JPH08505038A - 線形動電機およびその製造、使用方法 - Google Patents

線形動電機およびその製造、使用方法

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JPH08505038A JP6515446A JP51544694A JPH08505038A JP H08505038 A JPH08505038 A JP H08505038A JP 6515446 A JP6515446 A JP 6515446A JP 51544694 A JP51544694 A JP 51544694A JP H08505038 A JPH08505038 A JP H08505038A
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Abstract

(57)【要約】 線形動電機(10)は、原動機構(12)および固定子機構(14)を有する。固定子機構(14)は、ラミネーション(30〜45)をもつ内固定子および閉ループ磁束通路を限定するラミネーション(60〜75)をもつ外固定子を有する。固定子機構(14)の外側部分に設置された磁石(95)は、束通路内を延びる定束を生成する。内外固定子は、ギャップを形成する少なくとも一対の整合的に間隔を開けて配置された磁極(50、80)を形成する。原動機構(12)上に設置されたスラグ群(24)は、ギャップの内外へと移動してギャップ内の磁束と電動的に相互作用する。線形動電機(10)は、束ギャップを限定する少なくとも一対の細長い固定子極(50、80)およびギャップの内外へ移動する原動機構(12)上に設置されたスラグ群(24、26)と電動的に相互作用する固定子機構(14)上に配置された磁石(283A〜288A)をもつ固定子機構(14)を有する。固定子極(30〜33)上に配置される細長いコイル(50〜53)は、個別に巻かれた後、それぞれの極に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 線形動電機およびその製造、使用方法 技術分野 本発明は、一般に動電機およびその使用方法に関する。明確に言えば、本発明 は単極永久磁石による線形動電交流機およびその効果的かつ有効な使用方法に関 する。 本発明は更に、一般に改善された動電機およびその使用方法と構成方法に関す る。特に、線形動電機およびその価格的に効果的かつ有効な構成方法に関する。 背景技術 電流を発生する動電機には、あらゆるタイプのものがある。その例としては、 U.S.P.2,842,688;3,022,450;3,103,603;3,136,934;3,247,406;3,259,769 ;3,292,065;3,323,793;3,351,850;3,366,809; 3,422,292;3,441,819;3,5 00,079;3,542,495;3,816,776;3,891,874;4,198,743;4,210,831;4,395,649 ;4,445,798;4,454,426;4,542,311;4,546,277;4,602,174;4,623,808;4,64 2,547;4,697,113;4,924,675;4,937,481;4,945,269および5,136,194を参照さ れたい。 前述の特許文献に開示されているように、線形発電機または交流機の形をとる 動電機は、通常、磁界を生成するための予め決められた数の磁極を有する固定子 およびその極に対して線形に往復動する原動機を含む。磁界は通常、電磁石また は永久磁石により生成される。原動機 が動くにつれて、電流は通常、固定子巻線に誘導される。 このような線形発電機および交流機は、いくつかの応用には適しているのだが 、必要なくかつ望ましくない熱および電力の損失のため、相対的には非効果的で ある。例えば、永久磁石が原動機に用いられると、磁石により発生した熱が放射 状に機械の巻線内へ放出される。すると、発熱性およびそれに付随する損失のた めに操作の有効性がかなり引き下げられる。 従って、損失熱を減少させ、操作において大変有効的な新しく改善された動電 機が非常に望まれる。 従来技術の機械には更に、原動機の固定子極に関連した振動による運動エネル ギーの損失の問題が伴う。例えば、従来周知の原動機に配置された巻線および永 久磁石は重く、望ましくない。故に、原動機を往復動させるエネルギーは原動機 自体の過度な重量のために浪費されることになる。 従って、機械の原動機の往復動で必要なエネルギー量を大幅に引き下げる新し く改善された電動機が大変望まれる。 そのような機械は、操作において非常に効果的かつ有効的でなければならない 。また、製造面においても相対的に安価でなければならない。 また、機械の単位重量毎の推力を増大することも大変有益である。増大した電 力密度により、装置の応用範囲が広がる。そのように改善された機械は例えば、 コンパ クトな構成が必要とされ、重量が要因であるような応用に利用することができる 。これはリニアモータおよび交流機だけでなく、車両のドアロック・アクチュエ ータ等のバイブレータおよびアクチュエータにも適用できる。また制限された空 間においても、冷蔵庫圧縮器のためのリニアモータおよびバイブレータを含むコ ンパクトな適用を行うことができる。 従って、製造面で比較的安価な新しく改善された線形動電機およびその作成方 法と使用方法は、非常に要望される。そして、ウェイトレーショに対して高推力 を有することにより、機械は広い適用範囲で使用でき、大変有効的である。 発明の開示 従って、本発明は、新しく改善された線形動電機およびその使用方法を提供し 、それにより損失を大幅に減少して操作上の有効性を可能にすることを主な目的 とする。 本発明のもう一つの目的は、操作上非常に有効的で、かつ製造面で比較的安価 な新しく改善された動電機を提供することである。 簡単に言えば、操作上非常に有効的な線形動電機を提供することにより、上述 およびそれ以上の目的が実現されるのである。 線形動電機は、原動機構および固定子機構を有する。 固定子機構は、閉ループ磁束通路を限定する内固定子および外固定子を有する。 固定子機構の外側部分に設置さ れた磁石は、磁束通路内を延びる定束を生成する。内固定子および外固定子は、 ギャップを形成する少なくとも一対の整合的に間隔配置された磁極を形成する。 原動機構上に設置されたスラグ群は、ギャップ内およびギャップ外へ移動して、 ギャップ内の磁束と電動的に相互作用する。 このように、本発明によれば、外固定子機構に配置された磁石が熱放散を容易 にする。原動機上のスラグは、通常軽量であり、より有効的な操作を提供するこ とに貢献している。 本発明の一つの形態では、固定子機構および原動機構は平坦で、一般に長四角 形である。固定子機構は、複数の外磁極面部材を有する複数の軸状ラミネーショ ンからなる。外磁極面部材は、対応する一組の内磁極面部材とは間隔を開けて反 対側に配置されており、そこに原動機構を受け取るための間隔を限定する。 従って、本発明は、製造面で比較的安価でウェイトレーショに対して高推力を もつ、新しく改善された線形動電機およびその作成方法と使用方法を提供するこ とを主な目的とする。 本発明のもう一つの目的は、技術において明確に定義された製造技術を利用し て構成される新しく改善された動電機を提供し、それにより製造をより簡単で相 対的に安価にすることである。 本発明のまた別の目的は、比較的小型で頑丈に構成さ れた新しく改善された動電機を提供することである。 簡単に言えば、操作上非常に有効的で、製造面で相対的に安価な線形動電機を 提供することにより、上述およびそれ以上の目的が実現されるのである。 線形動電機は、束ギャップを限定する少なくとも一対の細長い固定子極および ギャップの内外へ移動するために原動機構上に取り付けられたスラグ群と電動的 に相互作用すべく極に配置された磁石を有する固定子機構を含む。細長いコイル は固定子極に配置され、これらのコイルは別個に巻かれた後、それぞれの極に取 り付けられる。 このように本発明によれば、コイルおよび磁石は固定子極に配置されて熱放散 を容易にする。また、短めの固定子極上に集結された銅も単位重量毎の推力率を 増大させるのに役立つ。 本発明の一つの形態では、固定子機構は、磁石を収容してギャップの磁束密度 を増大させる角スロットを有する複数の放射状ラミネーションからなる。 図面の簡単な説明 以下の本発明の実施例についての説明を図面と共に参照することにより、上述 およびその他の本発明の目的、特徴およびその達成方法が明らかになり、また発 明自体もよく理解される。 図1は本発明により構成された線形動電機を部分的に切断した絵画図である。 図1Aは本発明により構成された線形動電機の分解絵 画図である。 図2は2−2線上で実質的に捉えた、図1の機械の直径断面の立面図である。 図2Aは図1Aの機械が組み立てられた場合の表面図である。 