JPH08508321A - 衝撃式穿孔の改良 - Google Patents

衝撃式穿孔の改良

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JPH08508321A JP6521466A JP52146694A JPH08508321A JP H08508321 A JPH08508321 A JP H08508321A JP 6521466 A JP6521466 A JP 6521466A JP 52146694 A JP52146694 A JP 52146694A JP H08508321 A JPH08508321 A JP H08508321A
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Abstract

(57)【要約】 孔内ハンマー衝撃穿孔に利用する衝撃ハンマーであって、水圧を利用して衝撃ハンマーを駆動し、このハンマーは多段階を通るピストン・シリンダーの組み合わせを有し、戻り方向と衝撃方向との両方でサイズが小さくなっていく順次の実効ピストン区域があって、水撃作用からのピーク圧力を最小としている。水を利用してリンクされているピストンを有する双ピストン構成も開示されており、各ピストンの戻り方向と衝撃方向との両方でサイズが小さくなっていく順次の実効ピストン区域によってピストンは駆動されている。

Description

【発明の詳細な説明】 衝撃式穿孔の改良 本発明は衝撃式穿孔の改良に係るものであり、特にそのような穿孔装置を加圧 液体により駆動する場合に係るものである。 空気圧で駆動する孔内往復式衝撃モータを使用することがこれまで知られてい る。 空気の代わりに液体(通常水)を使用すると利点はあるが、孔内液駆動式衝撃 モータを使用することを試みて問題があることが判った。 これらの問題の中で本発明と直接関係のある一つの問題は、(長い水柱の速度 が急激に変動させられるとき発生する)水撃作用の問題であり、それは通常高い 圧力ピークを生じさせる。 この高い圧力ピークは密封部分や他の封じ込め部分に大きなストレスをかける ことがある。 従来の装備を用いると生じるであろう圧力ピークを十分に減少させるため幾つ もの様々な技術が用いられてきた。 これまでの試みとして空気柱をバッファとして作用させようとするものがあっ た。これは長期間使用すると満足に働かなくなる。他にも試みとして他の緩衝装 置を使用したが、金属要素を使用するとやはり金属疲労が生じて、早期に、頻繁 に故障が生じる。 本発明の目的は高圧ピークを減少させる従来使用したものとは異なる構造のも のを提供することである。 本発明のこの構造は、衝撃ハンマーを駆動するのに液圧を使用する孔内ハンマ ー衝撃穿孔に利用できる衝撃ハンマーにあるということができ、その特徴として 、ハンマーは衝撃行程中少なくとも2段階をシリンダー内で通過するピストン部 材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区域は他方の段階で与えられる 実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の段階中の液 圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の液圧の供給に引き続いて行わ れ、これら2つの段階はピストン部材が衝撃位置へ外方へ向かって加速せしめら れている間にあるのである。 こうして、続く段階中ピストン部材を加速するに必要な供給流体の流速は、も しこのピストンが新しい段階毎に休止してスタートしたとしたならば減少したで あろう。しかしながら、ピストンはそれのスピードを増大しているので、小さい 方の実効ピストン区域が結果としてより一定の流速にする。 こういうことで、高い圧力ピークの原因である急激な変化を受けることが少な い液体全体としての流速を得ることができる。 衝撃行程と同じ仕方で扱われるべき戻り行程のためにもそのような構成が提供 されるのが好ましい。 使用される段階の数はピストン部材の外方への行程と戻り行程との両方につい て2つよりも多くするのが好ましい。 液体は水が好ましい。 代わりの好ましいこととしては、相互に対向方向に作動するよう同じシリンダ 内に2つのピストン部材を設け、一方のピストンはシリンダーの形をして、シリ ンダーとして他方のピストン部材と相互作用する。 同じシリンダー内に2つのピストンがある場合、水を充填した一つの室があっ て、そしてその室内でピストン部材のそれぞれがその室の区域の一部に境界をつ くってそれの実効区域を他方のピストン部材の実効区域と等しいものとし、そし てその室は外から近接できないように閉じられており、そして水で満たされてい る。 この最後の構造の結果はそれら2つのピストン部材のそれぞれの運動を抑制し てその室内に共通の容積を維持させるようにし、2つの部材の相対的な運動方向 を水力を使ってインターロックしてそれぞれに往復動させる。 ピストン部材の戻り行程の終わりに戻り行程の緩衝として作用する、水を充填 した閉じた室に来るように配置するのが好ましい。 本発明の一層の理解のため添付図を参照して好ましい実施例をこれから説明す る。 図1は、流れを反転させる弁を取り込んだ第1の実施例の衝撃ハンマーのみの 断面略図である。 図2、3、4そして5は、6段階単一ピストンモータとして図1に示した構造 の第2の実施例の衝撃ハンマーのピストンとシリンダーの断面図である。 