JPH0851652A - 電話システム用回路、インピーダンス設定回路、加入者線インタフェース回路、並びに接地キー検出器 - Google Patents
電話システム用回路、インピーダンス設定回路、加入者線インタフェース回路、並びに接地キー検出器Info
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- JPH0851652A JPH0851652A JP7159495A JP15949595A JPH0851652A JP H0851652 A JPH0851652 A JP H0851652A JP 7159495 A JP7159495 A JP 7159495A JP 15949595 A JP15949595 A JP 15949595A JP H0851652 A JPH0851652 A JP H0851652A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/02—Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
- H04M19/026—Arrangements for interrupting the ringing current
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- H04M9/00—Arrangements for interconnection not involving centralised switching
- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
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- H04M19/02—Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
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- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話システムにおけるリンガー発生器から、
加入者線インタフェース回路(SLIC)を隔離する回
路及び方法を提供する。 【構成】 リンガー発生器が使用されたとき信号利得を
供給し、リンガー信号が提供されたときハイインピーダ
ンスを供給するための利得ブロッキング装置を使用す
る。SLICのチップ及びリング接続のためのAC及び
DCインピーダンスが別々に設定される電話システム用
電流モード加入者線インタフェース回路(SLIC)で
ある。加入者線インタフェース回路(SLIC)のため
の接地キー検出は、接地キー或いはフォルトが生じたと
きのように、電話のリング側が接地されたか否かを決定
するために、チップ及びリング電圧感知抵抗RS1及び
RS2からの情報を使用する。
加入者線インタフェース回路(SLIC)を隔離する回
路及び方法を提供する。 【構成】 リンガー発生器が使用されたとき信号利得を
供給し、リンガー信号が提供されたときハイインピーダ
ンスを供給するための利得ブロッキング装置を使用す
る。SLICのチップ及びリング接続のためのAC及び
DCインピーダンスが別々に設定される電話システム用
電流モード加入者線インタフェース回路(SLIC)で
ある。加入者線インタフェース回路(SLIC)のため
の接地キー検出は、接地キー或いはフォルトが生じたと
きのように、電話のリング側が接地されたか否かを決定
するために、チップ及びリング電圧感知抵抗RS1及び
RS2からの情報を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話システム用加入者
線インタフェース回路に関し、特に、インタフェース回
路が、電話線の信号を実質的に歪ませるかもしれないリ
レー或いは他の装置を有さないリンガー発生器から等の
高AC電圧から隔離されている電流或いは電圧加入者線
インタフェース回路に関する。
線インタフェース回路に関し、特に、インタフェース回
路が、電話線の信号を実質的に歪ませるかもしれないリ
レー或いは他の装置を有さないリンガー発生器から等の
高AC電圧から隔離されている電流或いは電圧加入者線
インタフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電話システムの加入者線インタフェース
回路(SLIC)は、平衡2線伝送経路(加入者電話の
受話器へ及びからの経路)を、非平衡4線伝送経路(電
話中央局間の経路)を接続する。SLICは、電源供
給、過電圧保護、リンギング、シグナリング、ハイブリ
ッド、及びタイミングを含むの種々の機能を実行する。
回路(SLIC)は、平衡2線伝送経路(加入者電話の
受話器へ及びからの経路)を、非平衡4線伝送経路(電
話中央局間の経路)を接続する。SLICは、電源供
給、過電圧保護、リンギング、シグナリング、ハイブリ
ッド、及びタイミングを含むの種々の機能を実行する。
【0003】SLIC動作は知られており、詳細に論じ
ない。解説的な例では、図1を参照すると、電流モード
のSLIC10(電圧より伝送路における信号に関連す
る電流を処理するSLIC)は、SLICの2線或いは
加入者側におけるチップ及びリングの電圧検出抵抗R1
及びR2において、利用可能な電流情報を使用してい
る。電流情報は、入来信号を検出しそれらを正しい方向
へ転送するハイブリッド回路12に供給される。ハイブ
リッド回路12は、SLICの4線の側に接続される外
部回路14と組んで、適切な増幅、ハイブリッド間エコ
ーキャンセレーション、及びインピーダンス整合を提供
する。
ない。解説的な例では、図1を参照すると、電流モード
のSLIC10(電圧より伝送路における信号に関連す
る電流を処理するSLIC)は、SLICの2線或いは
加入者側におけるチップ及びリングの電圧検出抵抗R1
及びR2において、利用可能な電流情報を使用してい
る。電流情報は、入来信号を検出しそれらを正しい方向
へ転送するハイブリッド回路12に供給される。ハイブ
リッド回路12は、SLICの4線の側に接続される外
部回路14と組んで、適切な増幅、ハイブリッド間エコ
ーキャンセレーション、及びインピーダンス整合を提供
する。
【0004】本発明は、電話回路へのリンガー発生器信
号の応用に関する。図2の(A)を参照すると、SLI
C30は、チップ及びリング経路(T,R)を介して、
電話機(抵抗32で表されている)に接続される。チッ
プ及びリング経路が、音声信号を運ぶとき、該信号は、
一般的に振幅で3Vのオーダであり、振幅で4mAのオ
ーダの電流を必要とし、16kHzまでのバンド幅と1
0%のオーダの精度(或いは歪)を有している。音声伝
送信号は、双方向であり、ときどき電源供給が音声信号
上の重畳され、振幅で30mAまでの電流を得られる。
さらに、チップ及びリング経路(及びそれらに含まれる
全てのスイッチ)は、回路を通る電流の方向が変化して
いる時は、クロスオーバ歪をもたらすことはない。
号の応用に関する。図2の(A)を参照すると、SLI
C30は、チップ及びリング経路(T,R)を介して、
電話機(抵抗32で表されている)に接続される。チッ
プ及びリング経路が、音声信号を運ぶとき、該信号は、
一般的に振幅で3Vのオーダであり、振幅で4mAのオ
ーダの電流を必要とし、16kHzまでのバンド幅と1
0%のオーダの精度(或いは歪)を有している。音声伝
送信号は、双方向であり、ときどき電源供給が音声信号
上の重畳され、振幅で30mAまでの電流を得られる。
さらに、チップ及びリング経路(及びそれらに含まれる
全てのスイッチ)は、回路を通る電流の方向が変化して
いる時は、クロスオーバ歪をもたらすことはない。
【0005】一般的に、電話機は、チップ及びリングの
リードを通るリンガー信号を電話機が検出することによ
って「ベル」が鳴らされる。リンガー信号は、選択的に
入来呼の電話を鳴らすために伝送経路に供給され、一般
的に電話が、電話機をオフフックすることによって「返
答」されるまで、伝送経路に残される。チップ及びリン
グ経路は、音声及びリンガー信号の両者を運ばなければ
ならないが(同時である必要はない)、2種類の信号の
特性は著しく異なる。例えば、典型的なリンガー信号
は、±150Vの電圧振幅、200mAまでの電流振
幅、及び75Hzのバンド幅を有する。一般的に、リン
ガー信号の歪やクロスオーバ歪は、リンガー信号に対し
ては、重要な事項ではない。
リードを通るリンガー信号を電話機が検出することによ
って「ベル」が鳴らされる。リンガー信号は、選択的に
入来呼の電話を鳴らすために伝送経路に供給され、一般
的に電話が、電話機をオフフックすることによって「返
答」されるまで、伝送経路に残される。チップ及びリン
グ経路は、音声及びリンガー信号の両者を運ばなければ
ならないが(同時である必要はない)、2種類の信号の
特性は著しく異なる。例えば、典型的なリンガー信号
は、±150Vの電圧振幅、200mAまでの電流振
幅、及び75Hzのバンド幅を有する。一般的に、リン
ガー信号の歪やクロスオーバ歪は、リンガー信号に対し
ては、重要な事項ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】2種類の信号、音声伝
送及びリンガー信号の要求を合成することは、SLIC
及び電話機との間の回路が2チャネルマルチプレクサ
(或いはスイッチ)として機能しなければならないとい
う要求を生じさせ、1つのスイッチは、音声信号をバン
ド幅或いは歪レベルに影響を与えることなく通過させな
ければならず、また他方のスイッチは、リンガー発生器
の非常に高い電流を通過させなければならず、さらにス
イッチがオフのとき非常に高いリンガー電圧に耐えかつ
ブロックしなければならない。図2の(A)を参照する
と、スイッチSW1及びSW2は、リンガー発生器34
によって発生されたリンガー信号を、伝送経路に選択的
