JPH08508861A - 温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器 - Google Patents

温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器

Info

Publication number
JPH08508861A
JPH08508861A JP6522349A JP52234994A JPH08508861A JP H08508861 A JPH08508861 A JP H08508861A JP 6522349 A JP6522349 A JP 6522349A JP 52234994 A JP52234994 A JP 52234994A JP H08508861 A JPH08508861 A JP H08508861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog
output
signal
temperature
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6522349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3516956B2 (ja
Inventor
プファイファー,フレデリック・アール
Original Assignee
ハネウエル・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=21913162&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08508861(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ハネウエル・インコーポレーテッド filed Critical ハネウエル・インコーポレーテッド
Publication of JPH08508861A publication Critical patent/JPH08508861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516956B2 publication Critical patent/JP3516956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/06Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M1/08Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of noise
    • H03M1/089Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of noise of temperature variations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/52Input signal integrated with linear return to datum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 選択されたアナログ回路構成要素の温度を検出するための温度センサ(340)、及び出力を温度の関数として補正するために変換器の性能を表す量の温度特性を記述した情報を記憶するための記憶装置(350)を有する積分アナログ−ディジタル変換器。

Description

【発明の詳細な説明】 温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器 発明の背景 本発明は、広義には積分アナログ−ディジタル変換器に関するものである。よ り詳しくは、本発明は、アナログ加速度計出力信号を航法システムにとって有用 なディジタル表現に変換するための精密アナログ−ディジタル変換器に関する。 航法技術においてはよく知られているように、航法用コンピュータは、3つの の直交座標軸に沿った方向の加速度情報及びこれらの軸回り回転情報を得るため に3つの加速度計の情報と3つのジャイロスコープの情報を必要とする。航法シ ステムのプロセッサは、この情報を取り込み、航法システムの方程式を解いて、 地球上の正確な位置情報を出す。このようなシステムは、軍用、民間用の如何を 問わず、潜水艦や宇宙船のような用途を含めて、航空機及び船舶に広範に採用さ れている。 例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ等を用いた航法システムプロセッ サは、ジャイロスコープ情報及び加速度情報がディジタル信号形式であることを 必要とする。従って、当技術分野で広く知られているアナログ加速度計を用いる と、一般に、出力をディジタル信号、すなわちアナログ量のディジタル表現に変 換しなければならない。一般に、アナログ加速度計の出力は、精密級積分アナロ グ−ディジタル変換器を用いて変換され、各ディジタル数の増分が速度増分、す なわち加速度積分値を表すディジタル数表現が得られる。 精密航法システムを得るためには、精密航法データが得られるように各構成機 器の周囲温度を考慮に入れなければならない。従って、アナログ加速度計を用い ると、加速度計温度の関数としての加速度計のアナログ出力信号の変動に対する 補償及び/または補正が必要になる。 従って、積分アナログ−ディジタル変換器は、加速度計によって検出される加 速度を表す精密ディジタル情報の精度を高めるために、最小の温度係数を有する 精密級構成機器を用いて設計される。次に、従来技術のシステムでは、加速度計 の温度を検出するために温度センサが用いられる。一般には、センサのメーカー かユーザのどちらかが、センサの周囲温度の関数として加速度計の特性を決定す る。通常、この特性決定は、温度の多項式関数としての加速度計のスケールファ クタ及び偏りの形で与えられる。一方、この特性決定情報は、積分アナログ−デ ィジタル変換器からのディジタル情報を補正して、補償及び/または補正された 航法情報を得るために航法プロセッサによって用いられる。 航法システムの精度は加速度計及び積分アナログ−ディジタル変換器によって 決まるので、高精度航法システム情報を得るためには、加速度計の温度特性決定 だけでは不十分である。より高性能を確保するためには、積分アナログ−ディジ タル変換器の温度特性決定によって、より正確な航法システム情報を得ることが 必要である。 発明の概要 本発明の目的は、温度特性決定型の精密級積分アナログ−ディジタル変換器を 提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、アナログ加速度計出力信号に関連した精密ディジ タル情報を提供することにある。 本発明による積分アナログ−ディジタル変換器は、温度の関数として特性決定 が行われる。この特性決定情報は、航法システムプロセッサによって加速度計の 温度補正が行われる前、あるいはその後に、まずディジタル情報を補正するよう 処理され、続いてその後、そのディジタル情報が航法システムプロセッサによっ て処理される。その特性決定情報と共に、回路カード(カード基板)またはその カード上の選択された構成機器または要素の温度が検出され、この温度を用いて アナログ入力信号から補正ディジタル表現を導出するよう、その特性決定情報が 生の(未処理)ディジタル出力情報に加えられる。 図面の簡単な説明 図1は、従来技術の航法システム用のアナログ加速度計と共に用いられる積分 アナログ−ディジタル変換器を示すブロック図である。 図2は、従来技術における積分器−ディジタイザ回路の一態様を示すブロック 図である。 図3は、本発明による積分アナログ−ディジタル変換器にアナログ加速度計を 組み付けた構成を示すブロック図である。 図4は、サーマルカバーを有する電子カードの等角投影図である。 発明の詳細な説明 図1は、現在民間航空機に用いられている航法システムの一部を示す概略ブロ ック図である。アナログ加速度計センサ100は、符号102で示す“G”単位 の入力加速度に応答して、定義済みの入力軸沿いの検出加速度に比例するアナロ グ出力信号を信号線104上に供給する。一般に用いられている加速度計センサ は加速度の“G”を電流に変換し、ミリアンペア/G(Gの単位はft/sec2 )単位の利得Kを有する。信号線104上の加速度計出力電流IAは、一般に、 定義済みの加速度計入力軸沿いの加速度の方向によって決まる極性を有する。 次に、加速度計出力電流は、アナログ入力信号として積分アナログ−ディジタ ル変換器(以下IADCとする)120に供給される。IADCの主要構成要素 は、積分器−ディジタイザ回路122、カウンタ128及びカウンタ130であ る。積分器−ディジタイザ回路は、互いに排他的なパルス信号を出力信号線12 4及び126の一方または他方に生じさせ、これによって、第1及び第2の互い に反対方向の加速度情報を表す。本願においては、第1の方向を“+”と称し、 第2の方向を“−”と称する。信号線124上の“+”パルスは、カウンタ12 8に入力として供給され、信号線126上の“−”パルスは、カウンタ130に 入力される。カウンタ128及び130の出力は、それぞれ信号線162及び1 64を介して航法プロセッサ/制御装置160に入力として供給される。本願に おいて、(N+)はカウンタ128の出力を表し、(N−)はカウンタ130の 出力を表す。すなわち、Nはカウンタ値である。 航法技術においてはよく知られているように、これらのカウンタ値間の差の変 化は速度増分、すなわちこれらのカウンタの前後2回の読取り間の加速度の積分 を表す。本願においては、この差を、2つの連続したカウンタ読取りについてD N(−)及びDN(+)と定義する。 さらに、図1には、アナログ加速度計温度センサ170及び加速度計パラメー タ記憶手段175が示されており、これらの温度センサ及び記憶手段は、点線で 示すように加速度計100と接続されている。温度センサ170は、加速度計の 温度を表すアナログ出力信号を信号線172に供給する。通常、加速度計ユニッ トには、温度センサ及び温度センサ出力信号接続端子が内蔵されている。ここで 説明したような温度センサ170を有する加速度計としては、当技術分野におい ては、Sundstrand,Inc.社製のものが知られている。 加速度計パラメータ記憶手段175は、例えば、加速度計の性能を温度の関数 として特性決定する情報を記憶したリードオンリーメモリ・デバイスであっても よい。記憶手段175の内容は、例えばデータバスのような多くの信号線の一つ を表すデータ信号線194によって当技術分野で周知のやり方で問い合わせるこ とができる。 また、図1に示すように、積分器−ディジタイザ122は、後述する残留アナ ログ信号を表す出力アナログ信号RIを供給する。一方、信号RIは、標本化保持 回路182に供給され、その標本化保持回路の出力は信号線183を介してマル チプレクサ180に入力される。マルチプレクサ180の第2の入力には、信号 線172を介してに加速度計温度センサ170のアナログ出力が供給される。