JPH08509259A - エチレン系ホットメルト接着剤及びそれらのホットメルト接着剤用改質剤 - Google Patents
エチレン系ホットメルト接着剤及びそれらのホットメルト接着剤用改質剤Info
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Abstract
(57)【要約】
接着剤に用いられるコポリマー用改質剤が供給され、特に、接着特性を改良するエチレン−酢酸ビニル系接着剤用の改質剤が供給される。エチレンコポリマー、改質剤及び粘着付与剤を含むブレンドとその用途も提供される。
Description
【発明の詳細な説明】
エチレン系ホットメルト接着剤及びそれらのホットメルト接着剤用改質剤発明の分野
本発明は、改良されたホットメルト接着剤用脂肪族炭化水素改質剤で改質した
ポリエチレン系ホットメルト接着剤に関する。発明の背景
エチレンは、多くのコモノマーと重合でき、硬質の耐衝撃性プラスチック及び
熱可塑性樹脂から軟質の弾性フイルム、硬質ゴム状弾性タイヤ等までの多くの異
なるタイプのポリエチレンコポリマーを生成することは知られている。
エチレンコポリマーは又、接着剤における成分として有用である。特に、ホッ
トメルト接着剤組成物、感圧接着剤組成物、触圧接着剤組成物等において用いら
れることができる。典型的に、粘着付与剤がそれらのエチレンコポリマーに添加
され、エチレンコポリマーに接着特性を与える。接着剤結合の強度は、一般的に
用いられた基剤コポリマーと粘着付与剤に依存する。例えば、典型的な非極性粘
着付与剤とブレンドされたエチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)は、EV
Aを極性粘着付与剤とブレンドした同様の配合物と比較して、一般的に接着強度
が乏しい。従って、添加されたときに、極性粘着付与剤と結合されたエチレン−
酢酸ビニルコポリマーの接着強度を増大することと同様に非極性粘着付与剤とブ
レンドされたエチレン−酢酸ビニルコポリマーの接着強度を増大する改質剤を開
発することが望まれている。発明の概要
本発明は、ニチレンコポリマー、粘着付与剤及び改質剤のブレンドに関する。
エチレンコボリマーは、エチレンと1つ以上の極性モノマー、好ましくはエステ
ル、酸、アルコール等を含む。改質剤は、脂肪族構造に沿って1つ以上の極性基
を有する直鎖又は分枝鎖の脂肪族炭化水素を含む。極性基は、1つ以上の酸、ア
ルコール、エステル、アミド、アミン、ケトン、アルデヒド又はそれらの混合物
等であることができる。それらのブレンドは接着剤等として用いられる。好ましい態様の記載
本発明は、一般的に、接着剤、好ましくはホットメルト接着剤、ホットメルト
感圧接着剤及び感圧接着剤を製造するための、粘着付与剤及び改質剤とブレンド
したエチレンコポリマーに関する。ブレンドにおいて用いることができるエチレ
ンコポリマーには、いずれかの極性モノマーと共重合されたエチレンコポリマー
が含まれる。極性モノマーの例には、酸ビニル、アルコール、エステル等がある
が、それらに限定されない。好ましい例としては、メタクリル酸アルキル、アク
リル酸アルキル、アルキルメタクリル酸及びアルキルアクリル酸が含まれる。適
するモノマーのより好ましい例には、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、
メタクリレート、メタクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸メチルが含まれる。他の態様においてエチレンコポリマーはエチレ
ンとα−オレフィン好ましくは、C3乃至C8α−オレフィンのポリマーである。
例としては、エチレン/ヘキセン、エチレン/ブテン及びエチレン/オクテンコ
ポリマー等が含まれる。
極性モノマーは、典型的にはコポリマー中に約1乃至約60重量%、好ましくは
5乃至約50重量%、さらに好ましくは約15乃至約40重量%存在する。それらのコ
ポリマーは、その技術分野で公知の多くの方法により製造され、多くの形態で市
販されている。例えば、エチレン酢酸ビニルコポリマーは、高圧ラジカル重合に
より製造され、エクソンケミカルカンパニーからエスコレン(ESCORENE
)(商標名)で購入できる。
