JPH08505731A - 保護装置 - Google Patents

保護装置

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JPH08505731A
JPH08505731A JP6510979A JP51097994A JPH08505731A JP H08505731 A JPH08505731 A JP H08505731A JP 6510979 A JP6510979 A JP 6510979A JP 51097994 A JP51097994 A JP 51097994A JP H08505731 A JPH08505731 A JP H08505731A
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カールストローム、ペル・オロフ
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セルディム・イー・ベステロス・アクチボラグ
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Abstract

(57)【要約】 過電流に対する保護装置は、少なくとも導電性エラストマ材料でつくられた1つの本体部(10)と、2つの電極とを含む。エラストマ本体部の境界面は、少なくとも1つの他体(11、12)の表面に対してもたれかかって変形させられるようになっている。該装置はまた、エラストマ本体部(10)に並列接続された抵抗器(15a、15b、16a、16b)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 保護装置 技術分野 本発明は電気回路内の過電流に対する保護を行うための保護装置に関するもの であって、上記装置は、少なくとも1つの導電性本体部と、上記導電性本体部を 通して回路電流を供給するように機能するとともに、直接的に又は中間部の媒体 を通してのいずれかでもって対応する位置で本体部に対してもたれかかる2つの 電極とを含み、そしてさらに当接力をつくりだすための押圧手段を含む。該装置 は主として最大1000Vの操作電圧を有する低電圧システムでの使用が意図さ れている。 背景技術 電流制限素子(限流素子)、あるいは当技術分野での用語を用いるときは短絡 保護装置には、主として、ヒューズと、最も頻繁な電流制限特性を有する回路遮 断器とが含まれている。該技術は当技術分野では既知であり、そしてヒューズに 関するIEC269、及び回路遮断器に関するIEC947−2のようないくつ かの規格が制定されている。短絡保護装置はこれを通って流れている短絡電流に よって励起させられる。短絡保護装置は2つの主要な原理に従って励起され、そ してそれゆえここでは次のグループ1及び2に分けられる。 1.ヒューズ、正の温度係数を有するサーミスタ、及び米国特許明細書第3, 886,551号に記述された自己復帰式短絡保護装置は、これを通って短絡電流 が流れるときに該保護装置内において増加させられるオーム出力展開に起因して 励起される。加えられた電気エネルギが、保護装置内の活性的な材料の融点に応 じて保護装置内の温度上昇を生じさせたときに、抵抗の増加が起こり、短絡電流 の制限が始まる。 2.アークベースの電流制限安全器例えば回路遮断器は、該回路遮断器に含ま れる電気接触システムで生じる電気力学的電流力により磁気エネルギの力学エネ ルギへの変換を通して直接的に励起され、あるいは同様に主電流によって励起さ れる電磁気式復帰装置を含む離間励起装置の媒体いわゆる「プランジャ」な(化 は「往復ピン装置」を通して間接的に励起される。磁気回路に含まれる可動子は 、電気接触システム及び/又はオン・オフ機能を備えたばね機構復帰装置の役目 をなす。例えば、夫々オン及びオフの2つの安定した機械的平衡状態を保持する ための接触器では、リモートコントロールもまた用いられる。電気力学的電流力 が電気接触子に直接作用する電気接触システムは、例えば特許明細書GB第1, 519,559号、GB第1,489,010号、GB第1,405,377号によ り、当技術分野において早くから知られている。 2つの原理が用いられるハイブリッド式のものは、特許明細書GB第1,47 2,412号中と、1982年6月に発行された、「コンポネントトランザクシ ョン、ハイブリッド及び製造技術IEEEジャーナル」のCHMT−5巻、第2 号の225〜230頁に記載された、R.S.パーキンスらによる論文「電力応 用のための新規なPTCレジスタ」中と、米国特許第3,249,810号公報及 びDE第3544647号公報中とその他のものの中とに開示されている。 上記のグループ1及び2にかかる短絡保護装置についての1つの重大な欠点は 、とくに高くて急激な(すなわち、急速に増加する)短絡電流の場合に、高い固 有慣性が伴われるということである。