ま た、マルチプレクサ180の出力は、信号線185を介してアナログ−ディジタ ル(A/D)変換器190に入力され、その変換器は信号線192を介して航法 プロセッサ/制御装置160に供給されるディジタル出力を発生する。最後に、 航法プロセッサ/制御装置160は、図示のように、加速度計パラメータ記憶手 段175からディジタル情報を読み込むための双方向信号線194を有する。 ディジタル通信分野の当業者ならば、システムをシリアルデータ信号線接続方 式、あるいはパラレルデータ信号線接続方式のどちらで動作させるかは、設計上 の選択の問題であるということは理解できよう。従って、信号線162、164 、192、及び194は、目的のディジタル情報を転送するための1本または2 本以上の信号線と考えることができ、その詳細については、本発明の理解を容易 にするために、図示を省略する。マルチプレクサ180、及び例えばカウンタ1 28、130及び記憶手段175のような他のディジタル信号型構成要素のため のその他の制御信号及びディジタル読取り要求信号は、図示を省略してあるが、 周知の方法で航法プロセッサ/制御装置160により制御することが可能である 。 加速度計センサのメーカーは、一般に、ディジタル化されたアナログ信号を補 正あるいは補償することができるように、温度特性情報を提供している。この情 報は、一般にその特定のセンサに付随する回路カードに取り付けられるユーザ側 で用意したディジタル情報記憶デバイスに記憶することが可能である。 加速度計の特性決定情報は、下記のような温度の多項式関数のスケールファク タ及び偏り係数の形を取り得る。 (1) SFA-A=C0+C1TA+C2TA+C3TA... (2) BA-A=B0+B1TA+B2TA+C3TA... 式中、TA=加速度計の温度 一方、航法プロセッサ/制御装置160は、IADC120のカウンタ128 及び130の情報を次式のように処理することができる。 (3) V(new)=V(old)+[DN(+)−DN(−)]*SF− TA+[BA-A]+[RI(New)−RI(old)] 式中、 V(new)=現在の速度 V(old)=前の速度 (3A) DN(+)=N(+)−N(−)の新値 (3B) DN(−)=N(+)−N(−)旧値 N(+)=カウンタ128の生の値 N(−)=カウンタ130の生の値 SFA-A=TAにおける加速度計スケールファクタ BA-A=TAにおける加速度計偏り [DN(+)−DN(−)]=速度の増分変化、すなわち選択された期間に わたる加速度の積分値 RI=アナログ残留出力 次に、図1のシステムの動作について説明する。アナログ加速度計センサ10 0の出力は、ミリアンペア/G単位の利得Kを有する電流変換器に作用する加速 度を表す。積分器−ディジタイザ122は、各パルスが個々の速度増分を表すパ ルス出力を発生する電流−パルス変換器として働く。以下により詳しく説明する ように、一例の積分器−ディジタイザ122は、1,000パルス/sec(秒 )/maの利得を有する。一方、カウンタ128及び130は、各計数値増分が 0.032ft/sec(1G=32ft/sec2と仮定する)の速度増分を 表す連続カウンタである。 図には示されていないが、航法プロセッサ/制御装置160は、カウンタ12 8及び130の出力を周期的に読み取り、同時に、標本化保持回路182は、既 に説明したように、出力信号RIを保持して、速度の積分表現を生成する。また 、マルチプレクサ180を介して加速度計温度及びRIの値についてのA/D変 換器190のデジタル表現がプロセッサ160によって読み込まれる。一方、方 程式(3)が計算され、その後の航法位置方程式に利用される。 図2には、アナログ加速度計100から速度情報を導出するための図1の積分 アナログ−ディジタル変換器120一部をなす図1の積分器−ディジタイザ12 2がさらに詳細に示されている。作用的に図1の構成要素と同様の構成部分には 、図2においても同じ符号が付してある。積分器−ディジタイザ122は、信号 線104を介して加速度計100のアナログ出力信号を受け取るための信号入力 手段32を有する積分器30を含む。積分器30の入力手段32は、積分器30 の出力手段38に対して反転した入力となっている。積分器30は、さらに、比 較器50の正入力手段52への入力として信号線54に、また比較器60の負入 力手段62への入力として信号線64に出力信号を供給するための出力手段38 を有する。 比較器50は、さらに、その負入力手段56に基準電圧+Vcが印加される。 比較器50は、信号線59に出力信号を供給するための出力手段58を有する。 同様に、比較器60は、その正入力手段66に基準電圧−Vcが印加される。ま た、比較器60は、信号線69に出力信号を供給するための出力手段68を有す る。 比較器50によって供給される出力信号は、信号線59を介してリセットスイ ッチ制御論理回路40に第1の入力として供給され、比較器60の出力信号は、 信号線69を介してリセットスイッチ制御論理回路40の第2の入力に供給され る。リセットスイッチ制御論理回路は、電荷リバランス(中和)回路200を制 御するよう動作し、その電荷リバランス回路は、以下にさらに詳細に説明するよ うに、積分器30をリセットするよう動作するとともに、それぞれ図1のカウン タ128及び130に接続された出力信号線124または126に信号変化また はパルスを発生するよう動作する。 図1及び2に具体的に示すシステムは、従来技術において、前述のようなアナ ログ加速度計100から速度情報を導出するための技術として周知である。より 詳しく言うと、航法技術においては、アナログ加速度計の出力は、速度情報を航 法用コンピュータ(図示省略)に供給するために積分される。IADC120は 、このような速度情報をディジタル形式で供給する。図1及び2に示すシステム の動作のさらなる理解を図るために、ここで、電荷リバランス回路200及びリ セットスイッチ制御論理回路40について説明する。 積分器30、リセットスイッチ制御論理回路40、比較器50及び60及び電 荷リバランス回路200は、電荷リバランス・ディジタイザと呼ぶことが可能な 装置を形成する。電荷リバランス・ディジタイザの目的は、直流の加速度計出力 電流を各々速度増分及び積分器の残留出力RIを表す信号線124上のパルス信 号、または信号線126上のパルス信号に変換することである。図2の電荷リバ ランス・ディジタイザは、従来技術で用いられているものと形態及び機能が類似 している。図2は、特定の電荷リバランス回路200の一態様を示し、この回路 は電子スイッチQ1〜Q6、コンデンサ290、電流源254、及びダイオード D1、D2を含む。この場合も、それぞれ比較器50及び60との点線で示す電 気的接続から明らかなように、信号線124上のパルスは、一方の加速方向に対 応する負の加速度計出力電流と関連し、信号線126上のパルスはその反対の加 速方向に対応する正の加速度計出力電流と関連したパルスである。 前に述べたように、加速度計100は、その出力電流を増幅器230及びフィ ードバック・コンデンサ231を有する精密リセット積分器30の入力として供 給する。そのため、積分器30の出力は、加速度計の出力電流の積分を表し(反 転極性で)、従って速度を表す。この電荷リバランス回路200を用いると、以 下に説明するように、加速度電流は、加速度の方向に応じて信号線124及び1 26上の速度増分パルスに変換される。積分器出力38は、それぞれ正の基準電 圧及び負の基準電圧を有する2つのウィンドウ比較器50及び60に供給される 。積分器の出力電圧がどちらかの比較器の基準電圧に達すると、そのその当する 比較器は信号線59及び69を介してリセットスイッチ制御論理回路40をトリ ガし、これによって、そのリセットスイッチ制御論理回路は、積分器30のリセ ット動作を起動し、信号線124または126のいずれかに適切なパルスを供給 する。 図2の電荷リバランス回路200は、正または負の正確に1マイクロクーロン の電荷を増幅器230の入力手段32と出力手段38との間に電気的に接続され た積分コンデンサ231に注入し、これによって積分器出力電圧をほぼゼロにリ セットする。リセットスイッチ制御論理回路40は、電荷リバランス回路200 を介して電荷リバランス動作を起動する都度、前述したように、信号線124ま たは126上にパルス信号を発生させる。 閉ループ積分器は、加速度計電流の時間積分(アンペア−秒)で1マイクロク ーロンの電荷が蓄積される毎にリセットされるので(1マイクロクーロン=1マ イクロアンペア−秒であるから)、信号線124及び126上の各信号変化また はパルスは、正確な量の速度増分を表す。このリバランス電荷は、正確な電流を 正確な時間にわたってコンデンサ290に注入することによって発生する。する と、コンデンサ290は、以下に簡単に説明するように、積分コンデンサ231 に放電し、リバランス動作が行われる。 1マイクロクーロンのリバランス電荷は、32mAの電流を正確に1/32ミ リ秒間だけリバランス・コンデンサ290に流し、これによって1マイクロクー ロンの電荷をコンデンサ290に蓄積することにより得られる。次に、この電荷 は、一挙に積分コンデンサ231に放電され、これによって積分器30の出力電 圧38はほぼゼロボルトにリセットされる。 図2において、電子スイッチQ1〜Q6は、スイッチQ1〜Q6からリセット スイッチ制御論理回路40へ引かれた点線によって示すように、リセットスイッ チ制御論理回路40によって電子的に制御される。以下の説明においては、これ らの電子スイッチが開または閉状態の場合に従い動作を説明する。 スイッチQ6は、好ましくは、リセットスイッチ制御論理回路40からの1/ 32msの持続時間を有する論理パルスで駆動される高速バイポーラ・スイッチ ング回路とする。リセット時間以外の間は、入力論理信号は“0”であって、ス イッチQ6は閉じられており、+VDCとダイオードD2を含むダイオードOR ネットワークのダイオードD1との間が電気的に接続される。従って、電流源2 54からの制御された32mAは全てQ6を通って流れ、コンデンサ290を充 電する電流は全く流れない(スイッチQ4及びQ5は開)。リバランスが必要に なると、スイッチQ6の入力が1/32msの間論理“1”になり、スイッチQ 6を開く。同時に、32mAの電流源をダイオードCR5及びコンデンサ290 を通して転流させるようにスイッチQ1、Q2、Q4及びQ5が選択的に閉じら れる。これによって、コンデンサ290は、スイッチQ1、Q2、Q4及びQ5 の状態に応じた極性を有する1マイクロクーロンの電荷(1/32msの間32 maが流れる)を帯びる。ここで選択される極性は、もちろん、加速度出力電流 及びその積分が負であるか正であるかに応じて、それぞれ比較器50または60 のどちらが起動され、信号線59または69上に信号変化を生じさせたかによっ て決まる。 電荷リバランス・シーケンス動作時、スイッチQ1、Q2、Q4及びQ5(F ETトランジスタ・スイッチ等を用いることが好ましい)は、まず、1マイクロ クーロンを充電することができるように、コンデンサ290の一方の極をアース に接続し、コンデンサ290のもう一方の極をダイオードD2に接続する。コン デンサ290の電荷の極性は、もちろん、Q1とQ5を第1の対、Q2とQ4を 第2の対として、上記の1/32msの充電部分の間にどちらのスイッチ対が閉 じられるかによって決まる。