JPH08510077A - コンピュータ用キーボードおよびスクリーン周辺装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 作業面上に置くのに適した、上面がほぼ平らで平滑な、薄く平らなハウジング；装置の中央領域（Z3）に配置されたキーボード（ZC,ZC',ZC"）および平面スクリーン（ZE）；ならびにこの中央領域の両側に位置する２つの空白領域（Z1，Z2）を備えた、コンピュータ等用の周辺装置。前記ハウジングの寸法は作業面（PT）の一部を永久に占めるデスクマットを構成することができるように選択されている。本発明は、ワークステーションまたはコンピュータの人間工学の改善に適用しうる。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ用キーボードおよびスクリーン周辺装置 本発明は、一般にコンピュータ装置に関し、より詳しくはパーソナルワークス テーションまたはコンピュータ用の周辺装置の新規な配置に関する。 伝統的に、コンピュータは、主ハウジング（中央ユニット）と、この中央ユニ ットとはいずれも物理的に分離しているキーボードおよびスクリーンとから構成 されている。 携帯型（ポータブル）コンピュータでは、単ヒンジ止めのハウジングの下側部 分に中央ユニットとキーボードがあり、もう一方の部分に液晶型スクリーンがあ る。 中央ユニットと周辺装置のこのような配置は、どの場合でもコンピュータまた はその周辺装置が使用者の作業面上の大きな空間を塞いでしまうため、最良のも のではない。また、各種構成要素間の接続ケーブルの存在も同時に、美観上好ま しくなく、非実用的で、かつ断線や損傷を引き起こす問題源である。 欧州特許出願公開 0 398 055号は、平らなタッチ動作（touch-sensitive）式 スクリーンを備えた電子「ノート」（electronic notepad）を開示している。こ の装置は小型で、一枚の紙とほぼ同じ大きさであるが、厚みがある。この装置は 作業面上のかなりの空間を占める。しかも、その上面が平らではないため、使用 者にこれをデスク等として使用しようという気を起こさせることは決してない。 ドイツ特許出願公開35 11 353号には、平らなキーボード及びスクリーン装置 の形態をとりうる電子ノートが記載されている。これは、この電子ノートが、そ の完全に展開された位置では、ヒンジ止めスクリーンを備えた種類の携帯型コン ピュータと似ていることを意味する。かかる装置のデスク等としての使用可能性 については何も示唆されておらず、この装置は単に使用者の作業面上の空間を奪 う物体であるにすぎない。 最後に、欧州特許出願公開 0 251 492号は、その構成要素の全てが比較的薄い ハウジング内に装着されたマイクロコンピュータを開示しており、これはほぼ平 らな上面を与える。 しかし、このハウジング内にマイクロコンピュータの構成要素の全部が収容さ れているため、ハウジングは当然比較的厚みがあり、従って空間を奪うという問 題は残り、使用者にデスク等として使用する気を起こさせることは全くない。 本発明は、特に実用的て外観が美しく、使用者の作業面上の空間を奪うという 問題を生じない、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなとのための周 辺装置の新規な配置を提供しようとするものである。 即ち、本発明が提供するコンピュータ等のための周辺装置は、 作業面上に置くのに適した、上面がほぼ平らで平滑な、薄く平らなハウジング ； 装置の中央領域に配置されたキーボードおよび平面スクリーン；ならびに この中央領域の両側に位置する２つの空白領域； を備え、前記ハウジングの寸法が、作業面の一部を永久に占めるデスクマット（ desk pad）を構成することができるように選択されていることを特徴とする。 本発明の装置の好ましいが、制限を意図しない態様を示すと次の通りである： ・スクリーンをキーボードと装置の使用者側の縁部との間に配置する； ・装置が下記を備えている： −周辺の枠を含み、キーボードと平面スクリーンを収容する金属製フレーム ； −前記スクリーンを覆う透明プレート； −キーボード用の開口を有し、前記透明プレートと共にほぼ平滑な表面を形 成する薄プレト；および −前記透明プレートと前記薄プレートとを覆う柔軟な膜； ・透明プレートが、平面スクリーン（211）上に設けたｘ／ｙ座標を検知する手 段を構成する； ・キーボードが、仕切り材で互いに離間した多数の押下げキーから構成され、こ れらのキーと仕切り材がほぼ平らで連続した上面を形成し、その上に前記の柔軟 