JPH08510752A - 医薬用熱混合方法 - Google Patents

医薬用熱混合方法

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JPH08510752A JP7500960A JP50096095A JPH08510752A JP H08510752 A JPH08510752 A JP H08510752A JP 7500960 A JP7500960 A JP 7500960A JP 50096095 A JP50096095 A JP 50096095A JP H08510752 A JPH08510752 A JP H08510752A
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ベンカテシュ,ゴパディ・エム
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Abstract

(57)【要約】 経口投与用薬剤の制御放出性処方の調製法およびこれにより調製される薬剤の固体投与形態。好ましくは、アモキシリンおよびクラブラン酸の制御放出性固体投与形態を本発明の方法にしたがって調製する。また、本発明はまた、クラブラン酸塩の輸送法およびクラブラン酸塩を含有する組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】 医薬用熱混合方法 発明の分野 本発明は制御放出性固体投与形の経口投与用薬剤を調製するための熱混合法お よび該方法により調製される制御放出性固体投与形の薬剤に関する。より詳細に は、本発明によれば、制御放出性固体投与形のアモキシリン、クラブラン酸塩お よびその混合物が調製される。 発明の背景 処方から患者の体液中への活性物質の完全な放出が、経口投与後、長期間にわ たって起こり、したがって、例えば処方を一日につきわずか2回または1回服用 するだけでよいような、処方中の活性物質の遅延または制御放出が達成される形 態の経口投与用の医薬処方を提供することが望ましい。 処方中の活性化合物の放出が経口摂取後長期間にわたって起こるような、医薬 上活性な経口投与用化合物を処方する種々の方法が知られている。例えば、錠剤 はポリマーまたはワックスなどの制御放出性物質でコートして製造される。錠剤 を被覆することが活性化合物の初期放出を遅らせるのに有用であるが、一般に、 in vivoで錠皮が除去された後の薬剤の放出の制御にはあまり寄与しない。 医薬上活性な化合物は、比較的不透過性ポリマーと一緒にマトリックス中に配 合してもよい。しかし、感湿性である化合物は、溶解後マトリックスから拡散す るのに要する時間内に起こる劣化のためにマトリックスポリマー制御放出性処方 には不適当であると考えられる。加えて、マトリックスポリマー制御放出性処方 物の溶解特性は、一般に、溶解後拡散してマトリックスから薬剤を放出すること にあり、それによりin vivo放出の前に感湿性化合物が水性劣化してしまう。 マトリックスポリマー処方および他の制御放出性処方の調製において用いられ る溶媒ベースの媒体は、大気中への溶媒の放出のために環境的に好ましくないか またはこのようなプロセスのための溶媒回収システムの維持費のために高価であ る。さらに、制御放出性処方の調製に用いられる疎水性ワックス状物質の溶媒ベ ースの媒体は、一般に、固体投与形からの薬剤の放出の適切な調節を達成するた めの錠皮物質の適切なアニーリングのために大きな表面積および長時間(しばし ば1過間またはそれ以上)を要する。 加えて、制御放出性投与形の医薬上活性な化合物の処方において溶融造粒法が 採用されている。通常の溶融造粒法は、制御放出性ワックスを溶融し、次に薬剤 を溶融体中に分散することを特徴とする。融解した物質を凝固させ、凝固塊を調 粒し、打錠する。この徐放性錠剤の調製法には欠点があることは明らかである。 まず、易熱性化合物は溶融ワックス中で分解する。さらに、この溶融ワックス技 術を大規模製造に適用するのは高価であり危険である。大量の溶融ワックスの取 り扱いの危険性のほかに、混合容器から取り出し、サイジングしなければならな い硬く凝固した薬剤混合物の取り扱いは困難である。加えて、硬く凝固した薬剤 混合物のサイジングのために、予め被覆した薬剤が露出し、これにより結果とし て得られる投与形の制御放出性が減少する。特に、溶融ワックスプロセスによる 徐放性錠剤の公知の調製法のもう1つの目立った欠点は、満足のいく放出特性を 有する高用量薬を容易に調製できないことである。 前記欠点のいくつかは、溶融ワックスを薬剤粒子の流動床にスプレーし、コー トされた顆粒を形成することにより克服される。しかし、溶融ワックスのスプレ ーには、制御放出性ワックスをワックスの融点より高い約40〜60℃の温度で スプレーする必要があり、そのためこのプロセスは易熱性化合物には用いること ができない。 制御放出性ワックスおよび医薬上活性な物質を外界温度で造粒することがまた 薬剤の放出を延長させることが知られている。しかし、この造粒法は、薬剤を制 御放出性物質で適切に被覆できず、したがって流体が顆粒を透過して薬剤と接触 し、これにより感湿性薬剤がin vivo放出の前に劣化し、水溶性の高い薬剤が顆 粒の外へ素早くでてしまう。このように、徐放性薬剤組成物の調製における医薬 上活性物質および制御放出性ワックスの造粒は溶解性の低い、水に対して安定な 薬剤に限られる。 したがって、医薬上活性な物質を制御放出性処方に処方するのに、安全で、経 済的で、信頼性があり、かつ環境にやさしい方法が当該分野にて必要とされてい る。 特定の問題が、アモキシリン三水和物およびクラブラン酸塩の共同処方を遅延 または制御放出に適用する際に生じる。アモキシリン三水和物は水にわずかしか 溶解せず、クラブラン酸の塩は一般に水によく溶け、易熱性で、非常に感湿性で あり、水に接触すると自発的に加水分解変性する。このように、より溶解性の高 いクラブラン酸塩は溶解性の低いアモキシリンより著しく速い速度で共同処方し た生成物のコーティングまたはマトリックス錠剤から放出されるであろう。した がって、アモキシリンおよびクラブラン酸塩が溶解を制御することにより一致し た速度で放出されるようなかかる共同処方を調製するのは困難である。 現在、アモキシリンおよびクラブラン酸塩の共同処方は即時放出形態でのみ市 販されている(オーゲメンチン(Augmentin)(登録商標))。典型的には、市 販のオーゲメンチン処方は、色々な量のアモキシリン三水和物;クラブラン酸カ リウム;コロイド状シリカ(カーボジル(Cab-O-Sil)またはアエロジル200 (Aerosil200);ナトリウム澱粉グルコレート(エクスプロタブ(Explotab)) ;ステアリン酸マグネシウム;および微結晶性セルロース(アビセル(Avicel) )を含有する乾燥造粒フィルムコーティング錠からなる。 