図2AAは図2の原動機のスラグ部の断片的断面の拡大立面図である。 図3は図1の機械の正面立面図である。 図3Aは3A−3A線上で実質的に捉えた、図2Aの機械の断面図である。 図4は左ストローク位置にある原動機を示す、図1の機械の断片的横断面の拡 大概略図である。 図4Aは本発明により構成された他の線形動電機の分解絵画図である。 図5は図4と同様、図1の機械の概略図であるが、原動機は中間または中央ス トローク位置にある。 図5Aは図4Aの機械が組み立てられた場合の断片的表面図である。 図6は図4と同様、図1の機械の概略図であるが、原動機は右ストローク位置 にある。 図6Aは6A−6A線上で実質的に捉えた、図5Aの機械の断面図である。 図7は図1の機械の断片的横断面の拡大概略図である。 図7Aは本発明により構成された他の線形動電機の分解絵画図である。 図7AAは図1の機械の磁化曲線である。 図8は本発明により構成された、他の線形動電機を部分的に切断した絵画図で ある。 図8Aは図7Aの動電機が組み立てられた場合の表面図である。 図9は9−9線上で実質的に捉えた、図8の機械の断面立面図である。 図9Aは9A−9A線上で実質的に捉えた、図8Aの機械の断面図である。 図9AA−CAは図1Aの機械の原動機位置に関連した極毎の永久磁石の固定 子束の図形表示である。 図10は図8の機械の横立面の拡大概略図であり、原動機は中央または中間ス トローク位置にある。 図10Aは図1Aの機械における永久磁石の減磁曲線の図形表示である。 図11は図10と同様、図8の機械の概略図であるが、原動機は右ストローク 位置にある。 図11AAは図1Aの機械において、原動機がストローク端位置にあるときの パーミアンスの図形表示である。 図11BAは図1Aの機械において、原動機がストローク端以外の位置にある ときのパーミアンスの図形表示である。 図12Aは図1Aの動電機に相当する回路図である。 図13AA−13BAは図12Aの回路の位相図である。 図14Aは図1Aの原動機の原動機ラミネーションの1つである。 図15Aは14A−14A線上で実質的に捉えた、図1Aの原動機の軸断面図 である。 図16Aは図1Aの機械のコイルである。 図17Aは17A−17A線上で実質的に捉えた、図16のコイルの断面図で ある。 図18Aは4つの固定子コイルを連続的に接続したときの図形表示である。 図19Aは図16Aのコイルの形成を助ける巻わくの図形表示である。 発明の実施のための最良の形態 図面、特に図1〜図3を参照すると、本発明により構成された線形動電往復動 機10が示されている。ここで示して説明する本発明の好ましい形態では、機械 10は機械エネルギーを電気エネルギーに変換し、それにより線形交流機として 機能するよう適応される。つまり機械10は、自由ピストンスターリングエンジ ン(図示せず)等により駆動されるよう適応されるのである。本発明の好ましい 形態は線形交流機であるが、当業者には機械10は電気エネルギーを機械エネル ギーに変換する電動機としても機能できることが理解されるであろう。 一般に動電機10は、環状の原動機構12および環状 の固定子機構14を有し、これらの機構は互いに軸往復動を行うために配置され 、構成されている。機械10はまた、原動機構12を収容して固定子機構14に 対して実質的に摩擦のない軸移動を行うために寸法付けられた環状の開口部また は空間13を有する。 原動機構12は固定子機構14と動的に相互作用し、機械エネルギーを電気エ ネルギーに変換する。本発明の好ましい形態では、原動機構12には、固定子機 構14に対して原動機構12を往復動させるためにスターリングエンジン(図示 せず)により順に駆動されるロッド板(図示せず)に取り付けられた通常16で 示される一組の連接棒が接続される。従って、本発明の好ましい形態では、機械 10は機械エネルギーを電気エネルギーに変換する線形交流機として機能する。 一対の環状開口部20および22を有ずるケーシング18は、固定子機構14を 包囲して不利な環境から守る。 図1〜図3で示すように、一般に原動機構12は、通常それぞれ24および2 6で示される間隔を開けて配置された2組のスラグまたは同心リングラミネーシ ョンを有する。同心リングは共通軸Aと関連して積層され、ナット96〜99等 の一連のナットによって連接棒16に固定される。 図1〜図3を参照して固定子機構14をより詳細に見てみると、一般に固定子 機構14は、内固定子極50〜53(図2)および内固定子巻線スロット55〜 56等 の内固定子極および内固定子巻線スロット等の複数の内固定子極を限定する複数 の間隔を開けて配置された放射状に延びる内固定子ラミネーションセット30〜 45を有する。内固定子ラミネーションセット30〜45はケーシング18の内 側部分19に設置されている。これらのセットは、従来の接着技術または溶接技 術により内側部分に接着される。 固定子機構14はまた、外固定子極80〜83(図2)等の複数の外固定子極 、外固定子巻線スロット85〜86等の外固定子巻線スロットおよび磁石収容ス ロット90〜92等の複数の磁石収容スロットを限定する、複数の間隔を開けて 配置された放射状に延びる外固定子ラミネーションセット60〜75を有する。 外固定子ラミネーションセット60〜75は、従来の接着技術または溶接技術に よりケーシング18の外側部分21に設置される。 磁束を生成する目的において、固定子機構14は更に、スロット90〜92等 の複数の磁石収容スロット内に収容されて設置される環状の永久磁石95を有す る。磁石95は、軸極性をもつ。 図2および図3で示されるように、内極50〜51等の内固定子極は、空間1 3を介して外極80〜81等の対応する外固定子極から間隔を開けて反対側に配 置されている。つまり、内極および外極は、環状ラミネーションセット24およ び26にその間を通過させ、固定子機 構14を横切って電圧を誘導するために十分に間隔を開けて配置されている。こ の詳細については、下記に説明する。 固定子機構14はまた、環状の内固定子巻線57および環状の外固定子巻線8 7を有し、その相互作用により誘導された電流を原動機構12および固定子機構 14に運ぶ。内固定子巻線57は、外固定子巻線87の反対側に間隔を開けて配 置され、内固定子ラミネーションセット30〜45により3方を囲まれている。 外固定子巻線87は、外固定子ラミネーションセット60〜75により3方を囲 まれている。図2で示されるように、内外の固定子ラミネーションセット30〜 45および60〜75は、複数の閉ループ磁束通路を形成する。この詳細につい ては、下記に説明する。 図4〜図6で示されるように、原動機構12が固定子機構14内で往復動をす ると、内外の固定子巻線またはコイル57および87をそれぞれ囲む、または連 接する磁束量が変化し、それによりコイル57および87内で電圧が誘導される 。誘導電圧の大きさは、コイルの磁束連係の時間変化率に等しい。 上記過程は図4から始まり、ここでは原動機構12は、内巻線57および外巻 線87を極50〜51と80〜81に対して時計回り方向に移動する束15の最 大量MAXと、極52〜53と82〜83に対して反時計回り方向に移動する最 大量の束とに連接する固定子機構14に 対して最左端ストローク位置に図示されている。図6は、巻線57と87を束1 5の最少量MINに連接している固定子機構14に対して最右端ストローク位置 にある原動機構12を示している。図5は、巻線57と87を束15の中間量I NTに連結している固定子機構14に対して中間行程位置にある原動機構12を 示している。 図1、図2、図2AAおよび図3を参照しなから原動機構12を更に詳しく見 てみると、集結リングセット24および26は実質的に同様であるため、下記に はセット24のみを詳細に説明する。 図2AAを参照すると、集結リングセット24は複数の集結リング93A〜9 3Hを有している。集結リング93A〜93Hは、機械10の内外固定子極間の 環状空間13内における非摩擦移動のためにそれぞれ寸法付けられている。 図1および図2で示すように、集結リングは、連接棒16を収容するよう寸法 付けられた複数の等間隔配置された取り付け穴23をそれぞれ有する。各棒16 は、固定ナットを収容するようにねじ山がつけられ、集結リングを固定するのに 役立つ。例えば、ナット96および96Aはリング93A〜93Hを棒16に固 定している。 次に図7AAを参照すると、磁化力(H)に対する束密度(B)の曲線97が 示され、原動機構12が固定子機構14に対して往復動をするときの巻線57お よび8 7を連接する束の最少量および最大量を表している。つまり、原動機構12およ び固定子機構14が相互関連で移動すると、電流力が発生して機械エネルギーを 電気エネルギーに変換する。従って、例えば、機械10がスターリングエンジン に結合されていると、原動機構12と固定子機構14間の相互作用により、原動 機を機械10内のエアギャップの内外へ往復動させる棒の周波数と比例した周波 数をもつ交流が固定子巻線内で発生する。