JPH0852156A - 骨折治療用スクリュー体 - Google Patents
骨折治療用スクリュー体Info
- Publication number
- JPH0852156A JPH0852156A JP6191551A JP19155194A JPH0852156A JP H0852156 A JPH0852156 A JP H0852156A JP 6191551 A JP6191551 A JP 6191551A JP 19155194 A JP19155194 A JP 19155194A JP H0852156 A JPH0852156 A JP H0852156A
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- JP
- Japan
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- screw
- screw member
- male
- basic
- tubular
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/84—Fasteners therefor or fasteners being internal fixation devices
- A61B17/86—Pins or screws or threaded wires; nuts therefor
- A61B17/8685—Pins or screws or threaded wires; nuts therefor comprising multiple separate parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/72—Intramedullary pins, nails or other devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】 骨折した骨の接続圧力を調整可能な骨折治療
用スクリュー体を得ること。 【構成】 接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１
医用雄ねじ部と、この第１医用雄ねじ部と同軸の挿入軸
部とを有する基本ねじ部材；及び、この基本ねじ部材と
は別部材から構成され、上記基本ねじ部材の挿入軸部に
結合される筒状の筒状第２ねじ部材；からなり、この筒
状第２ねじ部材は、その外周面に、接続すべき一対の骨
の他方に螺合される、第１医用雄ねじ部より小ピッチで
同方向の第２医用雄ねじ部を備えている骨折治療用スク
リュー体。
用スクリュー体を得ること。 【構成】 接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１
医用雄ねじ部と、この第１医用雄ねじ部と同軸の挿入軸
部とを有する基本ねじ部材；及び、この基本ねじ部材と
は別部材から構成され、上記基本ねじ部材の挿入軸部に
結合される筒状の筒状第２ねじ部材；からなり、この筒
状第２ねじ部材は、その外周面に、接続すべき一対の骨
の他方に螺合される、第１医用雄ねじ部より小ピッチで
同方向の第２医用雄ねじ部を備えている骨折治療用スク
リュー体。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は、骨折した骨を接続する際に用い
る骨折治療用スクリュー体に関する。
る骨折治療用スクリュー体に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】骨折治療用スクリューと
して従来、接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１
医用雄ねじ部と、他方に螺合される第２医用ねじ部を同
一の軸線上に設けたスクリューが知られている。このス
クリューの第２医用雄ねじ部のピッチは、第１医用雄ね
じ部のピッチより小さく設定されており、このピッチの
差により、接続すべき骨に接続圧力を与えることができ
