JPH08508377A - 無線中継器 - Google Patents

無線中継器

Info

Publication number
JPH08508377A
JPH08508377A JP6521793A JP52179394A JPH08508377A JP H08508377 A JPH08508377 A JP H08508377A JP 6521793 A JP6521793 A JP 6521793A JP 52179394 A JP52179394 A JP 52179394A JP H08508377 A JPH08508377 A JP H08508377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
radio
amplification
wireless
repeater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6521793A
Other languages
English (en)
Inventor
アーミテージ、リチャード・ジョージ
Original Assignee
ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー filed Critical ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
Publication of JPH08508377A publication Critical patent/JPH08508377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium
    • H04B7/15535Control of relay amplifier gain

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 同期データを運ぶ無線信号における異なるタイムスロットを選択的に増幅するための無線中継器は、入来する無線信号を受信するための無線受信機(1)と、無線受信機によって受信された無線信号を増幅するための複数の増幅通路(2a,2b)と、入来する無線信号を複数の増幅通路中からの個別の増幅通路に選択的にスイッチングするためのスイッチング手段(3)と、入来する無線信号を監視する手段(4)と、無線信号によって伝送された同期データを監視手段の出力から抽出するためのデータ抽出手段と、データ抽出手段によって抽出された同期データに応答してスイッチング手段(3)を制御するための制御手段とを具備している。この配置によって、送信される信号を解読および記録せずに、信号によって伝送されたデータによってスイッチングを制御でき、それによって、そのような符号化/解読によって生じる遅延を避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 無線中継器 発明の背景 発明の分野 本発明は、無線中継器に関し、それだけに限定されるものではないが、特に、 セル無線電話システムおよびワイヤレスPBX等のコードレス電話システムを含 む移動無線システムのための無線中継器に関する。従来技術の説明 中継器は、例えば、その地域の地形等のために、ベースステーションからの無 線到達範囲が不良なまたは不十分である地域にベースステーションの無線到達範 囲を拡大するために使用される。本発明は、ベースステーションの無線到達範囲 を建造物内に拡大することが望ましい状況における特定の応用を行している。 一般的に中継器は、無線信号を受信するための1以上の受信機と、受信された 信号を増幅するための1以上の増幅通路と、増幅された信号を送信するための1 以上の送信機とを具備している。受信機および送信機はアンテナを含んでいる。 例えば、建造物内に無線到達範囲を拡大するための中継器において、外部(“上 方”)アンテナは、ベースステーションから“下方”信号を受信し、“上方”信 号をそれに送信することができ、建造物内の別個の内部(“下方”)アンテナは 、 移動ユニットから“上方”信号を受信し、“下方”信号をそれに送信する。 そのような配置において、増幅通路が互いに適切に分離されていない場合、問 題が生じる。これは、増幅通路と戻り増幅通路が同じアンテナに接続されている 点において1つの増幅通路の出力が戻り増幅通路の入力に供給されることができ るため、フィードバックループが設定されるからである。これを避けるために、 増幅通路を互いに分離することが望ましい。別個の送信および受信アンテナが使 用された場合、または受信アンテナが送信アンテナからの送信をピックアップし た場合でさえ類似した問題が生じることがあり、アンテナも互いに分離される必 要がある。 欧州通信標準機構(ETSI)によって発行されたデジタル欧州コードレス通信基 準規定(DECT)(Ref 300175および300176)のような時分割デュブレックスシス テムにおいて、信号は、ベースステーションから移動ユニット(“下方”)に、 およびその逆(“上方”)に同じ無線周波数で交互に伝送され、信号中で伝送さ れた同期コードによって、“上方”モードと“下方”モードとの間のスイッチン グが制御される。従って、そのようなシステムのための中継器において、2つの 増幅通路の1つだけが任意の所定の瞬間に使用される。上述の理由のために、任 意の所定の瞬間に使用されていない通路を分離することが望ましい。 これを達成するために、スイッチングは、信号中で伝送された同期コードと同 期されなければならない。それ故に、こ れらのコードは信号から抽出されなければならず、それらはこの目的のために解 読される。 既知の配置において、欧州特許EP0092237明細書(NEC)において中継器が開示 されており、そこにおいて、中継器ステーションによって受信された信号は、中 継器によって記憶され、受信された信号における同期データに関連して決定され た時間において再送信される。同期信号を抽出するために、入来する信号は解読 される。 しかしながら、信号を解読および記録することによって信号に遅延が導入され 、それは元の信号と中継された信号との間に二重通路効果を導き、また、結果的 にシステムの他の場所で同期の問題を生じさせてしまう。 この問題は、増幅通路を通る信号を解読せずに同期データを識別するために、 入来する信号が監視されるように配置することによって本発明に従って解決され る。監視は第2の受信機によって行われ、それは主増幅通路のアンテナの1つを 使用する。 発明の概要 第1の見地によれば、本発明は、同期データを伝送する無線信号を受信し、増 幅し、および再送信し、複数の増幅通路と、増幅通路間で反復的にスイッチング を切替えるように配置されている無線中継器を具備している無線中継器において 、入来する無線信号を監視するための手段と、監視された信号から同期データを 抽出するための手段と、そのように抽出された同期データに基づいて増幅通路を 選択するための手段と が設けられており、それによって、受信された無線信号は、選択された増幅通路 によって増幅できることを特徴とする。 