JPH08509153A - 注射筒のインジェクタモジュールと、このインジェクタモジュールを装着した充填済み注射筒 - Google Patents

注射筒のインジェクタモジュールと、このインジェクタモジュールを装着した充填済み注射筒

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JPH08509153A
JPH08509153A JP7521095A JP52109595A JPH08509153A JP H08509153 A JPH08509153 A JP H08509153A JP 7521095 A JP7521095 A JP 7521095A JP 52109595 A JP52109595 A JP 52109595A JP H08509153 A JPH08509153 A JP H08509153A
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メイェール,ガブリエル
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メディコル ホールディング ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、インジェクタモジュール(40)と、このモジュールを含む1または2区画注射筒に関する。このモジュールは、円筒状の本体(41)と、モジュールの一端に取り付けた注射針(43)と、該注射針の保護スリーブとを含む。スリーブは、前記円筒状の本体(41)と同軸に嵌合摺動することによって取り付けられ剛性の単一部材からなっている。円筒状の本体には、前記剛性の円筒状スリーブの円環状の内側リム(50)と協働するようになっている少なくとも1つの可撓性のタブ(47)を設けたスリーブが前進位置へ移動したときに、スリーブを戻り止めする装置を形成してある。可撓性タブ(47)は、傾斜した端部(47a)と、内側リムと協働するようになっている丸められた辺縁(47b)を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 注射筒のインジェクタモジュールと、 このインジェクタモジュールを装着した充填済み注射筒 本発明は、注射筒を構成するインジェクタモジュールに関し、このモジュール は、円筒状の本体と、本体の近い端に取り付けた注射針と、円筒形で本体と同軸 に配置されている前記針を保護するスリーブとを含み、このスリーブは、前記針 を露出する後退位置と、前記針を覆い隠す前進位置の間で可動式となっている。 本発明はさらに、少なくとも1種類の薬剤、または別の成分と混合することで 、薬剤を構成するような1つの成分を含む、1つまたは2つの区画を備えた充填 済みの注射筒にも関する。 この注射筒は、円筒状の本体と、本体の近い端に取り付けた注射針と、円筒状 で前記本体と同軸に配置されている、前記針を保護するスリーブとを含むインジ ェクタモジュールを含み、前記スリーブは、前記針を露出する後退位置と、前記 針を覆い隠す前進位置の間で可動式となっている。注射筒は、前記薬剤または薬 剤の成分を含む区画を形成する少なくとも1つの容器を含むコンテナ・ピストン モジュールと、前記容器に付随する封止部材とを有し、前記封止部材は、ピスト ンの役目を果たさせるために、容器内側を摺動するようにしてあり、前記容器は 、ピストン軸の役割を果たすように、前記本体の内部で摺動するようにしてある 。 薬剤の成分と、この薬剤の患者への投与方法に関する基準を規制し、また規定 している米国政府の2機関「食品医薬品局(FDA)」と「病院薬剤師会(AS HP)」では、必須ではないが、使用後に、装置内部へ針を引き込むことが出来 るような注射装置の使用を推奨している。医薬品業界はこの方向に移行しつつあ り、また病院関係者、とりわけ臨床からの要請も、この方向に向かっている。 実際に、ある種のウィルス感染症の危険性から、使用済み注射針または同様な 物によって行う穿刺の後での感染事故を回避するために、最大限の注意を払うよ うになってきている。 負傷事故から医療関係者を保護するために、非常の多くの手段が考案されて入 る。1931年には、すでにこのような手段が、特許番号第1,921,034 号として米国特許となっている。2つの伸縮式部材としたレセプタクルの内部に シリンジを取り付けることにより、医療従事者が偶発的にでも針と接触すること なく、注射を行える。そのため、少なくともこの時点において、格納可能な注射 針の原理は公知となっている。 1951年の米国特許第2,571,653号は、危険無く操作できるように 、注射針を内部に格納するスリーブへ本体を係合させるような注射筒を開示して いる。使用時に、注射筒の本体に対して引き込まれたピストンにスリーブを連動 させることにより、注射針を露出させ、注射筒の効果的な利用が出来るようにな る。 これらの手段は、どれも注射筒の使用後に、針の密閉的、効果的、不可逆的保 護を行なえないという不便を有している。