スイッチQ1とQ5は、加速度計電流が正の場合に リバランスを生じさせるように閉じられる。スイッチQ2とQ4は、加速度計出 力電流が負の場合にリバランスを生じさせるよう閉じられる。スイッチQ1とQ 3が閉じられると、リバランス電荷が積分器に一挙に放電される。1/32ms のパルスが終了すると、スイッチQ6が閉じて、それ以後のコンデンサ290の 充電は停止される。同時に、スイッチQ2、Q4及びQ5が開き、スイッチQ1 とQ3が閉じて、コンデンサ290がQ3とQ1を介して積分器の入力手段32 とアースの間に接続される。この動作によって、コンデンサ290上の電荷が積 分コンデンサ231に移される。 積分器のリバランスまたはリセット動作の間の積分器30の電圧は、カウンタ 128または130が航法システムプロセッサ160によって読み取られる時の 部分的な速度増分または部分的計数値を表す。従って、このようにカウンタがス トローブされる時には、積分器の出力電圧(本願では残留電圧RIと称する)は 、前に特に図1によって説明したように、標本化保持回路182によって取り込 まれ、A/D変換器190によってディジタル表現に変換される。上記のストロ ーブ信号線は、発明が不明確になるのを避けるために、図示を省略した。要約す ると、コンデンサ231への電荷転送の結果、積分器出力38の値はゼロに向か って変化し、比較器50または60の状態を変化させ、これらの比較器を積分器 出力電圧の次の上昇または低下それぞれの基準電圧を超えるまで待機する状態に 置く。このように、第1のレベル(平常レベル)から第2のレベル(トリップレ ベル)への比較器出力電圧の各変化は、前述したような速度増分を表す。比較器 50及び60の出力信号または出力124及び126は、それぞれ正及び負の入 力電流について、積分器30に供給されるアナログ入力電流の積分の関数である 特性を有する繰返し速度または周波数を有する出力信号になるということに留意 すべきである。次に、これらの比較器の出力は、前述されているように、速度増 分情報を航法コンピュータに供給するために補正される。 図1及び2に詳細に示すような積分アナログ−ディジタル変換器120は、精 密級構成要素を選択して採用した場合においても、温度の影響を受ける。その上 、それぞれカウンタ128及び130によって得られるディジタル表現N(+) 及びN(−)は、互いに独立に、例えば図1及び2に例示するようなアナログ処 理回路、また他の積分アナログ−ディジタル変換器が原因で、温度の関数として のスケールファクタ及び偏り誤差の両方の影響を受ける。 これらの欠点を解消するために、本発明は、図3の実施の形態に示すように、 従来技術の欠点を以下により詳細に説明するようにして解消すべく積分アナログ −ディジタル変換器120のスケールファクタ及び偏り誤差の特性を決定する温 度検出回路及び積分アナログ−ディジタル変換器の温度特性情報を取り入れたも のである。 図3には、図1のIADC120と同様の本発明による積分アナログ−ディジ タル変換器が示されている。前に述べたように、動作的に図1及び2のものと同 様の構成要素は、図3においても同じ符号で示してある。図1の場合と同様、図 3に示すシステムは、加速度計100、加速度計温度センサ170、及び加速度 計情報記憶手段175を有し、これらの各構成要素は、図1のものと同様の機能 及び役割を有し、また図1の場合と同じ出力信号線を有する。さらに、図3にお いて、マルチプレクサ180は、図1のマルチプレクサの入力と同じ入力を受け 取る以外に、信号線342を介して積分器−ディジタイザ温度センサ340のア ナログ出力をも受け取る。一方、上記の各アナログ信号は、信号線185を介し てアナログ−ディジタル変換器190に入力され、その変換器190は、図1と 同様の航法プロセッサ/制御装置160にディジタル入力として供給されるディ ジタル出力信号を信号線192上に発生する。 図3において、積分アナログ−ディジタル変換器120は、図1に示すものと 同じ構成要素を有する。しかしながら、本発明によれば、IADC120に積分 器−ディジタイザ温度センサ340及び積分アナログ−ディジタル変換器情報記 憶手段350が接続されている。積分器−ディジタイザ温度センサ340は、図 1の場合に追加した形の入力としてマルチプレクサ180に供給される温度を表 すアナログ出力信号を出力信号線342上に生じさせる。積分アナログ−ディジ タル情報記憶手段350は、加速度計情報記憶手段175と同様、リードオンリ ーメモリ・デバイスであってもよい。記憶手段350の内容は、信号線194と 同様、当技術分野で周知のやり方でデータ信号線352により問い合わせること ができる。積分アナログ−ディジタル変換器記憶手段350は、以下にさらに詳 細に説明するように、本発明に従って積分アナログ−ディジタル変換器120の 性能の特性を温度の関数として決定する情報を記憶するために設けたものである 。 本発明において、IADC記憶手段350は、温度従属性の積分アナログ−デ ィジタル変換器120の性能の温度特性を記述した情報を供給するためのもので ある。すぐ上に言及したこれらの構成要素は、本発明独特の構成に従って、点線 で示すように各特定の積分アナログ−ディジタル変換器と接続されている。 ここでは、本発明において、図1及び2を参照して説明したのと同様に動作す る積分器30、それぞれ出力信号線59及び69を有する比較器50及び60、 及び電荷リバランス回路200(ただしこれらに限定されるものではない)を含 む積分器−ディジタイザ122(これに限定されるものではない)を含む回路カ ード上に積分アナログ−ディジタル変換器120を少なくとも一部実装する場合 を考える。この場合、積分アナログ−ディジタル変換器120の総合的性能は、 上記の回路カード(カード基板)上のアナログ回路構成要素の性能に左右される 温度従属性を有すると思われる。従って、本発明の図示実施の形態において、温 度センサ340は、回路カードの周囲温度を検出する、より詳しくは、回路カー ド上の最も重要な温度従属性構成要素の周囲温度を検出するために設けたもので ある。もちろん、回路基板の温度は、回路基板の構成要素が発生する熱ばかりで なく、その回路基板を収容する外容器の動作限界に起因する熱または熱損失によ って左右される。 本発明においては、最も重要な温度従属性の構成要素は、図2に示す電子スイ ッチQ6及び電流源254であり、その性能が大きく作用すると考えられる。従 って、温度センサ340は、スイッチQ6及び電流源254の温度を最も良く表 すために設けられたものである。もちろん、アナログ回路構成要素のレイアウト においては、温度センサ340は、回路カード上で電子スイッチQ6及び、少な くとも部分的に電流源254を構成する構成要素の極近傍に配置するようになっ ている。積分器−ディジタイザ122のその他のアナログ回路構成要素は、もち ろん、回路カード上で温度センサ340にできる限り近接させて配置すべきであ る。 ここで、例えばカウンタ128、130及びリセットスイッチ制御論理回路4 0等のその他の構成要素は、同じ回路カード上に設けることもできれば、上記の アナログ回路構成要素を実装した回路カードから遠隔の航法プロセッサ/制御装 置160の一部として実装することもできるということに留意すべきである。本 発明の図示した実施の形態においては、記憶手段340も上記回路カードに実装 することができる。しかしながら、これは他の回路カード上に設けた他の手段に よって達成することも可能である。 前述したたように、回路基板温度の変化は、IADC120の性能を変化させ 、 これによって、比較器50及び60の出力パルスまたは信号変化によって表され る速度増分のディジタル表現に温度従属性の変化を生じさせることがある。本発 明によれば、これらの温度系の誤差を、回路基板の特性を温度の関数として適切 に決定することによってなくすことができる。これらの温度系誤差は、偏り誤差 及びスケールファクタ誤差として分類することができるが、必ずしもこれらに限 定されるものではない。これらの誤差の原因は、積分コンデンサ231を正確な 量の電荷で共にリセットまたはリバランスする精度の変化にあると考えられるが 、これに限定されるものではない。図2に具体的に示すような電荷リバランス回 路を用いる場合、正確に1/32ms間におけるスイッチQ6の開位置への切換 え速度が、コンデンサ231上の電荷を1マイクロクーロンだけ変化させること ことによって積分器を一様にリセットするのに最も重要である。IADC120 の温度従属性の誤差は全て、以下に説明するように、温度の関数の形の多項式に よって特徴付けることが可能である。 図4に示すように、本発明の実施の形態においては、前述の積分器−ディジタ イザの各構成要素を搭載した回路カード410は、図示のような熱拡散カバー( サーマルカバー)420をで覆うことが望ましい。一方、このサーマルカバーは 、本発明の各用途におけるハウジング(図示省略)と機械的に接触させて、その ハウジングをヒートシンクとして働かせるようになっている。さらに、そのカバ ーと各回路構成要素の間のスペースには、熱伝導性材料を充填することも可能で ある。これらの特徴は、1つ構成要素と隣の構成要素との間の温度勾配を最小限 にするためのものである。 積分アナログ−ディジタル変換器の特性 積分器−ディジタイザ120の温度特性は、第一には一連の測定によって、第 二には、それらの測定結果の2ステップ分析によって、IADCの特性式を温度 の関数の形で生成することにより決定される。測定段階においては、次のような 経験データを取得する。回路カードを周知の安定した温度下に置き、温度センサ 340の出力信号値を記録する。また、信号線104を介して積分器30の入力 手段32に種々の正確な値の正及び負の入力電流を供給して、その時の比較器5 0及び60の周波数出力を記録する。 例えば、図3に示すA/D変換器190が完全なA/D変換器であると仮定し て、温度センサ340により検出される温度のデジタル値を記録する。安定した 温度下において、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5及び4.0 maの各々正の電流入力に対する比較器60の出力信号変化(出力パルス)の周 波数を測定する。同様に、これと同じ大きさを有する各々負の電流入力に対する 比較器50の信号変化の周波数を測定する。この手順を例えば+25、−25、 0、+30、+50、+75℃など、選択された数の異なる温度について繰り返 す。もちろん、これらの温度及び電流値は、あらかじめ推定した動作温度、通常 の加速度計の動作限界、及びこれらの変数の典型的な値域に基づいて選択する。 上記の情報を与えられると、積分アナログ−ディジタル変換器回路122は、 以下に説明する上記測定結果の2ステップ分析によってその特性を決定すること ができる。その分析のステップ1は、7つの各温度毎に正及び負の両方の入力電 流の正規化されたスケールファクタを計算することである。分析のステップ2は 、ステップ1の正規化されたスケールファクタと温度センサ340から得られた 積分アナログ−ディジタル変換器(IADC)の温度信号との関係をモデル化す る多項式の係数を計算することである。