JPH08507454A - ラケットハンドル - Google Patents

ラケットハンドル

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JPH08507454A
JPH08507454A JP6520121A JP52012194A JPH08507454A JP H08507454 A JPH08507454 A JP H08507454A JP 6520121 A JP6520121 A JP 6520121A JP 52012194 A JP52012194 A JP 52012194A JP H08507454 A JPH08507454 A JP H08507454A
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Abstract

(57)【要約】 実質的に平らな打面16と、一端が実質的に平らな打面に連結されたネックとを備えたハンドル12を有するラケット10。ラケットは更に、ネックの他方端に連結されたハンドルを有し、ハンドル12は、軸線を中心に1つ、或いは、2以上の所定位置まで回転することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ラケットハンドル 相互参照文献 本願は、本出願人が1992年8月8日に出願した「ラケットハンドル」とい う標題の継続中の特許出願第07/937366号の一部継続出願である。出願 第07/937366号は、1992年3月20日に出願した「ラケットハンド ル」という標題の特許出願第07/853981号の一部継続出願である。出願 第07/853981号は、1991年3月21日に出願した「ラケットハンド ル」という標題の特許出願第07/675406号の一部継続出願である。出願 第07/675406号は、1990年8月2日に出願した「ラケットハンドル 」という標題の特許出願第562406号の一部継続出願である。出願第562 406号は、1989年9月27日に出願し、既に放棄された「ラケットハンド ル」という標題の特許出願第414596号の一部継続出願である。出願第41 4596号は、1986年2月25日に出願した「ラケットハンドル」という標 題の特許出願第833633号の一部継続出願であった。出願第833633号 は、既に放棄されており、1984年4月18日に出願された「ラケットハンド ル」という標題の特許出願第601,488号の一部継続出願であり、この特許 出願第601,488号の一部継続出願は既に放棄されている。上述した出願の 開示は参考のため本願に組み込まれている。発明の背景 発明の分野 本発明は、一般的にラケット及びラケット用ハンドルに関し、更に詳細には、 ハンドルの形状により、プレイヤーのグリップをラケットハンドル上で容易に正 しい配向にできるテニスラケットに関する。背景技術 テニスを行うにあたり、テニスラケットは、一般に、フォアハンドストローク とバックハンドストロークでは異なる握り方で握られる。これらのストロークの 各々について、テニスラケットが適正に握られている場合には、ボールは、ヘッ ドのボール接触面がボールの適切な軌道が生ずるように配向された状態で打たれ る。このような場合、ラケットのガットが構成するボール接触面は、必ずしも正 確でないけれども、一般に、テニスボールとの衝突点で地面に対して垂直である 。 プレイヤーの手の中でラケットを適正に配向するため、プレイヤーは、ハンド ルをプレイヤーの掌、親指以外の指、及び親指に対して位置決めするのに、代表 的には、ラケットハンドルの感触に頼る。プレイヤーが、プレイヤーの手の中で のラケットの配向をプレイ中に実際に見ることは、一般に、実際的ではない。こ れは、プレイヤーがボールを打つための適正な姿勢をつくりながらフォアハンド 及びバックハンドについて正しいグリップを選択しなければならない速度のため である。 代表的なテニスラケットの構造では、ハンドルは、端部の端面で見るとラケッ トヘッドの打面の平面に関して対称である。多くの場合、ハンドルはラケットヘ ッドの平面に垂直な平面についても対称である。このようなラケットハンドルで は、一般に、ハンドルの主表面即ち最も長い表面は、ラケットのヘッドのガット の平面に対して平行であるか或いは垂直である。従って、フォアハンドであろう とバックハンドであろうと、ラケットハンドルを適正に握るためには、プレイヤ ーは、感触を感じることによって、適当な主表面を手と係合するように配置しな ければならず、ラケットハンドルを手の中で回転させることによってこれらの表 面の所望の配向を手の中で得なければならない。 ラケットハンドルの主な「感触」は、プレイヤーの掌、親指以外の指、及び親 指がラケットハンドルの主表面と接触することによって得られる。代表的なテニ スラケットのハンドルを握る場合、優れたテニスプレイヤーは、例えばラケット ハンドルの主表面の正確な位置を手の掌の中で容易に得ることができる。しかし ながら、この適正なハンドル配向を得ることは、経験の少ないプレイヤーにとっ ては非常に困難である。プレイヤーの手の中でのラケットの配向の誤りの程度が 比較的小さい場合でもボールの軌跡が正しくなくなるため、プレイヤーのグリッ プの不正確さはゲームに大きな悪影響を及ぼす。 テニスプレイヤーは、テニスラケットを握るのに伝統的に「イースタングリッ プ」を使用している。イースタングリップは、ラケットを「シェークハンド」で 握ることによって得られる。換言すると、プレイヤーの掌をハンドルの最も幅広 の表面と面一に配置する。イースタングリップを使用している多くのプレイヤー は、テニスボールを打つときにラケットヘッドを垂直方向から数度傾ける。これ は、多くのプレイヤーがその手を垂直にした状態でボールを打つように教えられ ているからであり、イースタングリップを使用する場合、多くのプレイヤーは、 ラケットヘッドを垂直方向から数度傾けて整合させる。しかしながら、ラケット ヘッドが打撃点で垂直であるか或いは垂直に非常に近い場合に最も首尾一貫した 正確なテニスショットを行うことができる。 イースタングリップを使用する場合、多くのプレイヤーは、バックハンドスト ロークを行うのにラケットハンドルを手の中で回転させる必要があるということ を知っている。従って、プレイヤーがフォアハンドストロークからバックハンド ストロークに移るとき、ラケットを連続的に再整合させなければならず、ボール を打つときに整合をやり損なう可能性が増大する。 代表的なテニスラケットをイースタングリップを使用して握る多くのプレイヤ ーは、ボールをコートの外に打たないようにボールを通してスイングするとき、 前腕を迅速に回転させる(内回させる)ことによってラケットヘッドが上向きに なるのを補正する。この迅速な内回は、打撃の前後に前腕に不必要な応力を及ぼ し、幾つかの種類の肘の傷害の原因となる。 近年、幾らかのトッププレイヤーは、伝統的なテニスラケットのグリップを四 分の一回転まわすことによって、ラケットヘッドを垂直に整合させた状態でボー ルを更に首尾一貫して打つことができるようにした。このグリップを「セミウェ スタン」グリップと呼ぶ。このようにして、幾らかのプレイヤーは、正確なショ ットを打つことができるようになり、ボールの「上側」を打ってトップスピンを かけたすることが容易にできるようになり、かくして、プレイヤーのゲームの質 を高める。 プレイヤーの手の中で回転させた伝統的なラケットハンドルを使用してセミウ ェスタングリップを行うのは困難である。というのは、上述のように、ラケット ヘッドが適正に整合していない場合にプレイヤーがそれを感じるのが難しいため である。更に、ボールが中心からずれている場合、プレイヤーの掌と面一の面が ラケットにないため、ラケットがプレイヤーの手の中で捩じれて適正な整合から 外れる傾向がある。 従来、ラケットハンドル上でプレイヤーの手を配向するのを助けるための特別 の輪郭、又は親指以外の指及び親指を受入れる溝といった特徴を持つ種々のラケ ットハンドルが提案されてきた。このような提案されたハンドルは、多かれ少な かれ「ピストルグリップ」等の形状で形成された。このようなグリップは、ラケ ットハンドル上で手を良好に配向するが、プレイヤーが慣れ親しんできた従来の テニスラケットのハンドルの「感触」がないため、好ましくないと考えられてき た。更に、このような「ピストルグリップ」型の形成ラケットハンドルは、フォ アハンドグリップ及びバックハンドグリップの両方について手を適正に配向する ものでなかった。