実際に、連続的保護は、基本的に保管 中の注射針を含めて、皮下針を包含するスリーブによって構成され、使用時に、 この針が露出するようになっている。 医療従事者の保護を目的として、患者に注射を行なった後に、この注射針の格 納を行なうようにしたものは提供されていない。 これらの装置に開示されている例に他に、米国特許第4,738,663号、 第4,631,057号、第4,573,976号、第4,425,120号が あるが、それら自体は、周知の皮下針のための各種の保護を図っている。 特に米国特許第5,061,251号に記載されている装置は、この問題を解 決することを目指したものである。 この装置は、ピストン軸にスプリングを設け、スプリングにより、圧縮時には 、保護スリーブの外に針を露出させられるようになっている。この装置を機能し うるようにするには、注射筒の本体内部とピストンとの摩擦を、スプリングによ って加えられる圧縮力よりも強くしておき、薬剤が注射以前に注射筒から漏出し ないようにする必要がある。スプリングが当接したときにだけ、ピストンが移動 を開始して注射針の方へ注射可能な薬剤を圧出できるようにする。 スプリングの作用による反作用は一定であり、注射針をスリーブ内部へ引き込 もうとする。そのため、この注射筒を用いた溶液の吸引は不可能である。 同様に、注射針が静脈内に確実に挿入されたかを確認するため、注入の直前に 患者の血液を吸引してみることによる「静脈検査」と呼ばれる操作の実施は困難 である。施術者は、片手で、スプリングを圧縮して圧縮状態に維持し、他方の手 で吸引を行なうためにピストン軸を引かなければならない。 フランス国特許公開第2,617,718号に開示されている装置は、充填済 み注射筒の場合に、注射の前後において注射針保護の問題を解決するための解決 方法をもたらすことを意図したものである。 保存時には、注射針の滅菌状態を、伸展状態のスプリングの圧力の作用により 、保護カバーの円錐状の部分とスリーブの円錐状の部分の協動によって確保する 。保護カバーに作用する最小限の圧力で円錐状の部分を延伸させるので、注射針 を注射筒の外部に連通させることになる。注射針の滅菌状態は、このようにして 簡単に破れてしまい、この種の事故を防止するための方策はなにも講ぜられてい ない。 注射を行なうには、施術者は、保護カバーの端部を患者の皮膚に強く押し付け なければならない。 押し付ける力は、注射針がカバーの端部の壁を穿通するためと、強くスプリン グを圧縮してスリーブを後退させることによって、ピストンに係合させ、溶液を 押し出させるために、非常に重要である。 これらの力は、患者の皮膚に直接作用するため、結果的に、圧痕、内出血、注 射処置中に継続する痛みなどを伴うことになる。施術者が、注射筒の容器の底に つくまで押すのを止めると、注入は止まり、保護カバーは患者皮膚の注入位置か ら後退しつつ注射針を被覆する。静脈検査は実施不可能である。 注入完了後または何らかの理由で中断した後、保護カバーに結合してあるスプ リングの伸展動作により、逆行しないようにする手段は設けられていない。実際 に、ごく僅かな圧力をカバーにかけるだけで、注射針は露出してしまい、医療従 事者に対する確実な保護をなし得ないことになる。感染事故の危険は明らかであ る。 ほかの例が、ヨーロッパ特許公開第0,288,879号、同第0,331, 452号に開示されており、本体と、注射針保護スリーブを設けた注射筒を示し ている。スリーブは、注射筒の使用後に前進位置へ移動できるように摺動する。 注射筒本体は、堅固な斜面と注射針保護スリーブを含み、スリーブは、注射筒の 使用後に刺傷事故から使用者を保護することを目的としたものであり、斜面と協 働する弾力性のある部分を設けて、スリーブ位置のロックを確実にするクリック 機構を構成している。 「剛性斜面」式装置は、注射筒本体の前面での保護スリーブの組み立てが非常 に困難である。剛性斜面は斜面と停止部を越えて動かすのに、スリーブの弾性変 形による圧入組み立てを可能としている。このようなスリーブの可撓性は、前進 位置におけるスリーブの不可逆的な係止の意味合いとは両立しないものである。 スリーブが組み立て易いほど柔軟であれば、戻り止め機能は不確実になる。ス リーブが硬すぎると、またはスリーブの内径と本体の外径の差が、戻り止め差用 を確実にするため2つの部材のあいだを強く締めつけるようなものであれば、ス リーブが本体の剛性斜面を通過できるようにするために必要な力は、組み立ての 際または前進位置に配置する際に受け入れられないほど大きくなる。係止手段は 、組み立て時に損傷されるかまたは施術者がかける力が大きくなりすぎて、快適 な使用ができなくなる。 さらに、本体のタブを取り除き充填済みの状態で、高速に製造可能な注射筒を 得るようにするための工夫は、何もなされていない。タブが存在するために、注 射筒をパケット単位に取りまとめて、ひとつのパケットのすべての製品を同時処 理することができず、たとえば組み立て装置または充填装置から別の作業装置へ 、1本づつ注射筒を搬送することになる。 