ステップ1においては、まず、7つの異 なる各温度について、正の加速度計電流を信号線124上のパルス周波数出力と 関連付けるスケールファクタ(SF(+)と定義する)を、信号線124上の測 定出力周波数値と8つの正入力電流値との間の最小二乗法直線適合を行うことに よって計算する。ステップ1においては、次に、7つの異なる各温度について、 負の加速度計電流を信号線126上のパルス周波数出力と関係付けるスケールフ ァクタ)SF(−)と定義する)を、信号線126上の測定出力周波数値と8つ の負入力電流値との間の最小二乗法直線適合を行うことによって計算する。 一部のIADC回路では、ステップ1の分析との関連で行う上記の測定により 決定することができるより温度従属性の偏り誤差(BIADC)が小さいことも ある。この特別な場合においては、偏り誤差は、ゼロ、あるいは他の手段によっ て決定されるある小さなノンゼロ値と定義することができる。以下の説明におい ては、偏り誤差の計算は強制ゼロ切片法を用いるものと仮定する。ここで、スケ ールファクタの単位は、Hz/maであり、ゼロ電流時には、強制的にゼロヘル ツにする。 一方、7つの各温度に対応するSF(+)の7つのIADCスケールファクタ 値及びSF(−)の7つのIADCスケールファクタ値を正規化する。 (4) Norm_SF(+)=(1000Hz/ma)/SF(+) (5) Norm_SF(−)=(1000Hz/ma)/SF(−) (6) この特別な場合においては、BIADC=0 式中、Norm_SF(+/−)は単位を持たない数である。 補償 本発明によれば、それぞれカウンタ128及び130のカウンタ値N(+)及 びN(−)は、航法情報用のディジタル表現として使用する前に、下記の補償ア ルゴリズムに従って補正される。説明に先立って、“N”値とは、カウンタ値を 指すものとする。ここで、カウンタ128及び130は、それぞれ信号線124 及び126上のパルスの計数値を表すということに留意すべきである。さらに、 パルス周波数の正規化されたスケールファクタは、信号線124及び126上の 正の及び負の加速度計出力電流値に対応する独自の特性的挙動を各々示すカウン タ128及び130の未処理カウンタ出力へ直接適用することができるというこ とに留意すべきである。これは、周波数の変化はカウンタ128及び130が示 すカウント/秒の変化であるからである。従って、やはり偏り誤差ゼロの特別な 場合によれば、次式が得られる。 (7)補償済み_N(+)=RAW_N(+)*Norm_SF(+)_V(T) (8)補償済み_N(−)=RAW_N(−)*Norm_SF(−)_V(T) 式中、RAW_N(+)及びRAW_N(−)は、それぞれカウンタ128 及び130の出力である。 また、式中、Norm_SF(+)_V(T)及びNorm_SF(−)_V (T)は、下記の次の多項式によって定義される温度の関数として表わされる正 規化されたスケールファクタである。 (9)Norm_SF(+)_V(T)=C0*+C1*V(T)+ C2*V(T)2+C3*V(T)3+C4*V(T)4 (10)Norm_SF(−)_V(T)=D0*+D1*V(T)+ D2*V(T)2+D3*V(T)3+D4*V(T)4 (11)偏り_V(T)=B0*+B1*V(T)+B2*V(T)2+ B3*V(T)3+B4*V(T)4 式中、V(T)は、積分アナログ−ディジタル変換器温度センサ340の検出温 度のディジタル表現である。 方程式(11)は、一般的な場合である。偏りゼロの特別な場合については、 係数B0〜B4をゼロに設定する。 分析のステップ2においては、上記方程式の多項式の係数を、上記の測定結果 及び計算を用いて、Norm_SF(+)_V(T)対V(T)、及びNorm_ SF(−)_V(T)対V(T)の4次多項式の最小二乗法適合を行うことによ り決定する。より詳しく説明すると、上記分析のステップ1においては、Nor m_SF(+)及びNorm_SF(−)を、線信号128及び130上のパルス 周波数の測定値(これらのパルスはそれぞれ比較器50及び60によって起動さ れる)、及び既知の値のIADC入力電流に基づいて計算する。次に、分析のス テップ2においては、多項式の係数を計算する。これらの係数は、正負両方のI ADC入力電流について、正規化されたスケールファクタ対IADC温度出力V (T)の関係を別個にモデル化する。本発明の実施の形態においては、IADC の特性係数は、以下に説明するように、情報記憶手段350に問合わせ可能なよ うに記憶される。 システム動作時、Norm_SF(+)及びNorm_SF(−)は、記憶手段 350から検索された多項式の係数を用い、IADC温度信号の関数として、方 程式(9)及び(10)に基づき常時計算される。本発明の実施の形態において は、各要求毎に、航法データプロセッサ/制御装置160は、カウンタ128及 び130の未処理(生の)カウンタ値、IADC温度センサ340のデジタル値 、及び加速度計温度センサ170のデジタル値を周期的に読み取る。これより前 の始動ルーチンの間は、航法プロセッサ/制御装置160は、記憶された温度特 性情報、より詳しくは、前述の加速度計情報記憶手段175及びIADC情報記 憶手段350の両方の温度特性係数を読み出す。この情報を用いて、IADC1 20の正規化されたスケールファクタを両方のカウンタについて計算し、各カウ ン タの未処理計数値を、数学的に方程式(7)及び(8)で表される関数に従って 補正する。 カウンタ128及び130の未処理の計数値を補正したならば、これらの計数 値の差を方程式(3A)及び(3B)に従って計算する。一方、これらの値は、 方程式(1)及び(2)によって表される加速度計スケールファクタ及び偏りの 補正を含む方程式(3)に用いられる。 本発明による温度センサ及び情報記憶手段を有する積分アナログ−ディジタル 変換器は、アナログ加速度計出力信号を航法技術で使用するためにディジタル形 式に変換するための従来技術の積分アナログ−ディジタル変換器に代えて使用す ることが可能である。 さらに、本発明の範囲内において、本願に記載したような温度特性決定方式を 一般にアナログ−ディジタル変換器について使用することも可能である。 ここで、加速度計のスケールファクタ補正値SF−TAは一般に方程式(3) で表されるようなスカラ量であるということに注意すべきである。また、方程式 (7)及び(8)によって表される積分アナログ−ディジタル変換器120の正 及び負の両方の入力電流のスケールファクタ補正値、すなわちNorm_SF( +)_V(T)及びNorm_SF_(−)_V(T)もスカラ量である。従って、 方程式(7)及び(8)によって表されるIADCスケールファクタの補正、及 び方程式(3)によって表される加速度計スケールファクタ補正による未処理カ ウンタ値N(+)及びN(−)の補正または補償の順序は重要ではない。従って 、上に説明した分析に代えて、IADCスケールファクタについての補正を行う 前に、加速度計スケールファクタの補正を個々のカウンタ値について行い、その 後方程式(3)によって現される差の計算を行うようにしてもよい。 上記説明においては、積分アナログ−ディジタル変換器は、温度センサ、及び 積分アナログ−ディジタル変換器の温度従属性の性能の特性を表す情報の記憶手 段を具備するものとして説明した。また、本願においては、温度センサの位置は 、積分アナログ−ディジタル変換器の特定のアナログ回路構成要素の実装例の場 合について示唆的に記載し、温度従属性性能の特性決定のための特定の技術も示 唆的に記載した。しかしながら、請求の範囲の記載に基づく本発明の範囲及び要 旨 を逸脱することなく、本発明の教示技術を他のアナログ実装例及び特性決定方式 に適用することも可能である。 本発明による温度センサ及び情報記憶手段を有する積分アナログ−ディジタル 変換器は、アナログ加速度計出力信号を航法技術で使用するためにディジタル形 式に変換するための従来技術の積分アナログ−ディジタル変換器に代えて使用す ることが可能である。 さらに、本発明の範囲内において、本願に記載したような温度特性決定方式を 一般にアナログ−ディジタル変換器について使用することも可能である。 独占的権利を主張する本発明の範囲及び実施態様は、以下の請求の範囲に記載 する通りである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月9日 【補正内容】 補正明細書A 図1及び2に示すシステムの動作のさらなる理解を図るために、ここで、電荷リ バランス回路200及びリセットスイッチ制御論理回路40について説明する。 積分器30、リセットスイッチ制御論理回路40、比較器50及び60及び電 荷リバランス回路200は、電荷リバランス・ディジタイザと呼ぶことが可能な 装置を形成する。電荷リバランス・ディジタイザの目的は、直流の加速度計出力 電流を各々速度増分及び積分器の残留出力RIを表す信号線124上のパルス信 号、または信号線126上のパルスパルス信号に変換することである。図2の電 荷リバランス・ディジタイザは、従来技術で用いられているものと形態及び機能 が類似している。図2は、特定の電荷リバランス回路200の一態様を示し、こ の回路は電子スイッチQ1〜Q6、コンデンサ290を有する電流源254、及 びダイオードD1、D2を含む。この場合も、信号線124上のパルスは、一方 の加速方向に対応する負の加速度計出力電流と関連し、信号線126上のパルス はその反対の加速方向に対応する正の加速度計出力電流と関連したパルスである 。 前に述べたように、加速度計100は、その出力電流を増幅器230及びフィ ードバック・コンデンサ231を有する精密リセット積分器30の入力として供 給する。そのため、積分器30の出力は、加速度計の出力電流の積分を表し(反 転極性で)、従って速度を表す。この電荷リバランス回路200を用いると、以 下に説明するように、加速度電流は、加速度の方向に応じて線信号124及び1 26上の速度増分パルスに変換される。積分器出力38は、それぞれ正の基準電 圧及び負の基準電圧を有する2つのウィンドウ比較器50及び60に供給される 。積分器の出力電圧がどちらかの比較器の基準電圧に達すると、そのその当する 比較器は信号線59及び69を介してリセットスイッチ制御論理回路40をトリ ガし、これによって、そのリセットスイッチ制御論理回路は、積分器30のリセ ット動作を起動し、信号線124または126のいずれかに適切なパルスを供給 する。 図2の電荷リバランス回路200は、正または負の正確に1マイクロクーロン の電荷を増幅器230の入力手段32と出力手段38との間に電気的に接続され た積分コンデンサ231に注入し、これによって積分器出力電圧をほぼゼロにリ セットする。リセットスイッチ制御論理回路40は、電荷リバランス回路200 を介して電荷リバランス動作を起動する都度、前述したように、信号線124ま たは126上にパルス信号を発生させる。 閉ループ積分器は、加速度計電流の時間積分(アンペア−秒)で1マイクロク ーロンの電荷が蓄積される毎にリセットされるので(1マイクロクーロン=1マ イクロアンペア−秒であるから)、信号線124及び126上の各信号変化また はパルスは、正確な量の速度増分を表す。このリバランス電荷は、正確な電流を 正確な時間にわたってコンデンサ290に注入することによって発生する。