図6は、3段階双ピストン衝撃モータである、第3の実施例の構造を示す。 図7、8そして9は、第4の実施例に係る、3段階双ピストンハンマーである 衝撃ハンマーの断面図であって、図6に示すような弁システムを使用することは 意図しているが、弁は示していない。 添付図を参照する。図1に略図として示す衝撃ハンマー1はピストン部材2、 弁部材3そしてシリンダー4を含んでいる。 ピストン部材2の中心通路5は加圧水を供給する出口を6と7に有する。 シリンダー4がピストン部材2を包囲し、そしてピストン部材2のそれぞれの ピストン部分を限定している。 ピストン部材2の一端にピストン区域8、9、10がそれぞれ示されており、 そしてピストン部材2の他端にピストン区域11、12、13がそれぞれ示され ている。これらの区域はそれぞれ、一方で14、15そして16、そして他方で 17、18そして19のようにシリンダーの内方延長部分と一致するので加圧水 を受け、そこで実効ピストン区域がつくられて、この実効区域が、端19と言っ ている最外衝撃位置に向かってピストン部材2が加速されるとき、シミュレート されたビット20に衝撃を与え、それから加圧流体が作用する各実効ピストン区 域は小さくなる。 図1から判るように、6つの実効ピストン区域がある。ピストン部材2はビッ トを打ってからそれの戻り行程を開始する(ピストン11、12、13は同時に 排出圧へ曝されている)。コンジット5を通して、そして出口7を通してそして ピストン要素10、9を迂回して高圧水供給源からの実効圧をかけることにより 最大実効区域8へシリンダー14を通して圧力がかけられる。それ故、ピストン 部材2は内方位置に向かって加速させられるので、次のピストン部分9はシリン ダー部分15と一致し、このシリンダー部分15はそれにより小さい実効ピスト ン区域を形成する。その次のピストン部分10はシリンダー部分16と一致する 。 それぞれのピストン部分とそれらが一致するための相対位置との間の距離は、 第1の実効最大ピストン区域が一致から外れるときその次のが位置して事実上継 ぎ目なしで転移するようになっているシリンダーの部分である。それ故、加圧液 体の全部の流れの急激な停止もしくは始動は殆ど生じない。このようにして、シ リンダー区域を満たすのに必要な液体の体積は漸減するが、これはピストンの増 大するスピードにより相殺される。従って、ピストンの全行程の期間もしくは段 階を通して流れの変化率は実質的に減少される。戻り行程の終わりでピストン部 材2は、高圧流体源22と弁部材3のチャンネル23との間の一致チャンネル2 1に入ってくる。これは室24に圧力を付与し、それは弁部材3を下降させるこ ととなり、それは今度は、加圧流体供給が区域26に入っていくようにする位置 に弁3の部分25を持っていく。こうなると区域26は低圧の代わりに高圧とな る。シリンダー区域14、15、16内のピストン8、9、10は戻り行程中そ うであったように、前進行程中高圧に順次曝される。 前進行程の始めに、シリンダー17内でピストン11にかかる圧力はシリンダ ー16内でピストン10に働く。前進行程の第2段階中、シリンダー18内のピ ストン12はシリンダー16内のピストン9に働く。前進行程の終わりで、シリ ンダー19内のピストン13はシリンダー14内のピストン8に働く。 各場合において、相互に作用するピストンの対について、差動の、もしくは実 効ピストン区域は異なる段階にかかるとき減少する。 図1の実施例においてピストン11、12は同じ大きさにつくっており、そし てシリンダー17、18は一致している。このような構成は全長を短くし、そし てピストンのスピードが方向反転後適当であれば、使用できるのである。 それ故、再び、ピストンが加速させられると、3つの段階のそれぞれを通って 順次の実効ピストン区域が減少させられる。このことが、流体の流れの圧力ピー クを減少させたままにしていることを保証している。 衝撃時シリンダーおよびボデイ4に対する弁3の位置に再び変化が生じ、また もや26を通して戻り方向の流体の流れが生じる。空間26は排出圧力に曝され 、他方コンジット7はピストン8、9、10とシリンダー14、15、16へ高 圧流体を供給し続ける。 以上は、順次の実効ピストン区域を所要の結果を達成するよう配置する原理の 説明のための略図を参照しての説明である。 このことを実際にはどのようにして実施するかにつき、簡単にするため弁シス テムを示していない図2、3、4そして5を参照して以下に、更に具体的に説明 する。 これら4枚の図面は、外方への衝撃行程のそれぞれ3段階と戻り行程の同じ3 段階とが見れる順次の位置を示している。 従って、シリンダー・ボデイ27とピストン部材28しかない。弁の排出部か らチャンネル29を通って、そしてシリンダー・セットの間でビットまでの水の 緩衝を実施している。ピストン部材28の中心を通って中心コンジット30を通 して、戻り行程のピストンへ高圧で水を供給する。水は前進行程のための弁から ピストン39、41へ供給されている。 戻り行程のため水がチャンネル31を通って出る。そして戻り行程の時は先ず 図5に示すように水はシリンダー部32に当たり、それからこれがシリンダー部 分33を外すので、その次のピストン部分34がシリンダー部36と一致し、そ して最後にピストン部分37がシリンダー部38と一致する。 下方衝撃行程については、先ずピストン部分39がシリンダー部分40と一致 し、それからピストン部分41がシリンダー部分42と一致し、最後にピストン 部分32がシリンダー部分33と一致する。 図6を参照する。