JPH08509138A - 電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法 - Google Patents

電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法

Info

Publication number
JPH08509138A
JPH08509138A JP6518161A JP51816194A JPH08509138A JP H08509138 A JPH08509138 A JP H08509138A JP 6518161 A JP6518161 A JP 6518161A JP 51816194 A JP51816194 A JP 51816194A JP H08509138 A JPH08509138 A JP H08509138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
driving
reservoir
driving fluid
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6518161A
Other languages
English (en)
Inventor
アール ジュニア ホリス,チャールズ
Original Assignee
フローラ インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フローラ インク filed Critical フローラ インク
Publication of JPH08509138A publication Critical patent/JPH08509138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/02General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials
    • A61M2205/0244Micromachined materials, e.g. made from silicon wafers, microelectromechanical systems [MEMS] or comprising nanotechnology
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14244Pressure infusion, e.g. using pumps adapted to be carried by the patient, e.g. portable on the body
    • A61M5/14248Pressure infusion, e.g. using pumps adapted to be carried by the patient, e.g. portable on the body of the skin patch type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S128/00Surgery
    • Y10S128/12Pressure infusion

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ポンプアセンブリは、ドライビング・リザーバー(23)から受容リザーバー(33)へのドライビング流体(19)の流速を選択的に制御することによって、投薬リザーバー(24)からの投薬流体(21)の輸送速度を選択的に制御するために電気化学を採用した。ドライビング・リザーバーを受容リザーバーから分離している仕切り(25)は、少なくともひとつの開口部(28)を有し、それは遠隔のプログラミング・ユニットからの電気信号によって開閉される。受容リザーバーへの流れがバリア体をゆがめて、投薬リザーバーから投薬流体を押し出す。投薬流体の流速は、一定のあるいは変動する流速を与えるように適宜プログラムでき、使用者が開始する投薬流体のパルスも提供される。電気化学を採用した輸液の制御された注入方法もまた提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法 発明の背景 本発明は、一般的な流体分配用アセンブリ(assembly)に関し、より詳しくは 、薬剤を投薬するための電気化学的に制御されたディスポーザブルの投薬用アセ ンブリに関する。 液体または薬剤を注入するプログラムは、注入時間に渡って輸液(infusate) の輸送速度を高度に制御しながら一回または多数回注射するプログラムであるの が好ましい。典型的には、輸液は、皮膚、創傷部位、または眼に直接局所的に投 与されるか、皮下、または血管系あるいは筋肉組織に直接注射される。特に、連 続的に輸送する非経口の薬物治療は、薬剤を制御しつつ輸送することにより、薬 物を急激に加えることに伴う毒性や他の副作用を低減し、治療プログラムの効率 を高めて患者の慰楽を増進させることができる。 広く用いられている輸液装置は、薬剤即ち輸液のリザーバーとなる容器と、そ れに組み合わされた投薬経路等を設けた管とを備えている。この管は、患者に直 接接続される投薬末端を有している。この投薬末端とリザーバーとの間の液体経 路には、この経路を通る輸液の流速を制御する調整装置が備えられている。 持続的に輸送する非経口治療のための伝統的で最も単純な輸液装置は、輸液を リザーバーから経路を通って患者体内まで移動させるのに重力を用いる静脈内点 滴装置である。調整装置として、管の外面に物理的に作用して投薬経路を通る流 れを制限するローラー・クランプ(roller clamp)の形状の制限器(restrictor )が備えられていることが多い。しかし、これらのローラー・クランプ制限器の 問題は、これらが、ローラー・クランプにおいて形成される輸液の静水力学的圧 力に比重を介して依存していることである。従って、このローラー・クランプは 、輸液の圧力ヘッドが低下したとき、静水力学的圧力も減少し、ローラー・クラ ンプを通る輸液の流速を比例して減少させるので、輸液の流れを正確に調整する ことができない。 この問題を解決するため、ローラー・クランプ制限器に代えて、電気的調節器 が開発された。これらの電気的調節器は、経路を通る流速を検出し、内部調節器 を通る流れの制限面積を自動的に調節して、設定した輸液速度を維持することが できる。これらの装置は静脈内点滴装置の精度を改善したが、その電気的調整器 に正しい圧力ヘッドが形成されるように、投薬リザーバーを常に患者の上方に配 置しておく必要があるため厄介であり実用的ではない。 さらに改善された輸液システムが開発されたが、それは、重力による輸液では なく、患者体内に輸液を能動的にポンプで送り込むものである。典型的には、ピ ストン、プランジャー等を、輸液を含む固定された容量の投薬リザーバーに押し 込むと、輸液が能動的に移動して、リザーバーから押し出される。これらの輸液 ポンプの例として、シリンジ・ポンプ、往復ピストン・ポンプ及び蠕動ポンプが ある。 ピストンまたはプランジャーを移動させるドライビングフォース(driving fo rce)は、一般に、バネ部材、化学ンステムまたは電源から供給される。しかし 、最も一般のドライビングフォースは、電気モーターから与えられ、それは投薬 リザーバーからの輸液の流速を制御できる。従って、輸液に懸濁された薬剤また は製剤試薬の流速は、患者の特別な要求に応じて、静脈内点滴装置より正確にカ スタマイズ(customize)することができる。 これら上述の静脈内点滴装置及び輸液ポンプは、病院環境内では完璧に許容さ れるが、いずれも歩行時装着可能ではなく患者の活動を厳しく制限する。従って 、能動的に作動する性質を持ち、小型で、ディスポーザブルであり、携帯可能な 輸液ポンプの開発を目指した研究がなされている。電力による輸送手段等は、投 薬リザーバーからの輸液の押し出しの制御に、より選択できるドライビングフォ ースを提供するが、それは元々コストが高く重量が大きいので、ディスポーザブ ル製品には適していない。従って、これらの新たに開発されたディスポーザブル 輸液ポンプは、一般に、投薬リザーバーから輸液を追い出すための操作または移 動エネルギーの源として、バネ、蒸気圧または弾性のバルーンを利用している。 一部では、これらのドライビングエネルギー源が制御できない性質を持つので 、典型的には、流れ調節する内部制限器が輸液ポンプと投薬末端の間の液体経路 に 設けられる。これらの制限器は、一般的には精密な口径(bore)の管部材または フィルター部材であり、これらは液体経路を通る輸液の流れを妨げる。不連続な 値の流速制限器が流路に組み込まれて流速の選択を達成する。これらの携帯可能 な輸液ポンプは、米国特許番号4,201,207、4,318,400、4, 386,929及び4,597,758に開示されている。 おそらく、これらの特許された装置は、輸液ポンプに携帯性を付与し、輸液の 流速の正しい選択を確実にするための不連続な値の制限器の範囲を提供する。し かし、実際には、特別な患者の要求に合った流速を正確に選択することはできな い。輸液の流速は、制限器の口径サイズ及び輸液の流動性といった多くの要因に 依存している。例えば、バルク粘度は液体ごとに変化し、さらに輸液の投薬温度 に依存している。さらに、懸濁物を含む輸液は、その懸濁粒子がボア(bore)に 詰まったりフィルター部材に引っかかったりするため、制限器を通れないことが しばしばある。従って、特別な輸液に対して設定した流速を得るためには、広い 範囲の不連続な値の制限器及び輸液の流動性の正確な知識を入手することが必要 である。しかし、経済性及び兵たん学によって、最もありふれた不連続値制限器 のみが製造され、広く入手可能とされている。 ローズ-ネルソン(Rose-Nelson)ポンプの概念に基づいた浸透輸液装置が開発 され、それは水の吸収によって作動する(S.RoseとJ.F.Nelson,「連続的長時 間注射器(A Continuous Lomg-Term Injector)」,Austral.J.exp Biol.,33 ,pp.415-420(1955))。ローズ-ネルソンのポンプは、過剰な固体塩を収容し た塩チャンバー(chamber)、輸液チャンバー及び水チャンバーという3つのチ ャンバーからなる。塩と水の区画(compartments)は、水は透過するが塩は透過 しない硬い半透膜で分離され、塩と輸液のチャンバーは、弾力性を持つダイアフ ラムで分離されている。水が塩チャンバー中に浸透して吸収されると、塩チャン バーは膨潤して、弾力性を持つダイアフラムを輸液チャンバーの方へ膨張させ、 輸液がそこから輸送オリフィスを通って行く力を与える。これらの浸透輸液装置 の例は、米国特許番号3,604,417、3,760,984、3,845, 770、4,193,398、4,474,575、4,474,048、4, 552,561、及び4,838,862に見ることができる。一般に、これら の装置の輸液 の流速では、浸透速度調節器によって制御されるが、それは、浸透圧傾斜、塩の 官能性、半透膜の面積、及び膜特性の特徴のうちの少なくともひとつを変化させ る。 しかし、不連続な値の内部制限器を有する非浸透の形態が可能でディスポーザ ブルな輸液ポンプと同様に、患者に必要な特別の非経口治療に好適な様々な浸透 速度調節器を入手しなければならない。この場合も、経済性及び兵たん学によっ て、最もありふれた流速のみが提供されており、広く入手可能とされている。 薬物投薬の他の形態は、電気化学的に操作される薬物投薬器で与えられる。一 般に、第1の区画は、電気化学的に活性な流体分子(ガス状)を備えている。こ の第1の区画に隣接して、第2の区画が設けられ、それらは電解膜で分離されて いる。第1の区画に備えられた電極は、第1の区画にある流体分子をイオンに変 換する触媒として作用し、それらのイオンが電解膜を通過するようにされる。第 2の区画にある反対電極は、第2の区国においてこれらのイオンを再変換または 再結合させて流体分子に戻す。最終的な結果として、第1の区画からの流体は、 第2の区画で再結合されて第2の区画を満たす。再結合した流体分子は、第2の 区画を薬物含有チャンバーから分離している膨張可能なダイアフラムに対する流 体圧を生成する。逆に、ダイアフラムの膨張は、薬物をチャンバーから押し出す 。従って、流体圧は、膜を介して導通している反対電極間にかける電流の大きさ 、及び膜を通る拡散速度によって決定される。これらの真に電気化学的に操作さ れる輸液装置の典型的な例は、米国特許番号4,687,423及び4,886 ,514に見られる。 これらの装置は、ある環境では薬物の適当な投薬を提供するが、これらの設計 には本来いくつかの問題がある、第1の区画の流体分子をイオンに変換し、次い でそのイオンを電解膜の反対側において流体分子に戻すためには、電極間に一定 電流を供給する必要がある。従って、電源には、投薬期間に渡って、この緊迫し た電流を供給することが常に要求される。さらに、ダイアフラムを動かすのに用 いられる流体は、一般にガス状であるので、温度などの外環境変化に極めて敏感 である。従って、ダイアフラムにかかる圧力は、これらの例において変化し、最 終的には薬物の投薬速度が変化してしまう。 より最近、まだ初期であるが、薬物輸送のための、電気化学的に制御された投 薬機構が開発された。これらの電気化学的機構を組み込んだ輸液ポンプは、一般 に多孔質アルミナ膜と金多孔質電極の層状複合体を有しており、この金多孔質電 極は、全体に渡ってその微孔を覆う不透過性の上塗りバリア(barrier)で被覆 されている。この複合体の一方の側において、輸液の投薬リザーバーは電極に接 する流れにあり、バリアは注入物が微孔を通って投薬経路に流れ込むのを防ぐ。 従って、電極微孔を覆うバリア層を開くことにより、注入物は層状複合体を通り 、投薬経路を介して患者の体内に流れ込むことができる(M.J.TierneyとC.R .Martin,「多孔質膜に基づく電気的放出システム(Electrorelease Systems B ased on Microporous Membranes)」,J.Electrochem.Soc.,Vol.137,No.1 2,pp.3789-3793(1990))。 このバリア層を開くために、ここでは2つの一般的な技術が採用されている。 第1のより洗練された技術は、上塗り層に電流を通すことによってバリア層を分 裂させ溶解させることを含む。この可溶材料の層は、好ましくは薄い金属箔であ るが、定電流(galvanostatically)で酸化されて輸液中に溶解し、それによっ て微孔が開き、輸液がそれを通って流れるようになる。微孔を「開く」ために用 いられる第2の技術は、一般にポリマーをベースとするバリア材料からなる上塗 り層で微孔全体を覆って輸液を透過させない。一般に、このポリマー膜の裏側に ある電極における電解によってガスが発生し、それはポリマー膜を破裂させ、微 孔が解放される。電気化学反応は薬剤または液体内で行われるので、輸液は汚染 される。予期しない化学反応や電気化学反応が起こり、その結果、毒性の生成物 が患者に注入されることも考えられる。例えば、投薬された薬物が、好ましくな く修飾されることもあり得る。さらに、輸液が膜の微孔を通過するので、輸液特 性(例えば、バルク粘度、微孔の寸法、及び破裂面積)を十分に考慮しないと、 流速を正確に制御することはできない。 上記の参考文献のいずれも、特許請求した本発明を開示しておらず、先行技術 とはならない。