JPH08505179A - 強化ポリエステル組成物 - Google Patents

強化ポリエステル組成物

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JPH08505179A
JPH08505179A JP6515660A JP51566094A JPH08505179A JP H08505179 A JPH08505179 A JP H08505179A JP 6515660 A JP6515660 A JP 6515660A JP 51566094 A JP51566094 A JP 51566094A JP H08505179 A JPH08505179 A JP H08505179A
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モデイツク,マイケル・ジヨン
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シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
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Abstract

(57)【要約】 星型改質・水素化共役ジエンポリマー10重量%〜40重量%および熱可塑性ポリエステル60重量%〜90重量%を含む強化ポリエステル組成物。改質ポリマーには、グリシジルアクリレートまたはグリシジルメタクリレートのようなα,β−エチレン性不飽和エポキシ含有化合物の有効量がグラフトされており、−20℃においてASTM D−256で測定して少なくとも5.3J/cm(10.0ft−lb/in)のアイゾッド衝撃強さを有する延性組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 強化ボリエステル組成物 本発明は、ポリエステルと官能化エラストマーとを含む強化ポリエステル組成 物に関する。 ポリエステルは優れた機械特性を持っているが低温において比較的脆い。米国 特許第4,657,971号明細書はスチレンと共役ジエンとの改質・水素化ブ ロックコポリマーをポリエステルを含むポリマーブレンドの耐衝撃性改良剤とし て使用することを開示している。ブロックコポリマーをいろいろな酸基または酸 基の誘導体で改質し得る。 ポリエステルと改質エラストマーとのブレンドが優れた室温特性を有すること は欧州特許出願番号第211,467号明細書に示されている。しかしながら、 この特許出願明細書に記載されているブレンドは−20℃において特に良好な衝 撃強さを示さないので、これらのブレンドを極低温に暴露され得る自動車および その他のものに使用することはできない。 驚くべきことに、ポリエステルに星型構造、(存在するので あれば)低ポリスチレン含量およびグラフト化エポキシ基を有する水素化共役ジ エンを含む改質エラストマーをブレンドするとポリエステルの低温衝撃強さが顕 著にかつ予想外に改善されることが今や判明した。本発明のブレンドは60%〜 90%のポリエステルを含み、−20℃において延性破壊を示す。 したがって本発明は、−20℃においてASTM−D256で測定して少なく とも5.3J/cmのアイゾッド衝撃強さを有する強化ポリエステル組成物であ って、 (a)星型構造および10%未満、好ましくは2%未満の残留エチレン性不飽和 を有する水素化共役ジエンポリマー10〜40重量%、および (b)ポリエステル90〜60重量% を含み、水素化共役ジエンポリマーが、α,β−エチレン性不飽和と少なくとも 1つのエポキシ基とを含むグラフト化化合物の有効量でグラフトされている組成 物に関する。 本発明の強化ポリエステル組成物に使用し得るポリエステルは熱可塑性ポリエ ステルであり、欧州特許出願第0,211,467号明細書に記載されているポ リエステルを含む。したがって、特定の例はポリカプロラクトン、ポリピバ ロラクトン、セルロース系誘導体およびポリアルキレンテレフタレートであり、 ポリアルキレンテレフタレートが好ましい種類のポリエステルである。特に好ま しいのはポリブチレンテレフタレート(PBT)ポリエステルである。これらの PBTポリエステルは一般式 [式中、nはエンジニアリングサーモプラスチックポリマーとなるのに十分な値 であり、Xは1つ以上のフェニレンまたは置換フェニレン基を含む]を有する。 Xが非置換p−フェニレンであるのが好ましい。PBTの数平均分子量は典型的 には15,000〜50,000、好ましくは25,000〜50,000であ る。 PBTの製造は良く知られており、市販のPBTを実施例において使用する。 従来の方法は1,4−ブタンジオールとテレフタル酸またはジメチルテレフタレ ートとの縮合反応である。PBTを製造する適当な方法は英国特許第1,305 ,130号明細書に記載されている。 PBTは例えばGeneral Electric(VALOX熱可塑性ポリ エステル)およびHoechst−Celanese(CELANEXポリエス テル)から市販されている。VALOXおよびCELANEXは商標である。 