する と、コンデンサ290は、以下に簡単に説明するように、積分コンデンサ231 に放電し、リバランス動作が行われる。 1マイクロクーロンのリバランス電荷は、32mAの電流を正確に1/32ミ リ秒間だけリバランス・コンデンサ290に流し、これによって1マイクロクー ロンの電荷をコンデンサ290に蓄積することにより得られる。次に、この電荷 は、一挙に積分コンデンサ231に放電され、これによって積分器30の出力電 圧38はほぼゼロボルトにリセットされる。 図2において、電子スイッチQ1〜Q6は、スイッチQ1〜Q6からリセット スイッチ制御論理回路40へ引かれた点線によって示すように、リセットスイッ チ制御論理回路40によって電子的に制御される。以下の説明においては、これ らの電子スイッチが開または閉状態の場合に従い動作を説明する。 スイッチQ6は、好ましくは、リセットスイッチ制御論理回路40からの1/ 32msの持続時間を有する論理パルスで駆動される高速バイポーラ・スイッチ ング回路とする。リセット時間以外の間は、入力論理信号は“0”であって、ス イッチQ6は閉じられており、+VDCとダイオードD2を含むダイオードOR ネットワークのダイオードD1との間が電気的に接続される。従って、電流源2 54からの制御された32mAは全てQ6を通って流れ、コンデンサ290を充 電する電流は全く流れない(スイッチQ4及びQ5は開)。リバランスが必要に なると、スイッチQ6の入力が1/32msの間論理“1”になり、スイッチQ 6を開く。同時に、スイッチQ1、Q2、Q4及びQ5が選択的に閉じられて、 32mAの電流源をダイオードD2及びコンデンサ290を通るように転流させ る。これによって、コンデンサ290は、スイッチQ1、Q2、Q4及びQ5の 状態に応じた極性を有する1マイクロクーロンの電荷(1/32msの間32m aが流れる)を帯びる。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月30日 【補正内容】 補正明細書B 従って、方程式(7)及び(8)によって表されるIADCスケールファクタの 補正、及び方程式(3)によって表される加速度計スケールファクタ補正による 未処理カウンタ値N(+)及びN(−)の補正または補償の順序は重要ではない 。従って、上に説明した分析に代えて、IADCスケールファクタについての補 正を行う前に、加速度計スケールファクタの補正を個々のカウンタ値について行 い、その後方程式(3)によって現される差の計算を行うようにしてもよい。 上記説明においては、積分アナログ−ディジタル変換器は、温度センサ、及び 積分アナログ−ディジタル変換器の温度従属性の性能の特性を表す情報の記憶手 段を具備するものとして説明した。また、本願においては、温度センサの位置は 、積分アナログ−ディジタル変換器の特定のアナログ回路構成要素の実装例の場 合について示唆的に記載し、温度従属性性能の特性決定のための特定の技術も示 唆的に記載した。しかしながら、特許請求の範囲の記載に基づく本発明の範囲及 び要旨を逸脱することなく、本発明の教示技術を他のアナログ実装例及び特性決 定方式に適用することも可能である。 本発明による温度センサ及び情報記憶手段を有する積分アナログ−ディジタル 変換器は、アナログ加速度計出力信号を航法技術で使用するためにディジタル形 式に変換するための従来技術の積分アナログ−ディジタル変換器に代えて使用す ることが可能である。 独占的権利を主張する本発明の範囲及び実施態様は、以下の請求の範囲に記載 する通りである。 補正請求の範囲 1.アナログ信号をそのディジタル表現に変換するための積分アナログ−ディジ タル変換器において: 上記アナログ信号に応答して、そのアナログ信号の積分の関数としての周波数 特性を有し、少なくとも第1のレベルと第2のレベルの間を変化する第1の出力 信号(124)を供給するための回路手段(122)と; 上記第1の出力信号(124)に応答して、その上記信号変化をカウントし、 その計数値を表す第1カウンタ出力(162)を発生する少なくとも第1のカウ ンタ手段(128)と; 上記回路手段の近傍における選択された周囲温度領域の温度を表すその回路手 段の温度の出力信号(342)を供給する第1の温度検出手段(340)と; 上記回路手段の温度特性を記述した第1の情報を、上記第1のカウンタ手段( 128)が上記回路手段の温度の出力信号(342)及び上記第1の情報の関数 として補正されるように、記憶する第2の記憶手段(350)と; を具備した積分アナログ−ディジタル変換器。 2.上記第1のカウンタ手段の出力と上記第1の情報及び上記回路手段の温度の 出力信号の関数であるスカラ量との関数を表すディジタル出力を発生するよう動 作するディジタル信号処理手段(160)をさらに具備した請求項1記載の積分 アナログ−ディジタル変換器。 3.上記回路手段の上記温度特性が、上記アナログ信号を上記第1のカウンタ手 段の出力と関連付けるスケールファクタに関連する請求項1記載の積分アナログ −ディジタル変換器。 4.上記第1の情報が、上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す上記 回路手段の温度特性を決定する多項式の係数を含む請求項1記載の積分アナログ −ディジタル変換器。 5.上記回路手段の上記温度特性が、上記アナログ信号を上記第1のカウンタ手 段の出力と関連付けるスケールファクタに関連する請求項4記載の積分アナログ −ディジタル変換器。 6.上記回路手段が、さらに上記アナログ信号(104)に応答して、上記アナ ログ信号の正の値の積分の関数として上記第1の出力信号(124)を発生する とともに、上記アナログ信号の負の値の積分の関数としての周波数特性を有し、 少なくともの第1のレベルと第2のレベルとの間を変化する第2の出力信号(1 26)を発生し; 上記第1のカウンタ手段(128)が上記第1の出力信号(124)に応答し て、上記第1のレベルから上記第2のレベルに変化するその第1の出力信号の上 記信号変化をカウントし; 上記変換器が、さらに、上記回路手段の第2の出力信号(126)に応答して 、上記第1のレベルから上記第2のレベルへ変化するその第2の出力信号の上記 信号変化をカウントし、その計数値を表す第2のカウンタ手段出力(164)を 発生する第2のカウンタ手段(130)を含む; 請求項1記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 7.(i)上記第1のカウンタ手段の出力(162)及び上記アナログ信号の正 の値に対応する第1のスカラ量の関数を表し、その第1のスカラ量がそのアナロ グ信号(104)の正の値に対応する上記変換器情報(350)及び上記回路手 段温度出力信号(342)の関数であるディジタル出力(192)と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力(164)及び上記アナログ信号(104 )の負の値に対応する第2のスカラ量の関数を表し、その第2のスカラ量がその アナログ信号(104)の負の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温 度出力信号(342)の関数であるディジタル出力(192)と; を発生するよう動作するディジタル信号処理手段(160)をさらに具備した請 求項6記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 8.(i)上記第1のカウンタ手段の出力(162)及び上記アナログ信号(1 04)の正の値に対応する第1のスカラ量の関数で、その第1のスカラ量がその アナログ信号(104)の正の値に対応する上記第1の情報(350)及び上記 回路手段温度出力信号(342)の関数である関数と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力(164)及び上記アナログ信号(104 )の負の値に対応する第2のスカラ量の関数で、その第2のスカラ量がそのアナ ログ信号(104)の負の値に対応する上記第1の情報(350)及び上記回路 手 段温度出力信号(342)の関数である関数と; を表すディジタル出力を発生するよう動作するディジタル信号処理手段(160 )をさらに具備した請求項6記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 9.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ信号の正の値に対する上記変換器温度出力 信号の関数であり、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の第1組 の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ信号の負の値に対する上記変換器温度出力 信号の関数であり、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式の第2組 の係数と; を含む請求項7記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 10.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ信号の正の値に対する上記変換器温度出力 信号の関数であり、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の第1組 の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ信号の負の値に対する上記変換器温度出力 信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式の第2 組の係数と; を含む請求項8記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 11.上記変換器情報が、上記第1の選択された量を定義する第1の多項式の第 1組の係数を含み、その第1の選択された量が第1のスカラ量であり、その第1 のスカラ量が、その第1のスカラ量によって上記第1のカウンタ手段の出力を補 正するための上記変換器温度出力信号(342)と上記第1組の係数との関数で ある請求項1記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 12.上記アナログ信号(104)が、アナログ加速度計(100)によって供 給され、そのアナログ信号(104)がそのアナログ加速度計(100)によっ てその入力軸沿いに検出される加速度を表す符号と大きさを有する請求項1記載 の積分アナログ−ディジタル変換器。 13.上記アナログ加速度計が、そのアナログ加速度計(100)の温度を表す 加速度計温度出力信号(172)を供給するための加速度計温度検出手段(17 0)と、そのアナログ加速度計の性能を表す少なくとも1つの選択された量の温 度特性を記述した加速度計情報(175)を記憶するための手段とを具備した請 求項12記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 14.