JPH085150Y2 - 粉体の定量供給装置 - Google Patents

粉体の定量供給装置

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JPH085150Y2
JPH085150Y2 JP5758490U JP5758490U JPH085150Y2 JP H085150 Y2 JPH085150 Y2 JP H085150Y2 JP 5758490 U JP5758490 U JP 5758490U JP 5758490 U JP5758490 U JP 5758490U JP H085150 Y2 JPH085150 Y2 JP H085150Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉体を比較的少量づつ定量供給するための
定量供給装置に関するものである。
(従来の技術) 粉体を比較的少量づつ定量供給する定量供給装置とし
ては、例えば本件出願人の先願にかかる粉体の定量供給
装置(実願平1-45795号参照)がある。即ち、この粉体
の定量供給装置は、粉体が供給される略筒状の粉体収容
筒の内部に、その外周縁部に上方に開口する周溝を形成
するとともにその上面を粉体案内面とした回転体と、該
回転体の上面側において固定配置されるともに径方向外
方に向かうに従って回転体の回転方向前方側に変位する
所定の前進角をもった固定部材とを備え、上記回転体を
回転させてその粉体案内面上に位置する粉体を上記固定
部材と相対回転させ、該該固定部材の回転体に対する見
掛け上の後退角による径方向外方への押し出し作用によ
って粉体を次第に径方向外方側に移動させてこれを上記
回転体の周溝内に充填させ、然る後、この周溝内に充填
された粉体を、粉体取出し部においてその表面の一部を
スリ切って平面とした状態でスクレーパ機構によって外
部へ定量づつかき出すようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このように回転体に形成した周溝に充填さ
れた粉体をスクレーパ機構によってかき出す方式の定量
供給装置においては、かき出し刃により粉体表面を掬い
取るものであるため、かき出された後の粉体表面にはか
き出し刃によるかき出し跡溝が形成されるが、この場
合、該かき出し跡溝の周縁部分にはかき出しによって崩
された不安定な崩壊粉体が該粉体表面上に盛り上がった
状態で形成され、しかもこれが回転体の回転に伴って帯
状に残ることとなる。
このように周溝に充填された粉体の表面上に不安定な
状態の崩壊粉体が残ったままこれが再び粉体収容筒内に
戻されると、該粉体収容筒内の粉体と干渉し、これに押
し出される格好で次第に粉体取り出し部側に堆積して迫
り出し、これがかき出し刃によってかき出される粉体と
一緒に外部に取り出され、結果的に定量供給精度が低下
するというおそれがあるが、従来の粉体の定量供給装置
においてはこの点についての考慮が十分ではなかった。
そこで本考案は、かき出し刃による粉体のかき出しに
起因して発生する崩壊粉体の外部への排出を確実に防止
し、もって粉体の定量供給精度の向上を図らんとしてな
されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案はかかる課題を解決するための具体的手段とし
て、周壁の一部に切欠部を形成した略筒状体で構成され
且つその軸方向を上下方向に向けた状態で配置された粉
体収容筒の軸心部に上下方向に立設状態で回転軸を配置
する一方、該回転軸には、その外周縁部に上方に向けて
開口し且つ上記粉体収容筒の切欠部に対応する位置にお
いてはその一部が該粉体収容筒の外方に突出する周溝が
設けられるとともにその上面を粉体案内面とした回転体
を取付け、また上記粉体収容筒側には、上記回転体の粉
体案内面に近接し且つ上記回転軸側から粉体収容筒側に
向うに従って該回転体の回転方向前方側に偏位する如く
湾曲形成された粉体ガイド部を有する固定部材を取付
け、さらに上記回転軸の上記固定部材より上方位置には
撹拌羽根を備えた撹拌部材を配置し、上記回転軸の回転
に伴って上記回転体と撹拌部材とが上記固定部材を上下
方向に挟んだ状態で該固定部材に対して相対回転する如