第2の見地によれば、本発明は、同期データを伝送する無線信号における異な るタイムスロットを選択的に増幅するための中継器を具備しており、そこにおい て、中継器は、入来する無線信号を受信するための無線受信機と、無線受信機に よって受信された無線信号を増幅するための複数の増幅通路と、入来する無線信 号を複数の増幅通路間から個々の増幅通路に選択的にスイッチングするためのス イッチング手段と、入来する無線信号を監視するための手段と、無線信号によっ て伝送された同期データを監視手段の出力から抽出するデータ抽出手段と、デー タ抽出手段によって抽出された同期データに応答してスイッチング手段を制御す るための制御手段とを具備している。 同期データは、DECT基準に従って信号において発生されたような送信/受 信信号であり、また、スイッチングされた回路を分離するために付加的なスイッ チングも制御してもよい。各タイムスロットに対して必要とされる増幅度が一定 である場合、各増幅通路は固定された増幅係数を有している。これは、例えば、 分配点または別の中継器ステーション等の固定された送信機から受信された信号 に関する任意のタイムスロットの場合である。しかしながら、多数のアプリケー ションにおいて、増幅係数は、移動ユニットが中継器に関して移動する際に絶え ず変化する。移動ユニットによって使用される任意の通路の増幅回路は、自動利 得制御回路を有してい ることが好ましい。自動利得制御の1つの目的は、許容されたレベルを超過しな いように中継器の出力電力を制限することである。多機能性が最大であるため、 全ての通路はそのような回路を備えることが好ましい。増幅通路は共通の部分を 有しており、スイッチング手段は、それらの間で接続を変化させることによって 異なる通路を定めるように構成されている。各通路は、それに専用の自動利得制 御回路を行している。同じチャンネルに割当てられた連続的なタイムスロット間 の間隙を通過した後で利得が“復元される”ことを確実にするために、この場合 において配置が平滑にされることが必要である。別の環境において、それは同じ 回路が1以上の通路の部分を形成できるように配置されることができる。そのよ うな回路は、連続した各信号に正確に応答するのに十分に早いAGC応答時間を 有していなければならない。 入来する信号は、中継器によって別の周波数に変換されることができる。自動 利得制御は低い周波数で実行されることが容易であるので、増幅のために信号を 低い周波に下方変換することが好ましい。そのような場合において、前方送信す るために信号を元の周波数に再変換すると都合がよい。 図面の簡単な説明 本発明の2つの実施例は、図面に関連して説明される。 図1は、第1の好ましい実施例による中継器の一般的な配置の一般的な概略的 ブロック図である。 図2は、主増幅段および前置および後置増幅段を含んでいる図1の実施例の部 分の配置の詳細図である。 図3は、図2の前置および後置増幅段の1つをより詳細に示すブロック図であ る。 図4は、図2の主増幅段の1つをより詳細に示すブロック図である。 図5は、制御論理回路の詳細を含んでいる図1の実施例の一部分を示すブロッ ク図である。 図6は、本発明の第2の実施例の一般的な概略的ブロック図である。 実施例 以下の説明を平易なものにするために、ただ1つのRFチャンネルが使用され 、各フレームにはタイムスロットが2つだけ存在している。すなわち、システム は、単一チャンネル時分割デュプレックスである。この原理を多数のタイムスロ ットにまで拡大する方法は、当業者に明らかである。 図1において、基本的に切替えスイッチ3を介してアンテナ1a,1bに接続され ている非常に高利得のRF増幅器の別個の上方および下方の通路2a,2bで構成さ れているデュプレックス中継器が示されている。中継器4はまた、アンテナ1aお よび切替えスイッチ3の制御入力に接続されている。中継器の詳細な構造は、図 2乃至4に示されている。図2に示されている増幅通路2a,2bは、別個の中周波 セクションで構成されている。また、共通の無線周波数前置および後置増幅セク ション(7,8)(図1において示されていない)が設けられている。RFセクシ ョン7は図3において示されている。それはアンテナ1aに接続されている。アン テナの入力/出力は、 バンドパスフィルタ10に接続されており、それは切替えスイッチ3に接続されて いる。示された位置におけるスイッチ3を有するフィルタ10は2つの広帯域増幅 器12,13および第2のバンドバスフィルタ14に接続されており、バンドパスフィ ルタ14の出力は、中間周波増幅器(2a)および制御論理回路15に接続されている 。スイッチ3の反転によってフィルタ10は、バンドパスフィルタ16および3つの 増幅器17,18,19を通して上流側増幅器通路2bの出力で接続される。 付加的な高絶縁スイッチ20,21が設けられている。スイッチ3,20,21は、以 下に説明される制御論理回路15(図5参照)の制御入力(A,B)によって制御さ れる。下流側増幅セクション8は、制御論理回路15への出力がなく、制御入力A およびBが反転される点以外は上流側増幅セクション7と類似している。IF増 幅器2a,2bは同一であり、図4に示されている周波数変換、主増幅、および自動 利得制御(AGC)回路を全て含んでいる。各セクションは、下方変換器として 機能する能動ミキサに接続されたそのそれぞれのRF前置増幅器7,8からの入力 を有している。これは、低域通過フィルタ31に接続され、その後、自動利得制御 回路32に接続された電子減衰器33に接続される。減衰器33の出力は、増幅器34に 供給され、その後、第2のミキサ36に供給されて上方変換が行われる。AGC回 路32は、フィルタ35の出力に接続され、2つの増幅器37,38、変圧器39、および 制御電圧を減衰器33に供給する増幅器40を具備している。 局部発振器からの信号41は、増幅器42および減衰器43によ ってミキサ30,36に供給される。絶縁スイッチ44は、制御論理回路出力に接続さ れている。 2つのIF増幅通路2a,2bは、絶縁スイッチ44への制御接続(A,B)が通路2b において反転される点以外は同一である。 図5における制御論理回路は、アナログスイッチ50に与えられた受信機4から の入力を備えており、それは、与えられた電圧に従って制御入力を接続A,Bに導 く。 図6において、図1の配置に類似したものが示されており、そこにおいて、I F増幅通路2が1つだけ設けられている。それは、制御論理回路によって制御さ れたスイッチ3を通して下流側通路51,52または上流側通路53,54の部分を形成 する。個々の素子(RFセクション、IFセクション、および制御論理回路)は 、第1の実施例のものに類似している。 そのような配置は、例えば建造物内で無線到達範囲を増大させるために使用さ れる。第1の(上方)アンテナは、建造物の外部壁上にあり、ベースステーショ ンが見える直線上の位置にある。