多くの場合、このようなラケットは個々のプレイヤー各々につ いて注文製作しなければならず、これはラケットの価格を大きく引き上げる。発明の概要 従って、本発明の全体としての目的は、フォアハンドストローク及びバックハ ンドストロークの両方についてプレイヤーの手の中で容易に且つ正確に位置決め できる、従来のラケットハンドルの「感触」を保持した、テニスラケットのハン ドルを提供することである。更に本発明の目的は、フォアハンドショット又はバ ックハンドショットのいずれかを行うとき、ハンドルを回転させることなくラケ ットヘッドの適正な整合を容易にするラケットハンドルを提供することである。 更に、本発明の目的は、より正確なショットを提供するため、ラケットヘッドの 垂直整合を容易にするテニスラケットのハンドルを提供することである。本発明 の他の目的は、人間の腕の骨格構造を自然に延ばしたときにラケットを整合させ る、即ち、ボールを打つときのプレイヤーの手の位置とラケットヘッドを平行に 整合させる(この位置ではこの整合は垂直である)ラケットハンドルを提供する ことである。本発明の更に別の目的は、プレイヤーがボールを通してスイングす るときにプレイヤーの前腕及び肘に作用する応力を減少する解剖学的に正しい位 置でラケットヘッドをプレイヤーの手の掌と整合させる、テニスラケットのハン ドルを提供することである。換言すると、本発明は、プレーヤーがボールを打つ ときに打面が垂直位置にあるように、プレーヤーの自然な狙いを考慮するように 調節可能である。 これらの目的は、ハンドルと共に、実質的に平らな打面と、一方の端が実質的 に平らな打面に連結されたネックとを有するテニスラケットを提供することによ って、本発明の或る原理に従って達成される。ラケットは更に、ネックの他方の 端れ連結されたハンドルとを有し、このハンドルは、軸線を中心に1つ、或いは 、2以上の所定位置まで回転できる。 本発明の一形態では、角柱形状のハンドル部分は正六角形形状の多角形のベー スを有する。正六角形の二つの向き合った平行な側面は、0°以上から約40° までの範囲、好ましくは0°以上から約30°までの範囲の鋭角で平らな打面が 構成する平面と交差する第2の平面によって二分される。図面の簡単な説明 本発明の他の目的及び利点、及びその実施方法は、以下の詳細な説明を添付図 面を参照して読むことによって明らかになるであろう。 図1は、ヘッド部分及び本発明に従ってつくられたハンドル部分を持つテニス ラケットの斜視図であり、 図2は、図1のハンドルを矢印の方向から見た2−2線での断面図であり、 図3a及び図3bは、フォアハンドグリップを示すテニスラケットのハンドル の一部の斜視図であり、 図4a及び図4bは、バックハンドグリップを示す図3a及び図3bのハンド ル部分の斜視図であり、 図5a、図5b、及び図5cは、本発明によるハンドル構造の変形例の形態の 断面図であり、 図6乃至図11は、本発明によるハンドル構造の他の変形例の形態の断面図で あり、 図12a及び図12bは、角柱形状の図2のハンドルの一部分の斜視図であり 、 図13は、平らな打面に関して非対称のハンドル構造の断面図である。 第14a図及び第14b図は、成形ハンドルを備えた従来技術のラケットの斜 視図である。 第14a図は、第14b図の成形ハンドルを採用し、打面の平面がプレーヤー の手の「V」によって形成される平面に対して0でない角度にある本発明の実施 例の端面図である。 第15図は、回転可能なハンドルを採用する本発明の実施例の側面図である。 第16図及び第17図は、第15図の実施例のハンドルを種々の位置まで回転 させたときのネックの切除図である。 第18図は、第15図のハンドルの実施例の側断面図である。 第19図及び第20図は、第15図及び第18図の実施例の夫々5−5線、6 −6線における断面図である。 第21図は、第15図及び第18図のハンドルの実施例のコアの実施例の側面 図である。 第22図は、第21図のハンドルのコアの実施例の8−8線における断面図で ある。 第23図は、第15図のハンドルの実施例のシースの実施例の断面図である。 第24図は、第15図及び第23図のシースの実施例の10−10線における 断面図である。実施例 本発明は種々の変更及び変形の形態で実施できるけれども、その特定の例示の 実施例を添付図面に一例として示し、以下に詳細に説明する。しかしながら、本 発明は開示した特定の形態に限定されるように意図されておらず、それとは逆に 本発明は請求の範囲が構成する本発明の精神及び範囲内に含まれる全ての変更、 均等物及び変形を含むように意図されていることを理解すべきである。 次に、図面を参照すると、テニスラケット10は、ヘッド部分11と、ネック 部分13によって連結されたハンドル部分12とを有する。ヘッド11及びネッ ク13の特定の構造及びハンドル12の内部構造は本発明の実施にとって重要で ない。図2に最もよく示すように、ハンドル12の周囲は参照符号A乃至Fが附 してある六つの面でできている。これらの六つの面は互いに隣接している、即ち FはD及びBと隣接している。しかしながら、任意の二つの隣接した表面の整合 部にある隅部は、僅かに丸味を付けたり平らにしたりして本発明から逸脱するこ となく変更してもよい。換言すると、AがE及びCと隣接し、CがA及びBと隣 接する。表面A乃至Fは、好ましくは、各表面がほぼ矩形であるようにハンドル 部分12の同じ長さ方向寸法を持つように示してあるが、これは必要なことでは ない。表面の幅は変化してもよい。断面で見ると、ハンドルは、ラケットヘッド 11のガット16の中央の平面であると見做すことができるラケット10のヘッ ド11の打面の平面14を中心に対称である。即ち、平面14の両側のハンドル の断面は互いに鏡像になっている。図示の実施例では、平面14は、ヘッド部分 11及びハンドル部分12の両方を通って延びるラケットの中心線Xと一致する 。しかしながら、ハンドル部分12の中心軸線は、ハンドルがボール打面の平面 に対してオフセットされている場合、又は僅かに角度を付けられている場合には 、必ずしもヘッド部分11の中央を通って延びていなくてもよい。簡単にするた め、ガット16を反対方向に向いた打面を備えた平面を構成すると考える。 ハンドルを説明する他の方法を図12aに示し、この図では、ハンドルは二つ の平行な平面20及び22を有し、これらの平面は打面14の平面に対して垂直 であり、ハンドル12と交差する(破線で示す)。それらが交差したとき、平面 20及び22、及びハンドル12は、図12bに示すように、多角形形状の二つ のベース24及び26及び複数の矩形の表面28を持つ角柱を構成する。これら の図面でわかるように、複数の矩形の表面28のうちの少なくとも一つ、或いは 、多角形のベース24及び26の側面が、打面の平面と平行な平面に関して約2 5°乃至40°の角度を構成するのが好ましい。以下の説明はハンドルを表面に 関して定義するけれども、表面の長さについてのいかなる記載も多角形のベース 24及び26の対応する側面に適用できるということを理解すべきである。かく して、表面Aを長くすると、これに対応して各多角形のベース24、26の対応 する側面Aが長くなる。図示のラケットハンドル12では、六つのハンドル面は 、二つの最も長い面、即ち、主表面A及びB、二つの副表面C及びD、及び2つ の中間表面E及びFを有する。本発明の例示の形態では、副表面C及びDは平面1 4に対して垂直であり、例示のハンドルでは、表面D、E、及びFは図2の断面 で見て等長である。例示の主表面A及びBもまた図2で見て等長であり、ボール 打面14と平行な平面に関して同じ角度「a」及び「b」を形成する。角度「a 」及び「b」は25°乃至40°であり、好ましくは29°乃至37°の範囲内 にある。好ましくは、表面E及びFは、角度「a」及び「b」について想起された 全 角度範囲に亘って、表面B及びAと夫々平行である、即ち、表面Dと表面Eとが なす角度及び表面Dと表面Fとがなす角度は115°乃至130°であるが、絶 対にこうでなければならないというわけではない。25°乃至40°の範囲の角 度「a」及び「b」について、現在のところ、ボールを打つ上で種々のフォーム を持つプレイヤーが適正なフォアハンドグリップ及びバックハンドグリップを以 下に論じる方法でラケット上で得ることができると考えられている。このような 構成を持つラケットでは、角度「a」及び「b」は31°乃至36°であるとい うことがわかっている。しかしながら、角度「a」及び「b」は個々人に応じて 大きく変えることができる。