機械10により発生した交流は曲線9 8で表されている。 図2、図3および図7を参照しなから内固定子ラミネーションセット30〜4 5を詳しく見てみると、セット30〜45は機械10の中心軸Aの周りに放射状 に等間隔配置されている。本発明の好ましい形態では、合計16個の内ラミネー ションセットが図示されている。しかし、当業者には、それよりも多いまたは少 ないセットについては、それに対応する多いまたは少ない外固定子ラミネーショ ンセットが用いられている限り、使用可能であることが理解されるであろう。さ らに当業者には、内ラミネーションセットの総数と外ラミネーションセットの総 数が等しい限り、使用される内外ラミネーションセットの数は奇数個でも偶数個 でも良いことが理解されるであろう。各内ラミネーションセット30〜45は実 質的に同様であるため、セット30についてのみ詳細に検討する。 図2、図3および図7を参照しながら内ラミネーションセット30を詳しく見 てみると、内ラミネーシヨンセット30は通常、内ラミネーションセット38の 一部を形成する個体の内ラミネーション47の反対側にある個体ラミネーション 46を含む複数のU形状の軸ラミネーションを有する。セット内の、個体ラミネ ーション46および47等の個体ラミネーションは実質的に同様であるため、ラ ミネーシヨン46についてのみ詳細に説明する。 図7で示されるように、内固定子ラミネーション46は通常、内ケーシング部 19に設置された軸脚部材48を有する。内軸脚部材48は中心軸Aと実質上平 行であり、内右極結合および内左極結合部材対58および59のそれぞれに相互 接続されている。内右極結合部材58および内左極結合部材59は、内軸脚部材 48と実質的に垂直に配置されている。内極結合部材58および59は同様に寸 法付けられており、幅Lyは約15ミリである。 部材58および59はそれぞれ、各内固定子極50および51を形成するのに 役立つ表面部58Aおよび59A等の先端部または内極表面部を有する。従って 、個体ラミネーションが積層されてセット30を形成する場合、ラミネーション の先端部は各々が実質上Lpに等しい所定の内極表面軸の長さを有する内固定子 極50および51等の一対の軸間隔配置された内固定子極を形成する。 内固定子極面の軸長Lpは約20ミリである。 右極結合部材58および左極結合部材59は、内固定子ラミネーションセット 30に対する内固定子巻線57の軸長を限定する距離Lcで間隔配置されている 。好ましい軸長Lcは約138ミリである。 内ラミネーションセット30の軸長は、次の公式により定義される。 Ly+Ly+Lc=内固定子の軸長 (1) 図2、図3および図7を参照しながら外固定子ラミネーションセット60〜7 5を詳細に見てみると、セット60〜75は機械10の中心軸Aの周りに放射状 に等間隔で配置されている。外固定子ラミネーションセット60〜75の各セッ トは実質上同様であるため、セット60についてのみ詳細に検討する。 図2、図3および図7を参照しながら外ラミネーションセット60を詳細に見 てみると、外ラミネーションセット60は内ラミネーションセット30の反対側 に間隔を開けて配置され、通常、外ラミネーションセット68の一部を形成する 個体の外ラミネーション77の反対に位置する個体ラミネーション76を含む複 数のU形状のラミネーションを有する。セット60および68内の個体ラミネー ション76および77等の個体ラミネーションは実質的に同様であるため、ラミ ネーション76についてのみ詳細に説明する。 図7で示されるように、外固定子ラミネーション76 は通常、外ケーシング部21に設置された外軸脚部材78を有する。外軸脚部材 78は中央軸Aと実質的に平行で、磁石収容スロット90の一部を形成する切り 抜き部79を有する。従って、個々のラミネーションが積層されてセット30を 形成するとき、切り抜き部79等の個体切り抜き部は磁石収容スロット90を形 成するように整合されている。 外軸部材78は、外右極結合および外左極結合部材対88および89とそれぞ れ相互接続されている。外右部材88および外左部材89は、外軸脚部材78と 実質上垂直に配置されている。外極結合部材88および89は同様に寸法付けら れており、内極結合部材58および59の幅と実質的に等しい、幅Lyをもつ。 外極結合部材88および89はそれぞれ、各外極80および81を形成するの に役立つ外極面88Aおよび89A等の外先端部または外極表面部を有する。個 々のラミネーションが積層されてセット60を形成する場合、ラミネーションの 外先端部は各々が実質上Lpに等しい所定の外極表面軸の長さを有する外固定子 極80および81等の一対の軸間隔配置された外固定子極を形成する。面88A 等の各外極面の軸長Lpは、58A等の各内極面の軸長Lpに等しい。 右部材88および左部材89は、外固定子ラミネーションセットに対する外固 定子巻線87の軸長を限定する距離Lcで間隔配置されている。外固定子巻線8 7の 軸長は、対応する内固定子巻線57の軸長Lcと実質上等しい。 外ラミネーション60の全軸長は、次の公式により定義される。 Ly+Ly+Lc=外固定子の軸長 (2) 表1は、図7における内外固定子ラミネーション46および76の好ましい寸 法を提供する。 次に図面、特に図8および図9を参照すると、本発明により構成された別の線 形動電機100が示されている。本発明の好ましい形態では、一般に機械100 は平坦な形状をしており、機械エネルギーを電気エネルギーに変換して線形交流 機として機能するように適合されている。従って、機械100は自由ピストンス ターリングエンジン(図示せず)等と共に使用するように適合されている。本発 明の好ましい形態は線形交流機であるが、当業者には機械100が電気エネルギ ーを機械エネルギーに変換する電動機としても機能できることが理解されるであ ろう。 図1のシリンダ状機械10と同様に、機械100は有益な熱放散を行うため、 機器の外側部分にある永久磁石によって磁束を生成する。また、本発明によると 、ギャップ内では原動機上でスラグが使用され、それにより比較的簡易な操作が 行われる。 一般に動電機100は、通常112で示される実質上平坦な長四角形の形をし たプランジャまたは原動機構および、相互関連で往復動をするよう配置、構成さ れた長四角形の箱型固定子機構114を有する。機械100は更に、原動機構1 12を収容して固定子機構114に対して実質上摩擦のない往復動をするように 寸法付けられた、長四角形の開口部対113および115を有する。 本発明の好ましい形態では、原動機構112は、通常 116および117で示される一組の連接棒によってスターリングエンジン(図 示せず)に接続され、それにより原動機構112は固定子機構114に対して往 復動を行う。開口部対120および122を有するケーシング118は、固定子 機構114を包囲して不利な環境から守る。 図8および図9で示すように、原動機構112は通常、それぞれ125、12 6および127、128で示される2組の細長い棒またはスラグの積層群対12 3および124を有する。積層スラグ群125、126および127、128は 、116Aおよび117A等のナットの組により棒116および117にそれぞ れ固定されている。 図8および図9を参照しながら固定子機構114を詳細に見てみると、固定子 機構114は通常、I形状の内固定子ユニット130および、開口部120と1 22をそれぞれ介して互いに内固定子ユニット130の反対側に間隔を開けて配 置されたU形状の外固定子ユニット対132および134を有する。 内固定子ユニット130は、例えば、複数の内固定子極150〜153を限定 するラミネーション131および内固定子巻線スロット対155〜156等を含 む複数の内固定子ラミネーションを有する。内固定子ラミネーションはケーシン グ118の外側部分119に取り付けられている。これらのラミネーションは、 従来の接着技 術または溶接技術により外側部分119に接着される。 外固定子ユニット132および134は、例えば、複数の外固定子極対160 、161および162、163をそれぞれ限定するための各ラミネーション13 3および135を含む複数の外固定子ラミネーションを有する。外固定子ユニッ ト132および134は実質的に同様であるため、外固定子ユニット132につ いてのみ下記に詳細を説明する。 図8および図9を参照しながら外固定子ユニット132を詳細に見てみると、 外固定子機構132は通常、外固定子極160、161および外固定子巻線スロ ット185を限定する複数のU形状の外固定子ラミネーションを有する。外固定 子機構132の外固定子ラミネーションは整合的に積層され、中央に配置された 磁石収容スロット190を限定する。対応する磁石収容スロット191は、外固 定子機構134内に配置されている。細長い磁石対195および196はスロッ ト190および191内にそれぞれ配置されて磁束を生成する。