な膜が乗っている； ・前記のキーおよび仕切り材の縁部が丸い； ・前記の柔軟な膜の内面に、スクリーン上の部分に透明性を残しなから印刷が施 されている； ・装置が奥行き約40〜60cm、幅約60〜80cm、厚さ約15mmである； ・ハウジング上に開いた凹部を有し、この凹部に、キーボードのハウジングと凹 部の壁面との間の表面電気接触手段と一緒に、キーボードが取り外し可能に収容 される； ・キーボードのハウジングの底面がほぼ平滑面であって、このキーボードを裏返 して前記凹部内に入れることかでき、それによりこの底面が装置の残りの上面と 実質的に同一平面にくるようになる； ・装置の使用者側の縁部付近に、装置が、作業面の縁部と共働する下に突出した 複数の位置決め部分を備えている； ・装置が、コンピュータの中央ユニット接続用の１本のケーブルを備える； ・このケーブルが前記位置決め部分の１つの中に導かれる；および ・装置が、補助周辺装置、特にマウスとの連絡用のコードレス通信手段を含む。 本発明のその他の特徴、目的および利点は、添付図面を参照しなから本発明の 非制限的実例を示す以下の本発明の好適態様に関する詳細な説明を読むとより明 らかになろう。添付図面において、 図１は、本発明の第１の態様を構成する装置の一部の略式分解斜視図であり； 図２は、図１のII−II線の断面図であり； 図３は、作業面にはめ込んだ図１および図２の装置の略式平面図であり； 図４は、本発明の装置の第２の態様の略式斜視図であり； 図５は、電子ノート用の充電および通信用支持台の具体例を示す。 本発明の好適態様を構成する周辺装置を次に図１〜３を参照しながら説明する 。 この装置は、好ましくは鋳造アルミニウム合金製のフレーム100を備え、この フレーム100は１個の周辺枠101と多数の内部枠部材103から構成される。 この例では、フレーム100は形状が非対称で、厚さや約15mmである。作業面PT の使用者側の縁部にくる２つのコーナー領域は（図３を参照）、下向きに突き出 たより大きな厚みの２つの部分102と104になっている。 この２つのコーナー部分の例えば使用者の右側になる片方のコーナー部分102 は、この装置をパーソナル型コンピュータの中央ユニットに接続するためのケー ブルＣの起点となる。コーナー部分102と104の一方は、装置の各種ユニット用 のオン／オフスイッチ（図示せず）を収容する。 コーナー部分102および104はいずれも、装置を音声発生可能にするようにそれ ぞれスピーカー213および214を収容するほぼ三角形の空洞部を備えている。 例えばエレクトレット型の小型マイクロホン215も備えられ、これはコーナー 部分102と104を通る装置縁部（前側縁部）の中央部の枠の中に収容される。 フレーム100の周辺枠101の側方の縁部の一方には、スクリーンの輝度やコント ラスト、音量等・・・を調整するための複数の小型電位差計210のための一連の 開口が設けられる。 フレーム100は、内部枠部材103によりできる各種の内部空間内に、下記の一定 数の構成要素を収容するようになっている： 好ましくは電気機械型の多数の押下げキー可能な212を備えたキーボードCL； 液晶平面スクリーン211、特に薄膜技術（TFT）を用いたカラースクリーン； マウス（図示せず）や他の何かの装置など補助周辺装置とのコードレス通信用 の赤外線送信／受信装置218；および 特にスクリーン211を駆動させ、キーボードCLを復号するための、各種のプリ ント回路カード217。 スクリーン211の上に重ねられ、内部枠部材103により所定位置に保持された入 力ペン（スタイラス）用またはタッチ動作式のｘ／ｙ位置検知装置を構成する透 明なスラブまたはプレート221も見える。このｘ／ｙ座標検知器は、好ましくは 公知の抵抗型のものである。これとの電気的接続は、脇の突出部221aにより達成 される。 この周辺装置のハウジング内に収容された各種の構成要素は、多様な異なる方 法で互いに接続されうる。基本的な態様では、フレームを通り抜ける適当な多重 伝導ケーブルを設ける。別の例では、装置の構成要素の全体をカバーし、かつ各 種の構成要素を相互接続する伝導トラックを有する１個のプリント回路を設けて もよい。 図２により正確に示すように、周辺装置のハウジングは、フレーム100の下側 に底板200を有しており、この底板は、例えばアルミニウム薄板製でよく、ほぼ 平滑な底面を与えるようにフレーム100の周辺枠101に設けた適当な凹部の中に 保持される。 図２には、キーボードCLと上に透明プレート221が乗った液晶スクリーン211が 、内部枠部材103の間でフレーム100の厚みの範囲内に配置されているのが見える 。図示のように、キーボードの各キー212は、プリント回路212c上に装着され、 概ねカーブしたキー・トップ（打鍵片）212aを受ける制御棒を有する一時的電気 機械的スイッチ212bにより構成される。 