本発明の思想を取り込んだ双ピストン・システムの相対的な 部分の位置関係だけを、略図であるが詳細に示している。 この実施例では2つのピストン部材43、44が設置されている。 これら2つのピストン部材を相互に組み合わせているのは、外側のピストンの 場合には45で示す部品であり、内側のピストン43の場合には50で示す部品 であって、室区域46内には不変のある量の水が閉じ込められている。 これが2つのピストン部材43、44を一緒に水を使って効果的に結合してお り、そしてこれらのピストン部材は180度位相を変えて逆相で作動し、ビット とピストンとの間の体積変化を相殺している。この場合更に弁51を設けるが、 この弁の動作は図1の実施例で説明した弁と同じであって、それの目的は52の 高圧供給源から供給される流れの方向を変えて区域53内へ向かわせ、中心ピス トン部材43の下降行程を実施させ、同時に他方では外側ピストン44の往復運 動を生じさせる。 順次の整合をとるのに再び実効ピストン区域の機能を利用する。各場合におけ るそれぞれのピストン43、44がそれぞれ外側衝撃位置の方に向かってもしく は戻り位置の方へ向かって加速するとき、実効ピストン区域を適正に選択して、 もしピストンのスピードが一定であったらば必要とされる液体の体積は減少とな ったであろうが、これが加速しているのでその区域はそのスピードと一層マッチ させて圧力供給と戻りラインにおける水撃作用を起こす圧力の変化を実質的に少 なくするようにする。 ある程度明かとなったであろうが、コンジット52を通って来てチャンネル5 4に入って来る加圧水は区域55を通ってピストン部分56に当たり、それから ピストンが戻り行程を辿って上がるのでピストン部分57はシリンダー部分59 に一致し、そしてピストン部分58はシリンダー部分60に一致する。 有効な圧力は大きさ等しく、方向反対であるので、中心ピストン部材43を戻 す圧力か生じるとき、これは外側ピストン44に前進行程を辿らせる効果的な圧 力をつくる助けとなる。中心ピストンの前進行程中最初にピストン部分61に圧 力がかかり、これに続いてピストン部分62および63に圧力がかかる。この実 施例ではピストン部分61および63は同じ直径の直列の2つのピストンである 。ピストンの直径は勿論異なっていてもよい。 同様に、中心ピストンについては最初にピストン部分61に圧力がかかり、次 にピストン部分62と63に圧力がかかる。 このようにして中心ピストン43はマスター・ピストンであり、そして外側ピ ストン44はスレーブ・ピストンとして働く。平衡のとれた逆振動とは、もしス レーブ・ピストンの環状衝撃区域がマスター・ピストンの円形衝撃区域に等しい とピストンとビットとの間の水の体積には正味の変化はないということを意味し ている。各ピストンを経る供給から戻りへの流れの振動は、全体の流れの損失を 減少させる。 この構成の利点は、2つのピストン間の水力学的リンケージによりそれらが1 80度位相を変えて逆相で一緒に動くことができ、そしてどちらかのピストンが ビットを打つとき、他方のピストンのエネルギーがその衝撃を加えているピスト ンへ加わるようにエネルギーを転送するということにある。衝撃を加えているピ ストンの質量は両方のピストンの質量に実効的に等しい。 この構成は、先に説明した単一ピストン設計のものよりはっきりと高い作動衝 撃頻度数を有している。高い頻度数は行程が長く、ピストン速度が速い、従って 衝撃エネルギーが高いということに部分的に代えることができる。相対的なピス トン部分とシリンダー部分の選択によっても装置の組み立ては便利になる。 双ピストン、3段階構成をもっと詳しく説明するため図7、8そして9を参照 する。これらの図も単純にするため弁システムを示していないが、既知の技術に よって種々の弁システムを利用できることを理解されたい。ピストン64はマス ターもしくは内側ピストンとして働き、そしてピストン65はスレーブもしくは 外側ピストンとして働く。マスターピストン64とスレーブピストン65を水力 学的にインターロックしている室は66Aと66Bとである。 水の中心供給は中心コンジット67を介して行われ、そしてピストン部分68 、69そして70のそれぞれの位置はスレーブ・ピストン65の内側の実効シリ ンダー部分71、72そして73に合わされている。 2つの実施例の適正利用を一般的な意味で説明したが、この説明からも水撃作 用の減少を理解されよう。 双ピストン・システムを使用するときの利点は、各行程の終わりでビットへエ ネルギーが転送され、そして戻り行程の終わりでエネルギーが蓄積されたり、浪 費されたりしないということにある。 存在する単一ピストンハンマーは戻り行程の終わりでかなりのエネルギーを浪 費する。弁が供給および排出ポートの双方を短期間閉じる時、ピストンは戻り行 程の終わりで捉えられた水の上で「跳ね上がる」のである。この期間中かなりの 量の高圧の水が出されて流れを維持し、そして水撃効果を最小とする。双ピスト ンハンマーの戻り行程におけるエネルギーは衝撃エネルギーとなる。小さいエネ ルギー損失のペナルテイとして我々は、ピストンのサイズおよび衝撃がわずかに 変化する間に供給源からの決まった漏れを戻させることにより過渡的な水の流れ の樋(くぼみ)を満たし、そして流出させる(完全なものとする)。 図10を参照する。この図は流速変動の減少、従ってピーク圧力の減少をどれ だけ本発明によって達成したかを計算に基づいて示したものである。 グラフは、左の縦軸に流速を毎秒当たりリットルで示し、ピストンのスピード を毎秒当たりメートルで示し、横軸に時間をミリ秒で示し、そして右の縦軸に距 離をミリメートルで示している。 