さらに、係止手段を損傷する危険なしに本体へスリーブを組み付けるため、ま た施術者が保護スリーブを前進位置に配置する際の斜面通過時に不可避な過剰な ガタを防止するために、何も設けられていない。これ以外にも、スリーブの案内 と前進位置にした場合に本体の延長線上に維持するためにも、何も設けられてい ない。 一方、剛性斜面の通過時に伸縮自在になるようにしたとすると、注射筒本体の 外径に係わらず、前進位置での不可逆的なロックを実現するための内部の剛性の 円環状のリムを設けることは出来なくなる。このような構造では、直径の大きな 注射筒でしか機能し得ないことになる。この不利は、注射筒本体に取り付けうる ようになっている部分が、狭窄して終止していることで、いっそうひどくなる。 この狭窄は、一般に使用される型抜きによる一体成型技術において、大きな角度 を含む内面の剛性リムの実現を妨げている。 公知のすべての装置には、使用上に制限があり、工業的に充填し滅菌した、高 速の標準的装置により製造される注射筒を使用することが出来ない。 本発明は、高速製造時の問題、ならびに使用時の問題に対する解決手段を有す る装置を提供するもので、特に、あらゆる使用法における滅菌薬剤の保存、輸送 または注射に関して、なかでも、使用後に安全にするべき注射針を用いて患者に 直接注射する場合の最近の薬局方の要求に応えるものであり、前述の不利や不便 の緩和を図ったものである。 上述の目的は、本発明によるインジェクタモジュールにより実現される。この モジュールは、前記スリーブが、モジュール本体に同軸的に包含摺動して取り付 けられるようになっている剛性ある一体型部材から構成されていること、前記モ ジュールの円筒状の本体が、持針部受管を取り囲むスカートを含み、前記スリー ブが、前記前進位置に移動したときに戻り止め装置を形成するように、前記剛性 の円筒状のスリーブの内側の円環状のリムと協働するようにした、少なくとも1 つの可撓性のタブを含みまた前記スリーブが前進位置にあるときに、このスリー ブの移動範囲を制限するように、前記スリーブの前記内側の円環状のリムと協働 するようにした少なくとも1つのストッパーを含むことを特徴としている。 第1の実施態様として、前記ストッパーを、剛性のタブとすることが出来る。 第2の実施態様として、前記ストッパーを、可撓性タブとすることが出来る。 実施の変形例として、前記円環状のストッパーを、前記円環状のスカートの外 側に突出する円環状のリムとすることが出来る。 実施の別の変化例として、前記スカートを、直径方向に対向させた可撓性の2 つのタブを含むものとし、前記ストッパーは、直径方向に対向し、各々前記可撓 性のタブのあいだに配置してある円形の2つの部分に延出する突出したリムとす ることが出来る。 前記ストッパーは、前記スカートに対して突出する前記円環状のリムを制限す る鋭角の肩を含むと有利であり、前記スリーブの前記内面の円環状のリムは、こ のスリーブの内壁に対して鋭角の肩で制限される。 この肩とスリーブの内壁とのなす前記鋭角な角度は、90度と等しいかまたは それ以下であり、かつ可撓性の前記タブの端部の角度、および前記スカートに対 して前記スリーブの突出している円環状のリムを制限する鋭角な角度と対応して いる。 可撓性のタブは、傾斜した端部に対向して前進位置となる時点で、内側のリム の肩と協動するようにしてある丸めた縁を含んでいるのが有利である。 好適な実施例においては、前記スリーブは、おおむね円筒状をなし、前記内面 の円環状のリムの高さでの内径は、円筒状の本体の外径とほぼひとしくしてある 。 ある実施例においては、前記スリーブは、全体が閉じた剛性で横方向の壁また は前記スリーブの周辺に同心円状の複数の開口部を有する壁を備え、これらの開 口部は、スカートのタブを挟む顎が通れるようにしてある。 さらに前記スリーブには、端部の一方、遠い端と隣接する周辺部の少くとも一 部に、横方向へ対称的に延出する把持手段を設けてあり、これらの把持手段は、 横方向の2つのタブまたは円環状の縁を有している。 また本発明の目的は、前記して定義したような注射筒であって、前記スリーブ が、インジェクタモジュールの本体上に同軸的に摺動で取り付けられるようにな っている剛性の一体型部材から構成されること、前記インジェクタモジュールの 円筒状の本体は、持針部を包囲するスカートを含み、このスカートは、前記スリ ーブを前記前進位置にしたときに戻り止め装置を形成するように、前記剛性の円 筒状のスリーブの円環状の内側リムと協働するようになっている少くとも1つの 可撓性のタブと、前進位置にあるときに、スリーブの行程を制限するため前記ス リーブの前記内側の円環状のリムと協働するようになっている少なくとも1つの ストッパーとを含むことを特徴とする注射筒によっても達成される。 前記容器・推進手段モジュールは、前記円筒状の本体と、本体に係合しピスト ン軸を備えるピストンを含んでいると有利である。 ある実施の態様においては、前記容器・推進手段モジュールは薬剤容器を含み 、前記容器は、一端を封止してあり、容器と注射針を連通させるようになってい る管状の軸を含む輸液装置に結合した塞栓・ピストン・弁で、他方の端部を閉塞 してある。 