機構132の外 固定子ラミネーションは、従来の接着技術または溶接技術によりケーシングの外 側部分119に接着される。 図10で示すように、磁石195は、通常140で示される閉ループ磁束通路 に沿って時計回り方向に流れる磁束を生成し、一方で磁石196は、通常141 で示さ れる別の閉ループ磁束通路に沿って反時計回り方向に流れる磁束を生成する。磁 束195および196によって生成される磁束が各閉ループ通路140および1 41に沿って流れるようにするため、内固定子極150、151および152、 153は、外固定子極160、161および162、163の反対側にそれぞれ 配置されている。一組のエアギャッブまたは空間180、181および182、 183は、相互に反対に位置する極を分離する。 固定子機構114は、スロット155と156内に配置された内固定子巻線ま たはコイル157およびスロット185と186内に配置された外固定子巻線ま たはコイル158を有する。固定子巻線157および158は相互に電気接続さ れ、原動機構112および固定子機構114間の相互作用によって誘導された電 流を運ぶ。 図10および図11で示すように、内固定子巻線157および外固定子巻線1 58はそれぞれ閉ループ磁束通路140および141によって取り囲まれている 。従って、原動機構112が原動機構114内で往復動で直線的に振動すると、 内外固定子巻線157および158をそれぞれ包囲または連接する磁束量が変化 し、それにより巻線157および158内で電圧が誘導される。誘導電圧の大き さは、巻線157および185の磁束結合の時間率供給に等しい。 次に複数の内固定子ラミネーションの詳しく検討する にあたり、各々のラミネーションは実質上同様であるため、内ラミネーション1 31についてのみ詳細に説明する。 図8を参照すると、内ラミネーション131は単体構造となっており、通常、 中間脚部材184により完全接続された右脚部材182および左脚部材183を 有する。右脚部材182および左脚部材183は中間脚部材184により間隔を 開けられ、内巻線収容スロット155および156を限定する。 右脚部材182は、内固定子極152および153をそれぞれ限定するのに役 立つ内極面対185および186を有する。また、左脚部材183は内固定子極 150および151をそれぞれ限定するのに役立つ内極面対187および188 を有する。 外固定子ユニット132および134を詳しく検討するにあたり、各々の外固 定子ラミネーションは実質上同様であるため、ラミネーション133についての み詳細に説明する。 図9を参照すると、外固定子ラミネーション133は単体構造となっており、 通常、中間脚部材194により完全接続された右脚部材192および左脚部材1 93を有する。右脚部材192および左脚部材193は中間脚部材194により 間隔を開けられ、外固定子巻線スロット185およびを限定する。 右脚部材192は外極162の限定を助ける外極面1 95を有する。左脚部材193は外極160の限定を助ける外極面196を有す る。外極面195および196はそれぞれ、対応する各内極面185および18 7の反対側に配置されている。 中間脚部材194は、磁石収容スロット190の限定を助ける切り抜き部19 7を有する。 固定子機構114と関連した原動機構112の往復運動は、図10および図1 1に図示されている。図10は、最大磁束位置における原動機構112および固 定子機構114を示す。図11は、最少磁束位置における原動機構112および 固定子機構114を示す。機械100の往復運動は機械10と同様であるため、 これ以上の説明は行わない。 図面、特に図1A〜3Aを参照すると、本発明により構成された線形動電機1 0Aが示されている。機械10Aは本発明の方法により、たやすく構成して使用 することができる。 ここで示され、説明される本発明の好ましい形態における動電機10Aは、リ ニアモータ、交流機、バイブレータまたはアクチュエータとして機能することが できる。本発明の好ましい形態は、冷蔵庫圧縮器の駆動用に適合されたりするリ ニアモータである。 動電機10Aは、通常、図2Aおよび図3Aで示す同心のテレスコーピング方 式において配置、構成されるシリンダ形状の原動機構12Aおよびシリンダ形状 の固定 子機構14Aを有し、相関の軸往復移動を行う。固定子機構14Aは、原動機構 12Aを収容して固定子機構14Aに対して実質上摩擦のない軸移動を行うよう 寸法付けられた中央開口部または空間13Aを有する。 原動機構12Aは固定子機構14Aと動的に相互作用し、電気エネルギーを機 械エネルギーに変換する。本発明の好ましい形態では、原動機構12Aは棒16 Aと接続され、冷蔵庫圧縮機(図示せず)等の選択された装置に機械エネルギー を移送する。 図1A〜3Aで示すように、固定子機構14Aは、間隔を開けて配置されたひ と揃いの軸穴H1〜H8を有する。これらの穴は、一組のボルトB1〜B8を収 容して固定子を形成するラミネーションセットを固定するように適合されている 。機械10Aの構造がよく理解されるように、取り付けボルトBは図1Aには示 していない。 原動機構12Aを詳細に見てみると、一般に原動機構12Aは亜鈴型で、通常 それぞれ24Aおよび26Aで示される2つの間隔を開けて配置された環状のス ラグまたはラミネーション群を有する。スラグ群24Aおよび26Aは穴25A (図2A)等の中央に配置された穴を有し、原動機構12Aの軸長いっぱいに延 びたこの穴によりスラグ群24A、26Aが棒16Aに設置される。 スラグ群24Aおよび26A間に配置された軽量のシ リンダ状スペーサ28Aは、距離1sでスラグ群を分離し、棒16A上にスラグ 群機構が入っていくのを助ける。適切な非磁性、非伝導性物質からなるスペーサ 28Aは、原動機構12Aおよび固定子機構14A間の適切な電磁相互作用を助 長する。 一対の軽量な非磁性・非伝導性環管29Aおよび29AAは、ボルト21Aお よび22A(図3A)等の対応する一組の取り付けボルトと共にスラグ群24A 、26Aおよびスペーサ28Aの棒16A上の静止位置への固定を助ける。分か りやすいように、原動機取り付けボルトは図1Aおよび図2Aには示していない 。しかし当業者は、図1Aおよび図2Aから、本発明の好ましい形態において4 つの取り付けボルトが使用されていることを理解するであろう。 図1A〜図3Aを参照しながら固定子機構14Aを詳細に見てみると、一般に 固定子機構14Aは、通常それぞれ30A〜33Aで示される4組の積層固定子 ラミネーションユニットを有する。図3Aで示すように、薄板状の固定子ユニッ トセット30A〜33Aは互いにボルトで締められ、それにより銅損が減少し、 スモールエンド接続が容易になる。 積層ラミネーション30A等の固定子ラミネーションの各積層はラミネーショ ンL等の複数の環状ラミネーションを有し、間隔を開けて配置された複数の細長 い固定子極Pおよび間隔を開けて配置された複数の細長い巻 線スロットS1〜S4の部分をそれぞれ限定するのに役立つ。放射状ラミネーシ ョンを使用すると、放射方向における付加的ハウジングまたはケーシングは必要 ない。 図3Aを参照すると、薄板状のユニット30A〜33Aはそれぞれ放射状に間 隔配置された極P等の複数の極を有する。1つの極群は4つの極により限定され る。各々の極は、磁石45A等の永久磁石をその表面に設置している。磁石は、 放射状にその極性を切り換える。 機械10A内に4極群が4つあるように、4つのユニットが軸上に極性を切り 換える極群と共に配置されている。つまり、4つの極群があり、各々の極群は極 を4つ有する。従って、極群の磁石は磁石セット40A〜43A内に軸状に配置 され、セット40A等の磁石セットは、軸上に極性を切り換える磁石45A〜4 8A等の磁石をそれぞれ有する。 セット42A等の反対側に配置された磁石セットは、セット40A等のその反 対側に配置されたセットに対して磁石が異極性になっている。 本発明の好ましい形態では固定子ラミネーションユニット積層が4セット示さ れているが、当業者には、機械が設置される環境で外直径がどれだけ制限される かにより、それ以上またはそれ以下の積層数が使用可能であることが理解される であろう。例えば、機械10Aの1つの好ましい形態に関しては、次の寸法が用 いられる。 外直径=Dse=102mm 棒直径=Ds=10mm 総有効軸長=1=100mm ストロークの長さ(端から端)=1s=10mm 定格入力=Vn=60 Hzで110ボルト(rms) 定格出力=Pn= 240ワット 110ボルトの直接始動 図1A〜図3Aで示すように、固定子機構14Aは、各固定子極P内に磁束流 を誘導する4組の永久磁石を有する。パーミアンスを漂遊界へ下げるため、磁石 セット40A〜43Aは、原動機構12Aおよび固定子極P間に延びるエアギャ ップg内の各固定子極にそれぞれ取り付けられている。 