74のグラフは毎秒当たりリットルの流速であり、75のグラフは毎秒当たり メートルのピストンのスピードであり、そして最後に76のグラフは通過距離で ある。 このグラフで明かなことは、それぞれの段階を通って順次実効ピストン区域が 変化することにより流速の変化がかなり小さいということである。 最後に、戻り行程の終わりで水の捉えられた体積の上でピストンが跳ね返され るように部品を配置するのが好ましい。 ピストンを反転させるのに弁を使用したと説明したが、そのために他の既知の 技術を利用できる。例えば、高圧供給水だけ使ってピストンを反転させることも できるが、その場合同じピストンのサイズに対して行程は大きくしなければなら ないだろうし、多くのエネルギーも喪失することとなろう。この考えを使うと、 ピストンの運動エネルギーの総てが失われることもある。 実施例に変更を加えることができることは理解されよう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月4日 【補正内容】 明細書 衝撃式穿孔の改良 本発明は衝撃式穿孔の改良に係るものであり、特にそのような穿孔装置を加圧 液体により駆動する場合に係るものである。 空気圧で駆動する孔内往復式衝撃モータを使用することがこれまで知られてい る。 空気の代わりに液体(通常水)を使用すると利点はあるが、孔内液駆動式衝撃 モータを使用することを試みて問題があることが判った。 これらの問題の中で本発明と直接関係のある一つの問題は、水撃作用(長い水 柱の速度に急激な変動が生じるとき発生する高い圧力ピークから生じる機械的な 衝撃)として普通知られている問題である。 この高い圧力ピークは密封部分や他の封じ込め部分に大きなストレスをかける ことがある。 従来の装備を用いると生じるであろう圧力ピークを十分に減少させるため幾つ もの様々な技術が用いられてきた。 これまでの試みとして空気柱をバッファとして作用させようとするものがあっ た。これは長期間使用すると満足に働かなくなる。他にも試みとして他の緩衝装 置を使用したが、金属要素を使用するとやはり金属疲労が生じて、早期に、頻繁 に故障が生じる。 本発明の目的は高圧ピークを減少させる従来使用したものとは異なる構造のも のを提供することである。 本発明のこの構造は、衝撃ハンマーを駆動するのに液圧を使用する孔内ハンマ ー衝撃穿孔に利用できる衝撃ハンマーにあるということができ、その特徴として 、ハンマーは衝撃行程中少なくとも2段階をシリンダー内で通過するピストン部 材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区域は他方の段階で与えられる 実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の段階中の液 圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の液圧の供給に引き続いて行わ れ、これら2つの段階はピストン部材が衝撃位置へ外方へ向かって加速せしめら れている間にあるのである。 こうして、続く段階中ピストン部材を加速するに必要な供給流体の流速は、も しこのピストンが新しい段階毎に休止してスタートしたとしたならば減少したで あろう。しかしながら、ピストンはそれのスピードを増大しているので、小さい 方の実効ピストン区域が結果としてより一定の流速にする。 こういうことで、高い圧力ピークの原因である急激な変化を受けることが少な い液体全体としての流速を得ることができる。 衝撃行程と同じ仕方で扱われるべき戻り行程のためにもそのような構成が提供 されるのが好ましい。 使用される段階の数はピストン部材の外方への行程と戻り行程との両方につい て2つよりも多くするのが好ましい。 液体は水が好ましい。 代わりの好ましいこととしては、相互に対向方向に作動するよう同じシリンダ ー内に2つのピストン部材を設け、一方のピストンはシリンダーの形をして、シ リンダーとして他方のピストン部材と相互作用する。 同じシリンダー内に2つのピストンがある場合、水を充填した一つの室があっ て、そしてその室内でピストン部材のそれぞれがその室の区域の一部に境界をつ くってそれの実効区域を他方のピストン部材の実効区域と等しいものとし、そし てその室は外から近接できないように閉じられており、そして水で満たされてい る。 この最後の構造の結果はそれら2つのピストン部材のそれぞれの運動を抑制し てその室内に共通の容積を維持させるようにし、2つの部材の相対的な運動方向 を水力を使ってインターロックしてそれぞれに往復動させる。 ピストン部材の戻り行程の終わりに戻り行程の緩衝として作用する、水を充填 した閉じた室に来るように配置するのが好ましい。 本発明の一層の理解のため添付図を参照して好ましい実施例をこれから説明す る。 図1は、流れを反転させる弁を取り込んだ第1の実施例の衝撃ハンマーのみの 断面略図である。 図2、3、4そして5は、行程毎に3段階の、6段階単一ピストンモータとし て図1に示した構造の第1の実施例の衝撃ハンマーのピストンとシリンダーの断 面図である。 図6は、行程毎に3段階の、双ピストン衝撃モータである、第2の実施例の構 造を示す。 図7、8そして9は、第2の実施例に係る、行程毎に3段階の、双ピストンハ ンマーである衝撃ハンマーの断面図であって、図6に示すような弁システムを使 用することは意図しているが、弁は示していない。 