例示のラケットハンドルでは、角度「a」及び「b 」は、34°である。 図2の断面では、ハンドル12は二つの主要な寸法を有する。第1の寸法は、 図2にCDと示す副表面CとDとの間の距離である。第2の主要な寸法は、図2 にWで示す、交点AEと交点BFとの間の距離である。本発明の例示の形態では 、距離Wは、好ましくは、距離CDよりも大きいか或いはこれと等しい。 右利きのプレイヤーは、フォアハンドストロークについては、ラケット10を 図3a及び図3bに示すように握る。右利きのプレイヤーについての図示のフォ アハンドグリップでは、手の掌がハンドル12の主表面Bに係合する。親指は、 ハンドルを表面F及びDの周りで握り、親指の先端は表面Eまで延びる。親指以 外の指の根元は表面Cと接触し、親指以外の指の先端はハンドルの周りに延びて 表面E及びDと接触する。これらの親指以外の指は、表面Aとほとんど接触せず にこの表面Aを取り囲む。 ラケットに作用する主握持力は、表面BとEとの間に及ぼされ、これらの表面 間の間隔は、他の面の構成と相まって、従来のテニスラケットハンドルの「感触 」をつくりだす。ラケット面のハンドルは、主表面Bとラケット面のボール接触 平面14との角度「b」のため、実質的に正しくなる。表面Bが相対的に大きい ため、ラケットはプレイヤーの手の中で正確に配向され、ボールを打つときのラ ケットヘッドの配向を適正にする。 ハンドルをバックハンドストローク用に握るために、本ラケットハンドルは図 4a及び図4bに示すように握ることができる。右利きのプレイヤーによるバッ クハンドストロークでは、手の掌は表面D及びEと係合し、親指は表面Aに沿っ て延びる。親指以外の指の根元は表面Fに沿って位置し、これらの親指以外の指 は、表面Bとほとんど接触せずにこの表面Bのまわりに延び、これらの指の先端 は表面Cに係合し、表面A上に部分的に延びる。バックハンドストロークについ ての主握持力は、(a)表面D及び表面E、及び(b)表面Cに及ぼされる。こ れらの表面間の間隔及び他の表面の輪郭により、バックハンドグリップでのラケ ットの「感触」は従来のラケットにおける「感触」と同じである。 変形例では、本発明のハンドルを使用する場合、プレイヤーは、ラケットを第 3A図及び第3B図に示すように握ることによってラケットヘッドを適正に整合 させた状態で、即ちラケットハンドルを回転させずに、バックハンドストローク を行うことができる。 左利きのプレイヤーについてのラケット12のフォアハンドグリップ及びバッ クハンドグリップは、右利きのプレイヤーについて例示したのと類似している。 例えば、左利きのプレイヤーは、フォアハンドグリップに関し、プレイヤーの掌 が表面Aと係合した状態でラケットハンドル12を握る。バックハンドストロー クについては、掌と係合する表面は表面D及びFであるか或いは上文中に論じた ようにフォアハンドグリップと同じである。 ハンドル12の周囲寸法は、ハンドルをプレイヤーの手の大きさに応じた適正 な大きさにするため、好ましくはハンドルの表面の相対的な比率を維持しながら 大きくしてもよいし小さくしてもよい。このようにして、任意の大きさの手の掌 、指、及び親指が上述のように必要な表面に載る図示の形態のラケットハンドル を提供するのがよい。 以上、本発明の一つの好ましい実施例だけを説明したが、本発明が属する分野 における当業者は、本発明の精神から逸脱することなく変形及び変更を行うこと ができるということを容易に理解するであろう。例えば、中間表面E及びF及び 副表面Dは、図2の断面図で見たとき同じ長さである必要はない。別の例では、 試合中にハンドルがプレイヤーの手から滑らないようにするため、ハンドルの端 部がハンドルの残りの部分に対して大きな断面を持つのがよい。 更に別の例として、主表面A及びB(図2参照)は、これらの表面を僅かに大 きくすることによって更に容易に配置できるということがわかる。これによりラ ケットハンドルを適正に握ることが容易にできる。 第5図に示すように、(図2のA、B、E、及びFに対して)主表面A’及び B’は長くしてあり、中間表面E’及びF’は僅かに短くしてある。副表面C及 びDの長さ及び角度「a」及び「b」は、図2のハンドルに示すのと同じままで ある。 図2のハンドルでは、表面Dと表面Fとがなす角度及び表面Dと表面Eとがな す角度は約124°である。図5a、図5b、及び図5cに示すハンドルでは、 これらの角度を大きくしてあり、その結果、表面A’及び表面B’(図5a)表 面A''及び表面B''(図5b)表面A'''及び表面B'''(図5c)が長くなる。 図5aでは、表面Dと表面F’とがなす角度及び表面Dと表面E’とがなす角度 は約135°である。図5bでは、表面Dと表面F''とがなす角度及び表面Dと 表面E''とがなす角度は約139.5°であり、図5cでは、表面Dと表面F'' 'とがなす角度及び表面Dと表面E'''とがなす角度は約146°である。更に、 本発明は、全ての角度について124°乃至146°を考えている。 本発明によるハンドル構造の他の変形例の形態を図6乃至図9に示す。第6図 は、右利き用に設計された本発明によるハンドルの簡単な態様を参照番号50で 示す。ハンドル部分50は、中央軸線Yを持つ円筒形の全体形状を有し、平らな 側面AAを有する。平らな打面に対して垂直であり、ハンドル12と図12aに 示すのと同じ方法で交差する二つの平行な平面を考えることによってこのハンド ルを別の方法で説明する。これらの平面及びハンドルは、2つのベース及びこれ らの二つのベースを連結する曲面及び矩形の平面からなる円筒体のような中実体 を構成する。図6でわかるように、矩形の平面AAは、平らな打面と平行な平面 に関し、約25°乃至40°の角度「a」を構成する。図6のハンドル部分と図 2に示すハンドル部分との間の類似性は、破線で示す図2のハンドルの周りを取 り囲むハンドル部分50を示すことによって表されている。角度「a」は、前の 実施例と同様に、好ましくは25°乃至40°である。 図7には、図2のハンドルと類似の形体を持ち且つ対応する側面A4乃至F4を 持つハンドル部分が示してある。図2に示すハンドルと図7に示すハンドルと の間の相違点の一つは、表面Cに対応する表面C4が図2の表面Dに対応する表 面D4と等長であるということである。更に、図7のハンドルは互いに向き合っ た、即ち直径方向に対向した三つの平行な側面の対A4とF4、B4とE4、及びC4 とD4を有する。側面A4、B4、E4、及びF4の長さはほぼ同じであり、C4及 びD4の長さよりも短い。 表面E4及びA4は図7に実線で示すように点54で交わるか或いは、破線で示 すように平らな表面56によって連結されるかのいずれかである。図7のハンド ル部分の反対側では、表面B4、F4が図7に実線で示すように点58で交わるか 或いは、平らな表面60によって連結される。 図8には、図7に示すハンドルと類似したハンドルが示してあり、このハンド ルは、図7の表面C4及びD4に対応する表面C5及びD5が等長であり、全て等長 の表面A5、B5、E5、及びF5よりも短いという点で、図7に示すハンドルと異 なる。図8のハンドル表面A5、E5、及びB5、F5は、夫々頂点54’,58’ で交わるか或いは図7の表面56、60に対応する表面56’、60’によって 互いに連結される。 図9には、図7及び図8に示すハンドルと類似したハンドルが図示してある。 しかしながら、このハンドルには、C4、D4、C5、及びD5に対応する表面がな い。図9の表面E5、F5は頂点64で直接交わっており、表面A5、B5は頂点6 6で交わる。図9のハンドルは、破線で示す表面56''、60''を有するのがよ い。これらの表面は、表面E5とA5、及びB5とF5を夫々連結して頂点54''及 び58''を無くす。 図7乃至図9に示す本発明によるハンドルの実施例では、角度「a」は、ラケ ット10のヘッド11の打面の平面14に関し、好ましくは25°乃至40°で ある。 図10には、図7のハンドルと類似した形体を持ち且つ対応する側面A6乃至 F6を持つハンドル部分が図示してある。図7と図10との間の主要な相違点は 、表面A4乃至F4に対応する表面A6乃至F6が互いにほぼ等長であるということ である。更に、表面D6及びC6が形成する平面は、ラケット面のボール接触平面 14に対してほぼ垂直である。最後に、角度「a」及び「b」はラケット 10のヘッド11の打面の平面14に関して約25°乃至40°の角度を構成す る。約33°の角度が好ましい。