JPH08511712A - 固体熱伝導冷却手段を備えた生体磁気測定装置 - Google Patents

固体熱伝導冷却手段を備えた生体磁気測定装置

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JPH08511712A JP7502927A JP50292795A JPH08511712A JP H08511712 A JPH08511712 A JP H08511712A JP 7502927 A JP7502927 A JP 7502927A JP 50292795 A JP50292795 A JP 50292795A JP H08511712 A JPH08511712 A JP H08511712A
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Abstract

(57)【要約】 生体磁気測定装置は、磁界ピックアップコイル及びピックアップコイル内を流れる微弱電流の検出器を備えた磁界センサを含む。空密の封入容器が、磁界センサを包囲している。封入容器は、上向き凹状に湾曲した第1の壁を有し、磁界ピックアップコイルが第1の壁に隣接して配置されている。液化ガスのベント式リザーバが封入容器内に配置され、固体熱伝導体が磁界センサから延びている。固体熱伝導体を封入容器の内部と外部との間で通すための空密フィードスルーが設けられている。検出器の信号を濾過して増幅するための電子回路も設けられている。かかる生体磁気測定装置は、横臥姿勢の被験者の体の下に配置され、生体磁気測定装置の別の部分を体の上に配置するのが良い。一形態では、封入容器は、被験者の頭部を受け入れるキャビティを形成するよう形作られ、それにより生体磁気測定装置にピックアップコイルのフルヘッドカバーを実現している。

Description

【発明の詳細な説明】 固体熱伝導冷却手段を備えた生体磁気測定装置 技術分野 本発明は、生体が生ずる磁界の測定に関し、特に、かかる磁界を測定する生体 磁気測定装置の構成に関する。背景技術 生体磁気測定装置は、被験者の体の外部に達する生体内磁界を測定する計器で ある。測定した磁界を用いて、磁界を生じさせる体内の電流の性状を推定し、こ れを用いて正常環境及び異常環境における体の機能を理解する。 生体磁気測定装置は、被験者の体の外部に位置決めされる磁界ピックアップコ イルを含む磁界センサを有する。微小電流が、被験者の発生する磁界に応答して ピックアップコイル内を流れる。ピックアップコイルの電流は、高感度の検出器 、例えば超電導量子干渉デバイス(これは、「SQUID」として知られている 。)により検出される。ピックアップコイル及びSQUIDは、超電導状態で動 作し、動作中は極低温冷却状態のジュワー内に封入される。生体磁気測定装置に おける最新技術動向の一つは、被験者の周りに配置されるピックアップコイルの 数及び空間的な覆いを増強することであった。というのは、単一のピックアップ コイルの出力の分析よりも生体内磁界の空間的な広がりをもつサンプルを分析す るほうがより多くの情報を得ることができるからである。 一手法として、被験者の頭部又は体の他の部分に適合するよう湾曲したジュワ ー内にアレイ状のピックアップコイルが配置される。従来、被験者を寝かせて、 ジュワーで被験者の頭部を覆っていた。ジュワーの下端部は、頭部の上側表面に 全体として一致するよう形作られている。かかるカバーを提供するような形態が 提案されたが、既存の形態は種々の欠点を有している。発明の開示 本発明は、被験者の体の下に配置される真空エンクロージャ及び被験者の体の 下側に当たる凹状湾曲表面、好ましくは上向き凹状に湾曲した表面を有する生体 磁気測定装置を提供する。本発明は、従来設計とは異なる冷却システムを利用す ることにより、熱効率が良く、しかも従来型の逆さまにした状態で用いられるジ ュワーの実際的な問題を解決している。この構成では、被験者を横臥状態にした 状態で、ピックアップコイルの一アレイを被験者の体の下に位置決めすると共に 別のピックアップコイルアレイを被験者の体の上に位置決めすることにより、体 のセンサ覆いを増加できる。それにより、被験者の横臥状態でセンサアレイによ る頭部の覆いが著しく増大する。これは重要な利点であるが、その理由は、患者 は長時間にわたり着座姿勢を保つことは物理的に、或いは気持ちの上でできない からである。本発明の装置は又、種々の頭部形状及びサイズに使用できる。本発 明は当初は、ピックアップコイルが被験者の体の下に位置する場合の冷却システ ムに関する要望に応えてなされたが、本発明の幾つかの特徴は、ピックアップコ イルが被験者の体の上に位置する場合に有孔に用いられる。 本発明によれば、生体磁気測定装置は、磁界ピックアップコイル及び該ピック アップコイルと電気的に連絡状態にある電流検出器を含む磁界センサを含む。液 化ガスのリザーバが設けられる。固体熱伝導体が、磁界センサからリザーバの内 部まで延び、空密式熱フィードスルー(貫通端子ともいう)により、固体熱伝導 体をリザーバの外部と内部との間に通すことができる。リザーバからリザーバか ら遠隔配置された外部冷却源まで熱による、或いは液化ガスによる連絡手段を設 けるのが良いが、これは任意である。空密式エンクロージャが、磁界センサ、リ ザーバ、固体熱伝導体及び空密式熱フィードスルーを包囲する。エンクロージャ は、磁界ピックアップコイルが隣接して配置される第1の壁部分を含む壁を有す る。電気回路が設けられ、少なくともその一部はエンクロージャの外部に設けら れる。電気導線が、電流検出器から、エンクロージャの外部に設けられた前記電 気回路部分まで延び、空密式電気フィードスルーが、電気導線をエンクロージャ の内部と外部との間に通す。 被験者の下における使用のため、エンクロージャの第1の壁は、上向き凹状に 湾曲している。この設計の変形例では、生体磁気測定装置は、下向き凹状に湾曲 した第2の壁を備えた第2のエンクロージャと、第2の磁界センサとを更に有す るのが良い。第2の磁界センサは、湾曲した第2の壁に隣接した第2のエンクロ ージャ内に配置された第2の磁界ピックアップコイルと、第2のピックアップコ イルと電気的に連絡状態にある第2の電流検出器を含む。第2の磁界センサを冷 却するための手段が設けられる。この生体磁気測定装置は、第1のエンクロージ ャの第1の壁と第2のエンクロージャの第2の壁との間にキャビティを形成する のが良く、患者が直立(即ち、直立着座)又は横臥姿勢での頭部をかかるキャビ ティ内へ入れる。 本発明の生体磁気測定装置は、磁界センサを真空エンクロージャ内に配置する ことにより従来の逆にして用いられるジュワー設計の動作上の問題を解決する。 磁界センサは、磁界センサから極低温流体のリザーバに至り、真空フィードスル ーを経てリザーバの壁を通る固体伝導体に沿う熱伝導により冷却される。