別の実施例においては、前記容器モジュールは薬剤容器を含み、前記容器は、 一端を封止してあり、他端を塞栓で封止してあり、この塞栓は、1つの先端を円 筒状の本体の内部に向けてある両尖穿剌針型の注射針で穿孔できるようにしてあ る。 さらに別の実施例においては、前記容器モジュールの一端は、ピストン軸を受 け入れるようにした塞栓で閉じられ、他端は、1つの先端を円筒状の本体の内部 に向けてある両尖穿刺針型の注射針で穿孔するように、はめ込んであるメンブレ ンとカプセルで閉じてある。 本発明については、各種の実施態様についての詳細な説明と、添付の図面とを 参照することによって、より良く理解されると思う。図面において、 図1は、使用できる状態の本発明による注射筒の斜視図を示す。 図2は、使用後の、図1と同様の斜視図である。 図3および図4は、2部材型の注射筒の軸方向断面図で、それぞれ使用できる 状態と使用後の状態を示す。 図5、図6、図7は、本発明による注射筒のためのインジェクタモジュールの 実施態様の模式図で、図5は、モジュールの本体の後部からスリーブを組み立て る段階、図6は、本体の円環状のスカートの斜視図、図7は注射針の保護スリー ブの位置を示す。 図5Aは、本体の可撓性タブとスリーブの内側リムを示す拡大図である。 図5Bは、構造の変化に対応した図5Aと同様の拡大図である。 図5Cは、可撓性タブと内側リムの作動様式を示す。 図8、図9、図10は、本発明による注射筒のためのインジェクタモジュール の別の実施態様の略図であって、図5、図6、図7の注射筒と同様に、スリーブ は本体の前方から組み立てるようになっている。 図11、図12、図13は、本発明による注射筒の別の実施態様を示す略図で 、スリーブは本体の後部から組み立てられる。 図14、図15、図16、図17は、本発明による注射筒の別の実施態様であ って、スリーブは本体の前方から組み立てられる。 図18、図19、図20、図21は、スリーブ組み付けを本体の前方から行な う本発明の注射筒の構造を示す。 図22、図23、図24は、スリーブを前方から組み付ける採血用注射筒を示 す。 図25、図26は、歯科用カートリッジ型の注射筒を示し、スリーブは、本体 の前方または後方から区別無く装着できる。 図1および図2に示すように、注射筒10は、近い端に取り付けた注射針12 を備え、かつ薬剤を入れた容器13を含む円筒状の本体11を含んでいる。容器 13は、注射筒が単一薬剤用なら1つだけの区画、また、各区画に混合使用する 薬剤の成分を入れた2つの区画を含むことが出来る。容器は、ピストン軸として の第2の機能を有しており、患者への注射の際に、注射針12の方向へ薬剤を排 出するように施術者は軸を押す。 一方、注射筒本体には、円筒状で本体に対して同軸に、剛性の保護スリーブを 設けてあり、図1に示すように、後退したピストンと図2に示してあるような前 進したピストンの間で動かすことが出来る。 スリーブには、指をかけて保持するための部分15を設けてある。これは、ス リーブと1つの部材からなる羽根の形状または円板状とすることが出来る。羽根 を設けたスリーブは、一体成型または射出成型した合成材料の1つの部材で、ほ かのすべての組み立て操作および容器の充填操作が終わってから、注射筒本体に 取り付ける。 この実施態様の利点は、この種の充填済み注射筒の工業的製造時に、非常に重 要である。実際に、羽根つきスリーブの取り付け以外の、組み立て取り付けのす べての操作は、完全に円筒状の部材について行なわれる。このことから、すべて の操作は、相互に締めつけることが出来、かつ完全に順番通りに配置することの 出来る部材について行なうことが出来る。さらに、組み立てと充填は、非常に容 量の大きな標準的ユニットを用いて、高速で行なうことが出来る。これは、構成 部材が順序を乱したり、またもとに戻ったりするような移動の段階をすべて排除 できるためである。 その結果、医療従事者が、注射筒を効果的かつ快適に使用できるようにするの に必要な羽根を、注射筒使用後、すなわち患者により注射針が汚染されてから、 注射針による刺傷事故から医療関係者を保護するためのスリーブに組み合わせる ことにより、安全性と快適な使用の問題をすべて解決するのみならず、同時に製 造ユニットの生産性を大幅に改善することも出来る。 本体11、注射針12、注射針の保護、スリーブ14は、インジェクタモジュ ールを構成し、これが注射筒の構成部材の1つとなる。容器13とピストンの役 割を果たす塞栓(図1および図2では図示していない)は、注射筒の別の構成部 材である容器・推進手段を構成する。 図3および図4は、実施態様の一例を示すもので、注射筒10は2成分からな る形式であり、一方の成分30は、たとえば粉末または凍結乾燥したもので、区 画31に入れてあり、液状の第2の成分32は、第2の区画33に入れられる。 2つの区画31、33の組み合せにより、注射可能な薬剤の容器が構成される。 この実施例において、受け入れ側は、図4に特に図示してあるように、伸縮式 に内蔵することが出来る2つの円筒状容器31A、33Aからなっている。これ らの2つの円筒状容器31A、33Aは、連結管34で結合してあり、注射筒の 円筒状の本体11の内部に、少くとも部分的に取り付けてある。 連結管34は、第1の相で固形成分30を溶解するために、液状成分32を区 画31に移し換え、これに続けて、このようにして得られた溶液を、注射針12 の方向へ移動させる。 保管中には、2つの区画のそれぞれは、塞栓・ピストン・弁35、36で閉じ られている。保管中には、これらは塞栓の役割を果たす。使用時の第1の段階で 、2つの成分の混合を行ない、注射可能な溶液を構成する薬剤を再構成する。使 用時のつぎの段階で、この混合物を患者に注射する。最後に、スリーブ14を図 4に示し、また前述したように、前進位置へ移動する。この位置では、医療従事 者を刺傷から効果的に保護することが出来る。 前述した実施例の場合と同様に、持針部に固定した注射針12を予め装着して ある本体11と、剛性の保護スリーブ12とで、インジェクタモジュールを構成 している。容器・推進手段モジュールは、円筒状の容器31A、33Aと、連結 軸34と、2つの塞栓・ピストン・弁35、36から構成されている。 図5、図6、図7は、基本的に円筒状の本体41と、円筒状で本体と同軸の注 射針保護用の剛性スリーブ42から構成された注射筒用のインジェクタモジュー ル40を模式的に示している。 スリーブは後側から、すなわち持針部45の内側に設けた適当な連結管44に 接着してある注射針43を保持する近い端と対向する遠い端から本体へ取り付け るようにしてある。容器・推進手段モジュールは図示していない。これとは異る 方法で、使い捨て注射器、またはピストン軸の役割を独立して行なう容器を用い た充填済みの注射筒を構成するようにしても良い。 モジュールの本体の近い端は、少くとも1つの、望ましくは2つまたは複数の 、ある程度の可撓性を有し、使用しないときには、外部に僅かに突出するような 可撓性のタブを含む円環状のスカート46を設ける。一方、近い端には、円環状 のリム49からなるストッパー48を設けてあり、これも外部に向かって突出し 、前記円環状のスカート46とほぼ直角の円環状の辺縁を形成している。 モジュール本体、可撓性タブとストッパーとして用いられるリムを有する円環 状のスカート、ならびに持針部は、射出成型による合成材料の1部材からなって いる。 スリーブ42は、円環状の内側リム50と2つの側方の羽根、または、望まし くは注射時に使用者の指をかける把持部として用いられる円環状の辺縁51を含 んでいる。 このスリーブは、モジュール本体の遠い端に取り付けるようにすることもでき る。内側リム50の高さでの内径は、モジュール本体の外径と等しいか、または これよりも大きくして、近位端の方向へ簡単に摺動できるようにする。 スリーブ全体と同様に、剛性のこのリムが羽根の高さに到達したとき、可撓性 の羽根は、リムがストッパーとして機能する円環状のリム49によって形成され る円環状の縁に向かって当接するまで、円環状のスカートの内側へ向かって引き 込まれる。 可撓性のタブの端部と前記円環状の縁の間の距離が、ほぼ円環状のリム50の 大きさと等しいか、または僅かに大きいため、可撓性のタブは、円環状のリム5 0が通過したあとで復元し、スリーブは、図7に図示した位置に固定される。羽 根は完全にかくれて、注射針の保護スリーブは注射筒の使用後に剌傷から医療従 事者を保護する。 図5Aの拡大図に示してあるように、スリーブ42の内径52は、円環状の内 側リム50とほぼ同一をなして、前方または後方からスリーブを取り付けられる ようにしてある。内側リム50は、加圧成形されるのではなく、リムの両側に配 置した2つの金属鋳型の嵌合により成形し、鋭角53、54を有している。これ らの角53、54は、90度より小さいか、または等しくしてあり、傾斜した充 分な肩幅55、56でスリーブの内径52に対応させ、スリーブ42が図7に示 したように、前進位置の場合に、可撓性のタブ47とストッパー48を完全に係 合できるようにする。 肩56と協働させるため、可撓性のタブ47は、対応するタブの長手方向の軸 に対して、スリーブ42の内側リム50の鋭角とほぼ相補的な角度をなす端部4 7aを有し、前記スリーブの戻り止めを行なう。 同様に、ストッパー48は、内側のリム50の傾斜した肩55と協働させるた めに、30度から90度の間に含まれる鋭角48aとすることが出来る。 各々のタブの端部47aに対向して、傾斜した円錐形、または丸めた縁47b を設けてある。本実施例では、これは、円の4分の1、または類似の断面形状を 有している。この丸めた縁は、スリーブを前進位置に移動したときに、内側のリ ム50の肩55と協働させるためのものである。この丸めた縁のため、内側リム は、可撓性のタブを注射筒本体の内側に向かって押すことになり、スリーブの位 置決めを行なうことが出来る。 図5Bは、ひとつの変化を示すもので、さらに大きい曲線を描くという点で、 縁47bの断面形状は多少異なっている。タブ47の端部の断面に加えて、一側 で丸めた縁47bにより、また他側で端部47aにより形成される断面形状は、 図5Aの場合よりも、図5Bの場合の方が短くなっている。 