に供給するように動作できる。リンガー信号が該伝送経
路に供給される時刻或いはそれより以前に、SLIC
は、リンガー発生器とSLICとの間のスイッチSW3
及びSW4を用いる回路を開くことによって保護され
る。
送及びリンガー信号の要求を合成することは、SLIC
及び電話機との間の回路が2チャネルマルチプレクサ
(或いはスイッチ)として機能しなければならないとい
う要求を生じさせ、1つのスイッチは、音声信号をバン
ド幅或いは歪レベルに影響を与えることなく通過させな
ければならず、また他方のスイッチは、リンガー発生器
の非常に高い電流を通過させなければならず、さらにス
イッチがオフのとき非常に高いリンガー電圧に耐えかつ
ブロックしなければならない。図2の(A)を参照する
と、スイッチSW1及びSW2は、リンガー発生器34
によって発生されたリンガー信号を、伝送経路に選択的
に供給するように動作できる。リンガー信号が該伝送経
路に供給される時刻或いはそれより以前に、SLIC
は、リンガー発生器とSLICとの間のスイッチSW3
及びSW4を用いる回路を開くことによって保護され
る。
【0007】この要求は、従来はリレーによって満たさ
れていた。良く知られているように、リレーは、オンの
時はショート回路であり、オフのときはオープン回路で
ある。一般的に、リレーは、理想的なスイッチの特性を
有し、音声スイッチの精度及びバンド幅の要求、並びに
リンガースイッチの電流及び電圧の要求を同時に満た
す。電気機械的なリレーは、従来良く知られているが、
比較的高価で、遅く、高価な回路の不動産を占め、また
比較的多くの動作電力を消費する。従って、従来技術で
は、固体スイッチやマルチプレクサを使用することが知
られている。しかし、このような部品は、一般的に理想
的なものからは遠く、全ての要求を同時に満たすことは
できない。従来、必要な固体スイッチを直列にSLIC
のハイブリッドと一体化することが試みられたが、この
ような試みは、通常は、音声信号の実質的な劣化が生じ
る結果となった。
れていた。良く知られているように、リレーは、オンの
時はショート回路であり、オフのときはオープン回路で
ある。一般的に、リレーは、理想的なスイッチの特性を
有し、音声スイッチの精度及びバンド幅の要求、並びに
リンガースイッチの電流及び電圧の要求を同時に満た
す。電気機械的なリレーは、従来良く知られているが、
比較的高価で、遅く、高価な回路の不動産を占め、また
比較的多くの動作電力を消費する。従って、従来技術で
は、固体スイッチやマルチプレクサを使用することが知
られている。しかし、このような部品は、一般的に理想
的なものからは遠く、全ての要求を同時に満たすことは
できない。従来、必要な固体スイッチを直列にSLIC
のハイブリッドと一体化することが試みられたが、この
ような試みは、通常は、音声信号の実質的な劣化が生じ
る結果となった。
【0008】本発明の目的は、2線リターンロスがイン
ピーダンス整合によって減少されるSLICである。2
線加入者線は、典型的には数百オーム(例えば、600
〜9000)のインピーダンスを有する伝送経路であ
る。加入者線に接続されているSLICは、2線リター
ンロスとしても知られている2線エコーを避けるため
に、整合インピーダンスを有していることが望ましい。
従来、インピーダンス整合は、2線伝送経路におけるイ
ンピーダンスを近似した2線インピーダンスZ0 を合成
することによって、SLICの4線側において行われて
いた。合成インピーダンスZ0 は、SLICインピーダ
ンスを2線インピーダンスに整合或いは殆ど整合させる
インピーダンス訂正係数を供給するために、伝送信号電
流ITXと合成され、次に受信信号電流IRXと合成さ
れる。インピーダンス訂正係数K1 Z 0 は、送信経路1
8と受信経路16とを接続するインピーダンス要素20
によって供給されていた。受信経路16における信号の
利得は、該経路における信号がインピーダンス要素20
で訂正される前に、インピーダンス要素22で調整され
る。利得調整K2 Z0 及びインピーダンス訂正係数は関
連しており、利得調整はインピーダンス係数の関数であ
る(典型的には、K1 >K2 )。
ピーダンス整合によって減少されるSLICである。2
線加入者線は、典型的には数百オーム(例えば、600
〜9000)のインピーダンスを有する伝送経路であ
る。加入者線に接続されているSLICは、2線リター
ンロスとしても知られている2線エコーを避けるため
に、整合インピーダンスを有していることが望ましい。
従来、インピーダンス整合は、2線伝送経路におけるイ
ンピーダンスを近似した2線インピーダンスZ0 を合成
することによって、SLICの4線側において行われて
いた。合成インピーダンスZ0 は、SLICインピーダ
ンスを2線インピーダンスに整合或いは殆ど整合させる
インピーダンス訂正係数を供給するために、伝送信号電
流ITXと合成され、次に受信信号電流IRXと合成さ
れる。インピーダンス訂正係数K1 Z 0 は、送信経路1
8と受信経路16とを接続するインピーダンス要素20
によって供給されていた。受信経路16における信号の
利得は、該経路における信号がインピーダンス要素20
で訂正される前に、インピーダンス要素22で調整され
る。利得調整K2 Z0 及びインピーダンス訂正係数は関
連しており、利得調整はインピーダンス係数の関数であ
る(典型的には、K1 >K2 )。
【0009】機能的に、電流モードSLICの2線側
は、図2の(B)で示されるように動作する。電話線端
子におけるチップ及びリング電圧は、抵抗R1A及びR
2Aにかかる電圧を重畳することによって電流に変換さ
れ、その後電流ミラーCM1A及びCM2Aに供給され
る。電流ミラーは、米国特許第4,203,012号の
明細書に開示されている。電流ミラーは、入来信号の1
つ以上のコピーを供給し、電流増幅器でもありえ、反射
電流を1よりも大きいか或いは小さい量Nで乗算する。
電流ミラーが1よりも多いコピーを供給する場合、各コ
ピーは別々のNによって乗算される。
は、図2の(B)で示されるように動作する。電話線端
子におけるチップ及びリング電圧は、抵抗R1A及びR
2Aにかかる電圧を重畳することによって電流に変換さ
れ、その後電流ミラーCM1A及びCM2Aに供給され
る。電流ミラーは、米国特許第4,203,012号の
明細書に開示されている。電流ミラーは、入来信号の1
つ以上のコピーを供給し、電流増幅器でもありえ、反射
電流を1よりも大きいか或いは小さい量Nで乗算する。
電流ミラーが1よりも多いコピーを供給する場合、各コ
ピーは別々のNによって乗算される。
【0010】チップ電流I1Aは、電話線のチップ接続
における電圧に比例し、リング電流I2Aは、電話線の
リング接続におる電圧に比例する。 I1A=(Ground−VTIP )/R1A (1) I2A=(VRING−VBATTERY )/R2A (2) 近似した大きさの合成インピーダンスは、電流利得ブロ
ックG1A及びG2Aにおいて、I1A及びI2Aの利
得を増加することによって、2線側に供給される。理解
できるように、合成インピーダンスは、抵抗及び利得の
両方の関数である。例えば、チップ及びリング接続にお
けるインピーダンスは: ZTIP =R1A/(1+G1A) (3) ZRING=R2A/(1+G2A) (4) しかし、抵抗R1A,R2A、及び利得G1A,G2A
は、無関係ではなく、インピーダンスが調整されるとき
共に変更されなければならない。利得は複素数であるの
で、調整は通常は簡単なものではない。
における電圧に比例し、リング電流I2Aは、電話線の
リング接続におる電圧に比例する。 I1A=(Ground−VTIP )/R1A (1) I2A=(VRING−VBATTERY )/R2A (2) 近似した大きさの合成インピーダンスは、電流利得ブロ
ックG1A及びG2Aにおいて、I1A及びI2Aの利
得を増加することによって、2線側に供給される。理解
できるように、合成インピーダンスは、抵抗及び利得の
両方の関数である。例えば、チップ及びリング接続にお
けるインピーダンスは: ZTIP =R1A/(1+G1A) (3) ZRING=R2A/(1+G2A) (4) しかし、抵抗R1A,R2A、及び利得G1A,G2A
は、無関係ではなく、インピーダンスが調整されるとき
共に変更されなければならない。利得は複素数であるの
で、調整は通常は簡単なものではない。
【0011】幾つかの電話システムは、オペレータに信
号を送るために、電話線のリング側を接地し、この信号
は接地キーと称される。しかし、このような付加回路
は、複雑性を付加し、さらに接続失敗の機会を提供す
る。従って、接地キー検出のために提供された付加回路
の量を低減することが望ましい。SLICはまた、それ
自身を、保守者による偶発的な接地、切断、或いは電源
線低下等のようなフォルトから保護できることが望まし
い。もし、SLICがフォルトを検出しないならば、シ
ョートするように駆動したり、過熱するかもしれない。
号を送るために、電話線のリング側を接地し、この信号
は接地キーと称される。しかし、このような付加回路
は、複雑性を付加し、さらに接続失敗の機会を提供す
る。従って、接地キー検出のために提供された付加回路
の量を低減することが望ましい。SLICはまた、それ
自身を、保守者による偶発的な接地、切断、或いは電源
線低下等のようなフォルトから保護できることが望まし
い。もし、SLICがフォルトを検出しないならば、シ
ョートするように駆動したり、過熱するかもしれない。
【0012】本発明の目的は、従来技術の問題を取り除
くSLIC用新接地キー検出器、及び接地キー検出方法
を提供するものである。本発明のさらなる目的は、接地
キーがチップ及びリング電流を基準電流と比較すること
によって示されるSLIC用新接地キー検出器、及び接
地キー検出方法を提供するものである。
くSLIC用新接地キー検出器、及び接地キー検出方法
を提供するものである。本発明のさらなる目的は、接地
キーがチップ及びリング電流を基準電流と比較すること
によって示されるSLIC用新接地キー検出器、及び接