隣接するキーの間に、プラスチック成形材の小片からなる仕切り材219が設け られ、このプラスチック成形材はキー212と同数の多くのセル（小室）を持ち、 キーと同じ高さを占める。このようにして、仕切り材219の上面がキー・トップ2 12aの上面と同一面となり、後述する目的のために、隣接するキー・トップの上 面間にある程度の表面連続性が付与される。 また、やはり後述する目的のために、キー・トップ212aと仕切り材219の縁部 （輪郭）は丸くしてある。 フレーム100の上に、アルミニウム薄板製の平面プレート220が設けられる。こ のプレートには、透明プレート221と同じ寸法の第１の開口部と、キーボードCL のキーに対応した第２の開口部とを有する。透明プレート221は、その上面が平 面プレート220の上面と同一面になるように第１の開口部にはめ込まれている。 キーボードCLの各要素（キーと仕切り材）も、キー・トップ212aおよび仕切り材 219の上面が平面プレート220の上面とほぼ同一面になる高さに配置する。 平面プレート220の周縁部は、周辺枠101の支持枠部材105の上に乗り、垂直セ ットバック（後退部）106により所定位置に保持される。固定と封止は、例えば 接着剤により行われる。 平面プレート220、透明プレート221、およびキーボードCLの上に、例えばポリ エステル製で、厚みが数百ミクロンの柔軟な膜230が設けられ、この膜はこれら の構成要素の全面を連続的に覆う大きさを持つ。 柔軟な膜230は透明で、その底面側に色を暗くするようにシルクスクリーン印 刷が施されている。スクリーン211の上にくる部分の膜は、透明なままにしてい る領域231になっている。キーボードの各キーの上にくる部分の膜には、各キー が識別できるように記号232が印刷されている。 この膜230は、適当な接着剤により、本発明の装置に固定される。 膜に柔軟性があるため、使用者があるキーを押し下げている間にそのキーの部 分の膜が一時的に変形して、使用者がキーボードのキーを好ましくは１〜４mmの 距離だけ押し下げることができることは、この時点で理解されよう。また、キー ・トップ212aと仕切り材219の丸くした縁部により、キーの打鍵を反復する間に 、これらの上部にくる膜が擦り切れるのを防止できることも認められよう。 この膜が不意に剥れるのを防ぐように、フレーム100の周辺枠部分101に設けた セットバックの深さは、アルミニウム薄プレート220とポリエステル膜230の厚み の合計よりやや大きくすることが好ましい。 本発明の周辺装置を別の国に対応するキーボード（例、"AZERTY"、"QWERTY"等 ・・・）に採用するのは、柔軟膜230上の印刷記号を変更することにより極めて 容易であることもこの時点で認められよう。 図１に示すように、１本のケーブルＣの末端は、この周辺装置をパーソナルコ ンピュータの中央ユニット、具体的にはその下記の装置、に接続するための多数 の標準的なコネクタCNからなる束になっている： ・ビデオ出力； ・キーボード入力； ・特に補助周辺装置（マウス）用の１または２系列の受口； ・スピーカー用のステレオ出力； ・マイクロホン用の音声入力；および ・液晶スクリーンおよび各種電子駆動用回路への直流電源。 ケーブルＣが１本であることと、その位置のために、ケーブルの占める空間は 最小限ですむ。特に、中央ユニットに向かう部分のケーブルは、使用者の作業面 の下側に容易に止めておくことができる。 本発明の重要な特徴によると、装置の上面は周辺枠101に密封状態で取付けら れた１枚の連続シート（柔軟膜）230により構成されるので、キーボードとスク リーンを使用していない時には、この上面を普通の作業面として使用することが できる。また、装置がほこり、液体等・・・から保護されるため、その信頼性が 確保される。 図３は、装置の表面上での各種の構成要素の配置法を明示する。 まず、図からわかるように、キーボードCLがスクリーンの上方に配置されるが 、これは平らな作業面上で全く実用的に機能する。次に、スクリーンはキーボー ド上で打鍵している使用者の両腕の間の空間に配置される。 この周辺装置は、作業中に使用者の両腕を乗せることができる、両脇の本質的 に何もない（空白の）２つの側方領域Z1およびZ2と、スクリーン部ZEと複数のキ ーボード部、特に慣用の英数字キーボードを構成する２つのキーボード部ZCを含 む、側方領域Z1およびZ2のそれぞれとほぼ同じ幅の中央領域Z3、とを有する。数 字キーパッドを構成する別のキーボード部ZC’と、４個のカーソルキーの群を構 成するキーボード部ZC”が、右側の空白領域Z1にはみ出て設けられている。 