磁石セット40A等の各関連固定子セクション内の磁石セットにより誘導され た永久磁束は、下記に詳細を述べるように、最少磁束値φminから最大磁束値φm ax に変化する。 固定子機構14Aは更に、通常50A〜53Aでそれぞれ示される一組の固定 子巻線またはコイルを有する。 固定子巻線50A等の各固定子巻線は、スロットS1およびS4等の巻線スロッ ト対内に配置され、固定子極Pの関連セット上に軸状に設置されている。分かり やすいように、図1Aには固定子コイル51Aのみを示す。 下記に詳しく説明するように、4つの固定子区分30A〜33Aそれぞれの内 の永久磁束は、スラグ群24A、26Aおよび固定子極P間の関係により最少磁 束φmin から最大磁束φmaxに変化する。故に、図9AA〜図9CAを参照すると、例え ば固定子ユニット30Aおよび32A等の2つの固定子ユニットにおいては、図 9AAで示すように永久磁石(PM)束は正(N極性)で、一方固定子ユニット 31Aおよび33A等の他の2つの固定子ユニットでは図9BAで示すように永 久磁束は負(S極性)である。コイル50A等の与えられた1つのコイル内の極 P毎の総磁束は、図9CAで示すように、+2(φmax−φmin )および−2(φmax −φmin )間で変化する。 図9AAを参照すると、原動機のストローク長関数としての固定子極内の永久 磁束φを図示する永久磁束の正曲線30AAが示されている。図9BAは永久磁 束の負曲線31AAを示し、一方図9CAは、極Pと関連のコイル内で誘導され た永久磁束φを図示する永久磁束曲線50AAを示している。 図9CAを見ると、PM束はストロークの真ん中で零であることが分かる。飽 和が無視できるとすると、束の線変化は原動機の位置関数として生じると仮定す ることができる。従って、調和運動を想定した場合、次のように決められる。 x=1/2(1ssinw1 t) (3) 故に、4つのコイルが連係した場合の総誘導電圧は次で求められる。 Ea=δ(φmaxmin)Nc1cosw 1t (4) 誘導電圧のrms値は次のようになる。 Ea=35.53δf1(φmaxmin)Nc (5) ここで、Ncはコイル毎の巻数に等しい。 機械10Aの磁石エアギャップgは、例えとして約0.4mmと想定される。し かし、図1Aで示すように、端板29Aおよび29AA等の端板は原動機構12 Aに付加されている。同様に、一組の端板15AAおよび17AA(図3AA) が固定子機構14Aに付加され、偏心から生じる力による磁石および原動機間の 接触を回避している。端板間には、約0.3mmの間隔Cが望まれる。分かりやす いように、図1Aには端板15AAおよび17AAは示していない。 図解において、原動機12Aは端板29Aおよび29AA間に軸状に3つの区 分(2つのスラグ群およびスペーサ28A)を有し、各区分の軸方向の長さは1s である。図14AAおよび図15AAで示すように、原動機12Aの外直径( Dre)は固定子の外直径(Der)の約半分である。従って、Derは約102mmで、 Dreは約50mmである。前述に基づき、各コイルにおいては約12x16=192mm2の窓 域が可能で、この窓域は事前に形成されなければならない。このようにすると、 製造および修理が簡単になる。また、飽和を制限するために、いくつかの「隘路 」領域を除いてコア磁束密度は1.4Tを超過しないようになっている。原動機 12Aにおいては、磁 束密度は標示を変えるが、磁束密度の交流成分が小さいため鉄損は小さい。最後 に、時間変化する漂遊界により誘導されるうず電流を減少するために、スロット 54A〜57A(図14A)等の放射状スロット群が原動機のラミネーションに 配置されている。従って、総鉄損は銅損と比べて極めて小さい。 次に永久磁石セット40A〜43Aを詳しく検討するにあたり、セット40A 〜43Aは実質上同様であるため、セット40Aについてのみ詳細を下記に説明 する。しかし、磁石セット40Aおよび41Aの極性等の反対側の固定子極Pと 関連したセットの極性は、固定子機構14Aおよび原動機構16A間の関連動作 上の軸における典型的な平面内に磁束流を誘導するためにそれぞれ逆になってい る。 図1Aおよび図3Aを参照しながらセット40Aを詳細に見てみると、セット 40Aは通常、4つの永久磁石45A〜48Aの各々を有する。永久磁石45A 等の各永久磁石は、断面では弧状で、断面厚(hM)はその約1sミリの全軸長を 通じて均一である。適切な永久磁石は、放射状磁化付きのHtachi HI C0REX-97で ある。 次に図10Aを参照すると、磁石45A等の1つの磁石の減磁特性45AAが 示されている。減磁特性は、磁化力(H)に対する磁束密度(B)の関係を示す 。図10Aから、次が示される。 残留磁束密度、Bγ=1.2T 保磁力、Hc=-0.8121 MA/m 反跳透磁率、μre=1.05μ0. 永久磁石45A等の各永久磁石の磁束密度の分布は、3次元である。しかし、 これは放射対称および軸対称を利用して2つの2次元としてとらえることもでき る。図解用には、2次元軸断面における磁界分布のみ必要である。図9AAおよ び図9BAで示すように、最大磁束位置は、固定子極1Aと3Aにおける最大磁 束φmaxおよび固定子極2Aと4Aにおける最少磁束φminの両方を示す。最良の 結果を得るためには、減φminは可能な限り減少されなければならない。エアギ ャップ磁石(図3A)を用いると、次のときにその結果が得られる。 g+hm=1s/2 (6) ここで、g=エアギャップ、hm=磁石厚、1s=ストロークの長さである。例 示用に、スラグ群24Aおよび26Aは距離1sにより分離されており、ここで 1sは約10mm、hmは約3mm、そしてgは約0.3mmであると仮定される。従って、1s /2=5mmである。 磁気パーミアンス、G4(図11AA)は零である。 実際上では、G3が第1の原動機スラグ群24に、2G3が第2の原動機スラグ群 26Aに残存するだけである。しかし、原動機スラグ群24Aの左側上のG3は φminのためにG3を相殺する。最後に、G2nがG5(0)を相殺する。従って、 (φmaxmin)の相違のため、Gg1(0)がφmaxに、そしてG3がφminに有効 なだ けである。 磁界分布についての説明を進めると、永久磁石は次のように、対応するmmf (IPM)に取って代わられる。 I PM=(B7hm)/μre (7) 式(7)でBγ=1.2T、hm=3mm、μre=1.05μ0の数値に置換すると、次が 得られる。 I PM=(1.2x3x10-3)/(1.05x4πx10-7) =2728.37A (8) このmmfはエアギャップにあり、パーミアンスGgl(0)およびG。(図1 1AA)を予期する。従って、最大束および最少束は次のようになる。 φmax=Gg1−(0)IPM (9) φmin=G3PM (10) ここで、パーミアンスは次で得られる。 Gg1(0)=μ0π[Dre+1/2(g+hm)]・ [1s/(g+hm)]・αp /360 (11) G3=3.3μ0[1/2Dre+1/2(g+hm)]・ αp/360 (12) 式(11)および(12)で、αpは軸における極アークに対する角度(度)であ り、その他の記号については前に定義されている。この設計例では、αp=47 ゜である。式(11)および(12)で数値を置き換えると、次のようになる。 Gg1(0)=4πx10-7π[50.0+ 1/2(3.4)]10 -3 x10/3.4x47/360 =0.0784x10-6H (13) G3=3.3x4 πx10-7[1/2x50+1/2(3.4)]10-3 x47/360=0.144x10-6H (14) 最後に、式(8)、(9)、(10)、(13)および(14)から、最大磁束密度 φmaxおよび最小密度φmin間の相違が得られる φmaxmin=IPM[Gg1(0)-G3] (15) 故に、 φmaxmin=2728.37(0.0784-0.0144)10-6 =0.175mWb (16) 飽和率1.17の飽和を考慮すると、式(16)は次のようになる。 (φmaxminsat=(0.175x10-3)/1.17 =0.1496mWb(コイル毎) (17) 極核における束密度は、次の通りである。 Bpbmax/(1spb) =(2728.37x0.0784x10 -6)/(0.01x0.021) =1.0T (18) ここでbpbは極Pの幅である。 次に誘導電圧およびその結果生じる電磁力を詳細に見ていく。誘導電圧は式( 5)で求められる。従って、(飽和状態における)60Hz入力では、 Ea=35.53δx60x0.1496x10-3c=0.319Nc (19) ここでNc=巻き/コイルと決められる。 誘導されたemf Eaおよび電機子(またはコイル)電流Iaが位相にあると、最 大電磁力が生成される。つまり、 (Pemmax=Eaa (20) (Pemmax=240Wだと、式(19)および(20)を結合して次が得られる。 