これらの参考文献は、発明の背景となる情報としての目的のため だけに提供した。 発明の要旨 よって、本発明の目的は、注入されるべき懸濁物の粘度や性質によらず、選択 的かつ制御された注入速度で輸送することのできる輸液を投薬するための投薬ア センブリ及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、電気化学的に制御された輸液投薬のための選択的かつ制 御された速度の投薬アセンブリ及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、輸液を電気化学的な汚染から隔絶した輸液投薬のための 輸液ポンプ・アセンブリ及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、携帯可能であり、薬物及びポンプ・ドライビング 流体で完成され、分解することなく長期間保存できるような、輸液投薬用の輸液 ポンプ・アセンブリ及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、即座に簡単に作動される輸液投薬用の選択的で制御され た速度の輸液ポンプ・アセンブリ及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、定常流速を維持するよう自動的に調節する輸液投 薬用の輸液ポンプ・アセンブリ及び方法を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、耐久性があり、コンパクト(compact)であり、維 持が容易であり、部品数が最小であり、初心者でも容易に使用でき、製造が経済 的であるような、輸液投薬用の選択的で制御された速度の輸液ポンプ・アセンブ リ及び方法を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、輸液のパルス(pulse)状の輸送が必要であるとき または望まれるとき、使用者がそれをできるようにすることである。このことは 、例えば、骨癌に伴う痛み(PCA−患者制御無痛法(patlent controlled ana lgesia))または出産予定日前の分娩制御(ターブチレン治療(terbutylene th erapy))のような、ある医学的状態にある患者が、薬剤の短いパルス即ちボー ラスの安定したバックグラウンド輸送の速度及び時間を得るのを可能にして、望 まれる治療効果を達成する。 本発明は、投薬流体の制御された注入のための輸液ポンプ・アセンブリを含ん でいる。仕切り体が設けられ、これは上面及びその反対側の下面を持ち、その上 面から下面にかけて延設された開口部を規定している。この仕切り体の一方の面 には、ドライビング流体をその中に貯蔵するために設けられたドライビング流体 リザーバーを有し、これは開口部に連通してドライビング流体が仕切り体を通し て流れるようにされている。このドライビング流体が仕切り体を通して流れるの を阻止するように栓体が設けられている。さらに、この輸液ポンプは、栓体に操 作可能かつ一時的に接続された電気制御装置を備え、開口部を通過するドライビ ング流体の経路を制御している。バリアが、受容リザーバーを規定し、開口部に 相対するように配置されて、ドライビング流体がドライビング流体リザーバーか ら開口部を通ってこの受容リザーバーに流れ込んだとき、受容リザーバー中に受 容し貯蔵するようにされている。このバリアは、ドライビング流体を受容リザー バーに受容したとき、第1の容量から、増大した第2の容量まで拡張される。投 薬リザーバーは、その中に投薬流体を保持するために設けられ、投薬流体を、そ こを通して放出するオリフィスを備えている。バリアは、投薬流体をドライビン グ流体から分離しており、さらに、バリアが増大した第2の容量に向けて移動し たとき、投薬流体を持つ投薬リザーバーが動いて、投薬流体がオリフィスを通し て追い出されるように実装されている。ドライビングフォースはドライビング流 体リザーバーと結合し、電気制御手段がドライビング流体の流れを許容したとき 、ドライビング流体が開口部を通して受容リザーバーに押し出されるようにされ ている。投薬流体の流れは、ドライビング流体のパルスを直接受容リザーバーに 輸送する一方通行のパルス・ポンプを用いたりすることにより、一時的に増加さ せることができる。 本発明の他の態様では、輸液の制御された注入のための方法を提供するが、そ れは以下の過程からなる。電気制御装置を作動させて、ドライビング・リザーバ ーから開口部を介して受容リザーバーへのドライビング流体の経路を制御するた めに栓体を開く。ドライビング流体を受容リザーバーに受容したとき、バリア体 を第1の容量から増大した第2の容量に拡張させ、投薬流体を投薬リザーバーの オリフィスを通して放出させる。 従って、本発明は、注入速度を選択かつ制御できるディスポーザブルの電気化 学的に制御された投薬アセンブリを提供する。 本発明は、特に医療用途に適している。しかし本発明は、例えば、数日あるい は数週間に渡って一定に近い速度で流体を輸送するような他の活動にも適用でき る。例えば、本発明は、空気清浄機(air freshener)、家庭植物の肥料、殺菌 剤または消毒剤を輸送するために用いることもできる。 図面の簡単な説明 本発明のアセンブリは、他の有利な目的及び特徴を有しているが、それらは、 添付した図面を参照し、本発明を実施するに当たってのベスト・モードについて の以下の説明及び付加された請求の範囲から容易に明白になるであろう。 図1Aは、本発明によって構成された電気化学的に作動するディスポーザブル 輸液ポンプ・アセンブリの断面及び部分的に図示した前立面図であり、しぼんだ 状態の蛇腹型分離バリアを例示している。 図1Bは、図1Aのディスポーザブル輸液ポンプ・アセンブリの断面及び部分 的に図示した前立面図であり、投薬チャンバーから輸液を押し出すために、分離 バリアが、増大した即ち拡張した状態に移動したところを例示している。 図2は、本発明の一実施態様の模式図であり、仕切り体に設けられた異なる寸 法の開口部を示し、それらは個々にプログラミング装置に接続されている。 図3は、溶解可能な栓体を用いた図1Aのディスポーザブル輸液ポンプ・アセ ンブリの個々の開口部の断面における拡大した部分的前立面図である。 図4は、切り換え可能なゲート栓体を用いた図1Aのディスポーザブル輸液ポ ンプ・アセンブリの個々の開口部の断面における拡大した部分的前立面図である 。 図5は、図1Aのディスポーザブル輸液ポンプ・アセンブリに代わりうる実施 態様であって、分離バリアとして弾力性を持つダイヤフラムを用いたものを断面 及び部分的に図示した前立面図である。 図6は、図1Aのディスポーザブル輸液ポンプ・アセンブリに代わりうる実施 態様であって、分離バリアとして可動の壁面を組み込んだものを断面及び部分的 に図示した前立面図である。 図7は、輸液のパルスまたはボーラスを供給するために、一方通行のパルス・ ポンプを用いたことを示す図1Bに類似した図である。 好ましい実施態様の説明 以下の説明によって、当業者は本発明を作製し使用することができ、特別な応 用の背景及びその必要条件が与えられる。この好ましい実施態様の種々の変形例 は、当業者には容易に理解されるであろう。また、ここで定義される一般的概念 は、本発明の思想及び範囲から離れることなく、他の実施態様または応用例に適 用できる。従って、本発明は、決してこれらの実施態様に限定されるものではな いが、ここで述べる概念及び特徴を含む最も広い範囲に一致すべきである。ここ で注意すべきことは、理解しやすくするために、種々の図面において類似の部品 には類似の符号を付したことである。 ここで、図1に注目すると、投薬流体(輸液)21の選択的かつ制御された注 入のための、符号20で示された目的とするディスポーザブル輸液ポンプ・アセ ンブリが例示されている。簡単に言えば、本発明は、内部に空洞を持つ硬質のハ ウジング即ち構造体(enclosure member)を有している。内部空洞の断面と交差 して延設された符号25で示される仕切り体は、空洞を、その仕切りの一方の側 (上面)26のドライビング・リザーバー23と、仕切りの反対側(下面)27 の投薬リザーバー24とに分割している。仕切り25は、その上面26から下面 27に達する開口部28を備えている。ドライビング・リザーバー即ちチャンバ ーは、好ましくは仕切り25の上面側に配置され、ドライビング流体19を貯蔵 するために設けられるが、このドライビング流体19は、開口部28と連通し、 ドライビング流体が仕切り25を通して流れるようにされている。開口部28に は、栓体30が、仕切りを通るドライビング流体19の流れを阻止するように設 けられている。さらにこの輸液ポンプは、電気制御手段31(図2)を有し、開 口部28を通るドライビング流体19の経路を制御するように、操作可能かつ一 時的に栓体30に結合されている。符号32で示されたバリア手段は、受容リザ ーバー33を規定しており、投薬リザーバー即ちチャンバー24内に、開口部2 8に相対して配置され、ドライビング流体が開口部28を通ってドライビング・ リザーバーから流れ込んだとき、そのドライビング流体19’を、受容リザーバ ー内に受容し貯蔵するようにされている。このバリアは、受容リザーバー33内 にドライビング流体19’を受容することにより、第1の容量(図1A)から第 2の容量(図1B)に拡張するように形成されている。投薬リザーバーは、その 中に投薬流体を含み、投薬流体をそこを通して流出させるオリフィス34を有し ている。バリア手段32は、投薬流体21をドライビング流体から隔絶し、さら にバリア手段32が増大した第2の容量まで動いたとき、投薬流体をオリフィス 34を通して動かすために、投薬リザーバー内への動きが投薬流体に伝わるよう に実装されている。符号35で示されるドライビングフォース手段は、電気制御 手段31がドライビング流体19をそこを通して流れるようにしたとき、ドライ ビング流体19を開口部28を通して受容リザーバー33に動かすためにドライ ビング・リザーバー23と接続されている。 本発明によると、ディスポーザブル輸液ポンプ・アセンブリは、ドライビング ・リザーバーから受容リザーバーへのドライビング流体の流速を選択的に制御す ることによって、投薬リザーバー24からの輸液(投薬流体)21の輸送速度を 選択的に制御するために電気化学を採用している。後でさらに詳細に説明するよ うに、輸液ポンプ・アセンブリ20は、ディスポーザブルの輸液ポンプ・ユニッ ト36と、電気制御手段31の部分を形成する別体で遠隔したプログラミング・ ユニット37(図2)を有する。最初に、まず正しい投薬養生法を処方すれば、 ドライビング流体を対応する流速に選択的に制御することによって正しい輸液の 流速で投与するように、別体で遠隔した電気プログラミング・ユニットを校正す ることができる。これは、まずプログラミング・ユニット37とディスポーザブ ル・ポンプ・ユニット36とを、ポート・コネクター40で一時的に電気的に接 続することによって達成される。これによって、プログラミング・ユニット37 と栓体30とが電気的に導通され、開口部28を通るドライビング流体19の経 路を制御することができる。さらに、プログラミング・ユニット37をディスポ ーザブル・ポンプ・ユニット36から取り外すことができ、正しく選択された固 定注入速度を持つ薬剤輸液ポンプとして独立して働く。ある実施態様では、流速 が入力された後、本発明は、固定された流速の輸液ポンプとしてのみ作動し、バ ルブ手段38の用いてオンまたはオフの切り換えができるだけである。代替的な 実施態様では、後でさらに詳細に説明するが、ディスポーザブル・ユニットはデ ィスポーザブル・ポンプ・ユニットの輸送速度を能動的に変化させることができ る。 本発明は、従来の実験的な電気化学的に操作される輸液装置及び携帯可能な輸 液ポンプに比較して、いくつかの利点を有している。開口部28を通るドライビ ング流体の経路を制御するために電気化学を有効に採用したことによって、輸液 の速度を、従来のディスポーザブル輸液ポンプでは得られない正確さで選択的に 制御することができる。従って、後に詳細に述べるように、本発明のディスポー ザブル輸液ポンプは、多くの部品やそれらの組み合わせを必要とせずに、広い範 囲の輸液流速を提供することが可能である。さらに、バリア手段32が、ドライ ビング流体中の電気化学物質と輸液とを隔絶させているので、両者の汚染が排除 されている。また、別体で遠隔したプログラミング・ユニットを備えることによ って、輸液の流速を、医師、医療技術者等が最初にセットすることができる。従 って、輸液ポンプの操作における患者の誤用及び/または悪用が実質的に減少さ れる。特に重要なことは、よりコストの高い電気制御手段31の電子部品は、プ ログラミング・ユニット37に取り付けることができ、ディスポーザブル・ポン プ・ユニット36が不要になったときでも処分する必要がないことである。さら に、本発明は栓体30に一定電流を供給してドライビング流体を通すようにする 必要がない。従って、ディスポーザブル・ポンプ・ユニット36は、独立した電 源を持つ必要がない。最後に、バリア手段32がドライビング流体を投薬流体か ら隔絶しているので、電気化学反応が輸液中で直接行われる実験的モデルに比較 して、広い範囲の電気化学物質を使用することが可能である。 本発明の好ましい実施態様においては、図1A−2及び5−6に示すように、 仕切り25が、複数即ち個々の開口部の列を備え、その各々が栓体30を有して いて、そこを通る受容リザーバー33へのドライビング流体19の経路を塞いで いる。図2に示した最良のものでは、電気制御手段31を備え、各栓体30は個 々に電気的リード41(図2)を介してアドレス可能であり、各開口部28を通 るドライビング流体19の流れを独立に制御できる。従って、固定された開口部 の形状、ドライビング流体の粘度、及び開口部にドライビング流体を通すドライ ビング圧力を知ることにより、各開口部を通るドライビング流体の流速を正確に 計算することができる。よって、独立し予め設定した開口部の組み合わせを通る ドライビング流体の経路を開くことにより、ドライビング流体の対応する流速が 正確に制御され、それによって、投薬リザーバー24から投薬オリフィス34を 通して輸液が制御された流速で正確に押し出される。図2に見られるように、開 口部28は、異なった形状及び寸法であってもよいし、すべてを類似するように (即ち、図1のように)形成してもよい。いずれにしても、プログラミング・ユ ニット37は、ドライビング流体粘度及びドライビングフォースの関数として予 めプログラムされて校正され、ドライビング流体19の選択的で制御された流速 を得るために、予め設定した開口部の組み合わせを作動させる。しかし、本発明 の真の思想及び性質から離れることなく、任意の数及び/または任意の組み合わ せの開口部を備えてもよい。 簡単に言えば、輸液21は液体をベースとする「薬剤(drag)」または「薬物 (medicament)」溶液であるのが好ましいが、それは、とにかくヒトまたは動物 の実体に影響を与える任意の医薬組成物、ヒトまたは動物によって、その滋養ま たは成長調節のために吸収される物質、及び他の環境、特に水環境に対する他の 効果を有している物質を意味する。輸液21は、制御された方法で輸送されるべ き他の任意の液体であってもよく、空気清浄剤、家庭植物の肥料、殺菌剤及び消 毒剤と用いる液体を含んでいる。よって、ポンプアセンブリ20は、医療分野で も非医療分野でも用いることができる。 