平面D6と平面F6とがなす角度、平面D6と平 面E6とがなす角度、平面B6と平面C6とがなす角度、平面C6と平面A6とがな す角度、平面E6と平面A6とがなす角度、及び平面F6と平面B6とがなす角度は 、約125°乃至110°の任意の角度であるのがよい。図10の実施例では、 平面D6と平面F6とがなす角度、平面D6と平面E6とがなす角度、平面B6と平 面C6とがなす角度、及び平面C6と平面A6とがなす角度は、好ましくは約12 3°であり、平面E6と平面A6とがなす角度、及び平面F6と平面B6とがなす角 度は、約114°である。 図11には、図10に示すハンドル部分の形体と類似の形体を持ち、対応する 側面A7乃至F7を有するハンドル部分が示してある。図11では、平面D7と平 面F7とがなす角度、平面D7と平面E7とがなす角度、平面B7と平面C7とがな す角度、平面C7と平面A7とがなす角度、平面E7と平面A7とがなす角度、及び 平面F7と平面B7とがなす角度は全て120°に等しく、側面A7乃至F7は等長 である。かくして、図11のハンドルの断面は正六角形である。図11に示すよ うに表面D及びEがラケットヘッドの平面に垂直である場合には、角度a及びb は30°である。角度「a」は約25°乃至40°であるのがよく、勿論、この 角度は、(a及びbが正確に30°である場合を除き)表面D及びCをボール打 面と垂直でなくし、その結果、角柱形状のハンドルを平らな打面に平行な平面に 関して非対称にする。図13でわかるように、角度「a」を約25°乃至45° の範囲にすると、打面14の平面は、平面14と対称平面16との間に約−5° 乃至約10°の範囲の角度(θ)を形成する。ここで、負の角度は平面14が対 称平面16の右側で側面Dと交差することを示し、正の角度は、平面16の左側 で側面Dと交差することを示す。 更に、角柱形状のハンドルでは、平らな打面に平行な又はこの打面が構成する 第1平面に関して角柱形状のハンドルが非対称である場合、改善された「感触」 及び配向が得られるということを発見した。正六角形と平らな打面が構成する平 面14との間の配向を示す図13にこれを示す。打面の平面14は、好ましくは 、正六角形の中心30と交差するが、この中心30からずれていてもよい。打面 の 平面14は、角柱形状のハンドルの対称平面を構成する第2平面 16に関して 角度をなしている。第2平面16は、好ましくは二つの平行な側面C8及びD8を 二分し且つこれらの側面に垂直である。平面16の右又は左のいずれかから計測 された平面14と平面16のとの間の鋭角(θ)は、0°以上から約40°まで の範囲にあり、好ましくは0°以上から約30°までの範囲にあり、かくして、 0°以上から約10°の範囲及び0°以上から約5°の範囲を含む。同様に、打 面の平面と図6の円筒形形状のハンドルに内接する正六角形の対称平面とが0° 以上から、約40°まで及び好ましくは0°以上から約 30°までの範囲の角 度を構成すると考えられている。 更に、改良された「感触」及び配向は、平らな打面と平行な、或いは、平らな 打面によって構成された第1平面が、プレイヤーの手の形に一致する成形を有す る成形ハンドルに対して一定角度にあるときに達成される。かかる成形ハンドル の例は例えば米国特許第3868110号、米国特許第3905598号、米国特許第4006896 号、米国特許第4147348号で周知であり、これらの各開示を参考のためここに例 示する。従来技術の成形ハンドルでは、打面16の平面は、第14a図及び第1 4b図に開示された従来のラケットでわかるように、成形ハンドル74に適切に 位置決めされたときに、プレイヤーの親指と親指以外の指72との間に形成され た「V」を二分する平面70と整合される。しかしながら、本発明によれば、良 好な「感触」及び配向は、ラケットの平らな打面と平行な、或いは、平らな打面 によって構成された第1平面16が、成形ハンドル74に適切に位置決めされた プレーヤーの親指とそれ以外の指との間に形成された「V」を二分する平面と整 合されないが、平面70に対して或る鋭角(θ)にあるときに達成される。 本発明の実施例が第14c図に示され、この図では、第14a図のハンドルに 対応する成形ハンドル74の端面図が示され、打面の平面16と「V」によって 形成された平面とが示されている。「V」を二分する平面の左右いずれかから計 測された、上記平面間の鋭角(θ)は、0°以上から約40°の範囲にあり、0 °以上から約10°の範囲と0°以上から約5°の範囲とを含む0°以上から約 30°の範囲にあるのが好ましい。 本発明のラケットハンドルは、打面の平面が手で作られる「V」を2分する平 面に対して0°以上から約40°までの範囲の鋭角を構成するという点で従来の ラケットハンドルに対して大きく改善されている。従って、本ハンドルは、ボー ルを打つとき、即ちラケットヘッドを垂直にしたとき、人間の腕の骨格構造を自 然に延ばしたときにラケットをプレイヤーの手の位置と平行なラケットヘッドと 整合させるグリップを容易につくりだすことができる。テニスボールを打つとき に手とラケット面の自然な整合と、ラケットヘッドの垂直な配向とを容易につく りだすことによって、テニスストロークの首尾一貫性及び正確さを改善し、テニ スボールにトップスピンをかけることが容易になる。更に、この配向は、イース タングリップを使用してラケットヘッドを適正に整合させようとすることによっ てプレイヤーの前腕及び肘に作用する応力を減少させる。 図2に示すラケットハンドルは、一般的な人が使用するのに特に有利であるこ とがわかっている。主要な2つの研究大学が行った試験によれば、プレイヤーの 手の掌をラケットヘッドの平面から約33°の角度で整合させた本発明のテニス ラケットハンドルを使用すると、多くの初心者のプレイを大きく改善することが 示された。実際に、これらの施設が行った試験によれば、このようなハンドルを 使用すると、50%乃至80%のテニスプレイヤーがラケットヘッドの整合を改 善したということが示された。 テニス人口のうちのこのような大きな割合を改善すると、テニス産業に大きな 衝撃を与えることができる。1つの報告によれば、米国だけで1000万人の一 般プレイヤー及び2000万人乃至3000万人の潜在的なプレイヤーがいると 概算されている。この人口のプレイを改善することは、間違いなく、ゲームにつ いての彼らの関心を大きくし、これに対応してテニスラケット及び他のテニス関 連製品の売上を増大させる。 本発明の別の実施例を第15図乃至第24図に示す。特に、第15図は、ヘッ ド部分111を備えたラケット110を示し、ヘッド部分111は、ネック部分 113の一方の端に取付けられた実質的に平らな打面を有し、ネック部分113 の他方の端は、軸線を中心に1つ或いは2以上の所定の位置まで回転させること ができる回転可能なハンドル112に連結されている。このハンドルは、該ハン ドルが、第13図に示したのと同様な仕方で、平らな打面と平行である、或いは 、 平らな打面によって構成された第1平面に対して非対称である位置まで回転され る。ハンドル112の回転量は、個々のプレーヤーのグリップがラケットヘッド を垂直に対してどのくらい不整合にさせるか、すなわち、どのくらいずらすかに よって決定される。かくして、例えば、ラケットヘッドが30°不整合(ずら) された通常のラケットを持つ人においてこの量を決定する場合には、平らな打面 によって構成された平面がハンドル112の側面に対して30°になるようにハ ンドル112を30゜回転させる。 第18図乃至第24図に示すように、回転可能なハンドル112は、内側コア 114と、回転可能な外側シース116とを有する。内側コア114は、第21 図及び第22図に示すように、形状が円筒状であり、テニス産業で周知である複 合材料のような材料で作られる。内側コアは、ネック部分113に一体に取付け ても良いし、これとは別個に取付けても良く、このコアもまたテニス産業で周知 である材料で作られる。内側コアは、ネックに最も近い端118にスプライン1 20のような単一雄部材を有する。スプライン120は、打面と平行な平面によ って収容される。内側コア114の他方の端122は、形状が環状であり、第2 1図及び第22図に示すように、内側コア114の軸線に沿って延びる1つ或い は2以上の条124を有する条付き外面を有する。ネックから遠い端122は第 18図に示すように、ねじ付きインサート126を有する内面を有する。 