第2の(下方)アンテナは、建造物内で移動ユ ニットの動作を改善するために建造物の内部壁上にある。 切替えスイッチ3は、使用されていない増幅通路を分離し、それがフィードバ ックループを形成することを阻止するために必要とされる。通常の動作において 、リンクは中継器を介して分配点(DP)とコードレス携帯部分(CPPまたは ハンドセット)との間に設定される。受信機4は、中継器と関連して、送信/受 信(Tx/Rx)信号を抽出して中継器のスイッチングを同期させるために入来 する信号を解読する。 この受信機4は、第1のアンテナ1aによって受信された信号を検出し、その信 号を復調し、無線信号で伝送された同期データを抽出する。この同期データは、 スイッチ3を制御するために使用され、それによって2つの増幅通路の入方向と 出方向のスイッチングは、システムによる上流側および下流側の信号の受信と同 期される。しかしながら、2つのアンテナ1a,1bによって送信された信号それ自 体は、復調および再変調されていないことは注意すべきである。 受信機4は信号を復調するので、局部的な接続49をシステムに供給するために も使用される。これによって、中継器ステーションは、無線“バスライン”から の固定されたテークオフとして第2の役割を果たすことができる。 増幅器の安定性のために、中継器の設計は、図2に示されているように4つの 主要なセクションに分割される。各セクションは、別個に遮蔽されたコンパート メントに収容される。 入来する無線信号は、増幅および自動利得制御のために適切な周波数に変換さ れ、その後、元の周波数に再変換される。前置増幅および後置増幅は、RF増幅 器7,8において行われる。 これらのセクションは、前置増幅を受信機で行い、DPおよびハンドセットへ 送信される受信された信号の電力増幅を送信機で行う。これらのセクションの回 路図は図3において示されている。アンテナおよび前段部のフィルタが送信およ び受信の両方に使用できるようにする送信/受信切替えスイッチが含まれている 。RF増幅器7と8は、同期トランシー バに対して出力を供給する上流側増幅器7上の付加的な出力以外は同一である。 受信モードにおいて、アンテナ1aまたは1bからの信号は、3極セラミックフィ ルタ10によって直ちにフィルタ処理され、それはまた送信機のフィルタ処理にも 使用される。切替えスイッチ3を通過した後に、信号は第2のDECTセラミッ クフィルタ14によってフィルタ処理される前に広帯域増幅器12,13によって増幅 される。従って、前置増幅された信号出力はIF増幅器2a,2bにおける後続した 増幅のために供給される。RF増幅器7は、DECT同期トランシーバ4を制御 する制御論理回路15に対する付加的な出力を含んでいる。 送信モードにおいて、入来する信号はDECTセラミックフィルタ16によって フィルタ処理され、その後、3つの装置17,18,19によって増幅され、それらの 最後のものは、典型的に+28dBmである特定の1dBの出力圧縮点を有して いる。その後、信号は、切替えスイッチ3および共通の前段DECTフィルタ10 を介してアンテナに与えられる。 送信/受信切替えスイッチ3によって、送信通路および受信通路の間で分離が 与えられるが、中継器が安定状態のままでいること(すなわち、切替えスイッチ 3を含む完全な中継器の全ループ利得は1以下であること)を確実にするために 、付加的な高分離(65dB)スイッチ20,21が必要とされる。 これらのスイッチ20,21はまた、受信機4によって制御される。 増幅器セクション7(または8)からの前置増幅されたD ECT信号は、能動ミキサ30によって最初に120MHzに下方変換される。2 00MHz(−3dB)の低域通過フィルタ31によってフィルタ処理された後に 、電子減衰器33は、自動利得制御素子として機能する。 主要な中継器IF利得は、それぞれが100MHzで33dBの特定の利得を 首している2つの広帯域増幅器34によって与えられ、中継器の最大利得は固定減 衰器および可変減衰器45,46の結合体によって調節されることができる。 その後、信号は2つの通路に分割され、その一方は、第2の能動ミキサ36への 通路であり、他方は、AGC回路32への通路である。AGC回路32は、2つの広 帯域RF増幅器37,38と、AGC検出器に適切な電圧を供給するステップアップ 変圧器39と、PAS−1減衰器33に対する制御電圧を増幅およびレベルシフトす る演算増幅器40を具備しでいる。最後に、第2のミキサ36は、RF増幅器7また は8における後続する増幅のために120MHzの信号を1.89GHzに上方 変換する。 これらのセクションによって必要とされる局部発振器は、外部信号発生器41に よって構成され、それはチャンネル周波数より下の120MHzに設定される。 IF増幅器の高利得のために、ミキサに与えられた局部発振器の適切な分離を確 実にするように相当の考慮がなされる。これは、直列の増幅器42および減衰器43 によって達成される。分離スイッチ44は、“不活性な”通路において余剰の減衰 を与えて中継器の安定性を補助するように含まれている。 図5において示された制御論理回路の目的は、局部DECT CPP4によっ て供給されたTx/Rx制御信号をGaAsスイッチ11およびPINダイオード スイッチモジュールによって必要とされる電圧レベルに変換することである。T TLのTx/Rx信号は、DG211アナログスイッチ50に与えられ、0vおよ び−8vの制御入力をGaAs装置に導く。 図6においで示されている第2の実施例において、上方および下方増幅通路の 両方は同じ増幅回路を使用する。スイッチング手段3は、この回路とアンテナと の間の接続を変化させるように配置され、それによって、第1の(下方)形態に おいて“上方”アンテナは接続51を通して増幅器の入力に接続され、″下方”ア ンテナは接続52を通して出力に接続され、第1の増幅通路を形成する。第2の受 信機4によって識別された同期データに応答して、これらの接続は第2の(上方 )形態に反転されて、接続53、増幅回路、および上方アンテナへの接続54を通し た下方アンテナからの第2の増幅通路を形成する。付加的なスイッチング55は、 回路の使用されない部分の分離を確実にするために使用される。 AGCは、AGC回路によって検出された最も強い信号に応答する。時分割多 重化信号と同様に周波数分割多重化信号を増幅するために配置された中継器では 、システムは周波数に機敏でなければならず、それによって、選択されたチャン ネルだけが増幅される。これはフィルタ35の中心周波数を変化させることによっ て達成されるが、ミキサ30および36に供 給された局部発振器周波数を変化させることによってより容易に制御され、それ によって所定のタイムスロットにおいて増幅されるRF信号はいずれも常に同じ 中間周波数に変換される。局部発振器に対する制御信号は、受信機4から得られ た制御信号から得られる。 DECT帯域全体をカバーするようにフィルタ35の帯域幅を20MHzに増加 するために別の配置が設けられる。その後、局部発振器は単一の固定された周波 数にされることができる。