一日に2回または一日に1回の投与法に付随する投与利点に加えて、オーゲメ ンチンの制御放出性処方は、クラブラン酸塩の治療量の即時放出に伴う望ましく ない副作用および胃不耐性を軽減する。 本発明者らは、本発明の方法により調製した場合、アモキシリンおよびクラブ ラン酸の塩の共同処方で用いるための適当な制御放出性経口処方を見いだした。 該制御放出性経口処方はクラブラン酸に湿度(加水分解変性)に対して著しい防 御を与える。本発明の他の目的は、以下の記載から明らかであろう。 発明の要約 本発明は制御放出性固体投与形の経口投与用薬剤を調製するための熱混合方法 および該方法により調製される制御放出性固体投与形の薬剤に関する。 好ましくは、本発明は、制御放出性固体投与形の易熱性、感湿性または易熱性 かつ感湿性の医薬上活性物質を調製するための熱混合法に関する。 本発明はまた、本発明の熱混合方法を用いて調製された、制御放出固体投与形 のアモキシリン、クラブラン酸ならびにアモキシリンおよびクラブラン酸の混合 物に関する。 加えて、本発明は、クラブラン酸塩の輸送法およびクラブラン酸塩含有の組成 物に関する。 図面の簡単な記載 図1は、ベヘン酸グリセリルの熱分析であって、本発明において用いる温度を 記載する用語を説明するのに用いられる。 「オンセット温度」は、DSC(示差走査熱量計)またはDTA(示差熱分析 )における熱転移シグナルが正にベースラインから離れる時の温度である。ベヘ ン酸グリセリルの場合、オンセット温度は約64℃である。 「融点またはピーク温度」はピークの頂点により示される温度である。ベヘン 酸グリセリルは約72℃で融解する。 「外挿オンセット温度」は、転移前のベースラインと吸熱(融解曲線)の外挿 前縁線との交点に対応する温度を表わす。ベヘン酸グリセリルの場合、外挿オン セット温度は約68℃である。 発明の詳細な記載 本発明は、制御放出性固体投与形の医薬上活性な物質の製法であって、医薬上 活性な物質および疎水性ワックス状物質を熱混合顆粒に熱混合することからなる 方法に関する。 本発明の方法を用いるにおいて、医薬上活性な物質および疎水性ワックス状物 質を適当なミキサー中で配合する。ブレンドは所望により圧縮してもよく、次に 適当な熱混合温度でグラニュレーター、好ましくは流動床グラニュレーターを用 いて造粒することにより熱混合に付す。温度調節器、熱源、好ましくは熱風供給 器または加熱ジャケットおよび混合羽根を備えたケトルグラニュレーターまたは 熱源、好ましくは加熱ジャケットまたは温風供給器を備えた回転ドラムコーティ ングパンを用いてもよい。顆粒を好ましくは制御された速度で冷却し、所望によ り粉砕し、スクリーンして所望の粒径分布の顆粒を得てもよい。有利には、疎水 性ワックス状物質および/または医薬上活性な物質を熱混合前に圧縮しない場合 、熱混合後の混合物を、所望の粒径分布の顆粒に粉砕してスクリーンに付す。こ のようにして得られた顆粒(以下「熱混合顆粒」と称する)を所望の強度の固体 投与形に処方する。本発明の方法、およびそのあらゆる変法において、任意の医 薬上許容される賦形剤、任意の薬剤または追加の疎水性ワックス状物質またはそ の組合せを、熱混合の前、後、または前後に医薬上活性な物質と混合する。さら には、疎水性ワックス状物質と混合する前に、医薬上活性な物質を圧縮してもよ い。 有利には、医薬上活性な物質および疎水性ワックス状物質ならびに任意の添加 物を熱混合する前に圧縮する。本発明に含まれる前記方法の範囲内の変法の例は 、薬剤および疎水性ワックス状物質の乾燥ブレンドを圧縮し、適当な粒径分布の 顆粒に粉砕する好ましい方法を包含する。該顆粒を熱混合に付し、打錠する。こ のようにして得られた錠剤は、1種の薬剤のみを含有するかまたは複数の薬剤を 含有してもよい。さらに、薬剤は圧縮錠剤の同一または別の層に含まれていても よい。 本明細書において用いる「熱混合」なる語およびその派生語は、対象となる医 薬上活性な物質を疎水性ワックス状物質および任意の添加物と混合し、次に所望 により圧縮し、続いてグラニュレーター中で適当な熱混合温度で造粒し、次に所 望により粉砕し、スクリーンして熱混合顆粒を形成させることを意味する。 本明細書において用いる「熱混合方法」なる語およびその派生語は、医薬上活 性な物質、疎水性ワックス状物質および任意の添加物を熱混合して前記のように 熱混合顆粒を形成させ、ついで所望により前記顆粒の固体投与形態を調製するこ とを意味する。 疎水性ワックス状物質の割合が、対象となる医薬上活性な物質に関して20重 量%またはそれ以上、好ましくは30%またはそれ以上である熱混合ブレンドに 言及する場合、本明細書において用いる「適当な熱混合温度」または「熱混合温 度」およびその派生語は外界温度より高く、対象となる疎水性ワックス状物質の 融点より低い、好ましくは対象となる疎水性ワックス状物質の外挿オンセット温 度より低い温度、好ましくは対象となる疎水性ワックス状物質の外挿オンセット 温度より約5〜約25℃低い温度、最も好ましくは対象となる疎水性ワックス状 物質の外挿オンセット温度より約5〜約15℃低い温度を意味する。 疎水性ワックス状物質の割合が、対象となる医薬上活性な物質に関して20重 量%未満、好ましくは15%未満である熱混合ブレンドに言及する場合、本明細 書において用いる「適当な熱混合温度」または「熱混合温度」およびその派生語 は、疎水性ワックス状物質の外挿オンセット温度より高い温度、好ましくは対象 となる疎水性ワックス状物質の外挿オンセット温度より15℃未満高い温度を意 味する。 本発明の方法にて個々の医薬上活性な物質と共に用いる疎水性ワックス状物質 の望ましい割合は、医薬上活性な物質の溶解性に大きく依存する。医薬上活性な 物質の溶解性が高いほど、許容される制御放出性を得るのに必要な疎水性ワック ス状物質の割合は高い。このように、個々の疎水性ワックス状物質の個々の医薬 上活性な物質に対する適当な割合は本明細書に記載したようにして当業者であれ ば容易に確定できる。 医薬上活性な物質に対する疎水性ワックス状物質の割合が20重量%またはそ れ以上である場合、特に30%を越える場合、本発明の熱混合方法を外挿オンセ ット温度より高い温度で行うと、凝集物ができ、これは固体投与形態に処方する 前にサイジングしなければならない。形成された凝集物のサイジングにより、薬 剤の周りの連続したバリヤーが破壊されるので、このようにして調製された顆粒 からの放出は十分には制御されない。 本発明の方法を用いる際、医薬上活性な物質に対する疎水性ワックス状物質の 割合が20重量%未満、特に15%未満である場合、ワックスの融点より高い温 度で造粒された場合であっても顆粒は凝集塊を形成しない。そのように、ワック スと医薬上活性な化合物の混合物のワックス含量が20%より少ない場合、熱混 合方法をワックス状物質の融点より高い温度で行うと薬剤の周りにより迅速に連 続したワックス状バリヤーが形成される。 本明細書において温度を記載する用語は以下のように定義される。 「オンセット温度」は、DSC(示差走査熱量計)またはDTA(示差熱分析 )における温度転移シグナルがベースラインを離れる時点の温度である。