240=0.319 Nca または、 Nca=240/0.319=752.3At (21) 図1Aを参照すると、磁石45A〜48AはそれぞれN、S、N、S極等の交 互に並ぶ磁極と共に、エアギャップgに隣接して設置されている。極間の束漏出 を実質的に防止するために、固定子機構は一組の環状絶縁体またはスペーサ34 A〜36Aを有する。前述の説明から当業者には、固定子ユニット30A〜33 Aおよび関連絶縁体34A〜36Aは、各極セットの隣接極が互い違いの極性を もつ複数の細長い極セットを限定することが理解されるであろう。 機械10Aの構造を詳細に見てみると、構成と組み立てを容易にするために、 巻線W等の各固定子巻線は従来の巻線技術により巻わく18A(図19A)等の 巻わくに形成されている。つまり、巻わく18Aは最初に絶縁材Iで巻かれ、そ の後絶縁材は銅線で巻かれ、巻線Wを形成する。固定子巻線Wは一度組み立てら れると、巻わく18Aから取り除かれ、中央に穴WHをもつ一般に長 四角形の環状巻線(図16A)を形成する。巻線Wは、その固定子極Pに適合、 包囲するように適切に寸法付けられている。 巻線の関連極Pへの取り付け、例えば、巻線51Aの極Pへの取り付けにおい て、図2Aの細線で示すように、巻線51は空間13Aの中央に収容され、スロ ットS1およびS2等の関連巻線スロット対と共に放射状に配列される。その後 、巻線51Aは空間13Aの中央から極Pへと放射状に外側へ移動される。そし て巻線51Aは、極Pに収容される。巻線は、適切なエポキシを適用するなどの 従来技術によって極Pに固定される。 前述の説明から、当業者には、各固定子巻線が同様の方式でその関連固定子極 に設置されることが理解されるであろう。 全ての巻線50A〜53Aがそれぞれの固定子極Pに取り付けられると、巻線 50A〜53Aは図18Aで示すようにひと続きに接続され、その際には一対の 自由導体54Aおよび56Aを有する。各巻線50Aおよび53Aの自由端導体 54Aおよび56Aは、その後電源Vs(図示せず)に接続されて、電磁力を生 成するために巻線を通電する。従って、個々の巻線の組み立ておよびその関連固 定子極への設置は、迅速かつ簡便な方式で行われる。 図1Aおよび図3Aを参照すると、スラグ群24Aは通常、ラミネーション6 0A〜65A等の1つの電気ス チールラミネーション群を有する。各ラミネーション60A〜65Aは実質上同 様であるため、ラミネーション60Aについてのみ説明する。 図14Aで示すように、一般にラミネーション60Aは環状で、複数の原動機 極76A〜79Aをそれぞれ限定するために用いられる複数の等間隔配置された 実質上半円の切り抜き群70A〜73Aを有する。 偏形開口部またはスロット54Aから57Aは、対応する各原動機極76A〜 79A内にそれぞれ配置されている。スロット54A〜57Aは、それぞれの原 動機極内のうず電流を減少するのに役立つ。ラミネーション60Aは、回転機械 におけるラミネーションと同様の方式、つまり0.5ミリ厚等の望ましい厚さを もつ電気スチールシートを切り抜くなどして製造することができる。その際の適 切材料は、M−5方向性の電気スチール等である。各原動機極76A〜79Aは 実質上同様であるため、原動機極79Aについてのみ下記に詳細を述べる。 図2Aを参照すると、原動機極79Aは、原動機構12Aの外直径(Dre)を 限定する通常68Aで示される弧状表面をもつ。従って、本発明の一つの好まし い形態における原動機構12Aの外直径(Dre)は、固定子機構14Aの外直径 (Dre)の約半分である。原動機極79Aの弧状表面68Aは、磁気エアギャッ プ(g)を限定するために固定子極Pからは間隔を開けて配置されている。 次に機械10Aの電流密度を見てみると、192mm2の窓領域(Aw)で充填率Kf ill =0.6では次が得られる。 Acoil=KfillAw=0.6x192=115.2mm2 (22) 式(21)および(22)から、コイルの電流密度は次のようになる。 Jc=(Nca)/Acoil=752.3/115.2 =6.53A/mm2 (23) 次に機械I0Aのパラメータおよびそれに対応する電流について考えてみると 、4つの連続コイルをもつ機械の抵抗Rsは次のようになる。 Rs=(4Nccρc)/Acoil =(4ρclcN2 cc)/(Nca) (24) ここで1c=長さの平均/巻き=2(2l+16+40+16)=0.186mで、ρc=2.1x10-8 δ/m=銅の抵抗率である。従って、式(24)から次が得られる。 Rs=[(4x2.1x10-8x0.186x6.53x10-6)/752.3]N2 c =1.356x10-42 c (25) コイル損失は次のようになる。 Pc=I2 as=1.356X10-4(Ncc2 =1.356x10-4(752.3)2=76.7W (26) リアクタンスを決定するにあたり、エアギャップ/鉄インタフェースが原動機 位置で変化しないため、固定子リアクタンスも原動機位置では変化しないと想定 される。ここで、主磁束通路での各コイルGcoilにおける耐久度 は次の通りである。 Gcoil=2[Gg1(0)+G3]=2[0.0784+0.0144]10-6 =0.186x10-6henr (27) 結果として、連続する4つのコイルの総主通路インダクタンスLmは次のよう になる。 Lm=4Gcoil2 c =4x0.186x10−6N2 c =7.44x10-72 c (28) 漏れインダクタンスは2つの成分、スロット磁気漏れインダクタンスおよび端 接続漏れインダクタンスを有する。これらの成分を考慮すると、漏れインダクタ ンスは次のようになる。 Lgc=8N2 c(λscs+λece) (29) ここで、1cs=スロット内のコイルの長さ=41s=40mm;1ce=各側の端接続のコ イルの長さ=1/2(1c-21cs)=1/2(186-2x40)=53mm;λs=スロットの特定パー ミアンスであり、これは次で得られる。 λs0[h1/1/2(bc+bc1)+h2/1/2(bc1+bc2)] =1/3μ0[9/ 1/2(12+15)+7/ 1/2(15+20)] =0.355μ0 (30) 端接続は空中であるため、端接続の特定パーミアンスはλe=1/2λsとなり得 る。従って、式(29)から次が得られる。 Lsa=8N2 c4π10-7x0.355(0.04+1/2x0.053) =2.375x10-72 c (31) (26)および(29)を結合すると、次のように総固定 子インダクタンスが得られる。 Ls=Lm+Lsa=(7.44+2.375)10-72 c =9.815x10-72 c (32) コイルの電気時定数は次である。 τe=Ls/Rs =(9.815x10-72 c)/(1.356x10-42 c) =7.24ms (33) 従って、機械10Aは図12Aで示すように、相当する回路122Aで表わす ことができる。 コイル毎の巻数を詳細に検討すると、最大力においては角度θ(図13AA) は零でなければならない。結果として、この状態では図13BAで示すように、 位相図120Aはθが零度であるとき展開され、位相図121Aで示すように、 ここにおけるθはEaおよびIa間の位相角である。前述から、次が得られる。 V2 s=(Ea+Iaa2+(1c1sa2 (34) (34)に数値を入れ換えると、次のようになる。 1102=(0.319 Nc+Ia 1.386X10-42 c2 +(377X9.815X10-72 ca2 (35) Nc 2a =(Nca)Nc=752.3Ncであるため、これを式(35)に置き換える ことができる。Ncについて置換し、解くと、Nc=218巻き/コイルが得られる 。 Nca=752.3およびNc=218であるため、コイルま たは電機子電流Ia=752.3/218=3.45ランプである。 次に上述の計算から得たIa=3.451Aおよび式(23)からのJc=6.53A/mm2で コイル50等のコイルの導線のサイズを考えてみると、導線の直径は次のように なる。 従って、図示例では、dc=直径0.032inまたは0.813mmのAWG20導線が好ましい 。 次にNc=218およびdc=0.82(または0.032in)で図12Aの抵抗(Rs)およ びインダクタンス(Ls)パラメータについて考えてみると、次のパラメータ値 が得られる。 式(23)から、Rs=1.356x10-4x2182 =6.44ohms (37) 式(30)から、Ls=9.815x10-7x2182 =0.0466henrys (38) および、Xs=1c1s=377x0.0466 =17.58ohms (39) 最後に、式(19)から、 Ea=0.319X218=69.5Volts (40) 機械10Aがモータとして作動される場合は、同調コンデンサは必要ない。し かし、当業者には、同調コンデンサが使用された場合は、260巻きの各コイル( 前述の218巻きではない)につき値は約150μFであることが 理解されるであろう。 