JPH0853243A - コアレス表面巻取り機と方法 - Google Patents

コアレス表面巻取り機と方法

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JPH0853243A
JPH0853243A JP6214263A JP21426394A JPH0853243A JP H0853243 A JPH0853243 A JP H0853243A JP 6214263 A JP6214263 A JP 6214263A JP 21426394 A JP21426394 A JP 21426394A JP H0853243 A JPH0853243 A JP H0853243A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コアやマンドレルを使用しないでログ(ウェブ
巻回体)を形成する。 【構成】コアレスの表面巻取り機とその方法において、
2個の巻取りドラムはウェブ2層分の厚さ以下の距離で
わずかに離間されており、幅方向に切り離しされたウェ
ブの先端部をそれ自身を下に敷いて折り重ねるようにそ
の後作用し、初期段階のログに形成させると、コアレス
の小売り寸ロールを提供するよう、従来式の3個のドラ
ムクレードルの中で、上記初期段階ログから完成ログに
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコアレスの表面巻取り機
とその方法に関し、より詳細にはコアもしくはマンドレ
ルを用いずに堅固なロール、即ち、出来上がった小売り
寸のロールが「コアレス」で中心部に孔のない製品、を
製造する巻取り機と方法に関するものである。製品は包
装材がさほど必要でなく処理すべきコアもなく、「環境
に優しい」製品とみなされる。
【0002】
【従来の技術】表面巻取り機は、ペーパーの表面に作用
し、これを巻き取ってログ(log)にする。そして、こ
の目的のため(例えば出願人所有の米国特許第4,84
8,195号参照)、通常は3個のドラムあるいはロー
ラーより成るクレードルが使用される。
【0003】3固のドラムは、通常、第一及び第二の巻
取りドラム並びに旋回自在に取付けられたライダドラム
とで成る。従来、コアは2個の巻取りドラムの間のニッ
プ(nip)に導入され、ここでウェブが巻き取られる。
初期段階のログが3個のドラムの間で揺れるようにして
支持されているときに巻取りが完了する。ログは一般に
約4インチ(100mm)から5インチ(125mm)
の小売り寸のロールを複数個分の長さである。こうした
ログは一般に2500〜3000fpm(750〜90
0mpm)の高速で連続して巻き取られ、約100イン
チ(3m)から約200インチ(6m)の軸長を有する
ものが1分間に20〜30本生産される。
【0004】本発明は、曲がり板(curved plate)に革
新性を盛り込んだ先の米国特許出願第08/108,1
05号においてドラム間移送の技術に改良を加えたもの
で、初期段階のログ製品をドラムに平行に維持する。こ
れにより、ウェブの皺や緊張が最小限に抑えられる。コ
アレスの表面巻取り技術において、製品はそれ自身の上
に折り重ねられるようにして巻取り回転が開始される。
ドラム間での初期巻取りが開始すると瞬間的に速度が上
昇して回転速度にはいる。この速度で初期巻取り物は平
行なニップ中に保有されたまま回転する。この方法はド
ラムと曲がり板とで巻取りを開始する方法とは対照的で
ある。後者の方法では初期ロールは2分の1の回転速度
と2分の1の移動速度に加速される。これではウェブ素
材および蓄積直径に一貫性を欠くために、ニップに対し
平行しなくなる傾向になる。
【0005】本発明は、互いにほぼ近接して置かれた一
対の巻取りドラムを使用する。一方のドラムは、切り離
し用のスロットと、スロットの後方にあって、切り離さ
れたウェブを両ドラム間のニップに向けて搬送するため
の手段とを備える。より詳細には、切り離されたウェブ
は、搬送手段によって形成されるラインに沿ってそれ自
身の上に折り重ねられる。ニップ、即ち両巻取りドラム
間の距離は、ウェブ材の厚さの2倍以下であることが望
ましい。ウェブがニップの下流で巻き取られる場合、完
成されたロールの後尾がニップを通過できるようにする
ため、ニップは最小限ウェブ単体の厚み分だけ必要であ
る。ウェブがニップの上流側で巻き取られる場合は、ニ
ップ間隔は極小で良い。
【0006】本発明ではコアを使用しない。巻取りは、
切り離されたウェブの折り畳まれた先端部を両ドラム間
の制御されたニップ領域に向けて案内することで、この
先端部に対してこれを擦るような動きがもたらされ、こ
れにより開始される。巻き込まれたスピードで、先端部
が初期段階のロールあるいはログを形成して従来通りの
3個のドラムより成る表面巻取り機のクレードルに移動
するするのに要する時間は、ほんの1秒である。切り離
されたウェブの先端部がニップ域に進入するとき、両巻
取りドラムは同じ方向、例えば反時計回りに回転してい
る。
【0007】先端部を返し折りする現象は、出願人所有
の米国特許RE第28,353号に詳しく図説されてい
る。この特許では、切り離された先端部の後方にあるウ
ェブ部分がベッドロールの表面に固定される。これが起
きると、風圧力と遠心力とが先端部を空気吸引やピンな
どの固定化手段に向けて後方へそれ自身の上にカールさ
せる。上記した米国特許RE第28,353号では、移
送時に、押出し具が先端部を接着剤の付着したコアに押
しつける。上記米国特許に記載されているように、ウェ
ブが折畳まれる利点は、2枚重ねのティッシュが巻き取
られるときに、一枚をもう一枚の中に絡め取り込ませる
点にある。仮に、先端部が制御されないとすると、上記
に述べた要因である風圧力と遠心力の作用を受けて先端
部は飛遊し、巻取りを停止させる。
【0008】本発明でウェブを折重ねる利点は、少なく
とも2層分の厚み(折り畳み幅は通常である)に増加さ
せて、ウェブ先端部をニップ域に侵入する幅長にわたり
それ自身を下敷きにして巻返しさせることにある。先行
技術の巻取り機の作用が本発明の巻取り機の作用とは完
全に異なることは明らかである。従って、折返された先
端部位を利用するもう一つの利点は、これにより表面巻
き取りを開始させることができ、堅牢なログを製造でき
るという点にある。
【0009】本発明は、初期段階のログの接触角度が増
加するのに伴い、初期段階のログがニップから離れると
いう制御されない動きをなくし、あるいは規制するため
の手段も備えている。ニップから離れるのは、初期段階
のログの直径が増加することによる。後述する図示した
実施例では、この手段を、一方のドラムを他方のドラム
から移動させる、巻取りドラムの移動手段(a)、及び
/または初期段階のログに圧力を加えるフィンガ手段
(b)として示す。移動手段(a)手段は、比較的緩や
かな速度の走行には特に望ましい。
【0010】前記した接触角度とは、ニップの中間点と
両巻取りドラムが初期段階のログと接触するそれぞれの
接点とを結んだ線の間に含まれている角度である。正確
な接線位置即ち接点は、初期段階のログを形成している
ウェブの圧縮性及びシステムの計算に依存して幾分変え
ることができる。
【0011】更に本発明は、堅固に巻かれたロールに起
きる滑りを最小限に抑えるための手段と方法とを備え
る。滑りが生じることは、長い間知られ、かつ許容され
てきた(米国特許第1,719,830号参照)。巻き
取られているウェブと使用する巻取りドラムとの間で生
じる滑りを最小限に抑えるための一手段として、ドラム
の一方に独特の速度分布(speed profile)を持たせる
ことがある。同一出願人の出願に係る1993年2月1
