JPH08510675A - ガイド・ワイヤー - Google Patents

ガイド・ワイヤー

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JPH08510675A
JPH08510675A JP7500983A JP50098395A JPH08510675A JP H08510675 A JPH08510675 A JP H08510675A JP 7500983 A JP7500983 A JP 7500983A JP 50098395 A JP50098395 A JP 50098395A JP H08510675 A JPH08510675 A JP H08510675A
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ホジソン,ウィリアム・エス
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ザ・マイクロスプリング・カンパニー・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 可変肉厚の加熱収縮したポリマー系プラスチック製スリーブにより囲繞されたコア・ワイヤーを含むガイド・ワイヤーを製造する方法及び装置である。コア・ワイヤーは、スリーブ内に挿入され、スリーブの軸方向に離間した連続的な環状領域に熱を付与して、該スリーブをコア・ワイヤーの周りで加熱収縮させる。スリーブの末端部分及びコア・ワイヤーは、一つの速度にて加熱領域に関して駆動され、スリーブの基端部分は、異なる速度にて加熱領域に関して駆動される。スリーブが加熱収縮される間に、該スリーブに可変で且つ制御された張力が付与されるように速度を制御することにより、加熱収縮スリーブの厚さが変化する。

Description

【発明の詳細な説明】 ガイド・ワイヤー 発明の分野 本発明は、ガイド・ワイヤー、特に、カテーテルを人間の心臓血管内に導入す るために使用されるガイド・ワイヤーに関する。 発明の背景 医療目的に使用される多数の可撓性のガイド・ワイヤーが当該技術分野に存在 している。かかる装置の例は、その全てを引用して本明細書に記載した米国特許 第3,789,841号、同第4,538,622号、同第4,545,390号、同第4,721,117号、同第4, 884,579号に記載されている。米国特許第3,789,841号、同第4,721,117号、同第4 ,884,579号に記載されたものを含む、かかる装置の一部は、ガイド・ワイヤーの 少なくとも一部分の囲繞するプラスチック(例えば、テフロン(Teflon))製の 覆い材を備えている。これら装置の一部において、一定径のテフロン製ジャケッ トがコア・ワイヤーの均一な径部分を囲繞し、また、ある場合には、より先端部 分は、テフロンで被覆され、又は、ポリマー系管で覆われている一方、該管はテ フロン被覆され、また、場合によっては、テフロン被覆が吹き付けられている。 この吹き付けた被覆は、多少、粗く且つ剥離し易く、これらの被覆及び管状スリ ーブは、共に、ガイド・ワイヤー全体の少なくとも一部分の全径を望ましくない 程に大きくする。 発明の概要 本発明は、末端に極く近接した位置から基端に隣接する位置まで、コア・ワイ ヤーの略全長に亙って、(吹き付け又は塗装を行わずに)連続的な管又はスリー ブを絞って形成されたガイド・ワイヤーを提供するものである。好適な実施例に おいて、該スリーブは、加熱収縮管をコア・ワイヤーの上で絞り、該管が絞られ るに伴い、その厚さが制御可能に調節され、ガイド・ワイヤー組立体の全径が略 一定に保たれるようにする。 図面の説明 図1は、本発明に従って構成されたガイド・ワイヤー組立体の断面斜視図、 図2は、図1のガイド・ワイヤー組立体のコア・ワイヤーの一部分を示す断面 図、 図3a及び図3bは、本発明の実施状態を示す断面図、 図4は、図1のガイド・ワイヤー組立体及び図3bの装置を製造するのに有用 な装置の図である。 好適な実施例の説明 ガイド・ワイヤーを全体として符号10で示す、図1及び図2に関して説明す る。 該ガイド・ワイヤーは、長さ約152.4mm(6インチ)、直径僅か0.3556mm (0.014インチ)にしか過ぎず、このため、図面の横方向及び横断方向の縮尺は 異なる。図示するように、ガイド・ワイヤー10は、長さ約50.8mm(2インチ )の先端部分12と、長さ約114.3mm(4.5インチ)の基端部分14と、長さ約 254mm(10インチ)の末端部分16とを備えている。完全なワイヤー組立体の 最大直径は、0.3556mm(0.014インチ)である。現在の基準では、現場で試験 したとき、直径0.3556mm(0.014インチ)の穴を貫通する径でなければならな いこととされている。該ガイド・ワイヤーは、装置の全体に沿って軸方向に伸長 するステンレス鋼のコア・ワイヤー18を備えており、先端部分12の一部を除 いて、プラスチック(例えば、テフロン)製スリーブ20で覆われている。