地キー検出方法を提供するものである。
【0013】本発明の目的は、SLICとリンガー信号
とを電話機に結合する方法及び装置を提供し、音声信号
を実質的に劣化させることなく、SLICをリンガー信
号から隔離する方法及び装置を提供し、さらに、SLI
Cを電話回路の他の部分から隔離する手段が、SLIC
と同じ集積回路に一体化されている方法及び装置を提供
するものである。
とを電話機に結合する方法及び装置を提供し、音声信号
を実質的に劣化させることなく、SLICをリンガー信
号から隔離する方法及び装置を提供し、さらに、SLI
Cを電話回路の他の部分から隔離する手段が、SLIC
と同じ集積回路に一体化されている方法及び装置を提供
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話システム
用回路であって、前記SLICと電話機とを電気的に相
互接続するチップ及びリング経路を有する加入者線イン
タフェース回路(SLIC)と、リンガー信号を発生す
るリンガー発生器と、前記リンガー信号を前記チップ及
びリング経路に選択的に供給するスイッチ手段と、前記
SLICを前記リンガー信号から隔離する選択的に動作
可能な利得設定ブロッキング装置とよりなる回路を含
む。
用回路であって、前記SLICと電話機とを電気的に相
互接続するチップ及びリング経路を有する加入者線イン
タフェース回路(SLIC)と、リンガー信号を発生す
るリンガー発生器と、前記リンガー信号を前記チップ及
びリング経路に選択的に供給するスイッチ手段と、前記
SLICを前記リンガー信号から隔離する選択的に動作
可能な利得設定ブロッキング装置とよりなる回路を含
む。
【0015】本発明はまた、加入者線インタフェース回
路(SLIC)のチップ及びリング接続のためのAC及
びDCインピーダンス設定回路であって、SLICチッ
プ及びリング電圧のDC成分の平均電流を供給する第1
の手段と、SLICチップ及びリング電圧のAC成分の
平均電流を供給する第2の手段と、AC成分の平均振幅
とDC成分の平均振幅の比を変更する第3手段とよりな
り、前記AC及びDCインピーダンスが別々に設定され
る回路を含む。
路(SLIC)のチップ及びリング接続のためのAC及
びDCインピーダンス設定回路であって、SLICチッ
プ及びリング電圧のDC成分の平均電流を供給する第1
の手段と、SLICチップ及びリング電圧のAC成分の
平均電流を供給する第2の手段と、AC成分の平均振幅
とDC成分の平均振幅の比を変更する第3手段とよりな
り、前記AC及びDCインピーダンスが別々に設定され
る回路を含む。
【0016】本発明はさらに、加入者線インタフェース
回路(SLIC)であって、SLICの2線側における
チップ及びリング電圧にそれぞれ比例するチップ及びリ
ング電流を別々に供給する第1及び第2の電流ミラー
と、前記チップ及びリング電流のDC成分の平均電流を
供給するDCフィルタ及び第1の平均化器と、前記チッ
プ及びリング電流の平均電流を供給する第2の平均化器
と、チップ及びリング電流の平均からDC成分の平均を
除くことによって前記チップ及びリング電流のAC成分
の平均電流を供給する手段と、前記チップ及びリング電
流のAC成分の平均を増幅し、増幅された電流のコピー
を前記SLICの4線側における送信電圧接続に供給す
る電流増幅器と、前記SLICの4線側における受信電
圧に比例した受信電流を供給する電圧−電流変換器と、
前記受信電流、前記電流増幅器からのAC電流の増幅さ
れた平均、及び前記第1の平均化器からのDC電流の前
記平均を合成することによってフィードバック電流を供
給する合成手段と、前記フィードバック電流を増幅し、
増幅されたフィードバック電流を前記SLICの2線側
に供給する2つの増幅器とよりなるSLICを含む。
回路(SLIC)であって、SLICの2線側における
チップ及びリング電圧にそれぞれ比例するチップ及びリ
ング電流を別々に供給する第1及び第2の電流ミラー
と、前記チップ及びリング電流のDC成分の平均電流を
供給するDCフィルタ及び第1の平均化器と、前記チッ
プ及びリング電流の平均電流を供給する第2の平均化器
と、チップ及びリング電流の平均からDC成分の平均を
除くことによって前記チップ及びリング電流のAC成分
の平均電流を供給する手段と、前記チップ及びリング電
流のAC成分の平均を増幅し、増幅された電流のコピー
を前記SLICの4線側における送信電圧接続に供給す
る電流増幅器と、前記SLICの4線側における受信電
圧に比例した受信電流を供給する電圧−電流変換器と、
前記受信電流、前記電流増幅器からのAC電流の増幅さ
れた平均、及び前記第1の平均化器からのDC電流の前
記平均を合成することによってフィードバック電流を供
給する合成手段と、前記フィードバック電流を増幅し、
増幅されたフィードバック電流を前記SLICの2線側
に供給する2つの増幅器とよりなるSLICを含む。
【0017】
【実施例】添付の図面を参照して、例示により本発明に
ついて説明する。図3を参照すると、ここでは図2にお
いて使用したものと同様の要素は、同様の参照番号を有
しており、電話回路は、チップ及びリング経路に沿って
抵抗R1及びR2で表される回路を介して、抵抗32で
表される電話に電気的に接続されているSLIC30を
含んでいる。リンガー発生器34からのリンガー信号
は、スイッチSW1及びSW2を介してチップ及びリン
グ経路に選択的に供給することができる。電流ブロック
ドライブ40の制御下にある電流利得ブロック36、3
8は、チップ及びリング経路をSLIC30に相互接続
する。電流利得ブロック36、38は、それぞれ増幅器
42、44を含んでいる。
ついて説明する。図3を参照すると、ここでは図2にお
いて使用したものと同様の要素は、同様の参照番号を有
しており、電話回路は、チップ及びリング経路に沿って
抵抗R1及びR2で表される回路を介して、抵抗32で
表される電話に電気的に接続されているSLIC30を
含んでいる。リンガー発生器34からのリンガー信号
は、スイッチSW1及びSW2を介してチップ及びリン
グ経路に選択的に供給することができる。電流ブロック
ドライブ40の制御下にある電流利得ブロック36、3
8は、チップ及びリング経路をSLIC30に相互接続
する。電流利得ブロック36、38は、それぞれ増幅器
42、44を含んでいる。
【0018】スイッチSW1及びSW2は、反転型バッ
クトウバックSCRs、リレー、固体スイッチなどの従
来の高電圧スイッチでありうる。SCRsは、容易にリ
ンガー信号のデータを処理できるが、SCRsのスイッ
チオンの動作によって、スイッチされた電流(チップ及
びリング経路において)が方向を反転したとき厳しいク
ロスオーバ歪を生じるため、SLICのスイッチとして
は一般的に適していない。一般的に、高電流固体スイッ
チもまた、SCRsと同様も問題を有しており、音声伝
送経路におけるスイッチとして使用するには受け入れが
たい。
クトウバックSCRs、リレー、固体スイッチなどの従
来の高電圧スイッチでありうる。SCRsは、容易にリ
ンガー信号のデータを処理できるが、SCRsのスイッ
チオンの動作によって、スイッチされた電流(チップ及
びリング経路において)が方向を反転したとき厳しいク
ロスオーバ歪を生じるため、SLICのスイッチとして
は一般的に適していない。一般的に、高電流固体スイッ
チもまた、SCRsと同様も問題を有しており、音声伝
送経路におけるスイッチとして使用するには受け入れが
たい。
【0019】動作では、電流利得ブロック36における
増幅器42は、SLICドライブをSLICのチップ端
子に転送する。電流利得ブロック38も同様に、リング
端子を駆動する増幅器42を有している。電流利得ブロ
ック36、38両者とも、増幅器がオフのときにそれら
の出力がハイインピーダンスのように見えるというトラ
イステートモードに選択的に入るように設計されてい
る。従って、電話のベルを鳴らしたいとき、スイッチS
W1及びSW2は閉ざされ、電流利得ブロック36、3
8における増幅器42、44はスイッチオフされ、即
ち、増幅器42、44の出力はハイインピーダンスとな
って現れる。リング発生器34がリング信号を供給する
とき、該信号は電話線のチップ及びリング経路を駆動
し、電流利得ブロック36、38の出力はリンガー信号
電圧を有するようになる。
増幅器42は、SLICドライブをSLICのチップ端
子に転送する。電流利得ブロック38も同様に、リング
端子を駆動する増幅器42を有している。電流利得ブロ
ック36、38両者とも、増幅器がオフのときにそれら
の出力がハイインピーダンスのように見えるというトラ
イステートモードに選択的に入るように設計されてい
る。従って、電話のベルを鳴らしたいとき、スイッチS
W1及びSW2は閉ざされ、電流利得ブロック36、3
8における増幅器42、44はスイッチオフされ、即
ち、増幅器42、44の出力はハイインピーダンスとな
って現れる。リング発生器34がリング信号を供給する
とき、該信号は電話線のチップ及びリング経路を駆動
し、電流利得ブロック36、38の出力はリンガー信号
電圧を有するようになる。
【0020】電流利得ブロック36、38の出力は、伝
送経路から切り離されるのではなく、それらは単にハイ
インピーダンス状態になってリンガー信号の電圧を有す
るということに注意されたい。図3は、リンガー発生器
34が、オフされたとき、或いはスイッチSW1及びS
W2のオープンによて伝送経路から切り離されたとき、
増幅器42、44はオンされ、正常に動作し、経路にお
けるスイッチのような装置を歪ませたり或いは帯域を制
限したりすること無しに、増幅器42、44が伝送経路
を、電流ブロックドライブ40から供給された電流信号
によって直接駆動する、ことを示している。SLICか
ら電話への伝送経路に物理的なスイッチはないが、SL
ICをリンガー信号電圧から保護する機能は、増幅器4
2、44に埋め込まれている。増幅器42、44がオン
されると、それらは正常に動作する、しかし、それらが
オフされると、それらはトライステート状態となり、S