8日米国出願の08/019,074号に、コア式巻取
り機における速度分布の詳細をみることができる。この
表面巻取り機は、本願のものと類似するが一連のコアに
対して作用するものである。その装置に制御手段を与え
た。この制御手段は、下方の巻取りドラムの回転速度を
変化させて、下方の巻取りドラムとコアに巻き取られて
いるウェブのロールとの間に生じる滑りを実質上なく
す。下方の巻取りドラムに付与される速度分布は、下方
の巻き取りドラムの速度を各巻取りサイクルの直前に下
降させ、これにより部分的に巻回されたロールを巻取り
ドラムのニップに向け、かつこれを通過するように進行
させ、その後、下方の巻取りドラムの速度を上昇させ
て、部分的に巻回されたロールの直径を増幅させるもの
である。
【0012】更に本発明は、望ましいテーパ巻取り(ta
per winding)、即ち速度分布を調整することで、ロー
ルの巻かれた部分が他の部分よりも徐々に堅固になった
り柔軟になる巻取り、を可能にする。コア有りでもコア
無しでも、巻取りロールの詳細および適用できる他の利
点は、同一出願人の他の継続中の米国特許出願に見るこ
とができよう。
【0013】一方の巻取りドラムの前述の運動は、閉回
路を成す軌道上を通って移動させることがこの関連にお
いては特に望ましいものである。更に、中心部分のウェ
ブ、即ち、折重ねられた部分とこれに蓄積されて形成さ
れた初期段階のログとに巻付けが進行されているウェブ
と、上記一方の巻取りドラムとの間で滑りが生じるが、
この滑りはライダロールの動作を変化させることで最小
限に抑えることが望ましい。この動作変化は、ライダロ
ールに速度分布を付与するか、ライダロールに閉回路軌
道を通過させるかのいずれか、もしくはその両方で行な
われる。すなわちライダロールに与える速度分布を一方
の巻取りドラムの速度分布に幾分近似させるか、あるい
はサイクル毎に閉回路軌道を通過させて行う。本発明の
他の目的や利点及び詳細は、後続の明細書中に見ること
ができるであろう。
【0014】
【実施例】図1において、符号20はフレームで、これ
は一部破断して示してあるが通常のサイドフレーム20
aと20bとを備える(図2参照)。更に詳細は、本出
願人所有の米国特許RE第28353号に見られる。フ
レーム20はベッドロールタイプのドラム21を回転可
能に支持する。ドラム21はウェブWの搬送路P内にあ
る(図1の中央左寄り部分参照)。
【0015】巻回ログLになるようにフレーム20中を
進行するウェブWは、ドラム21と係わり合う前にナイ
フドラム22と共に走行する。ナイフドラム22は、一
巻取りサイクルを終わらせて次のサイクルを開始させる
ようにウェブを幅方向に切り離しするための出没自在な
ナイフ手段23を備えている。
【0016】巻取りドラム21は、表面巻取り用の二つ
の巻取りドラム二つの内の一つで、下方に見える第2の
巻取りドラム24を伴走させる。これらにライダドラム
25を加えて表面巻取りで従来より使用される三個のド
ラムクレードルが完成する。ライダドラム25は、フレ
ーム上の位置27で枢支されたアーム26に支持され
る。完成されたログLは、傾斜テーブルもしくはランプ
28によって搬送され、持ち去りコンベア29による先
の工程に進む(図2の底部参照)。持ち去りコンベア2
9は、ログをウェブが後追いをする経路を横切るように
幅方向に移動させ、通常は、図示しないログ鋸へと移動
させる。ログは、鋸をあてられて小売り寸法に切断さ
れ、その後包装される。ここまで記した三個のドラムよ
り成るクレードルとこれに付随する要素は、ほぼ従来の
ものである。
【0017】図3から図6に示す第1実施例 本発明動作の初期段階は図3から図6を検討すれば理解
されよう。図3はウェブWの切り離しの様子を示してお
り、ナイフドラム22のナイフ手段23がカム30を動
作させてナイフ部材31を上方巻取りドラム21のスロ
ット32に入り込ませる。
【0018】図4にはウェブ搬送手段33が見られる。
この手段33は空気吸引孔部として示され、ドラム21
のスロット32の(ドラムの回転方向)後方に間隔をお
いて設けられる。ウェブ搬送手段は、幅方向に延伸する
一連の空気吸引孔部を備える(図2の中央上方寄り参
照)。これにより、図4の上方部に符号RFで示す返し
折りが促進される。
【0019】図5では、返し折りされた部分RFによっ
て形成される先端部Eが依然として空気吸引孔部に沿っ
て配されている。この先端部Eは、ドラム21が反時計
方向に回転を続けるにつれてドラム21,24の間にあ
るニップ34に接近する。
【0020】図6でもドラム21,24はやはり巻取り
開始状態にあるが、図5に示すものよりも若干回転角度
が進行している。先端部Eは今やニップ域にあり、それ
自身の上をカールして戻ろうとしている。これを図7A
とともに説明する。
【0021】図7から図9に示す状態 図7Aでは、装置の構成要素と初期段階のログ製品は図
6で示したものよりも若干進度が進んだ段階にある。実
際の時間で、この推移はおよそ1秒間である。その1秒
間あたりの実際の速度は、本発明で、可動する下方ドラ
ム、即ち第2の巻取りドラムを使用する際の重要な要素
である。図7Aに、この下方巻取りドラムの旋回運動の
能力をピボットアーム35が与えることを概略的に示
す。ピボットアーム35は符号35aの点を支点にフレ
ーム上に枢支されている。制御装置36(図1の上方右
部分参照)がその運動とドラム24の速度、その他運動
が時間規定される他の部材、つまりナイフカムなどにつ
いても調整する。
【0022】折り畳まれた先端部Eがニップ域34に導
入されると、上方および下方の巻取りドラム21,24
の表面が共働して初期段階のログ製品を回転させる(即
ちログ製品をそれ自身の上を転動させて巻回させる)に
十分な強い摩擦を起こす。ドラム21,24の表面仕上
げを様々に施すことにより、摩擦を起こさせることがで
きる。例えば、サンドペーパータイプの仕上げ材で表面
全体を覆ったり、あるいは高摩擦性のウレタン材やゴム
材で覆っても良い。また、ドラムの円周方向に摩擦材か
ら成る複数のバンド(図2の符号24a参照)を巻き付
けても、表面に望ましい摩擦力が付与される。
【0023】連続する搬送状態を表した図7Aと図8は
巻取りの開始を示す。この段階では製品はそれ自身の上
を転動するように巻回を始める。巻始めの時点では、ド
ラム21,24の表面速度はほぼ近似している。製品
は、その直径が約0.25インチ(6mm)に蓄積され
ると、増幅した直径により両ドラムと摩擦を起こしてド
ラム間のニップ34に保持される。約0.25インチの
直径に達した後、製品をニップ34の外に動かすよう
に、変化、あるいは接触角度が大きくなる。これによ
り、ニップに保持されている製品を保持する力が減少す
る。摩擦による把持力が失われる前の実際の製品直径
は、両ドラムの直径の作用を受けている。ドラムの直径
が大きいほど、接触角度が摩擦把持力を減少させる前の
製品直径を大きくできる。把持力が実質的に減少すると
ころで、ドラムの摩擦面もまたロールの直径を決定す
る。
【0024】接触角度の増大を図7Bに示す。初期段階
のログILの直径が小さいと、符号37で示す接触角度
は小さい。より直径の大きい初期段階のログIL’だと
符号37’で示す接触角度がやはり大きい。
【0025】低速回転時には、巻取りの開始期に、接触
角度が増大して摩擦保持力が減少するのを2つのドラム
の間隙を広げることにより回避でき、また、下方ドラム
の速度を変えることで、製品を間隙の中心に移動させ、
即ちニップを通過させることも可能となる。これによ
り、初期段階のログを、その直径がライダドラム25と
接触可能になる直径に達するまで把持することになる。