本発明のブレンドにおいて用いられる粘着付与剤には天然の又は合成の粘着付
与剤が含まれる。粘着付与剤は、極性又は非極性で固体又は液体又は両方であり
得る。適する粘着付与剤には、ロジン、エステルガム、タル油エステルガム、線
状、分枝状又は環状鎖脂肪族粘着付与剤又は、線状、分枝状又は環状脂肪族成分
の混合物を含有する粘着付与剤、テルペン又はそれらの混合物等が含まれるが、
それらに限定されない。好ましい粘着付与剤には、脂肪族化合物及び脂肪族化合
物の混合物及びエステルガムが含まれる。特定の好ましい粘着付与剤には、EC
R−372B、ほとんどが種々の5及び9の炭素を有するオレフイン、ジオレフィ
ン及び芳香族化合物を線状、環状及び/又は分枝状形態において含む炭化水
素粘着付与剤、エステルガムであるフォーラル(Foral)105及びベビライト(Be
vilite)62-107Bが含まれる。粘着付与剤は、ブレンド中に約80重量%以下の量
、好ましくは約20乃至約60重量%、さらに好ましくは約40乃至約60重量%存在す
る。
ブレンドにおいて用いられる改質剤は、脂肪族構造に沿って結合された1つの
又は複数の極性基を有する、脂肪族の線状又は分枝状鎖炭化水素である。改質剤
は、典型的には、脂肪族構造に沿って分布された1つ以上の類似の又は異なる極
性基を有する、C5−C20、好ましくはC10−C15、さらに好ましくはC12−C1 5
の線状又は分枝状鎖の脂肪族炭化水素又はそれらのブレンドである。脂肪族構
造に沿って分布される極性基には、酸、アルコール、エステル、アミド、アミン
、ケトン、アルデヒド、酢酸塩、エーテル等が含まれる。極性基の好ましい例に
は、アルコール、酸及びエステルが含まれる。
一般的に、線状脂肪族炭化水素を含む改質剤は、分枝状脂肪族炭化水素の改質
剤よりも効果的であることが見出だされた。他の好ましい改質剤には、脂肪族鎖
の末端に結合された極性基を有する線状脂肪族化合物が含まれる。改質剤の例に
は、線状及び/又は分枝状オクタノール、デカノール、デカナール、トリデカノ
ール、トリデカナール、n−ヘプタン酸、n−ノナン酸、イソオクタン酸、イソ
トリデカン酸、ネオヘプタン酸、ネオデカン酸、ヘプタナール、酢酸ヘプチル、
ヘプタノン、ヘプチルアミン、ヘプチルアミド、ヘプチルエーテル、酢酸オクチ
ル、オクタナール、酢酸オクチル、オクタノン、オクチルアミン、オクチルアミ
ド、オクチルエーテル、酢酸ノニル、ノナナール、酢酸ノニル、ノナノン、ノニ
ルアミン、ノニルアミド、ノニルエーテル、酢酸デシル、デカナール、酢酸デシ
ル、デカノン、デシルアミン、デシルアミド、デシルエーテル、酢酸トリデシル
、トリデカナール、トリデカノン、トリデシルアミン、トリデシルアミド、トリ
デシルエーテル、ドデカノール、ドデカン酸、酢酸ドデシル、ドデカノン、ドデ
シルアミン、ドデシルアミド及びドデシルエーテルがある。好ましい改質剤には
、エクサル(Exxal)L1315、C13及びC15の線状脂肪族アルコール、酢酸デシ
ル、酢酸トリデシル及びドデカン酸の混合物が挙げられる。
それらの改質剤は、一般的に市販の生成物であり、エクソン・ケミカル・カン
パニー、アルドリッチ(Aldrich)、アルファー(Alfa)等のような化学会社か
ら購入できる。ドデカン酸のような改質剤のいくらかは天然に生成する組成物で
あり、その他は、石油流れの酸化生成物である。これらの組成物を製造すること
又は購入することは当業者の技術の範囲内である。
それらの改質剤は、典型的には、約0.05乃至約20重量%、好ましくは約1.0乃
至約15重量%、さらに好ましくは約2乃至約10重量%、組成物のブレンド中に存
在する。ワツクス、抗酸化剤及び、本技術分野で公知の他の添加剤が本発明のブ
レンドに任意成分として添加される。それらの添加剤には、光安定剤、抗酸化剤
、紫外線安定剤、充填剤、可塑剤、潤滑剤、着色剤等がある。
充填剤の例には、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、タルク及びク
レーのような無機充填剤が含まれ、有機充填剤には、高スチレン樹脂、クマロン
−インデン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、改質メラニン樹脂及び石油樹脂が