コア ・ワイヤー18は、その全長に沿って径が変化するが、完全なガイド・ワイヤー 10の全径は略一定である。 コア・ワイヤー18は、その基端部分14の大部分に亙って、約0.032512mm (0.00128インチ)の略一定の径を有する。基端部分14の末端は、末端部分1 6に接続する前に、約0.254mm(0.010インチ)となるようにテーパーが付けら れている。コア・ワイヤー18の径は、その基端付近にて約0.254mm(0.010イ ンチ)となるようにテーパーが付けられ、次に、約12.7mm(1/2インチ)に亙 ってその径を保ち、スリーブ20の基端を保持する縮小径部分15を提供する。 末端部分16内のコア・ワイヤー18は、軸方向に離間した多数の部分を備え ており、このため、コア・ワイヤーの全径は、基端部分14に隣接する0.254m m(0.010インチ)から、先端部分12の基端における約0.14224mm(0.0056イ ンチ)まで段階的に縮小する。基端部分の短い2.54mm(0.100インチ)径部分 は、約0.0254mm(0.0010インチ)の半径方向厚さを有する環状の係止溝22を 複数、備えている。末端部分16におけるコア・ワイヤーの主要長さ部分の径は 、約0.1778mm(0.007インチ)であり、このコア・ワイヤーは、末端に向けて テーパーが付けられ、先端部分12の基端にて長さ約76.2mm(3インチ)、直 径0.14224mm(0.0056インチ)となる。 長さ約50.8mm(2インチ)の先端部分12の略中間にて、コア・ワイヤー1 8は、直径約0.16256mm(0.0064インチ)、軸方向長さ0.381mm(0.015イン チ)の環状リング24を備えている。リング24の基端側にて、先端部分内のコ ア・ワイヤー部分は約0.14224mm(0.0056インチ)の最初の直径(ここで、末 端部分16に接続する)からリング24における約0.0762mm(0.003インチ) までテーパーが付けられている。リング24の末端方向にて、コア・ワイヤーは 、不断にテーパーが付けられて、約0.05588mm(0.0022インチ)の径となる。 図示するように、テーパー部分を含んでコア・ワイヤーの末端は、約0.0254mm (0.0010インチ)に平坦とされている。この平坦部分25は、典型的に、金ろう 付けにより、ガイド・ワイヤーの最末端にて略半球状の先端26(図2に図示) に固着されている。 また、先端部分12は、該先端部分内でコア・ワイヤー18の長さを略同軸状 に囲繞する白金線(太さ約0.03302mm(0.0013インチ)×幅0.0762mm(0.003 インチ))をら旋状に巻いて形成された(約660巻線)テーパー付きばね28( 図2に最も明確に図示)を備えている。ばね28は、その末端における(ここで 、先端26に金ろう付けされる)において約0.35306mm(0.0139インチ)の外 径を有し、略その中間点(ここでリング24に金ろう付けされる)からその基端 まで約0.26416mm(0.0104インチ)の直径を提供し得るようにテーパーが付け られている。 上述したように、テフロン製スリーブ20の厚さは、変化する。基端部分14 にてコア・ワイヤー18の大部分の長さに沿って、スリーブは、厚さが約0.0050 8乃至0.01016mm(0.0002乃至0.0004インチ)(好ましくは約0.00762mm(0.0 003インチ))であり、このため、コア・ワイヤー18の全径に対し約0.02032m m(0.0008インチ)以内(好ましくは、約0.01524mm(0.0006インチ)) の寸法を付与し、基端部分のガイド・ワイヤー10の全径が0.3556mm(0.014 インチ)以内(好ましくは、約0.34036mm(0.0134インチ)以下)となるよう にする。コア・ワイヤーの基端における縮小径部分15において、スリーブ20 の厚さは、最大約0.0508mm(0.002インチ)まで増大するが、その外径は約0.3 556mm(0.014インチ)以下のままである。 末端部分16において、スリーブ20は、厚さが増しているが、この場合にも 、厚さは全ての箇所で制御され、ガイド・ワイヤー10の全径が0.3556mm(0. 014インチ)以上とならないようにしてある。末端部分16の基端における環状 の係止溝22の領域において、コア・ワイヤーの直径は、約0.254mm(0.010イ ンチ)(溝の深さは、約0.0254mm(0.0010インチ))であり、スリーブは、溝 22を充填し且つスリーブ20の基端を所定位置に保持する部分を含んで厚さ約 0.0381乃至0.0508mm(0.0015乃至0.0020インチ)となり、これにより、ガイド ・ワイヤー10の全径を約0.3556mm(0.014インチ)以下に保つ。 