(i)上記加速度計情報(175)、(ii)上記加速度計温度情報出力信 号(172)、(iii)上記回路手段の温度の出力信号(342)、(iv)上記 第1の情報(340)、及び(v)上記第1のカウンタ手段(128)の出力信 号(162)に応答して、上記回路手段の温度の出力信号(342)及び上記第 1の情報(352)の関数である第1のスカラ量によって及び上記加速度計温度 出力信号(172)及び上記加速度計情報(194)の関数である加速度計スカ ラ情報によって補正された上記第1のカウンタ手段の出力信号(162)の関数 として、上記加速度計(100)により検出される検出加速度のディジタル出力 表現を生成する信号処理装置手段(160)をさらに具備した請求項13記載の 積分アナログ−ディジタル変換器。 15.アナログ検出手段からのアナログ信号をディジタル信号に変換するための アナログ−ディジタル変換器であって、前記アナログ検出手段の温度を表す第1 の温度出力信号(172)を供給する温度検出手段(170)を上記アナログ検 出手段が備えているアナログ−ディジタル変換器において: アナログ回路構成要素を有する積分器−ディジタイザ回路で、上記アナログ信 号(104)の積分の関数の形の周波数特性を有し、少なくとも第1のレベルと 第2のレベルとの間の選択された信号変化を示す第1の出力信号(124)を供 給する積分器一ディジタイザ(122)と; 上記アナログ回路構成要素の近傍における周囲温度を表す第2の温度出力信号 (342)を供給する温度検出手段(340)と; 上記アナログ検出手段の温度特性を表す第1の情報(175)及び上記積分器 −ディジタイザ(122)の温度特性を表す第2の情報(350)を記憶する手 段と; 上記第1の出力信号(124)の上記信号変化の所定の期間にわたる累積値を 表す第1のカウンタ出力(162)を供給する少なくとも第1のカウンタ手段 (128)と; (i)上記第1の温度出力信号(172)及び上記アナログ検出手段の温度特性 を表す上記情報(194)と、(ii)上記第2の温度出力信号(342)及び上 記第2の情報(352)とに個別に応答して、上記第1のカウンタ出力を個別に 補正する補正手段と; を具備したアナログ−ディジタル変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アナログ入力信号をそのディジタル表現に変換するための積分アナログ−デ ィジタル変換器において: 上記アナログ入力信号に応答して、少なくとも第1のレベルと第2のレベルの 間の信号変化を呈する出力信号でそのアナログ入力信号の積分の関数の形の周波 数特性を有する出力信号を供給するための回路手段と; 上記回路手段の出力信号に応答して、上記第1のレベルから上記第2のレベル に変化するその出力信号の上記信号変化をカウントし、その計数値を表す出力信 号を発生する少なくとも第1のカウンタ手段と; 上記回路手段の1つまたは2つ以上のアナログ回路構成要素の近傍における選 択された周囲温度領域の温度を表す回路手段温度出力信号を供給するための温度 検出手段と; 上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す少なくとも1つの選択され た量の温度特性を記述した変換器情報を、上記第1のカウンタ手段の出力信号を 上記回路手段温度出力信号及びその変換器情報の関数として補正することができ るように記憶するための手段と; を具備した積分アナログ−ディジタル変換器。 2.上記第1のカウンタ手段の出力と上記変換器情報及び上記回路手段温度出力 信号の関数であるスカラ量との関数を表すディジタル出力を発生するよう動作す るディジタル信号処理手段をさらに具備した請求項1記載の積分アナログ−ディ ジタル変換器。 3.上記少なくとも1つの量が、上記アナログ入力信号を上記第1のカウンタ手 段の出力と関連付けるスケールファクタに関連する量である請求項1記載の積分 アナログ−ディジタル変換器。 4.上記変換器情報が、上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す上記 少なくとも1つの量の温度特性を決定する多項式の係数を含む請求項1記載の積 分アナログ−ディジタル変換器。 5.上記少なくとも1つの量が、上記アナログ入力信号を上記第1のカウンタ手 段の出力と関連付けるスケールファクタに関連する量である請求項4記載の積分 アナログ−ディジタル変換器。 6.上記回路手段が、さらに上記アナログ入力信号に応答して、上記アナログ入 力信号の正の値の積分の関数として上記第1の出力信号を発生するとともに、少 なくともの第1のレベルと第2のレベルとの間の信号変化を呈する第2の出力信 号で上記アナログ入力信号の負の値の積分の関数の形の周波数特性を有する第2 の出力信号を発生し; 上記変換器が、さらに、上記回路手段の第2の出力信号に応答して、上記第1 のレベルから上記第2のレベルへ変化するその第2の出力信号の上記信号変化を カウントし、その計数値を表す出力信号を発生する第2のカウンタ手段を含む; 請求項1記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 7.(i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の正の値に 対応する第1のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第1のスカラ量が そのアナログ入力信号の正の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温度 出力信号の関数であるディジタル出力と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の負の値に対応 する第2のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第2のスカラ量がその アナログ入力信号の負の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温度出力 信号の関数であるディジタル出力と; を発生するよう動作するディジタル信号処理手段をさらに具備した請求項6記載 の積分アナログ−ディジタル変換器。 8.(i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の正の値に 対応する第1のスカラ量の関数で、その第1のスカラ量がそのアナログ入力信号 の正の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温度出力信号の関数である 関数と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の負の値に対応 する第2のスカラ量の関数で、その第2のスカラ量がそのアナログ入力信号の負 の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温度出力信号の関数である関数 と;を表すディジタル出力を発生するよう動作するディジタル信号処理手段をさ らに具備した請求項6記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 9.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ入力信号の正の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の 第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ入力信号の負の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式の 第2組の係数と; を含む請求項7記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 10.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ入力信号の正の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の 第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ入力信号の負の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式の 第2組の係数と; を含む請求項8記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 11.上記変換器情報が、上記第1の選択された量を定義する第1の多項式の第 1組の係数を含み、その第1の選択された量が第1のスカラ量であり、その第1 のスカラ量が、その第1のスカラ量によって上記第1のカウンタ手段の出力を補 正するための上記変換器温度出力信号と上記第1組の係数との関数である請求項 1記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 12.アナログ入力信号をそのディジタル表現に変換するための積分アナログ− ディジタル変換器において: 上記アナログ入力信号の積分関数を表す出力信号を供給するための積分器回路 手段と;記積分器回路手段の出力信号に応答して、その積分器の出力信号を所定 の値によりリセットするためのリセット回路手段と; 上記積分器の上記リセットをカウントする第1のカウンタ手段で、その計数値 を表す第1のカウンタ手段出力を発生する第1のカウンタ手段と; 上記積分器回路手段及び上記リセット回路手段の中の選択された一方の1つま たは2つ以上のアナログ回路構成要素の近傍における選択された周囲温度領域の 温度を表す変換器温度出力信号を供給するための温度検出手段と; 上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す少なくとも1つの選択され た量の温度特性を記述した変換器情報を、上記第1のカウンタ手段の出力信号を 上記変換器温度出力信号及びその変換器情報の関数として補正することができる ように記憶するための手段と; 具備をした積分アナログ−ディジタル変換器。 13.上記第1のカウンタ手段の出力と上記変換器情報及び上記変換器温度出力 信号の関数である第1のスカラ量との関数を表すディジタル出力を発生するよう 動作するディジタル信号処理手段をさらに具備する請求項12記載の積分アナロ グ−ディジタル変換器。 14.上記少なくとも1つの量が、上記アナログ入力信号を上記カウンタの出力 と関連付けるスケールファクタに関連する量である請求項12記載の積分アナロ グ−ディジタル変換器。 15.上記情報が、上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す上記少な くとも1つの量の温度特性を決定する多項式の係数を含む請求項12記載の積分 アナログ−ディジタル変換器。 16.上記少なくとも1つの量が、上記アナログ入力信号を上記カウンタの出力 と関連付けるスケールファクタに関連する量である請求項15記載の積分アナロ グ−ディジタル変換器。 17.