JPH08512418A - 残留映像による良好なコントラスト/雑音 - Google Patents

残留映像による良好なコントラスト/雑音

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JPH08512418A JP7528099A JP52809995A JPH08512418A JP H08512418 A JPH08512418 A JP H08512418A JP 7528099 A JP7528099 A JP 7528099A JP 52809995 A JP52809995 A JP 52809995A JP H08512418 A JPH08512418 A JP H08512418A
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ジーン ベルナルド オスカル スザンヌ マルテンス
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Abstract

(57)【要約】 多次元画像におけるコントラスト強調のための方法が前記画像内でコントラスト量を局部的に検出する。この量は低領域または高領域内のいずれかにあるように境界付けされる。高領域における場合にはコントラストは局部コントラストの単調非増加関数である強調係数により局部的に強調される。強調の後にそのコントラスト自身は強調前のコントラストの単調非減少関数である。

Description

【発明の詳細な説明】 残留映像による良好なコントラスト/雑音 発明の技術分野 本発明は、多次元映像におけるコントラスト強調のための方法に関するもので あり、前記の方法は ‐ 瞬間の正規アレイに従って映像をサンプリングすること、 ‐ 前記の瞬間に基づいてコントラスト量を局部的に検出すること、 ‐ 低領域または高領域内のいずれかにあるように前記の量を検出すること、 ‐ 前記の高領域における場合は前記の局部的コントラスト量の単調非増加する 非一様関数である強調係数により前記のコントラストを局部的に相対的に強調 すること、 のステップを具えている。 この種類の方法は F.P.de Vries,Automatic,Adaptive,Brightness Inde- pendent Contrast Enhancement,Signal Processing Vol.21 (1990)の 169-182 頁に記載されていた。ここでは、強調は映像データの対数へ加えられる。一様な ウインドウが用いられ、サブサンプリングは適用されない。局部残留エネルギー c(p)が分散varより低い場合には強調係数は(mu+kap)であり、また他の場合に は(mu+kap*var/contrast)である。これらのパラメータの意味は以下に説明さ れるはずである。後段に、図5に示したように、問題点は、しきい値を最小限に 越える低コントラスト特性が強調されるのに対して、僅かだけ高いコントラスト 値は相対的に不明瞭にされることである。特定の領域においては、入力コントラ ストが増大するに従って出力コントラストが減少さえもする。これは明らかに有 用な情報の望ましくない抑制に導く。本発明は、コントラストがしきい値の丁度 上であり、且つそれ故に参考方法が極めて適応性のない場合に、参考文献による 方法を適用することが情報を解放すると言う洞察に基づいている。 発明の概要 とりわけ、表示できる情報の最大量を維持するための既知の方法を改善するこ とが本発明の目的である。さて、本発明の態様の一つによると、本発明は、前記 の高領域にいては、前記の強調の後のコントラストが前記の強調の前の前記のコ ントラストの単調非減少関数であることを特徴としている。以下にもっと詳細に 論じられるように、結果としての強調は応用の広範な領域を客観的にも主観的に も満たしてきた。 単独で、本発明者のより早い仕事が、B.Escalante-Ramirez and J.B.O.S .Martens,Noise Reduction in Computerized Tomography Images by Means of Polynominal Transeforms,J.of Visual Image Communication and Image Rep -resentation,Vol.3,(272-285),Sept.1992,及び関連する欧州特許出願第E P513906号、対応する本出願と同じ受託者への米国特許出願一貫番号第07/874,66 0号(特開平5-135168号)に記載されていた。この参考文献は映像変動の大きさ が些細と考えられた場合には全部の映像変動を相対的に弱めるように管理されて いた。これに反して、本発明は強調するようにも管理され、且つ、特にしきい値 の丁度上のコントラストは、より高いコントラストに対して優先的に強化されね ばならないことが実現された。一定の環境のもとで、本発明は、しきい値の丁度 上ではコントラスト強調を考慮しないことにより、Escalante 他による参考文献 と機能的に等価である結果を与える。その場合には、本発明に従った実行がその 参考文献よりも一層効率的である。 好都合にも、非一様関数が単調減少であり、特に、1と等しい高いコントラス トに対する漸近値を有する漸近線を有している。これが実際には非常に満足を与 えることが見出された。 好都合にも、この方法は前記の検出の前に、前記の局部的検出の領域よりも大 きい第2領域内のコントラスト発生スペクトルを測定すること、及び該スペクト ルから前記の低領域と前記の高領域との間の境界を引き出すことを具えている。 この方法が強調をすっかり実行できる前により大きい領域を最初に評価しなくて はならないことをこれは意味しているけれども、これが最良値への自動的設定を 与える。 好都合にも、この方法は前記の局部的検出の領域よりも大きい第3領域におい て全体コントラスト弱さを検出すること、及びその後ただちにより大きいウイン ドウ粒度におけるコントラスト強調のために第2領域の平均された映像信号を少 なくとも観念的に逆結合することを具えている。低い全体コントラストの領域は かくして、処理労力を節約し且つかくしてより高い速度を与える全体方法におい て処理され得る。 本発明はこの方法を実施するための装置にも関連し、且つ導出手段を通して入 力信号からウインドウ状の局部平均信号を発生するための第1分枝と、窓をかけ られた映像可変性信号を発生するための検出手段を有する第2の別の分枝とを具 えており、且つ前記の第2分枝は前記の可変性信号から前記の可変性信号に対す る逆転応答を有する第1制御信号と、前記の可変性信号に対する非逆転応答を有 する第2制御信号とを引き出すための導出手段を有し、前記の平均信号の第1サ イズ制御器が前記の第1制御信号により制御され、且つ前記の第1分枝は前記の 導出手段の逆転装置を通して前記のサイズ制御された平均信号を処理するための 第1処理手段を有し、前記逆転装置は第2サイズ制御器を有する第3分枝を有し ここで前記の入力信号は前記第2制御信号によりサイズ制御され、且つ前記第3 分枝は前記第1処理手段に対応する第2処理手段を有し、且つ前記逆転装置は前 記第1及び第3処理手段の出力信号を加えるための加算器手段を有する。これが 本発明による方法の特に率直な実行を表現する。本発明の種々の別の有利な態様 が請求の範囲の第2項以下に列挙されている。 図面の簡単な説明 本発明のこれらの及びその他の態様及び利点を、以下に開示される好適な実施 例に関して、且つ特に添付の図面を参照して詳細に論じよう。それらの図面は: 図1は適合できる残留映像処理の構造; 図2は残留信号のエネルギーを引き出すための構造; 図3は信号誘導体のエネルギーを引き出すための構造; 図4は強調係数及び減衰係数の発生; 図5は応答曲線の種々の例; 図6はコントラスト測定のヒストグラム; をそれぞれ示している。 方針の考察 残留増幅係数kap を決定するために、映像を強調することと映像を雑音低減す ることとの双方又はいずれか一方のための戦略を特定することが必要である。コ ントラスト測定cが大きい場合には、信号が明らかに見えるので、強調が必要無 いことを、すなわち大きいcに対してkap(c)=1であることを合理的に想定でき る。c<ct のように、cが小さい場合は、信号が一定であると想定され得て、 且つ必要なら残留信号がc<ct に対してkap(c)=0を設定することにより消去 され得る。この要求は、c(p)≦sign 2 に対してkap(p)=mu+kap であるVries の 参考文献においては満たされない。雑音の多い領域におけるこの高い増幅係数は 参考文献の方法の有益性を制限する。c>ct に対してはこの信号はかなり判断 されるが、明らかに見えるようになるために増幅されねばならない。増幅の後の 出力コントラスト測定はkap2(c)*c である。この出力コントラストは入力コント ラストの増大関数でなくてはならない。この条件は参考文献では満たされず、そ の参考文献は c=sign 2*(kap/mu)において中間最小値を有する。しきい値の充分 上のコントラストを有する映像特性はしきい値のすぐ上だけでしかない(雑音の 多い)映像特性よりも少ない関連として描写されるので、これは望まれない特性 である。入力コントラストcの大きい値に対しては、出力コントラストは[c*mu2 +2mu*kap*sign 2]である。従って、mu=1に対してさえも、出力領域は少しだけ 引き延ばされる。 ここで、関数の次のクラスが幾らかのそれの近似と一緒に示唆されて、それが 迅速な処理を許容する。 もう一つ、もっと単純な実現は次の通りである。 ここで、0≦s≦1によって、パラメータct ,cv 及びsが生じる。この表 現の動作は上に与えられたもっと複雑な表現と匹敵するが、必要な計算は比較的 初歩的である。 好適な実施例の詳細な説明 図1は本発明による適合できる残留映像処理動作の構造を示している。図示の ようなブロック状構造は、各々が1個以上の初歩的処理動作を実行できる多重処 理素子から成る、いわゆるビデオ信号処理装置上にマップされてもよいので、全 体ハードウエアは図示のような全処理を効率的に実行できる。単独で、この種の ビデオ信号処理装置は米国特許第5,103,311 号(特開平1-217575号)から既知で ある。映像の信号は、適当なカメラ,大型記憶装置,その他を源として、入力端 子40に到達する。入力は、ライン毎のような、種々の順次編成に従ってもよい。 それでこの装置は画素値あるいは、場合によっては、それ故に必要な全部の入力 量を表現する種々の段階の出力結果を発生するために、中間処理結果を記憶する ために利用できる充分なメモリを有する。ある場合には追加のフレームバッファ が要求され得る。要素20,22が一緒に画素濃度の局部的平均値を計算するための フィルタを構成する。局部的環境の寸法は画像の構造に従うが、テレビジョン状 の大きさ(ほぼ百万画素程度)に対しては25画素の正方形が適当になり得る。こ の大きさは制限ではない。この環境の非正方形形状が有用になり得る。単独で、 要素20は画像処理のために広く用いられている種類のウインドウするための装置 であってもよい。要素22は順次処理段階で処理されるべきデータの量をそれによ り制限するためのダウンサンプリング装置である。ダウンサンプリングは整数又 は非整数係数により得る。充分な処理能力が利用できる場合には、ダウンサンプ リングは無しですましさえできるので、要素20は単独で局部的平均値を発生でき るだろう。ダウンサンプリングが行われない場合は、後の補間は必要ではない。 それに関して、ブロック22の出力信号は指示された平均値のアレイである。ブ ロック24は同様に入力値を受信し且つ位置(p)の関数である2個の適合値を計 算する。第1の適合値[mu(p)−kap(p)]は平均値重み付け関数であり、第2の適 合値[kap(p)]は残留重み付け関数である。要素26は乗算器である。乗算された値 の組がアップサンプリングを実行するブロック28へ送られる。最後にブロック30 において、例え表現がいくらか異なっていても、ブロック22において達成された 表現と逆である表現に従って、補間が実行される。同様にブロック32においてブ ロック24からの結果でのアップサンプリングが実行され、続いてブロック34にお いて補間が実行される。要素36において残留重み付け関数と元の画素値との間の 乗算が実行される。要素30,36からの出力信号アレイが指示された向上された出 力信号を発生するために加算器要素38において加算される。タイミング差異を補 正するために必要な要素は示されなかった。ブロック対28及び32は相互に同じで あり得ることは注意されるべきであり、それはブロック対30及び34に対しても有 効である。 さきの、Escalante 及びMartens 参考文献におけるように、また本発明もピラ ミッド編成又は階層編成において用いられ得る。その結果に対して、このブロッ ク22の出力が大きい積分範囲にわたって充分少ししか変わらない場合には、ブロ ック22の出力信号はより大きい積分範囲を構成するために用いられる。便宜上、 必要な検出器が別に示されていないが、それが局部的可変性信号c(p)を特定のし きい値と比較する。c(p)がそのしきい値より低い場合には、ブロック22の出力信 号は入力端子40へ機能的又は観念的に逆に結合され、且つより粗い細分性により 再び処理される。局部的可変性がしきい値よりも上の場合には図示のようなセッ トアップが一回だけ用いられ、且つ逆結合は達成されない。境界付けの過程は連 続して数回実行され得るので、ピラミッド編成が連続的により粗い細分性と増大 されたウインドウ寸法とを生じる。 前述の適合できる残留濾波は平均値増幅係数と残留増幅係数とを入力信号から 引き出し得ることを想定する。そのような係数は、平均信号値fm(p) と信号がそ れの平均値からどれがけ多く離れるかを表現する幾らかのコントラスト値c(p)と の関数 mu(p)=mu[fm(p),c(p)] kap(p)=kap[fm(p),c(p)] である。平均信号値は fm(p)=∫w2(x−p)*f(x)dx. として定義される。考えられた全部のコントラスト測定は入力信号の幾つかの種 類の二次濾波により引き出され得る。有利な選択は次の通りである。 c(p)=∫w2(x−p)[f(x)−fm(p)]2dx これは残留信号内の重み付けされたエネルギーと等しい。別の改善は重み係数mu 及びkap を関数fの平均値に依存させることにより達成され得る。簡潔さのため にこれは更には考えない。 図2は図1による装置内に使用するための上記の表現に従って残留信号の全エ ネルギーを引き出すための構造を示している(図4も参照されたい)。この図内 のブロックは再び1個以上のビデオ信号処理装置の初歩的要素であって、且つ実 際に図1の装置におけるブロック24に対して必要な機能性の一部を実行する。入 力信号f(x)は図1に示された。ブロック50は画素値の2乗を次々と計算する。ブ ロック52,54はそれぞれブロック20,22と機能的に対応する。同様に、ブロック 56,58はそれぞれブロック20,22に対応する。さて、最後のブロック60はそれの 入力値の2乗することを実行する。ブロック62は同じ位置に属するような受信さ れた2個の入力値の差を計算し、それが2乗の平均と平均の2乗との間の差へ要 約する。この量が大きい場合には、局部的に非常に良いコントラストがあり、こ の量が小さい場合には少ししかコントラストがなく、零の場合には、画素が一様 な値を有する。出力信号[c(p)]は別の処理のために用いられる。平均値fm(p) は 上記の表現に従って図1においてすでに導出されているので、この構成は一つの 追加のフィルタ動作のみを必要とする。すなわち、必要なハードウエアは図2の 下側分枝においてブロック56及び58のみである。 全部の残留信号が常に等しく重要なのではない。それ故に、第2の二次的エネ ルギーコントラスト尺度も考えられ、それは方向性特性を有し且つその結果とし て例えば映像内の縁へ優先的に変質する。そのようなコントラスト尺度は一般形 態 を有し、ここでdi(x) はD次元信号空間のi番目の次元に沿った微分フィルタで ある。単独で、このコントラスト尺度はEscalante 及びMartens 参考文献にすで に用いられた。 図3は図1に従った装置に用いるための信号微分のエネルギーの上記の導出に よるための構造を示している。この装置は、各々がダウンサンプリング(ブロッ ク66,72)と2乗/エネルギー決定(ブロック68,74)とに追従される特定方向 1〜D(ブロック64,70)における信号微分を決定する、1個以上の並列分枝か ら成っている。ブロック76は出力信号[c(p)]を導出するための全体加算器を表現 している。 kap の値を決定するために、ここで、c≧ct の場合には残留増幅係数に対し て特に次のクラスの関数 を用い、その他の場合にはkap(c)=0を用いることを提案する。この残留増幅係 数は、コントラストc=c0において、kap0>1により、kap(c0)=kap0と等しい。 出力コントラストkap2(c)*c はコントラストcの増加関数であり、且つ c=c0に おいてs0に等しい微分を有し、ここで0≦s0≦1である。乗冪係数β=0が残留 増幅係数の漸近動作を制御する。それがβ=1又はβ=(1−s0)/(kap0 2−1)に等 しく好都合に設定される。入力コントラストと出力コントラストとは、図5から わかるように、大きい値のcに対しては等しい。β=(1−s0)/(kap0 2−1)の選択 が残留増幅係数に対して次の単純化された表現になる。 ここで、γ=β+1=(kap0 2−s0)/(kap0 2−1)である。出力コントラストは、 c+(kap0 2-1)*c0*(c0/c)βであり、これも図5に示された。処理された映像の 目視検査はパラメータβの影響が小さいことを学び、それで便宜上、前記の値β =(1−s0)/(kap0 2−1)が最もしばしば採用される。先に与えられたkap(c)に対す る単純化された表現は類似の方法で振る舞い、且つ以下に詳細に考えられないは ずである。 コントラストc0及びctに対する絶対値を特定する代わりに、一様領域に対する 期待されるコントラスト出力の倍数としてそれらを特定するほうを好み、すなわ ち期待される出力はただ雑音が存在するだけにすぎないことである。コントラス ト尺度が残留信号におけるエネルギーと等しい場合には、この期待される出力は Cn=(1−α2)*sign 2であり、且つコントラスト尺度が信号誘導体におけるエネル ギーと等しい場合には、Cn=lam*D*sign 2である。