図10は、本発明で達成した流速変化の減少における改善を示すグラフである 。 添付図を参照する。図1に略図として示す衝撃ハンマー1はピストン部材2、 弁部材3そしてシリンダー4を含んでいる。 ピストン部材2の中心通路5は加圧水を供給する出口を6と7に有する。 シリンダー4がピストン部材2を包囲し、そしてピストン部材2のそれぞれの ピストン部分を限定している。 ピストン部材2の一端にピストン区域8、9、10がそれぞれ示されており、 そしてピストン部材2の他端にピストン区域11、12、13がそれぞれ示され ている。これらの区域はそれぞれ、一方で14、15そして16、そして他方で 17、18そして19のようにシリンダーの内方延長部分と一致するので加圧水 を受け、そこで実効ピストン区域がつくられて、この実効区域が、端Aと言って いる最外衝撃位置に向かってピストン部材2が加速されるとき、シミュレートさ れたビット20に衝撃を与え、それから加圧流体が作用する各実効ピストン区域 は小さくなる。 図1から判るように、6つの実効ピストン区域がある。ピストン部材2はビッ ト20を打ってからそれの戻り行程を開始する(ピストン11、12、13は同 時に排出圧へ曝されている)。コンジット5を通して、そして出口7を通してそ してピストン要素10、9を迂回して高圧水供給源からの実効圧をかけることに より最大実効区域8へシリンダー14を通して圧力がかけられる。それ故、ピス トン部材2は内方位置に向かって加速させられるので、次のピストン部分9はシ リンダー部分15と一致し、このシリンダー部分15はそれにより小さい実効ピ ストン区域を形成する。その次のピストン部分10はシリンダー部分16と一致 する。 それぞれのピストン部分とそれらが一致するための相対位置との間の距離は、 第1の実効最大ピストン区域が一致から外れるときその次のが位置して事実上継 ぎ目なしで転移するようになっているシリンダーの部分である。それ故、加圧液 体の全部の流れの急激な停止もしくは始動は殆ど生じない。このようにして、シ リンダー区域を満たすのに必要な液体の体積は漸減するが、これはピストンの増 大するスピードにより相殺される。従って、ピストンの全行程の期間もしくは段 階を通して流れの変化率は実質的に減少される。戻り行程の終わりでピストン部 材2は、高圧流体源22と弁部材3のチャンネル23との間の一致チャンネル2 1に入ってくる。これは室24に圧力を付与し、それは弁部材3を下降させるこ ととなり、それは今度は、加圧流体供給が区域26に入っていくようにする位置 に弁3の部分25を持っていく。こうなると区域26は低圧の代わりに高圧とな る。シリンダー区域16、15、14内のピストン10、9、8は戻り行程中そ うであったように、前進行程中高圧に順次曝される。 前進行程の始めに、シリンダー17内でピストン11にかかる圧力はシリンダ ー16内でピストン10に働く。前進行程の第2段階中、シリンダー18内のピ ストン12はシリンダー15内のピストン9に働く。前進行程の終わりで、シリ ンダー19内のピストン13はシリンダー14内のピストン8に働く。 各場合において、相互に作用するピストンの対について、差動の、もしくは実 効ピストン区域は異なる段階にかかるとき減少する。 図1の実施例においてピストン11、12は同じ大きさにつくっており、そし てシリンダー17、18は一致している。このような構成は全長を短くし、そし てピストンのスピードが方向反転後適当であれば、使用できるのである。 それ故、再び、ピストンが加速させられると、3つの段階のそれぞれを通って 順次の実効ピストン区域が減少させられる。このことが、流体の流れのピークを 減少させたままにしていることを保証している。 衝撃時シリンダーボデイ4に対する弁3の位置に再び変化が生じ、またもや2 6を通して戻り方向の流体の流れが生じる。空間26は排出圧力に曝され、他方 コンジット7はピストン8、9、10とシリンダー14、15、16へ高圧流体 を供給し続ける。 以上は、順次の実効ピストン区域を所要の結果を達成するよう配置する原理の 説明のための略図を参照しての説明である。 このことを実際にはどのようにして実施するかにつき、簡単にするため弁シス テムを示していない図2、3、4そして5を参照して以下に、更に具体的に説明 する。 これら4校の図面は、外方への衝撃行程のそれぞれ3段階と戻り行程の同じ3 段階とが見れる順次の位置を示している。 従って、シリンダー・ボデイ27とピストン部材28しかない。弁の排出部か らシリンダー・ボデイ27の外側のチャンネル29を通って、そしてシリンダー ・セットの間でビットまでの水の緩衝を実施している。ピストン部材28の中心 を通って中心コンジット30を通して、戻り行程のピストンへ高圧で水を供給す る。水は前進行程のための弁からピストン39、41へ供給されている。 戻り行程のためコンジット30を水がチャンネル31を通って出る。そして戻 り行程の時は先ず図5に示すように水はピストン部32に当たり、それからこれ がシリンダー部分33を外すので、その次のピストン部分34がシリンダー部3 6と一致し、そして最後にピストン部分37がシリンダー部38と一致する。 下方衝撃行程については、先ずピストン部分39がシリンダー部分40と一致 し、それからピストン部分41がシリンダー部分39と一致し、最後にピストン 部分Bがシリンダー部分42と一致する。 図6を参照する。本発明の思想を取り込んだ双ピストン・システムの相対的な 部分の位置関係だけを、略図であるが詳細に示している。 