熱的慣性は、上記のグループ1で記述され た短絡保護装置の効果を減殺し、他方アークベースの回路遮断器の場合において はそれは機械的慣性すなわち質量慣性となり、これは電気接触を迅速に断つこと を望むときには無視しえないものとなる。質量慣性に起因して、アークベースの 回路遮断器内での電気接触のアークに遅れが生じる。そしてその結果、電流制限 を実施する上において重要なアーク電圧が、比較的長い遅れ時間(ms)が経過す るまで、そうでなければ単調に増加する短絡電流が制限される値に到達しないで あろう。さらに、通常の操作電流の下で定格電流を流すことが可能な電気接触を 得るために、装置の定格電流ないしは公称電流の2乗に比例する非常に高い接触 圧が必要とされる。これはまた、上記接触圧が電気力学的な反発力及び分離力と 反対向き であるので、電気接触の迅速な遮断を妨げる。 上記のカテゴリ1及び2で記述された短絡保護装置の感度調整の可能性は大幅 に制限される。その結果、電気回路に含まれる主たる及び従たる保護装置につい て広範な調整作業が要求される。それゆえ、他のものへの誤った組み込みが現実 のシステムにおける調整を困難にするといった選択性の問題を招くかもしれない ので、例えばDIN57636部21/VDE0636部21月7,12及びI EC947−2といった規格がつくられている。 前記の欠点とくに慣性のため、上記のカテゴリ1及び2に開示された原理に基 づく短絡保護装置は、サイリスタ又は電子機器のための短絡保護装置又は過渡電 流保護装置としては一層不適である。なぜなら、それらは、推定に基づく大きな 短絡電流を伴う容量性回路又は誘導モータ回路中で生じる大きな電流微分値及び 大きな短絡電流の両方に感応するからである。推定に基づく短絡電流の典型的な 値は、Ik=50〜100kAであり、そして対応する電流の時間微分値は22〜 44kA/msである。100Aの定格電流では、従来のヒューズは、対応するサ イリスタの許容値を大幅に超えるおよそ16kA及び∫i2・dt≒20kA2sのピー ク電流がこの後通過するのを許容するであろう。その結果、電流微分値を減らし て前記の短絡保護装置が用いられるのを可能にするために、チョークコイルがし ばしばサイリスタ回路に備えられる。 自己復帰式短絡保護装置には大半いわゆるサーミスタが含まれる。PTC素子 という表現は、その抵抗率が正の温度係数(Positive Temperature Coefficie nt)を有するサーミスタに対して一般に認められた呼称である。 導電性ポリマ複合物とくにPTC複合物、及びその中にPTC複合物が含まれ る装置は当技術分野で知られている。この関連の参照は、米国特許第2,978, 665号、第3,351,882号、第4,017,715号、第4,177,376 号及び第4,246,468号、並びに英国特許第1,534,715号で行われる ことができる。この後の改良は、例えば、ドイツ特許第2,948,350号、第 2,948,281号、第2,949,174号及び第3,002,721号、あるい は米国特許第41,071号(MPO 295)、第67,207号(MPO 2 9 9)及び第88,344号(MPO 701)、並びに米国特許第141,984 号(MP=712)、第141,987号(MPO 713)、第141,988 号(MPO 714)、第141,989号(MPO 715)、第141,99 1号(MPO 720)及び第142,054号(MPO 725)のような種 々の特許出願に記述されている。 PTC素子についての1つの問題は、これを通って流れている電流によって加 熱され、そしてPTC素子が自己調整状態となる温度に達したときに、電圧がP TC素子の断片によって引き継がれ、そして該断片がPTC素子を破壊すること を免れない非常に強い応力を受けるという点である。この問題が解消されたPT Cの実施例は、例えば欧州特許EP第0,038,716号により知られている。 過負荷保護装置用のPTC素子は、しばしば、導電性材料例えばランプブラック (油煙)又はカーボンブラックの粒子を含むポリマ材料例えば高圧ポリエチレン で構成され、そして高い正の温度係数を伴った抵抗率を呈する。 PTC特性を呈するセラミックサーミスタが特許公報GB−A−1,570,1 38号により知られている。最も普通のセラミックサーミスタはBaTiO3又 はV23を基礎としている。 ポリマベースのサーミスタによってもたらされる1つの利点は、セラミックサ ーミスタに比べて、その抵抗が温度とともに単調に増加するという点である。ま た、その製造が比較的安価である。しかしながら、商業的に役立つポリマタイプ のサーミスタは、比較的低い定格電圧ないしは公称電圧で設計され、それゆえ例 えば配線ネットワーク中で容易には用いられることができない。さらに、サーミ スタの電極接続及び配置が、通常は、平行でない電流経路のために、サーミスタ には大きな短絡電流で大きな反発力が惹起され、電極が引き裂かれるといったこ とになる。サンドウィッチ型のポリマベースのPTC素子は、低抵抗率状態から 高抵抗率状態まで変化した後は初期抵抗には復帰しないということもまた知られ ている。