溝22を含む基端部分と、その末端のばね28との間でガイド・ワイヤー10 の末端部分16において、テフロン製スリーブ20の厚さは、約0.0381mm(0. 0015インチ)と0.0762mm(0.0030インチ)との間で変化する。コア・ワイヤー 18の径は、溝22を含む領域の約0.254mm(0.010インチ)から先端部分12 に隣接する位置の約0.14224mm(0.0056インチ)までテーパーが付けられてい ることが想起される。スリーブ20の直径は先端部分に隣接する位置の方が大き く、このため、末端部分16の全長に沿って、ガイド・ワイヤー10の全径は、 コア・ワイヤー18の径よりも一層均一である。例えば、先端部分12に隣接す る厚さ0.0762mm(0.0030インチ)のスリーブは、全径約0.2921mm(0.0115イ ンチ)のガイド・ワイヤーを提供する一方、基端部分14に隣接する領域の厚さ 0.0381mm(0.0015インチ)のスリーブは、約0.3556mm(0.014インチ)の所 望の最大直径よりも依然として小さいガイド・ワイヤーの全径(約0.3302mm( 0.013インチ))を提供する。 スリーブ20の末端は、リング24を僅かに超えて伸長し、先端ばね28の約 25.4mm(1インチ)の基端部分に緊密に係合する(例えば、加熱収縮により) 。ばね28がリング24の上方に位置し且つ該リング24に巻かれる場合、その 全 外径は約0.2667mm(0.0105インチ)となる。ばね28を囲繞するスリーブ20 の部分は、半径方向厚さが約0.0381mm(0.0015インチ)であり、先端領域12 の最大径は、0.3556mm(0.014インチ)より僅かに小さくなる。 図示した好適な実施例において、テフロン製スリーブ20の全長が加熱収縮さ れており、スリーブ20は、ガイド・ワイヤーの略全長に亙ってコア・ワイヤー 18(又は、ばね28の先端部分)に緊密に係合する。図示した実施例において 、スリーブ20は、コア・ワイヤーの先端部分及び末端部分に係合するのみなら ず、また基端部分14にも係合する。その他の実施例において、スリーブ20は 、先端部分12から末端部分16の基端の溝22まで(且つその上方を)伸長す ることが出来る。かかる実施例において、スリーブ20の一端は、環状の係止溝 22に緊密に係合する一方、スリーブの他端は、ばね28の基端部分に緊密に係 合し、スリーブのその他の部分は、その間のコア・ワイヤー部分の周りで緊密に 加熱収縮される。 次に、テフロン製(又はその他の加熱収縮性の有機質プラスチック)管120 がロッド118又はワイヤーの上で絞り成形され且つロッド118又はワイヤー の周りで緊密に取り付けられる方法を示す図3及び図4に関して説明する。 図3aに図示するように、加熱収縮管120は、最初、該管がその周りに取り 付けられるロッド118の外径よりも著しく大きい内径を有する。小径の加熱収 縮管は、例えば、サウスカロライナ州、オレンジバーグのゼウス・インダストリ アル・プロダクト(Zeus Industrial Products)から市販されている。このゼウ スから入手した好適な実施例に使用する管は、当初の内径が約0.635mm(0.025 インチ)である。この管は、回復寸法(即ち、該管が、通常、空隙を介在させず に嵌まる最小径の円筒体の周りで加熱収縮された後の管の寸法)は、内径0.1524 mm(0.006インチ)、肉厚0.0762mm(0.003インチ)±0.0254mm(0.001イ ンチ)である。勿論、収縮管の容積は、当初の管と略等しく、収縮管の肉厚は、 管の最終的な内径に応じて異なることが理解されよう。例えば、直径0.254mm (0.010インチ)のロッドの周りで管を加熱収縮させた場合、加熱収縮管の最終 的な内径は、0.254mm(0.010インチ)(シャフトの外径に等しい)となるが、 その肉厚は、直径約0.1524mm(0.006インチ)のロッドの周りで加熱収縮した 場合の寸法よりも小さくなる。管の精密な収縮特性は、製造ロット毎に異なるが 、任意の単一のロットでは略一定であることが確認されている。 従来、加熱収縮管は、単にその管をワイヤーの上方に亙って摺動させ、次に熱 を付与することだけで医療用ガイド・ワイヤーに使用されている。そのため、少 なくとも、回復した管の内径に等しいか、又は内径以上の径を有する部分にて、 管がその下方のガイド・ワイヤーを緊密に囲繞し且つ該ガイド・ワイヤーに係合 する装置が使用されている。しかしながら、上述したように、かかる複合管−ワ イヤーの全径は、管及びワイヤーの寸法にのみ依存し、収縮管の肉厚は、略非制 御状態にある。 本発明は、管を加熱収縮させるとき、該管の加熱領域に張力を付与し、該加熱 領域を内部のコア・ワイヤーに関して延伸させれば、制御された方法にて、収縮 管の肉厚を所定の「回復」管の肉厚よりも著しく小さくすることが可能であると いう知見に基づくものである。