磁界セ ンサへの熱流を増大させるガス流がピックアップコイル及び磁界センサの他の部 分の周りに存在しないので、熱安定性及びシステムの効率が向上する。 本発明の改良の結果として、横臥姿勢の被験者の下に配置される第1の真空エ ンクロージャ及び被験者の上に配置される第2の真空エンクロージャを備えた「 クラムシェル」真空エンクロージャが実用的になる。それ故に、種々の頭部形状 及びサイズに適合できるセンサ覆いが体の周囲全体、特に頭部の周囲全体に利用 できる。図面の簡単な説明 図1は、本発明による生体磁気測定装置の概略側面図である。 図2は、生体磁気測定装置の真空エンクロージャ及び極低温流体リザーバの概 略側面図である。 図3(a)〜図3(b)は、種々の組立て段階における本発明のフィードスルーの第 1の実施例の側面図であり、図3(a)では、組立てに先立つ構成要素、図3(b)で は、一部組立て状態のフィードスルー、図3(c)では、完全組立て状態のフィー ドスルーを示す図である。 図4は、フィードスルーの第1の実施例の形成方法の工程流れ図である。 図5は、熱フィードスルーの第2の実施例の側面図である。 図6は、熱フィードスルーの第3の実施例の側面図である。 図7は、本発明の生体磁気測定装置のもう一つの実施例の第略端面図である。 図8(a)〜図8(b)は、本発明の生体磁気測定装置のもう一つの実施例の略図で あり、図8(a)は端面図、図8(b)は側面図である。 図9は、本発明による生体磁気測定装置のもう一つの実施例の概略側面図であ る。 図10は、本発明による生体磁気測定装置のもう一つの実施例の概略側面図で ある。 図11は、本発明による生体磁気測定装置のもう一つの実施例の概略側面図で ある。発明の最適実施態様 図1に示すように、本発明は好ましくは、患者又は被験者の体202から生体 磁気データを得るための装置200に具体化される。より詳細には、データはし ばしば、被験者の頭部204内の生体内電磁源から得られる。被験者は生体磁気 測定装置208に近接して台206上に横臥している。生体磁気測定装置208 は、微弱な磁界を測定するためのアレイ状に配置された第1の複数の磁界ピック アップコイル210を含む。ピックアップコイルは、磁力計又は磁界勾配計であ るのがよいが、特定用途に適した別構成のものであってもよい。アレイ状磁界ピ ックアップコイルの幾何学的形状は、頭部の半分をカバーするよう湾曲していて 頭部の大部分を包囲するヘルメットの形態であるのがよく、或いは特定用途のた めの必要に応じて他の幾何学的形状であってもよい。 動作中の各センサチャンネル内では、磁界ピックアップコイル210の出力信 号は、検出器、好ましくは超電導量子干渉デバイス(SQUID)211によっ て検出される。ピックアップコイル210及びその関連のSQUID検出器21 1を一まとめにして「磁界センサ」213と称する。磁界ピックアップコイル2 10とSQUID211の両方は、極低温動作温度で真空エンクロージャ212 内の真空中に維持される。好ましい実施例では、多数の検出コイル210及びS QUID211が、1つの真空エンクロージャ212内に配置されるが、多数の 真空エンクロージャを用いても良い。真空エンクロージャは真空ポンプによって 排気される。 生体磁気測定装置208のエレクトロニクス構成が図1に概略的に示されてい る。脳からの磁気信号は、真空エンクロージャ212内の磁界ピックアップコイ ル210によってピックアップされ、磁界ピックアップコイル210は磁界によ り貫かれると、微弱な電流の出力信号を生じさせる。磁界ピックアップコイル2 10の出力信号は、検出器、この場合にはSQUID211によって検出される 。SQUID211は、ピックアップコイルによって検出された磁束に比例した 電圧を生じさせる。SQUID211の出力信号は、代表的には平衡、利得、増 幅及び瀘過回路を含む周囲温度電子信号プロセッサ42で処理され、時間の関数 としてコンピュータ216により記憶され分析される。各センサチャンネルによ り、被験者の脳内のすべての源によって生じた磁界に対するその応答の記録が行 われることになる。というのは、これら源は、センサチャンネルのピックアップ コイルに同時に作用するからである。図1は、ピックアップコイル及びSQUI Dを含む単一センサチャンネルを示している。実際には、通常、真空エンクロー ジャ212内には多数のかかるセンサチャンネルが設けられている。 磁界センサ213は、固体熱伝導体218を経て熱が除去されることにより冷 却される。熱伝導体218は、真空エンクロージャ210の内部で冷却されるべ き磁界センサ構成要素、主としてピックアップコイル210及びSQUID21 1から極低温流体のベント式リザーバ220として示されたサーマルシンクまで 延びている。固体熱伝導体は、好ましくは、銅、銅合金、アルミニウム、アルミ ニウム合金、銀、銀合金、金又は金合金で作られた固体熱伝導体である。それに より、熱は磁界センサ213からリザーバ220に流れ、リザーバ220の壁を 横切り、リザーバ内の極低温流体まで流れることができる。リザーバ220は、 上方に延びる中空管状支持体221によって真空エンクロージャ212の壁から 支持されている。これら支持体221はまた、リザーバ220の内部のためのベ ント及び充填管として役立つ。 生体磁気測定装置208及び被験者の体202は好ましくは、生体磁気測定装 置を外部の影響から遮蔽する磁気遮蔽室46(これは、「MSR」とも呼ばれる )内に入れられるが、本発明にとってこれも必ずしも必要な要件ではない。外部 からの影響を遮断することにより、生体磁界の有意味な指標を得るのに必要な信 号 処理及び瀘過の量が少なくなる。エレクトロニクス214及びコンピュータ21 6は代表的にはMSR222の外部に設置され、これらが被験者の磁界の検出を 邪魔しないようになっている。 本システムの幾つかの構成要素の基本構造は公知である。真空エンクロージャ の構成は、米国特許第4,773,952号及び第4,933,040号に開示されている。ピック アップコイル、SQUID及び周囲温度SQUIDエレクトロニクスを含む磁界 センサの構成及び動作原理は、米国特許第3,980,076号、第4,079,730号、第4,38 6,361号及び第4,403,189号に開示されている。生体磁気測定装置は米国特許第4, 793,355号に開示されている。磁気遮蔽室は、米国特許第3,557,777号及び第5,04 3,529号に開示されている。 図2は、真空エンクロージャ212をより詳細に示している。真空エンクロー ジャの壁224は密閉エンクロージャを形成する。動作原理を説明すると、真空 エンクロージャ212の内部は排気され、したがって1気圧の圧力差が真空エン クロージャ212の壁の前後に生じるようになる。