さらに重大な場合は、短絡電流、気泡及び割れがPTC素子のポリマ複 合物の中央部又は他の部分に生じるような非常に高い電気的応力がPTC素子に かけられたときには、該素子がもはや機能しなくなる、すなわち該素子が破壊さ れることになるであろう。 これらの理由のため、ポリマベースのサーミスタは、これまでは電力技術にお いて実際にはあまり広い範囲では用いられてきていない。しかし、熱慣性が適用 可能な分野を制限するものの、主として電子装置を保護するためだけには用いら れてきている。 サーミスタとヒューズの基本的な違いは、サーミスタは短絡した後自己復帰す るという点、すなわちサーミスタは短絡の後で再使用することができるという点 であり、これはまた回路遮断器についても当てはまる。 エラストマには、天然ゴムが呈するのと同様の弾性特性を呈するすべてのポリ マが含まれる。エラストマは、比較的大きな許容弾性領域内で圧縮され又は引き のばされることができ、負荷が取り除かれたときに元の状態に復帰する。導電性 エラストマは、金属混合物の添加によって又は電場の影響下での金属繊維の方向 づけによって、あるいは異なるカーボン混合物もしくはセラミック、例えば19 86年に発行された「強誘電体の応用についての第6回IEEE国際シンポジウ ムの会報」の673〜676頁の、D.モファトらによる論文「V203複合物 サーミスタ」に記述されているようなやり方で分散させられたV203材料の添 加によって導電性とされたゴム及びプラスチックの類である。ゴムにおいては、 いくつかのタイプの「カーボンブラック」、例えば10〜300nmの範囲の粒子 径のグラファイト、アセチレンブラック、ランプブラック及びファネスブラック が用いられる。金属混合物又はカーボン混合物を添加した後導電性となる好まし いゴム材料の例は、ブチルゴム、天然ゴム、ポリクロロプレン、ネオプレン、E PDM及び最も重要なシリコンゴムである。エラストマへの添加物として好まし い粉末状の金属及び合金の添加物は、銀、ニッケル、銅、銀メッキされた銅、銀 メッキされたニッケル及び銀メッキされたアルミニウムである。 導電性エラストマは、トランジューサ技術で圧カトランジューサとして用いら れる。電気特性は、例えば押圧力又は張力を加えられた結果として導電性エラス トマが変形させられたときに変化し、これは抵抗変化を示す。 最も一般的なタイプのカーボン又は金属が充填されるプラスチックは、ポリエ チレン及びポリプロピレンである。これらは、現在では、ケーブルの加熱のため に、及び過負荷保護装置例えば前に説明したポリマベースのPTCサーミスタの ために用いられている。 しかしながら、導電性充填物の含有はプラスチックの機械的な特性を損なう。 材料は脆くかつ硬くなり、容易には変形しなくなる。それゆえ、これらの材料は 圧力トランジューサとしては不適であり、またPTC応用のための比較的複雑な 接触技術をも要求する。カーボンが充填されたプラスチックのさらなる限界は、 典型的には1Ωcm以上となる比較的高い抵抗率にある。他方、金属が充填された プラスチックは電圧又は張力の安定性が非常に乏しくなり、したがってこれらの 材料は過負荷保護装置としては適切ではないが、0.5Ωcm未満の非常に低い抵 抗率でつくられることができる。 導電性のエラストマは、金属粉末を混ぜることにより、例えば2mΩcm未満の 非常に低い抵抗とされることができる。エラストマによってもたらされる1つの 利点は、それらは、導電性充填物を多量に含むときでさえも、カーボンが充填さ れたポリエチレン及びポリプロピレンに比べて非常に柔らかいということである 。このようなエラストマは米国規格ASTM D2240(Q/C)での20〜 80の間の典型的なショア数を有するであろう。 発明の開示 本発明の目的は、非常に高い電流微分値においてでも低電圧回路網で生じる最 高短絡電流を制限することができ、かつその復帰特性すなわちその応答感度が保 護対象に容易に適応させられることができる、比較的簡素で安価な過負荷保護装 置を提供することである。この目的は、後記の請求項1に記載された特徴を有す る本発明にかかる保護装置により成し遂げられる。 電流制限素子に含まれた導電性エラストマ本体部の少なくとも1つの湾曲した 又は凸面輪郭の表面を押圧手段で変形させることにより、そして電流制限素子を 通しての電流の導通に活性的な電極を一体化することにより、前記の「背景技術 」に記述された従来の短絡保護装置で得られるよりも大幅に効果的な電流制限が 成 し遂げられる。これは、とくに電流制限素子の下流側での大幅なコスト面での利 点が生じる結果となる。該装置は、従来のヒューズ及びいわゆる自動回路遮断器 (MCB)の両方にとってかわることができ、自動回路遮断器の短絡発生時にお ける限られた回路遮断能力及びヒューズの限られた寿命などといった欠点を排除 しつつ、これら両タイプの回路遮断器によってもたらされる利点を備えている。 