る。この従来の骨折治療用スクリューはしかし、第１、
第２医用雄ねじのピッチ及び長さが予め決められてお
り、骨折者の年令、骨折の部位や症例に関わらず、同一
のスクリューが用いられていた。このため、場合によっ
ては、必要な接続圧力を与えることができず、場合によ
っては、過剰な接続圧力を与えることがあった。
して従来、接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１
医用雄ねじ部と、他方に螺合される第２医用ねじ部を同
一の軸線上に設けたスクリューが知られている。このス
クリューの第２医用雄ねじ部のピッチは、第１医用雄ね
じ部のピッチより小さく設定されており、このピッチの
差により、接続すべき骨に接続圧力を与えることができ
る。この従来の骨折治療用スクリューはしかし、第１、
第２医用雄ねじのピッチ及び長さが予め決められてお
り、骨折者の年令、骨折の部位や症例に関わらず、同一
のスクリューが用いられていた。このため、場合によっ
ては、必要な接続圧力を与えることができず、場合によ
っては、過剰な接続圧力を与えることがあった。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、従来の骨折治療用スクリュー
についての以上の問題意識に基づき、接続圧力を調整可
能な骨折治療用スクリュー体を得ることを目的とする。
についての以上の問題意識に基づき、接続圧力を調整可
能な骨折治療用スクリュー体を得ることを目的とする。
【０００４】
【発明の概要】本発明は、骨折治療用スクリュー体を、
第１医用雄ねじ部を有する部材と、第２医用雄ねじ部を
有する部材との２部材から構成し、これらを複数種類用
意して選択して結合使用することにより、自由度を高め
るという発想に基づいてなされたものである。
第１医用雄ねじ部を有する部材と、第２医用雄ねじ部を
有する部材との２部材から構成し、これらを複数種類用
意して選択して結合使用することにより、自由度を高め
るという発想に基づいてなされたものである。
【０００５】すなわち本発明の骨折治療用スクリュー体
は、接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１医用雄
ねじ部と、この第１医用雄ねじ部と同軸の挿入軸部とを
有する基本ねじ部材；及び、この基本ねじ部材とは別部
材から構成され、基本ねじ部材の挿入軸部に結合される
筒状の筒状第２ねじ部材；からなるもので、この筒状第
２ねじ部材の外周面に、接続すべき一対の骨の他方に螺
合される、第１医用雄ねじ部より小ピッチで同方向の第
２医用雄ねじ部を設けたことを特徴としている。
は、接続すべき一対の骨の一方に螺合される第１医用雄
ねじ部と、この第１医用雄ねじ部と同軸の挿入軸部とを
有する基本ねじ部材；及び、この基本ねじ部材とは別部
材から構成され、基本ねじ部材の挿入軸部に結合される
筒状の筒状第２ねじ部材；からなるもので、この筒状第
２ねじ部材の外周面に、接続すべき一対の骨の他方に螺
合される、第１医用雄ねじ部より小ピッチで同方向の第
２医用雄ねじ部を設けたことを特徴としている。
【０００６】この基本ねじ部材又は（及び）筒状第２ね
じ部材は、その第１医用雄ねじ部と第２医用雄ねじ部の
ピッチ又は（及び）長さが異なる複数種類を用意し、こ
れらを選択使用することにより、接続すべき骨に、異な
る接続圧力を与えることができる。
じ部材は、その第１医用雄ねじ部と第２医用雄ねじ部の
ピッチ又は（及び）長さが異なる複数種類を用意し、こ
れらを選択使用することにより、接続すべき骨に、異な
る接続圧力を与えることができる。
【０００７】基本ねじ部材の挿入軸部と、筒状第２ねじ
部材との結合手段は、その一態様によると、挿入軸部に
形成した第１医用雄ねじ部と同一方向の雄ねじと、筒状
第２ねじ部材の内周面に形成したこの雄ねじに螺合する
雌ねじとから構成される。また、別の態様によると、両
者を径方向に結合する回り止め手段と、両者の軸方向の
相対移動を防ぐ固定手段とから構成される。
部材との結合手段は、その一態様によると、挿入軸部に
形成した第１医用雄ねじ部と同一方向の雄ねじと、筒状