LICをリンガー電圧から絶縁するように機能する。
送経路から切り離されるのではなく、それらは単にハイ
インピーダンス状態になってリンガー信号の電圧を有す
るということに注意されたい。図3は、リンガー発生器
34が、オフされたとき、或いはスイッチSW1及びS
W2のオープンによて伝送経路から切り離されたとき、
増幅器42、44はオンされ、正常に動作し、経路にお
けるスイッチのような装置を歪ませたり或いは帯域を制
限したりすること無しに、増幅器42、44が伝送経路
を、電流ブロックドライブ40から供給された電流信号
によって直接駆動する、ことを示している。SLICか
ら電話への伝送経路に物理的なスイッチはないが、SL
ICをリンガー信号電圧から保護する機能は、増幅器4
2、44に埋め込まれている。増幅器42、44がオン
されると、それらは正常に動作する、しかし、それらが
オフされると、それらはトライステート状態となり、S
LICをリンガー電圧から絶縁するように機能する。
【0021】その回路が電流利得ブロックとして図3に
おいて示されているが、本発明は、電圧SLICにおい
て容易に実行されるようなものでありえ、即ち、利得ブ
ロック36、38における増幅器は、電圧ブロックドラ
イブら抽出される信号によって駆動される電圧でありう
る。図4を参照すると、本発明の他の実施例が、図3で
示されたものよりもより詳細に示されており、SLIC
30は電話線(及び電話32)を駆動できる。リンガー
発生器34は、スイッチSW1及びSW2の動作を介し
て、電話線に選択的に結合される。SLIC30は、電
流利得ブロック36、38、及び電流ブロックドライブ
40を含んでおり、それらは図3における同じ番号の要
素に関連して示されたものと機能的に同様である。
おいて示されているが、本発明は、電圧SLICにおい
て容易に実行されるようなものでありえ、即ち、利得ブ
ロック36、38における増幅器は、電圧ブロックドラ
イブら抽出される信号によって駆動される電圧でありう
る。図4を参照すると、本発明の他の実施例が、図3で
示されたものよりもより詳細に示されており、SLIC
30は電話線(及び電話32)を駆動できる。リンガー
発生器34は、スイッチSW1及びSW2の動作を介し
て、電話線に選択的に結合される。SLIC30は、電
流利得ブロック36、38、及び電流ブロックドライブ
40を含んでおり、それらは図3における同じ番号の要
素に関連して示されたものと機能的に同様である。
【0022】電流利得ブロック36は、演算増幅器4
2、フォーワード抵抗R4、フィードバック抵抗R3、
及び1つはフィードバック抵抗を介する2つのフィード
バック経路を含んでいる。他方の電流利得ブロックも、
同様に抵抗R5、R6、及び同様のフィードバック経路
を含んでいる。電流ブロックドライブ40は、pnpト
ランジスタ54、56及びダイオード58、60を介し
て、演算増幅器42、44にそれぞれ電気的に接続され
ている電流源50、52を含んでいる。同様に、電流ブ
ロックドライブ40は、それぞれが、npnトランジス
タ74、76及びダイオード78、80を介して、演算
増幅器42、44にそれぞれ電気的に接続されている電
流シンク70、72を含んでいる。
2、フォーワード抵抗R4、フィードバック抵抗R3、
及び1つはフィードバック抵抗を介する2つのフィード
バック経路を含んでいる。他方の電流利得ブロックも、
同様に抵抗R5、R6、及び同様のフィードバック経路
を含んでいる。電流ブロックドライブ40は、pnpト
ランジスタ54、56及びダイオード58、60を介し
て、演算増幅器42、44にそれぞれ電気的に接続され
ている電流源50、52を含んでいる。同様に、電流ブ
ロックドライブ40は、それぞれが、npnトランジス
タ74、76及びダイオード78、80を介して、演算
増幅器42、44にそれぞれ電気的に接続されている電
流シンク70、72を含んでいる。
【0023】続けて図4を参照すると、動作では、電流
源50、52は、pnpトランジスタ54、56に沿っ
て、電流を回路に注ぐ。同様に、電流シンク70、72
は、npnトランジスタ74、76によって、電流を回
路から引き込む。ダイオード58、60、78、80の
各々は、ブロッキングダイオードであり、従って演算増
幅器42、44がトライステート状態にあるとき(また
伝送経路がリンガー発生器34によって駆動されている
とき)、pnp及びnpnトランジスタ54、56、7
4、76のコレクタ−ベース接合は逆バイアスにならな
い。例えば、もし、演算増幅器42がオフでトライステ
ート状態にあり、スイッチSW1が閉ざされているなら
ば、チップ経路の電圧は、リンガー信号の振幅(±15
0Vまで)の間で揺動する。チップ経路の電圧が+15
0Vにあるとき、フィードバック抵抗R3は、ダイオー
ド58のカソードを+150Vまで引上げ、逆バイアス
する。チップ経路の電圧が−150Vになったとき、フ
ィードバック抵抗R3は、ダイオード58のカソードを
−150Vに引下げるが、ダイオード58は、順方向バ
イアスを維持し、pnpトランジスタ54は、逆バイア
スされたコレクタ−ベース接合によって、正常モードの
動作を維持する。
源50、52は、pnpトランジスタ54、56に沿っ
て、電流を回路に注ぐ。同様に、電流シンク70、72
は、npnトランジスタ74、76によって、電流を回
路から引き込む。ダイオード58、60、78、80の
各々は、ブロッキングダイオードであり、従って演算増
幅器42、44がトライステート状態にあるとき(また
伝送経路がリンガー発生器34によって駆動されている
とき)、pnp及びnpnトランジスタ54、56、7
4、76のコレクタ−ベース接合は逆バイアスにならな
い。例えば、もし、演算増幅器42がオフでトライステ
ート状態にあり、スイッチSW1が閉ざされているなら
ば、チップ経路の電圧は、リンガー信号の振幅(±15
0Vまで)の間で揺動する。チップ経路の電圧が+15
0Vにあるとき、フィードバック抵抗R3は、ダイオー
ド58のカソードを+150Vまで引上げ、逆バイアス
する。チップ経路の電圧が−150Vになったとき、フ
ィードバック抵抗R3は、ダイオード58のカソードを
−150Vに引下げるが、ダイオード58は、順方向バ
イアスを維持し、pnpトランジスタ54は、逆バイア
スされたコレクタ−ベース接合によって、正常モードの
動作を維持する。
【0024】より好ましい実施例では、pnp及びnp
nトランジスタは、バイポーラトランジスタである。ダ
イオード及びトランジスタの接合ブレークダウンは、動
作において経験されるリンガー信号の電圧及び電流の処
理のために適切でなければならない。図5を参照する
と、図4の回路の演算増幅器及び電流ブロックドライブ
は、電気的に接続されている電流源100、入力バイポ
ーラトランジスタ102、104、フィードバック抵抗
150、152、バイポーラトランジスタ106−12
4、及びダイオード130−140。示されるように、
図5の回路は、電流源100から抽出される全てのバイ
アス電流及び電圧によって、2段の演算増幅器として動
作する。もし、電流源100がオンの場合、増幅器回路
は、正常に演算増幅器として機能する。抵抗150、1
52及び演算増幅器は、電流利得ブロックを形成する。
例えば、ノードINへ流れる電流は、抵抗152へ流
れ、該抵抗は入力バイポーラ102、104に入力を生
じさせ、2つの抵抗150、152がそれらにおいて同
じ電圧を有するまで、増幅器に抵抗150を駆動させ
る。これが生じると、OUTノードにおける電流は、2
つの抵抗152、150の抵抗の比、即ちR152/1
50で乗算されるINノードにおける電流に等しくな
る。
nトランジスタは、バイポーラトランジスタである。ダ
イオード及びトランジスタの接合ブレークダウンは、動
作において経験されるリンガー信号の電圧及び電流の処
理のために適切でなければならない。図5を参照する
と、図4の回路の演算増幅器及び電流ブロックドライブ
は、電気的に接続されている電流源100、入力バイポ
ーラトランジスタ102、104、フィードバック抵抗
150、152、バイポーラトランジスタ106−12
4、及びダイオード130−140。示されるように、
図5の回路は、電流源100から抽出される全てのバイ
アス電流及び電圧によって、2段の演算増幅器として動
作する。もし、電流源100がオンの場合、増幅器回路
は、正常に演算増幅器として機能する。抵抗150、1
52及び演算増幅器は、電流利得ブロックを形成する。
例えば、ノードINへ流れる電流は、抵抗152へ流
れ、該抵抗は入力バイポーラ102、104に入力を生
じさせ、2つの抵抗150、152がそれらにおいて同
じ電圧を有するまで、増幅器に抵抗150を駆動させ
る。これが生じると、OUTノードにおける電流は、2
つの抵抗152、150の抵抗の比、即ちR152/1
50で乗算されるINノードにおける電流に等しくな
る。
【0025】図5は、電流源100がオフのとき、増幅
器が完全にシャットオフし、ノードOUTがハイインピ
ーダンス状態になる、ことを示している。例えば、もし
増幅器がシャットオフされ、150Vの電圧(リンガー
信号からの)がOUTノードに印加されると、トランジ
スタ112、114、及び122は、それらのコレクタ
−ベース接合に電圧を受け、ダイオード136、138
は逆バイアスとなる。一方、もし、OUTノードの電圧
が−150Vになると、トランジスタ120、124
が、それらのコレクタ−ベース接合に電圧を受け、ダイ
オード130、134及び140が逆バイアスとなる。
本発明の本実施例においては、演算増幅器の出力ノード
がその供給レールから大きく外れた電圧に強いられて
も、増幅器の動作中に順方向バイアスされている高ブレ
イクダウンダイオードの使用によって増幅器は破壊され
ない、ことに注意されたい。
器が完全にシャットオフし、ノードOUTがハイインピ
ーダンス状態になる、ことを示している。例えば、もし
増幅器がシャットオフされ、150Vの電圧(リンガー
信号からの)がOUTノードに印加されると、トランジ