図12Aを参照すると、機械10Aの始動線が考案されている。最大起動電流 は次のようになる。 機械10Aは1/4周期内(または4ms)で同期しなければならないため、 選択された導線はその期間、電流に対して耐性をもつことができる。しかし、考 えなければならないのは磁石の減磁確率についてである。故に、始動時のmmf は次の通りである。 Nc(Iastg=218x8.3=1809.4At (42) 磁石については、式(8)から次のようにIPMが決定される。 IPM=2728.37 amps (43) (42)および(43)を比較すると、始動中は磁石は減磁されず、モータは線起 動できるという結論が下される。 次に機械10Aの性能について詳細に考えてみると、式(26)から、銅損失Pc は約76.7Wである。原動機主要部分Mm(棒は除く)は、式(44)から次のよう に得られる。 Mm=2xπ/4D2 res(0.8)ρiron Mm=2π/4(50x10-3210x10-3x0.8x7900 =0.248kgまたは、248gm (44) 良質な電気スチールの損失密度は、60Hz、1.0Tで 約2W/kgである。故に、総鉄損は6Wを超過しないように見積もられている。従 って、定格荷重においては次のようになる。 総損失Ploss=76.7+6=82.7=83W (45) 電気効率η=240/(240+83)=74.3% (46) 力率cosφ=(240+83)/(110x3.451) =0.85 (47) 銅の近似重量Mc=1co(πd2 e/4)ρcm =π[(0.82)2/4]x89001cox10-6 (48) 銅の近似重量Mc=1co(πd2 e /4) ここで、1co=銅の全長=4Ncc=4x218x0.816=162.2mである。この値を(48 )で置き換えると、原動機の銅量Mcが得られる。 Mc=π/4x0.822x10-6x8900x162.2 =0.76kg (49) 上記は適切な性能をつくりだす。しかし、間隔(外囲器)制限が本例で示す ものと異なる場合、性能を改善することもできることに注意されたい。また、こ こで説明される構成の最大利点は、簡易な組み立て、製造および修理である。 表Iは、ここに記載の機械例の性能データの概要である。 図1A〜3Aを参照しながら、固定子機構14Aについて更に詳しく見てみる と、固定子機構は、約80個の複数ラミネーションLをもつ、一般に15Aで示さ れる固定子鉄心を有する。各ラミネーションLは厚さ約0.5ミリで、一対の固定 子端板15AAおよび17AA間に互いに隣接して積層されている。分かりやす いように、端板は図1Aには図示されていない。各々の端板15AAおよび17 AAは厚さ約2ミリである。各ラミネーショ ンLは実質上同様であるため、1つのラミネーションについてのみ詳しく説明す る。 図15Aで示すように、ラミネーションLは環状形状で、中央に配置された偏 形切り抜き部85Aを有する。切り抜き部85Aは、ラミネーションLが積層さ れて固定子鉄心15Aを形成するときの固定子極Pおよび固定子スロットの各部 の限定を助ける目的で構成されている。 一般に、ラミネーションLの外周囲壁または表面130Aは滑らかである。こ れは、ラミネーションLが他のラミネーションと共に端板15AAおよび17A A間に積層されたとき、ラミネーションが内空間13Aをもつ滑らかな空洞シリ ンダを形成するようにするためである。 ラミネーションLの幾何学的中心からは、全部で8個の軸穴Hが距離DHで等 間隔に配置されている。各穴Hは直径約5.0ミリで、そこにボルトB1等の固定 子ボルトを1つ収容するように適合されている。ラミネーションLの外直径Der は約102ミリである。ラミネーションLの内直径Dirは約90.8ミリである。 図15Aで示すように、ラミネーションLの内表面または壁131Aは不規則 な形状をしており、幾何学的中心から約Dpの距離でラミネーションの内側周囲 に互いに等間隔で配置された一組4つの収束極セグメント86A〜89Aを限定 する。対応する4つの分散切り抜き部90A〜93Aは、各極セグメント86A および87A間に配置された切り抜き部90Aのように隣接する極セ グメント対間に配置されている。 切り抜き部90A等の各切り抜き部は、1つのコイル収容スロット部を限定す るのに役立つ。極セグメント86Aおよび87A等の極セグメント間の弧状角は 、約43度である。各極セグメント86A〜89Aは実質的に同様であるため、極 セグメント86Aについてのみ詳細を説明する。 図15Aを参照しながら極セグメント86Aを詳しく見てみると、極セグメン ト86Aは断面寸法において均一で、一般に長四角形の形状をしている。また、 極セグメント86Aは間隔を開けて配置された実質上真っ直ぐな側壁部対95A および97Aを有する。弧状表面をもつ上壁部96Aは、側壁部95Aおよび9 7A間に配置され、それらを完全に接続する。上壁部96AはラミネーションL の幾何学的中心から約Dpの距離に配置され、この距離Dpは約56.8ミリである。 側壁95Aおよび97Aは約Dwの距離で分離され、このDwは約21ミリである。 側壁95Aおよび97A間の弧状角は、約47度である。隣接の極壁間の弧状角β は、約43度である。 各切り抜き部90A〜93Aは実質上同様であるため、切り抜き部91Aにつ いてのみ詳細に述べる。 図15Aを参照しながら切り抜き部91Aを詳細に見てみると、切り抜き部9 0Aは、真っ直ぐな端部100Aにより互いに間隔を開けて配置された偏形右側 部98Aおよび偏形左側部99Aによって限定される。真っ直 ぐな端部I00Aは、ラミネーションLから約Dseの距離に配置され、ここで距 離Dseは約75ミリである。また、真っ直ぐな端部100Aの幅は約2ミリで、関 連する軸穴Hと放射状配列されている。 右側部98Aおよび左側部99Aを詳しく見ていくにあたり、部分98Aおよ び99Aは相補的形状をしているため、部分98Aについてのみ詳細に説明する 。 図15Aを参照しながら右側部98Aを詳しく見てみると、右側部98Aは、 極セグメント88Aの側壁周辺端を限定する真っ直ぐな脚部102Aを有する。 底脚部103Aは、部分102Aから約90A度で拡張する。また、底脚部102 Aは側端部102Aからの距離約Db1のところで終わり、ここでDb1は約12.5ミ リである。右側部98Aは更に、真っ直ぐな端部100Aおよび底脚部102A のそれぞれの左右の端子端間に延びる傾斜脚部104Aを有する。 図面、特に図4Aから図6Aを参照すると、本発明により構成された線形動電 機200Aが示されている。 動電機200Aは通常、相互に軸往復をするよう調整、構成された細長いシリ ンダ形状の原動機構212Aおよび細長いシリンダ形状の固定子機構214Aか らなる。 原動機構212Aおよび固定子機構214Aは動的に相互作用し、電気エネル ギーを機械エネルギーに変換する。つまり、固定子機構214Aは電気的に電力 源(図示せず)と接続され、一方で原動機構212Aは棒21 6Aに接続され、機械200Aにより生成された機械エネルギーを与えられた装 置(図示せず)に移送する。 図4Aから図6Aを参照しながら原動機構212Aを詳細に見てみると、原動 機構212Aは、一般にそれぞれ224A〜226Aで示される3つの間隔を開 けて配置された環状スラグまたはラミネーション群を有する。軽量スペーサ対2 27Aおよび228Aは、それぞれスラグ群224A、225Aおよび226A とインタリーブされ、スラグ群を所定距離1sで分離する。スラグ群224A〜 226Aおよびスペーサ227A〜228Aは、棒216A上の一対の非導電性 端板または環管の間に取り付けられている。つまり、環管229Aおよび229 AAは一組の取り付けボルト219Aおよび220Aと共に、スラグ群224A 〜226Aおよびスペーサ227A〜228Aを棒216A上の固定位置に留め ている。分かりやすいように、全ての原動機の取り付けボルトを図4Aおよび図 5Aには示していない。環管229A、229AAおよびスペーサ227A〜2 28Aは環管29A、29AAおよびスペーサ28Aと実質上同様であるため、 詳しい説明はしない。 図4A〜図6Aを参照しながら固定子機構214Aを詳細に見てみると、一般 に固定子機構214Aは通常230A〜235Aで示される、一組の間隔を開け て配置された積層固定子ユニットまたは群を有する。固定子ユニット230A〜 235Aは、対応する一組の非磁性、 非導電性のスペーサおよび絶縁体236A〜240Aとそれぞれインタリーブさ れている。一対の非磁性、非導電性の端板または環管ユニット221Aおよび2 22A(図6A)はボルトB等の一組の取り付けボルトと共に、固定子ユニット 230A〜235Aおよび絶縁体236A〜240Aを互いに固定させる。分か りやすいように、端板221A、222Aおよびいくつかの固定子取り付けボル トは、図4Aおよび図5Aには示していない。 