上記回路手段が、さらに上記アナログ入力信号に応答して、上記アナログ 入力信号の正の値の積分の関数として上記第1の出力信号を発生するとともに、 少なくともの第1のレベルと第2のレベルとの間の信号変化を呈する第2の出力 信号で上記アナログ入力信号の負の値の積分の関数の形の周波数特性を有する第 2の出力信号を発生し; 上記変換器が、さらに、上記回路手段の第2の出力信号に応答して、上記第1 のレベルから上記第2のレベルへ変化するその第2の出力信号の上記信号変化を カウントし、その計数値を表す出力信号を発生する第2のカウンタ手段を含む; 請求項12記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 18.(i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の正の値 に対応する第1のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第1のスカラ量 がそのアナログ入力信号の正の値に対応する上記変換器情報及び上記変換器温度 出力信号の関数であるディジタル出力と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の負の値に対応 する第2のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第2のスカラ量がその アナログ入力信号の負の値に対応する上記変換器情報及び上記変換器温度出力信 号の関数であるディジタル出力と; を発生するよう動作するディジタル信号処理手段をさらに具備した請求項17記 載の積分アナログ−ディジタル変換器。 19.(i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の正の値 に対応する第1のスカラ量の関数で、その第1のスカラ量がそのアナログ入力信 号の正の値に対応する上記変換器情報及び上記変換器温度出力信号の関数である 関数と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記アナログ入力信号の負の値に対応 する第2のスカラ量の関数で、その第2のスカラ量がそのアナログ入力信号の負 の値に対応する上記変換器情報及び上記変換器温度出力信号の関数である関数と を表すディジタル出力を発生するよう動作するディジタル信号処理手段をさらに 具備した請求項17記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 20.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ入力信号の正の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の 第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ入力信号の負の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式の 第2組の係数と; を含む請求項18の積分アナログ−ディジタル変換器。 21.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記アナログ入力信号の正の値に対する上記変換器温度 出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1の多項式の 第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記アナログ入力信号の負の値に対する上記変換器温 度出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2の多項式 の第2組の係数と; を含む請求項19記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 22.上記変換器情報が、上記第1の選択された量を定義する第1の多項式の第 1組の係数を含み、その第1の選択された量が第1のスカラ量であり、その第1 のスカラ量が、その第1のスカラ量によって上記第1のカウンタ手段の出力を補 正するための上記変換器温度出力信号と上記第1組の係数との関数である請求項 12記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 23.所定の入力軸沿いの検出加速度より加速度情報を導出するための装置にお いて: 入力軸に沿って検出された加速度を表す符号及び大きさを有するアナログ出力 信号を発生するアナログ加速度計と; 上記アナログ加速度計の温度を表す加速度計温度出力信号を供給するための加 速度計温度検出手段と; 上記アナログ加速度計の性能を表す少なくとも1つの選択された量の温度特性 を記述した加速度計情報を記憶するための手段と; 上記加速度計のアナログ出力信号をそのディジタル表現に変換するための積分 ディジタル−アナログ変換器で、 上記加速度計のアナログ出力信号に応答する入力手段を有し、かつ上記加 速度計アナログ出力信号の積分の関数の形の周波数特性を有する第1のレベルと 第2のレベルのと間の選択された信号変化を呈する少なくとも1つ出力信号を有 する積分器−ディジタイザと; 上記積分器−ディジタイザ手段の1つ以上のアナログ回路構成要素の近傍 における選択された周囲温度領域の温度を表す積分器−ディジタイザ温度出力信 号を供給するための積分器−ディジタイザ温度検出手段と; 上記積分器−ディジタイザの少なくとも第1の出力信号の特性を表す少な くとも1つの選択された量の温度特性を表す積分器−ディジタイザ情報を記憶す るための手段と; 上記積分器−ディジタイザの出力信号の上記選択された信号変化の累積計 数値を表す第1のカウンタ出力を供給するための第1のカウンタ手段と; を有する積分ディジタル−アナログ変換器と; (i)上記第1のカウンタ手段の出力信号と、(ii)上記加速度計温度出力信号 と、(iii)上記積分器−ディジタイザ温度出力信号と、(iv)上記加速度計情 報と、(v)上記積分器−ディジタイザ情報とに応答して、その積分器−ディジ タイザ温度出力信号及びその積分器−ディジタイザ情報の関数である第1のスカ ラー量、及びその加速度計温度出力信号及びその加速度計情報の関数である加速 度計スカラ量によって補正されたその第1のカウンタ手段の出力信号の関数とし てその加速時計により検出された加速度情報を生成するための信号処理装置/制 卸手段と; を具備した装置。 24.上記第1のカウンタ手段の出力と、上記変換器情報及び上記回路手段の温 度出力信号の関数である第1のスカラ量との関数であるを表すディジタル出力を 発生するよう動作するディジタル信号処理手段をさらに具備した請求項23記載 の装置。 25.上記第1のスカラ量が、上記加速度計アナログ出力信号を上記第1のカウ ンタ手段の出力と関連付けるスケールファクタと関連する量ある請求項23記載 の装置。 26.上記変換器情報が,上記積分アナログ−ディジタル変換器の性能を表す上 記第1のスカラ量の温度特性を決定する多項式の係数を含む請求項19記載の装 置。 27.上記積分器−ディジタイザが、さらに、上記加速度計のアナログ出力信号 に応答して、その加速度計のアナログ出力信号の正の値の積分の関数として上記 第1の出力信号を供給するとともに、その加速度計のアナログ出力信号の負の値 の積分の関数の形の周波数特性を有し、少なくともの第1のレベルと第2のレベ ルとの間の信号変化を呈する第2の出力信号を供給し、上記変換器が、さらに、 その積分器−ディジタイザの第2の出力信号に応答してその第1のレベルからそ の第2のレベルに変化するその信号変化をカウントして、その計数値を表す第2 のカウンタ手段出力を発生する第2のカウンタ手段を有する請求項23記載の装 置。 28.上記信号処理装置/制御手段が: (i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記加速時計のアナログ出力信号の正 の値に対応する第1のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第1のスカ ラ量がその加速時計のアナログ出力信号の正の値に対応する上記変換器情報及び 上記回路手段温度出力信号の関数であるディジタル出力と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記加速時計のアナログ出力信号の負 の値に対応する第2のスカラ量の関数を表すディジタル出力で、その第2のスカ ラ量がその加速時計のアナログ出力信号の負の値に対応する上記変換器情報及び 上記回路手段温度出力信号の関数であるディジタル出力と; を発生するよう動作する請求項23記載の装置。 29.上記信号処理装置/制御手段が: (i)上記第1のカウンタ手段の出力及び上記加速時計のアナログ出力信号の正 の値に対応する第1のスカラ量の関数で、その第1のスカラ量がその加速時計の アナログ出力信号の正の値に対応する上記変換器情報及び上記回路手段温度出力 信号の関数である関数と; (ii)上記第2のカウンタ手段の出力及び上記加速時計のアナログ出力信号の負 の値に対応する第2のスカラ量の関数で、その第2のスカラ量がその加速時計の アナログ出力信号の負の値に対応する上記変換器情報及び上記変回路手段温度出 力信号の関数である関数と;を表すディジタル出力を発生するよう動作する請求 項23記載の装置。 30.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記加速時計のアナログ出力信号の正の値に対する上記 変換器温度出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1 の多項式の第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記加速時計のアナログ出力信号の負の値に対する上記 変換器温度出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2 の多項式の第2組の係数と; を含む請求項23記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 31.上記変換器情報が: 上記第1のスカラ量が上記加速時計のアナログ出力信号の正の値に対する上記 変換器温度出力信号の関数であって、その第1のスカラ量の特性を決定する第1 の多項式の第1組の係数と; 上記第2のスカラ量が上記加速時計のアナログ出力信号の負の値に対する上記 変換器温度出力信号の関数であって、その第2のスカラ量の特性を決定する第2 の多項式の第2組の係数と; を含む請求項29記載の積分アナログ−ディジタル変換器。 32.上記変換器情報が、上記第1の選択された量を定義する第1の多項式の第 1組の係数を含み、その第1の選択された量がその第1のスカラ量であり、その 第1のスカラ量が、これによって上記第1のカウンタ手段の出力を補正するため の上記変換器温度出力信号と上記第1組の係数との関数である請求項28記載の 積分アナログ−ディジタル変換器。 33.アナログ信号をディジタル信号に変換するためのアナログ−ディジタル変 換器において: 上記アナログ信号の積分の関数の形の周波数特性を有し、少なくともの第1の レベルと第2のレベルとの間の選択された信号変化によって定義される出力信号 を発生する積分器−ディジタイザ回路として一部機能するアナログ回路構成要素 を有する回路カード手段と; 上記回路カードの選択された温度領域の温度を表す回路カード温度出力信号を 供給するための温度検出手段と; 上記積分器−ディジタイザの性能を表す少なくとも1つの選択された量の温度 特性を記述した回路カード情報を記憶するための手段と; 上記積分器−ディジタイザ出力信号の上記信号変化の選択された期間にわたる 累積値を表す第1のカウンタ出力を供給するための少なくとも第1のカウンタ手 段と; 上記回路カード温度出力信号及び上記回路カード情報に応答して、上記第1の カウンタの出力を補正するための補正手段と; を具備したアナログ−ディジタル変換器。