含まれる。
潤滑剤の例には、油、ワックス、パラフィン及び液体パラフィンのような石油
タイブの潤滑剤;コールタール、コールピッチのようなコールタールタイプの潤
滑剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ココヤシ油及びタル油のような脂肪酸油
タイブ潤滑剤;密蝋、カルナバ蝋及びラノリンのようなワックス;リシノール酸
、パルミチン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム及びラウリン
酸亜鉛のような脂肪酸及び脂肪酸塩;及び石油樹脂のような合成重合物質が含ま
れる。
可塑剤の例には、炭化水素油、パラフィン、芳香族及びナフテン油、フタル酸
エステル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル(subacic acid ester)及
び燐酸タイプ可塑剤が挙げられる。
着色剤の例は、有機又は無機顔料、染料及びインクである。
ブレンドは、エチレンポリマー、粘着付与剤等をブレンドする技術において公
知の通常の方法により製造される。例えば、エチレン−酢酸ビニルコポリマーを
受け器に入れ、加熱し、攪拌する。粘着付与剤を受け器に加え、改質剤を均質な
分散ができるように、受け器に添加する。本発明のブレンドは、改質剤を含有し
ない同様のブレンドと比べ、改良された接着剤特性を有する。
本発明のブレンドは、アスファルト、セメント、金属(アルミニウムを含む)
、(MYLAR)(商標名)、ポリマー(ゴム、プラスチック、熱可塑性樹脂の
ようなポリオレフィンを含む)、ガラス、セラミック、木、紙、岩、鉱物及び塗
料、厚紙(cardboard)等のような支持体の接着剤として用いられる。好ましい
例には、ポリエチレン、ポリプロピレン及びアルミニウムが挙げられる。それら
の接着剤は又は、積層物として、ホットメルト接着剤は又、圧感接着剤として、
製本用接着剤として、包装用接着剤として、構造用接着剤として、自動車用接着
剤として、木用接着剤として、椅子張り用接着剤として、アスファルト等に対し
てレフレクターを付着するための接着剤としても用いられる。好ましい使用には
、ホットメルト接着剤、圧感接着剤等が含まれる。
下記は本発明の態様の例であり、本発明の制限と解釈すべきではない。実施例
下記の実施例において、種々の粘着付与剤と改質剤を用いて、28重量%の酢酸
ビニルを含むエチレン−酢酸ビニルに基づく一連のホットメルト接着剤(HMA
)を配合した。物質を覆う一面の窒素を用いて約150℃の温度でステンレス鋼ビ
ーカー中で配合物を製造した。静止状態で成分が溶融したら、それらの物質の上
にちょうど接触するプロペラー型攪拌機をそれらの成分を混合するのに用いた。
目視検査により均質のブレンドになったと示された後、30分間攪拌を続けた。
各々のHMA配合を広げ、接着に適する薄いフイルムを形成した。HMAをオ
ーブン中で150℃に加熱し、次に8つのパスアプリケーターの0.006インチの溝を
用いて剥離紙に広げた。得られたフイルムは約0.005インチの厚さを有した。H
MAフイルムを、0.004インチ厚さのポリプロピレンのキャストフイルムを接着
するのに用いた。150℃に加熱された熱圧プレスにおいてシールを作り、接着剤
を約100psiの圧力を用いて10秒間ポリプロピレンフイルムの間にはさんだ。
1/32インチ厚さのアルミニウムの熱盤を用い、ポリプロピレンフイルムをプレ
スの熱盤から分離させた。シール後、約100psiの圧力を用いて約25℃におけ
る、水で冷却した熱盤の間で接着を冷却させた。T形剥離試験の目的で、0.5イ
ンチのストリップを、接着したプロピレンフイルムとHMAのサンドイッチから
切った。接着強度を評価する前に試験片を、最短で48時間熟成させた。
室温で2インチ/分の伸長速度及び2ポイント/秒のサンプリング速度でT形
剥離、接着強度の測定の、試験をインストロン(Instron)4505試験フレームに
おいて行った。滑り/粘着破壊のみを示す接着剤の場合(滑り/粘着は、一貫性
のない接着破壊及び/又は広範に変動する剥離力である)は、力/歪みプロット
におけるピークの平均としてT形剥離をとった。同じ試料により、滑らかな剥離