しかしながら、幾つかのRFチャンネルが同時に活性 である場合、利得は最も強い信号によって制御される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月2日 【補正内容】 明細書 無線中継器 発明の背景 発明の分野 本発明は、無線中継器に関し、それだけに限定されるものではないが、特に、 セル無線電話システムおよびワイヤレスPBX等のコードレス電話システムを含 む移動無線システムのための無線中継器に関する。従来技術の説明 中継器は、例えば、その地域の地形等のために、ベースステーションからの無 線到達範囲が不良なまたは不十分である地域にベースステーションの無線到達範 囲を拡大するために使用される。本発明は、ベースステーションの無線到達範囲 を建造物内に拡大することが望ましい状況における特定の応用を有している。 一般的に中継器は、無線信号を受信するための1以上の受信機と、受信された 信号を増幅するための1以上の増幅通路と、増幅された信号を送信するための1 以上の送信機とを具備している。受信機および送信機はアンテナを含んでいる。 例えば、建造物内に無線到達範囲を拡大するための中継器において、外部(“上 方”)アンテナは、ベースステーションから“下方”信号を受信し、“上方”信 号をそれに送信することができ、建造物内の別個の内部(“下方”)アンテナは 、 移動ユニットから“上方”信号を受信し、“下方”信号をそれに送信する。 そのような配置において、増幅通路が互いに適切に分離されていない場合、問 題が生じる。これは、増幅通路と戻り増幅通路が同じアンテナに接続されている 点において1つの増幅通路の出力が戻り増幅通路の入力に供給されることができ るため、フィードバックループが設定されるからである。これを避けるために、 増幅通路を互いに分離することが望ましい。別個の送信および受信アンテナが使 用された場合、または受信アンテナが送信アンテナからの送信をピックアップし た場合でさえ類似した問題が生じることがあり、アンテナも互いに分離される必 要がある。 欧州通信標準機構(ETSI)によって発行されたデジタル欧州コードレス通信基 準規定(DECT)(Ref 300175および300176)のような時分割デュプレックスシス テムにおいて、信号は、ベースステーションから移動ユニット(“下方”)に、 およびその逆(“上方”)に同じ無線周波数で交互に伝送され、信号中で伝送さ れた同期コードによって、“上方”モードど“下方”モードとの間のスイッチン グが制御される。従って、そのようなシステムのための中継器において、2つの 増幅通路の1つだけが任意の所定の瞬間に使用される。上述の理由のために、任 意の所定の瞬間に使用されていない通路を分離することが望ましい。 これを達成するために、スイッチングは、信号中で伝送された同期コードと同 期されなければならない。それ故に、こ れらのコードは信号から抽出されなければならず、それらはこの目的のために解 読される。 既知の配置において、欧州特許EP0092237明細書(NEC)において中継器が開示 されており、そこにおいて、中継器ステーションによって受信された信号は、中 継器によって記憶され、受信された信号における同期データに関連して決定され た時間において再送信される。同期信号を抽出するために、入来する信号は解読 される。 しかしなから、信号を解読および記録することによって信号に遅延が導入され 、それは元の信号と中継された信号との間に二重通路効果を導き、また、結果的 にシステムの他の場所で同期の問題を生じさせてしまう。 この問題は、増幅通路を通る信号を解読せずに同期データを識別するために、 入来する信号が監視されるように配置することによって本発明に従って解決され る。監視は第2の受信機によって行われ、それは主増幅通路のアンテナの1つを 使用する。 発明の概要 第1の見地によれば、本発明は、同期データを伝送する無線信号を受信し、増 幅し、および再送信し、複数の増幅通路と、増幅通路間で反復的に切替えスイッ チングを行うための手段とを有している無線中継器を具備している無線中継器に おいて、入来する無線信号を監視するための手段と、監視された信号から同期デ ータを抽出するための手段と、そのように抽出された同期データに基づいて増幅 通路を選択するため の手段とが設けられており、それによって、入来する無線信号は、選択された増 幅通路によって増幅できることを特徴とする。 第2の見地によれば、本発明は、同期データを伝送する無線信号における異な るタイムスロットを選択的に増幅するための中継器を具備しており、そこにおい て、中継器は、入来する無線信号を受信するための無線受信機と、無線受信機に よって受信された無線信号を増幅するための複数の増幅通路と、入来する無線信 号を複数の増幅通路間から個々の増幅通路に選択的にスイッチングするためのス イッチング手段と、入来する無線信号を監視するための手段と、無線信号によっ で伝送された同期データを監視手段の出力から抽出するデータ抽出手段と、デー タ抽出手段によって抽出された同期データに応答してスイッチング手段を制御す るための制御手段とを具備している。 第3の見地によれば、本発明は、同期データを伝送する複数の無線信号を受信 し、増幅し、再送信する方法から構成されており、入来する信号は監視され、同 期データが監視された信号から抽出され、各信号のために、増幅通路間で反復的 に切替えスイッチングするために配置された無線中継器の増幅通路は、抽出され た同期データに基づいて複数のそのような通路から選択され、それによって、各 入来する無線信号はそれぞれの増幅通路によって増幅されることを特徴とする。 同期データは、DECT基準に従って信号において発生さ れたような送信/受信信号であり、また、スイッチングされた回路を分離するた めに付加的なスイッチングも制御してもよい。各タイムスロットに対して必要と される増幅度が一定である場合、各増幅通路は固定された増幅係数を有している 。これは、例えば、分配点または別の中継器ステーション等の固定された送信機 から受信された信号に関する任意のタイムスロットの場合である。しかしながら 、多数のアプリケーションにおいて、増幅係数は、移動ユニットが中継器に関し て移動する際に絶えず変化する。移動ユニットによって使用される任意の通路の 増幅回路は、自動利得制御回路を有していることが好ましい。自動利得制御の1 つの目的は、許容されたレベルを超過しないように中継器の出力電力を制限する ことである。多機能性が最大であるため、全ての通路はそのような回路を備える ことが好ましい。増幅通路は共通の部分を有しており、スイッチング手段は、そ れらの間で接続を変化させることによって異なる通路を定めるように構成されて いる。各通路は、それに専用の自動利得制御回路を有している。同じチャンネル に割当てられた連続的なタイムスロット間の間隙を通過した後で利得が“復元さ れる”ことを確実にするために、この場合において配置が平滑にされることが必 要である。