スタ112、114、及び122は、それらのコレクタ
−ベース接合に電圧を受け、ダイオード136、138
は逆バイアスとなる。一方、もし、OUTノードの電圧
が−150Vになると、トランジスタ120、124
が、それらのコレクタ−ベース接合に電圧を受け、ダイ
オード130、134及び140が逆バイアスとなる。
本発明の本実施例においては、演算増幅器の出力ノード
がその供給レールから大きく外れた電圧に強いられて
も、増幅器の動作中に順方向バイアスされている高ブレ
イクダウンダイオードの使用によって増幅器は破壊され
ない、ことに注意されたい。
【0026】通常、SLICは、単に伝送線を駆動する
機能より多くを実行し、エコーキャンセレーション、イ
ンピーダンス整合、及び一般的には電話機と電話網との
間のインタフェーシングを含む種々の他の機能も実行す
る。これらの機能を実行する場合、SLICは、しばし
ば、電話線で発生する状態、特に、電話機において開始
されるこれらの状態(例えば、接地キー、フックフラッ
シュ等)を感知(或いは検出)する必要がある。従来の
システムでは、しばしば感知要素を、リンガー電圧に関
連する高電圧及び電流から保護する必要があった。従っ
て、感知要素及び回路は、しばしば伝送経路においては
スイッチの後段に置かれ、よって、該要素は、リンガー
信号が供給されていたとき、伝送経路から隔離すること
ができた。本発明は、SLICをリンガー信号から隔離
するための従来のスイッチは使用していないので、以前
使用していたものではない幾つかの他の機構を介して、
感知要素を保護することが好ましい。
機能より多くを実行し、エコーキャンセレーション、イ
ンピーダンス整合、及び一般的には電話機と電話網との
間のインタフェーシングを含む種々の他の機能も実行す
る。これらの機能を実行する場合、SLICは、しばし
ば、電話線で発生する状態、特に、電話機において開始
されるこれらの状態(例えば、接地キー、フックフラッ
シュ等)を感知(或いは検出)する必要がある。従来の
システムでは、しばしば感知要素を、リンガー電圧に関
連する高電圧及び電流から保護する必要があった。従っ
て、感知要素及び回路は、しばしば伝送経路においては
スイッチの後段に置かれ、よって、該要素は、リンガー
信号が供給されていたとき、伝送経路から隔離すること
ができた。本発明は、SLICをリンガー信号から隔離
するための従来のスイッチは使用していないので、以前
使用していたものではない幾つかの他の機構を介して、
感知要素を保護することが好ましい。
【0027】図6を参照すると、SLICに関連する感
知要素は、該感知要素と直列にある比較的大きい抵抗を
使用することによって保護できる。本発明は、図4関連
してここに示されるように、動作し駆動される電流利得
ブロック30、36を含んでいる。電流ブロックドライ
ブ40もまた、図4で示されるようにハイブリッド90
によって駆動される。電流回路92、94は、伝送経路
の状態を感知し、感知情報を、さらに処理しもし適切な
らば応答を得るためにハイブリッドに(ミラー電流信号
或いは別なものによって)供給する。もし、電流ミラー
92、94が、リンガー電圧にさらされると、ミラーが
オーバーロードとなり、さらに/或いは破壊される危険
がある。従って、電流ミラー92、94への感知経路
は、電流ミラー92、94と直列にある比較的大きい抵
抗96、98によって保護されている。
知要素は、該感知要素と直列にある比較的大きい抵抗を
使用することによって保護できる。本発明は、図4関連
してここに示されるように、動作し駆動される電流利得
ブロック30、36を含んでいる。電流ブロックドライ
ブ40もまた、図4で示されるようにハイブリッド90
によって駆動される。電流回路92、94は、伝送経路
の状態を感知し、感知情報を、さらに処理しもし適切な
らば応答を得るためにハイブリッドに(ミラー電流信号
或いは別なものによって)供給する。もし、電流ミラー
92、94が、リンガー電圧にさらされると、ミラーが
オーバーロードとなり、さらに/或いは破壊される危険
がある。従って、電流ミラー92、94への感知経路
は、電流ミラー92、94と直列にある比較的大きい抵
抗96、98によって保護されている。
【0028】図6は、感知器として動作する抵抗96、
98を示し、それらは電流ミラー92、94に供給さ
れ、交互に、種々の機能のために処理されるハイブリッ
ドに送られる電流を生成する。本発明の本実施例では、
感知抵抗は、回路の外ではスイッチされず、しかし、リ
ンガー信号が電話線に供給されるとチップ及びリング経
路に接続され続ける、ことに注意されたい。抵抗96、
98は、比較的大きいので、それらはリンガー信号電圧
に耐えることができる。より好ましい実施例では、抵抗
96、98は、100kΩのオーダである。
98を示し、それらは電流ミラー92、94に供給さ
れ、交互に、種々の機能のために処理されるハイブリッ
ドに送られる電流を生成する。本発明の本実施例では、
感知抵抗は、回路の外ではスイッチされず、しかし、リ
ンガー信号が電話線に供給されるとチップ及びリング経
路に接続され続ける、ことに注意されたい。抵抗96、
98は、比較的大きいので、それらはリンガー信号電圧
に耐えることができる。より好ましい実施例では、抵抗
96、98は、100kΩのオーダである。
【0029】必要ではないが、電流ミラー92、94と
並行に、ノーマリオフトランジスタ(図示せず)を設け
ることは好ましい。もし、このようなトランジスタを使
用すれば、リンガー信号がチップ及びリング経路に接続
されたとき、トランジスタは飽和し、従って抵抗96、
98における電流は電流ミラー92、94から分岐さ
れ、ハイブリッド90には入力されない。
並行に、ノーマリオフトランジスタ(図示せず)を設け
ることは好ましい。もし、このようなトランジスタを使
用すれば、リンガー信号がチップ及びリング経路に接続
されたとき、トランジスタは飽和し、従って抵抗96、
98における電流は電流ミラー92、94から分岐さ
れ、ハイブリッド90には入力されない。
【0030】図7の実施例は、もし、例えば、DCイン
ピーダンス成分のみがSLICの2線側にフィードバッ
クされるべきならば、以下に検討するさらなる回路を除
いた電流モードSLICでの使用を示している。チップ
及びリング接続に供給される合成DCインピーダンス
は、 ZTIP DC=(R1A+R2A)/(2(1+G1A)) (5) ZRINGDC=(R1A+R2A)/(2(1+G2A)) (6) である。これらは、もしR1AがR2Aに等しければ、
式(3)及び(4)のインピーダンスに等しくなる。
ピーダンス成分のみがSLICの2線側にフィードバッ
クされるべきならば、以下に検討するさらなる回路を除
いた電流モードSLICでの使用を示している。チップ
及びリング接続に供給される合成DCインピーダンス
は、 ZTIP DC=(R1A+R2A)/(2(1+G1A)) (5) ZRINGDC=(R1A+R2A)/(2(1+G2A)) (6) である。これらは、もしR1AがR2Aに等しければ、
式(3)及び(4)のインピーダンスに等しくなる。
【0031】フィルタ30Aは、従来のものであり、ま
た電流I11DC及びI21DCを合成及び平均するた
めの従来の部品を含んでいる。さらに、AC成分は、D
C成分を除くために、I3及びI4を合成したI5を供
給するために、第2の平均化器32BにおいてI1及び
I2を平均化することによって供給できる。
た電流I11DC及びI21DCを合成及び平均するた
めの従来の部品を含んでいる。さらに、AC成分は、D
C成分を除くために、I3及びI4を合成したI5を供
給するために、第2の平均化器32BにおいてI1及び
I2を平均化することによって供給できる。
【0032】 I4=(I11+I21)/2 =(I11DC+I21DC+I11AC+I21AC)/2 (7) I5= I4+(−I3) =(I11AC+I21AC)/2 (8) 上記のように、I11及びI21の平均は、もし電流ミ
ラーCM11及びCM21が反射電流が衝突電流の半分
になるように配列されると、平均化器32Bにおいて分
割することなしに得ることができる。
ラーCM11及びCM21が反射電流が衝突電流の半分
になるように配列されると、平均化器32Bにおいて分
割することなしに得ることができる。
【0033】図8は、ブロック形式で、SLICのため
の改善した回路の実施例を示している。ブロックは、通
常の部品を含んでおり、さらなる説明は当業者にとって
必要ない。SLICの2線側から開始すると、チップ及
びリング電流I1B及びI2Bは、ミラーCM1B及び
CM2Bによって、フィルタ30B及び平均化器32B
に供給される。フィルタ30BからのDC成分は、I3
Bのコピーをノード38Bに供給する電流コピー器36
Bによってコピーされ、I3Bは電流I4Bと結合して
I5Bを供給し、またノード40Bにも供給される。I
5Bは、コピー器42Bにおいてコピーされ、電流増幅
器34BにおいてKBで増幅され、ノード40BにI6
Bを供給する。I5Bはまた、コピーされて抵抗44B
に押し流され、送信信号電圧VTXを供給する。受信信号
電圧VRXは、変換器46Bにおいて受信電流IRXに変
換され、ノード40Bに供給される。ノード40Bで
は、I3BはI6BとIRXと結合してI9Bを供給す
る。I9Bは、受信電流とチップ及びリング電流の合成
であり、インピーダンス整合のために好ましく使用され
る。
の改善した回路の実施例を示している。ブロックは、通
常の部品を含んでおり、さらなる説明は当業者にとって
必要ない。SLICの2線側から開始すると、チップ及
びリング電流I1B及びI2Bは、ミラーCM1B及び
CM2Bによって、フィルタ30B及び平均化器32B
に供給される。フィルタ30BからのDC成分は、I3
Bのコピーをノード38Bに供給する電流コピー器36
Bによってコピーされ、I3Bは電流I4Bと結合して
I5Bを供給し、またノード40Bにも供給される。I
5Bは、コピー器42Bにおいてコピーされ、電流増幅