壁224は、第1の壁226 と第2の壁228とを含む。ピックアップコイル210のための支持体230は 、第1の壁226にできるだけ密接して真空エンクロージャ212の内部内に位 置決めされると共に、所望の配向状態でピックアップコイルを保持するよう位置 決めされている。好ましい例では、多数の組のピックアップコイル210及びS QUID211が設けられるが、外部接続手段の細部は1つについてしか示して いない。 図1に示すように、真空エンクロージャ212は、被験者の体202の下に配 置される。第1の壁226は好ましくは上向き凹状に湾曲していて検査中の被験 者の体の一部によって生じる曲率に全体としてマッチしてこれに一致するように なっている。(より一般的には、第1の壁は、体の或る部分に密着するよう凹状 に湾曲している。)好ましい図示の例では、生体磁気測定装置は、被験者の脳か ら生じる信号を検出するよう位置決めされている。したがって、第1の壁226 は横臥状態の被験者の頭部204の下にできる限り密接して位置決めされ、第1 の壁226の曲率は一般に、被験者の頭部204の曲率と一致するよう選択され る。多数のピックアップコイル210を用いる場合、この曲率により、これらピ ックアップコイル210は頭部の一部のための擬似ヘルメット形態をなして被験 者の頭部の表面の周りに密接して位置決めすることができる。 好ましい実施例のうちの一つにおいては、SQUID211はリザーバ220 の底部に設置される。(図1は僅かに設計変更した変形例を示しており、かかる 変形例では、SQUID211はリザーバ220の頂部に設置され、それに応じ て固体熱伝導体及びフィードスルーが修正されている。)ピックアップコイル2 10は、電気導線22によってSQUID211と連絡している。SQUID2 11は、電気導線によって真空エンクロージャ212の外部と電気的に連絡する 。内部電気導線24は、SQUID211から、真空エンクロージャ212の壁 の中に配置された従来設計の電気フィードスルー26まで延びている。電気的な 真空フィードスルー26は、キャノンのような供給業者から市販されている。外 部電気導線28が、電気的フィードスルー26から外部エレクトロニクス214 まで延びている。 支持体230、ピックアップコイル210及びSQUID211を含む磁界セ ンサ213を、動作可能となる極低温まで冷却する必要がある。患者が着座姿勢 の時、ピックアップコイルアレイのほぼフルヘッドのカバー(nearly full head coverage)は、ヘルメット形状の端部を備えた特別の形状の1つの大きな真空 エンクロージャを用いることにより達成できる。しかしながら、この方法は広範 囲の頭部の細部及び形状に容易に適合できない。変形例として、また一層実用的 には、2つの真空エンクロージャを、頭部の各側に一つずつ用いてフルヘッドカ バーを達成できる。しかしながら、その場合でも、生体磁気研究を必要とする多 くの患者は、長時間にわたって座っていることができず、したがって、患者は研 究を実施する間、横臥姿勢でなければならない。 横臥姿勢の被験者に関し、本発明の変形例(以下図7を参照して説明する)で は、フルヘッドカバーを、一つの真空エンクロージャを頭部の上方に、そしても う一つを頭部の下に配置することにより得ることができる。頭部の上に配置され るべきセンサを含む真空エンクロージャは従来設計のものであるのがよいが、頭 部の下に真空エンクロージャを配置することにより、センサを極低温に冷却する 際に或るある設計上の課題が生じる。かかる逆さまにして用いられる真空エンク ロージャ設計内におけるセンサの冷却は、欧州特許出願第89116322.2号に説明さ れており、かかる欧州特許出願は、極低温冷却剤リザーバから蒸発し、管を通っ てピックアップコイル及びSQUIDに導かれる極低温ガスの流れによってピッ クアップコイル及びSQUIDを冷却する技術を開示している。しかしながら、 管を通して極低温ガスを導くことは困難であって、非効率的であり、したがって 冷却されるべきセンサが多くある場合には、真空エンクロージャの密閉空間内に 冷却用管を正しく位置決めすることが厄介な場合がある。かかる管はプラグであ るのがよい。熱安定性の維持は比較的多いガス流量が存在する場合には困難であ り、これはシステムのノイズの増加をもたらす。ガス流方式はまた、多量のヘリ ウムを消費する。 本発明の好ましい例では、冷却剤シンクは、真空エンクロージャ212内に配 置されたリザーバであり、代表的には、ほぼ絶対0度まで冷却されるべきピック アップコイル210から少なくとも20〜30cm以上の高さを有するのが一般的 である。熱は、ピックアップコイル210及び関連の支持体230、SQUID 211及び真空エンクロージャ212の真空内に配置されたワイヤ22からリザ ーバ220の壁を経て極低温流体リザーバ220に伝えられなければならない。 好ましい実施例では、この熱伝達を達成するために、固体熱伝導体30と呼ば れる固体熱伝導体218の一部が、支持体230から、リザーバ220の壁内に 配置された固体熱フィードスルー232まで延びている。フィードスルー32の 通過後、固体熱伝導体34と呼ばれる固体熱伝導体218の一部が、極低温リザ ーバ220の内部に延び、そこからその中に入っている極低温流体まで延びてい る。固体熱伝導体218は、単一の金属導体または多数の金属導体要素、例えば 編組ワイヤで形成されるのがよい。同様に、固体熱伝導体30,34は、図1を 参照して説明する固体熱伝導体218を構成する。 熱フィードスルー32は、リザーバ220の壁を横切って通る熱の伝導の際に 高い効率を有すると共にリザーバ220の内部から真空エンクロージャ212の 内部外へのガス漏れを生じにくくさせるものでなければならない。熱フィードス ルー32の各種構成部分は、動作中、ほぼ極低温に冷却される。熱フィードスル ー32は、その有効寿命の間に多数回にわたり低温と周囲温度の間でサイクリン グされる。非常に異なる性質の材料で作られた構造体をこのように冷却する場合 、構成材料の熱膨張係数の違いの結果として熱歪み及び変位が生じる。著しい熱 変位により従来構造体中においても構造上の破損が生じるが、真空密閉構造体の 中では、フィードスルーの内部破損がたとえ僅かであっても、それによりガス漏 れが生じる場合がある。構造体が繰り返し加熱されたり冷却されたりする場合に はかかる問題が顕著になり、これにより構造体の熱疲労が生じる。熱フィードス ルーの設計には大きな難題があり、3つの異なる設計が本発明の使用のために開 発された。 図3(a)〜図3(c)は、本発明の熱フィードスルーの第1の実施例を示し 、図4は熱フィードスルーの組立て手順を示している。特に図3(a)を参照す ると、フィードスルー40は、非磁性材料、好ましくは繊維強化プラスチック材 料、例えばガラス繊維で作られたプレート42を含む。