図5Cは、内側のリム50とタブ47の協働を示すものである。リムが通過す る時点で、タブは、弾力的に引き込まれて、もとの位置に復帰し、スリーブ42 の位置の固定を確実にする。 タブを引き込ませる作用に加えて、端部の断面形状は、案内機構を構成してい る。これは、内側リム50の通過後に、タブが弾力的に復元して、スリーブの内 壁に当接し、これによって、スリーブを確実に案内するためである。 鋭角53、54を有する内側リム50と、可撓性タブ47とこれも相補的な鋭 角を有するストッパー48との完全な嵌合により、図7に示したように、前進位 置での嵌合の不可逆的な固定が保証される。 嵌合に関するこれらの特定の構造は、他の図面に示してあるすべてのスリーブ について、また円環状のスカートの部材について実施することが出来る。 図8、図9、図10は、前述したような円筒状の本体61と、持針部65の連 結管64に接着により固定した注射針63の保護スリーブ62を含む注射筒のた めのインジェクタモジュール60の実施の別の態様を示している。 本体61の端部には、前述の構造と同様に、可撓性のタブ67を設けた円環状 のスカート66と、少なくともひとつの可撓性のタブ69により構成されたスト ッパー68を設けてある。この可撓性のタブ69は、図6を参照して説明した円 環状のリム49と同じ役割を果たすように、剛性にすることも出来る。 スリーブ62は、本体61の前方から、即ち本体の近い端から取り付けられる 。タブ67の両端が突出して、基本的にこの様な組み付けを邪魔するので、スリ ーブには、その周辺に位置合わせした開口部70を設けてあり、一時的に前記タ ブを押し付けて、可撓性のタブ67と、少なくとも1つの可撓性のタブから構成 されるストッパー68を越えて、内側の剛性のカラーを通過させられるようにし てある適当なクリップで顎71を導入できるようにしてある。この干渉は、スリ ーブの装着だけに必要とされる。 注射筒を使用し終わったら、内側リムの形状を有するこの剛性のカラー72は 、ストッパー68からタブ67を分離するすき間73に移動し、これにより、ス リーブ位置の固定は確実になされる。 図5A、図5B、図5Cの実施例と同様に、可撓性のタブ67は、傾斜させた 端部67aと、断面形状を丸めた円錐形または傾斜した縁67bを有している。 図11、図12、図13は、図5、図6、図7を参照して説明したのと同様に 、後方から取り付けたスリーブを備える使い捨て注射筒を示す。 この場合、注射筒80は、インジェクタモジュール40と、本体41の内部、 ピストン81、ピストン軸82で形成される容器・推進手段モジュールとからな っている。スリーブ42は、本体41に遠い端から取り付けられる。本体には、 少なくとも1つ、望ましくは複数のストッパー83を設けておき、内側のリム5 0と協働して、スリーブの後退防止機能を行なわせる。 スリーブ42には、2本の指で注射筒を施術者が保持して、注射時に親指でピ ストン軸を押せるように、スリーブ42には羽根51を取り付けてあるため、こ の機能は不可欠である。この使用位置を図12に示してある。 図13は、注射後にスリーブを保安位置へ配置した注射筒を示している。 図14、図15、図16、図17は、前方から、即ち図8、図9、図10を参 照して説明したように、本体の遠い端から取り付けたスリーブを備える使い捨て 注射筒を示す。 注射筒90は、インジェクタモジュール60と、図11、図12、図13の実 施例と同様に、本体の内側部分61とピストン軸92に取り付けたピストン91 とからなる容器・推進手段モジュールとから構成されている。この場合、注射針 はキャップ93で保護される。 この様なキャップは、使い捨て注射筒80にも適用し得ることが明らかである (図11、図12、図13参照)。 図14は、本体61へのスリーブ62の取り付けの第1の段階を示す。 図15は、顎で円環状のスカート66の可撓性のタブ67、または少くとも1 つの可撓性のタブを形成する円環状のリム69を含む円環状のスカートの円錐部 分を押すつぎの段階を示す。 図16は、キャップ93を外せばすぐに使用できる状態の注射筒を示す。 図17は、保護を行なうために使用者が保護位置へスリーブを動かしたときの 使用後の注射筒を示す。 図18、図19、図20、図21は、本体の近い端から取り付けるスリーブを 備える充填済み単一薬剤の注射筒100を示す。この注射筒は、図8から図10 を参照して説明したのと同様のインジェクタモジュールを含む。逆に、容器・推 進手段モジュールは、この場合、望ましくはガラス製または同様なものからなり 、一端を封止し他端を閉塞・ピストン・弁102で閉塞してある容器101と、 インジェクタモジュールの本体104に取り付けた輸液装置103を含んでいる 。 最初の段階で、基本的に容器101の内側を針105と連通させるための管状 の軸からなる輸液装置は、閉塞・ピストン・弁102と結合されていない。この 機構は、閉塞手段の役割を果たす。近い端から、スリーブ106(図19参照) を取り付けたあと、注射筒は保存できるようになる。この状態を図20に示して ある。 