ベヘン 酸グリセリルの場合、オンセット温度は約64℃である。 「融点またはピーク温度」はピークの頂点により示される温度である。ベヘン 酸グリセリルは約72℃で融解する。 「外挿オンセット温度」は、転移前のベースラインと吸熱(融解曲線)の外挿 前縁線との交点に対応する温度を表わす。ベヘン酸グリセリルの場合、外挿オン セット温度は約68℃である。 本発明の熱混合方法は、熱混合顆粒中のワックス状分子を表面に拡散(移行) させ、これが凝集し、連続した均質なバリヤーを薬剤の周りに形成させるので特 に有利である。均質なコーティングは原粒子の形状および粒径分布に関係なく達 成される。このバリヤーはその後処方される固体投与形からの薬剤の放出を制御 する。バリヤーの厚さ、すなわち対象となる薬剤の放出の遅延の程度は、対象と なる熱混合方法に導入される薬剤に対する疎水性ワックス状物質の割合を調節す ることにより変えることができる。さらには、本発明の熱混合方法は、一貫して 大規模のグラニュレーターに用いることができるので、産業的規模の、経済的で 、環境に優しい医薬上活性な物質の制御放出性処方物の調製法が得られる。有利 には、大規模の造粒は流動床グラニュレーターで行われる。本発明は、圧縮した ブレンドからワックス状分子を拡散させ、大きさおよび形状分布が均質でない薬 剤粒子の周りに均質なバリヤーを形成させて制御放出性顆粒を形成するのに用い られる流動床グラニュレーターを初めて記載を示すものである。したがって、本 発明の方法は以下の利点を有する: i) 感熱性薬剤(クラブラン酸塩など)の劣化を回避し、 ii) 次の工程(カブセル充填または錠剤成型)に付す前に、別の方法では破 砕(サイジング)する必要のある凝集物の形成を回避し、 iii) 疎水性ワックス状物質をほとんど使用しない点で原価効率がよく、 iv) 大規模操作に容易に利用できる。 本明細書において用いる「圧縮した」という語およびその派生語は、特記しな いかぎり、対象となる物質、好ましくは疎水性ワックス状物質および添加物を圧 縮し、好ましくは適当な錠剤プレスを用いて成型し、ローラーで圧縮し、粉砕し 、スクリーンして、適当な粒径分布を得ることを意味する。 本明細書において用いる「固体投与形」およびその派生語は、熱混合顆粒また は任意の薬剤を含む調製された熱混合顆粒および任意の添加物を、経口投与可能 な形態に処方し、好ましくはゼラチンカプセル中に充填するか、または打錠する ことを意味する。 本明細書において用いる「医薬上活性な物質」およびその派生語は、動物、好 ましくは、ヒトを含む哺乳動物に内部投与した場合、治療活性を示す固体物質、 およびその制御放出性処方を意味する。前記のような医薬上活性な物質の例は、 シメチジンおよび炭酸リチウムを包含する。 本明細書において用いる「シメチジン」なる語は、式: の化合物およびその医薬上許容される塩を意味する。化学的には、シメチジンは 、N"−シアノ−N−メチル−N'−[2−[[(5−メチル−1−H−イミダゾ ール−4−イル)メチル]チオ]エチル]グアニジンと表わされる。シメチシン はヒスタミンH2−受容体拮抗物質であり、タガメット(Tagamet)(登録商標) の商品名で市販されている。 炭酸リチウムは躁鬱病の躁エピソードの治療に適用され、エスカリス (Eskalith)(登録商標)の商品名で市販されている。 本発明の方法は、易熱性および/または感湿性である制御放出性固体投与形の 医薬上活性な物質の調製において特に有利である。 本明細書において用いる「感湿性」なる語は、水に接触した場合、少なくとも 1%の自発的加水分解変性を受ける医薬上活性な物質を意味する。 本明細書において用いる「易熱性」なる語は、約90℃で最小限1%の劣化を 受ける医薬上活性な化合物を意味する。 本発明の方法から利益を得ることができる、好ましい易熱性および/または感 湿性医薬上活性物質は、抗菌剤およびベーターラクタマーゼ阻害剤である。 本発明の方法において用いるための好ましい抗菌剤およびこれにより調製され る処方は、ペニシリンおよびセファロスポリンなどのベーターラクタム抗生物質 であり、特に好ましいペニシリンは、アモキシリン、典型的にはその三水和物で ある。抗菌剤はベーターラクタマーゼ阻害剤、好ましくは、クラブラン酸塩、特 にクラブラン酸カリウムと共に共同処方してもよい。 本発明にしたがって個々の易熱性薬剤を用いる場合、当業者は、対象となる医 薬上活性な物質が1%劣化する温度より低い熱混合温度を示す疎水性ワックス状 物質を選択することにより容易に適当な制御放出性ワックスを決定できる。 本発明にしたがって感湿性薬剤を用いる場合、選択された疎水性ワックス状物 質を好ましくは無水形態で用いる。 本明細書において用いる「アモキシリン」なる語は、式: の化合物およびその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物、およびエステルを 意味する。化学的には、アモキシリンは、D−(−)α−アミノ−p−ヒドロキ シベンシル−ペニシリンと表わされる。 アモキシリンは公知のβ−ラクタム抗生物質であり、市販されており、一般にア モキシル(Amoxil)の商標で三水和物の形態で用いられる。 本明細書において用いる「クラブラン酸」なる語は、式: の化合物およびその医薬上許容される塩、水和物、溶媒和物およびエステルを意 味する。 化学的には、クラブラン酸は、Z−(3R,5R)−2−(β−ヒドロキシエ チルジエン)クラバム−3−カルボキシレートと表わされる。クラブラン酸は公 知のβ−ラクタマーゼ阻害化合物であり、カリウム塩(クラブラン酸カリウム) の形態で市販されている。 本明細書において用いる「クラブラン酸塩」なる語は、クラブラン酸のカリウ ム塩、即ちクラブラン酸カリウムを意味する。 クラブラン酸塩は、易熱性、感湿性化合物である。 本明細書において用いる「即時放出性または(IR)」なる語は、対象となる 薬剤が、熱混合後の顆粒に、薬剤それ自体の顆粒またはその(IR)顆粒を含め 、その後に処方される固体投与形における対象となる薬剤の即時放出性部分を提 供するのに適した形態で添加されることを意味する。 本明細書において用いる「即時放出(IR)顆粒」なる語は、固体投与形態に 処方された場合、薬剤が即時放出されるような割合の薬剤および疎水性ワックス 状物質の非熱混合顆粒を意味する。 好ましくは、クラブラン酸塩およびベヘン酸グリセリルのIR顆粒は、本発明 に従って用いる場合、クラブラン酸塩が約20%〜80重量%の範囲、最も好ま しくは約70%である。 好ましくは、アモキシリン三水和物およびベヘン酸グリセリルのIR顆粒は、 本発明に従って用いる場合、アモキシリン三水和物が約75%〜98重量%の範 囲、最も好ましくは約90%である。 本明細書において用いる「制御放出性または(CR)」なる語およびその派生 語は、対象となる薬剤が、熱混合前または後の顆粒に、熱混合顆粒を含め、その 後処方される固体投与形における対象となる薬剤の制御放出性部分を提供するの に適した、形態で添加されることを意味する。 