及び滑り/粘着の両方を示す場合には、滑らかな剥離領域の平均値をT形剥離強
度としてとった。各々のHMA配合について、5つの試料を試験し、その結果を
平均した。実施例1
下記の実験において、EVAを40重量部存在させて、粘着付与剤の他に改質剤
を添加した。それらのデーターは、線状の酸及びアルコールは接着強度増大剤と
して、その分枝状の対応物よりもより効果的であることを示している。酸の場合
には、より高度に分岐したネオ酸は、イソ酸よりも効果的ではない。種々のブレ
ンド及び試験結果を表1に挙げた。C13/C15はC13とC15の直鎖のアルコール
の混合物である。ECR−372Bは、ほとんどが種々の5つの及び9つの炭素原
子のオレフィン、ジオレフィン及び芳香族化合物を直鎖、環状及び/又は分枝状
で含む炭化水素粘着付与剤であり、フォーラル(Foral)105及びベビライト(Be
vilite)62-107はエステルガムである。
実施例2
特定のホットメルト接着剤のT形剥離強度における接着圧力の効果を測定した
。実施例1に記載した操作を行った。28%の酢酸ビニルを含有するエチレン−酢
酸ビニルコポリマーを、ほとんどが種々の5つ及び9つの炭素原子のオレフィン
、ジオレフィン及び芳香族化合物を直鎖、環状及び/又は分枝状で含む炭化水素
粘着付与剤であるECR−372B、エステルガムであるフォーラル105及びベビラ
イト62-107及び改質剤とブレンドした。そのブレンド及び、100乃至200psiで
のT形剥離強度を表2に示す。
前記から明らかなように、製造された物質及び行われた操作は広範な発明の特
定の態様に関する。発明の形態が例示され記載されたが種々の改変が本発明の精
神及び範囲から逸脱せずに成しえることが、前記の一般的な記載及び特定の態様
から明らかである。従って、本発明はそれらにより限定されることを意図するも
のではない。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年5月1日
【補正内容】
翻訳文1頁下から11行乃至6頁19行の補正
強度が乏しい。従って、添加されたときに、極性粘着付与剤と結合されたエチレ
ン−酢酸ビニルコポリマーの接着強度を増大することと同様に非極性粘着付与剤
とブレンドされたエチレン−酢酸ビニルコポリマーの接着強度を増大する改質剤
を開発することが望まれている。
欧州特許公開0-045-567には、18以上の炭素原子を有する高分子量のα−オレ
フィンを無水マレイン酸と加熱することにより製造された高分子量のアルケニル
コハク酸無水物により、さらに改質された粘着付与剤エチレンコポリマーを含有
するホットメルト接着剤について論じられている。発明の概要
本発明は、エチレンコポリマー、粘着付与剤及び改質剤のブレンドに関する。
エチレンコポリマーは、エチレンと1つ以上の極性モノマー、好ましくはエステ
ル、酸、アルコール等を含む。改質剤は、脂肪族構造に沿って1つ以上の極性基
を有する直鎖又は分枝鎖の脂肪族炭化水素を含む。極性基は、1つ以上の酸、ア
ルコール、エステル、アミド、アミン、ケトン、アルデヒド又はそれらの混合物
等であることができる。それらのブレンドは接着剤等として用いられる。好ましい態様の記載
本発明は、一般的に、接着剤、好ましくはホットメルト接着剤、ホットメルト
感圧接着剤及び感圧接着剤を製造するための、粘着付与剤及び改質剤とブレンド
したエチレンコポリマーに関する。ブレンドにおいて用いることができるエチレ
ンコポリマーには、いずれかの極性モノマーと共重合されたエチレンコポリマー
が含まれる。極性モノマーの例には、酸ビニル、アルコール、エステル等がある
が、それらに限定されない。好ましい例としては、メタクリル酸アルキル、アク
リル酸アルキル、アルキルメタクリル酸及びアルキルアクリル酸が含まれる。適
するモノマーのより好ましい例には、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、
メタクリレート、メタクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸メチルが含まれる。他の態様においてエチレンコポリマーはエチレ
ンとα−オレフィン好ましくは、C3乃至C8α−オレフィンのポリマーである。