くするとともに、上記粉体収容筒の上記切欠部に対応す
る位置には上記回転体の周溝内に充填された粉体をかき
出すかき出し刃を備えたスクレーパ機構を設けてなる粉
体の定量供給装置において、上記粉体収容筒の切欠部の
しかも上記回転体の回転方向後方側位置に、上記回転体
の上記周溝のしかも上記スクレーパ機構のかき出し刃に
対して該周溝の径方向に重合しない位置において該周溝
内にその上方から突入する溝形成部材を、また回転方向
前方側位置には、上記周溝の直上方位置においてしかも
該周溝の周方向において上記スクレーパ機構のかき出し
刃に対応する側が上記溝形成部材に対応する側よりも回
転方向後方側に位置するように該周溝を斜めに横切るガ
イド部材をそれぞれ設けたことを特徴としている。
(作用) 本考案ではこのような構成であるから、 回転体の周溝内に充填された粉体の表面には、先ず
該周溝の径方向一方寄り位置に溝成形部によって所定大
きさの成形溝が形成されるとともに、かき出し刃によっ
て粉体のかき出しを行った後には崩壊状態の粉体が粉体
表面上に盛り上がった状態で且つ帯状に残される、 回転体が回転に伴ってこの粉体表面上の盛り上がっ
た崩壊粉体が切欠部の回転方向後方側に移動すると、こ
の崩壊粉体はここに設けられたガイド部材に衝突し、該
ガイド部材に案内されて上記成形溝内に順次充填され、
この状態で下部粉体収容室側に持ち込まれる、 下部粉体収容室側に持ち込まれた崩壊粉体は、成形
溝内に充填された状態となっているため、該下部粉体収
容室内の粉体と干渉したとしてもこれによって押し出さ
れることがなく、この崩壊粉体の上からさらに新しい粉
体が充填される、 等の作用が得られるものである。
(考案の効果) 従って、本考案の粉体の定量供給装置によれば、かき
出し刃のかき出し作用によって生じた崩壊粉体が外部へ
取り出されるということが確実に防止されることから、
該かき出し刃のかき出しによる粉体の定量供給精度が高
水準に維持されるという実用的な効果が得られるもので
ある。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施例を説
明する。
構成 第1図及び第2図には、本考案の実施例にかかる粉体
の定量供給装置Zが示されており、該各図において符号
1は基台であり、該基台1には回転軸2が上下方向に向
けて立設配置されている。尚、この回転軸2は上記基台
1側に配置した回転軸駆動装置19によって回転駆動され
る。
また、上記基台1の上面側には、上記回転軸2をその
軸心部に配置せしめた状態で略段付き筒状の下部粉体収
容部3が取り付けられ、さらにこの下部粉体収容筒3の
上端側にはこれと同軸状に略有底筒状の上部粉体収容筒
4が取付けられている。そして、上記回転軸2は、上記
下部粉体収容筒3の内部空間(以下、これを下部粉体収
容室31という)から上記上部粉体収容筒4の底部を貫通
してその内部空間(以下、これを上部粉体収容室30とい
う)に臨ましめられている。
尚、上記下部粉体収容筒3は、上記基台1側に位置す
る大径の下部筒部3aとその上側に位置する小径の上部筒
部3bとを有している。そして、その一側においては、上
記下部筒部3a部分が切り欠かれて切欠部33とされてい
る。従って、該下部粉体収容筒3の下部粉体収容室31
は、該切欠部33部分においてその外方に形成された粉体
取出室32に連通することとなる。また、この下部粉体収
容室31と粉体取出室32とが直接連通すると、該下部粉体
収容室31内に収容された粉体がそのまま粉体取出室32側
に流れ出すことになるため、これを防止すべくこの切欠
部33部分には後述の仕切部材14を取り付け、該仕切部材
14の中央部14aによって下部粉体収容室31と粉体取出室3
2とを区画するようにしている。また、この粉体取出室3
2には粉体落下室20が連続して形成されている。
上記基台1と下部粉体収容筒3との合せ部分には、後
述の固定部材6が固定配置されている。この固定部材6
は、径方向外方に向かうに従って次第に上記回転軸2の
回転方向(第2図の矢印R方向)前方側に変位する所定
の前進角をもつ複数の粉体ガイド部6a,6a,・・を備えて
おり、しかもこの各粉体ガイド部6a,6a,・・は、後述の
回転体5の粉体案内面52の傾斜角に対応する如く上下方
向(即ち、厚さ方向)に傾斜せしめられている。尚、こ