延伸量を慎重に制御することにより、収縮管の肉 厚は、例えば、10%、即ち、通常の「回復した」管の所定の肉厚よりも薄く制御 可能に縮小させることが出来、また、延伸量を変更することで所望の異なる肉厚 とすることも可能である。一例として、図3bには、管120をロッド118の 周りで制御可能に収縮させることにより得られる可変の肉厚が多少、概略図的に 示してある。 図3a及び図3bの双方に示すように、ロッド118は、外径約0.254mm(0 .010インチ)の二つの部分117a、117bと、符号119a、119bで示 す約0.2032mm(0.008インチ)のその他の二つの小径部分とを備えている。当 初は、図3aに示すように、管120の内径は、約0.635mm(0.025インチ)で あり、その肉厚は、薄く0.01524mm(0.0006インチ)である。管120の当初 の全長は、該管がその周りで加熱収縮されるロッド118の長さよりも著しく短 いことが理解されよう。 図3bには、本発明に従ってロッド118の周りで管120が加熱収縮されて いる状態が示してある。図示するように、ロッド部分117、119の寸法は、 勿論同一のままであり、該管は、ロッドの外面の全体に緊密に係合する。しかし ながら、加熱収縮管120の異なる部分の肉厚は、著しく異なることも理解され よう。 本発明の一例として、ロッド部分117a、119aを囲繞する管部分は、単 に、熱を付与するだけで、従来の方法により加熱収縮したものである。その結果 、ロッド部分119aは、僅かに小径であり、該部分を囲繞する管の肉厚は約0. 1397mm(0.0055インチ)であるため、ロッド部分117aを囲繞する管の厚さ は約0.127mm(0.005インチ)となる。また、ロッド部分117a(0.5588mm (0.022インチ))、119a(0.4826mm(0.019インチ))を囲繞する管の長 さ部分の全外径は、ロッドの内側部分117a、119a自体の径と略同程度に 変化する。比較的僅かな直径の差は、ロッド部分119aの径が著しく小さいこ と、及び管が自然の収縮特性を有するからである。また、図3aに破線で示すよ うに、収縮前の管(図3a)及びロッド部分117a、119aを囲繞する収縮 管(図3b)の長さは、略等しいことが理解されよう。 比較例として、部分117bを囲繞し且つ該部分117bに係合する加熱収縮 管の肉厚は、約0.0127mm(0.0005インチ)である一方、ロッド部分119bを 囲繞する収縮管の肉厚は、約0.0635mm(0.0025インチ)である。このように、 ロッド部分117b、119bを囲繞する管の長さ部分の外径は、略等しく、約 0.3302mm(0.013インチ)である。図3aの破線を参照すると、ロッド部分1 17b、119bを囲繞する管の長さは、加熱収縮工程中に著しく延伸されてお り、例えば、図3bのロッド部分117bの周りで加熱収縮管は、軸方向長さが ロッド部分117bの約1/8である非収縮管部分(図3a)から絞り成形したも のである一方、ロッド部分119bの周りの加熱収縮管(図3b)は、ロッド部 分の全長の約1/2だけ、非収縮管(図3a)から絞り成形したものである。図4 に関して以下に説明するように、管の加熱領域(各加熱領域は、加熱管が収縮さ れるロッド部分を囲繞する)を適宜に制御された速度にて延伸させると同時に、 管120の連続的な環状領域に熱を付与することにより、この制御された肉厚が 得られる。 図4には、同様に、例えば、ロッド118又はコア・ワイヤー18に肉厚の異 なるテフロン製被覆を付与するために使用される装置96が多少、概略図的に示 してある。図示するように該装置は、ヒータ100と、該ヒータに隣接する位置 に設けられた支持体110と、該ヒータ100及び支持体110の対向側部に設 けられた一対のキャリッジ102、104と、これらのキャリッジ102、10 4がヒータに対して駆動される速度を制御する制御装置106とを備えている。 これらの二つのキャリッジ102、104は、水平方向案内ロッド108の上に 、また、対の同軸状のねじ式駆動体103、105のそれぞれの一方に取り付け られている。これら駆動体103、105の各々は、それぞれのステッピング・ モータ103a、105aにより駆動される。このため、それぞれの駆動体の回 転速度、従って各キャリッジの前進速度は独立的に、制御することが可能である 。 実際には、一本のテフロン製管20が、該管をその周りに加熱収縮させようと するガイド・ワイヤー18の上方に亙って摺動される。該管の一端は、ガイド・ ワイヤー先端部分18の末端と略同一面となるように配置される。また、キャリ ッジ102に設けられた一対のジョー118は、例えば、コア・ワイヤー18の 先端部分12から約3.175mm(1/8インチ)末端方向の先端に係合し且つ該コ ア・ワイヤーを囲繞する管20の部分に係合する。管の他端である後端は、コア ・ワイヤーの全長の中間にあり、ヒータ100及び支持体110の反対側部に配 置されている。