この実施例では2つのピストン部材43、44が設置されている。 これら2つのピストン部材を相互に組み合わせているのは、外側のピストンの 場合には45で示す部品であり、内側のピストン43の場合には50で示す部品 であって、室区域46内には不変のある量の水が閉じ込められている。ビットの 端Aに近い別の室47もこれらのピストンを一緒にロックしている。 これが2つのピストン部材43、44を一緒に水を使って効果的に結合してお り、そしてこれらのピストン部材は180度位相を変えて逆相で作動し、ビット とピストンとの間の体積変化を相殺している。この場合更に弁51を設けるが、 この弁の動作は図1の実施例で説明した弁と同じであって、それの目的は52の 高圧供給源から供給される流れの方向を変えて区域53内へ向かわせ、中心ピス トン部材43の下降行程を実施させ、同時に他方では外側ピストン44の往復運 動を生じさせる。 順次の整合をとるのに再び実効ピストン区域の機能を利用する。各場合におけ るそれぞれのピストン43、44がそれぞれ外側衝撃位置の方に向かってもしく は戻り位置の方へ向かって加速するとき、実効ピストン区域を適正に選択して、 もしピストンのスピードが一定であったらば必要とされる液体の流速は減少とな ったであろうが、これが加速しているのでその区域はそのスピードと一層マッチ させて圧力供給と戻りラインにおける水撃作用を起こす圧力の変化を実質的に少 なくするようにする。 ある程度明かとなったであろうが、コンジット52を通って来てチャンネル5 4に入って来る加圧水は区域55を通ってピストン部分56に当たり、それから ピストンが戻り行程を辿って上がるのでピストン部分57はシリンダー部分59 に一致し、そしてピストン部分58はシリンダー部分60に一致する。 有効な力は大きさ等しく、方向反対であるので、中心ピストン部材43を戻す 圧力か生じるとき、これは外側ピストン44に前進行程を辿らせる効果的な力を つくる助けとなる。中心ピストンの前進行程中最初にピストン部分62に圧力が かかり、これに続いてピストン部分63に圧力がかかる。この実施例ではピスト ン部分62は同じ直径の直列の2つのピストンである。ピストンの直径は勿論異 なっていてもよい。 同様に、中心ピストンについては最初にピストン部分58に圧力がかかり、次 にピストン部分59と56に圧力がかかる。 このようにして中心ピストン43はマスター・ピストンであり、そして外側ピ ストン44はスレーブ・ピストンとして働く。平衡のとれた逆振動とは、もしス レーブ・ピストンの環状衝撃区域がマスター・ピストンの円形衝撃区域に等しい とピストンとビットとの間の水の体積には正味の変化はないということを意味し ている。各ピストンを経る供給から戻りへの流れの振動は、全体の流れの損失を 減少させる。 この構成の利点は、2つのピストン間の水力学的リンケージによりそれらが1 80度位相を変えて逆相で一緒に動くことができ、そしてどちらかのピストンが ビットを打つとき、他方のピストンのエネルギーがその衝撃を加えているピスト ンへ加わるようにエネルギーを転送するということにある。衝撃を加えているピ ストンの質量は両方のピストンの質量に実効的に等しい。 この構成は、先に説明した単一ピストン設計のものよりはっきりと高い作動衝 撃頻度数を有している。高い頻度数は行程が長く、ピストン速度が速い、従って 衝撃エネルギーが高いということに部分的に代えることができる。相対的なピス トン部分とシリンダー部分の選択によっても装置の組み立ては便利になる。 双ピストン、3段階構成をもっと詳しく説明するため図7、8そして9を参照 する。これらの図も単純にするため弁システムを示していないが、既知の技術に よって種々の弁システムを利用できることを理解されたい。ピストン64はマス ターもしくは内側ピストンとして働き、そしてピストン65はスレーブもしくは 外側ピストンとして働く。マスターピストン64とスレーブピストン65を水力 学的にインターロックしている室は66Aと66Bとである。 水の中心供給は中心コンジット67を介して行われ、そしてピストン部分68 、69そして70のそれぞれの位置はスレーブ・ピストン65の内側の実効シリ ンダー部分71、72そして73に合わされている。 2つの実施例の適正利用を一般的な意味で説明したが、この説明からも水撃作 用の減少を理解されよう。 双ピストン・システムを使用するときの利点は、各行程の終わりでビットへエ ネルギーが転送され、そして戻り行程の終わりでエネルギーが蓄積されたり、浪 費されたりしないということにある。 単一ピストンハンマーは戻り行程の終わりでかなりのエネルギーを浪費する。 ピストンは戻り行程の終わりで捉えられた水の上で「跳ね上がる」のである。こ の期間中かなりの量の高圧の水が出されて流れを維持し、そして水撃効果を最小 とする。双ピストンハンマーの戻り行程におけるエネルギーは衝撃エネルギーと なる。小さいエネルギー損失のペナルテイとして弁のポートは、ピストンが反転 し、そして行程の始めで加速しているとき供給源からの決まった漏れを戻させる ことにより過渡的な水の流れの樋(くぼみ)を満たし、そして流出させる(完全 なものとする)。加圧された供給液体の決まった漏れもしくは「ダンピング」を 利用して、ピストンがゆっくり動くとき、そして各行程の終わりでピストンが停 止するとき、そして衝撃後ピストンが加速するとき水の流れを維持する。もしも この水の流れが突然停止すると、水の供給、戻りそしてどっと流れる水の柱は突 然減速し、それから加速しなければならない。その結果は大きな衝撃負荷、騒音 そして性能の低下である。 