図21は、スリーブを前進位置に移動させた使用後の注射筒を示す。これら2 つの段階の間で、注射筒の使用準備として、輸液装置が閉塞・ピストン・弁10 2と結合するように容器を押し込む。この結合は、輸液装置の対応する端部と連 結した持針部107が閉塞・ピストン・弁102の中央部の空洞に嵌合して、輸 液装置の管状の軸の端部が前記閉塞・ピストン・弁の予め切開してあるスリット を横断する時点で行なわれる。 直線的で比較的大きな高さを有するスリットへ、この端部が進入すると、注射 針105と容器101の内部とは直接連通させられる。スリット部分の厚さは、 塞栓・ピストン・弁102の高さの1/5から1/3の間であることと、この高 さが、たとえば少くとも1ミリメートルの管状軸の外径よりも大きく、リップに かかる横方向の圧力で、保存中に塞栓の絶対的密閉性を保持することに注意する べきである。 図22、図23、図24は、採血用注射筒100を示す。この注射筒は、図5 、図6、図7を参照して説明した注射筒とほぼ同一のインジェクタモジュールを 含む。ここでも、注射針111は、両尖でキャップ112により保護されること に注意するべきである。 栓114で封じた真空採血管113は、この場合容器・推進手段モジュールを 構成し、これの機能は、通常の採血操作の範囲内で患者の血液を吸引して溜める ことである。栓114は、針111により穿孔するようになっている。 図22は、使用前の注射筒を示し、図23は、使用中の注射筒を示し、図24 は、使用後の、スリーブを前進させて施術者を保護し採血管を引き抜いた場合を 示す。 図25と図26は、歯科用カートリッジ121を含む特殊注射筒120を示す 。インジェクタモジュールは、図22、図23、図24に示した注射筒と同様で ある。真空採血管の代わりに、歯科用カートリッジ121を取り付ける。カート リ ッジは、一端が両尖針で穿刺するようにしてあるメンブレンとキャップシール1 24で封じてあり、底部は、保存中に塞栓の機能を果たし(図25参照)、ピス トン軸123を取り付けると、ピストンの機能を果たすような栓122で封じて ある。 前述の実施例の場合と同様に、使用後に、スリーブ42を前進位置に移動させ ることにより、施術者を刺傷から保護することが出来る。 これらの実施例はどれも、組み立て方法が、遠い端から、または近い端からの どちらであっても、スリーブを注射筒使用後に前進位置へ移動させることによっ て、医療関係者の効果的な保護を行なうことが出来る。 さらに、注射筒把持用の羽根を設けてあり、他の部材は、外面がひどく粗面に ならずに、円筒状を呈しているため、組み立て操作、および充填や滅菌に失敗し た場合、一まとめにして、羽根つきスリーブを取り外せるので、これらの製品の 製造を大いに簡略化でき、製造価格も大幅に削減できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.注射筒の一部を構成するインジェクタモジュールであって、円筒状の本体 と、前記本体の近い端に取り付けた注射針と、円筒状で前記本体に同軸の注射針 保護スリーブとを含み、このスリーブは、前記注射針を露出させる後退位置と前 記注射針を被覆する前進位置の間で移動自在としてあり、前記スリーブ(42) を、前記モジュールの本体(41)と同軸に嵌合摺動させることによって組み付 けられるようになっている剛性ある単一部材から構成されるていることと、前記 モジュールの円筒状の本体は、前記剛性ある円筒状のスリーブの円環状の内側リ ム(50)と協働するようになっている少なくとも一つの可撓性のタブ(47) を含む持針部(45)を包囲するスカート(46)を含み、前記スリーブを前記 前進位置へ移動したときに、戻り止め装置を構成するようにしてあり、また前記 スリーブの前記円環状の内側リム(50)と協働するようになっている少なくと も一つのストッパー(48)をも含み、前記スリーブが前進位置にあるときに、 前記スリーブの移動範囲を制限するようにしてあることを特徴とする注射筒のイ ンジェクタモジュール。 2.前記ストッパー(68)は、剛性のタブから構成されていることを特徴と する請求項1に記載のインジェクタモジュール。 3.前記ストッパー(68)は、可撓性のタブ(69)の上に設けられている ことを特徴とする請求項1に記載のインジェクタモジュール。 4.前記ストッパー(48)は、前記円環状のスカート(46)の端部に配置 されて突出している円環状のリム(49)により構成されていることを特徴とす る請求項1に記載のインジェクタモジュール。 5.前記ストッパーは、円形をなしていることを特徴とする請求項1に記載の インジェクタモジュール。 6.前記スカートは、対角線方向に対向する可撓性の2つのタブを含み、前記 ストッパーは、前記可撓性のタブの間に配置され、かつ対角線方向に対向する2 つの円形をなして突出したリムから構成されていることを特徴とする請求項1に 記載のインジェクタモジュール。 7.前記ストッパー(48)は、前記スカート(46)に対して突出する円環 状の前記リム(49)を形成する鋭角の肩を含むことを特徴とする請求項4に記 載のインジェクタモジュール。 