本明細書において用いる「薬剤」なる語は、即時放出性または制御放出性の形 態のいずれかの医薬上活性な物質または本明細書において定義する生物活性な物 質を意味する。 本明細書において用いる「生物活性な物質」は、動物、好ましくはヒトを含む 哺乳動物に、即時放出性または制御放出性形態のいずれかで内部投与した場合に 治療活性を示し、本明細書において定義する医薬上活性な物質と共同投与するの に適した固体物質を意味する。 本明細書において用いる「打錠する」およびその派生語は、特記しないかぎり 、本発明の調製された熱混合顆粒、任意の別の薬剤、任意の別の疎水性ワックス 状物質または任意の医薬上許容される賦形剤または本発明の方法において用いら れるその組合せを混合し、圧縮して単一の錠剤にするかまたは別々に配合し、圧 縮して、二または三層錠にすることを意味する。 本明細書において用いる「疎水性ワックス状物質」、「ワックス状物質」また は「ワックス」なる語は、脂肪酸、アルコールまたはエステルの単独またはその 混合物を意味する。より詳細には、脂肪酸は約10ないし約22個の炭素原子を 有してもよく、例えば、デカン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸ま たはミリスチン酸である。 脂肪アルコールは、約14ないし約31個の炭素原子を有してもよく、例えば ラウリルアルコール、セチル、ステアリル、ミリスチル、カルブシルまたはセリ ルアルコールである。 エステルは、モノ−、ジ−またはトリグリセリルエステルであってもよい。疎 水性ワックス状物質は、天然または合成源のワックス状物質により修飾されてい てもよい。このようなワックスの例は、ミツロウ、鯨ロウまたはカルナウバロウ である。 本発明において用いられる好ましい疎水性ワックス状物質は、セチルアルコー ル、カルナウバロウ、ベヘン酸グリセリル(ガッテホッセ社(Gattefosse Corp. )から市販のコンプリトール(Compritol))、パルミトステアリン酸グリセリ ル(ガッテホッセ社から市販のプレシロール(Precirol))、モノステアリン酸 グリセリルおよびジステアリン酸グリセリルを包含する。 医薬上許容される賦形剤は、所望により本発明の方法において制御放出性錠剤 の放出特性をさらに修飾するために用いてもよい。 本発明において用いられる好ましい医薬上許容される賦形剤は、微結晶性セル ロース(例えば、アビセル(Avicel)、FMC社から市販の希釈剤)、コロイド 状二酸化硅素(例えば、Cab-O-Sil、カボット(Cabot)社から市販の滑剤)、ナ トリウム澱粉グリコレート(錠剤崩壊剤)、腸溶性ポリマー(例えば、ローム・ ファルマ社(Rohm Pharma)から市販のオイドラギット(Eudragit)Lポリマー )、可溶性充填剤(例えば、マンニトール、ソルビトールまたはラクトース)お よび不溶性充填剤(例えば燐酸二カルシウムまたはその二水和物)を包含する。 ナトリウム澱粉グリコレートは錠剤を粒子に分解するのを助ける錠剤崩壊剤で あり、コロイド状二酸化硅素は粉末物質の流動性を向上する滑剤であり;オイド ラギットLポリマーは胃腸管内で低いpHで錠剤から活性物質を放出するのを遅 らせる腸溶性ポリマーであり;ラクトースは水が錠剤内に吸収されるのを助ける 可溶性充填剤であり;燐酸二カルシウムは水が錠剤内に吸収されるのを妨げる不 溶性充填剤であるのに対して、微結晶性セルロース、アビセルは一般に処方物の 圧縮性を向上し、その吸上作用により放出速度を変更する微結晶性セルロースで ある。 前記医薬上許容される賦形剤のうち特に好ましいものは、微結晶性セルロース 、ラクトースおよび燐酸二カルシウム二水和物である。 本発明の方法を用いる際に、医薬上活性な物質、好ましくはクラブラン酸塩、 および疎水性ワックス状物質、好ましくはベヘン酸グリセリルを適当なミキサー 中で均質に混合する。このブレンドを圧縮し、好ましくは疎水性ワックス状物質 の外挿オンセット温度より約5〜25℃低い温度、有利には疎水性ワックス状物 質の外挿オンセット温度より約5〜15℃低い温度で、好ましくは流動床グラニ ュレーターまたは温度調節器、熱源、好ましくは熱風供給器または加熱ジャケッ トおよび混合羽根を備えたグラニュレーターまたは熱源、好ましくは加熱ジャケ ットまたは熱風供給器を備えた回転ドラムコーティングパンを用いて熱混合にか ける。加熱した熱混合顆粒を好ましくは外界温度に制御された速度で冷却して、 外側のワックスバリヤーの適切なアニーリングを行う。このようにして得られた 熱混合顆粒およびアモキシリンの任意の熱混合顆粒、クラブラン酸塩の即時放出 性(IR)顆粒およびアモキシリンの即時放出性(IR)顆粒を所望の強度の固 体投与形に処方する。 本発明の方法に従って制御放出性投与形のアモキシリンを調製する場合、アモ キシリン、疎水性ワックス状物質、好ましくはベヘン酸グリセリル、および任意 の医薬上許容される賦形剤から調製した熱混合顆粒を、アモキシリンまたはその 即時放出性(IR)顆粒と混合し、それにより、固体投与形態に処方する前にア モキシリンの即時放出性部分を得る。好ましくは、本発明に従って調製された固 体投与形中に含まれるアモキシリンはクラブラン酸塩と共同投与するのに適した 量である。200mgから100mgのアモキシリンを含有する固体投与形態が 特に好ましい。 本発明の方法に従って制御放出性投与形のクラブラン酸塩を調製する場合、ク ラブラン酸塩、疎水性ワックス状物質、好ましくはベヘン酸グリセリル、および 任意の医薬上許容される賦形剤から調製したクラブラン酸塩の熱混合顆粒を、ク ラブラン酸塩、またはそのIR顆粒と混合し、これにより固体投与形態に処方す る前に、クラブラン酸塩の即時放出性部分を得る。好ましくは、本発明に従って 調製した固体投与形中に含まれるクラブラン酸塩はアモキシリンと共同投与する のに適した量である。50mgから250mgのクラブラン酸塩を含有する固体 投与形態錠剤が特に好ましい。 本発明の方法においてアモキシリンおよびクラブラン酸塩を合わせて用いる場 合、アモキシリンの熱混合顆粒およびクラブラン酸塩の熱混合顆粒および任意の 医薬上許容される賦形剤を、好ましくはそれぞれ12:1ないし1:1(重量比 ) のアモキシリン/クラブラン酸塩の割合で、最も好ましくは10:1ないし3: 1で混合して制御放出性固体投与形を得る。アモキシリンの熱混合顆粒およびク ラブラン酸塩の熱混合顆粒および任意の医薬上許容される賦形剤を、それぞれ1 2:1ないし1:1(重量比)のアモキシリン/クラブラン酸塩の割合で、最も 好ましくは10:1ないし3:1で別々に打錠して、二または三層錠にする。所 望により、アモキシリンの熱混合顆粒および/またはクラブラン酸塩の熱混合顆 粒を制御放出性固体投与形に処方する前にアモキシリンまたはそのIR顆粒およ び/またはクラブラン酸塩またはそのIR粒と混合して、これらの薬剤の即時放 出性部分を得る。 