで,両三角形が一致しない場合には上記対応決
定部により新たな組み合わせが作成され,一致するとみ
なされる場合には上記認識対象の位置姿勢を認識するた
めの両三角形間の座標変換係数が演算される。このよう
にある画像の特徴点に対する他の画像の特徴点の1以上
の対応候補を求めておき,各画像の特徴点と,モデルの
特徴点との全ての組み合わせに対してモデル照合を行う
ことにより,画像処理により各画像内のいくつかの特徴
点を検出できない場合でもあるいは,各画像の特徴点の
対応がつきにくい場合でも,認識対象の位置姿勢を高い
信頼度で認識することができる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る3次元位置姿勢認識
装置Aの概略構成を示すブロック図,図2はモデルの例
図,図3は計測対象の例図,図4は特徴抽出された画像
の例図,図5は対応決定部の動作手順を示す説明図,図
6はモデル照合部の動作手順を示す説明図,図7はモデ
ル照合の様子を示す説明図,図8は計測三角形及びモデ
ル三角形の特徴量を示す説明図,図9は計測三角形とモ
デル三角形との頂点の対応を示す説明図である。図1に
示すごとく,本実施例に係る3次元位置姿勢認識装置A
は,対象ワーク(認識対象に相当)に対応するモデル形
状上の任意の3個の特徴点から形成されるモデル三角形
を予め記憶しておくモデル記憶部1と,ワークを2台の
カメラで撮像して得られたそれぞれの計測画像から,特
徴点を抽出する特徴抽出部2a,2bと,特徴抽出部2
a,2bにより抽出されたある計測画像の特徴点に対す
る他の計測画像の特徴点の1以上の対応候補を抽出す
る,対応候補抽出部3と,対応候補抽出部3により抽出
された対応候補を組み合わせて形成される計測三角形
と,モデル記憶部1に記憶されたモデル三角形との対応
の組み合わせを作成する対応決定部4と,対応決定部4
により作成された各組み合わせにおける計測三角形とモ
デル三角形とを比較し,両三角形が一致しない場合には
対応決定部4により新たな組み合わせを作成し,一致す
るとみなせる場合には,ワークの位置姿勢を認識するた
めの両三角形間の座標変換係数を演算するモデル照合部
5とを具備している。尚,ここではカメラ台数を2台と
したが,さらに多くのカメラを用いてもよい。
【0007】以下,この装置Aの各構成要素の動作等を
説明すると共に,それらの基本原理についても述べる。
但し,本実施例ではモデル照合における組み合わせの数
が従来例よりも増えるので,効率よくモデル照合が行わ
れるように高速化をも考慮にいれた。 〔モデル記憶部1〕まずモデル記憶部1には,予めワー
クに対応する3次元モデルを入力し,記憶しておく。例
えば,図2(a)に示すような,特徴点として12個の
頂点を持つモデルについて考える。12個の特徴点のう
ち3個を使ってモデル照合を行うとすれば,12個の特
徴点の中から任意に3個選ぶ組み合わせは,12C3=
1980通りある。このようにモデルにおける3個の特
徴点を選んだときに形成される三角形を以下モデル三角
形とよぶ。モデル照合時における高速化のため,このモ
デル記憶部1に記憶する時点で,全てのモデル三角形を
列挙し,信頼性の高いものから順に並べておく。ここで
信頼性の高い順とは,例えばモデル三角形の特徴点の3
点を結ぶ三角形の面積が大きい順である。モデル三角形
の特徴点の3点を結ぶ三角形の面積が大きいほど,安定
して物体の位置姿勢を認識できると考えられるからであ
る。また,このようにしておけば,モデル照合時には,
照合が決まったと推定される時点で,それ以降のモデル
三角形についてはモデル照合の計算を省くことができ
る。よって,高速にモデル照合が行えることになる。モ
デル記憶部1には,具体的には図2(b)に示すように
モデルを表現し記憶しておく。図2(b)の前半部には
1980個のモデル三角形,後半部には12個の特徴点
の3次元座標値が示されている。
【0008】〔特徴抽出部2a,2b〕特徴抽出部2a
では,画像入力用の左カメラにより得られた計測画像
を,画像処理して特徴点を抽出する。同様に,特徴抽出
部2bでは,画像入力用の右カメラにより得られた計測
画像を,画像処理して特徴点を抽出する。例えば計測時
において,図3(a),(b)に示すような左右の計測
画像が得られているとき,画像処理を行い,図4
(a),(b)に示す灰色の丸印のような特徴点が得ら
れたとする。尚,ここでは特徴点として頂点を抽出して
いるが,実使用に際しては,物体のコーナーや穴の中心
のような点,あるいは物体の辺である線分,あるいは特