器34BにおいてKBで増幅され、ノード40BにI6
Bを供給する。I5Bはまた、コピーされて抵抗44B
に押し流され、送信信号電圧VTXを供給する。受信信号
電圧VRXは、変換器46Bにおいて受信電流IRXに変
換され、ノード40Bに供給される。ノード40Bで
は、I3BはI6BとIRXと結合してI9Bを供給す
る。I9Bは、受信電流とチップ及びリング電流の合成
であり、インピーダンス整合のために好ましく使用され
る。
【0034】 I9B=I3B+I6B+IRX (9) I9Bは、電流コピー器48Bでコピーされ、電流利得
ブロック50B及び52Bに供給されて、そこで係数G
で増幅器されてチップ及びリング接続へ供給される。 I10=I9B×G (10) 図8の実施例は、別々に制御可能なAC及びDCインピ
ーダンスを、上記の式(5)及び(6)に示すように提
供する。従来の部品を使用し、それらは集積回路に収め
られており、集積回路SLICEにおいて利用可能な整
合部品の利点を提供する。
ブロック50B及び52Bに供給されて、そこで係数G
で増幅器されてチップ及びリング接続へ供給される。 I10=I9B×G (10) 図8の実施例は、別々に制御可能なAC及びDCインピ
ーダンスを、上記の式(5)及び(6)に示すように提
供する。従来の部品を使用し、それらは集積回路に収め
られており、集積回路SLICEにおいて利用可能な整
合部品の利点を提供する。
【0035】電流モードSLICにおいて、抵抗RS1
及びRS2を感知するチップ及びリング電圧からの情報
は、接地キー或いはフォルトが発生した時のように、電
話線のリング側が接地されたか否かを決定するために使
用される。この決定をおこなるための付加的部品は、S
LICで既に利用可能な電流情報を使用し、SLICと
共に一体化できる。
及びRS2を感知するチップ及びリング電圧からの情報
は、接地キー或いはフォルトが発生した時のように、電
話線のリング側が接地されたか否かを決定するために使
用される。この決定をおこなるための付加的部品は、S
LICで既に利用可能な電流情報を使用し、SLICと
共に一体化できる。
【0036】チップ電流ITIP は、電話線のチップ側の
電圧に比例しており、またリング電流IRINGは、電話線
のリング側の電圧に比例している。 ITIP =(Ground−VTIP )/RS1 (11) IRING=(VRING−VBATTERY )/RS2 (12) 電話の受話器のボタンを押したり或いは偶発的に、電話
線のリング側が接地されると、大きな長い信号が線に現
れ、それは線における電流IRINGのDC成分として見ら
れる。これらの長いDC信号は、電話線に誘導される信
号のAC成分である長い信号とは区別されるべきもので
ある。ここで使用されるように、「フォルト」は、電話
線のチップ或いはリング側のどちらかが接地されたとき
の状態を含んでいる。本質的に、接地キーは、限られた
時間の間の単なる「フォルト」である。
電圧に比例しており、またリング電流IRINGは、電話線
のリング側の電圧に比例している。 ITIP =(Ground−VTIP )/RS1 (11) IRING=(VRING−VBATTERY )/RS2 (12) 電話の受話器のボタンを押したり或いは偶発的に、電話
線のリング側が接地されると、大きな長い信号が線に現
れ、それは線における電流IRINGのDC成分として見ら
れる。これらの長いDC信号は、電話線に誘導される信
号のAC成分である長い信号とは区別されるべきもので
ある。ここで使用されるように、「フォルト」は、電話
線のチップ或いはリング側のどちらかが接地されたとき
の状態を含んでいる。本質的に、接地キーは、限られた
時間の間の単なる「フォルト」である。
【0037】図9を参照すると、ハイブリッド回路12
Cは箱で示されており、外部回路14Cは焦点を明確に
するために省略しており、SLIC電流ミラー20C及
び22Cは、チップ及びリング電流のコピーをハイブリ
ッド回路12Cに供給し、さらにリング側が接地された
か否かの識別のための比較器24Cによって使用される
付加的コピーを供給する。比較に供給されるコピーは、
下記に示すように処理される。
Cは箱で示されており、外部回路14Cは焦点を明確に
するために省略しており、SLIC電流ミラー20C及
び22Cは、チップ及びリング電流のコピーをハイブリ
ッド回路12Cに供給し、さらにリング側が接地された
か否かの識別のための比較器24Cによって使用される
付加的コピーを供給する。比較に供給されるコピーは、
下記に示すように処理される。
【0038】電流ミラー20C及び22CからのITIP
及びIRINGの付加的コピーは、AC信号(AC長信号を
含む)をフィルタ出力するフィルタ26C及び28Cに
供給され、そこでDCチップ及びリング電流ITDC 及び
IRDC を放つ。DCチップ及びリング電流は、電流源3
0Cからの基準電流と合成され、比較器24Cに供給さ
れる。ノード32Cにおける電流IGKは、比較器24C
において、接地が存在するか否か決定するために使用さ
れ、DCリング電流IRDC と、DCチップ電流ITDC 及
び基準電流IREF の合成との間の差に等しい。
及びIRINGの付加的コピーは、AC信号(AC長信号を
含む)をフィルタ出力するフィルタ26C及び28Cに
供給され、そこでDCチップ及びリング電流ITDC 及び
IRDC を放つ。DCチップ及びリング電流は、電流源3
0Cからの基準電流と合成され、比較器24Cに供給さ
れる。ノード32Cにおける電流IGKは、比較器24C
において、接地が存在するか否か決定するために使用さ
れ、DCリング電流IRDC と、DCチップ電流ITDC 及
び基準電流IREF の合成との間の差に等しい。
【0039】 IGK=IRDC −(ITDC +IREF ) (13) もし、IRDC が、(ITDC +IREF )より大きければ、
即ち、IGKが正ならば、比較器24Cは第1の出力を供
給する。もし、IRDC が、(ITDC +IREF )より小さ
ければ、即ち、IGKが負ならば、比較器24Cは第2の
出力を供給する(或いは出力しない)。もし、比較器2
4Cが、第1の出力を供給するならば、DCリング電流
は、少なくとも基準電流だけDCチップ電流を越えなけ
ればならない。基準電流が、比較器において感知される
ように接地からの予測DC長信号を表すために、必要に
応じて設定されるとき、正のIGKは、接地によって生じ
たDC長信号が電話線に現れたことを示す。正常な動作
では、比較器24Cからの信号は、接地キー指示を供給
するために従来の方法で使用できる。リング側における
接地指示は、フォルトもまた示すが、SLICの応答は
同じである。即ち、過熱を避ける指示の間に、供給増幅
器からの電流を制限することによって、自分自身を保護
する。
即ち、IGKが正ならば、比較器24Cは第1の出力を供
給する。もし、IRDC が、(ITDC +IREF )より小さ
ければ、即ち、IGKが負ならば、比較器24Cは第2の
出力を供給する(或いは出力しない)。もし、比較器2
4Cが、第1の出力を供給するならば、DCリング電流
は、少なくとも基準電流だけDCチップ電流を越えなけ
ればならない。基準電流が、比較器において感知される
ように接地からの予測DC長信号を表すために、必要に
応じて設定されるとき、正のIGKは、接地によって生じ
たDC長信号が電話線に現れたことを示す。正常な動作
では、比較器24Cからの信号は、接地キー指示を供給
するために従来の方法で使用できる。リング側における
接地指示は、フォルトもまた示すが、SLICの応答は
同じである。即ち、過熱を避ける指示の間に、供給増幅
器からの電流を制限することによって、自分自身を保護
する。
【0040】フィルタ26C及び28Cは、電流ミラー
を含んでおり、付加的電流ミラー34C及び36Cは、
チップ、リング、及び基準電流が式(13)で示される
ように合成されるように提供される。例えば、フィルタ
26C、28Cは、直列抵抗及び分岐容量を含んでお
り、電流ミラー回路内に設けられている。フォルトは、
接地キーとして見られないが(即ち、オペレータへの信
号ではない)、線のチップ側においても同様に現れる。
図10を参照すると、図9の回路が、チップ側において
フォルトを感知するように、他の比較器40Cを付加す
ることによって変更されている。電流ミラー20C及び
22CからのITIP 及びI RINGの付加的コピーは、AC
信号(AC長信号を含む)をフィルタ出力するフィルタ
42C及び44Cに供給され、そこでDCチップ及びリ
ング電流ITDC 及びIRDC を放つ。DCチップ及びリン
グ電流は、電流源46Cからの基準電流と合成され、比
較器40Cに供給される。ノード48Cにおける電流I
PFは、比較器40Cにおいて、チップ側のフォルトが存
在するか否か決定するために使用され、DCチップ電流
ITDC と、DCリング電流IRDC 及び基準電流IREF の
合成との間の差に等しい。
を含んでおり、付加的電流ミラー34C及び36Cは、
チップ、リング、及び基準電流が式(13)で示される
ように合成されるように提供される。例えば、フィルタ
26C、28Cは、直列抵抗及び分岐容量を含んでお
り、電流ミラー回路内に設けられている。フォルトは、
接地キーとして見られないが(即ち、オペレータへの信
号ではない)、線のチップ側においても同様に現れる。
図10を参照すると、図9の回路が、チップ側において
フォルトを感知するように、他の比較器40Cを付加す
ることによって変更されている。電流ミラー20C及び
22CからのITIP 及びI RINGの付加的コピーは、AC
信号(AC長信号を含む)をフィルタ出力するフィルタ
42C及び44Cに供給され、そこでDCチップ及びリ
ング電流ITDC 及びIRDC を放つ。DCチップ及びリン
グ電流は、電流源46Cからの基準電流と合成され、比
較器40Cに供給される。ノード48Cにおける電流I
PFは、比較器40Cにおいて、チップ側のフォルトが存
在するか否か決定するために使用され、DCチップ電流