プレート42は、第1の 表面44及び第2の表面46を有する。プレートが1気圧の圧力差のもとで著し くは変形しない十分な強度を有しているならば、プレート42のサイズは重要で はない。非限定的な例示として、好ましいプレート42の厚さは約3cm、直径は 約43cmである。 円筒対称形のボア48が、プレート42の厚さを貫通して第1の表面44から 第2の表面46まで延びている。ボア48は、その長さに沿って2つの部分、即 ち第1の表面44に隣接した第1の部分50及び第2の表面46に隣接した第2 の部分52を有する。第1の部分50は、第1の直径を有し、第2の部分52は これよりも大きな第2の直径を有する。肩54が第1の部分50と第2の部分5 2との間に位置している。 好ましい実施例では、入隅凹部56が、第2の部分52と肩54の接触位置に おいてボアの第2の部分52の内周部にぐるりと配置されている。凹部56は、 第2の部分52の内周部から第1の部分50の直径よりも幾分大きな直径の部分 まで延びるドーナッツ状切欠き部の形態である。非限定的な例示として、好まし い実施例では、第1の部分50の長さは2.84cmであり、直径は0.95cm、 第2の部分52の長さは0.47cm、直径は1.58cmである。凹部56の長さ は0.15cmである。 円筒対称形のプラグ58が、プレート42のボア48に嵌まるよう寸法決めさ れている。プラグは好ましくは、実質的に純粋な銅、銅合金、実質的に純粋なア ルミニウム、アルミニウム合金、実質的に純粋な銀、銀合金、実質的に純粋な金 、又は金合金で作られる。これら金属はすべて許容レベルの熱伝導率を有してお り、純粋な金属が好ましく、純銅が最も好ましい。 プラグ58はプレート42のボアの第1の部分50と締まり嵌め関係をなすよ うな寸法に設定された最大直径の第1の部分60を有する。プラグ58の第1の 部分60は、滑らかな外周部を有していてもよく、或いは図示のように段付き状 態の外周部を有していても良い。段付けされた外周部が構成上好ましい。という のは、これは、プレート42に対するプラグ58の良好な密封の達成に役立ち、 組立て作業を容易にするからである。プラグ58は、プレート42のボアの第2 の部分52と滑り嵌め関係をなすよう寸法決めされた第2の部分62を有する。 締まり嵌め状態は代表的には、プラグ58の第1の部分60の外周を、プレート 42のそれぞれの部分の内周よりも約0.05mm大きくなるよう、有効な機械加 工公差で寸法決めすることによって達成される。たとえプラグの直径がボアより も僅かに大きくても、プラグをボアに圧嵌めすることによって組立てが達成され る。というのは、プラグは僅かに可撓性のある材料で作られているからである。 プラグ58の第2の部分62は、これよりプラグ58の円筒形軸線と平行に延 びるリップ64を有する。リップ64は、組立て中、過剰の接着剤を押し出すこ とができるよう約0.05mmの隙間をもってプレート42のボア48の第2の部 分52の入隅凹部56に嵌まり込むような形状及び寸法に設定されている。 図3(b)及び図3(c)は、組立て段階中における構成要素の物理的配置状 態を示している。図3(b)及び図4を参照すると、フィードスルー40の組立 てのため、プレート42を用意し(ブロック70)、プラグ58を用意する(ブ ロック72)。組立て作業直前に、ボア48の第1及び第2の部分及び/または プラグ58の第1及び第2の部分に接着剤66を塗布する(ブロック74)。接 着剤66は好ましくは、硬化性接着剤、例えばポリウレタンである。適格の接着 剤はクレスト社製のモデル810である。この接着剤は、周囲温度において塗布 後約4日で硬化するので、接着剤の硬化前に機械的な組立てを完了させることが できる。プラグ58をボア48内に挿入し、プラグ58に嵌まる工具67を用い て締まり嵌め状態に抗して押し下げる(ブロック76)。 完全挿入時、プラグ58は肩54に当接し、リップ64が入隅凹部56に嵌合 する。この時点において、工具67に加える圧縮力を、少なくとも約30秒間、 少なくとも約6,000ポンドまで増大させる(ブロック78)。この工具67 に加わる圧縮力により、プラグ58の領域62内の材料が、ボア48の第1の部 分52に隣接した領域68において、プレート42内へ半径方向外方に流動する 。圧縮力は、圧縮工具の取外し後、プラグに0.25〜0.38mmの凹みが残る ほどの大きさである。半径方向内向きの残留圧縮力が図3(c)の矢印69によ って指示されるように領域68内に残る。 最後に、熱伝導体30,34をプラグ58の両端に取り付ける(ブロック80 )。熱伝導体30,32を取り付けるための好ましい方法は、ネジ又はボルトを 用いるクランプ連結方式である。変形例として、熱伝導体を、工具67を用いる 余地があるようにこれらが形作られている限り、組立てに先立って硬ろう付けで きる。 最も需要の多いタイプの用途では、真空がプレート42の一方の側(例えば、 図1及び図2の真空エンクロージャ212の内部)に引かれる。プラグ58とプ レート42のボア48との間の締まり嵌め、接着剤66の存在、及び半径方向内 方の圧縮力69はすべて協働して空密の気密封止を形成し、したがってガスがフ ィードスルー40を通って外部環境から容器内部に漏れ込むことが不可能になる 。使用中、外部熱伝導体34はヒートシンクとの接触によって極低温まで冷却さ れる。熱は内部熱伝導体30に沿ってセンサ22からプラグ58を通り外部熱伝 導体34に沿ってヒートシンクまで流れる。プラグ58及びプレート42の隣接 部分は極低温まで冷却される。金属プラグ58の熱膨張係数は、繊維強化プラス チック製のプレート42よりも小さい。冷却プロセスにおいて、プラグ58は、 ボア48のところでプレート42よりも半径方向の縮小の度合が小さくなる固有 の傾向を有している。プラグとプレートの組立体をゆっくりと冷却してプラグが ブレートから引き離されないようにすることが重要である。接着剤はある程度の 可撓性を有すると共に、プラグとプレートとの間のシーラントとして継続作用し 、漏れ流路がプラグ58とボア48との間で開く傾向に対抗し、したがって漏れ 流 路がプラグ58とボア48との間で開く傾向を生じるようにする。接看剤は、か かる漏れを防ぐために或る程度の可撓性を有している。プレート42内における 残留圧縮力69の半径方向の弛みは又、ボア48をプラグ58との密な接触状態 に維持するのに役立つと共に、漏れ流路の形成傾向に抵抗する。 今述べた方法によって10個のフィードスルー40を単一のプレートに形成し た。構造体の試験のため、プレート及びフィードスルーを全部で12のサイクル について周囲温度と4Kの温度との間でサイクリングさせた。破損は生じなかっ た。 フィードスルーの第2の実施例が図5に示されている。