外側シース116は、第19図、第23図第24図に示すように、円筒状内面 128を有し、これにより、回転させたときに、外側シース116を内側コア1 14に対して或る位置に係止させることができる。ネックから遠い端130には 、第23図及び第24図に示すように、1対1の仕方で条124に対応する1つ 或いは2以上の溝132がある。第20図に示すように、溝132は、条124 が溝132にぴったり嵌まるように寸法形状決めされている。溝132及び条1 24の形状は、矩形から三角形までの範囲で変えることができる。同じことが同 一物(identations)136と雄部材120に言える。 内面128は、ネックに最も近い端134に1つ或いは2以上の同一物136 を有する。同一物136は、第19図に示すように、スプライン120が同一物 136にぴったり嵌まるような形状を有する。同一物136は、第13図及び第 24図に関して述べたように、打面の平面14と、角柱形状のハンドルに関して 対称の平面によって構成された第2平面16との間の所定の鋭角(θ)をなして 1対1の仕方で対応するように内面128の周に沿って位置決めされている。外 側シースは更に正6角形のような多角形の形状の外面138を有する。 第18図に示すように、内側コア114を外側シース116に挿入することに よってハンドルを構成する。外側シース116を所定位置まで内側コア114に 対して回転させる。所望の同一物136が内側コア114のスプライン120と 整合されるまで外側シース116を回転させることによって外側シース116の 回転量を制御する。同一物136がスフライン120に係合すると、条120が 溝132に係合して外側シース116を内側コア114に対する適所に固定する 。所望の傾斜位置を達成しプレーヤーのグリップの不整合を修正したら、係止ね じ140のような係止要素を外側シース116の穴及び溝から挿入し、内側コア 114のねじ付きインサートに螺合して外側シース116を内側コア114に対 して係止する。 外側シース116は環状リング142を有し、このリング142は、該リング を囲む、複数の、均等に間隔を隔てられたマーキング、すなわち、目盛り144 を有する。更に、数字0〜9のような2次マーキング146が、同一物136の 真上に位置するマーキング144に隣接して配置される。同様に、マーキング1 48が内側コア114に配置され、このマーキング148は、内側コア114上 のスプライン120の環状位置を示す。かくして、プレーヤーが「5」位置まで 回転された外側シース116との適切な整合を達成することを決定した場合、外 側シース116を内側コア114に挿入するときに、「5」の2次マーキングを 位置決めし、これをマーキング148と整合させる。この整合により、スプライ ン120が「5」のマーキングの下に位置する同一物136に確実に挿入される 。外側シース116が整合され、内側コア114に完全に挿入されると、外側シ ースは係止ねじ140によって適所に係止される。 ハンドル位置が係止ねじ140によって適所に係止されると、回転可能なハン ドル112は、最も良く説明された形状及び配向を有し、平らな打面に対して垂 直な2つの平行な平面が第12A図、第12B図及び第13図に示す仕方でハン ドルと交差すると、これらの平面とハンドルの外面とが、多角形ベースと複数の 表面からなる角柱の形状に一定量の空間を構成する。かくして、ハンドルを2次 マーキング146によって示された所定位置まで回転させると、角柱は平らな打 面によって構成された第1平面に対して非対称である。更に、多角形ベースは、 第2平面と交差し、第2平面に対して垂直である2つの平行な側面を有する正6 角形のような多角形の形状にある。多角形は、第2平面によって二分された2つ の平行な側面を有するのが良い。 第1平面と第2平面とが、0°以上から約40°の範囲、或いは、0°以上か ら約30°の範囲、或いは、0°以上から約10°の範囲、或いは、0°以上か ら約5°の範囲の鋭角で互いに交差するように、2次マーキング146によって 示された所定位置を選択する。例えば、第15図乃至第24図の実施例では、鋭 角30°、24°、18°、12°、6°、0°、−6°、−12°、−18° 、−24°を示す2次マーキング0〜9があり、負の角度は、平らな打面が対称 の平面に対して反時計方向に回転されたことを意味する。「0」の2次マーキン グはまた−30°の鋭角を示すことに留意しなければならない。全人工の約7% が2次マーキング0、1、2、3によって示される位置を利用すると算出される 。2次マーキング4、5によって示される位置は全人工の約17%によって利用 されるであろう。同様に、2次マーキング6〜9によって示される位置は、夫々 、全人工の24%、23%、17%、12%によって利用されるであろう。 特定のプレーヤーの理想的な角度位置は、30°、24°、18°、12°、 6°、0°、−6°−12°、−18°、−24°の角度位置間の6°の間隔に あることを理解すべきである。これらの条件では、その他の角度位置に配置され た同一物136を有する別個の外側シースは、6°の間隔の角度をカバーするよ うに作られる。例えば、約31°、25°、19°、13°、7°、1°、−1 °、−7°、−13°、−19°、−25°、−31°に配置された同一物13 6を有する或る外側シースを作ることができる。約32°、26°、20°、1 4°、8°、2°、−2°、−8°、−14°、−20°、−26°、−32° に配置された同一物136を有する別の外側シースを作ることもできる。その他 のシースを同様な仕方で全ての角度可能性をカバーするように作ることができる 。 本発明の別の実施例では、外側シース116は、該外側シース116が内側コ ア114に配置されたときに該コア114を中心に自由に回転することができる 。不整合を修正する角度を知っているプレーヤーは、所望の角度を示すマーキン グ144、146がマーカー148と整合されるまで外側シースを回転させる。 次いで、外側シース116を係止ねじ134のような係止機構によって内側コア 114に対する所定位置に係止する。この実施例では、本発明の精神から逸脱す ることなく、外側シースの複数のマーキング144と2次マーキング146を内 側コア114に設置し、内側コア114のマーカー148を外側シース116に 設置することができることに留意すべきである。プレーヤーのグリップの不整合 を修正するため所望の角度位置を達成したら、係止ねじ140のような係止要素 を外側シース116の穴及び溝から挿入し、内側コア114のねじ付きインサー トに螺合する。本発明の精神から逸脱することなく、外側シース116の複数の マーキング130を内側コア114に設置し、内側コア114のマーカー118 を外側シース116に設置しても良いことに留意すべきである。 本発明の両実施例では、ハンドル位置を係止ねじ134によって適所に一旦係 止すると、回転可能なハンドル112は、最も良く説明した形状及び配向を有し 、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面が第12A図、第12B図及 び第13図に示す仕方でハンドルと交差すると、これらの平面とハンドルの外面 は、多角形ベースと複数の表面とからなる角柱の形状に一定量の空間を構成する 。かくして、ハンドルをマーキング130によって指示された所定位置まで回転 させると、角柱は平らな打面によって構成された第1平面に対して非対称である 。更に、多角形ベースは、第2平面と交差し、第2平面に対して垂直である2つ の平行な側面を有する正6角形のような多角形の形状にある。多角形は、第2平 面によって二分された2つの平行な側面を有するのが良い。第1平面と第2平面 とが、0°以上から約40°の範囲、或いは、0°以上から約30°の範囲、或 いは、0°以上から約10°の範囲、或いは、0°以上から約5°の範囲の鋭角 で互いに交差するように、所定位置を選択する。例えば、鋭角は0°、6°、1 2°、18°、24°、30°である。 第15図乃至第24図は、内側コアの雄部材120及び外側シースの同一物 136を開示したけれども、これらは、本発明の精神を逸脱することなく相互変 更することができるように考えられていることに留意すべきである。条124及 び溝132も同じ状況にある。更に、ハンドル112に関して第14C図の成形 ハンドルを使用することも意図されている。成形ハンドルは、ラケットの平らな 打面と平行な、或いは、これによって構成された第1面が、成形によって適切に 位置決めされた親指とそれ以外の指との間に形成された「V」を二分する第2平 面に対して所定角度にあるように、配向される。