改質共役ジエンポリマーは、星型構造を有する水素化共役ジエンポリマーをα ,β−エチレン性不飽和と少なくとも1つのエポキシ基とを有するグラフト化化 合物でフリーラジカルグラフトさせて製造する。グラフト化化合物はグリシジル アクリレートまたはグリシジルメタクリレートであるのが好ましく、グリシジル アクリレートが最も好ましい。 本発明の組成物に有用な星型構造・水素化共役ジエンポリマーは、水素化の前 に、少くとも95重量%の共役ジエンを含有しているのが適当である。適当なポ リマーには一般式 (A−B)n(B)mX [式中、Aは15,000未満のピーク分子量を有するポリスチレンのブロック であり、Bは15,000〜50,000の範囲のピーク分子量を有する水素化 共役ジエンのポリマーブロックであり、Xはジビニルベンゼンのブロックであり かつnおよびmは0以上の整数であって、nおよびmの合計は少くとも 10である]の選択的に水素化された共役ジエンブロックコポリマーが含まれる 。nが0に等しくかつmが少くとも10であるのが最も好ましい。 ビス不飽和カップリング剤のジビニルベンゼンのブロックは一般にポリマーの 2重量%未満を占める。スチレンブロックが存在すればベースポリマーが取り扱 いやすくなるが、耐衝撃性を高めない。ポリスチレン含量が高いと、ブレンドの 衝撃強さは低くなる。 好ましい共役ジエンブロックは水素化ポリブタジエンまたは水素化ポリイソプ レンである。水素化ポリブタジエンまたはポリイソプレンブロックは残留不飽和 を2%未満しか含まないのが好ましい。水素化はいかなる公知の技術ででも行い 得、例えば米国特許第27,145号明細書に開示されている方法で行い得る。 ビス不飽和カップリング剤のジビニルベンゼンは共役ジエンのリビングポリマ ーの重合の後に加えるのが好ましい。ゲル浸透クロマトグラフィーと光散乱検出 器とを組み合わせて測定して、1分子につき平均で少くとも10本のポリマーア ームとするために、ジビニルベンゼン対リビングポリマーの割合が 3:1であるのが好ましい。 グリシジルアクリレートまたはグリシジルメタクリレートのようなエポキシグ ラフト化化合物をベースブロックコポリマーにブロックコポリマーの1.0重量 %〜10重量%、好ましくは1.5重量%〜5重量%の範囲の量でグラフトさせ る。低い官能価レベルはポリエステルの低温強度を改善するために効果的でない 。 ベースブロックコポリマーは、米国特許第5,066,726号、同第4,0 33,888号、同第4,077,893号、同第4,670,173号、同第 4,427,828号、同第4,578,429号および同第4,628,07 2号明細書に記載されているような公知の方法を使用して官能化し得る。 本発明で製造した組成物は、ポリエステル組成物に有用であると当業界で知ら れている他の成分を含んでも良い。これらの他の成分には例えば、充填剤、顔料 、酸化防止剤、安定剤、プロセスオイル、増量剤および離型剤が含まれる。 本発明のポリエステル組成物は以下の実施例に示したように−20℃において 少くとも5.3J/cm(10ft−lb/in)という改善された衝撃強さを 有しかつ試験の間に延性破 壊を示す。 実施例 ポリエステル組成物を、VALOX 310ポリエステル(32,500の数 平均分子量を有する市販のポリブチレンテレフタレート(PBT)ポリエステル )と、グリシジルアクリレートまたは比較のためにマレイン酸無水物をグラフト した数種のイソプレンおよびブタジエンポリマーとをブレンドして製造した。実施例1 星型水素化イソプレンブロックコポリマーを、従来通りに35,000のピー ク分子量を有するイソプレンのリビングポリマーアームを重合させ、アームをジ ビニルベンゼンでカップリングさせ、重合したイソプレンを水素化させることに より製造した。星型ポリマーの残留不飽和は元の脂肪族不飽和の2%未満まで減 少していた。 星型ブロックコポリマーを、真空脱蔵装置に接続した25mmのBersto rff同方向回転二軸スクリュー押出機にかけた。押出機の供給口に加える前に 、ポリマーをグリシジルアクリレート3.0重量%および過酸化物(Luper ox 101)0.2重量%と混合した。押出機の溶融温度は223℃であり、押出機 のスクリュー速度は300RPM(回転数/分)であった。 分析用のポリマーを製造するために、改質ブロックコポリマーをテトラヒドロ フラン中に溶解し、イソプロパノール中に凝固させた後、水で洗浄した。改質ポ リマーサンプルの結合グリシジルアクリレート含量を分析した。改質星型ポリマ ーはグリシジルアクリレートを2.4重量%含有することが判明した。 25mmのBerstorff同方向回転二軸スクリュー押出機にPBTポリ エステル(VALOX 310ポリエステル)を詰め込んで、改質ブロックコポ リマーを20重量%でブレンドした。押出機のスクリュー速度は300RPMで あり、ブレンドの溶融温度は約295℃に達した。得られたブレンドのペレット を0.59ton/g(25ton/oz.)のArburg射出成型機で射出 成型して試験標本とした。ブレンドの各々の室温(RT)および低温における衝 撃強さ(ASTMD−256)並びに曲げ弾性率(ASTM D−790)を試 験した。