同様に、ヒータ100及び支持体110の反対側部に設けられた キャリッジ104上の一組のジョー120は、管20の末端に係合するが、コア ・ワイヤー18には、係合しない。 ヒータ100は、従来の温風収縮ラップ・ヒータであり、温風ブロア99と、 該ブロア99から加熱収縮しようとする管まで温風を吹き付ける湾曲した形状の 空気流案内装置97とを備えている。図示するように、空気流案内装置97は、 コア・ワイヤー18、スリーブ20及び駆動体103、105の軸線に対して略 垂直な面内に取り付けられており、キャリッジ102がコア・ワイヤー18及び その周囲の管20をヒータを通じて前進させると、管20の略360°の環状部分 に温風が導入されるように配置されている。 上述したように、キャリッジ102、104がヒータ100に関して移動する 速度は、可変であり、その速度は、制御装置106により制御される。制御装置 106内の従来の制御回路は、ステッピング・モータ103、105aの回転速 度、従って、二つのキャリッジの軸方向への移動速度をプログラム化可能にし且 つ正確に制御することを可能にする。 理解され得るように、キャリッジ102(管20の末端及びコア・ワイヤー1 8に係合する)がヒータ100から離れて軸方向に移動する結果、コア・ワイヤ ー及びその周囲の管は、ヒータ100の面を通じて前進させられ、これにより、 ヒータ100からの温風により管の連続的な環状領域を加熱し且つ収縮させる。 コア・ワイヤー18がヒータ100により形成された環状の加熱領域を通じて移 動する速度は、駆動体103によりキャリッジ102が前進される速度と等しい ことも理解されよう。典型的に、キャリッジ102は、例えば、約152.4mm( 6インチ)/分といった一定の速度で移動し、これにより、ヒータ導入装置97 により形成される環状の加熱領域を通じてコア・ワイヤーを同一の速度で前進さ せる。 ヒータ100の反対側部に取り付けられ且つ管20の基端に係合するキャリッ ジ104は、加熱収縮工程中、キャリッジ102と同一方向に移動する。しかし ながら、制御装置106がキャリッジ104をヒータ100に向けて前進させる 速度は、一定ではない。この速度は、キャリッジ102の速度に略等しい最高速 度から変化して、好適な実施例において、実質的に、キャリッジ102の速度の 略1/10以下の最低速度となる。 加熱収縮工程中の任意の特定の時点でキャリッジ104に選択される速度は、 加熱収縮管の所望の肉厚に依存する。キャリッジ102、104が等速度で移動 するときに最大の肉厚が得られる。キャリッジ104の移動速度がキャリッジ1 02の速度よりも遅いとき、温風偏向器97の環状の加熱領域内でその塑性流動 温度まで加熱された管20の環状領域は、軸方向に延伸され、その結果、肉厚が より薄い加熱収縮管部分となる。管の肉厚が薄くなる程度は、キャリッジ102 、104の相対速度に直接、関係する。勿論、管の収縮工程の特定の部分にて、 キャリッジ104の速度がキャリッジ102の速度の1/2であるならば、その工 程段階にて付与される収縮管の肉厚は、二つのキャリッジが等速度で移動すると きに得られる肉厚の正確に約1/2となる。同様に、キャリッジ104をキャリッ ジ102の速度の約1/10の速度で前進させれば、肉厚は、約90%薄くすること が可能となる。0.00254mm(0.0001インチ)又はそれ以下の管の肉厚とするこ とが可能である。 図3a及び図3bを参照すると、図4の装置を使用すれば、図3aに示すよう な長さがより短くて、その初期径がより大きい管を基に図3bに示すような被覆 したロッドを容易に製造することが出来ることが理解されよう。最初に、キャリ ッジ102を使用してロッド及び管の前端を係合させ、キャリッジ104により 管120の後端を係合させることにより、図3aに示すようなロッド118及び 管120が装置内に取り付けられる。キャリッジ102は、支持体110の左側 部に隣接する位置まで右方向に前進させる(図4に図示)。キャリッジ104は 、支持体110の右側に位置しており、該キャリッジとキャリッジ102との間 の距離は、管120の長さに略等しい。 管120をロッド118に収縮させるためには、ヒータ100を作動させて、 キャリッジを左方向に移動させる(図4に図示)。キャリッジ速度は、次のよう にする。即ち、ヒータを経て前進させる管120の環状領域を所望の加熱収縮温 度に保つヒータであるようにする。実際には、キャリッジ102の移動速度は、 制御された加熱収縮工程の全体に亙って略一定にする。キャリッジ104の速度 は、キャリッジ102の速度を上廻ることは決してない(従って、管には、常に 、少なくとも最小の張力が加わっている)が、このことは、収縮管の所望の肉厚 に依存して異なる。図3bにおいて部分117a、119aを囲繞する最大肉厚 の管(約0.0762mm(0.003インチ))を形成するためには、部分117a、1 19aがヒータ100の加熱領域を通じて前進される間に、管120の後端を支 持するキャリッジ104をキャリッジ102と等速度で前進させる(この場合に も、図4に見て左方向)。