別の環境において、それは同じ回路が1以上の通路の部分を形成でき るように配置されることができる。そのような回路は、連続した各信号に正確に 応答するのに十分に早いAGC応答時間を有していなければならない。 入来する信号は、中継器によって別の周波数に変換される ことができる。自動利得制御は低い周波数で実行されることが容易であるので、 増幅のために信号を低い周波に下方変換することが好ましい。そのような場合に おいて、前方送信するために信号を元の周波数に再変換すると都合がよい。 図面の簡単な説明 本発明の2つの実施例は、図面に関連して説明される。 図1は、第1の好ましい実施例による中継器の一般的な配置の一般的な概略的 ブロック図である。 図2は、主増幅段および前置および後置増幅段を含んでいる図1の実施例の部 分の配置の詳細図である。 図3は、図2の前置および後置増幅段の1つをより詳細に示すブロック図であ る。 図4は、図2の主増幅段の1つをより詳細に示すブロック図である。 図5は、制御論理回路の詳細を含んでいる図1の実施例の一部分を示すブロッ ク図である。 図6は、本発明の第2の実施例の一般的な概略的ブロック図である。 実施例 以下の説明を平易なものにするために、ただ1つのRFチャンネルが使用され 、各フレームにはタイムスロットが2つだけ存在している。すなわち、システム は、単一チャンネル時分割デュプレックスである。この原理を多数のタイムスロ ットにまで拡大する方法は、当業者に明らかである。 図1において、基本的に切替えスイッチ3を介してアンテ ナ1a,1bに接続されている非常に高利得のRF増幅器の別個の上方および下方の 通路2a,2bで構成されているデュプレックス中継器が示されている。中継器4は また、アンテナ1aおよび切替えスイッチ3の制御入力に接続されている。中継器 の詳細な構造は、図2乃至4に示されている。図2に示されている増幅通路2a, 2bは、別個の中周波セクションで構成されている。また、共通の無線周波数前置 および後置増幅セクション(7,8)(図1において示されていない)が設けられ ている。RFセクション7は図3において示されている。それはアンテナ1aに接 続されている。アンテナの入力/出力は、バンドパスフィルタ10に接続されてお り、それは切替えスイッチ3に接続されている。示された位置におけるスイッチ 3を有するフィルタ10は2つの広帯域増幅器12,13および第2のバンドパスフィ ルタ14に接続されており、バンドパスフィルタ14の出力は、中間周波増幅器(2a )および制御論理回路15に接続されている。スイッチ3の反転によってフィルタ 10は、バンドパスフィルタ16および3つの増幅器17,18,19を通して上流側増幅 器通路2bの出力で接続される。 付加的な高絶縁スイッチ20,21が設けられている。スイッチ3,20,21は、以 下に説明される制御論理回路15(図5参照)の制御入力(A,B)によって制御さ れる。下流側増幅セクション8は、制御論理回路15への出力がなく、制御入力A およびBが反転される点以外は上流側増幅セクション7と類似している。IF増 幅器2a,2bは同一であり、図4に示されている周波数変換、主増幅、および自動 利得制御(AGC)回路 を全て含んでいる。各セクションは、下方変換器として機能する能動ミキサに接 続されたそのそれぞれのRF前置増幅器7,8からの入力を有している。これは、 低域通過フィルタ31に接続され、その後、自動利得制御回路32に接続された電子 減衰器33に接続される。減衰器33の出力は、増幅器34に供給され、その後、第2 のミキサ36に供給されて上方変換が行われる。AGC回路32は、フィルタ35の出 力に接続され、2つの増幅器37,38、変圧器39、および制御電圧を減衰器33に供 給する増幅器40を具備している。 局部発振器からの信号41は、増幅器42および減衰器43によってミキサ30,36に 供給される。絶縁スイッチ44は、制御論理回路出力に接続されている。 2つのIF増幅通路2a,2bは、絶縁スイッチ44への制御接続(A,B)が通路2b において反転される点以外は同一である。 図5における制御論理回路は、アナログスイッチ50に与えられた受信機4から の入力を備えており、それは、与えられた電圧に従って制御入力を接続A,Bに導 く。 図6において、図1の配置に類似したものが示されており、そこにおいて、I F増幅通路2が1つだけ設けられている。それは、制御論理回路によって制御さ れたスイッチ3を通して下流側通路51,52または上流側通路53,54の部分を形成 する。個々の素子(RFセクション、IFセクション、および制御論理回路)は 、第1の実施例のものに類似している。 そのような配置は、例えば建造物内で無線到達範囲を増大させるために使用さ れる。第1の(上方)アンテナは、建造 物の外部壁上にあり、ベースステーションが見える直線上の位置にある。第2の (下方)アンテナは、建造物内で移動ユニットの動作を改善するために建造物の 内部壁上にある。 切替えスイッチ3は、使用されていない増幅通路を分離し、それがフィードバ ックループを形成することを阻止するために必要とされる。通常の動作において 、リンクは中継器を介して分配点(DP)とコードレス携帯部分(CPPまたは ハンドセット)との間に設定される。受信機4は、中継器と関連して、送信/受 信(Tx/Rx)信号を抽出して中継器のスイッチングを同期させるために入来 する信号を解読する。 この受信機4は、第1のアンテナ1aによって受信された信号を検出し、その信 号を復調し、無線信号で伝送された同期データを抽出する。この同期データは、 スイッチ3を制御するために使用され、それによって2つの増幅通路の入方向と 出方向のスイッチングは、システムによる上流側および下流側の信号の受信と同 期される。しかしながら、2つのアンテナ1a,1bによって送信された信号それ自 体は、復調および再変調されていないことは注意すべきである。 受信機4は信号を復調するので、局部的な接続49をシステムに供給するために も使用される。これによって、中継器ステーションは、無線“バスライン”から の固定されたテークオフとして第2の役割を果たすことができる。 増幅器の安定性のために、中継器の設計は、図2に示されているように4つの 主要なセクションに分割される。各セクションは、別個に遮蔽されたコンパート ・メントに収容される。 入来する無線信号は、増幅および自動利得制御のために適切な周波数に変換さ れ、その後、元の周波数に再変換される。前置増幅および後置増幅は、RF増幅 器7,8において行われる。 これらのセクションは、前置増幅を受信機で行い、DPおよびハンドセットへ 送信される受信された信号の電力増幅を送信機で行う。これらのセクションの回 路図は図3において示されている。アンテナおよび前段部のフィルタが送信およ び受信の両方に使用できるようにする送信/受信切替えスイッチが含まれている 。RF増幅器7と8は、同期トランシーバに対して出力を供給する上流側増幅器 7上の付加的な出力以外は同一である。 