フィードスルー90は 、繊維強化プラスチック製プレート92を含み、このプレート92の材質は好ま しくは、上述のプレート42と同一である。プレート92は、第1の表面94及 び第2の表面96を有する。プレート92は、表面94及び96との間に延びる 貫通ボア98を有する。ボア98は、実質的に一定直径のものであって、雌ネジ を有する。 ボルト100が、ボア98の雌ネジと螺合する雄ネジを備えている。ボルト1 00は、金属材料、例えば銅−ベリリウム合金、最適には銅と約2重量%のベリ リウムの合金で作られている。この合金は、純銅よりも熱伝導率が低いが、高い 強度を有する。強度を高くすれば、図3の実施例のプラグ58には加えられない 軸方向の機械的な荷重をボルト100内に保つのに有効である。 ボルト100の長さは、表面94と表面96との間に延び、また各側を短い距 離にわたって越えるほどのものである。ボルト100は、ボルト100の内部を 貫通する第1の直径を有すると共にボルト100の長さの大部分に沿って延びる 十分な長さの内部ボア102と、ボルト103の長さの残部に沿って延びる第1 の直径よりも小さな直径の第2のボア103とを有する。ボルトボア102,1 03は、使用中にフィードスルー90を冷却すると、ボルト100の有効な半径 方向熱膨張力及び長さ方向の熱膨張力を軽減し、フィードスルー90を通る漏れ 流路を生じにくくする。高い熱伝導率の金属製熱伝導体33を、好ましくは硬ろ う付けによってボルトボア103のところでボルト内へ封入する。 接着剤層104が、ボルト100とプレートボア98との間に存在する。接着 剤は好ましくは、接着剤66と同一タイプのものである。 第1のリテーナ、好ましくはナット106が、プレート92の第2の表面96 からプレート92を越えて延びるボルト100の端部に螺合される。ナイロン製 ワッシャ108が好ましくは、ナット106と第2の表面96との間に配置され る。 可撓性の材料、例えばポリテトラフルオロエチレン(これは、「テフロン」と も呼ばれている)で作られたダム110が、第1の表面94に当接して配置され ている。ダム110は、ボルト100を貫通状態で受け入れる軸方向ボア112 を有する。ダム110はさらに、組立て中に流動性の接着剤116で満たされる 内部キャビティ114を有する。流動性接着剤116は好ましくは、接着剤10 4及び接着剤66と同一材料である。ダム110は、プレート92の第1の表面 94及びボルト100に密着する。 第2のリテーナ、好ましくはナット118が、プレート92の第1の表面94 から延びてプレート92を越え、そしてダム110を越えて延びるボルト100 の端部に螺合される。ナイロン製ワッシャ112が好ましくは、ナット118と ダム110の表面との間に配置される。 金属製熱伝導体30の一方がボルト100の一端に取り付けられ、他方の金属 製熱伝導体34がボルト100の他端に取り付けられる。熱伝導体は好ましくは 、硬ろう付け、例えば銀ろう付けによって、好ましくはフィードスルーをプレー トに組み付ける前に、ジョイント35のところで取り付けられる。 フィードスルー90を取り付けると、ボルト100のネジ山及び/又はプレー トボア98の内部は、未硬化状態の流動性接着剤104で被覆される。ボルト1 00をプレートボア98にねじ込み、ワッシャ108をボルト100の端部に装 着し、ナット106をボルト100に螺着する。他方、ダム110のキャビティ 114は流動性接着剤116で満たされ、ダム110はボルト100の端部に装 着される。ワッシャ120をボルト100の端部に装着し、ナット118をボル ト100に螺着する。 ナット106を僅かに締め付けて、ダム110を第1の表面94及びボルト1 00に端部に対して密封する。ナット106をさらに締め付けると共にナット 118も締め付けるのがよい。ナットの締付けにより、流動性接着剤116は、 キャビティ114からボルト100のネジ山とネジ付きプレートボア98との間 の任意の残りの空間内へ押し出される。圧縮状態は、接着剤の硬化中、維持され る。ダム110の圧縮及び変形が起こる。このプロセスの結果として、接着剤中 の気泡が除去されるか、或いは硬化中に実質的に圧縮される。その結果、空密の 気密封止が得られ、したがって、フィードスルー90の冷却及び加熱後において も、ガスは使用中にプレート92の一方の側から他方の側に漏れることはない。 熱伝導体30,34は好ましくは、組立て前にボルト100の端部に取り付け られる。好ましい方法では、熱伝導体30,34を銀ろう付けによって組立て前 に取り付ける。 フィードスルー90を上述して検査した方法で構成した。かかる2つのフィー ドスルーを周囲温度と4Kの温度との間で20回サイクリングさせたが、破損は なかった。 図3及び図5の実施例は、熱伝導体30,34が単一の金属片である場合に最 適である。別構成では、熱伝導体30,34を、編組した或いは束ねた小径のス トランドのアレイとして形成してもよい。例えば、一方法として、熱伝導体30 ,34は直径が0.25cmの単一の金属片であるのがよい。別法として、熱伝導 体30,34は、各々が直径0.3mmの約1〜100本、好ましくは約20本の 金属ストランドであるのがよい。 図6の実施例は、熱伝導体30,34を多数の個々の熱伝導体(束ね状態また は編組状態)として形成されている。個々のワイヤのサイズを小さくすると、極 低温まで冷却する際に、異なる熱収縮率により生じる歪みの影響が少なくなる。 フィードスルー130は、好ましくはプレート42,92と同一の材料で作られ た繊維強化プラスチック製プレート132を含む。プレート132は、第1の表 面134及び第2の表面136を有する。ボア138が、第1の表面134から 第2の表面136までプレート132を貫通して延びている。 プラグ140は、硬化して固くなったプレプレグ材料の個々のターン144か ら成るロール142として形成されている。プラグをプレート132のボア13 8に嵌まるよう形成し、次いで必要ならば機械加工し、接着剤145を用いてボ ア 138内に取り付ける。一続きの熱伝導体30,34は、複数の個々のストラン ド146で作られている。個々の金属製ストランド146は、ロール142のタ ーン144間に挟まれる。個々のストランド146はサイズが極めて小さいので 、プレートとプラグとの間の熱膨張率の差によって引き起こされる絶対寸法変化 の差は極めて小さい。硬化して固くなったプレプレグ材料は、この小さな絶対寸 法変化に順応できるよう或る程度の固有の可撓性を有している。別法として、使 用期間中に温度変化後にフィードスルーを通る漏れをもたらす場合のある熱膨張 による寸法変化は、空間的に十分に分散され、構造体はかかる変化に順応して漏 れが生じないようになる。 