例としては、エチレン/ヘキセン、エチレン/ブテン及びエチレン/オクテンコ
ポリマー等が含まれる。
極性モノマーは、典型的にはコポリマー中に約1乃至約60重量%、好ましくは
5乃至約50重量%、さらに好ましくは約15乃至約40重量%存在する。それらのコ
ポリマーは、その技術分野で公知の多くの方法により製造され、多くの形態で市
販されている。例えば、エチレン酢酸ビニルコポリマーは、高圧ラジカル重合に
より製造され、エクソンケミカルカンパニーからエスコレン(ESCORENE
)(商標名)で購入できる。
本発明のブレンドにおいて用いられる粘着付与剤には天然の又は合成の粘着付
与剤が含まれる。粘着付与剤は、極性又は非極性で固体又は液体又は両方であり
得る。適する粘着付与剤には、ロジン、エステルガム、タル油エステルガム、線
状、分枝状又は環状鎖脂肪族粘着付与剤又は、線状、分枝状又は環状脂肪族成分
の混合物を含有する粘着付与剤、テルペン又はそれらの混合物等が含まれるが、
それらに限定されない。好ましい粘着付与剤には、脂肪族化合物及び脂肪族化合
物の混合物及びエステルガムが含まれる。特定の好ましい粘着付与剤には、EC
R−372B、ほとんどが種々の5及び9の炭素を有するオレフィン、ジオレフィ
ン及び芳香族化合物を線状、環状及び/又は分枝状形態において含む炭化水素粘
着付与剤、エステルガムであるフォーラル(Fora1)105及びべビライト(Bevili
te)62-107Bが含まれる。粘着付与剤は、ブレンド中に約80重量%以下の量、好
ましくは約20乃至約60重量%、さらに好ましくは約40乃至約60重量%存在する。
ブレンドにおいて用いられる改質剤は、脂肪族構造に沿って結合された1つの
又は複数の極性基を有する、脂肪族の線状又は分枝状鎖炭化水素である。改質剤
は、典型的には、脂肪族構造に沿って1つの極性基を有する、C5−C20、好ま
しくはC10−C15、さらに好ましくはC12−C15の線状又は分枝状鎖の脂肪族炭
化水素又はそれらのブレンドである。脂肪族構造に沿って存在できる極性基には
、酸、アルコール、エステル、アミド、アミン、ケトン、アルデヒド、酢酸塩、
エーテル等が含まれる。極性基の好ましい例には、アルコール、酸及びエステル
が含まれる。
一般的に、線状脂肪族炭化水素を含む改質剤は、分枝状脂肪族炭化水素の改質
剤よりも効果的であることが見出だされた。他の好ましい改質剤には、脂肪族鎖
の末端に結合された極性基を有する線状脂肪族化合物が含まれる。改質剤の例に
は、線状及び/又は分枝状オクタノール、デカノール、デカナール、トリデカノ
ール、トリデカナール、n−ヘプタン酸、n−ノナン酸、イソオクタン酸、イソ
トリデカン酸、ネオヘプタン酸、ネオデカン酸、ヘプタナール、酢酸ヘプチル、
ヘプタノン、ヘプチルアミン、ヘプチルアミド、ヘプチルエーテル、酢酸オクチ
ル、オクタナール、酢酸オクチル、オクタノン、オクチルアミン、オクチルアミ
ド、オクチルエーテル、酢酸ノニル、ノナナール、酢酸ノニル、ノナノン、ノニ
ルアミン、ノニルアミド、ノニルエーテル、酢酸デシル、デカナール、酢酸デシ
ル、デカノン、デシルアミン、デシルアミド、デシルエーテル、酢酸トリデシル
、トリデカナール、トリデカノン、トリデシルアミン、トリデシルアミド、トリ
デシルエーテル、ドデカノール、ドデカン酸、酢酸ドデシル、ドデカノン、ドデ
シルアミン、ドデシルアミド及びドデシルエーテルがある。好ましい改質剤には
、エクサル(Exxal)L1315、C13及びC15の線状脂肪族アルコール、酢酸デシ
ル、酢酸トリデシル及びドデカン酸の混合物が挙げられる。
それらの改質剤は、一般的に市販の生成物であり、エクソン・ケミカル・カン
パニー、アルドリッチ(Aldrich)、アルファー(Alfa)等のような化学会社か
ら購入できる。ドデカン酸のような改質剤のいくらかは天然に生成する組成物で
あり、その他は、石油流れの酸化生成物である。これらの組成物を製造すること
又は購入することは当業者の技術の範囲内である。
それらの改質剤は、典型的には、約0.05乃至約20重量%、好ましくは約1.0乃
至約15重量%、さらに好ましくは約2乃至約10重量%、組成物のブレンド中に存
在する。ワックス、抗酸化剤及び、本技術分野で公知の他の添加剤が本発明のブ
レンドに任意成分として添加される。それらの添加剤には、光安定剤、抗酸化剤