一方、高速回転では、ニップの中に製品を摩擦力だけで
維持するに十分な速さで、これら巻取りドラムを離反さ
せるように動かすのは非常に難しい。この場合には摩擦
フィンガ38を用いて前進作用、つまり初期段階のログ
を下流側に向かわせる力を生み出し、製品をニップに向
けて継続移動させる。この作用は、下方ドラム24が上
方ドラム21から遠ざかり製品を押し進めることができ
るようになるまで継続する。フィンガ38の作用力は、
フィンガが下方ドラム24に近接することで発展し、製
品がフィンガ38とドラム24との間に挟まれないよう
にする。これはドラム24の軸にピボットアーム38a
を配設することでより確実となる。
【0026】フィンガ38はアーム38aに旋回自在に
取付けられている。アーム38aは、弾性力により動か
すようにしても良く、図2では、下方ドラム24のシャ
フト39に24bで示す負荷バネが設けられている。図
8において、フィンガ38は僅かに反時計方向に旋回し
て大きめのログIL’を調整する。下方のドラム24も
また僅かに反時計方向に旋回してニップ34’を拡大す
る。
【0027】仮に、ドラム21,24の間隙を広げた
り、一方のドラムの速度を変化させたり、あるいは両者
を行う時間があれば、摩擦フィンガの必要はなくなる。
速度が上昇すると、ドラムを離反させるように移動させ
ることが非常に難しくなる。そこでフィンガが良く機能
して製品をニップの中に移動させるのである。一旦ドラ
ムが離れると、製品は下方ドラムの速度変化により中心
を通過することができる。通過した後の製品は「速度分
布」を用いて巻取ることができる。「速度分布」は19
93年2月18日に本出願人が出願した継続中の米国特
許出願第08/119074号に示してある。中心を過
ぎた後の製品はライダドラム25に接触している(図8
A参照)。
【0028】制御装置36が、ドラム24の回転速度を
変化させて第2の巻取りドラム24と巻取られているウ
ェブログとの間で起こる滑りを実質上なくす。また、制
御装置は第2の巻取りドラム24に速度分布を与える。
この速度分布では、第2の巻取りドラム24の速度は、
巻取りの開始時にはこれにほぼ見合った速度であり、そ
の後、各巻取りサイクルが開始された後は急速に減速し
て部分的に巻かれたログをニップ34に向けて前進させ
そこを通過させ、更にその後、部分的に巻かれたログの
直径を蓄積させるために上昇する。これは図8Aの曲線
40を検討すれば理解できるだろう。
【0029】速度分布とその変形例 図8Aにおいて、符号41が上方巻取りドラム21の平
坦な速度分布を示していることに先ず留意されたい。符
号40は下方巻取りドラム24の速度分布を示す。例え
ば、下方ドラムの速度40は巻取りの開始部分を過ぎる
とかなり急速に減速する(符号44で示す)。これは部
分的に巻かれたロールをニップ間隙34を通過させるよ
う前進させるためである(図8)。この後、第2の巻取
りドラムの速度は42と43で示す経路に従って上昇す
る。これら経路上の速度は、第1の巻取りドラム21の
表面速度に接近するものの、正確には等しくならない。
しかしながら、切り離し時と新しい巻取りサイクルの開
始時には、上方と下方のドラム間速度を匹敵させること
が望ましいと判明している。初期段階のコアレスログが
ニップを通過するにしたがい、速度は45で示すように
上昇する。製作工程中の製品と装置の計算に基づいて速
度に何らかの変化を与えるのが許容される、あるいはそ
れがむしろ望ましくさえある。
【0030】ロールの内側から巻取りが進行する過程
で、ロールを堅固にしたり、柔らかくしたりする、いわ
ゆるテーパ巻取りが望ましい場合、上記した速度変化は
特に当てはまることである。低い3つの曲線群のうち、
一つの曲線40”はテーパー巻取りを示し、巻取り開始
時にロールをゆるめ、あるいは緊張度の低い巻取りを行
う。これは、曲線40の条件下で下方巻取ロールが操作
されているときよりも、少し早めに製品をニップ34’
より外に移動することから生じる。これにより、さほど
圧力をかけない柔らかい巻取り、あるいは緊張度のあま
りない巻取りがされる。ゆるめの巻取りは、巻取り中の
軸方向伸縮を避ける上で望ましい。軸方向伸縮とは中心
部即ちコア域が望遠鏡の伸縮のように軸方向に移動する
傾向があることをいう。サイクル開始時点で巻取りを柔
らかくすると、製品直径が大きくなる傾向がある。所定
の直径にするためには、サイクルが終わりになるにつれ
て巻取りをきつめにする。
【0031】逆に、上方曲線40’は、開始時にはきつ
めで最後にはゆるめのテーパー巻取りを示す。開始時に
きつめなのは、初期段階のログがニップ域に長く留まる
からである。ログの移動速度は二つのドラム21,24
の速度差に基づく。速度が互いに近接するほど、初期段
階のログの動きはゆるやかになり、巻取りがきつくな
る。
【0032】図8は、前述の速度分布の異なる二つの態
様は巻取られるログの直径を増大させる要因に基づいて
いるが、それが何であるかを示したものである。制御装
置36から出力される速度信号を適切に変えることで、
サイクルのどこででも、例えばどの巻層部位でも望みの
部位で「テーパ」することが可能になる。テーパは、こ
れが施されない部分や完成ログの完成部近傍の巻層の堅
さに比較して柔らかめでもきつめでも良い。
【0033】例えば、サイクル開始時にカーブ40’で
示すきつめの巻取りを行うことは、中心域により強靱さ
を与える点で望ましい。中心域はログ鋸での切断中に歪
曲する恐れがある領域である。巻層の内側にもう少し堅
固さを与えることで、初期段階のログが支持されるよう
になり、また切断操作による衝撃が緩和される。
【0034】初期段階のログがニップ34’を通過した
後は、フィンガ38は図7Aで示す位置に動いて次のロ
グに備えるようにすると良い。次の巻取りの開始段階の
間、フィンガは図8に見られるようにニップに向けて旋
回する。
【0035】付け加えるに、ドラム21の切り離しスロ
ット32の中に弾性材を入れてスロット間隙を埋めるよ
うにしても良い。巻取りが開始して最初の回転をする
や、スロットは小径の巻製品のところに戻る。するとニ
ップと製品との接触が失われて滑りが起こったり、ある
いはスロットが小径の製品をとらえてこれをニップから
通り抜けさせてしまうこともある。弾性材はこうした事
態を回避するためのものであるが、これ以外に機械手段
を充填材に用いて間隙を堅固に閉ざすこともできる。こ
の充填材46を施した状態を図9Aに示す。
【0036】続く図9Bから図9Dは、ログIL’が層
厚のウェブ材に形成されてゆく様子を幾分誇張して示
す。しかし、本発明の本質はこれらの図に表されてい
る。 軌道運動する下方巻取りドラム
【0037】図10Aから図10Gを参照するに、符号
21は再度、上方巻取りドラムを示し、符号24は下方
巻取りドラムを示す。この連続する図は、下方巻取りド
ラム24の移動する軌道、即ち環状経路が、巻取られて
いるウェブと下方ドラムとの間で起こる滑りを実質上な
くすのにどのように用いられるかを実証している。この
移動の際には先に図8で示した特徴ある速度分布が用い
られない。実際、下方ドラムの速度分布は、図10Hか
ら理解できるように一定分布を示している。図10Hに
おいて、符号41’が下方ドラムの速度分布を示し、符
号41の上方ドラムの速度分布と対照をなしている。言
い換えれば、所定のサイクル全体を通して、下方巻取り
ドラム24の速度は何等変化がない。
【0038】図10Aから図10Gに示すように、下方
巻き取りドラム24は軌道上を速度変化のないまま走行
するが、その効果は下方巻取りドラムの速度分布が展開
されるのと等しい結果が得られる。例えば、図10Aに
0゜で示した巻取り開始において、初期段階のログLo