ITDC と、DCリング電流IRDC 及び基準電流IREF の
合成との間の差に等しい。
【0041】 IPF=ITDC −(IRDC +IREF ) (14) もし、ITDC が、(IRDC +IREF )より大きければ、
即ち、IPFが正ならば、比較器40Cは第1の出力を供
給する。もし、ITDC が、(IRDC +IREF )より小さ
ければ、即ち、IPFが負ならば、比較器40Cは第2の
出力を供給する(或いは出力しない)。もし、比較器4
0Cが、第1の出力を供給するならば、DCチップ電流
は、少なくとも基準電流だけDCリング電流を越えなけ
ればならない。基準電流が、比較器40Cにおいて感知
されるようにチップ側フォルトからの予測DC長信号を
表すために、必要に応じて設定されるとき、正のI
PFは、フォルトによって生じたDC長信号がチップ側の
電話線に現れたことを示す。正常な動作では、比較器4
0Cからの信号は、フォルト指示を供給するために従来
の方法で使用でき、従って、SLICは、過熱を避ける
指示の間に、供給増幅器からの電流を制限することによ
って、自分自身を保護する。
即ち、IPFが正ならば、比較器40Cは第1の出力を供
給する。もし、ITDC が、(IRDC +IREF )より小さ
ければ、即ち、IPFが負ならば、比較器40Cは第2の
出力を供給する(或いは出力しない)。もし、比較器4
0Cが、第1の出力を供給するならば、DCチップ電流
は、少なくとも基準電流だけDCリング電流を越えなけ
ればならない。基準電流が、比較器40Cにおいて感知
されるようにチップ側フォルトからの予測DC長信号を
表すために、必要に応じて設定されるとき、正のI
PFは、フォルトによって生じたDC長信号がチップ側の
電話線に現れたことを示す。正常な動作では、比較器4
0Cからの信号は、フォルト指示を供給するために従来
の方法で使用でき、従って、SLICは、過熱を避ける
指示の間に、供給増幅器からの電流を制限することによ
って、自分自身を保護する。
【0042】電話システムにおけるリンガー発生器か
ら、加入者線インタフェース回路(SLIC)を隔離す
る回路及び方法である。リンガー発生器が使用されたと
き信号利得を供給し、リンガー信号が提供されたときハ
イインピーダンスを供給するための利得ブロッキング装
置を使用する。SLICのチップ及びリング接続のため
のAC及びDCインピーダンスが別々に設定される電話
システム用電流モード加入者線インタフェース回路(S
LIC)である。加入者線インタフェース回路(SLI
C)のための接地キー検出は、接地キー或いはフォルト
が生じたときのように、電話のリング側が接地されたか
否かを決定するために、チップ及びリング電圧感知抵抗
RS1及びRS2からの情報を使用する。
ら、加入者線インタフェース回路(SLIC)を隔離す
る回路及び方法である。リンガー発生器が使用されたと
き信号利得を供給し、リンガー信号が提供されたときハ
イインピーダンスを供給するための利得ブロッキング装
置を使用する。SLICのチップ及びリング接続のため
のAC及びDCインピーダンスが別々に設定される電話
システム用電流モード加入者線インタフェース回路(S
LIC)である。加入者線インタフェース回路(SLI
C)のための接地キー検出は、接地キー或いはフォルト
が生じたときのように、電話のリング側が接地されたか
否かを決定するために、チップ及びリング電圧感知抵抗
RS1及びRS2からの情報を使用する。
【図1】従来の電流モード加入者線インタフェース回路
(SLIC)のブロック図である。
(SLIC)のブロック図である。
【図2】(A)は、従来のSLIC、電話機、スイッチ
及びリンガー発生器の機能ブロック図である。(B)
は、SLICの2線側の機能動作を表す従来のSLIC
の部分的ブロック図である。
及びリンガー発生器の機能ブロック図である。(B)
は、SLICの2線側の機能動作を表す従来のSLIC
の部分的ブロック図である。
【図3】本発明に係わる回路の部分的ブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明に係わる他の回路の部分的ブロック図で
ある。
ある。
【図5】本発明で使用される演算増幅器の1実施例を詳
細化する本発明に係わる他の回路の部分的ブロック図で
ある。
細化する本発明に係わる他の回路の部分的ブロック図で
ある。
【図6】SLICに関連する検出回路の保護を示す本発
明に係わる他の回路の部分的ブロック図である。
明に係わる他の回路の部分的ブロック図である。
【図7】SLICの2線側の機能動作を示す本発明のS
LICの実施例の部分的ブロック図である。
LICの実施例の部分的ブロック図である。
【図8】AC及びDCインピーダンスが別々に設定でき
る本発明の実施例の部分的ブロック及び部分的回路図で
ある。
る本発明の実施例の部分的ブロック及び部分的回路図で
ある。
【図9】本発明の接地キー検出回路の実施例のブロック
図である。
図である。
【図10】図9で示される接地キー検出回路と共に示さ
れる本発明のフォルト検出回路の実施例のブロック図で
ある。
れる本発明のフォルト検出回路の実施例のブロック図で
ある。
10 SLIC 12 ハイブリッド回路 14 外部回路 16 受信経路 18 送信経路 20 インピーダンス要素 22 インピーダンス要素 30 SLIC 30A フィルタ 32 抵抗 34 リンガー発生器 36、38 電流利得ブロック 40 電流ブロックドライブ 42、44 増幅器 50、52 電流源 54、56 pnpトランジスタ 58、60 ダイオード 70、72 電流シンク 74、76 npnトランジスタ 78、80 ダイオード 90 ハイブリッド 92、94 電流ミラー 96、98 抵抗 100 電流源 102、104 入力バイポーラトランジスタ 106−124 バイポーラトランジスタ 130−140 ダイオード 150、152 フィードバック抵抗 30B フィルタ 32B 平均化器 34B 電流増幅器 38B、40B ノード 44B 抵抗 46B 変換器 48B 電流コピー器 50B、52B 電流ブロック 12C ハイブリッド回路 20C、22C 電流ミラー 24C 比較器 26C、28C フィルタ 30C 電流源 32C ノード 34C、36C 付加的電流ミラー 40C 比較器 42C、44C フィルタ 46C 電流源 48C ノード R3 フィードバック抵抗 R4 フォーワード抵抗 R5、R6 抵抗 R1A、R2A 抵抗 RSA、RSA 抵抗 CM1A、CM2A 電流ミラー CM1B、CM2B 電流ミラー G1A、G2A 電流利得ブロック SW1、SW2 スイッチ
Claims (21)
- 【請求項1】 電話システム用回路であって、前記SL
ICと電話機とを電気的に相互接続するチップ及びリン
グ経路を有する加入者線インタフェース回路(SLI
C)と、リンガー信号を発生するリンガー発生器と、前
記リンガー信号を前記チップ及びリング経路に選択的に
供給するスイッチ手段と、前記SLICを前記リンガー
信号から隔離する選択的に動作可能な利得設定ブロッキ
ング装置とよりなる回路。 - 【請求項2】 前記利得設定ブロッキング装置はトライ
ステートモードに移行できる増幅器を含み、前記増幅器
の出力は前記トライステートモードのときハイインピー
ダンスを有し、前記増幅器は前記チップ経路を駆動する
ように選択的に動作し、さらに前記増幅器は前記リング
経路を駆動するように選択的に動作する請求項1記載の
回路。 - 【請求項3】 前記増幅器を駆動する手段を含み、前記
駆動手段は電流源よりなる請求項2記載の回路。 - 【請求項4】 前記駆動手段は電流源、バイポーラトラ
ンジスタ、ブロッキングダイオードを含み、前記源、ト
ランジスタ、及びダイオードは直列的に前記増幅器に、
第2の電流源、第2のバイポーラトランジスタ、及び第
2のブロッキングダイオードに電気的に接続されてお
り、前記第2の源、第2のトランジスタ、及び第2のダ
イオードは直列的に前記増幅器に電気的に接続されてい
る請求項3記載の回路。 - 【請求項5】 前記源、前記トランジスタ、及び前記ダ
イオードは電流を前記増幅器へ供給するように動作し、
前記源、前記トランジスタ、及び前記ダイオードは電流
を前記増幅器から吸い込むように動作する請求項4記載
の回路。 - 【請求項6】 前記利得設定ブロッキング装置は電流利
得ブロッキング装置或いは電圧利得ブロッキング装置を
含む請求項2乃至5のうちいずれか1項記載の回路。 - 【請求項7】 リンガー信号を加入者線インタフェース
回路(SLIC)から隔離する電話線回路であって、S
LIC及び電話機を電気的に相互接続するチップ及びリ
ング経路と、リンガー信号と、前記リンガー信号を前記
チップ及びリング経路に選択的に供給する選択的に動作
可能なスイッチ手段と、前記SLICを前記リンガー信
号から隔離する選択的に動作可能な利得設定ブロッキン
グ装置とよりなる電話線回路。 - 【請求項8】 前記利得ブロッキング装置はトライステ
ートモードに移行できる増幅器を含み、前記増幅器の出
力は前記トライステートモードのときハイインピーダン
スを有し、前記増幅器は前記チップ経路、リング経路を
駆動するように選択的に動作し、さらに電流利得増幅器
或いは電圧利得増幅器である請求項7記載の回路。 - 【請求項9】 加入者線インタフェース回路(SLI
C)のチップ及びリング接続のためのAC及びDCイン
ピーダンス設定回路であって、SLICチップ及びリン
グ電圧のDC成分の平均電流を供給する第1の手段と、
SLICチップ及びリング電圧のAC成分の平均電流を
供給する第2の手段と、AC成分の平均振幅とDC成分
の平均振幅の比を変更する第3手段とよりなり、前記A
C及びDCインピーダンスが別々に設定される回路。 - 【請求項10】 前記第1の手段は、チップ及びリング
電圧に比例するチップ及びリング電流からAC成分を取
り除くDCフィルタと、残されたDC成分を平均化する
第1の平均化器とを含み、前記第2の手段は、チップ及
びリング電流を平均化する第2の平均化器と、AC成分