ロッド部分117bの周りで約0.0127mm(0.0005イ ンチ)の所望の厚さの管を提供するためには、キャリッジ102が環状の加熱領 域を通じてロッド部分117bを前進させる間に、キャリッジ104の速度は、 キャリッジ102の速度の約1/4まで遅くし、これにより、管の肉厚が約75%薄 くなるようにする。ロッド部分119bを加熱領域を通じて前進させる間に、キ ャリッジ104の速度は、キャリッジ102の速度の約60%とし、その結果、ロ ッド部分119aを囲繞する管の肉厚の約60%の肉厚(0.0381mm(0.0015イン チ))となる。 図4の装置96を使用して図1及び図2に示した被覆したガイド・ワイヤー1 0を製造するとき、キャリッジ104の速度は、同様に、キャリッジ102の速 度に関して変化させる。上述したように、駆動体103、105の軸線に対して 略平行にヒータ100の一側部から反対側まで伸長するようにワイヤー18及び 同軸状の管20が装置98内に取り付けられる。ジョー118は、スリーブ20 の前端及びコア・ワイヤー18の先端部分12の末端に係合し、ジョー120は 、スリーブの後端に係合する。支持体110に設けられたフック116は、コア ・ワイヤー及びスリーブをヒータ100に関して所定位置に保持する。 加熱収縮工程の最初の部分において、管20は、先端部分12の最末端の周り で加熱収縮される。管の加熱端部が所望の加熱収縮温度に達したならば、直ちに 、キャリッジ102、104は、移動し始め、その双方のキャリッジは、等速度 で前進する。この最初の段階にて、リング24の末端側のばね28の周りで管が 収縮することが理解されよう。製造方法の後期の段階にて、この管部分は、除去 して、図1に示すような最終製品にばねの最末端部分を囲繞するスリーブが存在 しないようにする。 キャリッジの移動が開始したならば、キャリッジ102は、略一定速度(典型 的に、約152.4mm(6インチ)/分)にてヒータ100から離れる方向への動 きを続ける。また、キャリッジ104も同一方向(ヒータ100に向けた方向) への動きを続けるが、その速度は、制御された可変速度である。スリーブ20が ばね28の基端部分の周りで加熱収縮される間に、キャリッジ102は、キャリ ッジ104の速度の約1/2の速度で移動し、このため、収縮スリーブの肉厚は、 薄くなり約0.0381mm(0.0015インチ)となる。末端部分16のコア・ワイヤー 18の部分は、ばね28の約0.26416mm(0.0104インチ)の直径よりも著しく 小径(約0.1778乃至0.14224mm(0.007乃至0.0056インチ))である。従って、 末端部分12がヒータ100を通じて前進させる間に、二つのキャリッジは、略 等速度で移動して、末端部分に収縮されたスリーブの肉厚は、スリーブの回復し た肉厚(0.0762mm(0.003インチ))に接近し(常に、完成したコア・ワイヤ ー10の最大外径が0.3556mm(0.014インチ)以上とならないという条件の下 で)、ガイド・ワイヤーのその他の部分に極く近似した全径を有する末端部分が 提供される。 コア・ワイヤーの基端部分の末端における溝22の外径は、上述したように、 約0.254mm(0.010インチ)である。従って、この領域において、許容されるス リーブの最大肉厚(溝22の底部ではなくて、外面から測定した値)は、0.0508 mm(0.002インチ)よりも僅かに小さい。この厚さを提供するためには、キャ リッジ104は、遅くして、典型的に、キャリッジ102の速度の約2/3の速度 にする一方、スリーブ及びコア・ワイヤーのこの部分は、ヒータ100の加熱領 域を通じて前進させる。コア・ワイヤーの最基端の小径部分15の周りでスリー ブを加熱収縮させるとき、同様の相対的な速度を採用する。 小径部分15と溝22との間にて、コア・ワイヤー18は、約0.32512mm(0 .0128インチ)の外径であり、最大0.3556mm(0.014インチ)以下の最終径に保 たなければならないならば、極めて薄い被覆しか許容し得ない。このため、スリ ーブをコア・ワイヤーのこの部分の周りで加熱収縮させるときは、キャリッジ1 04は、キャリッジ102の速度の僅か約1/10まで遅くし、収縮スリーブの肉 厚がスリーブの通常の回復肉厚の約10%である、約0.00762mm(0.0003インチ )に過ぎないようにする。 上述のように、所望の肉厚の収縮スリーブを製造するために必要とされるキャ リッジの正確な相対的速度は、特に、スリーブを製造する特定の材料に依存する 。このため、上述の相対速度は、当然に、一例にしか過ぎず、任意の適用例に必 要とされる正確な速度は、ある程度、試行錯誤によって求めなければならないこ とが認識されよう。 また、スリーブ20をコア・ワイヤー上に制御可能に加熱収縮させるのに使用 される装置96には、変形例が可能であることが認識されよう。