は上方と下方ドラムの中心を結ぶ点線の背後にある。
【0039】各位置を進んでゆくと、新しく巻かれる初
期段階のログがゆっくりと右に移動し、下方巻取りドラ
ム24が環状軌道を時計回りに急速に移動することに留
意されたい。動きを簡略化するためにほぼ楕円経路を進
行させてあるが、図ではサークル状経路で表される。
【0040】連続図から下方巻取りドラムの動きが理解
できよう。図10Bで、ログL1が比較的小さく動いて
右寄りに移動するあいだ、下方巻取りロール24は巻取
りサイクルの25゜を通過移動する。それから図10C
で、再びログLが比較的小さく動いて位置L2に移動す
るあいだ、下方巻取りロール24は巻取りサイクルの5
0゜を通過移動する。図10Dでは、ログL3が再びゆ
っくりと右方に向けて移動すると、ドラムは巻取りサイ
クルの125゜を通過移動する。同じようにして、巻取
りドラム24が残余軌道を進行してゆくにつれ、ログは
より急速に右方に前進する。巻取りドラム24の中心が
巻取りサイクルを200゜、275゜、325゜と移動
する様子は、それぞれ図の10E、10F、10Gに相
当する。こうして、下方ドラムのこの分布された動きに
より、上方巻取りドラム21と下方巻取りドラム24の
間に、図10Iの符号41と41’でそれぞれ示されて
いるように差のある直線的な速度で走行する機会が与え
られる。
【0041】この操作を達成する手段は図10Iに概略
的に示される。この手段は、速度分布に代わるあるいは
速度分布に附加をするためのもので、例えば、巻取りロ
ールの軌道と速度分布とを結合するものである。
【0042】さて、図10Iを参照するに、下方巻取り
ドラムを再度24で示す。下方巻き取りドラム24は、
図10Aから図10Gの軌道を通る動きのために水平方
向と垂直方向の両軸X,Yに沿った動きができるように
取付けられている。このために様々なリンク装置が用い
られ得るが、一つの単純なリンク装置がアーム47,4
8を含む二本の棒によるリンク装置である。アーム47
は符号49で示す位置でフレームFに枢支され、符号5
0で示す位置でアーム48と回動可能に接続されてい
る。アーム48の他端はドラム24の軸を支持するベア
リング51に枢支されている。アーム47,48及びベ
アリング51を動作させるために、流体圧力シリンダの
ような適切なアクチュエータを用いるようにしても良
い。図示しない流体圧力シリンダの操作は、図1の関連
で前記した制御装置26を使用して行うようにするのが
望ましい。
【0043】軌道走行のライダドラム 図11を参照するに、この図には上方及び下方の巻取り
ドラム21,24を備えた通常の3個のドラムクレード
ルが示されている。先に図1でも示したライダドラム2
5は、様々な位置にあるものが表されている。符号25
の実線位置は、ライダドラム25が巻取りサイクルの終
りに占める位置であると共に、傾斜板、即ちランプ28
に沿ってログが降下し始める直前の位置でもある。
【0044】ライダドラム25はリンク装置に支持さ
れ、リンク装置はライダドラム25にX,Y軸に沿った
2段階の自由動を与える。両軸運動は、図10Iに示し
たのと同じように下方巻取りドラム24の軌道あるいは
楕円運動に関係する。ここにドラム中心の軌跡を点線で
示すが、符号52で示すように球面三角形状をしてい
る。三角形52の一辺53は幾分弧状に見える。それは
ライダドラム25がログLfの輪郭に追随するからであ
る。このようにして、三角形52の辺53は外側寄りに
張り出した弧状辺となる。
【0045】第二の辺54は直線に表れる。両ドラムの
21,24の直径が等しいからである。この場合、ログ
の中心は直線上を移動して符号25’で示す位置に移
る。
【0046】しかしながら、ほとんどの場合、ドラム径
は違うことが多い。下方巻取りドラム24の径は図1に
示すように小径である。こうした場合、ログは下方ドラ
ム面に追従するため、ログの中心は弧状経路を移動する
ことになる。するとライダドラムもまた、ログに押し当
たりこれに追従するようにしてログの中心を通過する線
に沿って移動するようになる。それゆえライダドラム2
5(及びその中心部)は窪んだ弧状経路に沿って移動す
る。この様子は球面三角形52の内部に関連して見られ
る。
【0047】球面三角形52の第三辺55もまた弧状を
示し、クレードルの外に向かって窪んでいる。これは、
上方巻取りドラム21の輪郭と完成ログLfの外輪郭に
追従した相当急速な動きを表している。なお、完成ログ
の外郭は開始のログLoの外郭内に入り込んでこれと交
差する。
【0048】図11に示す本システムは、上方及び下方
ドラムとライダドラムの間の略正三角形内に製品を保持
する能力に利点がある。たとえこれが従来の3個ドラム
クレードルの目的であり、枢支された単一の弧状運動に
よって典型的に行われたとしても完全に成し得ることは
ないだろう。なぜなら単一の弧状経路は、図11の本発
明の実施例を実施することにより可能な正三角形とは実
質的にかけはなれたものだからである。例えば、符号5
4で示す線分の間、本発明はログを安定して巻取るため
の最良の保有角度を提供する。線分54の終わりで、線
分53の間では、ログが殆ど完成するということで、ラ
イダロールを保有位置から移動させて、これに製品を排
出するための角度を提供するのが望ましい。その後の戻
りは速やかである。なぜなら本発明がこの実施例で独特
の形状を提供するからである。かくして、本実施例は、
ライダドラムの中心を二辺が弧状の三角形を経由して移
動させることで、ライダドラムに特徴を与えている。さ
らにライダドラム25に速度分布を与えるのも望ましい
だろう。
【0049】ライダドラムの速度分布は、下方の巻取り
ドラムの速度分布とはその位置と機能の違いのために異
なる。ライダドラム25は、サイクルの終わりにより速
く走行し、ロール製品、即ちログの抜き去りを確実にす
る。その後、ライダドラムは異なった位置分布を有す
る。なぜなら下方の巻取りドラム24が上方の巻取りド
ラム21との間の距離に変化をきたしても、それ以上に
ライダドラムは上方ドラムとの距離に変化を起こすから
である。ログが排出されると、速度はウェブの進行速度
以下の速度に戻り、さらにその後、巻取られているログ
の直径を蓄積するために速度上昇する。 第2実施例 図12から図13参照
【0050】第二の実施例では、上方及び下方ドラム1
21,124間の距離は変わらず、巻取りドラムは移動
しない。この構造では、摩擦フィンガ138がニップの
下流側から支持されている。巻取りドラムの121,1
24の間隙ニップ134の上流側でウェブWがニップに
接近する。しかしながら、ここでウェブはニップ134
を通過しない。フィンガ138は製品の流れ次第で他の
位置で支持されるようにして良い。図12,13Aで示
すように支持されたときには、ドラム124はフィンガ
138を調整する環状溝部124aを備える。
【0051】ログが初期段階に保持する径が約0.25
インチ(6mm)に達したとき、フィンガ138は延伸
して製品即ち初期段階のログに接触する。この状態は、
ライダドラム125が図12の位置から、初期段階のロ
グがその直径を蓄積させて約1.5から2.0インチに
なる図13Aの位置に移動されるまで継続する。そし
て、フィンガ138がその促進作用で初期段階のログI
L(図13A参照)をニップ134に向けて進ませる。
このあいだの時間はライダドラム125を初期段階のロ
グIL’に当てる位置に移動させるには十分な時間であ
る。
【0052】上記したように、本実施例では、巻取られ
ているロールはニップの上流側の進入位置に在留してい
る。切り離しされた製品の先端部Eはそのままニップ1
41(図12の完成製品とドラム121の間隙)を通過