第２ねじ部材の内周面に形成したこの雄ねじに螺合する
雌ねじとから構成される。また、別の態様によると、両
者を径方向に結合する回り止め手段と、両者の軸方向の
相対移動を防ぐ固定手段とから構成される。
【０００８】本骨折治療用スクリュー体の回動操作部
は、基本ねじ部材と筒状第２ねじ部材との結合態様に応
じ、基本ねじ部材と筒状ねじ部材の双方または一方に設
ける。さらに、筒状第２ねじ部材は、基本ねじ部材の挿
入軸部に対する挿入深さが異なる複数種類を用意し、こ
れらを選択使用すれば、第１医用雄ねじ部と第２医用雄
ねじ部の距離が異なる骨折治療用スクリュー体が得られ
る。
は、基本ねじ部材と筒状第２ねじ部材との結合態様に応
じ、基本ねじ部材と筒状ねじ部材の双方または一方に設
ける。さらに、筒状第２ねじ部材は、基本ねじ部材の挿
入軸部に対する挿入深さが異なる複数種類を用意し、こ
れらを選択使用すれば、第１医用雄ねじ部と第２医用雄
ねじ部の距離が異なる骨折治療用スクリュー体が得られ
る。
【０００９】
【発明の実施例】図面を参照して実施例を説明する。図
１は、基本ねじ部材１０を示す。この基本ねじ部材１０
は、その先端側から順に、第１医用雄ねじ部１１、スペ
ース部１２、雄ねじ部（挿入軸部）１３、及び角軸から
なる回動操作部１４を備えている。この基本ねじ部材１
０は、少なくとも、第１医用雄ねじ部１１のピッチＰ１
が異なる複数種類を用意することが好ましい。さらに第
１医用雄ねじ部１１、スペース部１２、雄ねじ部１３の
長さＬ１、Ｌ２、Ｌ３が異なるものと、第１医用雄ねじ
部１１のピッチＰ１が異なるものの組み合わせを複数種
類用意することができる。第１医用雄ねじ部１１及び雄
ねじ部１３は同じ方向のねじ、通常右ねじである。第１
医用雄ねじ部１１のピッチＰ１は例えば、１．２〜２．
５ｍｍ程度、雄ねじ部１３の径は例えば３ｍｍ程度（Ｍ
３）程度とする。
１は、基本ねじ部材１０を示す。この基本ねじ部材１０
は、その先端側から順に、第１医用雄ねじ部１１、スペ
ース部１２、雄ねじ部（挿入軸部）１３、及び角軸から
なる回動操作部１４を備えている。この基本ねじ部材１
０は、少なくとも、第１医用雄ねじ部１１のピッチＰ１
が異なる複数種類を用意することが好ましい。さらに第
１医用雄ねじ部１１、スペース部１２、雄ねじ部１３の
長さＬ１、Ｌ２、Ｌ３が異なるものと、第１医用雄ねじ
部１１のピッチＰ１が異なるものの組み合わせを複数種
類用意することができる。第１医用雄ねじ部１１及び雄
ねじ部１３は同じ方向のねじ、通常右ねじである。第１
医用雄ねじ部１１のピッチＰ１は例えば、１．２〜２．
５ｍｍ程度、雄ねじ部１３の径は例えば３ｍｍ程度（Ｍ
３）程度とする。
【００１０】図２は、この基本ねじ部材１０とは別部材
からなる筒状第２ねじ部材２０を示す。この筒状第２ね
じ部材２０は、外周に第２医用雄ねじ部２１を備え、そ
の後端部に角軸からなる回動操作部２２が形成されてい
る。この筒状第２ねじ部材２０は、有底筒状であり、そ
の内周面に、雄ねじ部１３に螺合する雌ねじ部２３と、
回動操作部１４を受け入れる凹部２４が形成されてい
る。この筒状第２ねじ部材２０は、少なくとも第２医用
雄ねじ部２１のピッチＰ２が異なる複数種類を用意す
る。さらに第２医用雄ねじ部２１、雌ねじ部２３の長さ
Ｌ４、Ｌ５が異なるものと、第２医用雄ねじ部２１のピ
ッチＰ２が異なるものの組み合わせを複数種類用意する
ことができる。Ｌ５の長さの違いは、基本ねじ部材１０
の雄ねじ部１３に対する筒状第２ねじ部材２０の挿入深
さ（螺合深さ）を変化させるから、第１医用雄ねじ部１
１と第２医用雄ねじ部２１の距離を変えることができ
る。第２医用雄ねじ部２１は、第１医用雄ねじ部１１と
同じ右ねじであり、そのピッチＰ２は例えば、１．０〜
２．０ｍｍ程度とする。基本ねじ部材１０と筒状第２ね
じ部材２０の如何なる組み合わせでも、Ｐ１＞Ｐ２であ
る。
からなる筒状第２ねじ部材２０を示す。この筒状第２ね
じ部材２０は、外周に第２医用雄ねじ部２１を備え、そ
の後端部に角軸からなる回動操作部２２が形成されてい
る。この筒状第２ねじ部材２０は、有底筒状であり、そ