電流制限素子として機能する該装置は、少なくとも1つの導電性エラストマ本 体部と2つの電極とを含む。エラストマ本体部のポリマ複合物は既知のどのよう な種類のものでもよく、本発明の構成要素とはならない。この点における好まし いエラストマの例は、とくにブチルゴム、天然ゴム、ポリクロルプロペン、ネオ プレン、EPDM及びシリコンゴムである。導電性粉体材料には、好ましく銀、 ニッケル、コバルト、銀メッキされた銅、銀メッキされたニッケル、銀メッキさ れたアルミニウム、ランプブラック、導電性油煙又はカーボンブラックが含まれ る。粉体材料は好ましくは0.01〜10マイクロメータの粒径を有し、粉体充 填物は好ましくは該粉体充填物及びエラストマ材料の合計重量の40〜90%に 対応する量で存在する。導電性エラストマ本体部の抵抗率は、好ましくは0.1 mΩcm〜10Ωcmの範囲内であろう。該装置が1より多い導電性エラストマ本体 部を含むときは、該本体部は、互いに同一又は互いに異なるエラストマで、そし てさらに互いに同一又は互いに異なる充填物及び抵抗率でつくられることができ る。電極は従来の種類のもの例えば銀メッキされた銅でできたものである。電極 は、大電流が流れたときに電極間に反発力が生じるように好ましく方向づけられ る。例えば米国特許第3,914,727号に記述されている既知の押圧装置でも って、又はオン・オフ機能をもつ電気スイッチ用の従来のばね機構によって電極 にかけられる押圧力は、該装置が当接面を含むときにはエラストマ本体部の凸状 当接面を変形させる。この変形は好ましく少なくとも5%に達するであろう。考 慮されたエラストマ本体部と隣合う本体部間の距離を出発点として定義されれば 、5〜30%の変形がとくに好ましい。すなわち、もし押圧力が0でありかつ隣 合う本体部がエラストマ本体部と当接しているときの距離がdであり、そしても し押圧力がかけられた後該距離が0.7dまで変化したときには、本体部は30% 変形し ているであろう。とくに好ましいエラストマ本体部は、より低い及びより高い硬 度を有している材料の両方がおそらく用いられることが可能であろうが、英国規 格BS903/A26で30〜50IRHDの間の硬度を有しているものである 。 本発明の好ましい実施態様は、従属の請求項から明らかとなる。 本発明の手段によれば、過負荷保護装置の感度の低さなどといった、前記の「 背景技術」で記述された欠点を低減し又は完全に取り除くことが可能であること が見出されている。より低いエネルギ展開で大きな短絡電流が生じたときには、 電流制限素子の抵抗が変化し、さらに熱的及び機械的慣性を減少させる。さらに 、低抵抗状態から高抵抗状態まで変化したときにはこれに続いて、電流制限素子 が元の抵抗に復帰し、さらに短絡電流効果が生じた後においてさえも再使用可能 である。本発明によって成し遂げられる結果に対する1つの想像しうる理由は次 のとおりであろう。正常な電流通路については、1より多い本体部が含まれる場 合において凸状当接面又は本体部を有するボディが外部の押圧装置によって変形 させられたときに形成される過渡面を通して互いに接触しているこれらの素子間 に低い過渡抵抗が維持される。大きな短絡電流が生じたときには、電極が電流力 の結果として離間する。さらに、1つのかかる当接面が含まれるときには、エラ ストマ本体部の凸状当接面と隣合う本体部と間の過渡域に、好ましい当接面の配 置に起因していわゆる張力が生じる。これは当接面を減少させる結果となるが、 その理由は1つには凸状当接面を有するエラストマ本体部が変形させられること ができるからであり、そして1つには電極が離間するであろうからである。結果 として、減少する過渡面でのエネルギ展開がより急速に増え、エラストマ本体部 の残部に許容しえない高い応力を惹起することなく、過渡面でのエラストマ本体 部の抵抗の大幅な増加を引き起こす。さらに、好ましいエラストマ本体部の横断 面形状の結果として、電流密度が電極間の横断面の対称軸線の沿って最大となり 、これは材料がこの領域内で最大応力下に置かれ、さらに電流の方向と垂直な横 断面中での割れ及び気泡の生成が防止されるといったことを意味する。 とりわけ、背景技術で記述された物理的特性、例えば導電性エラストマの押圧 応答性、過渡面、導電性エラストマ本体部及び電極の好ましい幾何学的配置によ っ て達成される電気力学的反発効果といった特性が、電極材料の好ましい選択と相 まって結合されたときには、電流制限装置で次のような利点が得られる。 a)特別に配置された導電性エラストマ本体部が電極を反発させるであろうこ とと相まった、好ましい電極配置及び復元力のある押圧装置による、高い電流微 分値及び短絡電流での大幅に高められた感度。 b)導電性エラストマ本体部と電極との間の接触過渡域の変形のため、該装置 が非常に低抵抗とされることができる。 c)主たる及び従たる保護装置を含む電気回路でのより小さい選択性の問題。 d)素子が、低抵抗状態から高抵抗状態まで変化した後、その初期抵抗に復帰 する。 