例えば、(a) ヒータ100と、コア・ワイヤー18の末端及びスリーブ20に係合するジョー 118との間の相対的動作速度、(b)ヒータ100と、スリーブ20の後端に 係合するジョー120との間の相対的動作速度は、互いに独立的に制御すること が重要である。また、その二つの速度の少なくとも一方は、可変であるように制 御することも重要である。しかしながら、双方のジョーの移動速度、即ち、スリ ーブの後端に係合するジョー120の速度は、変化させる必要はない。例えば、 本発明を採用するその他の装置において、ジョー120は、固定し、ヒータ及び ジョー118は、ジョー120から離れる方向に動き、また、ジョー118の速 度だけが可変であるようにしてもよい。 上記及びその他の変形例は、請求の範囲に属するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリマー系プラスチック製スリーブにより囲繞されたコア・ワイヤーを含 み且つ基端部分と、末端部分と、前記基端部分から最も離れた前記末端部分の側 にある先端部分とを有するガイド・ワイヤーにして、 前記コア・ワイヤーが、 前記ガイド・ワイヤーの基端部分内にある略一定径の基端部分と、 前記ガイド・ワイヤーの末端部分内のある、その前記基端部分の径よりも小 さい可変の径を有する末端部分と、を備え、 前記ガイド・ワイヤーの前記先端部分の末端に隣接する位置から伸長して、前 記ガイド・ワイヤーの前記末端部分内にあり且つ該末端部分の末端に隣接する点 に達するヘリカルばねを備え、 前記スリーブが、次のものを囲繞し且つ加熱収縮により当該部分に取り付けら れ、 (a)前記ガイド・ワイヤーの前記末端部分内にある前記ばねの外面の部分; (b)前記ガイド・ワイヤーの前記末端部分の基端から軸方向に離間され且つ 該基端に隣接する領域内にある前記コア・ワイヤーの環状外面; (c)その間の前記コア・ワイヤーの末端部分; 前記ガイド・ワイヤーの前記末端部分内にある前記スリーブの全径の変化が、 前記スリーブにより囲繞される前記ガイド・ワイヤーの部分の径の前記変化より も小さいことを特徴とするガイド・ワイヤー。 2.請求の範囲第1項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記スリーブが、前記コア・ワイヤーの前記基端部分の少なくとも主要長さ部 分を囲繞し且つ加熱収縮により該主要長さ部分に取り付けられ、 前記スリーブの厚さが、前記ガイド・ワイヤーの末端部分におけるよりも前記 ガイド・ワイヤーの前記基端部分における厚さの方が実質的に薄いことを特徴と するガイド・ワイヤー。 3.請求の範囲第2項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記ガイド・ワイヤーの前記基端部分における前記スリーブの厚さが約0.0254 mm(0.001インチ)以下であることを特徴とするガイド・ワイヤー。 4.請求の範囲第1項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記コア・ワイヤーが、その末端部分の基端に隣接する環状溝を備え、 前記スリーブが、前記溝内まで内方に突出することを特徴とするガイド・ワイ ヤー。 5.請求の範囲第1項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記コア・ワイヤーが、該コア・ワイヤーの前記末端部分の末端に隣接する環 状リングを備え、 前記ばねが、該環状リングの外周に取り付けられることを特徴とするガイド・ ワイヤー。 6.請求の範囲第5項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記ガイド・ワイヤーの前記先端部分が、前記コア・ワイヤーの末端に及び前 記ヘリカルばねの末端に取り付けられた、丸味のある先端を有することを特徴と するガイド・ワイヤー。 7.加熱収縮した可変肉厚のポリマー系プラスチック製スリーブにより囲繞さ れたコア・ワイヤーを含むガイド・ワイヤーを製造する方法にして、 前記コア・ワイヤーの外径よりも大きい内径を有する前記スリーブ内に前記コ ア・ワイヤーを挿入する段階と、 前記スリーブに熱を付与して、前記コア・ワイヤーの周りで前記スリーブを加 熱収縮させ、前記スリーブの軸方向に離間した連続的な環状領域に該熱が付与さ れるようにする段階と、 前記熱が付与される間に、前記コア・ワイヤーの軸線に対して略平行な第一の 方向に向け且つ第一の速度にて、次のものを相対的に動かす段階と、 (i)前記コア・ワイヤー及び前記スリーブの末端; (ii)前記領域; 前記熱が付与される間に、前記第一の方向に向け且つ前記第一の速度よりも速 くない第二の速度にて、前記スリーブの基端部分及び前記領域を相対的に動かす 段階と、 前記熱が付与される間に、前記第一の速度及び前記第二の速度の少なくとも一 方を変化させ、前記スリーブが前記コア・ワイヤーに加熱収縮されるときの厚さ を変化させる段階と、を備えることを特徴とする方法。 8.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記スリーブがポリテトラフロロ・エチレンであることを特徴とする方法。 9.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記熱を付与するヒータを提供する段階と、 該ヒータの両側部に一対のジョーを配置する段階とを備え、 前記ジョーの一方が前記コア・ワイヤーの前記末端部分に係合するように配置 され、 前記ジョーのもう一方が前記スリーブの前記基端に係合するように配置され、 前記ジョーの各々が、前記ヒータに関して可動であるようにしたことを特徴と する方法。 10.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記加熱収縮スリーブの厚さが、最大厚さと、該最大厚さの約1/2以下である 最小厚さとの間で変化するように、前記速度が変化されることを特徴とする方法 。 11.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記最小厚さが前記最大厚さの約10%以下であることを特徴とする方法。 12.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記コア・ワイヤーが、前記スリーブにより囲繞されたその長さに沿って直径 が変化し、 前記加熱収縮管により囲繞された前記コア・ワイヤー部分の全径が略一定であ るように、前記少なくとも一方の速度を変化させる段階を備えることを特徴とす る方法。 13.請求の範囲第7項に記載の方法にして、 前記スリーブ、及び前記コア・ワイヤーの前記末端部分が、前記第一の速度に て前記領域から離れる方向に駆動され、 前記スリーブの前記基端部分が、前記第一の方向に且つ前記第二の速度にて前 記領域に向けて駆動されることを特徴とする方法。 14.加熱収縮したポリマー系プラスチック製スリーブにより囲繞されたコア・ ワイヤーを含むガイド・ワイヤーを製造する装置にして、 前記スリーブに熱を付与して、該スリーブを前記コア・ワイヤーの周りで加熱 収縮させるヒータと、 前記コア・ワイヤー及び前記スリーブの末端部分に係合し得るように前記ヒー タの一側部に取り付けられた第一の支持体と、 前記スリーブの基端部分に係合し得るように前記ヒータの反対側部に取り付け られた第二の支持体と、 前記第一の支持体及び前記ヒータを第一の方向に相対的に動かし、これにより 前記コア・ワイヤー及び前記スリーブを前記ヒータにより形成された加熱領域に 関して駆動する第一の駆動体と、 前記第二の支持体及び前記ヒータを前記第一の方向と略整合された方向に向け て相対的に駆動する第二の支持体と、 前記駆動体の少なくとも一方が前記ヒータ及び該ヒータに関係付けられた前記 支持体を相対的に駆動するときの速度を変化させ、これにより、前記スリーブが 前記コア・ワイヤーの周りに加熱収縮されるときの厚さを制御する制御装置とを 備えることを特徴とする装置。 15.請求の範囲第14項に記載の装置にして、 前記駆動体の各々が、ねじ付き部材と、該ねじ付き部材を前記制御装置により 設定された速度で回転させるモータとを備え、 前記支持体の各々が、該支持体と関係付けられた前記駆動体に、前記ヒータに 関して可動であるように取り付けられ、 該支持体の各々が、前記スリーブの一部分に係合する一対のジョーを備えるこ とを特徴とする装置。 16.加熱収縮した可変肉厚のポリマー系プラスチック製スリーブにより囲繞さ れた、長手方向に伸長する部材を有する複合製品を製造する方法にして、 前記部材の最大の横断方向断面積よりも大きい内径を有する前記スリーブ内に 該部材を挿入する段階と、 前記スリーブに熱を付与して、該スリーブを前記部材の周りで加熱収縮させ、 前記熱が、前記スリーブの軸方向に離間した連続的な環状領域に付与されるよう にする段階と、 前記熱が付与される間に、前記部材の軸線に対して略平行な方向に向け且つ第 一の速度にて、(i)前記スリーブの末端部分、及び(ii)前記領域を相対的に 動かす段階と、 前記熱が付与される間に、前記方向に対し略平行な方向に向け且つ前記第一の 速度よりも速くない第二の速度にて、前記スリーブの基端部分及び前記領域を相 対的に動かす段階と、 前記熱が付与される間に、前記第一の速度及び前記第二の速度の少なくとも一 方を変化させ、これにより、前記スリーブが前記部材に加熱収縮されるときの厚 さを変化させる段階とを備えることを特徴とする方法。 17.請求の範囲第1項に記載のガイド・ワイヤーにして、 前記ばねを形成するワイヤーが矩形の断面形状であることを特徴とするガイド ・ワイヤー。
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