本発明の好ましい具体例において、約50%ないし98重量%の活性物質、好 ましくは約90%の活性物質を含有するアモキシリンおよびベヘン酸グリセリル の熱混合顆粒を約5%ないし50重量%の微結晶性セルロース、好ましくは約1 5重量%の微結晶性セルロースの範囲で微結晶性セルロースと混合し、適当なプ レスを用いて打錠する。前記顆粒は好ましくはアモキシリン、疎水性ワックス状 物質、好ましくはベヘン酸グリセリル、および任意の医薬上許容される賦形剤の 均質ブレンドを圧縮し、粉砕し、適当な粒径分布、好ましくは約50μmないし 1000μmの顆粒を得るためにこれらの圧縮物をスクリーンに付すことにより 得られ、続いてこれを熱混合する。好ましくは、前記熱混合は、流動化ブレンド の温度を外界温度(約18℃)から約50℃に約10分間かけて上昇させ、この 温度を約25分間維持し、約15分かけて外界温度に冷却して熱混合顆粒を得る ことにより流動床グラニュレーター中で行う。所望により、微結晶性セルロース と混合したアモキシリンの熱混合顆粒をクラブラン酸塩の熱混合顆粒と好ましく はそれぞれ12:1ないし1:1(重量比)のアモキシリン/クラブラン酸塩の 割合で混合し、打錠するか、またはアモキシリンを含有する熱混合顆粒およびク ラブラン酸塩を含有する熱混合顆粒を別々に圧縮して二または三層錠にする。所 望により、アモキシリンの熱混合顆粒およびクラブラン酸塩の熱混合顆粒をアモ キシリンまたはそのIR顆粒および/またはクラブラン酸塩またはそのIR顆粒 と制御放出性固体投与形態に処方する前に混合し、これにより、これらの薬剤の 即時放出性部分を得る。 本発明の方法の好ましい具体例において、20%ないし80重量%の活性物質 、好ましくは約55%の活性物質を含有するクラブラン酸塩およびベヘン酸グリ セリルの熱混合顆粒を通常の打錠器を用いて打錠する。前記顆粒は好ましくはク ラブラン酸塩、疎水性ワックス状物質、好ましくはベヘン酸グリセリル、および 任意の医薬上許容される賦形剤の均質ブレンドを圧縮し、粉砕し、適当な粒径分 布、好ましくは約50μmないし1000μmの顆粒を得るためにこれらの圧縮 物をスクリーンに付し、続いてこれを熱混合することにより得られる。好ましく は、前記熱混合は、流動化ブレンドの温度を外界温度(約18℃)から約50℃ に約10分間かけて上昇させ、この温度を約25分間維持し、約15分かけて外 界温度に冷却して熱混合顆粒を得ることにより流動床グラニュレーター中で行う 。所望により、クラブラン酸塩の熱混合顆粒をアモキシリンの熱混合顆粒と、好 ましくはそれぞれ12:1ないし1:1(重量比)のアモキシリン/クラブラン 酸塩の割合で混合し、打錠するか、またはクラブラン酸塩を含有する熱混合顆粒 およびアモキシリンを含有する熱混合顆粒を別々に圧縮して二または三層錠にす る。所望により、クラブラン酸塩の熱混合顆粒およびアモキシリンの熱混合顆粒 をクラブラン酸塩またはそのIR顆粒および/またはアモキシリンまたはそのI R顆粒と制御放出性固体投与形に処方する前に混合し、これにより、これらの薬 剤の即時放出性部分を得る。 本発明の方法の特に好ましい具体例において、活性物質が50%ないし98重 量%の量のアモキシリンの熱混合顆粒を40%ないし2重量%の量のベヘン酸グ リセリル、および3%ないし0.5重量%の量のコロイド状二酸化硅素と混合し 、通常の打錠器を用いて打錠する。所望により、ベヘン酸グリセリルおよびコロ イド状二酸化硅素と混合した前記アモキシリンの熱混合顆粒をクラブラン酸塩の 熱混合顆粒と、好ましくはそれそれ12:1ないし1:1のアモキシリン/クラ ブラン酸塩の割合で混合し、打錠するかまたはアモキシリンを含有する熱混合顆 粒およびクラブラン酸塩を含有する熱混合顆粒を別々に圧縮して二または三層錠 にする。所望により、アモキシリンの熱混合顆粒またはクラブラン酸塩の熱混合 顆 粒をアモキシリンまたはそのIR顆粒および/またはクラブラン酸塩またはその IR顆粒と制御放出性固体投与形を処方する前に混合し、これによりこれらの薬 剤の即時放出性部分を得る。 本発明の前記方法の態様は重要であるので、本発明はまた特に有利な用途およ び放出特性を有する新しい型の熱混合顆粒の製造にあると考えられる。したがっ て、本発明の別の態様において、新規生成物(熱混合顆粒およびその固体投与形 )は本発明の一部を構成するものである。 有利には、前記方法により調製される処方物は新規であり、本発明の別の態様 を構成する。 したがって、本発明の別の態様において、β−ラクタマーゼ阻害剤および/ま たはβ−ラクタム抗生物質と疎水性ワックス状物質とからなる遅延放出性(DR )顆粒を含む制御放出性処方を提供する。 β−ラクタマーゼ阻害物質は適当にはクラブラン酸塩であり、β−ラクタム抗 生物質は適当にはアモキシリンであり、適当で好ましいワックス状物質は前記の とおりである。ワックス状物質を適当には顆粒中、本発明の熱混合方法によりそ の上のコーティングとして含まれる。制御放出性処方は薬剤およびワックス状物 質に加えて前記のように適当には種々の医薬上許容される賦形剤などを含んでも よい。制御放出性処方中の成分の相対的割合は前記のとおりである。 本発明のこの態様の制御放出性処方は、適当には例えばアモキシリンなどの抗 生物質および/または阻害物質、例えばクラブラン酸塩のTI顆粒を含み、これ らのTI顆粒をIR抗生物質、例えばアモキシリン、および/または阻害物質、 例えばクラブラン酸塩と共同処方してもよい。 制御放出性処方は適当にはIR形態、例えばIR顆粒中にβ−ラクタム抗生物 質と共同処方したβ−ラクタム抗生物質、例えばアモキシリンの熱混合(TI) 顆粒を含んでもよい。それに加えて、あるいはその代わりに、制御放出性処方は 適当にはIR形態、例えばIR顆粒中にクラブラン酸塩と共同処方したクラブラ ン酸塩のTI顆粒を含んでもよい。それに加えて、あるいはその代わりに、制御 放出性処方はアモキシリンのTI顆粒と共同処方したクラブラン酸塩のTI顆粒 を含んでもよい。あるいは、またそれに加えて、制御放出性処方物はIRクラブ ラン酸塩および/またはアモキシリン、所望により、それぞれ別々にクラブラン 酸塩およびアモキシリンを含有するTI顆粒と共同処方された同−TI顆粒中に アモキシリンおよびクラブラン酸塩の両方を含有していてもよい。 本発明のこの態様の制御放出性処方は、通常のタイプの打錠器中成分を圧縮す ることにより錠剤形にされる。錠剤は単層、すなわちすべてのその成分を一層中 に含有するか、または多層、例えば二または三層であってもよい。多層錠は例え ば、すべての遅延放出性薬剤を一層中に含有し、IR薬剤を別の層中に含有する か、あるいはすべての抗生物質を一層に、すべての阻害物質を別の層中に含有し てもよい。他の組合せは当業者にとって明らかである。 本発明において用いる場合、ベヘン酸グリセリルは部分的にまたは完全にセチ ルアルコール、部分水素化植物油(綿実油、大豆油、パーム油またはヒマシ油) またはカルナウバロウと置換してもよい。 