、紫外線安定剤、充填剤、可塑剤、潤滑剤、着色剤等がある。
充填剤の例には、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、タルク及びク
レーのような無機充填剤が含まれ、有機充填剤には、高スチレン樹脂、クマロン
−インデン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、改質メラニン樹脂及び石油樹脂が
含まれる。
潤滑剤の例には、油、ワックス、パラフィン及び液体パラフィンのような石油
タイプの潤滑剤;コールタール、コールピッチのようなコールタールタイプの潤
滑剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ココヤシ油及びタル油のような脂肪酸油
タイブ潤滑剤;密蝋、カルナバ蝋及びラノリンのようなワックス;リシノール酸
、パルミチン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム及びラウリン
酸亜鉛のような脂肪酸及び脂肪酸塩;及び石油樹脂のような合成重合物質が含ま
れる。
可塑剤の例には、炭化水素油、パラフィン、芳香族及びナフテン油、フタル酸
エステル、アジピン酸エステル・セバシン酸エステル(subacicacidester)及び
燐酸タイプ可塑剤が挙げられる。
着色剤の例は、有機又は無機顔料、染料及びインクである。
ブレンドは、エチレンポリマー、粘着付与剤等をブレンドする技術において公
知の通常の方法により製造される。例えば、エチレン−酢酸ビニルコポリマーを
受け器に入れ、加熱し、攪拌する。粘着付与剤を受け器に加え、改質剤を均質な
分散ができるように、受け器に添加する。本発明のブレンドは、改質剤を含有し
ない同様のブレンドと比べ、改良された接着剤特性を有する。
本発明のブレンドは、アスファルト、セメント、金属(アルミニウムを含む)
、(MYLAR)(商標名)、ポリマー(ゴム、プラスチック、熱可塑性樹脂の
ようなポリオレフィンを含む)、ガラス、セラミック、木、紙、岩、鉱物及び塗
料、厚紙(cardboard)等のような支持体の接着剤として用いられる。好ましい
例には、ポリエチレン、ポリプロピレン及びアルミニウムが挙げられる。それら
の接着剤は又は、積層物として、ホットメルト接着剤は又、圧感接着剤として、
製本用接着剤として、包装用接着剤として、構造用接着剤として、自動車用接着
剤として、木用接着剤として、椅子張り用接着剤として、アスファルト等に対し
てレフレクターを付着するための接着剤としても用いられる。好ましい使用には
、ホットメルト接着剤、圧感接着剤等が含まれる。
下記は本発明の態様の例であり、本発明の制限と解釈すべきではない。実施例
下記の実施例において、種々の粘着付与剤と改質剤を用いて、28重量%の酢酸
ビニルを含むエチレン−酢酸ビニルに基づく一連のホットメルト接着剤(HMA
)を配合した。物質を覆う一面の窒素を用いて約150℃の温度でステンレス鋼ビ
ーカー中で配合物を製造した。静止状態で成分が溶融したら、それらの物質の上
にちようど接触するプロペラー型攪拌機をそれらの成分を混合するのに用いた。
目視検査により均質のブレンドになったと示された後、30分間攪拌を続けた。
各々のHMA配合を広げ、接着に適する薄いフイルムを形成した。HMAをオ
ーブン中で150℃に加熱し、次に8つのパスアプリケーターの0.006インチの溝を
用いて剥離紙に広げた。得られたフイルムは約0.005インチの厚さを有した。H
MAフイルムを、0.004インチ厚さのポリプロピレンのキャストフイルムを接着
するのに用いた。150℃に加熱された熱圧プレスにおいてシールを作り、接着剤
を約100psiの圧力を用いて10秒間ポリプロピレンフイルムの間にはさんだ。
1/32インチ厚さのアルミニウムの熱盤を用い、ポリプロピレンフイルムをプレ
スの熱盤から分離させた。シール後、約100psiの圧力を用いて約25℃におけ
る、水で冷却した熱盤の間で接着を冷却させた。T形剥離試験の目的で、0.5イ
ンチのストリッブを、接着したプロピレンフイルムとHMAのサンドイッチから
切った。接着強度を評価する前に試験片を、最短で48時間熟成させた。