の平均を供給するために前記第1の手段からのDC成分
の平均と前記第2の平均化器からのチップ及びリング電
流の平均とを合成する合成器とを含み、前記第3の手段
は、前記合成器からのAC成分の平均の利得を増加する
手段を含む請求項9記載の回路。 - 【請求項11】 (a)前記第1の手段からのDC成分
の平均と、(b)前記第3の手段からのAC成分の増幅
された平均と、(c)受信電圧に比例した電流との合成
を増幅し、また増幅した合成を前記SLICのチップ及
びリング接続に供給する手段を含む請求項9又は10記
載の回路。 - 【請求項12】 前記第3の手段は、AC成分の平均を
増幅する2つの抵抗の間に電圧増幅器を含み、前記2つ
の抵抗の抵抗値の比はSLIC4線−2線利得及び前記
チップ及びリング接続に対するACインピーダンスを設
定する請求項9乃至11のうちいずれか1項記載の回
路。 - 【請求項13】 電話システム用電流モード加入者線イ
ンタフェース回路(SLIC)であって、前記SLIC
は前記SLICのチップ及びリング接続に対するAC及
びDCインピーダンスを別々に設定する電流手段を含む
請求項9乃至12のうちいずれか1項記載の回路。 - 【請求項14】 前記電流モード手段は、SLIC2線
−4線利得から別々にSLIC4線−2線利得を設定す
る抵抗性手段をさらに含む請求項13記載の回路。 - 【請求項15】 加入者線インタフェース回路(SLI
C)であって、SLICの2線側におけるチップ及びリ
ング電圧にそれぞれ比例するチップ及びリング電流を別
々に供給する第1及び第2の電流ミラーと、前記チップ
及びリング電流のDC成分の平均電流を供給するDCフ
ィルタ及び第1の平均化器と、前記チップ及びリング電
流の平均電流を供給する第2の平均化器と、チップ及び
リング電流の平均からDC成分の平均を除くことによっ
て前記チップ及びリング電流のAC成分の平均電流を供
給する手段と、前記チップ及びリング電流のAC成分の
平均を増幅し、増幅された電流のコピーを前記SLIC
の4線側における送信電圧接続に供給する電流増幅器
と、前記SLICの4線側における受信電圧に比例した
受信電流を供給する電圧−電流変換器と、前記受信電
流、前記電流増幅器からのAC電流の増幅された平均、
及び前記第1の平均化器からのDC電流の前記平均を合
成することによってフィードバック電流を供給する合成
手段と、前記フィードバック電流を増幅し、増幅された
フィードバック電流を前記SLICの2線側に供給する
2つの増幅器とよりなるSLIC。 - 【請求項16】 チップ電圧に比例した電流を供給する
第1の電流ミラーとリング電圧に比例した電流を供給す
る第2の電流ミラーとを有する加入者線インタフェース
回路(SLIC)のための接地キー検出器であって、前
記第1の電流ミラーからの電流のDC成分に比例したD
Cチップ電流を供給する第1のDCフィルタと、前記第
2の電流ミラーからの電流のDC成分に比例したDCリ
ング電流を供給する第2のDCフィルタと、基準電流の
源と、前記DCリング電流を前記DCチップ電流及び前
記基準電流の合成と比較し、比較結果に基づいて接地キ
ーが検出されたことを示す第1の比較器とよりなる接地
キー検出器。 - 【請求項17】 前記DCチップ電流及び前記DCリン
グ電流に関連した信号をそのハイブリッド部分において
使用するための前記SLICに供給する手段を含む請求
項16記載の検出器。 - 【請求項18】 前記第1及び第2のDCフィルタの各
々は、電流ミラー即ち前記第1の電流ミラーからの電流
をそれが前記第1のDCフィルタに供給される前に反射
する第3の電流ミラーと、前記第1のDCフィルタから
の前記DCチップ電流をそれが前記第1の比較器に供給
される前に反射する第4の電流ミラーとを含む請求項1
6又は17記載の検出器。 - 【請求項19】 前記DCチップ電流を前記DCリング
電流及び前記基準電流の合成と比較し、比較結果に基づ
いてフォルトが検出されたことを示す第2の比較器より
なるフォルト検出器を含み、前記第2の比較器は前記D
Cチップ電流が前記DCリング電流及び前記基準電流の
合成よりも大きいときフォルトが検出されたことを示す
請求項16記載の検出器。 - 【請求項20】 前記第2のDCフィルタからの電流を
それが前記第2の比較器に供給される前に反射する第5
の電流ミラーを含む請求項19記載の検出器。 - 【請求項21】 基準電流の源と、チップ電圧と接地と
の間の電圧差をチップ電流に変換する手段と、リング電
圧と電源電圧との間の電圧差をリング電流に変換する手
段と、前記リング電流を前記チップ電流及び前記基準電
流の合成と比較する比較器とを有する請求項16乃至2
0のうちいずれか1項記載のSLIC用接地キー検出
器。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US269133 | 1981-06-01 | ||
US08/267,436 US5515417A (en) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Ground key detector for a SLIC |
US08/267,434 US5515434A (en) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Impedance setting circuit for a SLIC |
US08/269,133 US5517565A (en) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | Integrated ringer relay circuit and method |
US267436 | 1994-06-30 | ||
US267434 | 1994-06-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851652A true JPH0851652A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=27401968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7159495A Withdrawn JPH0851652A (ja) | 1994-06-29 | 1995-06-26 | 電話システム用回路、インピーダンス設定回路、加入者線インタフェース回路、並びに接地キー検出器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0851652A (ja) |
KR (1) | KR960003260A (ja) |
CN (2) | CN1365228A (ja) |
GB (1) | GB2290921A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6567521B1 (en) * | 1999-08-17 | 2003-05-20 | Silicon Laboratories, Inc. | Subscriber loop interface circuitry having bifurcated common mode control |
SE0002350L (sv) | 2000-06-21 | 2001-12-22 | Ericsson Telefon Ab L M | En metod att generera en ringsignal i en abonnentlinjekrets |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4652701A (en) * | 1985-11-06 | 1987-03-24 | At&T Information Systems, Inc. | Ringing application circuit |
CA1272318A (en) * | 1986-10-20 | 1990-07-31 | Kenji Takato | Integrated ringing circuit and a ring trip circuit for the same |
SE459138B (sv) * | 1987-10-08 | 1989-06-05 | Ericsson Telefon Ab L M | Anordning i ett telekommunikationssystem vid inkoppling och urkoppling av en ringsignal |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP7159495A patent/JPH0851652A/ja not_active Withdrawn
- 1995-06-27 GB GB9513091A patent/GB2290921A/en not_active Withdrawn
- 1995-06-29 KR KR1019950018286A patent/KR960003260A/ko active IP Right Grant
-
2001
- 2001-10-29 CN CN01135940A patent/CN1365228A/zh active Pending
- 2001-10-29 CN CN01135941A patent/CN1367603A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2290921A (en) | 1996-01-10 |
CN1365228A (zh) | 2002-08-21 |
KR960003260A (ko) | 1996-01-26 |
GB9513091D0 (en) | 1995-08-30 |
CN1367603A (zh) | 2002-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |