JPH08512011A - 発泡促進挿入物を有する容器 - Google Patents

発泡促進挿入物を有する容器

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JPH08512011A
JPH08512011A JP7502554A JP50255495A JPH08512011A JP H08512011 A JPH08512011 A JP H08512011A JP 7502554 A JP7502554 A JP 7502554A JP 50255495 A JP50255495 A JP 50255495A JP H08512011 A JPH08512011 A JP H08512011A
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JP7502554A
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エリック シーリンス、マーク
ライト、ティモシィ
アントン ローゼンス、アールウィン
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フィットブレッド ピーエルシー
ハイネケン テクニカル サービシーズ ビー.ブイ.
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • B65D85/73Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials with means specially adapted for effervescing the liquids, e.g. for forming bubbles or beer head

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Abstract

(57)【要約】 大気圧より高圧に維持された炭酸飲料(52)を収納する開栓可能で密閉された容器(50)は、大気圧より高圧のガスを含み、制限オリフィス(22、79、84)を有し、飲料(52)上に浮かび、かつ、制限オリフィス(22、79、84)が飲料(52)中に没するように挿入物の方向づけをする手段(18、72、86)を有する中空挿入物(10、12、70、80)を備える。容器(50)が開けられると、挿入物(10、12、70、80)の内部からガスが制限オリフィス(22、79、84)を通って飲料(52)中に噴射され、飲料が注がれる際にきめの細かいクリーム状の泡を形成する。方向づけをする手段(18、72、86)は、制限オリフィス(22、79、84)を含んだ鉛直面に対して対称となるように構成されている。浮いた挿入物を使用することと、方向づけ手段を上記のように設けることにより、制限オリフィス(22、79、84)ば常に挿入物の一番下の位置にあることになる。特に、飲料を注ぐ際に、オリフィスが不注意で容器の頭部空間に露出してしまう危険性が最小になる。

Description

【発明の詳細な説明】 発泡促進挿入物を有する容器 技術分野 炭酸飲料、特にビール、より詳細には樽詰めの黒ビール等を注ぐ際に、きめの 細かいクリーム状になった泡ができるのが望ましい。これは実際にクリーム状の 舌触りを与え、また消費者に対して視覚的にアピールする。元来、こうした泡は 樽から飲料を注ぐ時にだけ得られていた。視覚的なアピールを増大するという別 の要因は、樽から飲料特にビールを注ぐと、小さな気泡が飲料そのものとしっか り混ぜ合わされ、注ぎ終わると気泡が徐々に分かれて表面にクリーム状の泡を形 成させる点にある。 背景技術 GB-A-1,266,351は、大気圧より高圧のガスを入れた第2室を備え た飲料容器をいくつか記載している。その一例によれば、第2室は一つの制限オ リフィスを介して容器本体と永続的に連通しており、容器の充填時に加圧ガスが 入れられる。別の例では、第2室にはガスが満たされ、制限オリフィスはゼラチ ンあるいは他の無毒の物質で密封されていて、飲料の充填前および充填中には加 圧状態のガスを第2室内に維持するようにし、飲料と接触した後には溶解して密 封した制限オリフィス を開くようになっている。さらに別の例では、制限オリフィスは、容器本体内の 圧力にさらされる第2室のフレキシブルな壁に設けられ、容器が開けられるまで は容器本体の圧力が制限オリフィスの周りの壁をグロメットに対して密封状態に 維持し、容器を開けて圧力が解放するとその密封状態が壊れて加圧ガスが第2室 から制限オリフィスを通じて容器の飲料内に噴射される構成となっている。様々 な理由により、これらの構造の容器はいずれも商業的な成功をおさめていない。 GB-A-2,183,592には、制限オリフィスにより第2室からガスを噴 射するかわりに、飲料本体に細かな気泡を作るために炭酸飲料あるいはガスを伴 う炭酸飲料を制限オリフィスを通じて噴射させる構成とした飲料容器に関する記 載がある。このシステムは商業化されたが、炭酸飲料あるいはガスを伴う炭酸飲 料よりもガスのみの噴射の方が良好な気泡核を提供し、最終的には良好な泡の層 ができるということが広く認められた。GB-A-2,183,592には、第2 室が、飲料容器と一体的に構成されたもの、あるいは、従来の缶、瓶、紙パック の中に入れられる分離型の挿入物として構成されたもの等、いくつかの例が記載 されている。GB-A-2,183,592では、その挿入物は、適切な接着剤あ るいは機械的手段により、例えば容器の底などのような位置に固定されることが 有利であると説明されている。しかし、容器を開ける際に制限オリフィスを容器 内の飲料の表面下に維持させることを条件として、分離型の挿入物を容器内の飲 料中に浮かせたり吊り下げたりする可能性についても書かれている。制限オリフ ィスの位置を方向づけるた めに、挿入物に重りをつけたり、力を加えたりする可能性についても説明されて いる。 EP-A−0,520,646は、飲料の中にガスだけを噴射するように設け られた制限オリフィスを有する挿入物を飲料容器に内包させる別の提案をしてい る。容器に飲料を満たした直後に容器を逆さにして制限オリフィスが容器内の飲 料上の頭部空間内の圧力にさらされるようにし、この頭部空間を加圧することに より挿入物にガスを充填させる。しかし、この(低温殺菌もふくむ)加圧段階で 容器を逆さに維持することに失敗すると、挿入物に多量の飲料が入ってしまい、 容器を開く時に挿入物から加圧ガスのみを噴射させることにより得られる利点の 全てを失うことになる。実際には、こうした事は生産ラインの不測の停止などで 容器が逆さになる前に止まってしまうことにより発生する可能性がある。さらに 、低温殺菌の際に、容器はしばしば倒れてしまい、その側面に低温殺菌処理が行 われることになる。そのような状態ではかなりの量の飲料が挿入物に入ってしま う可能性がある。特に密閉した容器を低温殺菌処理温度で加熱している際には、 容器内部が高圧となるのでなおさらである。 GB-A-2,183,592およびEP-A-0,520,646の両方に記載 されたシステムでは、挿入物は、飲料容器に入れられる前に制限オリフィスを介 して開放され空気で満たされる。しかし、容器に飲料を満たす前に、挿入物およ び容器から空気を全部除去することが必須条件である。内部に酸素が存在すると 、容器内の飲料が酸化されてしまい、風味を損なったり、微生物の活動を促進す ることになり、例えば、飲料がアルコール を含んでいる時は飲料が酢化する危険性があるからである。実際にはこの空気の 除去は難しい。通常、この容器と挿入物の組合せを、窒素、二酸化炭素あるいは それらの混合ガスのような不活性ガスを用いた浄化工程にかけ、さらに、繰り返 し加圧工程と減圧工程にかける。これは、特別に改良した充填機の使用を必要と しまた充填サイクル時間を増大させる。 この問題は、WO-A-91/07326に記載されたシステムで克服されてい る。このシステムでは、容器の本体内の飲料中にガスのみを噴射する挿入物をガ スによって事前加圧している。また、挿入物は閉止手段を備えている。この閉止 手段は、容器の充填前および充填工程中は密閉状態を維持し、飲料容器が開けら れると密閉状態を解除する。飲料容器の圧力解放により、ガスが挿入物から制限 オリフィスを通って飲料内に噴射し、このガス噴射の脈動により、所望のたっぷ りとしたクリーム状の泡の形成に必要な溶解ガス気泡核のもとが作られる。この システムはかなり商業的な成功を得ている。消費者によって最終的に容器が開け られるまでこの挿入物は常時密閉されているので、挿入物を組み込んだ容器は従 来の容器のように容易かつ簡単、迅速に飲料を充填できる。このタイプのシステ ムの欠点は、容器が空になった後も挿入物が残留圧を含む可能性があり、消費者 が空容器を切ったりすると圧力が加わっている挿入物によりけがをする危険性が あることである。 WO-A-91/07326は、ガスが加圧された挿入物の製造およびその飲料 容器内への設置に関して、非常に多くの方法を記載している。ほとんどの例では 、挿入物は使用中は固定位 置に配置される。しかし、ある例では、挿入物は容器内の飲料中に浮かんでおり 、挿入物の底に重りをつけて制限オリフィスが飲料中につかるように挿入物を方 向付けるようになっている。 上記従来技術のなかには、浮く挿入物の概略を説明しているものがあるが、商 業的に受け入れられているシステムでは浮く挿入物を使用しているものはない。 受け入れられているシステムのほとんどでは、大概、缶が開いた時に挿入物が効 果的に作用するように、あるいは、低温殺菌の際に挿入物にガスが入るのを確実 にするため、挿入物を固定位置に配置する。例えば、もし、EP-A-0,520 ,646に記載されている挿入物が缶の底に近い位置からずれていると、缶を逆 さにした場合、加圧および低温殺菌の間制限オリフィスが頭部空間に位置しなく なる。したがって、挿入物には飲料が満たされてしまい、ガスよりも液体を噴射 することになり、効果的な作用を実現できない。 固定した挿入物で生じる別の問題は、容器を開く際の容器の取り扱われ方にあ る。王冠タイプの栓を有する瓶を開ける時、固定した栓抜きを使用して開けたり すると、瓶はしばしばほぼ水平に傾けられてしまう。同じように、リング・プル やスティ・オン・タブ等のイージー・オープン機構を有する缶などを開ける時も 、一般的に缶を傾けて開けることが多い。両方の場合とも、栓を開いてすぐに容 器を傾けて内容物を注ぐ。これらの一連の動作は、ガスが挿入物から噴射される 際に挿入物の制限オリフィスが飲料内に浸されていない状態を作り出す可能性が ある。この場合、挿入物は正しく機能しない。 発明の開示 本発明によれば、大気圧より高圧に維持された炭酸飲料を収納した開栓可能で 密閉された容器であって、大気圧より高圧のガスを含み、制限オリフィスを有し 、飲料上に浮かび、かつ、制限オリフィスが飲料中に没するように挿入物の方向 づけをする手段を有する中空挿入物を備え、容器が開けられる時に挿入物の内部 からガスが制限オリフィスを通って飲料中に噴射され、飲料が注がれる際にきめ の細かいクリーム状の泡を形成するように構成されている容器は、上記方向づけ をする手段が制限オリフィスを含んだ鉛直面に対し対称に設けられていることを 特徴とする。 浮いた挿入物を使用することと方向づけ手段を制限オリフィスに対して対称に 設けることにより、制限オリフィスが常に挿入物の一番下の位置となり、開ける ために容器を取り扱ったり容器の中身を注ぐために容器を傾ける等、オリフィス が飲料中に浸された状態を維持するのがとりわけ重要となる容器を開いて飲料を 注いでいる間に、オリフィスが不注意で容器の頭部空間に露出してしまう危険性 を最小とする。 方向づけをする手段は、飲料に対して正の浮力を持ち、かつ、挿入物の頭部に 向けてあるいは頭部に位置することが可能であるが、負の浮力を持ち、挿入物の 底部に向けてあるいは底部に設けられることが望ましい。挿入物を作る物質が負 の浮力を持つ時には、方向づけ手段は、挿入物の下部に別の機構を付加するかあ るいは厚めの壁を設けることによって形成するのが望ま しい。 挿入物は、制限オリフィスを含み互いに直角な2つの鉛直面に対して対称であ ることが望ましい。挿入物は制限オリフィスを通る鉛直軸のまわりに円形状に対 称であってもよい。 挿入物は2つの部分から成り、それらが互いに密閉され固着されるように構成 されているのが便利である。この2つの部分は、スナップ止め、ネジ止め、溶接 、接着、あるいは、相互係合フランジを折り返して密閉することにより、密閉固 着されるようにすればよい。 挿入物内のガスは不活性ガスあるいは非酸化性ガス、あるいはそれらの混合ガ スであり、望ましくは窒素ガスおよび/あるいは炭酸ガスである。 挿入物は、ポリプロピレンのような合成樹脂材料から成形することも、あるい はラッカー仕上げのアルミニウムやスズ板、ポリマー被覆のアルミニウムやスズ 板、あるいはスズ・メッキなしの鋼のような金属で形成することも可能である。 挿入物および容器を金属で作る場合、リサイクルし易くするために両者とも同じ 金属で作るのが望ましい。 挿入物は、例えば、加圧室内でその2つの部分を密閉し、容器内に密封されそ の後容器が開かれるまでガスが挿入物から逃げないようにするバルブあるいは閉 止部材を設けることにより、ガスで事前加圧させることができる。これを達成す る方法はWO-A-91/07326で詳細に説明されている。これを達成する別 の方法は、所定の閾値より高い温度、あるいは、挿入物の外部圧が内部圧より高 くなるという圧力差にさらされると、 永続的かつ不可逆的に開くように構成された閉止部材を設けることである。この 閉止部材は挿入物の組立後および容器の充填密封工程の間に挿入物を密閉するよ うになっており、圧力がかなり増大する、例えば、低温殺菌段階の間に不可逆的 に開く。 閉止部材は、挿入物の内側のガス圧により挿入物の密封表面に対して保持され る部材であり、低温加熱シール、接触固着、感熱接着剤、にかわによる仮接着、 あるいはスナップ留め等のような適切な手段により挿入物内に取り付けられるこ とが可能である。どの手段による取り付けでも、挿入物の外部の圧力が内部圧力 より大きくなる時、または、熱が加わった時には外れるように構成されている。 あるいは、閉止部材は、挿入物内部に設けられ、外部圧力が内部圧力より小さい 時には内部ガス圧力に対抗でき、外部圧力が内部圧力より大きくなると破壊する ように支持された、脆弱な部分、膜、テープ、あるいはフィルムの形をとること もできる。 望ましくは、挿入物はガスで事前加圧せず、代わりに、頭部空間内に垂直に伸 び、容器の頭部空間からのガスが挿入物を加圧するようにする手段を挿入物の上 部に有する。望ましくは、挿入物は第1、第2の一方向バルブを有し、第1の一 方向バルブは頭部空間から挿入物内部にガスが入るように設けられ、第2の一方 向バルブは上記制限オリフィスを構成し、ガスが挿入物から出て飲料内に噴射さ れることを可能とする。 挿入物内部の実効的な容積は容器のサイズや飲料の種類によるが、約2から7 mlが望ましい。挿入物に設ける制限オリフィスのサイズは、固定した直径の穴 である場合には、通常0. 8mmであるが、必要とされる気泡の性質や飲料の種類により0.05から3m mの範囲で変化可能である。 図面の簡単な説明 図1および図2は、それぞれガス加圧前後の挿入物の第1例の概略断面図であ る。 図3および図4は第2例を示す図1および図2と同様の断面図である。 図5および図6は第3例を示す図1および図2と同様の断面図である。 図7、8、9および10は、第1例の挿入物を有する飲料容器の連続した断面 図であり、それぞれ、容器の密閉直後、低温殺菌の際の最大圧力時、容器を開く 直前、及び、容器を開いた直後の状態を示している。 図11および図12は、それぞれ、第2例及び第3例の挿入物の低温殺菌の際 の最大圧力時における状態を示している。 図13は、第4例の挿入物を示す切断斜視図である。 図14は、挿入物の第5例を示す切断斜視図である。 図15は、使用中の第4例の挿入物を示す断面図である。 発明を実施するための最良の形態 図1および図2に示された挿入物は、その垂直軸に対称な形状をしており、ス ナップ留め可能な2つのプラスチック(例え ば、ポリプロピレン)成形された上下部材10、12から成る。上部材10はお 椀形をしており、そのリム回りには外に向けられた環状の密閉端部14を有する 。その外向き端部14は、下部材12の上方リムの回りの内側に向けられた端部 16とスナップ係合する。下部材12は、その上端部近くに仕切壁17を有する 環状を基本的に取り、仕切壁17の下にはスカート18が形成されている。スカ ート18は、挿入物の使用の際にこれを方向づける役割をはたす。仕切壁17は 中心に制限オリフィス20を有する中央窪み部19を持っている。したがって、 オリフィス20は挿入物の垂直軸上に設けられており、挿入物が所望の方向に方 向づけられている際垂直下方に放出するようになっている。それゆえ、スカート 18はオリフィス20の周囲で、かつオリフィス20に対して対称に配置され、 オリフィス20の下方に垂直に延伸していることが認められるであろう。図示さ れていないが、スカート18には、一対の対向するガス逃がし通路が、スカート の上端、つまりオリフィス20より上のレベルに設けられている。 プラスチック・ディスクの形の閉止部材22が、中央窪み19上を覆うように 低温加熱シール24により一時的に固着されており、このディスク22が仕切壁 17を実質的に密閉する。挿入物を加圧するには、図1に示した位置にディスク 22を設けた上下部材10、12を所望の圧力、通常55psiゲージ(380 KPa)のガスで加圧された部屋(図示せず)に入れ、外向き下端部14と内向 き上端部16によりスナップ密着させる。このようにして加圧ガスを含んだタン ク23ができる。タ ンク23の内部ガス圧は外向き下端部14と内向き上端部16間の密閉状態を維 持する助けをし、また、図2に示したように上下部材10、12をスナップ密着 させた後のディスク22と仕切壁17間の密閉状態を維持する助けをする。この 状態で、挿入物を加圧室から取り出すことができ、飲料容器に入れる用意ができ る。 図3、図4に示した挿入物は図1、図2に示したものと同様であり、同じ部材 には同じ番号を使用してある。しかし、この実施例では上下部材10、12は被 覆した金属シートで形成されており、図4の26で示すように二重の折り返しに よる密閉状態を形成することにより互いに密閉固着される。この第2例では、制 限オリフィス20は、仕切壁17の中央窪み部19の基部に形成された開口部に 装着された小さなプラスチックのプッシュ・フィット・プラグ28内に形成され ている。このプラグ28は、使用時に飲料と被覆金属の切断面が接触するのを防 ぐ役割をし、これにより飲料による金属の腐食(pick-up)を防ぐ。環状のへこ み30が、固着された上下部材10、12の周囲の仕切壁17に隣接した位置に 形成されており、挿入物の側面の強度をあげて内部圧が折り返し26から漏れ出 すのを防ぐ。この実施例では、ディスク22は被覆金属シートから形成され、端 部が下方に曲げられて環状の密閉剤32に埋め込まれている。密閉剤32は下部 材12の表面に対しては弱く接着し、ディスク22の露出した金属切断部には永 続的に接着するように作られている。この密閉剤32は様々な食品認可物質で構 成でき、缶の端に使う密閉剤化合物や熱溶融性接着剤、例えば反応性熱 溶融性ポリウレタン接着剤などである。第1例でのように、図3および図4の挿 入物は加圧室で組み立てられ、2Gの二重の折り返し、および30のへこみの形 成も同室で行われる。 図5、図6に示された第3例では、上下部材10、12は被覆金属シートで形 成され、方向づけスカート18の範囲を互いに螺合するように構成されており、 上下部材10、12を相互に係合するネジ山表面に適切な接着剤あるいはライニ ング化合物を付加することで、その間の圧力密閉状態を増加させている。上下部 材10、12を形成している被覆金属シートの露出した切断面40は、ライニン グ化合物42(図6の左手側を参照)を用いるか、曲げた端部44を作るための 曲げ加工(図6の右手側を参照)、あるいは、必要に応じてその組合せにより、 保護することができる。この例では、制限オリフィス20は、下部材12の中央 開口部にスナップ留めされたプラグ28内に形成されている。このプラグ28は お椀形状で、仕切壁17の大部分を構成している。ディスク22は、プラグ28 と一体的に成形されており、プラグ28のリムと密着係合してスナップ留め可能 となるように、ディスク22と一体の薄いストラップあるいはヒンジ47により プラグ28に接合されている。 図7は飲料缶50内の挿入物の第1例を示しており、飲料缶50には、飲料5 2が缶の頭部空間54を残すように満たされている。缶50は、イージ・オープ ニング・タブ58を有する缶の上面56に固着されるようにシーミング操作によ り密閉されている。挿入物は、開いた缶50に対し、飲料52の充填前に入れら れても良いし、充填後や充填中に入れられるのでも良 い。缶の上面56の缶50へのシーミングは公知の方法により行われ、缶50は 、二酸化炭素および一部窒素で炭酸化した飲料52を入れた状態で完全に密閉さ れる。さらに、頭部空間54に公知の方法で窒素を充填することも可能である。 缶50の充填、閉缶、加圧操作により、使用している溶け込んでいるガスのバ ランスが調整され、通常の家庭用冷蔵庫の温度(約5から10℃)で平衡状態に ある時に、缶50内の圧力が挿入物の初期ガス圧より低くなるようにする。厳密 な圧力レベルは詰められる飲料によって変化する。実際には、この圧力差は約3 5から180KPaの範囲に維持することが望ましい。最新の充填用バルブ技術 を用いれば、これは容易に達成できる。飲料が炭酸含有レベル1.0から1.1 vol/volの範囲であるエールやスタウトである場合には、挿入物の内部ガ ス圧は約380KPaが望ましく、また缶の内部の最終平衡圧は約200から3 45KPaの範囲にあることが望ましい。実際には、例えば500ml缶に44 0mlの飲料の場合、1.0から1.1vol/volの炭酸飲料の最終平衡圧 はシーミング操作の出口で測定した圧力と同じであった。これは既製の自動缶圧 測定手段を使用した缶圧レベルの簡便な制御を可能とする。 缶50は、密閉された後その中身を微生物的に安定させるために従来の方法で 低温殺菌される。このプロセスでは、缶の中身を約15分間60℃付近の温度に する必要がある。最大低温殺菌圧で、缶を逆さにする(図8参照)。低温殺菌プ ロセスの加熱段階では、缶50内の溶解したガスが溶液から出てきて、缶50の 内圧が急激に上昇し、最大圧力は、閉缶後の初期缶圧 によるが、約480から650KPaのレベルに達する。反対に、挿入物のタン ク23内部のガス圧は、ガスの膨張だけの結果による圧力のみの増大なので、極 端には上昇しない。したがって、缶50の内部圧はタンク23の内部圧を越える 。缶の本体内の圧力が挿入物の内圧より所定量(通常、35KPa)越えると、 ディスク22は仕切壁17の密閉面との密閉接触部分から内側に吹き飛ばされる 。このプロセスは不可逆的なので、その後は挿入物の内部は外部と、すなわち缶 50の内部と、制限オリフィス20を通じて連通する。低温殺菌プロセスの圧力 増大段階には、飲料の一部60がタンク23に侵入し、挿入物内部と缶50の圧 力を平衡にする。低温殺菌サイクルの加熱段階が完了し容器が冷却されると、圧 力は低下していき、約30℃となったところで缶50を低温殺菌装置から外に出 す。この段階で、缶50の内圧は345から450KPaの範囲にある。このサ イクルの圧力低下過程では、挿入物と缶の間の圧力平衡は、飲料が制限オリフィ ス20を通じて挿入物から缶50内に噴射して戻ることにより実現可能である。 挿入物は、方向決めスカート18の結果として制限オリフィス20が常に底にな るように缶50内の飲料に浮かぶ。 低温殺菌装置から出された後、缶50は二次的な梱包をされ、配送用に貯蔵さ れる。一定期間、通常は2週間未満、の後に、缶は完全な平衡状態になり、缶5 0の内圧と挿入物のタンク23の内圧は、外部温度によるが、240から380 KPaの範囲になる。この貯蔵期間を通じてガスが飲料に溶解するので、缶の内 部圧力は減少し、挿入物内部に残っている飲料が全て挿 入物から排出され、圧力は挿入物の初期注入圧より低くなる。この段階で、さら に圧力が下がると、挿入物からガスが容器本体内に噴射されて、再度、圧力を平 衡にする。この段階では、缶の状態は通常図9に示されるようになっており、デ ィスク22は仕切壁7にたいして密閉状態をとらず、挿入物内に飲料は存在しな い。 (好ましくは、冷やした後、)缶50をタブ60を引いて開くと、缶50内部 の圧力が突然解放して、加圧ガスの小さな気泡が挿入物のタンク23から制限オ リフィス20を通って飲料52内部へ噴射される。飲料をグラス等に注ぐと、た っぷりとしたクリーム状の泡が飲料上にできる。 挿入物の第2例、第3例は、上記した方法と同様に作動するものであり、図1 1及び図12に、これら挿入物を装着した缶の低温殺菌段階最大圧力時の状態を 示す。 図13は第4例の中空挿入物70を示している。この挿入物70は、厚さ0. 5mmから1mmのアルミニウム製の円形基板72と、厚さ0.2mmのアルミ ニウム製の一体形成された側壁74と上面76を有している。アルミニウムはラ ッカー仕上げ、あるいは、何らかで被覆されている。この挿入物の側壁74は基 板72の外周に沿って端を曲げられており、間に缶の端用の密封剤(図示せず) がはさまれている。この挿入物70の内側の容量は7mm3である。挿入物70 の直径はその高さとほぼ同じである。挿入物の曲げられた端部は腐食を防ぐため に処理されており、この処理は缶の端用の密封剤によるものであってもよい。ア ヒルの嘴状の第1の一方向バルブ78が挿入物 の上面76に設けられ、また、同形状の第2の一方向バルブが挿入物の基板72 に設けられている。両方のバルブは、その直径より小さな直径の穴に差し込まれ ている。これにより、穴の壁がバルブ78、79にくい込んで、バルブが穴の切 断面を覆ってこれを保護するようになっている。この例の挿入物70は、両バル ブ78、79を通る鉛直軸を中心として対称な円形状になっている。 この挿入物は、図15に示されるように飲料を入れた缶50のような容器に入 れられる。挿入物は飲料52の表面上に浮く。ここで、挿入物の形状自体とその 基板の厚さが他の部分より厚いことから、挿入物は、その基板が飲料52の表面 と平行になって浮く。こうして、第1バルブ78は、飲料52の上面と容器50 の上面56間にできる頭部空間内に位置する。第2バルブ79は、飲料52の表 面より下に沈む。充填密封直後容器50の内圧が増加するにつれ、頭部空間のガ スが第1の一方向バルブ78を介して挿入物70に侵入する。このガスは第1の 一方向バルブ78からは逃げることができず、また、挿入物70の内圧が容器5 0の内圧より高くならないと第2の一方向バルブ79を通って逃げることができ ない。 容器50を開くと、容器50内部の圧力が大気圧と通気し、この時点で、挿入 物70の内部圧が容器50の内部圧より高くなり、挿入物70からガスが第2の 一方向バルブ79を通って飲料内に噴射される。 このアヒルの嘴状のバルブは、特に、ガス圧が減少するにつれガスが噴射され る口径が小さくなるという利点があり、よっ て、ほぼ一定の高速でガスが飲料中へ噴射することができる。 図14は第5例の挿入物80を示す。この例は、軸方向から見た時に円形であ る端壁81と曲線状の側壁82を有する円筒形である。その長さは直径より長い 。2個のアヒルの嘴状の一方向バルブ83、84が、側壁82の対向面に設けら れている。挿入物は、プラスチック材料により2個の部分85、86として成形 されたものからなる。一方の部分86は他方に比べて厚い壁を有するように作ら れており、この結果、挿入物80は、端壁81の中央を貫通する長手方向の軸と 平行な面に沿って浮き、第1バルブ83が飲料52の表面より上で、第2バルブ が下となることが確保されている。第4例についての上記説明のように、頭部空 間からガスが第1バルブ83を介して挿入物80内に入り、容器50が開くとガ スが第2バルブ84を介して飲料中に噴射される。 挿入物80には、第2バルブ84を取り囲む突出部87が形成されている。そ の突出部87は、特に容器50が瓶(図示せず)の時に、バルブ84の嘴部分を 損傷から守る。この場合には、挿入物80は瓶の頸部を通過させられる。突出部 87は、また、第2バルブ84が最も下になるように挿入物80を方向づける方 向づけ手段としても寄与する。挿入物80の側壁82は、第2バルブ84の周り に、他より薄い壁を持った部分88を有している。これはバルブ84と共に、該 バルブを囲む突出部87を挿入物80の中央長手方向軸に向けて押すことを可能 とする。このようにして、挿入物を瓶の頸部より小さくすることができ、これを 瓶の中に挿入することができる。しかし、瓶 の中に入れられた後、挿入物は、バルブ84および突出部87が挿入物の側壁8 2から突出して元の状態に戻る。そして挿入物80の断面寸法は瓶の頸部より大 きくなり、瓶を壊さないかぎり挿入物を除去できなくなる。この第5例の挿入物 80は、バルブ83、84の両方を含む鉛直方向に延びる互いに直角な2つの平 面に対し対称な形状となっている。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月27日 【補正内容】 補正書の翻訳文 1.国際出願時の明細書第7頁(出願翻訳文第5頁第21行目より第8頁第18 行目にほぼ該当)を、以下のように補正する。 とも、栓を開いてすぐに容器を傾けて内容物を注ぐ。これらの一連の動作は、ガ スが挿入物から噴射される際に挿入物の制限オリフィスが飲料内に浸されていな い状態を作り出す可能性がある。この場合、挿入物は正しく機能しない。 発明の開示 本発明によれば、大気圧より高圧に維持された炭酸飲料を収納した開栓可能で 密閉された容器であって、大気圧より高圧のガスを含み、制限オリフィスを有し 、飲料上に浮かび、かつ、制限オリフィスが飲料中に没するように挿入物の方向 づけをする手段を有する中空挿入物を備え、容器が開けられる時に挿入物の内部 からガスが制限オリフィスを通って飲料中に噴射され、飲料が注がれる際にきめ の細かいクリーム状の泡を形成するように構成されている容器は、上記方向づけ をする手段がそれぞれ制限オリフィスを含んだ二つの鉛直面に対し対称に設けら れていることを特徴とする。 浮いた挿入物を使用することと方向づけ手段を制限オリフィスに対して対称に 設けることにより、制限オリフィスが常に挿入物の一番下の位置となり、開ける ために容器を取り扱ったり容器の中身を注ぐために容器を傾ける等、オリフィス が飲料中に浸された状態を維持するのがとりわけ重要となる容器を開いて飲料を 注いでいる間に、オリフィスが不注意で容器の頭部空間に露出してしまう危険性 を最小とする。 2.国際出願時の請求の範囲1乃至3(出願翻訳文の請求の範囲1乃至3に該当 )を、以下のように補正する。他の請求の範囲は変更されていない。 請求の範囲 1.大気圧より高圧に維持された炭酸飲料(56)を収納し開栓可能で密閉さ れた容器(50)であって、大気圧より高圧のガスを含み、制限オリフィス(2 2、79、84)を有し、飲料(52)上に浮かび、かつ、制限オリフィスが飲 料(52)中に没するように挿入物の方向づけをする手段(18、72、86) を有する中空挿入物(10、12、70、80)を備え、容器(50)が開けら れる時に挿入物の内部からガスが制限オリフィス(22、79、84)を通って 飲料(52)中に噴射して、飲料が注がれる際にきめの細かいクリーム状の泡を 形成するように構成されており、 上記方向づけをする手段(18、72、86)が、制限オリフィス(22、7 9、84)をそれぞれ含んだ二つの鉛直面に対し対称となるように構成されてい ることを特徴とする容器。 2.上記方向づけをする手段が、飲料に対し負の浮力を持ち、かつ、挿入物の 下部が、別の機構(18)を付加されているか、あるいは、厚めの壁(72、8 6)を有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。 3.上記挿入物(80)は、互いに直角な2つの鉛直面に対 して対称となっていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AT,AU,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,F I,GB,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LK,LU,LV,MD,MG,MK,MW, NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 シーリンス、マーク エリック イギリス国、ベッドフォードシャー エル ユー7 9ジェイイー、スタンブリッジ、 オーチャード ウェイ 3番地 (72)発明者 ライト、ティモシィ イギリス国、ソリハール ビー93 9エル エル、ノール、ワーウィック ロード 1200番地、ラッシュコート グレンジ (72)発明者 ローゼンス、アールウィン アントン オランダ国、2403エックスエッチ、アルフ ェン エー/ディー ライン、クラベール ホフ 108番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.大気圧より高圧に維持された炭酸飲料(56)を収納し開栓可能で密閉さ れた容器(50)であって、大気圧より高圧のガスを含み、制限オリフィス(2 2、79、84)を有し、飲料(52)上に浮かび、かつ、制限オリフィスが飲 料(52)中に没するように挿入物の方向づけをする手段(18、72、86) を有する中空挿入物(10、12、70、80)を備え、容器(50)が開けら れる時に挿入物の内部からガスが制限オリフィス(22、79、84)を通って 飲料(52)中に噴射して、飲料が注がれる際にきめの細かいクリーム状の泡を 形成するように構成されており、 上記方向づけをする手段(18、72、88)が、制限オリフィス(22、7 9、84)を含んだ鉛直面に対し対称となるように構成されていることを特徴と する容器。 2.上記方向づけをする手段が、飲料に対し負の浮力を持ち、かつ、挿入物の 下部が、別の機構(18)を付加されているか、あるいは、厚めの壁(72、8 6)を有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。 3.上記挿入物(80)は、上記制限オリフィス(84)をそれぞれ含む互い に直角な2つの鉛直面に対して対称となっていることを特徴とする請求項1ある いは2に記載の容器。 4.上記挿入物(10、12、70)は、上記制限オリフィス(22、79)を 通って延びる鉛直軸を中心に円形状に対称となっていることを特徴とする請求項 1あるいは2に記載の容器。 5.上記挿入物は2つの部分(10と12、72と74、85と88)から成 り、それらは互いに密閉され固着されるように構成されていることを特徴とする 、上記請求項のいずれかに記載の容器。 6.上記挿入物内のガスは不活性ガスあるいは非酸化性ガス、あるいはそれら の混合ガスであり、望ましくは窒素ガスおよび/あるいは炭酸ガスであることを 特徴とする、上記請求項のいずれかに記載の容器。 7.上記挿入物は合成樹脂材料から成形されていることを特徴とする、上記請 求項のいずれかに記載の容器。 8.上記挿入物は容器(50)と同じ金属で作られることを特徴とする、上記 請求項1乃至6のいずれかに記載の容器。 9.上記挿入物(70、80)は、その上部に、頭部空間内に垂直に伸びて頭 部空間からのガスが挿入物(70、80)を加圧できるようにする手段(78、 83)を有することを特徴とする、上記請求項のいずれかに記載の容器。 10.上記挿入物(70、80)は、第1の一方向バルブ(78、83)と第2 の一方向バルブ(79、84)を有し、第1バルブ(78、83)が頭部空間か ら挿入物内部にガスを導くように設けられ、第2バルブ(79、84)が上記制 限オリフィスを形成して、ガスが挿入物から出て飲料(52)内に噴射されるこ とを可能とすることを特徴とする請求項9に記載の容器。
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