所定位置は、第15図乃至第2 4図の実施例で開示したのと同じである。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年7月19日 【補正内容】 請求の範囲 1.実質的に平らな打面と、 一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネックと、 前記ネックの他方の端に連結されたハンドルとを有し、 前記ハンドルは、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面がハンド ルと交差したときに、これらの平面とハンドルが、多角形ベースと複数の表面と からなる角柱を構成するような形状を有し、 前記ハンドルが、軸線を中心に1つ、或いは、2以上の所定位置まで前記平 らな打面に対して回転可能である 、ラケット。 2.前記ハンドルは、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面がハンド ルと交差するときに、これらの平面とハンドルとが、多角形と複数の表面とから なる角柱を構成するような形状を有する、請求項1に記載のラケット。 3.前記ハンドルを1つ、或いは、2以上の前記所定位置まで回転させたときに 、前記角柱が前記平らな打面と平行な第1平面に対して非対称である、請求項 に記載のラケット。 4.前記ハンドルを1つ、或いは、2以上の前記所定位置まで回転させたときに 、前記角柱が前記平らな打面によって構成された平面に対して非対称である、請 求項に記載のラケット。 5.前記多角形ベースが、第2平面と交差し、第2平面に対して垂直である2つ の平行な側面からなる、請求項に記載のラケット。 6.前記第1平面及び前記第2の平面は、0°以上から約40°までの範囲の鋭 角で互いに交差している、請求項5に記載のラケット。 7.前記鋭角の範囲は、0°以上から約30°までである、請求項6に記載のラ ケット。 8.前記鋭角が約30°である、請求項7に記載のラケット。 9.前記鋭角が約24°である、請求項7に記載のラケット。 10.前記鋭角が約18°である、請求項7に記載のラケット。 11.前記鋭角が約12°である、請求項7に記載のラケット。 12.前記鋭角の範囲は、0°以上から約10°までである、請求項7に記載のラ ケット。 13.前記鋭角の範囲は、6°である、請求項12に記載のラケット。 14.前記鋭角の範囲は、0°以上から約5°までである、請求項12に記載のラ ケット。 15.前記二つの平行な側面は、前記第2の平面で二分される、請求項5に記載の ラケット。 16.前記第1の平面及び前記第2の平面は、0°以上から約40°までの範囲の 鋭角で互いに交差している、請求項14に記載のラケット。 17.前記鋭角の範囲は、0°以上から約30°までである、請求項15に記載の ラケット。 18.前記鋭角が約30°である、請求項16に記載のラケット。 19.前記鋭角が約24°である、請求項16に記載のラケット。 20.前記鋭角が約18°である、請求項16に記載のラケット。 21.前記鋭角が約12°である、請求項16に記載のラケット。 22.前記鋭角の範囲は、0°以上から約10°までである、請求項17に記載の ラケット。 23.前記鋭角が約6°である、請求項21に記載のラケット。 24.前記鋭角の範囲は、0°以上から約5°までである、請求項21に記載のラ ケット。 25.前記多角形ベースは等長な側面を有する、請求項に記載のラケット。 26.前記多角形のベースの全ての側面が等長である、請求項24に記載のラケッ ト。 27.前記多角形のベースは正多角形からなる、請求項25に記載のラケット 28.前記正多角形は正六角形を構成する、請求項26に記載のラケット。 29.前記多角形が6角形からなる、請求項6に記載のラケット。 30.前記多角形が6角形からなる、請求項15に記載のラケット。 31.前記ハンドルを前記1つ、或いは、2以上の所定位置に係止する係止要素を 有する、請求項30に記載のラケット。 32.前記ハンドルが、外側シースと、該外側シースに挿入された内側コアとを有 する、請求項3に記載のラケット。 33.前記係止要素が係止ねじからなる、請求項31に記載のラケット。 34.前記内側コアが雄部材を有し、前記外側シースが1つ、或いは、2以上の同 一物を有し、前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記1つ、或い は、2以上の同一物のうちの1つが前記雄部材に係合する、請求項32に記載の ラケット。 35.前記1つ、或いは、2以上の同一物が、前記角柱が前記平らな打面と平行な 第1平面に対して非対称である前記1つ、或いは、2以上の所定位置に対応する 、請求項34に記載のラケット。 36.前記1つ、或いは、2以上の同一物が、前記角柱が前記平らな打面と平行な 第1平面に対して非対称である前記1つ、或いは、2以上の所定位置に1対1の 仕方で対応する、請求項34に記載のラケット 37.前記内側コアが、前記雄部材の位置を指示する第1マーカーを有し、 前記外側シースが、前記1つ、或いは、2以上の同一物の位置を指示する1 つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項34に記載のラケット。 38.前記内側コアが、前記雄部材の位置を指示する第1マーカーを有し、 前記外側シースが、前記1つ、或いは、2以上の同一物の位置を指示する1 つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項35に記載のラケット。 39.前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記外側シースが前記内 側コアを中心に自由に回転することができる、請求項32に記載のラケット。 40.前記内側コアが第1マーカーを有し、 前記外側シースが1つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項39に記載のラケット。 41.実質的に平らな打面と、 一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネックと、 前記ネックの他方の端に連結されたハンドルとを有し、 前記ハンドルが、軸線を中心に1つ、或いは、2以上の所定位置まで前記平 らな打面に対して回転可能であり、 外側シースと、該外側シースに挿入された内側コアとを有し、 前記内側コアが雄部材を有し、前記外側シースが1つ、或いは、2以上の同 一物を有し、前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記1つ、或い は、2以上の同一物のうちの1つが前記雄部材に係合する、ラケット。 42.前記1つ、或いは、2以上の同一物が、前記1つ、或いは、2以上の所定位 置に1対1の仕方で対応する、請求項41に記載のラケット。 43.前記内側コアが、前記雄部材の位置を指示する第1マーカーを有し、 前記外側シースが、前記1つ、或いは、2以上の同一物の位置を指示する1 つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項41に記載のラケット。 44.前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記外側シースが前記内 側コアをに自由に回転することができる、請求項41に記載のラケット。 45.実質的に平らな打面と、 一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネックと、 前記ネックの他方の端に連結されたハンドルとを有し、 前記ハンドルが、軸線を中心に1つ、或いは、2以上の所定位置まで前記平 らな打面に対して回転可能であり、 外側シースと、該外側シースに挿入された内側コアとを有し、 前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記外側シースが前記内 側コアを自由に回転することができ、前記内側コアが第1マーカーを有し、 前記外側シースが1つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、ラケット。 46.