図10を参照する。この図は流速変動の減少、従ってピーク圧力の減少をどれ だけ本発明によって達成したかを計算に基づいて示したものである。 グラフは、左の縦軸に流速を毎秒当たりリットルで示し、ピストンのスピード を毎秒当たりメートルで示し、横軸に時間をミリ秒で示し、そして右の縦軸にピ ストンが6段階を通過する距離をミリメートルで示している。 74のグラフは毎秒当たりリットルの流速であり、75のグラフは毎秒当たり メートルのピストンのスピードであり、そして最後に76のグラフは通過距離で ある。放擲された水の体積は77で示され、平均流速は78で示されている。 このグラフで明かなことは、それぞれの段階を通って順次実効ピストン区域が 変化することにより流速の変化がかなり小さいということである。 最後に、戻り行程の終わりで水の捉えられた体積の上でピストンが跳ね返され るように部品を配置するのが好ましい。 ピストンを反転させるのに弁を使用したと説明したが、そのために他の既知の 技術を利用できる。例えば、高圧供給水だけ使ってピストンを反転させることも できるが、その場合同じピストンのサイズに対して行程は大きくしなければなら ないだろうし、多くのエネルギーも喪失することとなろう。この考えを使うと、 ピストンの運動エネルギーの総てが失われることもある。 実施例に変更を加えることができることは理解されよう。 請求の範囲 1.衝撃ハンマーを駆動するのに液圧を使用する孔内ハンマー衝撃穿孔に利用 できる衝撃ハンマーにおいて、ハンマーは衝撃行程中少なくとも2段階を通過す るシリンダー内のピストン部材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区 域は他方の段階で与えられる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン 区域の小さい方の段階中の液圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の 液圧の供給に継続しており、これら2つの段階はピストン部材が衝撃位置へ外方 へ向かって加速せしめられている間にあることを特徴とした衝撃ハンマー。 2.ハンマーは戻り行程中少なくとも2段階を通過するシリンダー内のピスト ン部材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区域は他方の段階で与えら れる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の段階中 の液圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の液圧の供給に継続してお り、これら2つの段階はピストン部材が最も内側の位置へ内方へ向かって加速せ しめられている間にあることを特徴とした請求項1に記載の衝撃ハンマー。 3.ハンマーは衝撃行程中3つもしくはそれ以上の段階を通過するシリンダー 内のピストン部材を含み、各段階で与えられる実効ピストン区域は他の段階で与 えられる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の各 段階中これは、ピストン部材が外方へ衝撃位置へ加速させられている間実効ピス トン区域の大きい方の段階中に供給されている液圧の供給だけに続く液圧の供給 に接続させられていることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の衝 撃ハンマー。 4.ハンマーは戻り行程中3つもしくはそれ以上の段階を有するシリンダー内 のピストン部材を含み、各段階で与えられる実効ピストン区域は他の段階で与え られる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の各段 階中これは、ピストン部材が内方へ最も内側の位置へ加速させられている間実効 ピストン区域の大きい方の段階中に供給されている液圧の供給だけに続く液圧の 供給に接続させられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載 の衝撃ハンマー。 5.その、もしくはそれぞれのピストンがゆっくりと動き、もしくは停止する とき加圧された供給液の測定された量がハンマー内に放出されて、それによりピ ストンが各行程の終わりで停止させられるその間液の流れを維持することを特徴 とした請求項1ないし4のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 6.シリンダー内に2つのピストン部材があり、各ピストンは請求項1〜5の いずれかに記載のような特徴をもって構成されていることを特徴とした請求項1 〜5のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 7.シリンダー内に2つのピストン部材があり、各ピストンは請求項1〜6の いずれかに記載の構成に従って構成され、そしてピストン部材の中の第1のもの は第2のものへ結合されていてそれらは相互に反対方向に動くことを特徴とした 請求項1〜6のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 8.水撃作用によるピーク圧力を減少するような構成としたことを特徴とする 請求項1〜7のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 9.