保護的構造体22は、酸素、二酸化炭素のような環境物質、または装置の成分 から導かれる物質の侵入を比較的通さない材料からなる硬質のハウジングである のが好ましい。構造体22の内部空洞の容積は、設定したドライビング・リザー バー及び投薬リザーバーの容量によって変化する。 仕切り25は、内部空洞を横切って可撓的に実装され、ドライビング・リザー バー23と投薬リザーバー24との間の液接触を、開口部28を通す以外は阻止 している。好ましい形態では、仕切り25はソリコン板材で与えられる。正確な 寸法の開口部即ち孔28は、その分野で知られているシリコン微細加工技術を用 いて作製される。図2および3に示したように、開口部28は、水平から約54 .7°傾いた側壁を持つ方尖塔形状であるのが好ましい。そのような正確さは、 さらに異方性エッチングという周知の技術を用いて形成される。 前述したように、塞がれていない開口部28を通るドライビング流体19の流 れは、開いた開口部についての上記したM.J.Tierney及びC.R.Martinの文献 に記載されたものと同様の電気化学的技術を用いてなされた。好ましい形態では 、個々の栓体30は、易酸化性金属膜のような、電気腐食性または可溶性型材料 から形成する。図3は、銀のような金属膜が開口部28に堆積し、それを横切っ て成長し、そこを通るドライビング流体19の経路が塞がれるのを最良に示して いる。好ましくは、金属膜栓は、開口部を横切って下面27直近に、後に取り除 かれる犠牲層(図示せず)の上に析出(例えば、電気メッキ)によって成長する 。 各金属膜栓30は、ドライビング流体19の流れに接したドライビング流体表 面42を持ち、各々は個々の電気的リード41(図2)に、通常知られた方法で 接続されている。リード41が、遠隔のプログラミング・ユニット31と、(ポ ート・コネクター40を介して)一時的かつ操作可能に結合されたとき、各金属 膜は、ドライビング流体19に接した流れの中に、個々にアドレス可能な電極を 実質的に形成する。よって、膜栓体/電極30と別に離れて、ドライビング流体 に接する流れの中に大きな対極43または多くの対極43を備えることにより、 ドライビング流体が電解液となるとき、個々の電気回路が形成される。図3に最 良に例示したように、対極43は、仕切り25の上面で各開口部28の直近に設 けるのが好ましい。 選択された金属膜栓体/電極30と対応する対極43の間に、十分な電流密度 を持つ電流がかけられたとき、その金属膜栓体/電極30は即座に効率よく定電 流酸化され、溶液中に溶解する。そして開口部28は、そこをドライビング流体 が制御されて流れるように、不連続に(非可逆的に)開かれる。従って、ドライ ビング流体の粘度及びドライビング流体に作用するドライビングフォースに依存 して、プログラミング・ユニット37は、設定した金属栓体/電極30を酸化し 、 設定したドライビング流体流速を生ずるために、電気回路のひとつもしくは組み 合わせに個々にアドレスするように校正することができる。 金属膜栓体/電極の膜厚が均一であるため、栓体は即座に完全に溶解し、開口 部28は不連続に開口されて、そこを通る流れが正確に制御される。従って、開 口部28が部分的に腐食されて塞がれることは起こらない。さらに、プログラミ ング・ユニットによる電極への電流の供給は、最初に膜栓体を溶解するためだけ でよいことがわかる。よって、投薬ユニット36は、選択された開口部28を通 るドライビング流体19の経路を形成するための独立した電源を備える必要がな いため、そのユニットの携行性が向上する。また、開口部の完全な開口を確認す るためにオームの法則の関係が用いられることもわかった。 図1Aに戻ると、最初は、すべての開口部が栓体30を介して塞がれている。 ひとたび栓体30または栓体30の組み合わせが溶解されて開かれると(図1B )、ドライビング流体19は、(以下で述べるドライビングフォース手段35を 介して)、ドライビング・リザーバー23から塞がれていない開口部28を通っ て流れ始め、受容リザーバー33に受容される。仕切り25の下面27直近に位 置するバリア手段32は、ドライビング流体19と輸液21の両方を透過しない 材料からなる。さらに、このバリアは、下面27において、すべての開口部を十 分に覆っているので、ブロックされていない開口部を通りぬけたすべてのドライ ビング流体19’は、受容リザーバーに受容され、輸液21とは完全に隔絶され ている。 従って、ドライビング流体19が受容リザーバー33に入るので、受容された ドライビング流体の容積が、第1の容量(図1A)から増大した第2の容量(図 1B)に動く。図1A及び1Bに最も良く例示されているように、そのような容 量増加が、バリア手段32を投薬リザーバー24の方へ能動的に移動させ、そこ から投薬オリフィス34を通して、輸液21が、好ましくは1対1の比率で押し 出される。固定された速度でのドライビング流体19の開口部28を通る流れは 、バリア32の容量を、一定速度で増大した第2の容量に拡張し、輸液21の正 確な投薬が確保される。 簡単に言えば、投薬オリフィス34は、標準の皮膚刺通針または静脈内用途の 薬物輸送セットに合うように形成され寸法合わせされる。さもなくば、オリフィ ス34は、通常の身体オリフィス(body orifices)のひとつに挿入されるよう に形成された装置に合うようにしてもよい。医療器具に使用しない場合、オリフ ィス34は、目的とする特別な最終的用途に合うように形成され寸法あわせされ る。 ひとつの好ましい実施態様では、分離バリア32は、下方拡張型バリア32( 図1B)として与えられ、それは、投薬リザーバーの方へ能動的に動くように形 成された折り畳まれた壁面44を有している。従って、下方型バリア32は、障 害無しに投薬リザーバー24に向けて拡張するように形成され寸法あわせされな ければならない。上方周辺部45は、開口部28を完全に覆うように形成され、 仕切り25の下面27に実装され、それと協同して受容したドライビング流体を シールし投薬流体21から分離している。 さもなくば、図5に示したように、バリア手段は弾力性を持つダイヤフラム3 2’として与えられてもよく、その周辺部45は開口部28を完全に覆うような 寸法にされ、仕切り25の下面27とともに、ドライビング流体19’をシール し、投薬流体21から分離するように実装されている。さらに、この弾性ダイヤ フラムバリア32’は、ドライビング流体19’を受容リザーバー33に受容す ると、(しぼんだダイヤフラムバリア32’として架空線で示された)第1の容 量から、(拡張したダイヤフラムバリア32’として実線で示された)増大した 第2の容量に膨張または拡張するように形成されている。この場合も、ドライビ ング流体を受容することにより、バリア32’は投薬リザーバー24の方向に拡 張して動き、そこから輸液21を能動的に移動させて押し出す。 バリアの第3の実施態様は、図6に例示したように、移動可能なバリア仕切り 体32”即ちピストン体として与えられ、それは、受容リザーバー33が(架空 線のバリア32”で示された)第1の容量から(実線のバリア32”で示された )増大した第2の容量に拡張されたとき、投薬リザーバーから輸液を押し出す。 この移動可能なバリア仕切り体は、実質的に硬質であり、側内壁46に対してス ライド可能に形成され寸法合わせされた外周縁部45”を有し、側内壁46とと もにシールして投薬リザーバーを形成するのが好ましい。従って、側内壁46は 、仕切り25の下面27に実質的に垂直に設けられ、移動可能なバリア仕切り部 3 2”がスライドでき、協同してシールしている。 同じまたは類似した液粘度を持つドライビング流体を用い、それによって流速 の校正を単純化するのが好ましい。さらに、すべての例において、同じドライビ ング流体媒質が開口部を通過するので、従来のほとんどの輸液ポンプで問題であ った輸送速度が輸液の粘度に依存することが無くなる。好ましい形態では、ドラ イビング流体として生理食塩水を備える。食塩水は、有効な電気化学的特性を持 ち、バリアの破裂または漏れが生じたとき安全であるので好ましい。 上述したように、ドライビングフォース手段または機構35は、ドライビング 流体19が選択された開口部28を通って受容リザーバー33内に動くように、 ドライビング・リザーバー23に結合されている。ドライビングフォース機構に よってドライビング流体19にかけられる圧力は、ドライビング流体の流速を正 確に決定する為に必要な要素のひとつである。従って、ドライビング流体にかか る圧力を均一に維持し、流体の流れを実質的に一定にしておくのが好ましい。 ドライビングフォース機構35は、他の携帯用輸液ポンプアセンブリで通常使 用されている種々の圧力発生機構として備えられている。好ましくは、これらの 機構は、15−20psiのドライビングフォースを供給する。そのようなエネ ルギーの形態は、これらに限定されることはないが、圧力制御のために温度調節 された蒸気圧、ドライビング流体に圧力をかけるためにガスを発生するための溶 液の電解、弾力性を持つ容器内での流体の加圧下での貯蔵、毛細管力、液体が半 透膜を通して塩チャンバー中に透過することによる容積の膨張によって生ずる浸 透圧、及び、ドライビング流体に接続された可動ピストンに圧力をかける圧縮バ ネ部材のような機械的動力源を含んでいる。これらのドライビングフォース機構 のうちのいくつかは、米国特許番号5,135,498において詳細に議論され ている。 好ましい形態においては、図1A及び1Bに最良に示されているように、ドラ イビングフォース機構35は、可動プラットホーム(platform)即ちピストン体 51に一定の機械的ドライビングフォース50をかけ、そのプラットホームがド ライビング流体19に一定圧力を与えるようにするように設けられている。プラ ットホーム51がドライビング・リザーバー方向へ、ドライビング流体19に抗 し て動くと、ドライビング流体はドライビング・リザーバーから選択された開口部 28を通して能動的に移動する(図1B)。最も好ましくは、機械的ドライビン グフォースが離間した複数の圧縮バネ部材で与えられ、プラットホーム51に対 して均衡のとれた低強度の一定な力を生じ、ドライビング流体に接した能動的圧 力をかける。 また、ドライビングフォース機構35は、ドライビング流体19にドライビン グ圧力を与えるガス発生による膨張によって与えられてもよい。図5及び6に示 したように、これはドライビング・リザーバー23に圧力をかけることによって 実施してもよい。この形態のドライビング・エネルギーは、構成が単純であり維 持が容易である。圧力を維持及び/または変化できるように、圧力バルブ等(図 示せず)を設けてもよい。 本発明のさらに別の実施態様では、栓体30が切り換え可能なゲート膜30で あり、開いてドライビング流体を選択した開口部28を介して通すことができ、 閉じて開口部28を介する流体の経路を塞ぐことができるようにされていてもよ い。前述した電気腐食性または溶解性の栓体ではなく、切り換え可能なゲート膜 は、マイクロバルブと同様の方法で選択的かつ可逆的に開閉することができる。 この可逆的に開閉できる能力は、薬物(投薬流体21)の投薬を開始するだけで なく、薬物の流れを止めたり低減させることができる。従って、これらの個々に アドレス可能なゲート部材は、流れの一定のまたは変動する速度での投薬流体の 正確な制御を可能にする。さらに詳細に述べるように、予め計算された、または 予めプログラムされた時間または間隔で、選択したゲート膜30を開閉すること により、複雑な薬物治療の処方を、最適な薬物効果を伴って投与することができ る。 図4は、開口部28を横切って、そこを通るドライビング流体19を防ぐよう に設けられた個々に切り換え可能なゲート膜30を例示している。(栓そのもの が電極である可溶栓体30とは異なり、)個々の栓電極52は、開口部28の側 壁53に対して配置し、ゲート膜30及び(必要ではないが)ドライビング流体 19と導通させるのが好ましい。従って、ゲート膜30は、栓電極52を介して 接続されたプログラミング・ユニット37を通して、開状態と閉状態とに個々に 切り換えることができる。 好ましい実施態様では、切り換え可能なゲート膜30は、水性ドライビング流 体のすべての分子が膜を通過するのに十分な天然または合成の多孔性を有する電 気化学的に活性なポリマー膜で与えられる。以下にさらに詳細に述べるように、 これらの電気活性ポリマーは、水性流体の分子に反発し、その孔を通過できなく することができる。しかし、プログラミング・ユニット37及び栓電極52によ って電気化学的処理を開始すると、ゲート膜30を、(好ましくは水性電解液で ある)ドライビング流体19が通過可能な極性(親水性)状態と、ドライビング 流体が通過できない非極性(疎水性)状態との間で、選択的に切り換えることが できる。より詳細には、このゲート膜ポリマーは、親水性条件(水または食塩水 透過性)と疎水性条件(水または食塩水非透過性)との間で切り換え可能なナフ ィオンRのような材料からなる。個々にアドレス可能なポリマー・ゲート膜の親 水性を調整することにより、ドライビング流体リザーバー23から受容リザーバ ー33へのドライビング流体(水)の流速を一定または可変に制御することが可 能である。 前述したように、バリア体32が、ドライビング流体に含まれる電気化学物質 を投薬流体から分離し隔絶しているので、投薬リザーバー24から薬物を投薬す るほとんどの例において、同じゲート膜及び同じドライビング流体を採用しても よい。このことにより、ポリマー膜を、投薬されるべき特別な薬剤または薬物の 化学的性質に合わせる必要がなくなる。 Mark W.Espenscheid等,「ポリマー修飾電極からのセンサー(Sensors from Polymer Modified Electrodes)」,J.Chem.Soc.,Faraday Trans.1,82,10 51(1986)によると、ポリマー膜30は、完全な水分子を通過させることのでき る合成または天然多孔質膜からなっていてもよい。好ましい膜には、ナフィオンR のようなアイオノマー膜が含まれている。アイオノマーは、低濃度のイオン化 可能な基を含み、共有的に架橋していない近接したまたは分岐した有機ポリマー である。ナフィオンRは、電気化学的処理に当たって、メチルビオロゲンまたは Ru(NH36 3+、Ru(bipy)3 3+(但しbipy=3,2’−ジピリジ ン)、及びフェロセニルメチルトリメチルアンモニウムのような種々の遷移金属 錯体カ チオンといった大きくて電極活性の疎水的カチオンを取り込むのに好ましいこと が知られている。従って、イオン交換及びその結果得られる与えられた疎水的カ チオンの取り込みを選択するに当たり、これらのアイオノマー膜は、水がそれら を通ることに反発し拒絶するように修飾することが可能であり、それによって、 水性ドライビング流体分子が膜の孔を通過することを防ぐ。これらに代わる実施 態様では、ナフィオンRを含浸させたゴアテックス(Gore-tex)のような、イオ ン導電性複合ポリマー膜を使用してもよい。 さもなくば、スチレン、ビニルフェロセン、及びスチレンスルホン酸をベース とするターポリマー(terpolymer)のような、電極活性及びイオン交換の両方の 官能基を有する電極活性アイオノマーを用いてもよい。これらのポリマーは、取 り込まれた疎水性の対イオンを可逆的に電気的放出することがわかっている。