の内周面に、雄ねじ部１３に螺合する雌ねじ部２３と、
回動操作部１４を受け入れる凹部２４が形成されてい
る。この筒状第２ねじ部材２０は、少なくとも第２医用
雄ねじ部２１のピッチＰ２が異なる複数種類を用意す
る。さらに第２医用雄ねじ部２１、雌ねじ部２３の長さ
Ｌ４、Ｌ５が異なるものと、第２医用雄ねじ部２１のピ
ッチＰ２が異なるものの組み合わせを複数種類用意する
ことができる。Ｌ５の長さの違いは、基本ねじ部材１０
の雄ねじ部１３に対する筒状第２ねじ部材２０の挿入深
さ（螺合深さ）を変化させるから、第１医用雄ねじ部１
１と第２医用雄ねじ部２１の距離を変えることができ
る。第２医用雄ねじ部２１は、第１医用雄ねじ部１１と
同じ右ねじであり、そのピッチＰ２は例えば、１．０〜
２．０ｍｍ程度とする。基本ねじ部材１０と筒状第２ね
じ部材２０の如何なる組み合わせでも、Ｐ１＞Ｐ２であ
る。
【００１１】上記構成の基本ねじ部材１０と筒状第２ね
じ部材２０は、図３に示すように、結合して骨折治療用
スクリュー体３０として使用される。すなわち、基本ね
じ部材１０の雄ねじ部１３に、筒状第２ねじ部材２０の
雌ねじ部２３を一杯に螺合させると、同一軸線上に、第
１医用雄ねじ部１１と第２医用雄ねじ部２１が位置する
ことになる。この骨折治療用スクリュー体３０は、回動
操作部２２を回動操作具で把持して回動させることによ
り、全体を回動させることができる。
じ部材２０は、図３に示すように、結合して骨折治療用
スクリュー体３０として使用される。すなわち、基本ね
じ部材１０の雄ねじ部１３に、筒状第２ねじ部材２０の
雌ねじ部２３を一杯に螺合させると、同一軸線上に、第
１医用雄ねじ部１１と第２医用雄ねじ部２１が位置する
ことになる。この骨折治療用スクリュー体３０は、回動
操作部２２を回動操作具で把持して回動させることによ
り、全体を回動させることができる。
【００１２】骨折して分離した一対の骨Ｂ１、Ｂ２を接
続する際には、骨Ｂ１、Ｂ２に下穴を穿けた後、この下
穴に、骨折治療用スクリュー体３０を螺合させていく。
すると、やがて第１医用雄ねじ部１１が骨Ｂ１に螺合
し、第２医用雄ねじ部２１がＢ２に螺合する。ピッチＰ
１＞Ｐ２であるから、骨Ｂ１とＢ２には接続圧力が作用
する。
続する際には、骨Ｂ１、Ｂ２に下穴を穿けた後、この下
穴に、骨折治療用スクリュー体３０を螺合させていく。
すると、やがて第１医用雄ねじ部１１が骨Ｂ１に螺合
し、第２医用雄ねじ部２１がＢ２に螺合する。ピッチＰ
１＞Ｐ２であるから、骨Ｂ１とＢ２には接続圧力が作用
する。
【００１３】本骨折治療用スクリュー体３０は、老人等
の除去手術が困難な場合を除き、原則として、骨Ｂ１と
Ｂ２が癒着した後、除去するものである。除去する際に
は、回動操作部２２を把持して筒状第２ねじ部材２０を
回動させると、通常の状態では、筒状第２ねじ部材２０
のみが基本ねじ部材１０の雄ねじ部１３から離脱しＢ２
との結合が解かれる。次に、基本ねじ部材１０の回動操
作部１４を把持して基本ねじ部材１０を回動させれば、
基本ねじ部材１０を骨Ｂ１から離脱させることができ
る。基本ねじ部材１０と筒状第２ねじ部材２０は、一般
的には、骨に対する影響がなく骨からの離脱が容易なチ
タン等の金属材料から構成する。
の除去手術が困難な場合を除き、原則として、骨Ｂ１と
Ｂ２が癒着した後、除去するものである。除去する際に
は、回動操作部２２を把持して筒状第２ねじ部材２０を
回動させると、通常の状態では、筒状第２ねじ部材２０
のみが基本ねじ部材１０の雄ねじ部１３から離脱しＢ２
との結合が解かれる。次に、基本ねじ部材１０の回動操
作部１４を把持して基本ねじ部材１０を回動させれば、
基本ねじ部材１０を骨Ｂ１から離脱させることができ
る。基本ねじ部材１０と筒状第２ねじ部材２０は、一般
的には、骨に対する影響がなく骨からの離脱が容易なチ
タン等の金属材料から構成する。
【００１４】以上の実施例に示す骨折治療用スクリュー
体３０は、ピッチＰ１、Ｐ２だけでなく、長さＬ１、Ｌ
２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ５が異なる複数種類を用意すること