して上方と下方のドラム121,124の間隙ニップ1
34に向けて移動する。ここで、先端部は自分自身の上
に巻きを始める。
【0053】フィンガ138は複数で成り、各々が摩擦
面156を備える。摩擦面156は初期段階のログに接
触するように符号157で示す角度の広がりを有する。
フィンガ38,138の摩擦面には、静止フィンガに要
求される摩擦力の共働作用を殆ど必要としないから(巻
取りドラム面に使用されるような高度の摩擦材ではあま
りに過激すぎて初期段階のログを裂いてしまう恐れがあ
る)、金属材もしくは合成樹脂材を施すことができる。
【0054】さて、接触角度の増大を示す図13Bを参
照するに、先に指摘したように、接触角度は符号15
8,159等で示す一対の線で画定される。両線はニッ
プ134の中心から延伸して接点150,151で初期
段階のログIL’に対する接線として引かれる。接触角
度は、初期段階のログILがニップ134により近接し
たときは符号152,153で示すようにかなり小さい
とみえる。
【0055】再度、触れると、本実施例では製品あるい
は初期段階のログは常にニップの上流側に残っている。
そうして本実施例の速度分布は、事実上、図1から図1
1の実施例の図8で40で示したものを、対称的にその
まま反映したものである。言い換えると、図12と図1
3Aの実施例での速度分布は、図12Aに見られるよう
に、最初に符号144で特徴付けしたように速度上昇を
してそれから符号145の位置で曲線140の一部分1
43に沿って下降し始める。
【0056】図8Aに描かれたものに近似するが、図1
2Aの速度分布は制御装置36の制御下でテーパー巻取
りをするように修正すると良い。例えば、ドラム124
が速く回転する場合には、ロール製品はサイクルの初め
にゆるめに巻かれる。ドラム121と124との速度差
が大きいので、初期段階のログは、両ドラムが最も近接
した位置から遠ざかるように移動して巻取りがさらにゆ
るくなるのである。さらに所定のログ径とするために、
巻取りはサイクルの終わりにつれてきつめにしなければ
ならない。すると、図12Aの曲線140のあたりで、
図8Aとは逆の状況が起きるのである。というのは両ド
ラムの速度は互いに大きく離れるからである。
【0057】ここでもまた先の実施例のライダドラム2
5でも、両者共、速度分布の変化があって良い。つま
り、実質上滑りをなくすために用いられる分布を上まわ
ったり下まわったりする多様な変化があっても良い。再
度述べると、分布の特性及び位置づけはこのシステムの
計算と巻き取られるウェブの特性とによって決定され
る。しかしながら、一般的には、変化を加えた速度曲線
が例えばウェブ進行に見合った速度から離れるほど、速
度変化は大きく、巻取りもよりゆるくなる。
【0058】図14 上記した返し折り以外にも、仮に小さな気泡部を真空孔
部の前方のウェブに形成すると、巻材の先端部分が二つ
のドラム221,224のニップを通過することができ
る(図14参照)。気泡部Bが上方と下方ドラム22
1,224のニップ234に進入するにしたがい、気泡
部Bは折重ねられそのまま巻取り初めの回転を開始させ
ることになる。尾端部はニップを介して引き戻され、巻
取りの中に絡め入れられる(図14Aから図14D参
照)。
【0059】気泡部Bは、供給孔部249を介して空気
吸引を切り換えるようにすると良い。供給孔部249は
制御装置36が制御する。ウィスコンシン州、フォデュ
ラク所在のギディング&ルウィス社製のモデルPIC9
00が購入できるのでこれを使用すると良い。
【0060】概要 本発明は、ウェブログを巻回状に巻き取る装置より成
り、フレーム20を備える。基本になる実施例を2例提
示した。図1から図11で示した実施例と、図12から
図13に示したものである。前者の図中部材番号にそれ
ぞれ100を加えた番号をそのまま後者の部材に対応さ
せた。
【0061】フレームは回転可能に第1の巻取りドラム
21,121を支持する。この第1の巻取りドラムは符
号32,132で示すスロット手段を備える。ナイフド
ラム22が第1の巻取りドラム21に沿うようにしてナ
イフドラム22が設けられる。ナイフドラム22と第1
の巻取りドラム21が、ウェブが第1の巻取りドラム2
1、121と共に走行するための手段を提供する。フレ
ームはさらに第2の巻取りドラム24、124を回転可
能に支持する。第2の巻取りドラムは、第1の巻取りド
ラム21、121の近くのフレームに取付けられ、ニッ
プ34,134を形成するように第1の巻取りドラムと
間隔を置いた位置に配設される。さらに、フレームはラ
イダドラム25,125を枢支する。ライダドラムは第
1と第2の巻取りドラムとで三個のドラムクレードルを
形成する。
【0062】空気吸引孔部33あるいはピンその他とし
て示す手段が、第1の巻取りドラム21,121と共働
して、ウェブの飛遊部分を第1の巻取りドラムの表面に
対して固定する。この固定手段33,133は、スロッ
ト手段32,132よりも第1巻取りドラムの回転方向
後方に間隔をおいて設けられ、切り離されたウェブを符
号RFで示すように自身で後ろ向きに折るようにさせる
(図4参照)。さらに第1と第2の巻取りドラム間のニ
ップ34,134は、ウェブの厚さの2倍以下である。
このニップの間隔は第2実施例ではもっと小さくしても
良い。
【0063】図1から図11の実施例で、ニップは上流
側と下流側とを有し、上流側にウェブが接近する。ライ
ダドラム25はニップの下流側にある。さらに、第1実
施例で、本発明は、第2の巻取りドラム24を第1の巻
取りドラム21に向かわせたり、遠ざけたりすることを
選別して行う制御手段36を備える。そうして部分的に
巻かれたログがニップ34を通過するように両ドラム間
の距離を調整変化させるのである。これは第2の巻取り
ドラムの速度分布と同様に重要である。付け加えると、
第1実施例では、初期段階のログILをニップ34に向
かわせるフィンガ手段38を有する。フレーム10は符
号35aで示す位置にフィンガ手段を枢支する手段を備
えている。符号35aの位置の枢支手段は、フィンガ手
段を第2の巻取りドラム24に近接させ、その状態を維
持するように作用する。これにより初期段階のログIL
がフィンカ手段38と第2の巻取りドラム24との間に
挟まれるのを回避する。更に、図1から図11の実施例
を要約すると、第1と第2の巻取りドラムは図2におい
て符号24aで示す摩擦面を備える。
【0064】図12と図13の第2実施例は、ニップ1
34の上流側にライダドラムを有する。本実施例では、
初期段階のログILをニップ34に促すように向かわせ
るフィンガ手段38が再度表れる。また、第1と第2の
巻取りドラムは、再度、摩擦面を備える。両実施例で、
第2の巻取りドラムの速度分布は、巻取られているログ
となるウェブロールの径を蓄積させる作用として変化さ
せることができる。第1実施例では、速度分布は下方ド
ラムの速度の減速として表され、第2実施例では、製品
が初期段階に維持されあるいはニップの上流側に位置し
ていることと、下方ドラムの速度の増速として表される
(図12A参照)。
【0065】第1実施例に関する図8Aでは、第2の巻
取りドラム24の速度は第1の巻取りドラム21の定速
度41に比べると比較的遅い。下方ドラムの速度40
は、符号44で示す巻取り開始時期を過ぎるとかなり急
に減速する。その結果、現在部分的に巻取られているロ
ールが第1と第2の巻取りドラム21,24との間隙3
4’を通過するように押し出される。その後、第2の巻
取りドラムの速度は符号43で示す経路をたどる。この
経路に表された速度は、第1の巻取りドラムの表面速度
に接近するものの正確には等しくはならず、そして部分
的に巻取られたロールあるいはログの径を蓄積させるた