受信モードにおいて、アンテナ1aまたは1bからの信号は、3極セラミックフィ ルタ10によって直ちにフィルタ処理され、それはまた送信機のフィルタ処理にも 使用される。切替えスイッチ3を通過した後に、信号は第2のDECTセラミッ クフィルタ14によってフィルタ処理される前に広帯域増幅器12,13によって増幅 される。従って、前置増幅された信号出力はIF増幅器2a,2bにおける後続した 増幅のために供給される。RF増幅器7は、DECT同期トランシーバ4を制御 する制御論理回路15に対する付加的な出力を含んでいる。 送信モードにおいて、入来する信号はDECTセラミックフィルタ16によって フィルタ処理され、その後、3つの装置17,18,19によって増幅され、それらの 最後のものは、典型的に+28dBmである特定の1dBの出力圧縮点を有して い る。その後、信号は、切替えスイッチ3および共通の前段DECTフィルタ10を 介してアンテナに与えられる。 送信/受信切替えスイッチ3によって、送信通路および受信通路の間で分離が 与えられるが、中継器が安定状態のままでいること(すなわち、切替えスイッチ 3を含む完全な中継器の全ループ利得は1以下であること)を確実にするために 、付加的な高分離(65dB)スイッチ20,21が必要とされる。これらのスイッ チ20,21はまた、受信機4によって制御される。 増幅器セクション7(または8)からの前置増幅されたDECT信号は、能動 ミキサ30によって最初に120MHzに下方変換される。200MHz(−3d B)の低域通過フィルタ31によってフィルタ処理された後に、電子減衰器33は、 自動利得制御素子として機能する。 主要な中継器IF利得は、それぞれが100MHzで33dBの特定の利得を 有している2つの広帯域増幅器34によって与えられ、中継器の最大利得は固定減 衰器および可変減衰器45,46の結合体によって調節されることができる。 その後、信号は2つの通路に分割され、その一方は、第2の能動ミキサ36への 通路であり、他方は、AGC回路32への通路である。AGC回路32は、2つの広 帯域RF増幅器37,38と、AGC検出器に適切な電圧を供給するステップアップ 変圧器39と、PAS−1減衰器33に対する制御電圧を増幅およびレベルシフトす る演算増幅器40を具備している。最後に、第2のミキサ36は、RF増幅器7また は8における後続する 増幅のために120MHzの信号を1.89GHzに上方変換する。 これらのセクションによって必要とされる局部発振器は、外部信号発生器41に よって構成され、それはチャンネル周波数より下の120MHzに設定される。 IF増幅器の高利得のために、ミキサに与えられた局部発振器の適切な分離を確 実にするように相当の考慮がなされる。これは、直列の増幅器42および減衰器43 によって達成される。分離スイッチ44は、“不活性な”通路において余剰の減衰 を与えて中継器の安定性を補助するように含まれている。 図5において示された制御論理回路の目的は、局部DECT CPP4によっ て供給されたTx/Rx制御信号をGaAsスイッチ11およびPINダイオード スイッチモジュールによって必要とされる電圧レベルに変換することである。T TLのTx/Rx信号は、DG211アナログスイッチ50に与えられ、0vおよ び−8vの制御入力をGaAs装置に導く。 図6において示されている第2の実施例において、上方および下方増幅通路の 両方は同じ増幅回路を使用する。スイッチング手段3は、この回路とアンテナと の間の接続を変化させるように配置され、それによって、第1の(下方)形態に おいて“上方”アンテナは接続51を通して増幅器の入力に接続され、“下方”ア ンテナは接続52を通して出力に接続され、第1の増幅通路を形成する。第2の受 信機4によって識別された同期データに応答して、これらの接続は第2の(上方 ) 形態に反転されて、接続53、増幅回路、および上方アンテナへの接続54を通した 下方アンテナからの第2の増幅通路を形成する。付加的なスイッチング55は、回 路の使用されない部分の分離を確実にするために使用される。 AGCは、AGC回路によって検出された最も強い信号に応答する。時分割多 重化信号と同様に周波数分割多重化信号を増幅するために配置された中継器では 、システムは周波数に機敏でなければならず、それによって、選択されたチャン ネルだけが増幅される。これはフィルタ35の中心周波数を変化させることによっ て達成されるが、ミキサ30および36に供給された局部発振器周波数を変化させる ことによってより容易に制御され、それによって所定のタイムスロットにおいて 増幅されるRF信号はいずれも常に同じ中間周波数に変換される。局部発振器に 対する制御信号は、受信機4から得られた制御信号から得られる。 DECT帯域全体をカバーするようにフィルタ35の帯域幅を20MHzに増加 するために別の配置が設けられる。その後、局部発振器は単一の固定された周波 数にされることができる。しかしながら、幾つかのRFチャンネルが同時に活性 である場合、利得は最も強い信号によって制御される。 請求の範囲 1.同期データを伝送する無線信号を受信し、増幅し、および再送信するための 無線中継器であって、複数の増幅通路と、増幅通路間の切替えスイッチングを反 復するための手段とを有している無線中継器において、入来する無線信号を監視 するための手段と、監視された信号から同期データを抽出するための手段と、そ のように抽出された同期データに基づいて増幅通路を選択するための手段とを有 し、それによって、入来する無線信号は選択された増幅通路によって増幅される ことができることを特徴とする無線中継器。 2.同期データを伝送する無線信号における異なるタイムスロットを選択的に増 幅するための無線中継器において、入来する無線信号を受信するための無線受信 機と、無線受信機によって受信された無線信号を増幅するための複数の増幅通路 と、入来する無線信号を複数の増幅通路間から個々の増幅通路に選択的にスイッ チングするためのスイッチング手段と、入来する無線信号を監視するための手段 と、無線信号によって伝送された同期データを監視手段の出力から抽出するため のデータ抽出手段と、このデータ抽出手段によって抽出された同期データに応答 してスイッチング手段を制御するための制御手段とを具備していることを特徴と する無線中継器。 3.スイッチングされた回路が選択された増幅通路の一部分を形成しないように 分離するための付加的なスイッチングと、同期データに従って前記スイッチング を制御する手段とを有 している請求項1または2記載の無線中継器。 4.少なくとも1つの増幅通路は、自動利得制御回路を有している請求項1乃至 3のいずれか1項記載の無線中継器。 5.各増幅通路は、自動利得制御回路を有している請求項4記載の無線中継器。 6.各増幅通路は、専用の自動利得制御回路を有している請求項5記載の無線中 継器。 7.通路は、別個の上方および下方増幅通路を含んでいる請求項1乃至6のいず れか1項記載の無線中継器。 8.入来する無線信号の周波数を第2の周波数に変換する手段を有している請求 項1乃至7のいずれか1項記載の無線中継器。 