さらに別の態様において、制御放出性処方の製造について、好ましくは50k gより多いクラブラン酸カリウムの好ましい輸送法が提供される。クラブラン酸 塩は大量のガスおよび煙を放つ自発的発熱反応を起こすことが知られている。さ らに、生成物の発火が起こる。このような分解は、局所的熱スポットにより開始 し、これから系統燃焼反応、すなわち「マス・エフェクト」がバルク中に始まり (一般に1kgより多い量で観察される)、また濃縮溶液により開始する。現在 、感熱性が低く、ミルを含む通常の製薬器を用いて加工できる以下のブレンドを クラブラン酸の輸送に用いられる。 1. 50%クラブラン酸カリウム+50%アモキシリン三水和物またはアモキ シリンナトリウム 2. 50%クラブラン酸カリウム+50%乾燥微結晶性セルロース 3. 50%クラブラン酸カリウム+50%スクロースまたは50%溶融シリカ (二酸化硅素) クラブラン酸カリウムおよびベヘン酸グリセリルの80/20および50/5 0ブレンドは、「系統燃焼」試験(特定の物質が火を伝播するかどうかを示す試 験法)にかけた場合、系統燃焼せず、したがって、通常の製薬装置を用いて輸送 および/または加工できる。したがって、70/30ブレンドの調製が輸送およ び加工に推奨される。これにより、ベヘン酸グリセリルを直接処方中に利用でき るのでクラブラン酸カリウムのアモキシリンまたは他の処方物に必要でない賦形 剤とのブレンドの必要性がなくなる。所望の制御放出特性を得るためにはアモキ シリンおよびクラブラン酸カリウムを別々に加工しなければならないので、これ は特に有利である。これは錠剤の寸法の縮小ならびに製造コストの減少を助成す る。 有利には、クラブラン酸カリウムは、最大クラブラン酸カリウム90%、好ま しくは70%でベヘン酸グリセリルと共に乾式造粒される。製造する目的の場合 、80/20ないし50/50の割合のクラブラン酸塩/ベヘン酸グリセリル混 合物が好ましい。 本発明の前記方法の態様は重要であるので、本発明はまた、クラブラン酸塩お よび疎水性ワックス状物質を含有する新規で有利な組成物の製造にあると理解さ れる。したがって、本発明の別の態様において、新規組成物は本発明の一部を構 成する。 本発明の方法およびこれにより調製される固体投与形態の別の態様は調製され た固体投与形を続いて制御放出性錠皮でコートすることに関する。 以下の実施例は、典型的な錠剤処方および本発明を用いて調製された制御放出 性投与形態の溶解特性を記載するが、本発明の範囲をなんら制限するものではな い。 溶解試験 アモキシリン、クラブラン酸またはアモキシリンおよびクラブラン酸の混合物 を含有し、本発明の方法により調製される制御放出性錠剤を以下のUSPパトル 法(装置2100rpm)にしたがって脱イオン水中で試験した。放出されたア モキシリンのパーセンテージをUV検出および多成分分析により測定し、一方、 クラブラン酸の放出特性をカリウムに関して誘起的にカップリングしたプラズマ 検定(原子吸光分光学に類似する検定)により測定する。熱混合をより極端な温 度で行った場合、最少程度のクラブラン酸塩の劣化が観察されるが、より適当な 熱混合温度の選択により、クラブラン酸塩の劣化が防がれる。 臨床処方および実験 実施例1 処方Aの成分をホーバーブレンダー(Hobart blender)を用いて10分間均質 に混合した(バッチサイズ:20kg)。ブレンドをストークスDDプレス(St okes DD press)などのスラッギングロータリー打錠器を用いてスラッギングし 、#10メッシュスクリーンを備えたフィッツミル(Fitzmill)を用いて粉砕し た。#16メッシュスクリーンを通過するが、#80メッシュスクリーンで収集 されるシーブフラクションである処方A顆粒を集めた。同様に、スラッギングし た処方B顆粒を得た。600.0mgの処方A顆粒をホーバーブレンダー(バッ チサイズ:9kg)中でさらに20.0mgのベヘン酸グリセリルと混合し、変 更した混合羽根を有するグレンスチーム反応がま(Groen Steam Kettle)中で、 熱混合方法により造粒して、アモキシリン「熱混合」顆粒、処方A1を得た。処 方A1課粒を調製するために、ブレンドをスチームケトルに入れ、内容物を一定 して混合した。反応がまの表面温度が約15分で約65℃になるように反応がま をゆっくり加熱した。内容物を約10分間反応がま表面温度65〜75℃の範囲 で造粒した。次に、反応がまの内容物をステンレス鋼ボールに移し、被いをかけ 、冷所ないし外界温度に放置した。処方A1顆粒620.0mgを120.0mg の微結晶性セルロースと均質に混合して、アモキシリン圧縮ミックス、処 方A2を得た。90.0mgの微結晶性セルロースを620.0mgの処方A1顆 粒と均質に混合して、アモキシリン圧縮ミックス、処方A3を得た。 前記のようにして得られた214.8mgの処方Bをさらに53.0mgのベヘ ン酸グリセリルと均質に混合し(バッチサイズ:7kg)、前記のようにして造 粒して、処方B1顆粒を得る。この場合、反応がまの内容物を反応がま表面温度 60〜65℃の範囲で約15分間造粒し、ステンレス製ボールにあけ、冷所ない し外界温度に放置する。267.8mgのこれらの顆粒を20.0mgの微結晶性 セルロースおよび2.2mgのステアリン酸マグネシウムと混合して、クラブラ ン酸塩圧縮ミックス処方B3を得た。 148.8mgのクラブラン酸カリウムを141.2mgのベヘン酸グリセリル とホーバーブレンダー中で混合し(バッチサイズ:7kg)、こうして得られた ブレンドを前記のようにして造粒して、クラブラン酸塩圧縮ミックス処方B2を 得た。 二層錠#170および#180 二層錠#170は710mgの処方A3顆粒(500mgの遊離アモキシリン に相当)および290.0mgの処方B2顆粒(125mgの遊離クラブラン酸 に相当)を含有した。二層錠#180のアモキシリン層は150.0mの処方A 顆粒および555.0mgの処方A3圧縮ミックスのブレンドを含有し、クラブ ラン酸塩層は、290.0mgの処方B3圧縮ミックスを含有した。 これらの処方からのin vitro放出特性を表1および表2に示す。予備同時臨床 研究において、これらの処方を6人の健康な被験者に経口投与した。これらの健 康な被験者において観察される平均血漿濃度を表1および表2に示す。臨床デー タから、アモキシリンおよびクラブラン酸カリウムの両方の制御放出が達成され たことがわかる。 実施例2ないし5は20〜50gのバッチサイズで行った。標記した温度での 造粒を約10分間維持した。 実施例2 処方#1および2を80〜85℃で熱混合し、処方#3および4を65〜70 ℃で熱混合して、起こりうる劣化を最少にする。これらの処方により、活性成分 の持続製法出が得られる(表4)。 実施例3 乾燥混合の代わりに熱混合をする必要性を、2種のアモキシリンおよびクラブ ラン酸の直接打錠処方を調製し、溶解特性を試験することにより示す。 処方#5および#6の成分をミキサーを用いて5〜10分間別々に乾燥混合し 、適当なダイおよびパンチを用いて打錠する。