e)電極が、オン位置において電極(=接触)と導電性エラストマ本体部との 間に必要な押圧力を維持する回路遮断器用の従来のオン・オフ機構に機械的に接 続された場合における、アーク遮蔽設備を可能な限り必要とはしない簡素な回路 遮断装置。 f)上記のe)の点にかかる回路遮断器系統が含まれる場合における溶接の危険 の除去。 g)振動に対する不感性及びはね返りに対する不感性を有するスイッチ・オン 機能。 h)押圧装置によって維持される押圧力が調整されることができかつ既知のや り方で変化させられることができるときには、これによって全く同一の過負荷保 護装置が広げられ評価された電流範囲で使用されることを可能にするといった、 装置の感度の調整の可能性。 i)導電性エラストマ材料が、1mΩcm未満の非常に低い抵抗率を与えられるこ とができることによる、非常に小さい外形寸法。 j)サイリスタ回路での排他的なチョーク設備が回避されることができる。 図面の簡単な説明 本発明は、ここから好ましい実施例を参照しつつ、また添付の図面も参照しつ つさらに詳細に記述されるであろう。 ここにおいて、図1a〜cは、本発明の一部である3つの好ましい実施例の中央 部における断面図であり、この部分は主として導電性エラストマ本体部と電極と を含んでいる。 図2は、その間で半径rの半円柱形の横断面を有する導電性エラストマ本体部 が圧縮された場合における抵抗Rを、2つの電極間の距離dの関数として示して いる。 図3は、電気回路に接続された本発明にかかる電流制限素子の1つの実施例を 示している。 図4は、図3にかかる素子について、短絡が生じた場合における電流の過程を 示している。 図5は、本発明にかかる電流制限素子と、ヒューズ及び回路遮断器MCCBの ような従来の保護装置とに対する∫i2・dt曲線を比較して示している。 図6〜図7は、本発明にかかるエラストマ本体部と、連結された電極と、そし てさらに反発手段の中央部における断面図である。 図8〜図19は、本発明にかかる電流制限素子のさらに進んだ変形例を示して いる。 図20aは、本発明にかかる過電流に対する保護装置の断面図である。 図20bは、電気回路中に接続された、図20aに示された装置を示している 。 図20cは、i(A)とt(ms)との間の関係を示す線図である。 図21aは、図20aに示された装置のやや修正された形態である。 図21bは、図21aに示された装置の側面図である。 図22a及び図22bは、図20a及び図21に示された装置のやや修正され た形態である。 図23は、図22に示された装置の修正された形態である。 図24a及び図24bは、新規な装置のとくに好ましい実施例を示している。 図24cは、R(オーム)とX(m)との間の関係を示す曲線である。 そして、図25a〜図25dは、新規な保護装置のもう1つの実施例における 設備を示している。 図6は、図1bに示された装置と類似の装置にかかる電流制限素子を示してい る。該電流制限素子は、3mmの直径と10mmの長さとを有し例えば80重量%の 銀粉と20重量%のシリコンプラスチックとを含む変形可能な導電性エラストマ 材料でつくられた均質な円柱形の中央部に取り付けられた本体部(10)と、該 本体部(10)にその反対側で接している2つの互いに平行な電極(11,12 )とを含んでいる。図示されている実施例の場合は、エラストマ本体部(10) は、BS903/A26によるショア数が40となっている。電極(11,12 )には0.7mmの厚さを有する折り曲げられ銀メッキされた銅板が含まれている 。該電極は、既知のやり方で電極(11,12)に押圧力を加え、さらに本体部 の当接面(10',10")を夫々の電極に対して約30%の変形度で変形させる ばね装置(14)の助勢でもって、本体部(10)に当接させられている。該装 置の感度又は応答性は、例えばGB第1,519,559号又はGB第1,489, 010号に記述された類の反発装置(13)を含むことによって高められること ができる。また、電極自体が反発方向の電気力学的電流力を高めるように構成さ れてもよい。 このかわりに、反発装置(13)は、早くからU.S.第4,513,270号に 記述されている類の、1つの電極に単独に作用するようにそして磁気力又は電気 力学的電流力の作用の下で互いに離間するように方向づけられた自己活性化式磁 気回路であってもよい。該装置の抵抗は2mΩである。該装置が大きな短絡電流 、好ましくは50Aを超える電流、そしてとくには500Aを超える電流となっ たときには、電流密度が変形された当接面(10',10")内で増加するであろ う。これに伴って、素子の抵抗が100mΩ又はこれを超えるところまで増加す るであろう。これは、低電圧システムにおける短絡電流を制限するのには十分で あり、これを通じて図6中の好ましい装置及び図3中に示された回路の作用が短 絡電流を制限し、図4中に示された電流一時間線図をつくりだす。 図7は、エラストマ本体部(20)が均質な本体部でないことを除けば、図6 及び図1cに示された素子と同様である電流制限素子を示している。