プラグ140は、部分的に硬化した(Bステージ硬化した)ガラス繊維プレプ レグ材料のストリップを表面上に配置することによって製造される。プレプレグ 材料は柔らかいのでこの状態で形成できる。円筒形型材148を一端に配置し、 ストランド146をストリップを横切るストリップの長さに沿う位置に配置する 。ストリップをゼリーロール状(jelly-roll fashion)に型材148に巻き付け 、ストランド146を、形成中のロール142の種々のターン144間に捕捉す る。巻付けを行っているあいだに、ストランド146を全て、ロール142のタ ーン144間に捕捉する。 ロール142のBステージ材料を通常のやり方で硬化させる。硬化操作は通常 は、ロール142(捕捉されたストランド146及び型材148を含む)をオー トクレーブ、或いは炉内のプレッシャーバック内へ配置することを含む。硬化が 進むに連れて、ロールに加わる圧力により、金属のストランド146が硬化中の プレプレグ材料中へ押し出される。プレプレグ材料の繊維は最終製品中の金属ス トランド146を包囲してこれらを支持する傾向がある。プレプレグ材料とスト ランドとの密な接触により漏れ経路が生じることがなく、また、上述の熱膨張に よる変位の空間的分散により、使用中、その後に生じる温度の暴走の際に漏れの 発生が回避される。 プラグ140の硬化後、このプラグを必要に応じてその外寸に沿って機械加工 し、プラグが図示のようにプレートボア138に嵌まり込むようにする。プラグ 140をボア138内に配置して接着剤、例えば室温硬化性接着剤を用いて定位 置に固定する。プラグ140とプレート132との間の密封を標準的な方法によ って達成する。というのは、プラグ140の硬化した接着剤とプレート132の 繊維強化プラスチックの熱膨張は同程度であるからである。 フィードスルー130の構造体を形成した。2つのサンプルを室温と4Kとの 間で20回に亘りサイクリングさせることによって検査した。フィードスルーの 破損は生じなかった。 図7は、本発明のもう一つの形態を示している。被験者の下に配置された真空 エンクロージャ212は、図1〜図6と関連して図示説明した形態のものである 。下側真空エンクロージャ240を含む生体磁気測定装置208の第2の部分が 被験者の上に配置されている。上側真空エンクロージャ240は、下向き凸状に 湾曲した第2の壁242及び第1の壁244を有している。ピックアップコイル 246が真空エンクロージャ240内に凹状に湾曲した第2の壁242に隣接し て位置決めされている。SQUID、フィードスルー付き電気接続手段、フィー ドスルー付き熱伝導体、冷却用リザーバ、エレクトロニクス及びコンピュータを 含む真空エンクロージャ240についての構造体の残部は、真空エンクロージャ 212を含む装置の一部について上述したものと同じであり、図面の簡単化のた めに図7では図示していない。変形例として、上側真空エンクロージャ240は 、従来の真空エンクロージャ設計を利用したものでもよい。というのは、これは 被験者の上に配置されるからである。同様に、2つの真空エンクロージャ212 ,240内に配置されるピックアップコイルのアレイは、横臥位置の被験者につ いてほぼフルヘッドカバーを提供する。かかるカバーはこれまで用いられなかっ た。 もう一つの構成例が図8に示されている。この構成例では、第1の壁226は 、被験者の頭部の大きな部分のカバーを実現するヘルメットとして形づくられて いる。 図9は、位置決め及び移動が楽な小型の生体磁気測定装置を提供するのに最適 な本発明のもう一つの実施例を示している。(可能な限り、同一の符号が図1及 び図2にも見える図9及び図10の特徴部分を指示するのに用いられており、そ れに対応の説明があるものとする)図2の実施例は、生体磁気測定装置208の 本体内に設けられた比較的大型のリザーバ220を利用している。リザーバのこ のサイズは、大きな安定した熱量をもたらす。 これと類似した結果を、比較的小型のリザーバ262を備えた生体磁気測定装 置260によって得ることができる。(比較例として、従来型リザーバ220は 、代表的には約50lの内容積を有し、リザーバ262は代表的には約1lの内 容積を有する。)リザーバ262の内部の少なくとも一部は、液化極低温ガス2 64を収容する。しかしながら、内容積は比較的小さいので液化ガスが沸騰して 蒸発する間、所望のレベルが維持されるということに注意する必要がある。 液体ヘリウム源266として示されている液化ガス源が設けられている。好ま しい形態では、源266は、磁気遮蔽室222の壁の外部に設置される。極低温 流体移送ライン268が、源266からリザーバ262まで延びており、源26 6からリザーバ262の内部への液化ガスの制御自在な連絡を可能にしている。 出口ライン270が、リザーバ内部から極低温液化ガスの蒸気及びオーバーフロ ー液化ガスを除去する。極低温流体移送ライン268内に設けられた弁272が 、源266からリザーバ262への液化ガスの流れを制御する。 十分な流量の液化ガスが常時、リザーバ262内に存在するようにするために に自動レベル制御装置を設けることは任意ではあるが、そのようにすることが好 ましい。センサ274が、リザーバ262内の極低温液体のレベルを検出する。 センサ274の信号は、弁制御装置276によりモニターされる。リザーバ26 2内の液体レベルが所定レベル以下になると、弁制御装置276は、弁272に 命令を出し、源266からの液化極低温ガスの流れを可能にしてリザーバ262 内の液体レベルを元に戻す。 図9の実施例は、リザーバ262を極めて小型にすることができる。生体磁気 測定装置260全体の支持構造体も、従来設計のものよりも小型且つ軽量にする ことができ、かくして生体磁気測定装置260を一層容易に持ち運んだり配置で きる。図示のように、構造形態をより平らにするのが良く、それにより磁気遮蔽 室内に配置しなければならない嵩サイズが小さくなる。したがって、場合によっ ては一層小さな磁気遮蔽室を使用することが可能となる。磁気遮蔽室外部に液化 ガス源を設置することにより、作動停止させないで、長時間にわたって生体磁気 測定装置の操作を行うことができ、これは重要な本発明の利点である。というの は、システムの作動を停止させると、システムの熱平衡が妨害されるからである 。液化ガス源をシステムの操作を中断させることなく交換できる。別法として、 高価な液体ヘリウムを使用していることを考慮して、出口ライン270を通って リザーバ262から流出する蒸気を捕捉して再び液化させ、消費財のコストを軽 減するのが良い。一つの源266を用いて、数個の生体磁気測定装置260及び 関連のリザーバへの液化ガス供給を行うことができる。なお、本発明の実施例で は、壁224の内側に少量の液化ガスしか必要としないので(もし必要としても )、システムを任意の向き(逆さまであっても良い)で動作するよう設定できる 。 