実質的に平らな打面と、一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネ ックと、前記ネックの他方の端に連結されたハンドルとを有し、前記ハンドルは 、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面がハンドルと交差したときに 、これらの平面とハンドルが、多角形ベースと複数の表面とからなる角柱を構成 するような形状を有するラケットを人が整合させ、使用する方法において、 フォアハンド及びバックハンドで適切に打つのに前記人にとっての前記ラケ ットの単一の理想的な整合位置を決定し、 前記ハンドルを前記平らな打面に対して回転させて前記単一の理想的な整合 位置を達成し、 前記人が前記ラケットを前記単一の理想的な整合位置で専ら使用できるよう に前記ハンドルを前記理想的な整合位置に係止する、前記方法。 47.全人口から前記ラケットの複数の一般的整合位置を決定する工程を有し、 各一般的整合位置により、全人口の一定割合の人がフォアハンド及びバック ハンドで適切に打つことができ、 単一の理想的整合位置を決定する工程が、前記複数の一般的整合位置のいず れの位置が前記人にとっての前記ラケットの最良の整合を提供するかを決定する ことを含む、請求項46に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 48.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約24%の適切な整合に対応する第 1の一般的整合位置を有する、請求項47に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 49.前記第1の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約6°の回転 量に対応する、請求項48に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 50.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約23%の適切な整合に対応する第 2の一般的整合位置を有する、請求項48に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 51.前記第2の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約12°の回 転量に対応する、請求項50に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 52.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約17%の適切な整合に対応する第 3の一般的整合位置を有する、請求項50に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 53.前記第3の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約18°の回 転量に対応する、請求項52に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 54.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約12%の適切な整合に対応する第 4の一般的整合位置を有する、請求項52に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 55.前記第4の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約24°の回 転量に対応する、請求項54に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 56.実質的に平らな打面と、一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネ ックと、前記ネックの他方の端に連結されたハンドルとを有するラケットを人が 整合させ、使用する方法において、 フォアハンド及びバックハンドで適切に打つのに前記人にとっての前記ラケ ットの単一の理想的な整合位置を決定し、 前記ハンドルを前記平らな打面に対して回転させて前記単一の理想的な整合 位置を達成し、 前記人が前記ラケットを前記単一の理想的な整合位置で専ら使用できるよう に前記ハンドルを前記理想的な整合位置に係止する、前記方法。 57.全人口から前記ラケットの複数の一般的整合位置を決定する工程を有し、 各一般的整合位置により、全人口の一定割合の人がフォアハンド及びバック ハンドで適切に打つことができ、 単一の理想的整合位置を決定する工程が、前記複数の一般的整合位置のいず れの位置が前記人にとっての前記ラケットの最良の整合を提供するかを決定する ことを含む、請求項56に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 58.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約24%の適切な整合に対応する第 1の一般的整合位置を有する、請求項57に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 59.前記第1の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約6°の回転 量に対応する、請求項58に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 60.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約23%の適切な整合に対応する第 2の一般的整合位置を有する、請求項58に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 61.前記第2の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約12°の回 転量に対応する、請求項60に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 62.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約17%の適切な整合に対応する第 3の一般的整合位置を有する、請求項60に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 63.前記第3の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約18°の回 転量に対応する、請求項62に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 64.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約12%の適切な整合に対応する第 4の一般的整合位置を有する、請求項62に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 65.前記第4の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約24°の回 転量に対応する、請求項64に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 66.実質的に平らな打面と、一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネ ックと、前記ネックの他方の端に連結された、前記人が把持すべきハンドルとを 有し、前記ハンドルは、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面がハン ドルと交差したときに、これらの平面とハンドルが、多角形ベースと複数の表面 とからなる角柱を構成するような形状を有するラケットを人が整合させ、使用す る方法において、 フォアハンド及びバックハンドで適切に打つのに前記人が把持する前記ラケ ットのハンドルの単一の理想的な整合位置を決定し、 前記人が前記ラケットを前記単一の理想的な整合位置で専ら使用できるよう に前記平らな打面を前記ハンドルに対して回転させて前記単一の理想的な整合位 置を達成する、前記方法。 