よ り詳しくは、ターポリマー(この場合はビニルフェロセン)の電極活性官能基が 還元状態にあるとき、イオン交換官能基(スチレンスルホン酸)は対イオンを必 要とし、それによって、周囲の電解液からの疎水性カチオンの取り込みを促進し 、膜の電気化学的特性が変えられて、得られる修飾ポリマーフィルムが水に反発 するようになる。従って、例えばRu(bipy)3 3+といった対イオンがアイ オノマー膜に取り込まれたとき、そのポリマー膜は極めて高い疎水性(水不透過 性)を有るようになり、ドライビング流体は膜を介して流れられなくなる。 電極52と接触し、かつ電解質溶液(即ちドライビング流体19)にさらされ ることにより、アイオノマーの電極活性官能基は酸化され、その結果、疎水性の 対イオンは膜から溶液中に電気的放出即ち追放される。ひとたび対イオンが追放 されると、ポリマー膜の電気化学的特性は可逆的に変化して親水的状態になり、 水分子は膜の孔を介して通過するようになる。このポリマー膜の流れ特性、開口 部の表面積、及びドライビングフォースを知ることにより、そこを通過するドラ イビング流体の流速を計算し制御することが可能になる。 さらに、(電極52を介して)ポリマー膜の極性を反転することによって、ア イオノマー膜(ポリマー膜)を電気化学的に還元し、対イオンを溶液中から引き 寄せてポリマー膜内に再取り込みすることができる。従って、膜の極性を反転す ることにより、ポリマーの親水性を制御された方法で調節することができ、プロ グラミングユニットを介して開口部を開閉することができる。 この場合も、膜30の極性をセットするためにプログラミング・ユニット37 によって電極52に供給される電流は、最初だけ必要とされる。より複雑な薬物 処方について、ドライビング流体の流速を連続的に変化させる必要があるときは 、以下に示すように、膜の極性を反転させるために、限られた時間の電流のみが 必要とされる。 電気化学的に活性なゲート・ポリマーのひとつの型は、電気伝導的状態(親水 性即ち水透過性)と、電気絶縁性状態(疎水性即ち水不透過性)とを選択的に電 気化学的に切り換えることのできる導電性ポリマーである。導電的状態では、ゲ ート・ポリマーは一般に酸化され、ポリマー鎖に正に荷電した部位を有していて 親水性が増している。絶縁状態に切り換えると、親水性は低下し、ポリマーは水 透過性ではなくなる。 電気化学的に活性なゲート・ポリマーの他の型は、電気化学的に酸化及び還元 できる副官能基を有する電極活性ポリマーである。導電性ポリマーと同様に、酸 化状態では、ゲート・ポリマーは一般にそのポリマー鎖に正に荷電した部位を有 し親水性が高められている。還元状態に切り換えると、親水性は低下し、そのポ リマーは水透過性ではなくなる。 ディスポーザブルの投薬ユニット36を、プログラミング・ユニット37に( コネクター40)を介して一時的に電気的接続すれば、プログラミング・ユニッ トを操作することによって、薬物処方を初期設定できる。対応する流速に依存し て、プログラミング・ユニット37は、ひとつまたは予め設定された組み合わせ の栓体30を自動的に選択し、(ドライビング圧力及びドライビング流体粘度を 考慮した上で)、選択した栓体を酸化またはドライビング流体溶液中に溶解して 、対応する開口部を不連続的に開く。 ドライビングフォース機構35は、活性化装置54を有していてもよく、図5 及び6に示すように、それはドライビングフォース機構によって発生した圧力を ドライビング・リザーバーに含まれるドライビング流体19に働くようにするも のである。この装置54は、単純な手動操作式バルブで与えられてもよく、電気 的スイッチを有していてもよい。同様に、さらなる予防策として、薬物輸送を、 オリフィス34にある手動ハルブ38を開閉することによって開始もしくは終了 するようにしてもよい。 流速をプログラムして活性化すれば、ディスポーザブル・ポンプ・ユニットを プログラム・ユニット37から取り外すことができる。本発明のひとつの実施態 様では、ポンプ・ユニット36は、固定した速度のユニットとしてのみ作動し、 手動バルブ38を用いてオンまたはオフに切り換えることのみが可能である。デ ィスポーザブル・ユニットに組み込んだ第2のマイクロプロセッサ(図示せず) を、ドライビング機構35に接続し、さらに一定のドライビングフォースを維持 するために微調整してもよい。 他の実施態様では、薬物処方は、ドライビング流体の流速を変えることによっ て変化させてもよい。流速を単純に増加させるために、ディスポーザブル・ポン プ・ユニットをプログラミング・ユニットに再接続し、さらに開口部を開いても よい。さらに複雑な応用は、ドライビングフォース機構からドライビング流体に かけられる力を変化させることを含んでいる。例えば、ドライビングフォース機 構は圧力調整手段55を有していてもよく、ドライビング流体19にかける圧力 を制御してもよい。圧力調整手段55は、圧力取り入れ/排出バルブまたは流量 制御できるバルブであってもよい。種々の圧力調整機構のより詳細な説明のため に、Athayde等の米国特許出願、出願番号07/503,719を、ここで参考 文献として取り入れる。 さらに、上述のように、切り換え可能なゲート膜30を採用したとき、選択さ れたゲート膜30は、予め計算され、予めプログラムされた時間または間隔で開 及び/または閉され、複雑な投薬治療処方を最適な薬物有効性を伴って投与する ことができる。例えば、投薬ユニット36は、ディスポーザブル・ユニット36 が最初にプログラミング・ユニット37に接続されたとき、(プログラミングユ ニット37を介して)プログラムされた処方マイクロプロセッサを有していても よい。この処方マイクロプロセッサは、ドライビング流体の流速制御のために、 予め設定された時間または間隔で、ゲート膜の決められた組み合わせを活性化す るコマンドの組を記憶していてもよい。さらに、膜の極性の反転には限られた時 間の電流のみが必要であるから、ディスポーザブル・ユニットには、非常に小さ な電源を組み込めばよい。従って、この実施態様は、携帯の投薬ユニットから、 さらに複雑で正確に投与される処方を可能にする。 切り換え可能なゲート膜を採用した本発明の他の実施態様は、痛みの処理で用 いられているように、患者が自ら薬物を投与する患者活性化(patient activate d)ボーラスを含んでいてもよい。この実施態様では、処方(resiment)マイク ロプロセッサに電気的に接続された手動操作可能なスイッチを自ら活性化するこ とにより、予め計算された(即ちプログラミング・ユニット37を介して)、ま たは限られた量の薬物が、予め設定された時間に渡って投与される。 図7は、本発明のさらに代わりうる実施態様を例示しており、図1−3の実施 態様に類似しているが、患者−活性化の別の形態、即ち、輸液21の他の患者活 性化パルスまたはボーラスとなるように変形されている。ポンプ・ユニット36 は、一方通行で患者活性化のパルス・ポンプ60を有し、そのインレット64に 取り入れライン62、アウトレット68にアウトレット・ライン66が接続され ている。取り入れライン62は、プラットホーム51を貫通してドライビング・ リザーバー23に開口している。アウトレット・ライン66は、プラットホーム 51及び仕切り25を貫通し、受容リザーバー33に開口している。アクチュエ ーティング・ポンプ60は、ドライビング流体19のパルスまたはボーラスを発 生させ、ライン62、ポンプ60、ライン66、及びリザーバー33内に通す。 これにより、輸送されるべき輸液に対応するパルスまたはボーラスが発生し、オ リフィス34を通して、例えば患者体内に輸送される。過剰な投与を防止するた めに、ポンプ60の動作を、パルス周波数制限器70によって制限または制御す るのが可能である。その制限器70は、典型的には、ポンプ60が作動を開始し てから予め設定した時間、ポンプ60をロックアウトする。ポンプ60は、機械 的または電気的に作動可能である。取り入れライン62は、ドライビング・リザ ーバー23ではなく、別に設けたドライビング流体19のリザーバーに接続して もよい。 本発明のディスポーザブル輸液ポンプユニットは、アセンブリのベースの生体 適合性接着性被覆にを用いて、または接着剤ストリップ(strips)や上塗り層に よって、ウェアラー(wearer)の身体に付着させることができる。また、革ひも 、ベ ルト、または他の携帯衣服の使用を要求しない。この装置は、身体のいかなると ころに付着させてもよく、便利であれば、輸送部位の直ぐ近傍でもその部位から 離れた点でもよい。 特に、本発明のドライビングフォースの源について言及すると、実施態様は、 ポンプの抵抗力、用いるドライビング流体、輸送される輸液、及び他の変数に依 存した部材を採用するであろう。前述の一般的説明及び後述の詳細な説明で用い た部材の選択は、典型的で解説的であるが、本発明を限定するものではない。 本発明が記載した装置は小型で単純であるので、特に僅かな容量の輸液を輸送 するのに適している。本発明のディスポーザブル・ポンプ・ユニットは、輸液容 量及び投与速度の範囲に合わせることが可能であるが、投薬すべき全輸液容量が 、1から50ミリリットルであり、その容量の輸液時間が1時間から7日間であ るとき特に好ましい。よって、本発明は、患者に注射を繰り返したり、患者に静 脈内点滴を要することなく投与すべき、多種のペプチド薬、ヘパリンとインスリ ン、鎮痛薬と麻酔薬、コルチコステロイド、免疫抑制薬、抗腫瘍薬、抗菌薬、化 学的または生物学的毒の解毒薬などといった高効力の物質を含む治療を可能にす る。 本発明の他の態様では、輸液の制御された注入方法が提供されるが、それは以 下の過程からなる。電気制御装置31を活性化して栓体30を開き、ドライビン グ・リザーバー23から開口部28を通って受容リザーバー33に至るドライビ ング流体19の経路を制御する。ドライビング流体を受容リザーバーに受容した 着、バリア体32が第1の容量から増大した第2の容量に拡張し、投薬流体21 が、投薬リザーバーのオリフィス34を通って放出される。 以下の請求の範囲で規定した発明の主題から離れることなく、開示した実施態 様から他の修飾や変形をなすことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.上表面とその反対に面した下表面とを有し、前記上表面から前記下表面に延 設された開口部を規定する仕切り、 ドライビング流体をその中に貯蔵するために設けられ、前記仕切りを通って前 記ドライビング流体が流れるために前記開口部と連通したドライビング・リザー バー、 前記仕切りを通る前記ドライビング流体の流れを阻止するように前記開口部に 設けられた栓体、 前記開口部を通る前記ドライビング流体の通過を制御するために、前記栓体に 操作可能に取り付けられた電気制御手段、 受容リザーバーを規定し、前記ドライビング流体が前記開口部を通して前記ド ライビング・リザーバーから流れるとき、前記受容リザーバー中に前記ドライビ ング流体を受容し貯蔵するために前記開口部に相対して配置されたバリア手段で あって、投薬流体と前記ドライビング流体とを分離し、さらに前記受容リザーバ ーが前記ドライビング流体を受容するのに応じて第一の容量から第二の容量に拡 張されるバリア手段、及び、 前記投薬流体をその中に保持するための投薬リザーバーであって、前記投薬流 体をそこを通して放出するオリフィスを規定し、前記バリア手段が前記増大した 第二の容量に向けて動いたとき、前記投薬流体が前記オリフィスを通って押し出 されるために前記投薬流体と連動するように前記バリア手段が実装された投薬リ ザーバーを備えることを特徴とする投薬流体の制御された輸送のためのポンプ・ アセンブリ。 2.前記制御手段が、それを介して前記ドライビング流体を流すとき、前記ドラ イビング流体上に圧力を発生させ、前記ドライビング流体を、前記開口部を通し て前記受容リザーバー中に動かすための前記ドライビング・リザーバーと連動し たドライビング手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のポンプ・ア センブリ。 3.前記電気制御手段が、前記栓体に電流を供給して、前記栓体が前記開口部を 通る前記ドライビング流体の流れを制御するようにさせる手段を備え、前記電流 手段が前記栓体と前記ドライビング流体とに導通した栓電極を備えることを特徴 とする請求項1記載のポンプ・アセンブリ。 4.前記栓体が、前記開口部の横断面寸法を横切って延長し、ドライビング流体 の流れに接したドライビング流体に面した表面を備え、 前記ドライビング流体が、前記栓体、及び、前記ドライビング流体の経路を制 御するために前記開口部を開くことを制御する制御手段と協同する電解質媒体か らなり、 前記栓体が、前記横断面寸法を横切って延長した電気腐食性材料からなること を特徴とする請求項3記載のポンプ・アセンブリ。 5.前記栓手段が、それを通して前記ドライビング流体を流すことのできる開状 態と、それを通して前記ドライビング流体を流すことのできない閉状態との間を 可逆的に換えることのできる切り換え可能なゲート膜を備えることを特徴とする 請求項3記載のポンプ・アセンブリ。 6.前記ドライビング流体が水性の液体であり、前記切り換え可能なゲート膜が 前記栓電極と協同して、前記ゲート膜を疎水的状態と親水的状態との間で電気化 学的かつ可逆的に切り換えられることを特徴とする請求項5記載のポンプ・アセ ンブリ。 7.前記電気制御手段が、前記ドライビング・リザーバーに設けられ、前記ドラ イビング流体と導通した対極をさらに備えることを特徴とする請求項3記載のポ ンプ・アセンブリ。 8.前記投薬流体が、薬物溶液からなることを特徴とする請求項1記載のポンプ ・アセンブリ。 9.前記区画が複数の隙間を決定し、それらは前記上表面から前記下表面へ延び ており、各隙間は、前記区画を通る前記ドライビング流体の経路の上表面の直前 で前記ドライビング・リザーバーと連通しており、さらに各隙間は、その中の各 隙間を通る前記ドライビング流体を受容するための前記受容リザーバーに相対し て配置され、 前記栓手段が複数の個々の栓体を備え、それらは各隙間に、前記ドライビング 流体がそこを通るように設けられ、各々は、前記電気制御手段に、分離して操作 可能に取り付けられ、選択された隙間を通る前記ドライビング流体の経路を制御 するようにされ、そして、 前記電気制御手段が、選択された各栓体に電流を個々に供給する手段を備え、 前記閣栓体が、前記選択された隙間を通る前記ドライビング流体の経路を制御す るようにされたことを特徴とする請求項1記載のポンプ・アセンブリ。 10.前記電流手段が、各栓体に操作可能に接続された遠隔のプログラミング・ ユニットからなり、前記プログラミング・ユニットが栓体の複数の組み合わせを 開かせ、前記組み合わせの各々が、前記ドライビング・リザーバーから前記受容 リザーバーへのドライビング流体の異なる流速を生ぜしめることを特徴とする請 求項9記載のポンプ・アセンブリ。 11.受容リザーバーへのドライビング流体の流れを一時的に増加させる手段を さらに備え、オリフィスを通した一時的に増加した投薬流体の流れを輸送するこ とを特徴とする請求項1記載のポンプ・アセンブリ。 12.前記流れを一時的に増加させる手段が、受容リザーバーへのドライビング 流体のパルスを輸送し、前記オリフィスを通して投薬流体のパルスを輸送するた めに、使用者が作動させる手段をさらに備えることを特徴とする請求項11記載 のポンプ・アセンブリ。 13.ドライビング流体パルスを輸送する手段が、そのアクチュエーションの周 波数を制限する手段を備えることを特徴とする請求項11記載のポンプ・アセン ブリ。 14.