室温で2インチ/分の伸長速度及び2ポイント/秒のサンプリング速度でT形
剥離、接着強度の測定の、試験をインストロン(Instron)4505試験フレームに
おいて行った。滑り/粘着破壊のみを示す接着剤の場合(滑り/粘着は、一貫性
のない接着破壊及び/又は広範に変動する剥離力である)は、力/歪みプロット
におけるビークの平均としてT形剥離をとった。同じ試料により、滑らかな剥離
及び滑り/粘着の両方を示す場合には、滑らかな剥離領域の平均値をT形剥離強
度としてとった。各々のHMA配合にっいて、5つの試料を試験し、その結果を
平均した。実施例1
下記の実験において、EVAを40重量部存在させて、粘着付与剤の他に改質剤
を添加した。それらのデーターは、線状の酸及びアルコールは接着強度増大剤と
して、その分枝状の対応物よりもより効果的であることを示している。酸の場合
には、より高度に分岐したネオ酸は、イソ酸よりも効果的ではない。種々のブレ
ンド及び試験結果を表1に挙げた。C13/C15はC13とC15の直鎖のアルコール
の混合物である。ECR−372Bは、ほとんどが種々の5つの及び9つの炭素原
子のオレフィン、ジオレフィン及び芳香族化合物を直鎖、環状及び/又は分枝状
で含む炭化水素粘着付与剤であり、フォーラル(Foral)105及びベビライト(Be
vilite)62-107はエステルガムである。
請求の範囲の補正
請求の範囲
1.(a)エチレン及び極性モノマーのコポリマー、
(b)粘着付与剤及び
(c)5乃至20の炭素原子及び脂肪族構造に沿って結合された1つの極性基
を有する、線状鎖又は分枝状鎖の脂肪族炭化水素を含み、双極子を有する無水物
を除く改質剤
のブレンドを含む組成物。
2.極性モノマーが酸、アルコール又はエステル、好ましくはメタクリル酸アル
キル、アクリル酸アルキル、アルキルメタクリル酸、アルキルアクリル酸又は酢
酸ビニルであり、極性モノマーは、エチレンポリマーの重量に基づいて1乃至60
重量%存在する、請求項1に記載の組成物。
3.粘着付与剤は、極性又は非極性のロジン、エステルガム、線状鎖の脂肪族化
合物、分枝状鎖の脂肪族化合物、環状脂肪族化合物又は、線状鎖の脂肪族化合物
、分枝状鎖の脂肪族化合物及び環状脂肪族化合物の混合物、テルペン又はそれら
の混合物である、請求項1又は請求項2に記載の組成物。
4.改質剤が、脂肪族鎖に、好ましくはその末端において結合されている、1つ
のアルコール、酸、エステル、アミド、アミン、ケトン、アルデヒド、エーテル
又は酢酸塩基又はそれらの混合物を有する、直鎖又は分枝鎖のC5乃至C20の脂
肪族化合物である、請求項1乃至3のいずれか1請求項に記載の組成物。
5.改質剤が、ドデカノール、オクタデカノール、オクタノール、デカノール、
トリデカノール、ヘプタン酸、ノナン酸、ドデカン酸、オクタデカン酸、トリデ
カン酸、ヘプタン酸、デカン酸、酢酸ヘブチル、酢酸オクチル、酢酸ノニル、酢
酸ノニル、酢酸デシル、酢酸トリデシル又はそれらの混合物であり、コポリマー
がエチレン−酢酸ビニルコポリマーである、請求項1に記載の組成物。
6.改質剤が1乃至15重量%存在し、粘着付与剤が非極性である、請求項1に記
載の組成物。
7.ニチレンと極性モノマーのコポリマーを、粘着付与剤及び、1つの極性基を
含む、C5乃至C20の直鎖又は分枝鎖の脂肪族炭化水素であり、双極子を有する
無水物を除く改質剤とブレンドすることを含む、接着剤の接着を改良する方法。
8.改質剤が、C5乃至C20の直鎖の脂肪族アルコール、酸、エステル、アミド
、アミン、ケトン、エーテル、アルデヒド又ばそれらの混合物、好ましくは、脂
肪族鎖の末端に結合された1つのアルコール、酸、エステル、アミド、アミン、
ケトン、アルデヒド又はエーテル基を有するものである、請求項7に記載の方法
。
9.粘着付与剤が非極性であり、好ましくはロジン、エステルガム、タル油ロジ
ン、直鎖脂肪族化合物、分枝鎖指肪族化合物、環状鎖脂肪族化合物、直鎖脂肪族
化合物及び分枝鎖脂肪族化合物の混合物、直鎖脂肪族化合物と環状脂肪族化合物
及び分枝鎖脂肪族化合物の混合物、テルペン又はそれらの混合物である、請求項
7に記載の方法。
10.極性モノマーがメタクリル酸アルキル、アルキルメタクリル酸、酢酸ビニル
又はアクリル酸であり、コポリマーの重量に基づいて0.001乃至約60重量%存在