図４は、本発明の周辺装置の別の態様を示すものであり、この変更例で使用さ れている全体として400で示されるキーボードは、四辺の縁部の１つに接点402を 設けたほぼ矩形のハウジング内に収容されている。このキーボードは、周辺装置 の厚み内に形成された凹部120の中に収容されるようになっている。この凹部120 も、前記接点402と共働するように設計された接点を備えている。 この変更例では、キーボード400を使用しない時には、これを凹部120から取り 出し、裏返してから、裏返した位置のまま凹部120内に戻すことにより、その平 滑な底面を上に出すことができる。その結果、これをコンピュータ周辺装置のセ ットとして使用していない間は、普通のデスクマットと同様に使用できるほぼ平 滑な上面を持ったデスクマットとなる。 図４はまた、この装置が場合により、情報処理カード（メモリーカード）、特 にPCMCIA標準型のもの、を読み取るための２つのユニット213および214と、好ま しくはさらにユニット413および414の付近に配置され、周辺枠101内に設けた付 随する挿入スロット110および112の位置を示すように考えられた、２つの背面照 明（バックライト）ユニットを備えていてもよいことも示す。 有利な態様では、中央ユニットと上述した周辺装置により構成されるコンピュ ータ、さらには従来の任意の種類のコンピュータを、電子ノート型の携帯用コン ピュータと従来公知の方法により通信させる必要があることがある。かかる状況 下では、本発明の周辺装置は、図示していないが、電子ノートのバッテリーの充 電用とケーブルＣを経由したコンピュータとの双方向通信用の両方の相互接点を 設けた、かかる電子ノートを受け入れる凹部を備えていることが有利である場合 もある。 電子ノートのようなコンピュータは、時間順に配列し保存する必要のある事項 を記憶することが必要となることがある。 電子ノートを、例えば上記方法でコンピュータに接続した時に、かかる事項の ファイルを、自動的かつ使用者にわかり易いように更新し、そのファイルをコン ピュータと電子ノートの両方に保存することができるプロトコルを以下に説明す る。 下記のカラムＡは電子ノートに記録された事項バッファメモリーの内容を示し 、各事項はEa、Eb、およびEcと命名（ラベル）され、電子ノートの内部時計によ り決められた日付と時間を伴っている。同様に、カラムＢは、コンピュータに記 録されたバッファメモリーの内容を示し、コンピュータの内部時計により決めら れた付随する日付および時間と一緒に５つの事項E01〜E05を含んでいる。 電子ノートをコンピュータに接続するようにその支持台上に置く（または適当 なケーブルで接続する）と、例えばコンピュータ内に含まれているバッファメモ リー内の事項Ea〜EcおよびE01〜E05を照合して、下に示すように全事項を時間順 に再分類するように、使用者にわかり易いやり方で（好ましくはバックグラウン ドタスクとして）更新プロトコルが自動的に起動する。 このプロトコルは、コンピュータと電子ノートの内部時計を同期させる作用も 果たす。 その後、照合した事項を含むバッファメモリーの内容を用いて、コンピュータ と電子ノートの大容量メモリーに含まれている事項ファイルを更新し、最終的に はコンピュータと電子ノートのバッファメモリーは空にして、次に説明するよう に、その後これらを独立して使用している間に他の事項を集めることができるよ うにする。 電子ノートにカード読取り器（例、PCMCIA型カードの読取り用）に設けた場合 は、電子ノートに由来するメモリーカードを本発明の装置に設けた読取り器413 、414の一方に挿入した時に上記プロトコルを実行しうることがこの時点で認め られよう。 本発明のこの態様により、コンピュータまたは電子ノートの助けを借りて使用 者が集めた事項は、両方の機械で一緒に一定した方法でグループ分けされ、これ が使用者の操作を必要とせずに行われる。 次に図５を参照すると、全体として450で示される電子ノートが示されており 、これは従来と同様、メモリーと入出力（Ｉ／Ｏ）回路が付随する中央ユニット と、液晶型スクリーン452と、単純化されたキーパッド454とから構成される。こ の電子ノートは、その一方の側縁部と同一面にした一連の接点456も備えている 。 本発明に従って、電子ノート450を収容するための、全体として500で示される 支持台が、場合により本発明の周辺装置に組み込まれて、提供される。 支持台は、電子ノートを収容するための凹部510を有し、この凹部の壁面には 、電子ノートをこの中に装着した時に電子ノートの接点456と共働するための電 気接点506が設けてある。 