9.中継器は、入来する搬送周波数を選択し、任意のそのような入来する周波数 を第2の周波数に変換するように構成されている請求項8記載の無線周波数。 10.周波数変換手段は、入来する信号を局部発振器周波数と混合するための手 段と、入来する信号の周波数とは関係なく第2の周波数が予め定められた値を有 するように、入来する信号から周波数データを抽出して局部発振器を制御するた めの手段とを有している請求項2に従属した請求項9記載の無線中継器。 11.増幅するために入来する信号の周波数を下方変換するための手段と、前方 送信するために増幅された信号を元の周波数に再変換する手段とを有する請求項 8乃至10のいずれか1項記載の無線中継器。 12.増幅通路は、共通の部分を有し、スイッチング手段は、異なる通路を定め るために共通の部分の間で接続を変化させるように構成されている請求項1乃至 12のいずれか1項記載の無線中継器。 13.別個の上方および下方増幅通路が設けられ、スイッチングは、上流側およ び下流側通路が共通の部分を通って同じ方向に通過するように共通の通路の少な くとも1つが接続されるように配置されている請求項12記載の無線中継器。 14.監視手段は、別個の無線受信機を含んでいる請求項1乃至13のいずれか 1項記載の無線中継器。 15.別個の無線受信機は、増幅通路と同じアンテナから供給されている請求項 14記載の無線中継器。 16.受信機は、局部通信接続を接続するための設備を有している請求項14ま たは15のいずれか1項記載の無線中継器。 17.請求項1乃至16のいずれか1項による無線中継器を含む移動セル無線シ ステム。 18.1以上のコードレス端末と共に無線リンクを設定するための少なくとも1 つの無線分配点を具備し、請求項1乃至16のいずれか1項による無線中継器を 含む電話ネットワーク。 19.同期データを伝送する複数の無線信号を受信し、増幅し、および再送信す る方法において、入来する無線信号が監視され、同期データが監視された信号か ら抽出され、各信号に対して、増幅通路の間で切替えスイッチングを反復するよ うに構成された無線中継器の増幅通路は、そのように抽出された同期データに基 づいて複数のそのような通路から選択され、それによって、入来する各無線信号 は、それぞれの増幅通路によって増幅されることができることを特徴とする方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BG,BR,BY,C A,CN,CZ,FI,GB,HU,JP,KR,KZ ,LV,NO,NZ,PL,RO,RU,SI,SK, UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同期データを伝送する無線信号を受信し、増幅し、および再送信するための 無線中継器であって、複数の増幅通路を有し、増幅通路間で反復的に切替えスイ ッチングを行うように配置された無線中継器において、入来する無線信号は監視 され、監視された信号から同期データが抽出され、そのように抽出された同期デ ータに基づいて増幅通路が選択され、それによって、入来する無線信号は、選択 された増幅通路によって増幅されることができることを特徴とする無線中継器。 2.同期データを伝送する無線信号における異なるタイムスロットを選択的に増 幅するための無線中継器において、入来する無線信号を受信するための無線受信 機と、無線受信機によって受信された無線信号を増幅するための複数の増幅通路 と、入来する無線信号を複数の増幅通路間から個々の増幅通路に選択的にスイッ チングするためのスイッチング手段と、入来する無線信号を監視するための手段 と、無線信号によって伝送された同期データを監視手段の出力から抽出するため のデータ抽出手段と、このデータ抽出手段によって抽出された同期データに応答 してスイッチング手段を制御するための制御手段とを具備していることを特徴と する無線中継器。 3.同期データはまた、スイッチングされた回路が選択された増幅通路の一部分 を形成しないように分離するために付加的にスイッチングを制御する請求項1ま たは2記載の無線中継器。 4.少なくとも1つの増幅通路は、自動利得制御回路を有している請求項1乃至 3のいずれか1項記載の無線中継器。 5.各増幅通路は、自動利得制御回路を有している請求項4記載の無線中継器。 6.各増幅通路は、専用の自動利得制御回路を有している請求項5記載の無線中 継器。 7.通路は、別個の上方および下方増幅通路を含んでいる請求項1乃至6のいず れか1項記載の無線中継器。 8.入来する無線信号の周波数は第2の周波数に変換される請求項1乃至7のい ずれか1項記載の無線中継器。 9.中継器は、入来する搬送周波数を選択し、任意のそのような入来する周波数 を第2の周波数に変換するように構成されている請求項8記載の無線周波数。 10.周波数変換は、入来する信号を局部発振器周波数と混合することによって 行われ、周波数データは、入来する信号から抽出されて局部発振器を制御し、そ れによって、入来する信号の周波数とは関係なく第2の周波数は予め定められた 値を有する請求項2に従属した請求項9記載の無線中継器。 11.入来する信号の周波数は、増幅するために下方変換され、面方送信するた めに元の周波数に再変換される請求項8乃至10のいずれか1項記載の無線中継 器。 12.増幅通路は、共通の部分を有し、スイッチング手段は、異なる通路を定め るために共通の部分の間で接続を変化させるように構成されている請求項1乃至 12のいずれか1項記載の無線中継器。 13.別個の上方および下方増幅通路が設けられ、スイッチングは、上流側およ び下流側通路が共通の部分を通って同じ方向に通過するように共通の通路の少な くとも1つが接続されるように配置されている請求項12記載の無線中継器。 14.別個の無線受信機は、入来する無線信号を監視するために設けられている 請求項1乃至13のいずれか1項記載の無線中継器。 15.別個の無線受信機は、増幅通路と同じアンテナから供給されている請求項 14記載の無線中継器。 16.受信機は、局部通信接続を接続するための設備を有している請求項14ま たは15のいずれか1項記載の無線中継器。 17.請求項1乃至T6のいずれか1項による無線中継器を含む移動セル無線シ ステム。 18.1以上のコードレス端末と共に無線リンクを設定するための少なくとも1 つの無線分配点を具備し、請求項1乃至16のいずれか1項による無線中継器を 含む電話ネットワーク。
JP6521793A 1993-03-31 1994-03-23 無線中継器 Pending JPH08508377A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP93302524 1993-03-31
EP93302524.9 1993-03-31
PCT/GB1994/000600 WO1994023504A1 (en) 1993-03-31 1994-03-23 Radio repeater