により、骨折者の年令、骨折の部位、症例に応じて、適
切な長さ、適切な接続圧力を得ることができる。
体３０は、ピッチＰ１、Ｐ２だけでなく、長さＬ１、Ｌ
２、Ｌ３、Ｌ４、Ｌ５が異なる複数種類を用意すること
により、骨折者の年令、骨折の部位、症例に応じて、適
切な長さ、適切な接続圧力を得ることができる。
【００１５】図４は、本発明の別の実施例を示す。この
実施例は、基本ねじ部材１０の挿入軸部１３の全体に雄
ねじを形成する代わりに、ストッパフランジ１５、キー
１６、及び雄ねじ部１７を設け、一方、筒状第２ねじ部
材２０には、その軸部に貫通孔２５を設けて、この貫通
孔２５の内周に、キー１６に嵌まるキー溝２６を設けた
ものである。雄ねじ部１７には、雄ねじ部１３に筒状第
２ねじ部材２０を嵌めた後、止ナット２８を螺合させ、
ストッパフランジ１５と止ナット２８との間に筒状第２
ねじ部材２０を挟んで、その軸方向の位置を定める。こ
の実施例では、骨Ｂ１、Ｂ２への螺合時、離脱時とも、
回動操作部１４を介して、骨折治療用スクリュー体３０
の全体が回動操作される。
実施例は、基本ねじ部材１０の挿入軸部１３の全体に雄
ねじを形成する代わりに、ストッパフランジ１５、キー
１６、及び雄ねじ部１７を設け、一方、筒状第２ねじ部
材２０には、その軸部に貫通孔２５を設けて、この貫通
孔２５の内周に、キー１６に嵌まるキー溝２６を設けた
ものである。雄ねじ部１７には、雄ねじ部１３に筒状第
２ねじ部材２０を嵌めた後、止ナット２８を螺合させ、
ストッパフランジ１５と止ナット２８との間に筒状第２
ねじ部材２０を挟んで、その軸方向の位置を定める。こ
の実施例では、骨Ｂ１、Ｂ２への螺合時、離脱時とも、
回動操作部１４を介して、骨折治療用スクリュー体３０
の全体が回動操作される。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の骨折治療用スクリ
ュー体によれば、骨折者の年令、骨折の部位、症例に応
じて、基本ねじ部材と筒状第２ねじ部材の組み合わせを
変えることにより、接続圧力を調整することができる。
ュー体によれば、骨折者の年令、骨折の部位、症例に応
じて、基本ねじ部材と筒状第２ねじ部材の組み合わせを
変えることにより、接続圧力を調整することができる。
【図１】本発明による骨折治療用スクリュー体の基本ね
じ部材の例を示す正面図である。
じ部材の例を示す正面図である。
【図２】同筒状第２ねじ部材の正面図である。
【図３】図１の基本ねじ部材と図２の筒状第２ねじ部材
を結合した状態を示す正面図である。
を結合した状態を示す正面図である。
【図４】本発明の別の実施例を示す分解斜視図である。
１０ 基本ねじ部材 １１ 第１医用雄ねじ部 １３ 雄ねじ部（挿入軸部） １４ 回動操作部 １５ ストッパフランジ（固定手段） １６ キー（回り止め手段） ２０ 筒状第２ねじ部材 ２１ 第２医用雄ねじ部 ２２ 回動操作部 ２３ 雌ねじ部 ２４ 凹部 ２６ キー溝（回り止め手段） ２８ 止ナット（固定手段） ３０ 骨折治療用スクリュー体 Ｂ１ Ｂ２ 骨
Claims (8)
- 【請求項１】 接続すべき一対の骨の一方に螺合される
第１医用雄ねじ部と、この第１医用雄ねじ部と同軸の挿
入軸部とを有する基本ねじ部材；及び、 この基本ねじ部材とは別部材から構成され、上記基本ね
じ部材の挿入軸部に結合される筒状の筒状第２ねじ部
材；を備え、 この筒状第２ねじ部材は、その外周面に、接続すべき一
対の骨の他方に螺合される、上記第１医用雄ねじ部より
小ピッチで同方向の第２医用雄ねじ部を備えている骨折
治療用スクリュー体。 - 【請求項２】 請求項１において、基本ねじ部材は、そ
の第１医用雄ねじ部のピッチ又は（及び）長さが異なる
複数種類が用意され、これらが選択使用される骨折治療
用スクリュー体。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、筒状第２ねじ
部材は、その第２医用雄ねじ部のピッチ又は（及び）長
さが異なる複数種類が用意され、これらが選択使用され