定のパターンであってもよい。 〔対応候補抽出部3〕対応候補抽出部3では,特徴抽出
部2a,2bで得られた特徴点の中から,形状類似など
の条件を使って,左右の対応候補を抽出する。上記図4
(a),(b)に示す例では,左画像の特徴点を基準に
し,この左画像の特徴点が右画像のどの特徴点に対応す
る可能性があるかを示す対応候補を抽出し,両特徴点を
例えば以下の表1に示すような対応候補テーブルに記憶
しておく。左画像の特徴点L1に対応する右画像の特徴
点は,形状類似などの条件を使って,R1,R3,R5
の3点の候補に対応が絞られている。どれくらい候補を
絞るかは,特徴量抽出精度などによって決めればよい。
【表1】
【0009】〔対応決定部4〕対応決定部4では,次の
ような動作手順をとる。即ち,図5に示すように,ま
ず,ステップS1で左画像の特徴点の中から,任意に3
個の抽出点を選ぶ。次にステップS2で対応候補抽出部
3において得られた対応候補テーブルの中から,任意の
3組を選ぶ。すると,この時点で,左右画像の特徴点の
対応が決定するので,ステップS3において,2台のカ
メラの位置関係を示すカメラパラメータを使って特徴点
の3次元位置を計算し,これらの各点を頂点とする計測
三角形を生成する。ここで,前記図3(a),(b)に
示した例では,左画像の特徴点は11点存在するので,
この11点の中から3点を選ぶ組み合わせは11C3=
1320通りの組み合わせがある。その組み合わせに対
して,さらに,右画像の特徴点の組み合わせが対応候補
の数だけ存在し,その数を6個とすると,全部で132
0*6=7920個の計測三角形が生成される。そし
て,ステップS4において,モデル記憶部1からモデル
三角形を読み込み,ステップS5で計測三角形とモデル
三角形との組み合わせを選び,次のモデル照合部5へ選
択された計測三角形とモデル三角形とを渡す。 〔モデル照合部5〕モデル照合部5では,対応決定部4
で生成された計測三角形とモデル三角形との間でモデル
照合を行う。その動作手順を図6に,またその様子を図
7に示す。ここで,すべての計測三角形やモデル三角形
の組み合わせに対してモデル照合の位置姿勢の推定計算
を行うと処理時間がかかるため,効率よく処理するため
に形状が似ているものだけに限って計算を行うこととす
る。
【0010】図6において,対応決定部4から得られた
計測三角形とモデル三角形とから,先ず,ステップS1
1,S12で三角形の周長Lc,Lmをそれぞれ計算す
る。ここで三角形の周長とは,図8(a)に示すような
形状に関する特徴量である。ステップS13で周長Lc
とLmとの差diff Lを計算し,ステップS14で
差diff Lがしきい値THRE1より小さければ,
計測三角形とモデル三角形の両形状はほぼ等しいとす
る。差diff Lがしきい値THRE1より大きけれ
ば,両三角形の形状は異なると判断され,新たな計測三
角形とモデル三角形とを選択するために対応決定部4に
戻る。ここまでのステップ(S11〜S14)で,計測
三角形と形状が等しいモデル三角形が見つかったものと
する。しかし,その場合でも計測三角形の頂点が,どの
モデル三角形の頂点に対応するのかはまだ分かっていな
い。これは,図9に示すように2つの三角形の頂点の対
応の組み合わせがここでは3通り存在するからである。
従って,ステップS15で3通りの頂点の対応の組み合
わせを選び,以下のステップにその組み合わせを渡す。
頂点の対応を見つけるために,ステップS16,S17
において,頂点間の距離F1c(i),L1m(i)
{i=1,2,3}を計算する。ここで頂点間の距離と
は,図8(b)の左側に示すような頂点の特徴量であ
る。ステップS18で各頂点間の距離の差の総和dif
F1を計算し,次のステップS19で総和diff
F1がしきい値THRE2より小さければ次の処理に
進む。しきい値THRE2より大きければ,2つの三角
形の頂点の対応が間違っているとし,新たな頂点の対応
を選択するためにステップS15に戻る。頂点の対応を
見つけるための特徴量として,さらに図8(b)の右側
に示すように頂点の角度を使う。ステップS20,S2
1で頂点の角度F2c(i),F2m(i){i=1,
2,3}を計算し,次のステップS22で各頂点の角度
の差の総和であるdiff F2を計算する。ステップ
S23で総和diff F2がしきい値THRE3より
小さければ,頂点の対応は正しいとする。しきい値TH
RE3より大きければ頂点の対応は間違っているものと
し,ステップS15に戻り,新たな頂点の組み合わせを
選択する。