図10は、生体磁気測定装置内に液化ガスのリザーバを設けないで、もっぱら 生体磁気測定装置内に設けた固体熱伝導冷却手段を利用する本発明の更にもう一 つの実施例を示している。生体磁気測定装置280は、壁224で構成された内 部空間内に封入されたピックアップコイル210及びSQUID211を有する 。固体熱伝導体30が、ピックアップコイル210及びSQUID211から外 部に設置された冷却源282まで延びている。冷却源282は、上述タイプの極 低温液体リザーバであるのが良い。変形例として、そして、図10に示すように 、冷却源282は機械式冷却装置であっても良い。かかる機械式冷却装置は公知 であり、かかる機械式冷却装置の一例が米国特許第4,872,321号に記載 されている。熱伝導体30は、例えば、締付け法、ロウ付け法又は熱流に対する バリヤーが最小の他の技法により、機械式冷却装置のコールドシンク(cold sin k)に接触する。 断熱管284が、生体磁気測定装置280から冷却源282まで延び、固体熱 伝導体30が断熱管284の内部を貫通している。壁224を介する熱損失を減 少させるため、生体磁気測定装置280の内部を排気する。生体磁気測定装置2 80の内部との連絡により断熱管284の内部も排気するのが良い。変形例とし て、生体磁気測定装置280及び断熱管284の内部を排気する必要はない場合 がある。 図10の実施例は、生体磁気測定装置280のサイズをほぼ枕サイズに減少で きる可能性をもっており、この場合、冷却源は完全に外部に設置する。固体熱伝 導体30は不撓性であるのが良く、或いは可撓性の編組構造体等であっても良い 。 断熱管284は好ましくは、或る程度の可撓性がある断熱ベロー形式のものであ る。かくして、生体磁気測定装置280は冷却源282に可撓的に連結され、生 体磁気測定装置の動きを可能にしている。この実施例は、ピックアップコイル2 10及びSQUID211が高温超電導体で作られている場合の特定用途のもの であり、したがって、長尺の熱伝導体30により十分な熱を除去してこれら構成 要素を超電導状態に維持できる。 図11は、生体磁気測定装置内に配置された機械式冷却装置からの固体熱伝導 冷却手段を用いる更にもう一つの実施例を示している。生体磁気測定装置314 は、少なくとも一つのピックアップコイル302、各ピックアップコイルのため のSQUID314、及び排気エンクロージャ316内に配置された相互接続導 線303を有する。また、エンクロージャ316内には、機械式冷却装置のコー ルドヘッド308である。かかる装置の一つは、例えばボリーズ・インコーポレ イテッドにより製造されている多段ガス流冷却装置である。ピックアップコイル 302、SQUID304及びコールドヘッド308は固体熱伝導体306によ り相互に結合され、したがって、ピックアップコイル302及びSQUID30 4からの熱がコールドヘッド308に流れるようになる。コールドヘッド308 の動作はガス流により行われ、ガスは、入口菅310を経て流入し、出口菅30 9を経て流出する。管309,310は、真空フィードスルーを備えたエンクロ ージャ316の壁を貫通して機械式冷却装置の圧送・制御装置312に至ってい る。機械式冷却装置の熱抽出動作特性は、ピックアップコイル302、SQUI D304及び相互接続導線303が超電導状態に維持されるほど十分であるよう 選択される。 本発明の特定の実施例を例示の目的で詳細に説明したが、本発明の精神及び範 囲から逸脱することなく、種々の変更例及び改良例を想到できるので、本発明は 、請求の範囲において特定する場合を除き、限定されることはない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/258,195 (32)優先日 1994年6月16日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP (72)発明者 ワーデン,ローレンス アメリカ合衆国,カリフォルニア州 92121,サンディエゴ,ゴールドフィール ドストリート 1847 (72)発明者 ライリー,スコット,ダブリュー アメリカ合衆国,カリフォルニア州 92054,オーシャンサイド,クレストリッ ジドライブ 1322 (72)発明者 ジョンソン,リチャード,ティー アメリカ合衆国,カリフォルニア州 92128,サンディエゴ,デロンアベニュー 13191 (72)発明者 ブリムホール,ランディ,ケイ アメリカ合衆国,カリフォルニア州 92106,サンディエゴ,キーツストリート 3116 (72)発明者 エサー,キース,エイ アメリカ合衆国,カリフォルニア州 92117,サンディエゴ,キャッスルトンド ライブ 6196

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.磁界ピックアップコイル及び該ピックアップコイルと電気的に連絡状態にあ る電流検出器を含む磁界センサと、液化ガスのベント式リザーバと、磁界センサ からリザーバの内部まで延びる固体熱伝導体と、固体熱伝導体をリザーバの外部 と内部との間に通す空密式熱フィードスルーと、磁界センサ、リザーバ、固体熱 伝導体及び空密式熱フィードスルーを包囲すると共に磁界ピックアップコイルが 隣接して位置決めされる第1の壁部分を含む壁を有する空密エンクロージャと、 少なくとも一部がエンクロージャの外部に設けられた電気回路と、電流検出器か ら、エンクロージャの外部に設けられた前記電気回路部分まで延びる電気導線と 、電気導線をエンクロージャの内部と外部との間に通す空密式電気フィードスル ーとを有することを特徴とする生体磁気測定装置。 2.第1の壁部分は、外向き凹状に湾曲していることを特徴とする請求項1記載 の生体磁気測定装置。 3.下向き凹状に湾曲した第2の壁を備えた第2のエンクロージャと、湾曲した 第2の壁に隣接して第2のエンクロージャ内に配置された第2の磁界ピックアッ プコイル及び該第2のピックアップコイルと電気的に連絡状態にある第2の電流 検出器を含む第2の磁界センサと、第2の磁界センサを冷却するための手段とを 更に有することを特徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。 4.エンクロージャ内に別途配置された複数の磁界センサを更に有することを特 徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。 5.エンクロージャの内部を排気する手段を更に有することを特徴とする請求項 1記載の生体磁気測定装置。 6.固体熱伝導体の少なくとも一部は、中実ワイヤであることを特徴とする請求 項1記載の生体磁気測定装置。 7.