る骨折治療用スクリュー体。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１項におい
て、基本ねじ部材の挿入軸部と、筒状第２ねじ部材との
結合手段は、挿入軸部に形成した第１医用雄ねじ部と同
一方向の雄ねじと、筒状第２ねじ部材の内周面に形成し
たこの雄ねじに螺合する雌ねじとから構成されている骨
折治療用スクリュー体。 - 【請求項５】 請求項１ないし３のいずれか１項におい
て、基本ねじ部材の挿入軸部と、この挿入軸部に挿入さ
れる筒状の筒状第２ねじ部材との結合手段は、両者を径
方向に結合する回り止め手段と、両者の軸方向の相対移
動を防ぐ固定手段とから構成されている骨折治療用スク
リュー体。 - 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれか１項におい
て、基本ねじ部材には、回動操作部が備えられている骨
折治療用スクリュー体。 - 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１項におい
て、筒状第２ねじ部材には、回動操作部が備えられてい
る骨折治療用スクリュー体。 - 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれか１項におい
て、さらに、筒状第２ねじ部材は、基本ねじ部材の挿入
軸部に対する挿入深さが異なる複数種類が用意され、こ
れらが選択使用される骨折治療用スクリュー体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191551A JPH0852156A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 骨折治療用スクリュー体 |
| DE1995129901 DE19529901A1 (de) | 1994-08-15 | 1995-08-14 | Knochenschraube |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191551A JPH0852156A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 骨折治療用スクリュー体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852156A true JPH0852156A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16276564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6191551A Pending JPH0852156A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 骨折治療用スクリュー体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852156A (ja) |
| DE (1) | DE19529901A1 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030037616A (ko) * | 2001-11-07 | 2003-05-14 | 주식회사 코렌텍 | 길이 조절이 자유로운 대퇴 경부 골절용 핀 |
| US6585740B2 (en) | 1998-11-26 | 2003-07-01 | Synthes (U.S.A.) | Bone screw |
| JP2009534100A (ja) * | 2006-04-21 | 2009-09-24 | デボル，インコーポレイテッド | 外科用固定方法及び装置 |
| JP2010527726A (ja) * | 2007-05-29 | 2010-08-19 | スモール・ボーン・イノベーションズ・インターナショナル | 骨接合術用の骨ねじ |
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