【0011】これにより,計測三角形とモデル三角形の
頂点の対応が決定した後,ステップS24において,2
つの三角形のパターン間距離pattern dist
を計算する。ここでは距離pattern dist=
diff F1+diff F2としている。そして,ス
テップS25で距離pattern distの値がし
きい値THRE4より小さければ計測三角形とモデル三
角形との対応は決定したと判断する。そして,計測三角
形からモデル三角形への座標変換行列(座標変換係数に
相当)を計算すれば,対象ワークの位置姿勢を求めるこ
とができる。ステップS25で,距離pattern
distがしきい値THRE4より大きければ,別の頂
点の対応の組み合わせを選ぶためにステップS15に戻
る。頂点の対応の組み合わせが3通り全てなされたな
ら,新たな計測三角形とモデル三角形とを選ぶために対
応決定部4に戻る。このようにして計測三角形とモデル
三角形との全ての組み合わせがなくなるまで繰り返す。
以上のように,本実施例では左画像の特徴点と右画像の
特徴点との対応づけによって決定する3次元の特徴点配
置と,予め記憶しておいたモデルの特徴点配置の組み合
わせに対して従来例の如く直接モデル照合を行うのでは
なく,左画像に対する右画像の特徴点の1以上対応候補
を求めておいて,左画像の特徴点,右画像の特徴点,モ
デルの特徴点の全ての組み合わせに対してモデル照合を
行っている。従って,画像処理により左右両画像内のい
くつかの特徴点を検出できない場合でも,又,左右の特
徴点の対応がつきにくい場合でも,ワークの位置姿勢を
高い信頼度で認識することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る3次元位置姿勢認識装置
は,上記したように構成されているため,ある画像の特
徴点に対する他の画像の特徴点の1以上の対応候補を求
めておき,各画像の特徴点と,モデルの特徴点との全て
の組み合わせに対してモデル照合を行うことにより,画
像処理により各画像内のいくつかの特徴点を検出できな
い場合でもあるいは,各画像の特徴点の対応がつきにく
い場合でも,認識対象の位置姿勢を高い信頼度で認識す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る3次元位置姿勢認識
装置Aの概略構成を示すブロック図。
【図2】 モデルの例図。
【図3】 計測対象の例図。
【図4】 特徴抽出された画像の例図。
【図5】 対応決定部の動作手順を示す説明図。
【図6】 モデル照合部の動作手順を示す説明図。
【図7】 モデル照合の様子を示す説明図。
【図8】 計測三角形及びモデル三角形の特徴量を示す
説明図。
【図9】 計測三角形とモデル三角形との頂点の対応を
示す説明図。
【図10】 従来の3次元位置姿勢認識装置A′の一例
における概略構成を示すブロック図。
【図11】 計測画像の例図。
【符号の説明】
A…3次元位置姿勢認識装置 1…モデル記憶部 2a,2b…特徴抽出部 3…対応候補抽出部 4…対応決定部 5…モデル照合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認識対象に対応するモデル形状上の任意
    の3個の特徴点から形成されるモデル三角形を予め記憶
    しておくモデル記憶部と,上記認識対象を少なくとも2
    台のカメラで撮像して得られたそれぞれの計測画像から
    特徴点を抽出する特徴抽出部と,上記特徴抽出部により
    抽出されたある計測画像の特徴点に対する他の計測画像
    の特徴点の1以上の対応候補を抽出する対応候補抽出部
    と,上記対応候補抽出部により抽出された対応候補を組
    み合わせて形成される計測三角形と,上記モデル記憶部
    に記憶されたモデル三角形との対応の組み合わせを作成
    する対応決定部と,上記対応決定部により作成された各
    組み合わせにおける計測三角形とモデル三角形とを比較
    し,両三角形が一致しない場合には上記対応決定部によ
    り新たな組み合わせを作成し,一致するとみなせる場合
    には上記認識対象の位置姿勢を認識するための両三角形
    間の座標変換係数を演算するモデル照合部とを具備して
    なる3次元位置姿勢認識装置。
JP6138585A 1994-06-21 1994-06-21 3次元位置姿勢認識装置 Pending JPH085333A (ja)

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