めに上昇する。それから、サイクルの開始あるいはそれ
に近づくと、第2の巻取りドラム(ここでは下方ドラ
ム)の速度は上方ドラム21の速度にほぼ匹敵する速度
で始まり、その後、現在ニップ34’の下流に位置する
初期段階のログの巻取りを開始する準備を整えるため、
符号44に見られるように可能な限り急速に減速する。
【0066】本発明方法は、上記した装置部材を準備
し、その後、巻取りドラム間のニップを調整してウェブ
厚さの2倍以下として、後ろ向きに折り畳まれた切り離
しウェブを巻取って初期段階のログに形成してゆくもの
である。上記説明は図示したものの目的を達成するため
のものであり、本発明は、その精神を逸脱しない範囲で
当業者により種々の設計変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻取り機の特徴部分を
概略して示した側面図。
【図2】図1の巻取り機の平面図で、種々のドラムが間
隔をおいて配設されている状態を示す。
【図3】図1の一部分の拡大断面図で、新しいログの巻
取りの初めを合図するウェブの切り離し状態を示す。
【図4】図4は、図3に後続する巻取り段階で、幅方向
に切り離しされたウェブの先端部分に返し折りが展開さ
れる様子を示す第1の巻取りドラムの要部の破断図。
【図5】切り離しスロットが約6持30分の位置にある
巻取りドラムの回転状態を示す説明図。
【図6】切り離しスロットが約5時の位置にある巻取り
ドラムの回転状態を示す説明図で、折り畳まれたウェブ
先端部が巻取りドラムのニップ域に進入している。
【図7A】3個のドラムクレードルに完成されたログが
支持され、新しいウェブが巻きの初期段階にある状態を
示す装置要部の側面図。
【図7B】図7Aの中心部の拡大図で、接触角を説明す
るためのもの。
【図8】図7Aより若干巻取りが進行した状態の装置要
部の側面図。
【図8A】よりきつくそしてより緩く巻くことによって
巻き滑りを最小限に抑えるための速度分布を示すグラ
フ。
【図9A】ウェブが自分自身に巻き付けられて初期段階
のログとなるための第1状態を示す要部の拡大図。
【図9B】図9Aの状態から若干時間が経過した第2状
態を示す要部の拡大図。
【図9C】図9Bの状態から若干時間が経過した第3状
態を示す要部の拡大図。
【図9D】図9Cの状態から若干時間が経過した第4の
状態を示す要部の拡大図。
【図10A】滑りを最小限に抑えるための下方巻取りロ
ールの軌道の効果を説明するための側面図で、0度の段
階にあるもの。
【図10B】図10Aよりも回転が進んで25度の状態
の側面図。
【図10C】図10Bよりも回転が進んで50度の状態
の側面図。
【図10D】図10Cよりも回転が進んで125度の状
態の側面図。
【図10E】図10Dよりも回転が進んで200度の状
態の側面図。
【図10F】図10Eから回転が進んで275度の状態
の側面図。
【図10G】図10Fから回転が更に進んで325度の
状態の側面図。
【図10H】速度分布の違いを示すグラフ。
【図10I】下方巻取りロールの軌道のためのリンク装
置の側面図。
【図11】ライダドラムの操作軌道あるいは操作無端経
路を示す側面図。
【図12】本発明の他の実施例に係る装置の側面図で、
第1実施例の図8にほぼ対応する。
【図12A】図12の実施例に係るもので、第1実施例
の図8Aに対応するグラフ。
【図13A】図12よりも巻取りが若干進んだ状態の側
面図。
【図13B】図13Aの中心部の拡大図。
【図14A】図9Aに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14B】図9Bに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14A】図9Cに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14A】図9Dに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【符号の説明】
10,20・・・・・・・・フレーム 20a,20b・・・・・・サイドフレーム 21,121,221・・・第1の巻取りドラム 22・・・・・・・・・・・ナイフドラム 23・・・・・・・・・・・ナイフ手段 24,124,224・・・第2の巻取りドラム 24a・・・・・・・・・・摩擦面 24b・・・・・・・・・・負荷バネ 25,125・・・・・・・ライダドラム 26・・・・・・・・・・・アーム 28・・・・・・・・・・・ランプ 29・・・・・・・・・・・持ち去りコンベア 30・・・・・・・・・・・カム 31・・・・・・・・・・・ナイフ部材 32,132・・・・・・・スロット手段 33・・・・・・・・・・・巻取りドラムと共働する手
段 33・・・・・・・・・・・真空孔部 33・・・・・・・・・・・ウェブ搬送手段 33,133・・・・・・・固定化手段 34,134,234・・・ニップ 35,38a・・・・・・・ピボットアーム 35a・・・・・・・・・・軸支手段 36・・・・・・・・・・・制御手段 37,37’・・・・・・・接触角度 38・・・・・・・・・・・摩擦フィンガ 38,138・・・・・・・フィンガ手段 39・・・・・・・・・・・シャフト 40・・・・・・・・・・・下方ドラム速度 41・・・・・・・・・・・上方ドラム速度 46・・・・・・・・・・・充填材 47,48・・・・・・・・アーム 51・・・・・・・・・・・ベアリング 52・・・・・・・・・・・球面三角形 53,54,55・・・・・辺 140・・・・・・・・・・曲線 144・・・・・・・・・・速度上昇 150,151・・・・・・接点 156・・・・・・・・・・摩擦面 158,159・・・・・・接触角度 249・・・・・・・・・・供給孔部 B・・・・・・・・・・・・気泡部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻取り機の特徴部分を
概略して示した側面図。
【図2】図1の巻取り機の平面図で、種々のドラムが間
隔をおいて配設されている状態を示す。
【図3】図1の一部分の拡大断面図で、新しいログの巻
取りの初めを合図するウェブの切り離し状態を示す。
【図4】図4は、図3に後続する巻取り段階で、幅方向
に切り離しされたウェブの先端部分に返し折りが展開さ
れる様子を示す第1の巻取りドラムの要部の破断図。
【図5】切り離しスロットが約6持30分の位置にある
巻取りドラムの回転状態を示す説明図。
【図6】切り離しスロットが約5時の位置にある巻取り
ドラムの回転状態を示す説明図で、折り畳まれたウェブ
先端部が巻取りドラムのニップ域に進入している。
【図7A】3個のドラムクレードルに完成されたログが
支持され、新しいウェブが巻きの初期段階にある状態を
示す装置要部の側面図。
【図7B】図7Aの中心部の拡大図で、接触角を説明す
るためのもの。
【図8】図7Aより若干巻取りが進行した状態の装置要
部の側面図。
【図8A】よりきつくそしてより緩く巻くことによって
巻き滑りを最小限に抑えるための速度分布を示すグラ
フ。
【図9A】ウェブが自分自身に巻き付けられて初期段階
のログとなるための第1状態を示す要部の拡大図。
【図9B】図9Aの状態から若干時間が経過した第2状
態を示す要部の拡大図。
【図9C】図9Bの状態から若干時間が経過した第3状
態を示す要部の拡大図。
【図9D】図9Cの状態から若干時間が経過した第4の
状態を示す要部の拡大図。
【図10A】滑りを最小限に抑えるための下方巻取りロ
ールの軌道の効果を説明するための側面図で、0度の段
階にあるもの。
【図10B】図10Aよりも回転が進んで25度の状態
の側面図。
【図10C】図10Bよりも回転が進んで50度の状態