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08508377A true JPH08508377A (ja) 1996-09-03

Family

ID=8214366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6521793A Pending JPH08508377A (ja) 1993-03-31 1994-03-23 無線中継器

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0692163B1 (ja)
JP (1) JPH08508377A (ja)
AU (1) AU671537B2 (ja)
CA (1) CA2157495A1 (ja)
DE (1) DE69402846T2 (ja)
DK (1) DK0692163T3 (ja)
ES (1) ES2102218T3 (ja)
FI (1) FI954458A (ja)
NO (1) NO953893L (ja)
WO (1) WO1994023504A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9130641B2 (en) 2003-09-03 2015-09-08 Nextivity, Inc. Short-range cellular booster

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4907260B2 (ja) * 2006-08-18 2012-03-28 富士通株式会社 無線中継システム、無線中継局装置及び無線通信方法
FI125319B (fi) 2014-04-09 2015-08-31 Ota Systems Oy Radiotoistin
US20220294404A1 (en) * 2021-03-09 2022-09-15 Skyworks Solutions, Inc. Bidirectional variable gain amplifiers for radio frequency communication systems

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182928A (ja) * 1982-04-20 1983-10-26 Nec Corp 無線中継方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9130641B2 (en) 2003-09-03 2015-09-08 Nextivity, Inc. Short-range cellular booster

Also Published As

Publication number Publication date
AU671537B2 (en) 1996-08-29
DE69402846D1 (de) 1997-05-28
DK0692163T3 (da) 1997-10-20
NO953893D0 (no) 1995-09-29
ES2102218T3 (es) 1997-07-16
FI954458A0 (fi) 1995-09-21
EP0692163B1 (en) 1997-04-23
EP0692163A1 (en) 1996-01-17
NO953893L (no) 1995-11-28
CA2157495A1 (en) 1994-10-13
WO1994023504A1 (en) 1994-10-13
AU6286494A (en) 1994-10-24
DE69402846T2 (de) 1997-07-31
FI954458A (fi) 1995-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6904266B1 (en) Wireless enhancer using a switch matrix
CA2087285C (en) Rf repeaters for time division duplex cordless telephone systems
US6615021B1 (en) Method and apparatus for transmitting radio frequency signals to and from a pager
US6801767B1 (en) Method and system for distributing multiband wireless communications signals
US20230354053A1 (en) Remote device and 5g distributed system
WO2003019821A2 (en) Repeater with diversity transmission
EP0468688B1 (en) Method and apparatus for providing wireless communications between remote locations
US20020123306A1 (en) Channelized booster amplifier for cellular communications
KR100788872B1 (ko) 송수신 안테나 분리를 이용한 tdd용 rf 중계기
JPH08508377A (ja) 無線中継器
KR100960237B1 (ko) 무선통신용 분산 중계 시스템
EP0762670A2 (en) TDMA communication method for a base station communicating with a plurality of zones using different radio frequencies and receiver therefor
KR100924982B1 (ko) 파일럿 신호 추적에 의해 커버리지 조절 기능을 갖는중계장치
JP2713161B2 (ja) 無線通信システム
JP2503869B2 (ja) 無線通信方式
KR101877266B1 (ko) 분산 안테나 시스템의 리모트 장치
CN214481282U (zh) 一种远端装置及5g分布式系统
KR20010018670A (ko) 전파음영 지역용 휴대용 통신기기의 무선중계장치
KR100591285B1 (ko) 시분할방식 무선송수신장치의 송수신신호 무선중계장치
KR102175384B1 (ko) 광역 서비스를 위한 반이중 무선 중계 장치 및 방법
JP3092064B2 (ja) アンテナ制御装置
JP3758326B2 (ja) 符号分割多元接続方式の携帯電話装置
JPH06338835A (ja) 無線電話システムの基地局装置
CN112511286A (zh) 一种移频双工转换的方法和装置
KR20200055607A (ko) 광역 서비스를 위한 반이중 무선 중계 장치 및 방법