かくして、 図 7の実施例における本体部は、エラストマ本体部の変形度が30%又はこれを超 えるところまで増加させられるのを可能にする空隙部(9)を含んでおり、ここ での変形度は該空隙部の大きさに依存する。これは、ショア数が比較的高い材料 例えばショア数が80の材料が用いられることを可能にする。本体部(20)は 、好ましく、結果的に生じる凸状当接面(9')が当接面(9")と物理的に接触 するように変形可能である。 図8は、2つの導電性エラストマ本体部(10a,10b)が、一方が他方の上 に位置するように積み重ねられている本発明の実施例を示しているが、図9の実 施例における導電性エラストマ本体部(10a,10b)は、横に並んで配置され ている。 図10a〜bは、図7にかかる導電性エラストマ本体部(10)が、本体部(1 0)と長手方向に平行に伸びている2つの電極(11,12)の間に配置されて いる、本発明にかかる装置を示している。電極とエラストマ本体部当接面(10 ',10")とに加えられる押圧力は、前記の復元力のある押圧装置の作用を通じ て得られる。 図11は、導電性エラストマ本体部(10)が図10a〜bにかかる2つの電極 (11,12)の間に配置されている、本発明にかかる装置を示している。強磁 性の反発回路(13)が、長手方向に伸びている電極(11,12)とエラスト マ本体部(10)とを取り囲んでおり、そして電流制限素子を通して過電流が流 れたときに電極(11)の反発効果を高める。押圧力は、前記の復元力のある押 圧装置によって電極とエラストマ本体部当接面(10',10")とに加えられる 。 図12は、導電性エラストマ本体部(10)が半円柱形であって導電性の接着 剤により電極(12)にしっかりと取り付けられ又は自由にもたれかかることが できることを除けば、図10a〜bに示された装置と類似の装置を示している。 図13は、2つの導電性エラストマ本体部(10a,10b)が2つの電極(1 1,12)の間に配置され、これらの電極間にさらに電極(11,12)を取り 囲む2つのエラストマ本体部(10c)及び(10d)が夫々配置された、本発明 にかかる装置を示している。押圧力は、前記の既知の押圧装置によって、電極に 、そしてとくに凸状の端面を備えたエラストマ本体部に加えられる。 図14は、夫々電極(11,12)を取り囲んでいるエラストマ本体部(10 c,16a)及び(10e,16b)が、夫々導電性エラストマ材料(10c,10e) 及び電気的絶縁性を有するエラストマ材料(16a,16b)を含んでいる、図1 2及び図9の実施例にかかる本発明のさらに進んだ実施例を示している。各エラ ストマ本体部(10c,16a)及び(10e,16b)は、2部成形で好ましく成形 され、もってエラストマ本体部が互いに結合され、そして電極が電気的に絶縁さ れている。電極への電気的な接続は図中には示されていない。 図15は、2つの電気的絶縁性を有するポリエチレン本体部(15a,15b) が導電性エラストマ本体部(10)と平行に配置された、図6及び図7に関連し た本発明にかかる装置を示している。該装置が、電極(11,12)に作用する 力Fで示されているように押圧されたときには、本体部(10)は変形させられ 、そしてさらに電気的絶縁性を有する本体部の境界面(15a')及び(15b') に対してもたれかかる。このようにして、短絡が生じたときのフラッシュオーバ を防止する電気的絶縁が得られ、このとき他の場合には普通の問題である導電性 エラストマ本体部の外部への流出が生じない。 図16は、導電性エラストマ本体部(10)が、前述の図にかかるいくつかの 一体化されたエラストマ本体部を含みつつ、いくつかの凸状の変形可能な当接面 (10'a,10b',10c',10d')を含む、本発明にかかる装置を示している。 エラストマ本体部(10)は密でありかつ均質である。 図17は、前述の図にかかるいくつかの一体化されたエラストマ本体部を含み つつ、導電性エラストマ本体部(10)が「スプライン配列」中に凸状の変形可 能な当接面を有する、本発明にかかる装置を示している。 エラストマ本体部(10)はこのように密であり、そしていくつかの凸状面は 、例えば押圧装置(14)の助勢でもって押圧力を増加させることにより活性化 されることができる。 図18a〜bは、凸状の変形可能な当接面(20a',20b')を有する2つの導 電性エラストマ本体部(20a,20b)と、2つの電極(11,12)とが含ま れる、本発明にかかる装置を示している。電極は、その当接面(20a',20b' )が互いに 物理的に当接する同心の導電性エラストマ本体部(20a,20b)によって取り 囲まれている。当接面(20a',20b')は、押圧装置(14)によって加えら れる押圧力によって変形させられる。電極(11,12)には、夫々電気的な接 続手段(31)及び(32)が設けられている。 