(A)(1)内部空洞を規定するハウジング、 (2)前記内部空洞を横切って設けられた仕切り体であって、その 内部空洞を、仕切り体の一方の側のドライビング流体チャンバーと、仕切り体の 反対側の輸液を収納した輸液チャンバーとに分割するように設けられ、この仕切 り体の一方の側から反対側へ延設された開口部を規定する仕切り体、 (3)前記ドライビング流体チャンバーに収納され、前記各開口部 に連通したドライビング流体、 (4)各開口部に、その開口部を通るドライビング流体の流れを阻 止するように設けられた複数の栓体、 (5)受容リザーバーを規定し、前記ドライビング流体がドライビ ング・チャンバーから選択された開口部を通して流れたとき、前記受容リザーバ ーにそのドライビング流体を受容し収納するために前記仕切り体の反対側の直近 に前記開口部に相対して配置されたバリア体であって、前記受容リザーバー中に 受容されたドライビング流体を前記輸液から分離し、前記ドライビング流体を前 記受容リザーバーに受容するのに応じて第1の容量から増大した第2の容量に動 くように形成され、さらに、前記輸液に圧力を伝達する関係にあり、このバリア 体が増大した第2の容量に向けて動いたとき、前記ハウジングによって規定され たオリフィスを通して前記輸液を押し出すように投薬リザーバーに向けて動くよ うに実装されたバリア体を有するディスポーザブル・ポンプ・ユニット、及び、 (B)(1)各組み合わせがドライビング・リザーバーから受容リザーバ ーへのドライビング流体の異なる流速を生ずるように、栓体の組み合わせを開か せて、その組み合わせで選択された各開口部を通るドライビング流体の経路を選 択し制御する遠隔のプログラミング・ユニット、及び、 (2)各々の一端がひとつの栓体に接続され、他端が前記プログラ ミング・ユニットに着脱可能に接続されて、それらの間に電気的導通をもたらす 複数の電気的リードを有する電気制御手段からなることを特徴とする輸液の制御 された注入のための輸液ポンプ・アセンブリ。 15.前記ドライビング・チャンバーの連動して、前記ドライビング流体にかか る圧力を発生し、前記電気制御手段が前記ドライビング流体を流動させるとき、 選択された組み合わせの各開口部を通してドライビング流体を受容リザーバーに 押し出すドライビング手段をさらに備え、 前記電気的リードが、前記栓体と前記ドライビング流体とに電気的に接する栓 電極を有することを特徴とする請求項14記載の輸液ポンプ・アセンブリ。 16.前記各栓体が、各開口部の横断面寸法を横切って延長されたドライビング 流体に面した表面を有し、その各表面がドライビング流体の流れに接しており、 前記ドライビング流体が、電解媒質を含み、前記選択された組み合わせの各栓 体と、そこを通るドライビング流体の経路を制御するために栓体の酸化を制御し て開口させる制御手段と協力し、 各栓体が、前記横断面寸法を横切って延長された電気腐食性材料であることを 特徴とする請求項15記載の輸液ポンプ・アセンブリ。 17.前記各栓体が、前記ドライビング流体を通す開状態と前記ドライビング流 体の通過を阻止する閉状態との間で切り換えることのできる切り換え可能なゲー ト膜で与えられ、前記各ゲート膜が、各開口部の横断面寸法を横切って延長され たドライビング流体に面した表面を有し、その各表面がドライビング流体の流れ に接し、 前記ドライビング流体が水性の液体であり、 前記各切り換え可能なゲート膜が、対応する栓電極と協力して、該ゲート膜を 、疎水性状態と親水性状態との間で電気化学的に切り換えることを特徴とする請 求項15記載の輸液ポンプ・アセンブリ。 18.(a)上表面とその反対に面した下表面とを有し、前記上表面から前記下 表面に延設された開口部を規定する仕切り、 (b)ドライビング流体をその中に貯蔵するために設けられ、前記仕切りを通 って前記ドライビング流体が流れるために前記開口部と連通したドライビング・ リザーバー、 (c)受容リザーバーを規定し、前記ドライビング流体が前記開口部を通して 前記ドラィビング・リザーバーから流れるとき、前記受容リザーバー中に前記ド ライビング流体を受容し貯蔵するために前記開口部に相対して配置されたバリア 手段、 (d)前記仕切りを通る前記ドライビング流体の流れを阻止するように前記開 口部に設けられた栓体、 (e)前記投薬流体をその中に保持するための投薬リザーバーであって、前記 投薬流体をそこを通して放出するオリフィスを規定し、前記バリア体が前記投薬 流体と前記ドライビング流体とを分離した投薬リザーバー、 (f)前記ドライビング・リザーバーから前記開口部を通り前記受容リザーバ ーへのドライビング流体の通過を制御するために、前記栓体に操作可能に取り付 けられた電気制御手段からなる輸液ポンプ・アセンブリから、薬物流体を制御し つつ注入する方法において、 前記電気制御手段を作動して前記栓体を開かせ、それによって、前記ドライビ ング・リザーバーから仕切り体を通して受容リザーバーへのドライビング流体の 流れを発生させ、そのドライビング流体を受容リザーバーに受容したときに前記 バリア手段を第1の容量から増大した第2の容量に拡張させることにより、この バリア体が投薬流体へ向けて拡張して、投薬リザーバーのオリフィスを通して投 薬流体を放出させる過程からなることを特徴とする方法。
JP6518161A 1993-02-03 1994-02-01 電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法 Pending JPH08509138A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/012,876 US5290240A (en) 1993-02-03 1993-02-03 Electrochemical controlled dispensing assembly and method for selective and controlled delivery of a dispensing fluid
US08/012,876 1993-02-03
PCT/US1994/001148 WO1994017850A1 (en) 1993-02-03 1994-02-01 Electrochemical controlled dispensing assembly and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08509138A true JPH08509138A (ja) 1996-10-01

Family

ID=21757166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6518161A Pending JPH08509138A (ja) 1993-02-03 1994-02-01 電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US5290240A (ja)
EP (1) EP0683685A4 (ja)
JP (1) JPH08509138A (ja)
AU (1) AU673246B2 (ja)
CA (1) CA2154677A1 (ja)
NO (1) NO953018L (ja)
NZ (1) NZ262272A (ja)
WO (1) WO1994017850A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506491A (ja) * 2000-08-18 2004-03-04 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 流速の選択が可能かつ滴定が可能なボーラスボタン付きの定速流体送出装置

Families Citing this family (177)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5336188A (en) * 1989-06-16 1994-08-09 Science Incorporated Fluid delivery apparatus having a stored energy source
US5411480A (en) * 1989-06-16 1995-05-02 Science Incorporated Fluid delivery apparatus
US5573511A (en) * 1991-11-27 1996-11-12 Yoon; Inbae Retractable safety penetrating instrument with safety probe
CA2083555A1 (en) * 1992-11-23 1994-05-24 David H. Laing Portable infusion device
US5551849A (en) * 1994-04-29 1996-09-03 Medtronic, Inc. Medication delivery device and method of construction
US5556528A (en) * 1994-05-10 1996-09-17 Biotechnology Research & Development Corporation Structures with field responsive permeation control
JPH0858897A (ja) * 1994-08-12 1996-03-05 Japan Storage Battery Co Ltd 流体供給装置
AU3261095A (en) * 1994-08-25 1996-03-14 Yves Lecoffre Motorisation device for producing very short displacements
FR2723851A1 (fr) * 1994-08-25 1996-03-01 Lecoffre Yves Dispositif pour delivrer de tres faibles debits de fluides
US5554011A (en) * 1994-10-27 1996-09-10 Symbiosis Corporation Medical fluid pump powered by a constant source of vacuum
US5616127A (en) * 1994-11-14 1997-04-01 Smith; Kevin Expandable liquid infusion device
US5607418A (en) * 1995-08-22 1997-03-04 Illinois Institute Of Technology Implantable drug delivery apparatus
DE69634265T2 (de) * 1995-12-19 2006-04-27 Abbott Laboratories, Abbott Park Vorrichtung zum detektieren eines analyten und zur verabreichung einer therapeutischen substanz
US5976109A (en) * 1996-04-30 1999-11-02 Medtronic, Inc. Apparatus for drug infusion implanted within a living body
US5785688A (en) * 1996-05-07 1998-07-28 Ceramatec, Inc. Fluid delivery apparatus and method
US6833242B2 (en) * 1997-09-23 2004-12-21 California Institute Of Technology Methods for detecting and sorting polynucleotides based on size
US7214298B2 (en) * 1997-09-23 2007-05-08 California Institute Of Technology Microfabricated cell sorter
DE60031248T2 (de) * 1999-02-18 2007-05-24 Biovalve Technologies, Inc., North Grafton Elektroaktive pore
US7214540B2 (en) 1999-04-06 2007-05-08 Uab Research Foundation Method for screening crystallization conditions in solution crystal growth
US7250305B2 (en) * 2001-07-30 2007-07-31 Uab Research Foundation Use of dye to distinguish salt and protein crystals under microcrystallization conditions
US20020164812A1 (en) * 1999-04-06 2002-11-07 Uab Research Foundation Method for screening crystallization conditions in solution crystal growth
US7247490B2 (en) * 1999-04-06 2007-07-24 Uab Research Foundation Method for screening crystallization conditions in solution crystal growth
US7244396B2 (en) * 1999-04-06 2007-07-17 Uab Research Foundation Method for preparation of microarrays for screening of crystal growth conditions
EP1181548B1 (en) * 1999-04-06 2007-03-21 The University of Alabama at Birmingham Research Foundation Method for screening crystallization conditions in solution crystal growth
US6458102B1 (en) * 1999-05-28 2002-10-01 Medtronic Minimed, Inc. External gas powered programmable infusion device
US7144616B1 (en) 1999-06-28 2006-12-05 California Institute Of Technology Microfabricated elastomeric valve and pump systems
US7244402B2 (en) * 2001-04-06 2007-07-17 California Institute Of Technology Microfluidic protein crystallography
US7052545B2 (en) * 2001-04-06 2006-05-30 California Institute Of Technology High throughput screening of crystallization of materials