の下部粉体収容室31内に供給される粉体は、上記各粉体
ガイド部6a,6a,・・間の開口部分を通って下方側に移動
する。
また一方、この固定部材6の下側には、後述の回転体
5が配置されている。この回転体5は、上記下部粉体収
容筒3の下部筒部3aの内周にほぼ合致する如き外径寸法
を有する円盤体で一体構成されるものであって、その外
周縁部には上面側に開口する所定大きさの周溝51が形成
されている。従って、この回転体5の周溝51は上記下部
粉体収容筒3の切欠部33に対応する部分においては上記
粉体取出室32側に露出せしめられる(第1図〜第3図参
照)。
さらに、この実施例のものにおいては、この回転体5
の上記周溝51の径方向内側に位置する部分を略円錐状に
形成し、その上面を、回転体5の軸心部分から周溝51側
に向けて下降傾斜する円錐面で構成される粉体案内面52
としている。また、この粉体案内面52には、上記固定部
材6がこれに沿うようにして配置されている。従って、
上記回転軸2の回転に伴って回転体5が回転することに
よって該回転体5と固定部材6とが相対回転し、回転軸
2の回転方向に対して所定の前進角を有する該固定部材
6の各粉体ガイド部6a,6a,・・は、回転体5に対しては
見掛け上、所定の後退角を有することとなる。
さらに、上記固定部材6の上側位置には、上記回転軸
2に取り付けられた後述の下部撹拌部材7が、上記固定
部材6に沿うようにして配置されている。この下部撹拌
部材7は、回転方向に対して所定の後退角を有する翼部
材で構成されており、そり外周端は上記下部粉体収容筒
3の上部筒部3bの内周面に近接対向している。
一方、上記上部粉体収容筒4の上部粉体収容室30内に
は、上部撹拌部材8が上記回転軸2に取付けられた状態
で配置されている。そして、この上部撹拌部材8が近接
対向する上記上部粉体収容筒4の底面部分には、所定大
きさの粉体落下口15が形成されており、該粉体落下口15
を介して上部粉体収容室30と下部粉体収容室31とは相互
に連通せしめられている。また、この上部撹拌部材8の
外周部分には、上部粉体収容筒4の内周に付着残留する
粉体をかき落とすためのかき落とし板10が設けられてい
る。さらに、上記回転軸2の上端部には、撹拌棒9が取
り付けられている。尚、この上部粉体収容筒4の上端側
にはホッパー18が設けられる。
さらに、上記粉体取出室32を形成する粉体取出口部材
16部分には、後述のスクレーパ機構11が配置されてい
る。このスクレーパ機構11は、スクレーパ駆動装置13に
よってその設定位置が前後・上下に調整されるかき出し
刃12を備えており、該かき出し刃12を上記回転体5の周
溝51内にその上方から突入させることによって、後述す
るように該周溝51内に充填された粉体(以下、これを充
填粉体60という。第3図〜第7図参照)を掬い取ってこ
れを外部にかき出す如く作用する。そして、この実施例
においては、上記かき出し刃12の周溝径方向における配
置位置を、該周溝51の外周側寄り位置に設定している。
また一方、上記粉体取出室32部分においては、第1図
に示すように周溝51の上面51aと上記粉体取出口部材16
の下端面16aとの間には所定の隙間が形成されており、
このままでは下部粉体収容室31内の粉体(以下、未充填
粉体59という)が粉体取出室32側にせり出してくること
になる。このため、これを防止すべく、この実施例では
第3図及び第4図に示すように、回転方向後方側端部に
おいては上記仕切部材14の一端14bを略L字状に屈曲さ
せてこれを、上記周溝51を横切るように延びる上記粉体
取出口部材16の一方側16aに沿わせて配置するととも
に、その下端部には、本考案を適用して、後述する溝成
形部材40を取り付けている。
この溝成形部材40は、第4図のように、その下端側
に、横方向に延びる端面で構成されるスリ切り部41と該
スリ切り部41の一端側においてこれより所定寸法だけ下
方に突出する溝成形部42とを設けている。そして、この
溝成形部材40は、上記溝成形部42を上記周溝51の径方向
内側寄りに位置せしめ且つそのスリ切り部41を該周溝51
の上端51aとほぼ同高さとなるように位置決めした状態
で上記仕切部材14側に取付けられている。従って、この