の側面図。
【図10D】図10Cよりも回転が進んで125度の状
態の側面図。
【図10E】図10Dよりも回転が進んで200度の状
態の側面図。
【図10F】図10Eから回転が進んで275度の状態
の側面図。
【図10G】図10Fから回転が更に進んで325度の
状態の側面図。
【図10H】速度分布の違いを示すグラフ。
【図10I】下方巻取りロールの軌道のためのリンク装
置の側面図。
【図11】ライダドラムの操作軌道あるいは操作無端経
路を示す側面図。
【図12】本発明の他の実施例に係る装置の側面図で、
第1実施例の図8にほぼ対応する。
【図12A】図12の実施例に係るもので、第1実施例
の図8Aに対応するグラフ。
【図13A】図12よりも巻取りが若干進んだ状態の側
面図。
【図13B】図13Aの中心部の拡大図。
【図14A】図9Aに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14B】図9Bに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14C】図9Cに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【図14D】図9Dに類似するのであるが、その巻取り
開始を変更した状態の要部拡大図。
【符号の説明】 10,20・・・・・・・・フレーム 20a,20b・・・・・・サイドフレーム 21,121,221・・・第1の巻取りドラム 22・・・・・・・・・・・ナイフドラム 23・・・・・・・・・・・ナイフ手段 24,124,224・・・第2の巻取りドラム 24a・・・・・・・・・・摩擦面 24b・・・・・・・・・・負荷バネ 25,125・・・・・・・ライダドラム 26・・・・・・・・・・・アーム 28・・・・・・・・・・・ランプ 29・・・・・・・・・・・持ち去りコンベア 30・・・・・・・・・・・カム 31・・・・・・・・・・・ナイフ部材 32,132・・・・・・・スロット手段 33・・・・・・・・・・・巻取りドラムと共働する手
段 33・・・・・・・・・・・真空孔部 33・・・・・・・・・・・ウェブ搬送手段 33,133・・・・・・・固定化手段 34,134,234・・・ニップ 35,38a・・・・・・・ピボットアーム 35a・・・・・・・・・・軸支手段 36・・・・・・・・・・・制御手段 37,37,・・・・・・・接触角度 38・・・・・・・・・・・摩擦フィンガ 38,138・・・・・・・フィンガ手段 39・・・・・・・・・・・シャフト 40・・・・・・・・・・・下方ドラム速度 41・・・・・・・・・・・上方ドラム速度 46・・・・・・・・・・・充填材 47,48・・・・・・・・アーム 51・・・・・・・・・・・ベアリング 52・・・・・・・・・・・球面三角形 53,54,55・・・・・辺 140・・・・・・・・・・曲線 144・・・・・・・・・・速度上昇 150,151・・・・・・接点 156・・・・・・・・・・摩擦面 158,159・・・・・・接触角度 249・・・・・・・・・・供給孔部 B・・・・・・・・・・・・気泡部

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺のウェブを巻き取ってログにする表面
    巻取り機であって、 フレーム(20)と、 このフレームに回動自在に取付けられ、スロット手段
    (32,132)を有する第1の巻取りドラム(21,
    121,221)と、 ウェブをこの第1の巻取りドラムと共に走行するように
    進行させる手段(21,22)と、 第1の巻取りドラムの近傍の上記フレームに回動自在に
    取付けられ、第1の巻取りドラムと間隔をおいてニップ
    (34,134)を形成する、第2の巻取りドラム(2
    4,124,224)と、 上記フレームに枢支されて、上記第1と第2の巻取りド
    ラムと共に3つのドラムより成るクレードルを形成する
    ライダドラム(25,125)と、 第1の巻取りドラム近傍のフレームに回動自在に取付け
    られ、前記スロット手段と係合して上記ウェブを幅方向
    に切断するナイフ手段を有するナイフドラム(22)
    と、 ウェブの切り離し端の遊び部分を第1の巻取りドラムの
    表面に固定するために第1の巻取りドラムと作動的に共
    働する固定手段(33)とを備え、 この固定手段は、切り離されたウェブを返し折り(R
    F)して初期段階のログになるように、上記スロット手
    段から第1の巻取りドラムの回転方向後方に間隔を置い
    て設けられ、 第1と第2の巻取りドラム間の上記ニップは、その間隔
    が、上記返し折りをされたウェブが初めにそのニップに
    近づいたときにウェブの厚さの2倍以下である、 こと
    を特徴とする表面巻取り機。
  2. 【請求項2】前記返し折りされたウェブが初めに前記ニ
    ップに近づくときの上記ウェブの厚さよりもニップ(3
    4,134)の間隔の方が広い、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  3. 【請求項3】前記ニップは上流側と下流側とを有し、 前記ウェブが上流側で上記ニップに接近し、 前記ライダドラムが上記ニップの下流側にある、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  4. 【請求項4】部分的に巻かれたログを上記ニップの間隙
    を通過させるために、前記第二のドラムを前記第一のド
    ラムに向かわせたり、離したりするのを選別して両ドラ
    ム間の間隔を変化させる制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項3に記載の表面巻取り機。
  5. 【請求項5】前記初期段階のログをせきたてるように前
    記ニップに向かわせるフィンガ手段(38)を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載の表面巻取り機。
  6. 【請求項6】前記フィンガ手段を枢支する手段(38
    a)を備え、 この枢支手段がフィンガ手段を前記第二の巻取りドラム
    に近接維持するよう作用し、それにより前記初期段階の
    ログがフィンガ手段と第二の巻取りドラムとの間で挟ま
    れるのを回避する、 ことを特徴とする請求項5に記載の表面巻取り機
  7. 【請求項7】前記第一と第二の巻取りドラムが摩擦面
    (24a)を備える、 ことを特徴とする請求項6に記載の表面巻取り機
  8. 【請求項8】前記制御手段(36)は、前記第二の巻取
    りドラムの回転速度を変化させて実質的に第二の巻取り
    ドラムと巻取られているウェブログとの間に生じる滑り
    を消滅させるように前記フレームと作動的に共働し、ま
    た、第二の巻取りドラムに速度分布を付与して第二の巻
    取りドラムが各巻取りサイクルのほぼ開始あたりで前記
    第一の巻取りドラムにほぼ見合う速度であったものより
    減速させ、部分的に巻かれたログを上記ニップに向けて
    進行させ、そして、上記部分的に巻かれたログの直径を
    増大させる機能として第二の巻取りドラムの速度を上昇
    させるものである、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  9. 【請求項9】前記ニップが上流側と下流側とを有し、 前記ウェブが上流側で上記ニップに接近し、 前記ライダドラムがニップの上流側にある、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  10. 【請求項10】前記制御手段(36)は、前記第二の巻