US7195670B2 (en) 2000-06-27 2007-03-27 California Institute Of Technology High throughput screening of crystallization of materials
US6899137B2 (en) * 1999-06-28 2005-05-31 California Institute Of Technology Microfabricated elastomeric valve and pump systems
US20080277007A1 (en) * 1999-06-28 2008-11-13 California Institute Of Technology Microfabricated elastomeric valve and pump systems
US8052792B2 (en) * 2001-04-06 2011-11-08 California Institute Of Technology Microfluidic protein crystallography techniques
US7459022B2 (en) * 2001-04-06 2008-12-02 California Institute Of Technology Microfluidic protein crystallography
US7217321B2 (en) * 2001-04-06 2007-05-15 California Institute Of Technology Microfluidic protein crystallography techniques
US6929030B2 (en) * 1999-06-28 2005-08-16 California Institute Of Technology Microfabricated elastomeric valve and pump systems
KR100865105B1 (ko) * 1999-06-28 2008-10-24 캘리포니아 인스티튜트 오브 테크놀로지 마이크로 가공된 탄성중합체 밸브 및 펌프 시스템
US8550119B2 (en) * 1999-06-28 2013-10-08 California Institute Of Technology Microfabricated elastomeric valve and pump systems
US7306672B2 (en) * 2001-04-06 2007-12-11 California Institute Of Technology Microfluidic free interface diffusion techniques
US8709153B2 (en) 1999-06-28 2014-04-29 California Institute Of Technology Microfludic protein crystallography techniques
SE9902474D0 (sv) * 1999-06-30 1999-06-30 Amersham Pharm Biotech Ab Polymer valves
US6179586B1 (en) * 1999-09-15 2001-01-30 Honeywell International Inc. Dual diaphragm, single chamber mesopump
US6764472B1 (en) 2000-01-11 2004-07-20 Bard Access Systems, Inc. Implantable refillable infusion device
US6629954B1 (en) * 2000-01-31 2003-10-07 Medtronic, Inc. Drug delivery pump with isolated hydraulic metering
US6454759B2 (en) * 2000-02-28 2002-09-24 The Regents Of The University Of California Microfabricated injectable drug delivery system
US20020012926A1 (en) * 2000-03-03 2002-01-31 Mycometrix, Inc. Combinatorial array for nucleic acid analysis
US6485461B1 (en) * 2000-04-04 2002-11-26 Insulet, Inc. Disposable infusion device
US7867763B2 (en) 2004-01-25 2011-01-11 Fluidigm Corporation Integrated chip carriers with thermocycler interfaces and methods of using the same
US20050118073A1 (en) * 2003-11-26 2005-06-02 Fluidigm Corporation Devices and methods for holding microfluidic devices
US7420659B1 (en) 2000-06-02 2008-09-02 Honeywell Interantional Inc. Flow control system of a cartridge
US7351376B1 (en) 2000-06-05 2008-04-01 California Institute Of Technology Integrated active flux microfluidic devices and methods
AU2001273057A1 (en) * 2000-06-27 2002-01-08 Fluidigm Corporation A microfluidic design automation method and system
US7294503B2 (en) 2000-09-15 2007-11-13 California Institute Of Technology Microfabricated crossflow devices and methods
US7097809B2 (en) * 2000-10-03 2006-08-29 California Institute Of Technology Combinatorial synthesis system
EP1322936A2 (en) * 2000-10-03 2003-07-02 California Institute Of Technology Microfluidic devices and methods of use
US7678547B2 (en) * 2000-10-03 2010-03-16 California Institute Of Technology Velocity independent analyte characterization
EP1336097A4 (en) * 2000-10-13 2006-02-01 Fluidigm Corp SAMPLE INJECTION SYSTEM USING A MICROFLUIDIC DEVICE, FOR ANALYSIS DEVICES
AU2001295350A1 (en) * 2000-11-03 2002-05-15 Endoart S.A. Implantable medical device for delivering a liquid
US7232109B2 (en) * 2000-11-06 2007-06-19 California Institute Of Technology Electrostatic valves for microfluidic devices
EP2381116A1 (en) * 2000-11-16 2011-10-26 California Institute of Technology Apparatus and methods for conducting assays and high throughput screening
US6951632B2 (en) * 2000-11-16 2005-10-04 Fluidigm Corporation Microfluidic devices for introducing and dispensing fluids from microfluidic systems
EP2578252B1 (en) * 2000-11-30 2019-01-09 Valeritas, Inc. Device with substantially freely movable micro-probe over the housing
US20050196785A1 (en) * 2001-03-05 2005-09-08 California Institute Of Technology Combinational array for nucleic acid analysis
US7670429B2 (en) * 2001-04-05 2010-03-02 The California Institute Of Technology High throughput screening of crystallization of materials
US20020164816A1 (en) * 2001-04-06 2002-11-07 California Institute Of Technology Microfluidic sample separation device
EP1385692B1 (en) * 2001-04-06 2011-03-02 Fluidigm Corporation Polymer surface modification
WO2002081729A2 (en) 2001-04-06 2002-10-17 California Institute Of Technology Nucleic acid amplification utilizing microfluidic devices
US6752922B2 (en) * 2001-04-06 2004-06-22 Fluidigm Corporation Microfluidic chromatography
WO2002094846A2 (en) * 2001-05-22 2002-11-28 Parallel Synthesis Technologies, Inc. Method for in situ, on-chip chemical synthesis
US20050149304A1 (en) * 2001-06-27 2005-07-07 Fluidigm Corporation Object oriented microfluidic design method and system
US7075162B2 (en) * 2001-08-30 2006-07-11 Fluidigm Corporation Electrostatic/electrostrictive actuation of elastomer structures using compliant electrodes
WO2003037305A1 (en) * 2001-09-19 2003-05-08 Durect Corporation Flow regulator
WO2003031066A1 (en) 2001-10-11 2003-04-17 California Institute Of Technology Devices utilizing self-assembled gel and method of manufacture
US8440093B1 (en) 2001-10-26 2013-05-14 Fuidigm Corporation Methods and devices for electronic and magnetic sensing of the contents of microfluidic flow channels
US20030168936A1 (en) * 2001-11-08 2003-09-11 Everingham Gary M. Electro-active polymer as a fuel vapor control valve actuator
WO2003048295A1 (en) * 2001-11-30 2003-06-12 Fluidigm Corporation Microfluidic device and methods of using same
US7691333B2 (en) 2001-11-30 2010-04-06 Fluidigm Corporation Microfluidic device and methods of using same
US20040073175A1 (en) * 2002-01-07 2004-04-15 Jacobson James D. Infusion system
US6875539B2 (en) * 2002-01-18 2005-04-05 Heiner Ophardt Combination liquid dispenser and electrochemical cell
US7312085B2 (en) * 2002-04-01 2007-12-25 Fluidigm Corporation Microfluidic particle-analysis systems
WO2003085379A2 (en) 2002-04-01 2003-10-16 Fluidigm Corporation Microfluidic particle-analysis systems
US20070026528A1 (en) * 2002-05-30 2007-02-01 Delucas Lawrence J Method for screening crystallization conditions in solution crystal growth
AU2003277853A1 (en) * 2002-06-24 2004-01-06 Fluidigm Corporation Recirculating fluidic network and methods for using the same
AU2003256469A1 (en) * 2002-07-10 2004-01-23 Uab Research Foundation Method for distinguishing between biomolecule and non-biomolecule crystals
US20050159708A1 (en) * 2002-07-24 2005-07-21 Rudolf Sidler Infusion pump, control program, semiconductor means and method for the dosed administration of a medicinal liquid
US8220494B2 (en) * 2002-09-25 2012-07-17 California Institute Of Technology Microfluidic large scale integration