ここで量lam=∫Fd1 2(x)dx= ‥‥lam=∫FdD 2(x)dxであって、各関数dは方向1〜Dにおける方向性誘導体で ある。二次元映像に対してD=2であり、二次元映像の系列に対してはD=3で ある。量αnは普通取られるn=2による表現αn=∫Fw2n(x)dx に従って計算さ れる。 更にその上、量lam は思考の次のラインに沿って決定される。D個の異なる次 元に沿った微分フィルタdi(x) は類似しているので、式(1)の二次形は順序D の一つの零でない固有値 λ=∫Fd1 2(x)dx=‥‥=∫FdD 2(x)dx を有する。分散σn 2を有する白色入力雑音の場合には、二次形式の第1特性関数 が、M=D/2で且つdn=2λσn 2による と等しい。信号応答は により表される。平均値 mc(p)=db(p)+σn 2λD に対する表現と、コントラスト尺度の分散 σc 2(p)=2λσn 2[2db(p)+σn 2λD] とは従って変えられねばならない。c0=σn 2λ(D−2)において、一様な領域に対 して、cのヒストグラムにピークが生じ、且つそれ故にD=2の場合の雑音分散 σnを算定するために用いられ得ない。D=2の場合には、(dn/2)1/2=σnλ1/2 において起こるc1/2のヒストグラム内のピークを用いることができる。 例えば、二項式ウインドウw2(x) 又は順序Bの特定の場合において、微分フィ ルタdi(x) はi番目の次元に沿ったj=0,…,Bに対するインパルス応答 及び他の次元[16]に沿ったj=0,…,Bに対するインパルス応答 を有する分離フィルタである。零でない固有値は である。 kap0の最大残留増幅係数がそれまで適用されるコントラストc0はc0=T0*Cn に 設定され、ここでT0は通常は1に近い。しきい値コントラスト ct は有意な映像 特徴から雑音のある領域を区別するので、雑音のある領域における期待される出 力に比例して ct=Tc**cn を選択することは合理的な戦略である。典型的に、Tc は1より大きい値を有する。 図4は強調及び減衰係数を発生し、それにより図1のブロック24を実現するた めの装置を示している。ブロック80が信号c(p)を発生し、且つ図2,3の双方に 示された装置として形成されてもよい。ブロック82は[kap(p)]を発生するための ルックアップ表装置であり、ブロック84は適当な翻訳機能を含んでいる[mu(p)− kap(p)] を発生するための第2ルックアップ表装置である。ここで、kap(p)は残 留重み付け関数であり、[mu(p)−kap(p)] は平均値重み付け関数である。図4に おいて、これらの重み付け関数は平均値fm(p) に無関係であると想定される。 図5は応答曲線の種々の例を示している。水平軸に沿って入力コントラストを 示し、垂直軸に沿って出力コントラストを示している。100,108のような原点を 通る直線は、単独でもはや教訓的でない画像を作らない一様な係数により各コン トラストを増幅する。さて、曲線102 はmu=1,kap=2及び var=1に対して 先にDe Vriesにより得られた結果を示している。参考文献方法の使用はしきい値 のすぐ上の出力応答において負の傾斜を実際に有する。本発明者は、このしきい 値の上の傾斜は単調でなくてはならず、且つその上、応答曲線は不変のコントラ ストに対する線である漸近線をなるべく有さねばならないことを見出した。曲線 104は、β=1,c0=1,kap0=3,及びs0=0による式(2)に対応する。曲 線106はc0=1,kap0=3,及びs0=0による式(3)に対応する。 しきい値の下の応答に対しては、種々の曲線形状が有用である。この図では、 しきい値の下で一様なコントラスト強調が直線により表現されたように想定され た。もう一つの解決法は、その領域では全部のコントラストを抑制するが一様な レベルを伝達するEscalante 他の参考文献に従っている。一般に、種々のパラメ ータの選択は実際の映像の偶発的必要要件への率直な適合を許容する。 図6はコントラスト尺度、すなわち設計方針及びパラメータの最良値のために 用いられた特定の映像の残留信号内のエネルギーのヒストグラムを示している。 このヒストグラムは、映像が充分な量の一様領域を具えるので、このヒストグラ ムのモードは映像構造により偏移されないと言う仮定のもとで、映像上の雑音分 散を概算するために用いられる。ヒストグラムの雑音出現はモードの、確実な概 算を得るために幾らかの容易化を必要とする。好適な方法は、そのような容易化 のために一様なウインドウを用いることである。