    取りドラムの回転速度を変化させて実質的に第二の巻取
    りドラムと巻取られているウェブログとの間に生じる滑
    りを消滅させるように前記フレームと作動的に共働し、
    また、第二の巻取りドラムに速度分布を付与して第二の
    巻取りドラムが各巻取りサイクルのほぼ開始あたりで前
    記第一の巻取りドラムにほぼ見合う速度であったものよ
    り上昇させて部分的に巻かれたログを前記ニップに向け
    て進行させ、そして、上記部分的に巻かれたログの直径
    を増大させるために第二の巻取りドラムの速度を下降さ
    せるものである、ことを特徴とする請求項9に記載の表
    面巻取り機。
  11. 【請求項11】前記初期段階のログを前記ニップに向か
    わせるように促進するフィンガ手段(138)を備え
    る、 ことを特徴とする請求項9に記載の表面巻取り機。
  12. 【請求項12】前記第1と第2の巻取りドラムが摩擦面
    (24a)を備える、 こと特徴とする請求項9に記載の表面巻取り機。
  13. 【請求項13】前記第1の巻取りドラム(221)は、
    前記第1の固定化手段と前記スロット手段の中間に第2
    の固定化手段を備え、 前記制御手段は、上記第2の固定化手段と関連して前記
    ウェブの遊び部分に空気層あるいは気泡を形成するもの
    である、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  14. 【請求項14】前記制御手段(36)は、前記フレーム
    と作動的に共働して前記第2の巻取りドラムの回転速度
    分布を変化させ、第2の巻取りドラムと巻取られている
    ウェブログとの間に生じる滑りを実質上なくす、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、前記速度分布からそれ
    て、前記ログに緊張加減の異なる部分を持たせるような
    テーパ巻取りを行わせるものである、 ことを特徴とする請求項14に記載の表面巻取り機
  16. 【請求項16】前記フレームと作動的に共働する手段
    が、前記第2の巻取りドラムを各巻取りサイクルで一度
    づつ軌道走行させるものである、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機
  17. 【請求項17】前記フレームと作動的に共働する手段
    (47,48)が、前記ライダドラムと前記第2の巻取
    りドラムを各巻取りサイクルで一度ずつ軌道(52)走
    行させることを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り
  18. 【請求項18】前記フレームと作動的に共働する手段
    は、前記第2の巻取りドラムを各巻取りサイクルで一度
    づつ軌道走行させ、また速度分布を第2の巻取りドラム
    に強制的に与えて第2の巻取りドラムと巻取られている
    ウェブログとの間に生じる滑りを実質上なくすものであ
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面巻取り機
  19. 【請求項19】長尺のウェブを巻き取ってログにするた
    めの方法であって、 フレームを設けるステップと、 このフレームにスロット手段を有する第1の巻取りドラ
    ムを回動自在に取付けるステップと、 ウェブをこの第1の巻取りドラムと共に走行するように
    進行させる手段を設けるステップと、 第1の巻取りドラムと間隔をおいてニップを形成する第
    2の巻取りドラムを第1の巻取りドラムの近傍の上記フ
    レームに回動自在に取付けるステップと、 上記第1と第2の巻取りドラムと共に3つのドラムより
    成るクレードルを形成するライダドラムを上記フレーム
    に枢支するステップと、 前記スロット手段と係合して上記ウェブを幅方向に切断
    するナイフ手段を有するナイフドラムを第1の巻取りド
    ラム近傍のフレームに回動自在に取付けるステップと、 ウェブの切り離し端の遊び部分を第1の巻取りドラムの
    表面に固定するために第1の巻取りドラムと作動的に共
    働する固定手段を設けるステップとを備え、 この固定手段は、切り離されたウェブを返し折り(R
    F)して初期段階のログになるように、上記スロット手
    段から第1の巻取りドラムの回転方向後方に間隔を置い
    て設けさせ、 そして、最初に、上記ニップの間隔をウェブの厚さの2
    倍以下に設定し、切り離されたウェブの折り返し部分が
    初期段階のログとして巻き取りされる、 ことを特徴とする巻取り方法。
  20. 【請求項20】前記ステップが、フィンガ手段の提供を
    含み、このフィンガ手段を前記初期段階のログにあてが
    い初期段階のログが前記ニップから離れることを抑える
    ようにする、 ことを特徴とする請求項19に記載の巻取り方法
  21. 【請求項21】前記ステップが、前記第2の巻取りドラ
    ムを第1の巻取りドラムから離すように移動させて両ド
    ラム間のニップを拡大させ、これにより前記初期段階の
    ログをニップを通過させ、その後、前記ライダドラムを
    上記初期段階ログにあてがうステップを含む、 ことを特徴とする請求項20に記載の巻取り方法。
  22. 【請求項22】前記ステップが、前記ニップの片側に前
    記初期段階ログを維持し、前記ライダドラムを初期段階
    ログにあてがい、この間、前記フィンガ手段が継続して
    初期段階ログが上記ニップから離れることを制限してい
    るステップを含む、 ことを特徴とする請求項21に記載の巻取り方法。
  23. 【請求項23】前記ステップが、前記第2の巻取りドラ
    ムを動かすことで第1の巻取りドラムから離して両ドラ
    ム間のニップを拡大させ、これにより前記初期段階ログ
    を上記ニップを通過させ、さらにその後、前記ライダド
    ラムを上記通過した初期段階ログにあてがう、ステップ
    を含むものである、 ことを特徴とする請求項19に記載の巻取り方法。
  24. 【請求項24】前記ステップが、前記ニップの片側に前
    記初期段階ログを維持し、前記ライダドラムを上記初期
    ログにあてがい、そして、フィンガ手段をあてて初期段
    階ログがニップから離れることを制限する、ステップを
    含むものである、 ことを特徴とする請求項19に記載の巻取り方法。
  25. 【請求項25】前記ステップが、前記ドラムのうちの一
    つを速度変化させる手段を提供して、ドラムの一つに速
    度分布を与え、一つのドラムと巻取られているウェブロ
    グとで生じる滑りを実質上なくす、ステップを含んでい
    る、 ことを特徴とする請求項19に記載の巻取り方法。
  26. 【請求項26】前記ステップが、テーパ巻取りを行わせ
    る速度分布変化のステップを含み、これにより、ログの
    巻層の一部が隣接する巻層同士の緊張加減が異なる、 ことを特徴とする請求項25に記載の巻取り方法。
  27. 【請求項27】前記ステップが、前記ドラムの一つを各
    巻取りサイクルで一度づつ軌道走行させるステップを含
    むものである、 ことを特徴とする請求項25に記載の巻取り方法。
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