CA2500283A1 (en) * 2002-09-25 2004-04-08 California Institute Of Technology Microfluidic large scale integration
US8871446B2 (en) 2002-10-02 2014-10-28 California Institute Of Technology Microfluidic nucleic acid analysis
US20040068224A1 (en) * 2002-10-02 2004-04-08 Couvillon Lucien Alfred Electroactive polymer actuated medication infusion pumps
IL154243A0 (en) * 2003-02-02 2003-09-17 Silex Projectors Ltd Stable infusion device
US7604965B2 (en) * 2003-04-03 2009-10-20 Fluidigm Corporation Thermal reaction device and method for using the same
EP2340890B1 (en) * 2003-04-03 2016-10-19 Fluidigm Corporation Method of performimg digital PCR
US7476363B2 (en) * 2003-04-03 2009-01-13 Fluidigm Corporation Microfluidic devices and methods of using same
US8828663B2 (en) * 2005-03-18 2014-09-09 Fluidigm Corporation Thermal reaction device and method for using the same
US20050145496A1 (en) * 2003-04-03 2005-07-07 Federico Goodsaid Thermal reaction device and method for using the same
WO2004094020A2 (en) * 2003-04-17 2004-11-04 Fluidigm Corporation Crystal growth devices and systems, and methods for using same
CA2820537C (en) * 2003-04-23 2015-10-20 Valeritas, Inc. Hydraulically actuated pump for fluid administration
US20040220531A1 (en) * 2003-05-01 2004-11-04 Bui Tuan S. System and method operating microreservoirs delivering medication in coordination with a pump delivering diluent
AU2004240944A1 (en) 2003-05-20 2004-12-02 Fluidigm Corporation Method and system for microfluidic device and imaging thereof
AU2004261655A1 (en) * 2003-07-28 2005-02-10 Fluidigm Corporation Image processing method and system for microfluidic devices
US7413712B2 (en) * 2003-08-11 2008-08-19 California Institute Of Technology Microfluidic rotary flow reactor matrix
IL157981A (en) 2003-09-17 2014-01-30 Elcam Medical Agricultural Cooperative Ass Ltd Auto injector
SE526873C2 (sv) * 2003-12-02 2005-11-15 Acreo Ab Vätbarhetsswitch innefattande ett elektrokemiskt aktivt element med växlingsbara ytvätningsegenskaper, förfarande för dess tillverkning samt dess användning i olika tillämpningar
DE10359831A1 (de) * 2003-12-19 2005-07-14 Henkel Kgaa Mittel zum Färben von keratinhaltigen Fasern
US7407799B2 (en) 2004-01-16 2008-08-05 California Institute Of Technology Microfluidic chemostat
EP1730489B1 (en) * 2004-01-25 2020-03-04 Fluidigm Corporation Crystal forming devices and systems and methods for making and using the same
IL160891A0 (en) 2004-03-16 2004-08-31 Auto-mix needle
US20060024751A1 (en) * 2004-06-03 2006-02-02 Fluidigm Corporation Scale-up methods and systems for performing the same
WO2006014425A1 (en) * 2004-07-02 2006-02-09 Biovalve Technologies, Inc. Methods and devices for delivering glp-1 and uses thereof
US7407077B2 (en) * 2004-07-28 2008-08-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroactive polymer-based actuation mechanism for linear surgical stapler
US7513408B2 (en) * 2004-07-28 2009-04-07 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multiple firing stroke surgical instrument incorporating electroactive polymer anti-backup mechanism
US8057508B2 (en) * 2004-07-28 2011-11-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument incorporating an electrically actuated articulation locking mechanism
US7407074B2 (en) * 2004-07-28 2008-08-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroactive polymer-based actuation mechanism for multi-fire surgical fastening instrument
US8905977B2 (en) * 2004-07-28 2014-12-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical stapling instrument having an electroactive polymer actuated medical substance dispenser
US7862579B2 (en) * 2004-07-28 2011-01-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroactive polymer-based articulation mechanism for grasper
US7487899B2 (en) * 2004-07-28 2009-02-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument incorporating EAP complete firing system lockout mechanism
US7857183B2 (en) * 2004-07-28 2010-12-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument incorporating an electrically actuated articulation mechanism
US8317074B2 (en) * 2004-07-28 2012-11-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroactive polymer-based articulation mechanism for circular stapler
US7506790B2 (en) * 2004-07-28 2009-03-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument incorporating an electrically actuated articulation mechanism
GB2418144A (en) * 2004-09-17 2006-03-22 Psimedica Ltd Medical device for delivery of beneficial substance
JP4656909B2 (ja) * 2004-10-15 2011-03-23 オリンパス株式会社 被検体内導入装置およびその製造方法
US7222639B2 (en) 2004-12-29 2007-05-29 Honeywell International Inc. Electrostatically actuated gas valve
US7328882B2 (en) 2005-01-06 2008-02-12 Honeywell International Inc. Microfluidic modulating valve
US7445017B2 (en) 2005-01-28 2008-11-04 Honeywell International Inc. Mesovalve modulator
US7784663B2 (en) * 2005-03-17 2010-08-31 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical stapling instrument having load sensing control circuitry
US7517201B2 (en) 2005-07-14 2009-04-14 Honeywell International Inc. Asymmetric dual diaphragm pump
US20070093753A1 (en) * 2005-09-19 2007-04-26 Lifescan, Inc. Malfunction Detection Via Pressure Pulsation
US9067047B2 (en) 2005-11-09 2015-06-30 The Invention Science Fund I, Llc Injectable controlled release fluid delivery system
US8992511B2 (en) 2005-11-09 2015-03-31 The Invention Science Fund I, Llc Acoustically controlled substance delivery device
US8882747B2 (en) 2005-11-09 2014-11-11 The Invention Science Fund I, Llc Substance delivery system
US8998886B2 (en) * 2005-12-13 2015-04-07 The Invention Science Fund I, Llc Remote control of osmotic pump device
US7817030B2 (en) 2005-11-09 2010-10-19 Invention Science Fund 1, Llc Remote controller for in situ reaction device
US8936590B2 (en) 2005-11-09 2015-01-20 The Invention Science Fund I, Llc Acoustically controlled reaction device
US7624755B2 (en) 2005-12-09 2009-12-01 Honeywell International Inc. Gas valve with overtravel
US7815868B1 (en) * 2006-02-28 2010-10-19 Fluidigm Corporation Microfluidic reaction apparatus for high throughput screening
US20080140057A1 (en) 2006-03-09 2008-06-12 Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of State Of The Delaware Injectable controlled release fluid delivery system
EP2316505B1 (en) 2006-03-14 2017-01-18 University Of Southern California Mems device for delivery of therapeutic agents
US7523762B2 (en) 2006-03-22 2009-04-28 Honeywell International Inc. Modulating gas valves and systems
CN101460216B (zh) 2006-03-30 2013-06-19 瓦莱里塔斯公司 多筒式流体递送器械
US7543604B2 (en) * 2006-09-11 2009-06-09 Honeywell International Inc. Control valve
US7644731B2 (en) 2006-11-30 2010-01-12 Honeywell International Inc. Gas valve with resilient seat
US20080147007A1 (en) * 2006-12-19 2008-06-19 Toby Freyman Delivery device with pressure control