必須の態様によれば、支持台500は下記部材の両者を備えている： ・接点456、506のどれかを経て電子ノートのバッテリーを充電するために主電 気を直流電圧に変換する作用をする電源ブロック502；および ・電源ブロック502から電気が供給され、接点456、506の他のどれかを経て電子 ノート450に（好ましくは直列結合で）接続されているモデム504。このモデムは 、適当なコードを経て電話回線にも接続されうる。 このようにして、電子ノート450を支持台500に装着した途端に支持台によりモ デム機能を提供することができるので、電子ノートがそれ自体のモデムを備える 必要はない。 従って、電子ノートをその支持台に置くことにより、下記の処理が同時に確保 され、使用者にとって極めて実用的である：バッテリーが充電される；そして電 子ノートを電話回線を通じて遠隔部位との通信に使用できる。モデムをファック スの送受信用に設計してもよいことは当然である。 本発明は、当然ながら、以上に説明し、図示した態様に何ら制限されるもので はなく、当業者であれば本発明の範囲内でこれに加える変更または修正の方法を 知っていよう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．コンピュータ等の周辺装置であって、 作業面上に置くのに適した、上面がほぼ平らで平滑な、薄く平らなハウジング ； 装置の中央領域（Z3）に配置されたキーボード（CL）および平面スクリーン（ 211）； ならびに この中央領域の両側に位置する２つの空白領域（Z1，Z2）； を備え、前記ハウジングの寸法が作業面（PT）の一部を永久に占めるデスクマッ トを構成することができるように選択されていることを特徴とする装置。 ２．スクリーン（211）がキーボード（CL）と装置の使用者側の縁部との間に配 置されていることを特徴とする、請求の範囲第１項記載の装置。 ３．装置が下記部材を備えていることを特徴とする、請求の範囲第１項または第 ２項記載の装置： 周辺枠（101）を含み、キーボード（CL）と平面スクリーン（211）を収容する 金属製フレーム（100）； 前記スクリーンを覆う透明プレート（221）； キーボード用の開口を有し、透明プレート（221）と共にほぼ平滑な表面を形 成する薄プレート（220）；および 前記透明プレートと前記薄プレートとを覆う柔軟な膜（230）。 ４．透明プレート（221）が、平面スクリーン（211）上に設けたｘ／ｙ座標を検 知する手段を構成することを特徴とする、請求の範囲第３項記載の装置。 ５．キーボード（CL）が仕切り材（219）で互いに離間した多数の押下げ可能な キー（212）から構成され、これらのキーと仕切り材がほぼ平らで連続した上面 を形成し、その上に前記の柔軟な膜（230）が乗っていることを特徴とする、請 求の範囲第３項または第４項記載の装置。 ６．前記キー（212a）および仕切り材（219）の縁部が丸いことを特徴とする、 請求の範囲第５項記載の装置。 ７．前記柔軟な膜（230）の内面に、スクリーン（211）上の部分に透明性を残し なから印刷が施されていることを特徴とする、請求の範囲第３項ないし第６項の いずれか１項に記載の装置。 ８．奥行きが約40〜60cm、幅が約60〜80cmであることを特徴とする、請求の範囲 第１項ないし第７項のいずれか１項に記載の装置。 ９．厚さ約15mmであることを特徴とする、請求の範囲第１項ないし第８項のいず れか１項に記載の装置。 10．ハウジングが上に開いた凹部（120）を有し、この凹部にキーボード（400） が、キーボードのハウジングと凹部の壁面との間の表面電気接触手段（402）と 一緒に取り外し可能に収容されていることを特徴とする、請求の範囲第１項記載 の装置。 11．キーボード（400）のハウジングの底面がほぼ平滑面であって、このキーボ ードを裏返して前記凹部（120）内に入れることができ、それによりこの底面が 装置の残りの上面と実質的に同一平面にくるようになることを特徴とする、請求 の範囲第10項記載の装置。 12．装置の使用者側の縁部付近に、作業面（PT）の縁部と共働する下に突出した 複数の位置決め部分（102，104）を備えていることを特徴とする、請求の範囲第 １項ないし第６項のいずれか１項に記載の装置。 13．コンピュータの中央ユニットへの接続用の１本のケーブル（C）を備えてい ることを特徴とする、請求の範囲第１項ないし第12項のいずれか１項に記載の装 置。 14．ケーブル（C）が位置決め部分の１つ（102）の中に導かれることを特徴とす る、請求の範囲第13項記載の装置。 15．補助周辺装置、特にマウスとの連絡用のコードレス通信手段を含むことを特 徴とする、請求の範囲第１項ないし第９項のいずれか１項に記載の装置。