する、請求項7に記載の方法。
11.請求項1の組成物を含む、積層物、ホットメルト接着剤、圧感接着剤、製本
用接着剤、構造用接着剤、椅子張り用接着剤、木用接着剤、自動車用接着剤、セ
メント用接着剤又はアスファルト用接着剤。
12.金属、プラスチック、熱可塑性樹脂、ゴム、ポリオレフィン、ガラス、セラ
ミック、鉱物、岩、木、紙、塗料、厚紙(cardboard)、アスファルト又はセメ
ントに被覆した、請求項1の組成物。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C09J 123/08 JCB 7107−4J C09J 123/08 JCB
JCH 7107−4J JCH
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)エチレン及び極性モノマーのコポリマー、 (b)粘着付与剤及び (c)5乃至20の炭素原子及び脂肪族構造に沿って結合された1つの極性基 を有する、線状鎖又は分枝状鎖の脂肪族炭化水素を含む改質剤 のブレンドを含む組成物。 2.極性モノマーが酸、アルコール又はエステル、好ましくはメタクリル酸アル キル、アクリル酸アルキル、アルキルメタクリル酸、アルキルアクリル酸又は酢 酸ビニルであり、極性モノマーは、エチレンポリマーの重量に基づいて1乃至60 重量%存在する、請求項1に記載の組成物。 3.粘着付与剤は、極性又は非極性のロジン、エステルガム、線状鎖の脂肪族化 合物、分枝状鎖の脂肪族化合物、環状脂肪族化合物又は、線状鎖の脂肪族化合物 、分枝状鎖の脂肪族化合物及び環状脂肪族化合物の混合物、テルペン又はそれら の混合物である、請求項1又は請求項2に記載の組成物。 4.改質剤が、脂肪族鎖に、好ましくはその末端において結合されている、1つ 以上のアルコール、酸、エステル、アミド、アミン、ケトン、アルデヒド、エー テル又は酢酸塩基又はそれらの混合物を有する、直鎖又は分枝鎖のC5乃至C20 の脂肪族化合物である、請求項1乃至3のいずれか1請求項に記載の組成物。 5.改質剤が、ドデカノール、オクタデカノール、オクタノール、デカノール、 トリデカノール、ヘプタン酸、ノナン酸、ドデカン酸、オクタデカン酸、トリデ カン酸、ヘプタン酸、デカン酸、酢酸ヘプチル、酢酸オクチル、酢酸ノニル、酢 酸ノニル、酢酸デシル、酢酸トリデシル又はそれらの混合物であり、コポリマー がエチレン−酢酸ビニルコポリマーである、請求項1に記載の組成物。 6.改質剤が1乃至15重量%存在し、粘着付与剤が非極性である、請求項1に記 載の組成物。 7.エチレンと極性モノマーのコポリマーを、粘着付与剤及び、1つ以上の極性 基を含む、C5乃至C20の直鎖又は分枝鎖の脂肪族炭化水素である改質剤とブレ ンドすることを含む、接着剤の接着を改良する方法。 8.改質剤が、C5乃至C20の直鎖の脂肪族アルコール、酸、エステル、アミド 、アミン、ケトン、エーテル、アルデヒド又はそれらの混合物、好ましくは、脂 肪族鎖の末端に結合された1つのアルコール、酸、エステル、アミド、アミン、 ケトン、アルデヒド又はエーテル基を有するものである、請求項7に記載の方法 。 9.粘着付与剤が非極性であり、好ましくはロジン、エステルガム、タル油ロジ ン、直鎖脂肪族化合物、分枝鎖脂肪族化合物、環状鎖脂肪族化合物、直鎖脂肪族 化合物及び分枝鎖脂肪族化合物の混合物、直鎖脂肪族化合物と環状脂肪族化合物 及び分枝鎖脂肪族化合物の混合物、テルペン又はそれらの混合物である、請求項 7に記載の方法。 10.極性モノマーがメタクリル酸アルキル、アルキルメタクリル酸、酢酸ビニル 又はアクリル酸であり、コポリマーの重量に基づいて0.001乃至約60重量%存在 する、請求項7に記載の方法。 11.請求項1の組成物を含む、積層物、ホットメルト接着剤、圧感接着剤、製本 用接着剤、構造用接着剤、椅子張り用接着剤、木用接着剤、自動車用接着剤、セ メント用接着剤又はアスファルト用接着剤。 12.金属、ブラスチック、熱可塑性樹脂、ゴム、ポリオレフィン、ガラス、セラ ミック、鉱物、岩、木、紙、塗料、厚紙(cardboard)、アスファルト又はセメ ントに被覆した、請求項1の組成物。
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