液体が水である請求項1〜8のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 10.請求項1〜9のいずれかに記載の衝撃ハンマーのドリル・ステムが孔内 端にある穿孔システム。 11.衝撃ハンマーが孔内で使用され、衝撃ハンマーを駆動するのに加圧液体 を使用する穿孔方法。 12.水撃効果を小さく維持する手段が請求項1〜11のいずれかに記載のよ うに構成されたシリンダー内にピストン部材を含むハンマーを有するものである 請求項11に記載の方法。 13.明細書に説明され、添付図に示されたのと実質的に同じ穿孔方法。 14.明細書に説明され、添付図に示されたのと実質的に同じである、衝撃ハ ンマーを駆動するのに液圧を利用する孔内ハンマー反転循環衝撃穿孔に利用する 衝撃ハンマー。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK,LU ,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,T J,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.衝撃ハンマーを駆動するのに液圧を使用する孔内ハンマー衝撃穿孔に利用 できる衝撃ハンマーにおいて、ハンマーは衝撃行程中少なくとも2段階を通過す るシリンダー内のピストン部材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区 域は他方の段階で与えられる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン 区域の小さい方の段階中の液圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の 液圧の供給に継続しており、これら2つの段階はピストン部材が衝撃位置へ外方 へ向かって加速せしめられている間にあることを特徴とした衝撃ハンマー。 2.ハンマーは戻り行程中少なくとも2段階を通過するシリンダー内のピスト ン部材を含み、一つの段階で与えられる実効ピストン区域は他方の段階で与えら れる実効ピストン区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の段階中 の液圧の供給は実効ピストン区域の大きい方の段階中の液圧の供給に継続してお り、これら2つの段階はピストン部材が最も内側の位置へ内方へ向かって加速せ しめられている間にあることを特徴とした請求項1に記載の衝撃ハンマー。 3.ハンマーは衝撃行程中3段階を通過するシリンダー内のピストン部材を含 み、各段階で与えられる実効ピストン区域は他の段階で与えられる実効ピストン 区域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の各段階中これは、ピスト ン部材が外方へ衝撃位置へ加速させられている間実効ピストン区域の大きい方の 段階中に供給されている液圧の供給だけに続く液圧の供給に接続させられている ことを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 4.ハンマーは戻り行程中3段階を有するシリンダー内のピストン部材を含み 、各段階で与えられる実効ピストン区域は他の段階で与えられる実効ピストン区 域とは異なっており、実効ピストン区域の小さい方の各段階中これは、ピストン 部材が内方へ最も内側の位置へ加速させられている間実効ピストン区域の大きい 方の段階中に供給されている液圧の供給だけに続く液圧の供給に接続させられて いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 5.シリンダー内に2つのピストン部材があり、各ピストンは請求項1〜4の いずれかに記載のような特徴をもって構成されていることを特徴とした請求項1 〜4のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 6.シリンダー内に2つのピストン部材があり、各ピストンは請求項1〜5の いずれかに記載の構成に従って構成され、そしてピストン部材の中の第1のもの は第2のものへ結合されていてそれらは相互に反対方向に動くことを特徴とした 請求項1〜5のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 7.水撃作用によるピーク圧力を減少するような構成としたことを特徴とする 請求項1〜6のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 8.液体が水である請求項1〜7のいずれかに記載の衝撃ハンマー。 9.請求項1〜8のいずれかに記載の衝撃ハンマーのドリル・ステムが孔内端 にある穿孔システム。 10.衝撃ハンマーが孔内で使用され、衝撃ハンマーを駆動するのに加圧液体 を使用する穿孔方法。 11.水撃効果を小さく維持する手段が請求項1〜10のいずれかに記載のよ うに構成されたシリンダー内にピストン部材を含むハンマーを有するものである 請求項10に記載の方法。 12.明細書に説明され、添付図に示されたのと実質的に同じ穿孔方法。 13.明細書に説明され、添付図に示されたのと実質的に同じである、衝撃ハ ンマーを駆動するのに液圧を利用する孔内ハンマー反転循環衝撃穿孔に利用する 衝撃ハンマー。
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