表1に本発明の実施例1と以下の比較例との比較の試験結果を示す。 *7.5J/cm(14.0ft−lb/in)より大きい衝撃強さを有する 全てのサンプルは延性破壊を示した。比較例1 実施例1の星型水素化イソプレンベースポリマーに2つの注入口および真空脱 蔵装置を具備した2″WEI反対方向回転二軸スクリュー押出機中でマレイン酸 無水物をグラフトさせた。第1注入口にマレイン酸無水物(ポリマー供給率を基 にして2.5重量%)を加えた。第2注入口を介して、鉱油と2,5−ジメチル −2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(Luperox 101、ポ リマー供給率を基にして0.25重量%)との50/50混合物を加えた。ポリ マーの溶融温度は280℃に達し、押出機のスクリュー速度は200 RPMであった。 分析用のポリマーを製造するために、改質ブロックコポリマーをテトラヒドロ フラン中に溶解し、イソプロパノール中に凝固させた後、水で洗浄した。改質ポ リマーサンプルの結合マレイン酸無水物含量を分析した。星型ポリマーは2.0 重量%のマレイン酸無水物を含有することが判明した。 実施例1のPBTポリエステルを33mmのWerner−Pfleider er二軸スクリュー押出機に詰め込んで、改質ブロックコポリマーを20重量% でブレンドした。押出機のスクリュー速度は300RPMであり、いろいろなブ レンドの溶融温度は305〜312℃に達した。得られたブレンドのペレットを 、0.59ton/g(25ton/1.5oz.)のArburg射出成型機 で射出成型して試験標本とした。ブレンドの各々の室温(RT)および低温にお ける衝撃強さ(ASTM D−256)ならびに曲げ弾性率(ASTM D−7 90)を試験した。表1に比較例1と本発明の実施例1との比較の試験結果を示 す。比較例2 スチレン−ブタジエン−スチレン(S−B−S)70重量% とスチレン−ブタジエン(S−EB)30重量%とを有する線状ブロックコポリ マーを、ピーク分子量5,300を有するスチレンのブロックとピーク分子量3 6,500を有するブタジエンのブロックとを重合させ、リビングポリマーの7 0%をメチルベンゾエートでカップリングさせ、重合したブタジエンを水素化す ることにより従来通りに製造した。ポリマーの残留不飽和は元の脂肪族不飽和の 2%未満まで減少していた。 線状ブロックコポリマーを真空脱蔵装置に接続した25mmのBerstor ff同方向回転二軸スクリュー押出機にかけた。押出機の供給口に加える前に、 ポリマーをグリシジルアクリレート3.0重量%および過酸化物Luperox 101 0.2重量%と混合した。押出機の溶融温度は232℃であり、押出 機のスクリュー速度は300RPMであった。改質ポリマーはグリシジルアクリ レート2.4w%を含んでいることが判明した。 実施例1のPBTポリェステルを25mmのBerstorff同方向回転二 軸スクリュー押出機に詰め込んで、改質ブロックコポリマーを20重量%でブレ ンドした。押出機のスクリュー速度は300RPMであり、ブレンドの溶融温度 は292 ℃に達した。得られたブレンドのペレットを0.59ton/g(25ton/ 1.5oz.)Arburg射出成型機で射出成型して試験標本とした。ブレン ドの各々の室温(RT)および低温での衝撃強さ(ASTM D−256)なら びに曲げ弾性率(ASTM D−790)を試験した。表1に比較例2と本発明 の実施例1との比較の試験結果を示す。比較例3 ブタジエン−スチレン(S−B−S)構造を有する線状ブロックコポリマーを 、ピーク分子量7,500を有するスチレンのブロック、ピーク分子量35,0 00を有するブタジエンのブロックおよびピーク分子量7,500を有するスチ レンのブロックを重合させた後、重合したブタジエンを水素化することにより従 来通りに製造した。ポリマーの残留不飽和は元の脂肪族不飽和の2%未満まで減 少していた。 線状ブロックコポリマーを真空脱蔵機に接続した25mmのBerstorf f同方向回転二軸スクリュー押出機にかけた。押出機の供給口に加える前に、ポ リマーをグリシジルアクリレート3.0重量%および過酸化物Luperox 101 0.2重量%と混合した。押出機の溶融温度は241℃であり、 押出機のスクリュー速度は300RPMであった。改質ポリマーはグリシジルア クリレート2.2w%を含むことが判明した。 実施例1のPBTポリエステルを25mmのBerstorff同方向回転二 軸スクリュー押出機に詰め込んで、改質ブロックコポリマーを20重量%でブレ ンドした。押出機のスクリュー速度は300RPMであり、ブレンドの溶融温度 は298℃に達した。得られたブレンドのペレットを0.59ton/g(25 ton/1.5oz.)Arburg射出成型機で射出成型して試験標本とした 。ブレンドの各々の室温(RT)および低温での衝撃強さ(ASTM D−25 6)ならびに曲げ弾性率(ASTM D−790)を試験した。表1に比較例3 と本発明の実施例1との比較の試験結果を示す。 表1の結果からエポキシ含有化合物(実施例1)をグラフトした星型ポリマー によりPBTを強化すると、マレイン化星型ポリマー(比較例1)またはグリシ ジルアクリレートを含有する線状ブロックコポリマー(比較例2および3)に較 べて低温衝撃強さが改善されることが示された。