このようにして得られた錠剤を溶 解試験する。両方の処方は、3時間以内にほぼ100%の活性物質を放出するこ とが判明し(表6)、したがって、医薬的使用に関して十分な制御放出性を示さ ない。 実施例4 処方#7ないし9に関する熱混合温度は、それぞれ,70〜75℃、65〜7 0℃および55〜60℃であった。表8に示したin vitro放出特性データから、 これらの処方は経口投与した際、患者の体内で長期間持続する活性成分のデリバ リーを提供できることがわかる。 実施例5 処方#10および11の成分を適当なミキサーを用いて混合し、それそれ65 〜70℃および55〜60℃の熱混合温度で10分間熱混合した。 表10に示した溶解データから、本発明の方法を用いてクラブラン酸の持続性 放出が得られることがわかる。 実施例6 シメチジン処方の前記成分をホーバーブレンダーを用いて混合した(バッチサ イズ7〜8kg)。混合物をフィッツパトリックL83型ローラーコンパクター (Fitzpatrick Model L83 Roller Compactor)などのローラーコンパクターを用 いて圧縮した。篩別装置は#20および#69メッシュスクリーンを備えていた 。#20スクリーンを通過し、#60メッシュスクリーン上に残った顆粒をユニ グラット(UniGlatt)などの流動床グラニュレーターで熱混合した(バッチサイ ズ :500g)。ユニグラットに顆粒を装填し、流動化した。生成物温度を外界温 度(18℃)から約50℃に約10分間かけて上昇させた。顆粒をこの温度で約 25分間保ち、約15分かけて外界温度に冷却した。冷却した顆粒を打錠した。 表12に示した放出特性からわかるように、薬剤の制御放出が達成された。 前記実施例は、本発明の、大量の制御放出性固体投与形の、水溶性が高く、易 熱性で、感湿性化合物(クラブラン酸塩);水中にごくわずかしか溶けない化合 物(アモキシリン)における先例にない有用性を示し、中程度の水溶性の化合物 (シメチシン)およびその共同処方(アモキシリン/クラブラン酸塩)はすべて これによりうまく調製された。 前記にて本発明の好ましい具体例を示したが、本発明は本明細書に開示した特 定の事項に限定されず、それを後記の請求項の範囲内とすることは可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9318920.7 (32)優先日 1993年9月11日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SI,SK,UA,US,VN (72)発明者 ベンカテシュ,ゴパディ・エム アメリカ合衆国ペンシルベニア州19406、 キング・オブ・プルシア、ジェネラル・ラ ーンド・ロード544番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 制御放出性固体投与形の医薬上活性な物質の製法であって、医薬上活性 な物質および疎水性ワックス状物質を熱混合顆粒中に熱混合することからなる方 法。 2. さらに、製造した熱混合顆粒を固体投与形に処方することからなる請求 項1記載の方法。 3. (a)医薬上活性な物質および疎水性ワックス状物質をブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)該スクリーンに付したブレンドを、適当なグラニュレーター中、疎水性 ワックス状物質の外挿オンセット温度より約5℃ないし約25℃低い温度で熱混 合し; (d)製造した熱混合顆粒を固体投与形に処方する ことからなる請求項2に記載の方法。 4. 熱混合が疎水性ワックス状物質の外挿オンセット温度より約5℃ないし 約15℃低い温度で起こる請求項3記載の方法。 5. 医薬上活性な物質が感湿性、易熱性または感湿性かつ易熱性である請求 項3記載の方法。 6. 医薬上活性な物質が抗菌剤である請求項3記載の方法。 7. 医薬上活性な物質がクラブラン酸塩である請求項3記載の方法。 8. クラブラン酸塩をアモキシリン三水和物と共同処方する請求項7記載の 方法。 9. 抗菌剤がアモキシリン三水和物であり、疎水性ワックス状物質がベヘン 酸グリセリルである請求項6記載の方法。 10. 医薬上許容される賦形剤を工程(a)に加える請求項3記載の方法。 11. 医薬上許容される賦形剤を工程(d)に加える請求項9記載の方法。 12. 医薬上活性な物質がクラブラン酸塩であり、疎水性ワックス状物質がベ ヘン酸グリセリルである請求項3記載の方法。 13. (a)クラブラン酸塩およびベヘン酸グリセリルを約20%ないし約80重量 %のクラブラン酸塩の範囲でブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)流動化した顆粒の温度を外界温度(約18℃)から約50℃に約10分 間にわたって昇温させ、温度を約50℃で約25分間維持し、約15分間にわた って外界温度に冷却することにより、スクリーンに付したブレンドを流動床式グ ラニュレーターにて熱混合する ことからなる請求項1記載の方法。 14. 工程(a)にて用いたクラブラン酸塩の割合が約55%である請求項1 3記載の方法。 15. (a)アモキシリン三水和物およびベヘン酸グリセリルを約50%ないし98 重量%のアモキシリン三水和物の範囲でブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)流動化した顆粒の温度を外界温度(約18℃)から約50℃に約10分 間にわたって昇温させ、温度を約50℃で約25分間維持し、約15分間にわた って外界温度に冷却することにより、スクリーンに付したブレンドを流動床式グ ラニュレーターにて熱混合し; (d)製造した冷却顆粒を微結晶性セルロースと約5%ないし約50重量%の 微結晶性セルロースの範囲にて混合する ことからなる請求項1記載の方法。 16. 工程(a)にて用いるアモキシリン三水和物の割合が約90%であり、 工程(d)にて用いる微結晶性セルロースの割合が約15%である請求項15記 載の方法。 17. さらに、製造した熱混合顆粒を、クラブラン酸塩およびベヘン酸グリセ リルのIR顆粒(ここに、IR顆粒は約20%ないし80重量%の範囲のクラブ ラン酸を有する)と均質に混合することからなる請求項13記載の方法。 18. IR顆粒に用いるクラブラン酸塩の割合が約70%である請求項17記 載の方法。 19. さらに、製造した熱混合顆粒を、アモキシリン三水和物およびベヘン酸 グリセリルのIR顆粒(ここに、IR顆粒は約75%ないし98重量%の範囲の アモキシリン三水和物を有する)と混合することからなる請求項15記載の方法 。 20. IR顆粒にて用いるアモキシリン三水和物の割合が約90%である請求 項19記載の方法。 21. 固体投与形のアモキシリン三水和物およびクラブラン酸塩の製法であっ て、請求項18において製造した顆粒および請求項20において製造した顆粒を 共同処方することからなる方法。 