JPH08511183A - マウス支持台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 板状の台部（３）と取付部（５）と、マウス台（３）を台が回転するように板状構造体の縁に取り付ける締付け部（６）とを備えた、マウス支持台（１）。

Description

【発明の詳細な説明】 マウス支持台 本発明はコンピュータのマウス支持台に関し、具体的にはその上でマウスの移 動と収納とが可能な板状の支持台に係わる。 現在、多くのタイプのマウス支持台が知られている。最も一般的なものは、上 表面が適切な素材で被われ、その上面でマウス・ボールが回転する、板状の部品 で形成されたものである。これは通常、マウスの操作者の手首を支えることを目 的とした隆起部を備えている。しかし、最も単純なものでは、マウス支持台は、 その上でマウスを移動させる１枚のプラスチック・シートである。 このようなマウス支持台の技術的欠点は、場所が固定されていることである。 マウス支持台は、ほとんど例外なく、卓上のコンピュータのキーボードの横に置 かれ、その場所をとり、その特定の場所を移すまでその場所を占める。支持台を 適切な場所に確実に収まるように滑らせることがこれまでは、通常、困難であっ たため、マウス支持台を卓上から持ち上げて移し替えることによってマウス支持 台の場所を変えることは面倒な作業である。 本発明の目的は、マウス支持台の上記の技術的欠点を改善し、必要に応じて除 くことが可能で、しかも簡単に取り出して容易に使用することができるマウス支 持台を作製することである。さらに、本発明の目的は、様々な位置に据え付ける ことができるマウス支持台を作製することである。 本発明の利点は、請求の範囲に特徴が記載してある解決策によって実現される 。 以下に、本発明について添付図面を参照しながら詳細に説明する。 第１図は、本発明に従ったマウス支持台の真上から見た平面図である。 第２図は、本発明に従ったマウス支持台の側面図である。 第３図は、本発明に従った支持台の１つの変形を示す図である。 本発明を明確に理解できるように、第１図と第２図を同時に参照されたい。た だし、図示してある本発明は、単に実施可能な解決策の一例に過ぎない。他の同 等の解決策も明らかに可能である。 明瞭にするために、図面には詳細な寸法は記載されておらず、実際の状況も示 していない。その代わりに、各部を十分明瞭に図示することを期した。このため 、たとえば、実際には互いに取り付けられている部品が互いに分離されているも のとして図示されている。 各図では、本発明に従ったマウス支持台１が、卓（tabletop）またはそれに相 当する板状の構造体２の縁に取り付けられているものとして図示されている。こ のマウス支持台は、片面または必要であれば両面が適切な材料の層４で被われ、 それに接してマウスのボールが信頼性のある回転をすることができる実際の台部 ３を備えている。 第２図に最もよく示されているように、台３はＵ字形の取付部５に結合されて いる。台とＵ字形部の両方に、ねじ山を備え た締付け部６が通っている。締付け部６の内端、すなわちＵ字形取付部の内側の 端には、保護パッド７、または膨張部材もしくは同様のものが設けてあり、マウ ス支持台を取り付けた卓または板状の構造体の下面に接して、その表面の損傷を 防いでいる。締付け部の他端には握り部８が付いており、握り部８は、それを握 って回すことにより支持台全体を、たとえば卓２の縁に留めることができるよう な十分な大きさになっている。 Ｕ字形取付部５と実際の台３とは、互いに、台３が取付部５に対して適切な関 係になる位置まで容易かつ自由に回転することができるような位置関係になって おり、したがって、たとえば卓２の下の収納位置から所望の作業位置まで回転さ せることができる。第１図には、一例として、移動が確実に所望の位置で止まる ようにする止めピン９が示してある。ピンまたはその他の止め装置を使用して、 台３の両方向の移動を制限することもできるし、そのような装置を省くこともで きる。 本発明に従ったマウス支持台１は、選択または必要に応じて、台部が卓上また はそれに相当する構造体の水平面より下になるか、または、１８０度回転させる と卓より上になるように据え付けなければならない。 さらに、本発明に従ったマウス支持台は、取付部に対する位置関係が、たとえ ば台を卓の下で回転するように据え付けた場合には、マウスが台に載って卓２と 台３の間の域に収まるような位置に配置しなければならない。これによって、マ ウスの取出し、使用、および返却を容易かつ楽に行うことができる。 取付部５と台３との簡単で有利な取付けを行う便利な手段は、両方の部品に、 締付け部６の雄ねじに対応する雌ねじを有する 穴を設けることである。