溝成形部材40の溝成形部42と上記スクレーパ機構11のか
き出し刃12とは周溝51の径方向において相互にズレるこ
とになる。
一方、粉体取出室32の回転方向前方側位置において
は、本考案を適用して、第3図及び第7図にそれぞれ示
すように、上記仕切部材14から上記粉体取出口部材16の
他方側16bに沿うごとく上記周溝51を斜めに横切った状
態でプレート状のガイド部材44を取付けている。そし
て、この場合、このガイド部材44は上下方向においては
第7図のように、その下端44aが周溝51の上端面51aとほ
ぼ同高さとなり、また平面方向においては第3図のよう
に周溝51の径方向外方側に位置する部分が径方向内方側
に位置する部分よりも回転方向後方側に位置するように
その取り付け位置が回転体5に対して相対的に設定され
ている。
作動 以下、上述の如く構成された粉体の定量供給装置Zを
使用して実際に粉体の定量供給を行う場合についてその
作動状態を説明する。
定量供給に際しては、先ず、ホッパー18内に貯溜され
ている粉体を上部粉体収容室30側に投入する。そして、
この状態で回転軸駆動装置19を始動し、回転軸2をして
上部粉体収容室30側の上部撹拌部材8及び撹拌棒9、下
部粉体収容室31側の回転体5及び下部撹拌部材7をそれ
ぞれ回転させる。
すると、上部粉体収容室30内の粉体は、上部撹拌部材
8及び撹拌棒9によって撹拌され、粉体落下口15から順
次連続的に下部粉体収容室31側に落下供給される。この
下部粉体収容室31側に供給された粉体、即ち未充填粉体
59は、下部撹拌部材7によって撹拌されてその流動性が
確保されるとともに、下部撹拌部材7の各粉体ガイド部
6a,6a,・・の後退角作用を受けて順次径方向外方に押し
やられるとともに、粉体案内面52の傾斜方向に作用する
粉体自重の径方向分力による押し出し作用を受けて順次
周溝51側に移動せしめられ、スムーズに該周溝51内に充
填せしめられる。即ち、この実施例のように回転体5の
粉体案内面52を円錐面とした場合には、各粉体ガイド部
6a,6a,・・による粉体押し出し作用に加えて、粉体自重
を粉体押し出しに利用することができるため、前者のみ
を利用する従来の定量供給装置の場合に比して、周溝51
への粉体の充填性が向上するものである。換言すれば、
周溝51内に粉体をより固く突き固めた状態で充填するこ
とができるものである。
このように周溝51に充填された充填粉体60は、回転体
5の回転とともに粉体取出室32側に移動する。そして、
先ず該粉体取出室32側に入る際に、溝成形部材40のスリ
切り部41によってその上面がスリ切られて平面状とされ
るとともに、溝成形部42によってその径方向内側寄り部
分に所定深さの成形溝65が形成される(第5図に示す状
態)。
さらに回転体5が回転すると、周溝51内の充填粉体60
にはスクレーパ機構11のかき出し刃12が立てられ、該充
填粉体60はこのかき出し刃12によってその上面側部分が
削り取られ、粉体取出室32からその下方の粉体落下室20
側に落下排出される(粉体の定量供給作用)。この場
合、上述のように充填粉体60は十分に突き固められた状
態となっているため、かき出し刃12の切り込み量と粉体
の切り出し量とがリニアな状態となり、定量供給精度が
高水準に維持されるものである。
また一方、かき出し刃12の切り出し作用によって充填
粉体60側にはかき出し跡溝66が形成されることとなる
(第6図参照)。この場合、このかき出し跡溝66の周縁
部分には、かき出し刃12の切り出しによって崩された崩
壊粉体61が盛り上がり状態で形成され、且つこれが回転
体5の回転に伴って帯び状に連続して存在することにな
る。この崩壊粉体61がそのまま粉体取出室32側から下部
粉体収容室31側に持ち込まれると、該下部粉体収容室31
内の未充填粉体59との衝突によって次第に粉体取出室32
側にせりだされ、最終的に粉体取出室32から粉体落下室
20側にこぼれ落ちて定量供給精度を損ねるということに
なる。
ことろが、この実施例のものにおいては、かき出し刃
12より回転方向後方側にガイド部材44が設けられている
ため、連続的に形成される上記崩壊粉体61は順次このガ
イド部材44に衝突することによって成形溝65側に押しや
られてここに充填される(第7図の状態)。従って、こ