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月3日 【補正内容】 本発明の強化ポリエステル組成物に使用し得るポリエステルは熱可塑性ポリエ ステルであり、欧州特許出願第0,211,467号明細書に記載されているポ リエステルを含む。したがって、特定の例はポリカプロラクトン、ポリピバロラ クトン、セルロースエステルおよびポリアルキレンテレフタレートであり、ポリ アルキレンテレフタレートが好ましい種類のポリエステルである。特に好ましい のはポリブチレンテレフタレート(PBT)ポリエステルである。これらのPB Tポリエステルは一般式 [式中、nはエンジニアリングサーモプラスチックポリマーとなるのに十分な値 であり、Xは1つ以上のフェニレンまたは置換フェニレン基を含む]を有する。 Xが非置換p−フェニレンであるのが好ましい。PBTの数平均分子量は典型的 には15,000〜50,000、好ましくは25,000〜50,000であ る。 PBTの製造は良く知られており、市販のPBTを実施例に おいて使用する。従来の方法は1,4−ブタンジオールとテレフタル酸またはジ メチルテレフタレートとの縮合反応である。PBTを製造する適当な方法は英国 特許第1,305,130号明細書に記載されている。 PBTは例えばGeneral Electric(VALOX熱可塑性ポリ エステル)およびHoechst−Celanese(CELANEXポリエス テル)から市販されている。VALOXおよびCELANEXは商標である。 改質共役ジエンポリマーは、星型構造を有する水素化共役ジエンポリマーをα ,β−エチレン性不飽和と少なくとも1つのエポキシ基とを有するグラフト化化 合物でフリーラジカルグラフトさせて製造する。グラフト化化合物はグリシジル アクリレートまたはグリシジルメタクリレートであるのが好ましく、グリシジル アクリレートが最も好ましい。 本発明の組成物に有用な星型構造・水素化共役ジエンポリマーは、水素化の前 に、少くとも95重量%の共役ジエンを含有しているのが適当である。適当なポ リマーには一般式 (A−B)n(B)mX [式中、Aは15,000未満のピーク分子量を有するポリス チレンのブロックであり、Bは15,000〜50,000の範囲のピーク分子 量を有する水素化共役ジエンのポリマーブロックであり、Xはジビニルベンゼン のブロックでありかつnおよびmは0以上の整数であって、nおよびmの合計は 少くとも10である]の選択的に水素化された共役ジエンブロックコポリマーが 含まれる。nが0に等しくかつmが少くとも10であるのが最も好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI //(C08L 67/02 55:04)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. −20℃においてASTM−D256で測定して少なくとも5.3J/c m(10ft−lb/in)のアイゾッド衝撃強さを有する強化ポリエステル組 成物であって、 (a)星型構造および10%未満の残留エチレン性不飽和を有する水素化共役ジ エンポリマー10〜40重量%、および (b)ポリエステル90〜60重量% を含み、水素化共役ジエンポリマーが、α,β−エチレン性不飽和と少なくとも 1つのエポキシ基とを有するグラフト化化合物の有効量をグラフトすることによ り改質されている組成物。 2. 水素化共役ジエンポリマーが2%未満しか残留エチレン性不飽和を含まな い請求項1に記載の組成物。 3. 水素化共役ジエンポリマーが水素化の前に少なくとも95重量%の共役ジ エンを含有する請求項1または2に記載の組成物。 4. 水素化共役ジエンポリマーが一般式 (A−B)n (B)mX [式中、Aは15,000未満のピーク分子量を有するポリス チレンのブロックであり、Bは15,000〜50,000の範囲のピーク分子 量を有する水素化共役ジエンのポリマーブロックであり、Xはジビニルベンゼン のブロックでありかつnおよびmは0以上の整数であり、nとmとの合計は少な くとも10である]のブロックコポリマーである請求項1〜3のいずれか1項に 記載の組成物。 5. Bが水素化ポリイソプレンのブロックであり、nは0に等しくかつmは少 なくとも10である請求項4に記載の組成物。 6. ポリエステルがポリブチレンテレフタレートエステルである請求項1〜5 のいずれか1項に記載の組成物。 7. グラフト化化合物がグリシジルアクリレートおよびグリシジルメタクリレ ートから選択される請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。 8. グラフト化化合物が水素化共役ジエン中に1.5〜5重量%の量で存在す る請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
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