22. アモキシリン三水和物およびクラブラン酸塩を含有する制御放出性固体 投与形の製法であって、請求項18にて製造した顆粒および請求項20にて製造 した顆粒を二層錠剤に圧縮することからなる方法。 23. 医薬上活性な物質がシメチジンである請求項2記載の方法。 24. 医薬上活性な物質が炭酸リチウムである請求項2記載の方法。 25. 請求項1に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 26. 請求項2に記載の方法に従って製造した制御放出性固体投与形。 27. 請求項22に記載の方法に従って製造した制御放出性二層錠剤。 28. 請求項13に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 29. 請求項15に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 30. 医薬上活性な物質がクラブラン酸塩である請求項1に記載の方法に従っ て製造した熱混合顆粒。 31. 医薬上活性な物質がアモキシリン三水和物である請求項1に記載の方法 に従って製造した熱混合顆粒。 32. 医薬上活性な物質がシメチジンである請求項1に記載の方法に従って製 造した熱混合顆粒。 33. 多量のクラブラン酸カリウムを輸送する方法であって、クラブラン酸カ リウムおよび疎水性ワックス状物質を輸送用の組成物に乾式造粒することからな る方法。 34. クラブラン酸塩と、疎水性ワックス状物質とからなる組成物。 35. 疎水性ワックス状物質がベヘン酸グリセリルである請求項33記載の方 法。 36. クラブラン酸塩のベヘン酸グリセリルに対する割合が、各々、クラブラ ン酸塩/ベヘン酸グリセリルの約80%/20%ないし50%/50%(重量) である請求項35記載の方法。 37. クラブラン酸塩のベヘン酸グリセリルに対する割合が、各々、クラブラ ン酸塩/ベヘン酸グリセリルの約70%/30%(重量)である請求項36記載 の方法。 38. 疎水性ワックス状物質がベヘン酸グリセリルである請求項34記載の組 成物。 39. クラブラン酸塩のベヘン酸グリセリルに対する割合が、各々、クラブラ ン酸塩/ベヘン酸グリセリルの約80%/20%ないし50%/50%(重量) である請求項38記載の方法。 40. クラブラン酸塩のベヘン酸グリセリルに対する割合が、各々、クラブラ ン酸塩/ベヘン酸グリセリルの約70%/30%(重量)である請求項39記載 の方法。 41. 請求項17に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 42. 請求項19に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 43. さらに、アモキシリン三水和物からなる請求項34記載の組成物。 44. (a)医薬上活性な物質および疎水性ワックス状物質をブレンドし; (b)該ブレンドを熱混合し; (c)該熱混合ブレンドを粉砕し、スクリーンに付すこと からなる請求項1記載の方法。 45. 医薬上活性な物質を工程(a)の前に圧縮する請求項3記載の方法。 46. (a)アモキシリン三水和物およびベヘン酸グリセリルを、約81重量%ない し98重量%のアモキシリン三水和物の範囲にてブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)該スクリーンに付したブレンドを、ベヘン酸グリセリルの外挿オンセッ ト温度より高い温度で流動床式グラニュレーターにて熱混合し; (d)製造した冷却顆粒を微結晶性セルロースと、約5重量%ないし50重量 %の微結晶性セルロースの範囲にてブレンドする ことからなる請求項1記載の方法。 47. 工程(a)にて用いるアモキシリン三水和物の割合が約90%であり、 工程(d)における微結晶性セルロースの割合が約15%である請求項46記載 の方法。 48. さらに、製造した熱混合顆粒を、アモキシリン三水和物およびベヘン酸 グリセリルのIR顆粒(ここに、IR顆粒は約75重量%ないし98重量%の範 囲のアモキシリン三水和物を有する)とブレンドすることからなる請求項46記 載の方法。 49. アモキシリン三水和物およびクラブラン酸塩を含有する制御放出性固体 投与形の製法であって、請求項17の記載に従って製造した顆粒および請求項4 8の記載に従って請求項した顆粒を二層錠剤に圧縮することからなる方法。 50. 請求項46に記載した方法に従って製造した熱混合顆粒。 51. 請求項48に記載した方法に従って製造した熱混合顆粒。 52. 請求項49に記載した方法に従って製造した制御放出性二層錠剤。 53. さらに、製造した熱混合顆粒をシメチジンおよびベヘン酸グリセリルの IR顆粒とブレンドすることからなる請求項23記載の方法。 54. 種々の粒径および形状の薬剤粒子の周りに均質で連続したバリヤーを形 成させるのに、圧縮ブレンドからワックス状分子を拡散させる流動床式グラニュ レーターの使用。 55. さらに、抗菌剤からなる請求項34記載の組成物。 56. 抗菌剤がアモキシリン三水和物である請求項55記載の組成物。 57. (a)医薬上活性な物質を疎水性ワックス状物質とブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)該スクリーンに付したブレンドを、疎水性ワックス状物質の外挿オンセ ット温度より約5℃ないし約25℃低い温度で適当なグラニュレーターにて熱混 合する ことからなる請求項1記載の方法。 58. 請求項57に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 59. さらに、製造した熱混合顆粒を固体投与形に処方することからなる請求 項44記載の方法。 60. 請求項44に記載の方法に従って製造した熱混合顆粒。 61. (a)医薬上活性な物質および疎水性ワックス状物質を約81重量%ないし9 8重量%の医薬上活性な物質の範囲にてブレンドし; (b)該ブレンドを圧縮し、粉砕し、スクリーンに付し; (c)該スクリーンに付したブレンドを、疎水性ワックス状物質の外挿オンセ ット温度より高い温度で流動床式グラニュレーターにて熱混合する ことからなる請求項1記載の方法 62. 請求項61の記載に従って製造した熱混合顆粒。 63. ベーターラクタマーゼ阻害剤と疎水性ワックス状物質とからなる制御放 出性固体投与処方。 64. さらに、ベーターラクタム抗生物質からなる請求項63記載の処方。 65. 制御放出形態が錠剤形であり、ベーターラクタマーゼ阻害剤がクラブラ ン酸塩であって、ベーターラクタム抗生物質がアモキシリン三水和物である請求 項64記載の処方。 66. 薬剤を別々に処方し、二層錠剤の異なる層に圧縮する請求項65記載の 制御放出性錠剤。 67. 治療において用いる薬剤の製造における請求項1に記載の処方の使用。
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