US20080152507A1 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Lifescan, Inc. Infusion pump with a capacitive displacement position sensor
US20080186801A1 (en) * 2007-02-06 2008-08-07 Qisda Corporation Bubble micro-pump and two-way fluid-driving device, particle-sorting device, fluid-mixing device, ring-shaped fluid-mixing device and compound-type fluid-mixing device using the same
US8394644B2 (en) * 2007-11-08 2013-03-12 Honeywell International Inc. Microfluidic osmotic pump
JP5542691B2 (ja) 2007-12-20 2014-07-09 ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア 治療薬を送達するための装置および方法
DK2320989T3 (da) 2008-05-08 2015-06-22 Minipumps Llc Implanterbare pumper og kanyler dertil
US9849238B2 (en) 2008-05-08 2017-12-26 Minipumps, Llc Drug-delivery pump with intelligent control
EP2323716B1 (en) 2008-05-08 2015-03-04 MiniPumps, LLC Drug-delivery pumps
DK2442852T3 (da) * 2009-06-19 2013-07-29 Sanofi Aventis Deutschland Injektionsanordning til et flydende lægemiddel
KR101697388B1 (ko) 2009-08-18 2017-01-17 미니펌프스, 엘엘씨 적응 제어기를 갖춘 전해 약품 운반 펌프
US8285328B2 (en) * 2010-04-20 2012-10-09 Minipumps, Llc Remote-controlled drug pump devices
US9687182B2 (en) 2010-10-07 2017-06-27 Biotronik Se & Co. Kg Medical sensor system for detecting a feature in a body
US9846440B2 (en) 2011-12-15 2017-12-19 Honeywell International Inc. Valve controller configured to estimate fuel comsumption
US9851103B2 (en) 2011-12-15 2017-12-26 Honeywell International Inc. Gas valve with overpressure diagnostics
US9074770B2 (en) 2011-12-15 2015-07-07 Honeywell International Inc. Gas valve with electronic valve proving system
US8899264B2 (en) 2011-12-15 2014-12-02 Honeywell International Inc. Gas valve with electronic proof of closure system
US9557059B2 (en) 2011-12-15 2017-01-31 Honeywell International Inc Gas valve with communication link
US9995486B2 (en) 2011-12-15 2018-06-12 Honeywell International Inc. Gas valve with high/low gas pressure detection
US8947242B2 (en) 2011-12-15 2015-02-03 Honeywell International Inc. Gas valve with valve leakage test
US8905063B2 (en) 2011-12-15 2014-12-09 Honeywell International Inc. Gas valve with fuel rate monitor
US8839815B2 (en) 2011-12-15 2014-09-23 Honeywell International Inc. Gas valve with electronic cycle counter
US9835265B2 (en) 2011-12-15 2017-12-05 Honeywell International Inc. Valve with actuator diagnostics
US10422531B2 (en) 2012-09-15 2019-09-24 Honeywell International Inc. System and approach for controlling a combustion chamber
US9234661B2 (en) 2012-09-15 2016-01-12 Honeywell International Inc. Burner control system
DK3030286T3 (da) * 2013-08-05 2019-11-11 Cam Med Llc Komfortabel patch-pumpe
EP2868970B1 (en) 2013-10-29 2020-04-22 Honeywell Technologies Sarl Regulating device
US10024439B2 (en) 2013-12-16 2018-07-17 Honeywell International Inc. Valve over-travel mechanism
JP2017519148A (ja) * 2014-06-13 2017-07-13 フォーミュラトリックス インコーポレイテッド 卵内注入装置の流体送達システム
US9841122B2 (en) 2014-09-09 2017-12-12 Honeywell International Inc. Gas valve with electronic valve proving system
US9645584B2 (en) 2014-09-17 2017-05-09 Honeywell International Inc. Gas valve with electronic health monitoring
US10503181B2 (en) 2016-01-13 2019-12-10 Honeywell International Inc. Pressure regulator
US10564062B2 (en) 2016-10-19 2020-02-18 Honeywell International Inc. Human-machine interface for gas valve
US11073281B2 (en) 2017-12-29 2021-07-27 Honeywell International Inc. Closed-loop programming and control of a combustion appliance
US10697815B2 (en) 2018-06-09 2020-06-30 Honeywell International Inc. System and methods for mitigating condensation in a sensor module
CN112415224B (zh) * 2020-11-04 2022-11-15 深圳市讯美科技有限公司 红外反射式液体滴速检测仪
US11419976B1 (en) * 2021-04-30 2022-08-23 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Wearable drug delivery device with pressurized fluid dispensing
US20240100250A1 (en) * 2022-09-22 2024-03-28 Carefusion 303, Inc. Activatable medicament delivery containers and assemblies

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2626348C3 (de) * 1976-06-11 1980-01-31 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Implantierbare Dosiereinrichtung
US4886514A (en) * 1985-05-02 1989-12-12 Ivac Corporation Electrochemically driven drug dispenser
US4687423A (en) * 1985-06-07 1987-08-18 Ivac Corporation Electrochemically-driven pulsatile drug dispenser
US4902278A (en) * 1987-02-18 1990-02-20 Ivac Corporation Fluid delivery micropump
US4874500A (en) * 1987-07-15 1989-10-17 Sri International Microelectrochemical sensor and sensor array
US5090963A (en) * 1990-10-19 1992-02-25 Product Development (Z.G.S.) Ltd. Electrochemically driven metering medicament dispenser
US5223265A (en) * 1992-01-10 1993-06-29 Alza Corporation Osmotic device with delayed activation of drug delivery

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506491A (ja) * 2000-08-18 2004-03-04 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 流速の選択が可能かつ滴定が可能なボーラスボタン付きの定速流体送出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5368571A (en) 1994-11-29
AU673246B2 (en) 1996-10-31
EP0683685A4 (en) 1996-09-18
CA2154677A1 (en) 1994-08-18
NO953018D0 (no) 1995-07-31
WO1994017850A1 (en) 1994-08-18
NZ262272A (en) 1996-05-28
AU6168894A (en) 1994-08-29
NO953018L (no) 1995-09-20
EP0683685A1 (en) 1995-11-29
US5290240A (en) 1994-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08509138A (ja) 電気化学的に制御された投薬用アセンブリ及び方法
US5785688A (en) Fluid delivery apparatus and method
US7018360B2 (en) Flow restriction system and method for patient infusion device
US5492534A (en) Controlled release portable pump
US5318540A (en) Controlled release infusion device
US5169390A (en) Osmotic infusion device
US5135498A (en) Controlled release infusion device
DK169019B1 (da) Bærbart osmotisk infusionsapparat med styret frigivelse af infusionsfluidummet
US5188603A (en) Fluid infusion delivery system
KR100430703B1 (ko) 약품방출용각막전이장치
US5257987A (en) Controlled release osmotic infusion system
US5672167A (en) Controlled release osmotic pump
US7896867B2 (en) Fluid delivery device having an electrochemical pump with an ion-exchange membrane and associated method
US4898582A (en) Portable infusion device assembly
US5041107A (en) Electrically controllable, non-occluding, body implantable drug delivery system
US8348930B2 (en) Fluid delivery device with a diffusion membrane and electrochemical pump
GB1602158A (en) Device for supplying a medicinal liquid to a human or animal body
JP2004000495A (ja) 対流増加式薬物配給装置および使用方法
CA2392006A1 (en) Microfabricated devices for the delivery of molecules into a carrier fluid
JPS62217974A (ja) 人工腺
Ranade Drug delivery systems 4. Implants in drug delivery
US20040230182A1 (en) Drug delivery through encapsulation
EP0039124A1 (en) Implantable infusion apparatus
KR100955581B1 (ko) 기체 압력을 이용하는 약물 주입 장치
JP2009500078A (ja) イオン交換膜を有する電気化学的ポンプから成る流体送出装置および流体送出方法