このマウス支持台は、台３を所望の極限位置まで回転さ せたときに、台３が所望の位置と同じ地点で取付部５の表面に接して締まるまで 締付け部６のねじに接して回転するような配置とすることができる。このように して、回転移動の自動ストッパーが形成される。 取付部５を中心とした台３の回転を達成すると同時に、様々な分野の業者に周 知の様々な手段で、これらの部品を所定の位置に確実にとどまらせておくことが できる。 前述のように、台３の両面には適切な表面材料を装着することができる。これ は、台を卓の上と下のどちらに据え付けるかに応じて、両面をマウスの支持台と して使用することができるためである。 第３図に、台部に手首支え１０が取り付けられた台部３の１つの変形を示す。 これは、本発明に従って、台板３を折り曲げて台の平面より上に隆起した構造と し、マウスを操作するときにその上に手首を載せることができるようにして実現 されている。手首支えは、盛り上がったクッションを使用して通常の手段で構成 できることは明らかである。手首支え部は、適切な材料で作製することも適切な 材料で被うこともできる。 本発明に従った実際の台部３および取付部５の適当な製造材料は、プラスチッ ク・ベースの材料であるが、他の材料も使用することができる。取付部は、金属 、またはプラスチックと金属の組み合わせで適切に作製することができる。締付 け部６は、金属で作製するのが適切である。外観その他の理由から、本発明に従 ったマウス支持台の表面には、プリント、ステッカー、または対応する被覆部材 を装着するか、表面に塗装、その他の 表面処理を施すこともできる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年６月７日 【補正内容】 請求の範囲 １．板状の台部（３）と取付部（５）とを備え、取付部（５）が軸部（６）を備 え、軸部（６）の周囲に台部（３）が直接配置されて使用位置と収納位置の間で 旋回することを特徴とする、マウス支持台（１）。 ２．軸部（６）が、マウス支持台（３）を特に板状の構造体の縁に確実に取り付 けるための締付け部（６）であることを特徴とする、請求項１に記載のマウス支 持台。 ３．台（３）の少なくとも一面を被う表面材料（４）の層を備えていることを特 徴とずる、請求項１に記載のマウス支持台。 ４．取付部（５）がＵ字形であり、締付け部（６）がねじ山を備えたねじ部品で 形成されていることを特徴とする、請求項２に記載のマウス支持台。 ５．台部（３）が、ねじ山に沿って回転し、ねじ山によって所望の位置にロック することが可能なように、締付け部（６）のねじ山に取り付けられていることを 特徴とする、請求項２に記載のマウス支持台。 ６．台部（３）が、手首を支えるための隆起部（１０）を備えていることを特徴 とする、請求項１に記載のマウス支持台。 ７．隆起部（１０）が、台部（３）の折り曲げ部分であることを特徴とする、請 求項６に記載のマウス支持台。 ８．手首支えの部分が、皮膚に心地よい感触の材料で被覆されていることを特徴 とする、請求項８に記載のマウス支持台。 ９．台部（３）の移動を制限するストッパ（９）を備えたことを特徴とする、請 求項１に記載のマウス支持台。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＴＪ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．板状の台部（３）を備え、台部（３）を関連する取付部（５）との位置関係 で、使用位置と収納位置との間で回転させることができることを特徴とする、マ ウス支持台（１）。 ２．取付部（５）が、マウス台（３）を特に板状の構造体の縁に確実に取り付け るための締付け部（６）を備えていることを特徴とする、請求項１に記載のマウ ス支持台。 ３．台（３）の少なくとも一面を被う表面材料（４）の層を備えていることを特 徴とする、請求項１に記載のマウス支持台。 ４．取付部（５）がＵ字形であり、締付け部（６）がねじ山を備えたねじ部品で 形成されていることを特徴とする、請求項２に記載のマウス支持台。 ５．締付け部（６）によって形成された軸を中心に台部（３）を旋回させること を特徴とした、請求項４に記載のマウス支持台。 ６．台部（３）が、ねじ山に沿って回転し、ねじ山によって所望の位置にロック することも可能なように、締付け部（６）のねじ山に取り付けられていることを 特徴とする、請求項５に記載のマウス支持台。 ７．台部（３）が、手首を支えるための隆起部（１０）を備えていることを特徴 とする、請求項１に記載のマウス支持台。 ８．隆起部（１０）が、台部（３）の折り曲げ部分であることを特徴とする、請 求項７に記載のマウス支持台。 ９．手首支えの部分が、皮膚に心地よい感触の材料で被覆されていることを特徴 とする、請求項７に記載のマウス支持台。 １０．台部（３）の移動を制限するストッパ（９）を備えたことを特徴とする、 請求項１に記載のマウス支持台。