67.全人口から前記ラケットの複数の一般的整合位置を決定する工程を有し、 各一般的整合位置により、全人口の一定割合の人がフォアハンド及びバック ハンドで適切に打つことができ、 単一の理想的整合位置を決定する工程が、前記複数の一般的整合位置のいず れの位置が前記人にとっての前記ラケットの最良の整合を提供するかを決定する ことを含む、請求項66に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 68.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約24%の適切な整合に対応する第 1の一般的整合位置を有する、請求項67に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 69.前記第1の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約6°の回転 量に対応する、請求項68に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 70.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約23%の適切な整合に対応する第 2の一般的整合位置を有する、請求項68に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 71.前記第2の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約12°の回 転量に対応する、請求項70に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 72.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約17%の適切な整合に対応する第 3の一般的整合位置を有する、請求項70に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 73.前記第3の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約18°の回 転量に対応する、請求項72に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 74.前記複数の一般的整合位置が、全人口の約12%の適切な整合に対応する第 4の一般的整合位置を有する、請求項72に記載のラケットを整合させ、使用す る方法。 75.前記第4の一般的整合位置が、ハンドルと平坦な打面との間の約24°の回 転量に対応する、請求項74に記載のラケットを整合させ、使用する方法。 76.前記ハンドルを前記理想的な整合位置に係止する工程を含む、請求項66に 記載のラケットを整合させ、使用する方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的に平らな打面と、 一方の端が前記実質的に平らな打面に連結されたネックと、 前記ネックの他方の端れ連結されたハンドルとを有し、 前記ハンドルが、1つ、或いは、2以上の所定位置まで軸線を中心に回転で きる、ラケット。 2.前記ハンドルは、平らな打面に対して垂直である2つの平行な平面がハンド ルと交差するときに、これらの平面とハンドルとが、多角形と複数の表面とから なる角柱を構成するような形状を有する、請求項1に記載のラケット。 3.前記ハンドルを1つ、或いは、2以上の前記所定位置まで回転させたときに 、前記角柱が前記平らな打面と平行な第1平面に対して非対称である、請求項2 に記載のラケット。 4.前記ハンドルを1つ、或いは、2以上の前記所定位置まで回転させたときに 、前記角柱が前記平らな打面によって構成される平面に対して非対称である、請 求項2に記載のラケット。 5.前記多角形のベースは、第2の平面と垂直に交差する二つの平行な側面を有 する、請求項2に記載のラケット。 6.前記第1平面及び前記第2の平面は、0°以上から約40°までの範囲の鋭 角で互いに交差している、請求項5に記載のラケット。 7.前記鋭角の範囲は、0°以上から約30°までである、請求項6に記載のラ ケット。 8.前記鋭角が約30°である、請求項7に記載のラケット。 9.前記鋭角が約24°である、請求項7に記載のラケット。 10.前記鋭角が約18°である、請求項7に記載のラケット。 11.前記鋭角が約12°である、請求項7に記載のラケット。 12.前記鋭角の範囲は、0°以上から約10°までである、請求項7に記載のラ ケット。 13.前記鋭角の範囲は、6°である、請求項12に記載のラケット。 14.前記鋭角の範囲は、0°以上から約5°までである、請求項12に記載のラ ケット。 15.前記二つの平行な側面は、前記第2の平面で二分される、請求項5に記載の ラケット。 16.前記第1の平面及び前記第2の平面は、0°以上から約40°までの範囲の 鋭角で互いに交差している、請求項14に記載のラケット。 17.前記鋭角の範囲は、0°以上から約30°までである、請求項15に記載の ラケット。 18.前記鋭角が約30°である、請求項16に記載のラケット。 19.前記鋭角が約24°である、請求項16に記載のラケット。 20.前記鋭角が約18°である、請求項16に記載のラケット。 21.前記鋭角が約12°である、請求項16に記載のラケット。 22.前記鋭角の範囲は、0°以上から約10°までである、請求項17に記載の ラケット。 23.前記鋭角が約6°である、請求項21に記載のラケット。 24.前記鋭角の範囲は、0°以上から約5°までである、請求項21に記載のラ ケット。 25.前記多角形のベースは、等長の側面を有する、請求項2に記載のラケット。 26.前記多角形のベースの全ての側面が等長である、請求項24に記載のラケッ ト。 27.前記多角形のベースは正多角形からなる、請求項25に記載のラケット。 28.前記正多角形は正六角形を構成する、請求項26に記載のラケット。 29.前記多角形が6角形からなる、請求項6に記載のラケット。 30.前記多角形が6角形からなる、請求項15に記載のラケット。 31.前記ハンドルを前記1つ、或いは、2以上の所定位置に係止する係止要素を 有する、請求項30に記載のラケット。 32.前記ハンドルが、外側シースと、該外側シースに挿入された内側コアとを有 する、請求項3に記載のラケット。 33.前記係止要素が係止ねじからなる、請求項31に記載のラケット。 34.前記内側コアが雄部材を有し、前記外側シースが1つ、或いは、2以上の同 一物を有し、前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記1つ、或い は、2以上の同一物のうちの1つが前記雄部材に係合する、請求項32に記載の ラケット。 35.前記1つ、或いは、2以上の同一物が、前記角柱が前記平らな打面と平行な 第1平面に対して非対称である前記1つ、或いは、2以上の所定位置に対応する 、請求項34に記載のラケット。 36.前記1つ、或いは、2以上の同一物が、前記角柱が前記平らな打面と平行な 第1平面に対して非対称である前記1つ、或いは、2以上の所定位置に1対1の 仕方で対応する、請求項34に記載のラケット。 37.前記内側コアが、前記雄部材の位置を指示する第1マーカーを有し、 前記外側シースが、前記1つ、或いは、2以上の同一物の位置を指示する1 つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項34に記載のラケット。 38.前記内側コアが、前記雄部材の位置を指示する第1マーカーを有し、 前記外側シースが、前記1つ、或いは、2以上の同一物の位置を指示する1 つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項35に記載のラケット。 39.前記内側コアを前記外側シースに挿入したときに、前記外側シースが前記内 側コアを中心に自由に回転することができる、請求項32に記載のラケット。 40.前記内側コアが第1マーカーを有し、 前記外側シースが1つ、或いは、2以上の2次マーカーを有し、 前記第1マーカーを前記2次マーカーのうちの1つと整合させたときに所定 位置が達成される、請求項39に記載のラケット。
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