8.前記スリーブ(42)の円環状の内側リム(50)は、リーブ(42)の 内壁に対して鋭角(53、54)をなす肩(55、56)を形成していることを 特徴とする請求項1に記載のインジェクタモジュール。 9.前記肩と前記スリーブの内壁で形成される前記鋭角(53、54)は、9 0度以下または90度と等しいことを特徴とする請求項8に記載のインジェクタ モジュール。 10.前記鋭角(54、53)は、それぞれ前記可撓性のタブの端部の角度( 47a、67a)と前記スカートに対して、前記スリーブの突出している円環状 のリム(49)を形成する鋭角と相補的であることを特徴とする請求項1または 4または9に記載のインジェクタモジュール。 11.前記可撓性のタブ(47、67)は、傾斜した端部(47a、67a) に対向して、前記スリーブ(42、62)を前進位置へ移動したときに前記内側 のリム(50)の前記肩(55)と協働するようになっている丸めた辺縁(47 b、67b)を含むことを特徴とする請求項10に記載のインジェクタモジュー ル。 12.前記スリーブは、前記円環状の内側リムの高さにおける内径が、前記円 筒状の本体(41)の外径とほぼ等しいおおむね円筒状の形状を有していること を特徴とする請求項1に記載のインジェクタモジュール。 13.前記スリーブ(42)は、完全に閉じた剛性の横方向の隔壁を有するこ とを特徴とする請求項12に記載のインジェクタモジュール。 14.前記スリーブ(62)は、スリーブの辺縁の円環と位置合わせした複数 の開口部(70)を有する剛性の横方向の隔壁を有し、この開口部は、前記スカ ートの前記タブ(67)を挟み込む顎(71)が通過できるようにしてあること を特徴とする請求項12に記載のインジェクタモジュール。 15.前記スリーブ(42)は、その端部の一つ、すなわち遠い端に隣接する 周囲の少くとも一部に、横方向へ対称的に延出する把持手段を有することを特徴 とする請求項12に記載のインジェクタモジュール。 16.前記把持手段は、2つの横方向への羽根を含むことを特徴とする請求項 15に記載のインジェクタモジュール。 17.前記把持手段は、円環上の辺縁(51)を含むことを特徴とする請求項 15に記載のインジェクタモジュール。 18.少なくとも1種類の薬剤、または別の成分と混合することにより構成し ようとする薬剤の一つの成分を含む1つまたは2つの区画を備える充填済み注射 筒であって、円筒状の本体と、この本体の近い端に装着した注射針と、前記本体 に同軸で円筒状の前記注射針の保護スリーブとを有し、前記スリーブは、前記注 射針を露出する後退位置と、前記注射針を被覆する前進位置の間で移動自在とな っており、かつ前記薬剤または薬剤の成分を含む区画を形成する少くとも一つの 容器と、前記容器に付随する少くとも一つの塞栓とを含む容器・推進手段モジュ ールを有し、前記塞栓は、ピストンの役割を果たすように、前記容器の内部を摺 動するようにしてあり、前記容器は、ピストン軸の役割を果たすように、前記本 体の内部を摺動するようにしてあり、この注射筒は、前記スリーブを前記インジ ェクタモジュールの本体に対して同軸的に嵌合摺動することによって、取り付け られるようにしてある剛性の単一部材から構成され、前記インジェクタモジュー ルの前記円筒状の本体は、前記剛性の円筒状のスリーブの円環状の内側リムと協 働するようにしてある少くとも一つの可撓性タブを含む持針部を包囲するスカー トを含み、前記スリーブを前記前進位置に移動したときに、戻り止め装置を形成 するようにしてあり、さらに前記スリーブの前記円環状の内側リムと協働するよ うになっている少なくとも一つのストッパーも含み、前記スリーブを前進位置に 移動したときに、前記スリーブの移動範囲を制限するようになしてあることを特 徴とする充填済み注射筒。 19.前記容器・推進手段モジュールは、前記円筒状の本体と、前記本体に係 合してピストン軸を有するピストンを含んでいることを特徴とする請求項18に 記載の充填済み注射筒。 20.前記容器モジュールは、一端を閉じてあり他端が塞栓・ピストン・弁( 102)で封止してある容器(101)を含み、かつ前記注射針と前記容器を連 通させるようになっている管状の軸を含む輸液装置(103)に結合されてい ることを特徴とする請求項18に記載の充填済み注射筒。 21.前記容器モジュールは、一端を閉じてあり他端が栓(114)で塞栓し た容器(113)を含み、前記栓は、一方の先端が前記円筒状の本体内部に配置 された両尖注射針(111)で穿孔されるようにしてあることを特徴とする請求 項18に記載の充填済み注射筒。 22.前記容器モジュールは、一端がピストン軸(123)を受け入れられる ようになっている栓(122)で閉じられ、他端がメンブレンとキャップシール で封じられ、一方の先端が、前記円筒状の本体内部に配置された両尖注射針で穿 孔されるようにしてあることを特徴とする請求項18に記載の充填済み注射筒。
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