の崩壊粉体61が粉体取出室32側に移動したとしても成形
溝65内に充填状態とされているため該下部粉体収容室31
側の未充填粉体59によって粉体取出室32側に押し出され
るとうことがなく、結果的に定量供給精度が高水準に維
持されることとなる。
尚、粉体取出室32側から下部粉体収容室31側に回り込
んだ状態で配置された上記仕切部材14の他端部14cは、
下部粉体収容室31側の未充填粉体59が粉体取出室32側に
流れだすのを抑制する如く作用する。従って、この仕切
部材14の他端部14cの粉体堰止め作用と、上記ガイド部
材44による崩壊粉体61の成形溝65への充填作用との相乗
的作用により、より高水準の定量供給精度が確保される
と言える。
尚、この実施例においては溝成形部材40とガイド部材
44とを下部粉体収容筒3とは別部材としているが、本考
案の他の実施例においてはこれらを該下部粉体収容筒3
と一体的に形成することもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる粉体の定量供給装置の
縦断面図、第2図は第1図のII-II横断面図、第3図は
第2図のIII部拡大図、第4図は第3図のIV-IV部縦断面
図、第5図は粉体の充填状態説明図、第6図は第3図の
VI-VI縦断面図、第7図は第3図のVII-VII縦断面図であ
る。 1……基台 2……回転軸 3……下部粉体収容筒 4……上部粉体収容筒 5……回転体 6……固定部材 7……下部撹拌部材 8……上部撹拌部材 9……撹拌棒 11……スクレーパ機構 12……かき出し刃 14……仕切部材 15……粉体落下口 16……粉体取出口部材 30……上部粉体収容室 31……下部粉体収容室 32……粉体取出室 33……切欠部 40……溝成形部材 41……スリ切り部 42……溝成形部 44……ガイド部材 51……周溝 52……粉体案内面 65……成形溝 66……かき出し跡溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁の一部に切欠部を形成した略筒状体で
    構成され且つその軸方向を上下方向に向けた状態で配置
    された粉体収容筒の軸心部に上下方向に立設状態で回転
    軸を配置する一方、該回転軸には、その外周縁部に上方
    に向けて開口し且つ上記粉体収容筒の切欠部に対応する
    位置においてはその一部が該粉体収容筒の外方に突出す
    る周溝が設けられるとともにその上面を粉体案内面とし
    た回転体を取付け、また上記粉体収容筒側には、上記回
    転体の粉体案内面に近接し且つ上記回転軸側から粉体収
    容筒側に向うに従って該回転体の回転方向前方側に偏位
    する如く湾曲形成された粉体ガイド部を有する固定部材
    を取付け、さらに上記回転軸の上記固定部材より上方位
    置には撹拌羽根を備えた撹拌部材を配置し、上記回転軸
    の回転に伴って上記回転体と撹拌部材とが上記固定部材
    を上下方向に挟んだ状態で該固定部材に対して相対回転
    する如くするとともに、上記粉体収容筒の上記切欠部に
    対応する位置には上記回転体の周溝内に充填された粉体
    をかき出すかき出し刃を備えたスクレーパ機構を設けて
    なる粉体の定量供給装置であって、上記粉体収容筒の切
    欠部のしかも上記回転体の回転方向後方側位置には、上
    記回転体の上記周溝のしかも上記スクレーパ機構のかき
    出し刃に対して該周溝の径方向に重合しない位置におい
    て該周溝内にその上方から突入する溝形成部材が、また
    回転方向前方側位置には、上記周溝の直上方位置におい
    てしかも該周溝の周方向において上記スクレーパ機構の
    かき出し刃に対応する側が上記溝形成部材に対応する側
    よりも回転方向後方側に位置するように該周溝を斜めに
    横切るガイド部材がそれぞれ設けられていることを特徴
    とする粉体の定量供給装置。
JP5758490U 1990-05-30 1990-05-30 粉体の定量供給装置 Expired - Lifetime JPH085150Y2 (ja)

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