固体熱伝導体の少なくとも一部は、ワイヤから成るマルチストランドアレイ であることを特徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。 8.上向き凹状に湾曲した第1の壁を備えた空密式の第1のエンクロージャ、上 向き凹状に湾曲した第1の壁に隣接して第1のエンクロージャ内に設けられた 第1のピックアップコイル、第1のピックアップコイル内を流れる電流の第1の 検出器、及び第1のピックアップコイル及び第1の検出器を冷却する手段を含む 第1のジュワー組立体と、下向き凹状に湾曲した第2の壁を備えた空密式の第2 のエンクロージャ、下向き凹状に湾曲した第2の壁に隣接して第2のエンクロー ジャ内に設けられた第2のピックアップコイル、第2のピックアップコイル内を 流れる電流の第2の検出器、及び第2のピックアップコイル及び第2の検出器を 冷却する手段を含む第2のジュワー組立体とを有することを特徴とする生体磁気 測定装置。 9.第1のジュワー組立体の第1の壁及び第2のジュワー組立体の第2の壁は、 人間の頭部を受け入れるキャビティを形成するように互いに向かい合う関係にな るよう寸法決めされていることを特徴とする請求項8記載の生体磁気測定装置。 10.第1の冷却手段は、第1のエンクロージャ内に配置された液化ガスのベント 式リザーバと、第1のピックアップコイルからリザーバまで延びる固体熱伝導体 と、固体熱伝導体をリザーバの外部と内部との間に通す空密式熱フィードスルー とを含むことを特徴とする請求項8記載の生体磁気測定装置。 11.固体熱伝導体は更に第1の検出器からリザーバまで延びることを特徴とする 請求項10記載の生体磁気測定装置。 12.磁界ピックアップコイルから成るアレイ及びピックアップコイル内を流れる 微小電流の検出器から成るアレイを含む磁界検出手段と、磁界検出手段を包囲す る空密式エンクロージャと、該エンクロージャ内に配置された極低温液体のベン ト式リザーバと、磁界検出手段からリザーバ内へ延びる固体熱伝導体と、リザー バの壁を貫通してリザーバの外部とリザーバの内部との間に延びる固体熱伝導体 のための空密式熱フィードスルーとを有する生体磁気測定装置。 13.エンクロージャは、上向き凹状に湾曲した第1の壁を有することを特徴とす る請求項12記載の生体磁気測定装置。 14.磁界ピックアップコイルのアレイは、上向き凹状に湾曲した第1の壁に隣接 して配置されていることを特徴とする請求項13記載の生体磁気測定装置。 15.磁界ピックアップコイルから成る第2のアレイ及び該ピックアップコイル内 を流れる微小電流の検出器から成る第2のアレイを含む第2の磁界検出手段と、 第2の磁界検出手段を包囲する第2のエンクロージャと、第2の磁界検出手段を 冷却する手段とを更に有することを特徴とする請求項12記載の生体磁気測定装 置。 16.空密式エンクロージャは上向き凹状に湾曲した第1の壁を有し、第2のエン クロージャは下向き凹状に湾曲した第2の壁を有し、第1の壁及び第2の壁は、 人間の頭部を受け入れるキャビティを形成するように互いに向かい合う関係にな るよう寸法決めされていることを特徴とする請求項15記載の生体磁気測定装置 。 17.空密式熱フィードスルーは、空密式熱フィードスルーは、第1の表面及び第 2の表面を有し、更に貫通ボアを有する繊維強化プラスチック製のプレートを含 み、該プレートの前記ボアは、その長さの第1の部分にわたる第1の直径及び前 記第2の表面に隣接するその長さの第2の部分にわたる、第1の直径よりも大き な第2の直径を有し、空密式熱フィードスルーは更に、金属製の導電性プラグを 含み、該プラグは、その長さのうちの第1の部分にわたる第1の直径及びその長 さのうちの第2の部分にわたる、第1の直径よりも大きな第2の直径を有し、前 記プレートのボアの第1の部分は、プラグの第1の部分を締まり嵌め状態で受け 入れるのに十分な大きさであり、前記プレートのボアの第2の部分は、プラグの 第2の部分を受け入れるのに十分な大きさであり、プレートは、プレートのボア の領域において半径方向圧縮状態であり、更に、接着シールがプレートとプラグ との間に設けられていることを特徴とする請求項12記載の生体磁気測定装置。 18.空密式熱フィードスルーは、第1の表面、第2の表面及び貫通したネジ付き ボアを有する繊維強化プラスチック製のプレートと、金属合金で作られていて、 プレートのネジ付きボアに螺合するネジ付きボルトとを含み、該ボルトは、貫通 した内部ボアを有し、空密式熱フィードスルーは更に、ボルトのボアの内部を貫 通する第1の金属製熱伝導体と、ボルトのネジ山とプレートのボアのネジ山との 間に設けられた第1の接着剤層と、プレートの第1の表面に隣接してプレートと ボルトとの間に係合する第1のリテーナと、プレートの第2の表面に 隣接してプレートとボルトとの間に係合する第2のリテーナとを含み、第2のリ テーナは、プレートの第2の表面に接触する第2の接着剤層及びボルトに螺合す るナットを有し、第1のリテーナ、第2のリテーナ及びボルトは協働してボルト を引張り状態に、プレートを圧縮状態にし、空密式熱フィードスルーは、第1の 金属伝導体の第1の端部に取り付けられる第2の金属熱伝導体と、第1の金属伝 導体の第2の端部に取り付けられる第3の金属熱伝導体とを更に有することを特 徴とする請求項12記載の生体磁気測定装置。 19.空密式熱フィードスルーは、第1の表面、第2の表面及び貫通したボアを有 する繊維強化プラスチック製のプレートと、プレートのボア内に嵌合するよう寸 法決めされていて該ボア内に取り付けられたプラグとを有し、該プラグは、軸線 がプレートの表面に対して全体として垂直な全体として円筒形のマルチターンゼ リーロールコイルの状態になるよう円筒形非金属フォームに巻き付けられる一本 の硬化繊維強化複合材料と、コイルのターン間に、且つコイルの円筒形軸線に対 して全体として平行な円筒形コイルの長さを貫通して侵入する少なくとも2本の 熱伝導性ワイヤとを有することを特徴とする請求項12記載の生体磁気測定装置 。 20.磁界ピックアップコイル及び該ピックアップコイルと電気的に連絡状態にあ る電流検出器を含む磁界センサと、冷却源と、磁界センサから冷却源まで延びる 固体熱伝導体と、磁界センサ及び固体熱伝導体の少なくとも一部を包囲するエン クロージャと、少なくとも一部がエンクロージャの外部に設けられる電気回路と 、電流検出器から、エンクロージャの外部に設けられた前記電気回路部分まで延 びる電気導線とを有することを特徴とする生体磁気測定装置。 21.エンクロージャは、冷却源の少なくとも一部を更に包囲していることを特徴 とする請求項20記載の生体磁気測定装置。 22.冷却源は、機械式冷却装置であることを特徴とする請求項21記載の生体磁 気測定装置。
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