図19は、導電性エラストマ本体部(10a1,10a2,10a3,10a4 )が、導電性エラストマ本体部(10b1,10b2,10b3,10b4)の凸 状境界面に対して垂直な方向に向けられた凸状境界面を有する、本発明にかかる 装置を示している。該装置は、電流を導くための2つの電極(11,12)を含 んでおり、押圧装置は当接面(10a1…10b1…)を変形させるようにその 上の電極に押圧力を加える。 本発明はここに示された実施例に限定されるものではなく、そしてより多くの 変形例が以下の請求項の技術範囲内において存在しうるということが理解される であろう。例えば、図8にかかる互いに積み重ねられた導電性エラストマ本体部 の数を、図示されているものよりもかなり多くしてもよい。 図20aは、その内部で2つのポリマベースのサーミスタ15a及び15bが エラストマ本体部10と並列接続されている装置を示している。固定抵抗器16 a、16bも含まれている。図20bは、破線17が、保護装置全体、すなわち エラストマ本体部、電極、抵抗器及びサーミスタを記号化して示している回路図 である。 本発明にかかる装置の構成要素10、15及び16の適切な相互の寸法調整に より、ポリマベースのサーミスタ15は、短絡時における「エネルギ吸収部材( energy absorber)」として機能するであろう。これは、エラストマ本体部10 の過負荷を防止する。固定抵抗器16は、この後、サーミスタ15がみつからな いときよりもはるかに大きくなることが許容される。これは、次のエネルギ考察 から理解されるであろう(図20c参照)。 電流がi1に達したときの磁気エネルギは、w1=L*i1**2/2である。 電流がi2に達したときの磁気エネルギは、w2=L*i2**2/2である。 電流がi3に達したときの磁気エネルギは、w3=L*i3**2/2である。 低抵抗状態から高抵抗状態への過渡期にエラストマ本体部10によって吸収さ れるエネルギは、w1〜2−w1−w2である。ポリマベースのサーミスタは整流段階 の期間は低抵抗であることが許容されうるので、w1〜2は、<<w1−w3=w1〜3と なるであろう。ここで、w1〜3は、ポリマベースのサーミスタが存在しないとき にエラストマ本体部10によって吸収されるエネルギである。図20にかかる電 流制限素子は、上位及び下位の短絡保護装置を含む回路に容易に適応させられる 。すなわち、この中で、全選択が、例えば低電圧領域内での分布系中で容易に達 成されることができる。図20に示された実施例はまた、エラストマ本体部10 が一層薄くなることを可能にする。すなわち、電極11と12との間の距離が短 くなることを可能にする。この事実は、図21に示された実施例に利用されてい る。 図21は、エラストマ本体部10が図20の実施例の場合よりもはるかに薄く なっている、図20にかかる装置を示している。これはエラストマ本体部10か ら電極への熱移動を改善し、同時に薄いエラストマ本体部に起因して力の生成が 低減される。これは、電流制限素子の定格電流の増加が許容されることができる ということを意味する。図21bは、電流制限素子の側面図である。電極12は 、12'、12''、12'''、12''''が付されたいくつかの電極に「分割(spli t up)」されている。これは、基本的には断熱状態が支配的であるので、電流 制限素子が短絡時に一層受け入れやすくなるといった結果を招く。電流制限素子 のこの受け入れやすさないしは感度は、電流の置換が起こる表面31、及び図2 1中の電流30によって示された「バルブ作用(valve action)」によって強 められる。 図22aは、自動ヒューズ例えば(MCB)中に見出される、固定抵抗器15 が2つの励磁コイル又は既知の撃針(firing pin)装置を含んでいる、図20 〜21にかかる装置を示している。撃針装置ないしは励磁コイルは、図22bに かかる機構を経由して接触システム(50)を直接的に(40)又は間接的に( 41)活性化させ、その結果回路は遮断されるであろう。 図23は、図22にかかる装置を示している。図22の実施例とは異なり、励 磁コイル/撃針装置は、少なくとも1つの電極(11、12)に作用を及ぼす。 これは、図23中では矢印(45)によって記号化されている。電極は、これと ともに、短絡時に互いに置換される。エラストマ本体部は、これとともに「訓練 され(exercised)」、これは例えば、低抵抗状態への復帰時間に関して有利で あることが見出されている。自然に、コイルのあるターン(turn)は、エラスト マ本体部に直列接続され、これによりエラストマ本体部10の応答性が高まる( 図23bの(45’)及び(45”参照))。 図24(a〜c)は、該装置内のポリマベースのサーミスタ(15a、15b )のとくに好ましい実施例を示している。横断面積dAの微小要素の抵抗は、図 24c中の曲線によって示されているように変化する。短絡の場合は、エラスト マ本体部(10)に隣り合うゾーン中のポリマ材料は、最初に低抵抗状態から高 抵抗状態に至る。