この例においては、標準偏差は sign=1.3 と概算された。この値を想定することは雑音分散の広い範囲にわたっ て非常に信頼できる結果を与えることが見出された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多次元映像におけるコントラスト強調のための方法であって、該方法は ‐ 瞬間の正規アレイに従って映像をサンプリングすること、 ‐ 前記の瞬間に基づいてコントラスト量を局部的に検出すること、 ‐ 低領域または高領域内のいずれかにあるように前記の量を検出すること、 ‐ 前記の高領域における場合は前記の局部的コントラスト量の単調非増加す る非一様関数である強調係数により前記のコントラストを局部的に相対的に強調 すること、 のステップを具えている多次元映像におけるコントラスト強調のための方法にお いて、 前記の高領域にいては、前記の強調の後のコントラストが前記の強調の前の 前記のコントラストの単調非減少関数であることを特徴とする多次元映像におけ るコントラスト強調のための方法。 2.請求項1記載の多次元映像におけるコントラスト強調のための方法において 、前記の非一様関数が単調非増加関数であることを特徴とする多次元映像におけ るコントラスト強調のための方法。 3.請求項1又は2記載の多次元映像におけるコントラスト強調のための方法に おいて、前記の非一様関数が1に等しい高いコントラストに対する漸近値を有す る漸近線を有することを特徴とする多次元映像におけるコントラスト強調のため の方法。 4.請求項1,2又は3記載の多次元映像におけるコントラスト強調のための方 法において、更にその上前記の低領域においては雑音低減のために前記のコント ラストを相対的に減衰することを特徴とする多次元映像におけるコントラスト強 調のための方法。 5.請求項1〜4のいずれか1項記載の多次元映像におけるコントラスト強調の ための方法において、更にその上前記の映像をサブサンプリング(22)する前記 の強調係数を前に決定することを特徴とする多次元映像におけるコントラスト強 調のための方法。 6.請求項1〜5のいずれか1項記載の多次元映像におけるコントラスト強調の ための方法において、前記の検出の前に前記の局部的検出の領域よりも大きい第 2領域内のコントラスト発生スペクトルを測定すること、及び該スペクトルから 前記の低領域と前記の高領域との間の境界を引き出すことを具えていることを特 徴とする多次元映像におけるコントラスト強調のための方法。 7.請求項1〜6のいずれか1項記載の多次元映像におけるコントラスト強調の ための方法において、前記の局部的検出の領域よりも大きい第3領域において全 体コントラスト弱さを検出すること及びその後ただちにより大きいウインドウ粒 度におけるコントラスト強調のために第2領域の平均された映像信号を少なくと も概念的に逆結合することを具えていることを特徴とする多次元映像におけるコ ントラスト強調のための方法。 8.請求項1〜7のいずれか1項記載の多次元映像におけるコントラスト強調の ための方法を実行する装置において、導出手段を通して入力信号からウインドウ 状の局部平均信号(20,22)を発生するための第1分枝と、窓をかけられた映像 可変性信号を発生するための検出手段を有する第2の別の分枝とを具え、前記の 第2分枝は前記の可変性信号から前記の可変性信号に対する逆転応答を有する第 1制御信号と、前記の可変性信号に対する非逆転応答を有する第2制御信号とを 引き出すための導出手段を有し、前記の平均信号の第1サイズ制御器が前記の第 1制御信号により制御され、且つ前記の第1分枝は前記導出手段の逆転装置を通 して前記のサイズ制御さた平均信号を処理するための第1処理手段を有し、前記 逆転装置は第2サイズ制御装置を有する第3分枝を有しここで前記入力信号は前 記第2制御信号によりサイズ制御され、且つ前記第3分枝は前記第1処理手段に 対応する第2処理手段を有し、且つ前記逆転装置は前記第1及び第3処理手段の 出力信号を加算するための加算器手段を有していることを特徴とする装置。 9.請求項8記載の装置において、しきい値により前記可変性信号を識別し且つ 高信号か又は低信号かのいずれかを出力するための前記検出手段により供給され る識別装置を有し、且つ前記の装置は低信号の制御のもとで大寸法粒度で前記方 法を実行するために前記の装置の入力端子へ前記導出手段の出力を少なく とも概念的に逆結合するルーティング手段を有することを特徴とする装置。
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