JP52234994A 1993-03-31 1994-03-31 温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器 Expired - Lifetime JP3516956B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/040,821 1993-03-31
US08/040,821 US5400025A (en) 1993-03-31 1993-03-31 Temperature corrected integrating analog-to-digital converter
PCT/US1994/003503 WO1994023501A1 (en) 1993-03-31 1994-03-31 Temperature corrected integrating analog-to-digital converter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08508861A true JPH08508861A (ja) 1996-09-17
JP3516956B2 JP3516956B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=21913162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52234994A Expired - Lifetime JP3516956B2 (ja) 1993-03-31 1994-03-31 温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5400025A (ja)
EP (1) EP0692160B1 (ja)
JP (1) JP3516956B2 (ja)
CA (1) CA2155835C (ja)
DE (1) DE69404977T2 (ja)
WO (1) WO1994023501A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19810826B4 (de) * 1998-03-12 2012-06-21 Infineon Technologies Ag Meßvorrichtung zum digitalen Erfassen analoger Meßgrößen
DE10258762B4 (de) * 2002-12-16 2005-10-20 Infineon Technologies Ag Analog-Digital-Wandler
TWI458266B (zh) * 2011-11-30 2014-10-21 Sitronix Technology Corp Analog - to - digital converter
US9407276B1 (en) 2015-06-23 2016-08-02 Silicon Laboratories Inc. Reducing distortion in an analog-to-digital converter
US10608656B2 (en) * 2017-12-14 2020-03-31 Invensense, Inc. Sensing an external stimulus using a group of continuous-time Nyquist rate analog-to-digital converters in a round-robin manner
US11933648B2 (en) 2021-04-14 2024-03-19 Invensense, Inc. Sensor output digitizer
US11913788B2 (en) * 2022-02-25 2024-02-27 Invensense, Inc. Round robin sensor device for processing sensor data
LU502845B1 (de) 2022-09-27 2024-03-28 Turck Holding Gmbh Modul zur analogen Messwerterfassung

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52139413A (en) * 1976-05-17 1977-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Sound source device for electronic instrument
GB2034992B (en) * 1978-11-17 1983-09-01 Burr Brown Res Corp Analogue-to-digital converter
DE3710904A1 (de) * 1987-04-01 1988-10-13 Siemens Ag Verfahren und anordnung zur auswertung einer analogen elektrischen messgroesse
US4764752A (en) * 1987-06-15 1988-08-16 Ormond Alfred N Analog to digital converter having no zero or span drift
US5128676A (en) * 1990-06-05 1992-07-07 Blh Electronics, Inc. Variable conversion rate analog-to-digital converter
US5254992A (en) * 1991-10-31 1993-10-19 Fairbanks Inc. Low power electronic measuring system

Also Published As

Publication number Publication date
US5400025A (en) 1995-03-21
CA2155835A1 (en) 1994-10-13
EP0692160B1 (en) 1997-08-13
EP0692160A1 (en) 1996-01-17
DE69404977D1 (de) 1997-09-18
CA2155835C (en) 2005-01-18
DE69404977T2 (de) 1998-01-22
WO1994023501A1 (en) 1994-10-13
JP3516956B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1114635A (en) Temperature measurement apparatus
KR920007501B1 (ko) 신호컨디셔너
US5486920A (en) Laser gyro dither strippr gain correction method and apparatus
US5216599A (en) Method of processing data for determining the time of ovulation in an animal
US9658065B2 (en) Physical quantity detection circuit, physical quantity detection device, electronic apparatus and moving object
US4763063A (en) Compact digital pressure sensor circuitry
US4636714A (en) Capacitive transducer and method
US5657237A (en) Instrument and method for the digital electronic measurement of periodic electrical quantities
EP0411058B1 (en) Capacitive pressure sensor
CN107063221A (zh) 物理量检测电路、电子设备以及移动体
JPH08508861A (ja) 温度補正型積分アナログ−ディジタル変換器
US5014058A (en) Method and arrangement for evaluating a measurable analog electrical quantity
US11584320B2 (en) Physical quantity detection circuit, physical quantity sensor, electronic apparatus, vehicle, and method for malfunction diagnosis on physical quantity sensor
JP6313150B2 (ja) 半導体装置、電池監視システムおよび電池監視方法
US4045658A (en) Digitized linearizing correction apparatus with frequency modulation
EP0128559B1 (en) A load cell type weight measuring device and a sensitivity checking method thereof
CN113014206A (zh) 电流/频率转换电路的标度因数温漂补偿装置及方法
JP2018105888A (ja) 半導体装置および電池監視システム
JPH11211587A (ja) ひずみゲージ式変換器及びひずみゲージ式変換器用測定モジュール
JPH048734B2 (ja)
KR200183588Y1 (ko) 상태 감지 시스템
SU982191A1 (ru) Интегрирующий аналого-цифровой преобразователь
Zbieć et al. The multi-point pressure and temperature measurement system for aerodynamic tunnel
JPH05273365A (ja) 計時手段の誤差補正装置
JPS61167876A (ja) 信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040122

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term