もし、該回路が事前に遮断されていなければ、このプロセスは 、全部のサーミスタ(15)が「スルートリップ(through tripped)」される まで続く。これは、電流の穏やかな整流(図20a−c参照)及びサーミスタの エネルギ吸収の改善を生じさせる。図25a〜dは、内部励磁装置(13)が螺 旋状配置の電極(11及び12)によって成り立っている、本発明の実施例を示 している。この場合、短絡電流が電極を流通したときに、反発力Frが電極(1 1)と(12)との間に生じる。これらの反発力は、電極を互いに引き離す方向 に作用し、これは過電流保護装置の感度を一層高めるといった結果を招く。カス ケード結合された要素の感度あるいは応答性は、図25c〜dに示されているよ うに、分離接続装置19a及び19bによって変化させることができる。直列接 続の場合の反発力Fsは、全電流が同一である場合において並列結合により得ら れる反発力Fpよりもおよそ4倍の大きさとなるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エラストマ材料が含まれる少なくとも1つの導電性本体部(10)と、 上記本体部を通して回路電流を供給するように設定され、そしてその各々が対 応する位置で直接的に又は中間部の媒体を介してのいずれかで本体部(10)と 当接し、当接力が押圧装置(14)の媒介で得られるようになっている2つの電 極(11、12)とを含む、電気回路内の過電流に対する保護を行うための保護 装置であって、 上記本体部(10)がエラストマ材料を含み、 押圧されていない状態における少なくとも1つの電極/中間部及び/又は上記 本体部(10)が、押圧されたときに各当接位置で押圧装置によって曲げられし かし変形させられ、これにより当接表面が過電流の通過に伴って減少し、ここに おいて、上記変形に関して、電極/中間部もまたエラストマ材料を含み、 そして、該装置もまた、上記エラストマ本体部(10)と並列接続された抵抗 器(15a、15b、16a、16b)及び/又はコンデンサを含むことを特徴 とする保護装置。 2.該保護装置に含まれるエラストマ本体部が、20〜80の間のショア数を 有していることを特徴とする、請求項1にかかる保護装置。 3.抵抗器がポリマベースのサーミスタ(15)であることを特徴とする、請 求項1又は請求項2のいずれか1つにかかる保護装置。 4.サーミスタが増加する抵抗特性(18)を有していることを特徴とする、 請求項3にかかる保護装置。 5.押圧装置(14)が復原力を有するものであり、そして該押圧装置によっ てかけられる当接力が好ましく調整可能であることを特徴とする、請求項1〜請 求項4のいずれか1つにかかる保護装置。 6.少なくとも1つの抵抗器(16)が、少なくとも接触装置(50)活性化 のための1つのコイル(16’、16”)及び/又は1つの電極(11、12) を含む励磁装置であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1つに かかる保護装置。 7.押圧装置(14)が、それぞれオン及びオフの2つの機械的に安定した平 衡状態を有するばね機構を含み、 そして、少なくとも1つの電極(11a)が、電極(11及び12)間でのガ ルバニ分離のためのばね機構(14)と機械的に密着していることを特徴とする 、請求項1〜請求項6のいずれか1つにかかる保護装置。 8.電極(11、12)が、短絡電流の影響下で互いに反発するように構成さ れていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか1つにかかる保護装 置。 9.電極(11、12)に、上記電極間の反発力を増幅するように機能する強 磁性回路(13)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項8のい ずれか1つにかかる保護装置。 10.少なくとも1つの電極(11、12)が、少なくとも1つのものがエラ ストマ本体部の全体の境界面(32)の限定された一部表面(31)を覆ういく つかの電極(12’、12''、12'''、12'''')に分割されていることを特 徴とする、請求項1〜請求項9のいずれか1つにかかる保護装置。 11.エラストマ本体部(20a、20b)が電極(11、12)の上方で伸 縮可能であることを特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれか1つにかかる 保護装置。 12.押圧装置(14)が、本体部が均質であるときには、該本体部(10) を少なくとも5%、好ましくは5〜40%まで圧縮するように機能することを特 徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか1つにかかる保護装置。 13.エラストマ本体部(20)が空隙部(9)を含むことを特徴とする、請 求項1〜請求項12のいずれか1つにかかる保護装置。
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