固定子ユニット230A等の各固定子ユニットは、複数の間隔を開けて配置さ れた軸状に延びる固定子極P1〜P4および軸状に延ひるコイル収容スロットS 1〜S4の部分をそれぞれ限定するのに役立つ、複数のラミネーションL1等の 環状ラミネーションを有する。大量の銅を各コイル収容スロット内に収容するた めに、各スロットS1〜S4は表IIで示すように、内スロット領域および外スロ ット領域の各セットを有する。 各固定子極P1〜P4に磁束流を誘導するために、固定子機構214Aは更に 241A〜244Aの4つの永久磁石セットを有する。241A〜244Aの永 久磁石 セットは、原動機構212Aおよび固定子機構214A間に配置されたエアギャ ップg1内のそれぞれの固定子極P1〜P4に設置されている。 原動機構212Aおよび固定子機構214A間に電動的相互作用を引き起こす ために、固定子機構214Aは更に、各固定子極P1−P4上に設置された25 0A〜253Aの4つの固定子コイルまたは巻線セットを有する。つまり、25 0A〜253Aの各固定子巻線セットは表IIIで示すように、対応するコイル収 容スロット対内に配置されている。 250A〜253Aの固定子巻線セットは実質的に同様であるため、下記には セット250Aについてのみ詳細に記する。 固定子巻線セット250Aを詳しく見てみると、セット250Aは、互いに連 続して電気的に接続された小さい内固定子巻線258Aおよび大きい外固定子巻 線259Aを有する。内固定子巻線258Aは内固定子スロット領域274Aお よび281A内に設置され、一方で外固定子巻線259Aは外固定子スロット領 域内304A および311A内に設置されている。一般に内固定子巻線258Aおよび外固定 子巻線259Aは両方共長四角形の形状で、互いに隣接して取り付けられ、階段 型構成を形成する。また、巻線258Aおよび259Aは両方共、中央に配置さ れた実質的に個々の固定子極の幅に相当する開口部を有する。 次に磁石セット241A〜244Aを詳細に見ていくにあたり、セット241 A〜244Aは実質上同様であるため、セット241Aについてのみ検討する。 図4Aおよび図6Aで示すように、磁石セット241Aは固定子極P1上のエ アギャップg1に取り付けられ、通常6個の永久磁石283A〜288Aを有す る。磁石283A〜288Aは、N、S、N、S、N、S極というように、それ ぞれ互い違いの磁極で設置される。絶縁体236A〜240Aは永久磁石283 A〜288Aとインタリーブされ、隣接極間の束漏出を防止する。磁石283A 〜288Aは磁石46A〜48Aと実質的に同様であるため、詳細な説明はしな い。 永久磁石セット240Aの軸長は約61sで、ここでの1sはスラグ群224A 〜226A、固定子ユニット230A〜235Aおよび永久磁石283A〜28 8A各々の軸長に等しい。 前述から、固定子極P1等の各固定子極に関しては、ユニット231A〜23 5A等の6個の固定子部分またはユニットおよびそれに対応する永久磁石283 A〜2 88A等の6個の永久磁石があることが理解されるであろう。つまり、各固定子 極につき1つの永久磁石がある。 次に原動機構212Aを詳細に検討するにあたり、スラグ群224A〜226 Aは実質上同様であるため、スラグ群224Aについてのみ説明する。 図4A〜図6Aを参照すると、一般にスラグ群224Aは、ラミネーション3 21A〜323A等の実質的に同様な電気スチールラミネーション群を有する。 ラミネーション321A〜323Aは実質的に同様であるため、ラミネーション 321Aについてのみ詳しく説明する。 図5Aを参照しなからラミネーション321Aを詳細に見てみると、一般にラ ミネーション321Aは環状で、複数の原動機極335A〜338Aを限定する ための等間隔配置された複数の切り抜き部325A〜328Aを有する。 表IVに示すように、原動機極の間には一組の偏形開口部またはスロットが配置 され、原動機構212A内のうず電流の減少を助ける。図5Aで示され、表IVに 記載された開口部またはスロット340A〜343Aは、ラミネーション321 Aの外周境界から内側に放射状に等間隔で配置されている。 ラミネーション321Aを棒216上に設置するために、ラミネーション32 1Aは更に、中央に配置された円形の穴を有する。 各スロット340A〜343Aは実質的に同様であるため、スロット342A についてのみ詳細に説明する。 図4Aおよび図5Aを参照すると、スロット342Aは、間隔を開けて配置さ れた一対の細いスロット部材開口部352Aおよび353Aを有する。通常円形 の開口部354Aは、スロット部材開口部352Aおよび353Aの間に配置さ れる。円形開口部354Aの直径は、ボルト355Aまたは356A等の原動機 構取り付けボルトを収容するように寸法付けられている。 図面、特に図7A〜図9Aを参照すると、本発明により構成された動電機70 0Aが示されている。動電機700Aは、本発明の方法により構成し、使用する ことができる。 一般に動電機700Aは、端板または環管ユニット対724Aおよび725A 間に配置された1つのスラグ群726Aをもつ、細長い、軸状に延びた通常シリ ンダ形状の原動機構712Aを有する。スラグ群726Aおよび環管ユニット7 24A,725Aはそれぞれ、機械700Aにより生成された機械エネルギーを 与えられた装置(図示せず)に移送するにあたり、原動機構712Aを棒716 Aに取り付けるための中央に配置された穴H を有する。 動電機700Aは更に、原動機構712Aと関連した軸往復動をするように調 整、構成された、細長い、通常シリンダ形状の空洞固定子機構714Aを有する 。つまり、原動機構712Aは固定子機構714Aの空洞な内側に軸往復動をす るように設置され、原動機構712Aおよび固定子機構714Aは動的に相互作 用して電気エネルギーを機械エネルギーに変換する。 本発明の好ましい形態では、動電機700Aはモータとして記載されているが 、当業者には、棒716Aがスターリング機械等の機械に接続された場合、動電 機700Aは交流機として機能し、原動機構および固定子機構712A、714 Aを直線的かつ軸状に相関させて移動することが理解されるであろう。 一般に固定子機構714Aは、積層された実質上同様な複数の環状の電気スチ ールラミネーションLを有する。ラミネーションLは2つの群に積層され、この 2つの群は非磁性の環状スペーサ732Aにより間隔を開けられて配置される。 つまり、下記に説明されるように、非磁性スペーサ732Aは、間隔配置された ラミネーション群間の束漏出を実質的に防止するのに十分な軸幅を有する。積層 ラミネーションLは、複数の間隔を開けて配置された軸状に延びる固定子極対7 40A〜743Aおよび固定子コイル収容スロット750A〜753Aを限定す るのに役立つ。また積層ラミネーションLは、複数の 軸状に延びる通常平行四辺形の極穴または開口部760A〜763Aおよび77 0A〜773Aをそれぞれ限定するのに役立つ。極穴760A〜763Aおよび 770A〜773Aは、固定子極対740A〜743A内の中央に配置される。 ラミネーションLおよびスペーサ732Aを一緒に固定して固定子機構714 Aを形成するために、スペーサ732Aと同様、ボルト734Aおよび735A 等の一組のボルトがそれぞれ各ラミネーションの取り付け穴Hの中を通る。ボル ト734Aおよび735Aは、一組のナットにより穴Hにそれぞれ固定される。 分かりやすいように、図7Aおよび図8Aには取り付けボルトは示していない。 固定子機構714Aは更に、固定子極740A〜743Aにそれぞれ設置され る、一組の細長い、軸状に延びる通常長四角形の固定子コイルまたは巻線780 A〜783Aを有する。表Vで示すように固定子コイル780A〜783Aもま た、対応するコイル収容スロット対内に配置される。 固定子極対740等の各固定子極対内で磁束を誘導するため、表VIで示すよう に、固定子極対と関連して複数の永久磁石790A〜797Aが対で設置される 。 また、表VIで示す永久磁石対は表VIIで示すように、各固定子対と関連する磁 石収容極穴に取り付けられる。 各固定子極対740A〜743Aは実質的に同様であるため、下記には固定子 極対740Aについてのみ詳細を説明する。 図7Aおよび図9Aを参照しながら固定子極対740Aを詳しく見てみると、 スペーサ732Aは固定子極対740Aを、間隔を開けて配置される2つの実質 上同様な固定子極部分730Aおよび731Aにそれぞれ分離する。固定子極部 分730Aおよび731Aは実質的に同様であるため、下記には固定子極部分7 30Aについてのみ詳細に説明する。 図7A〜図9Aで示すように、固定子極部分730Aは固定子機構714Aの 外周囲境界から内側へ放射状に延び、通常745Aで示される弧状の内極表面ま で続く。固定子極部分730Aは断面厚において均一で、極表面745Aで分離 される、間隔を開けて配置された平行な側壁対798Aおよび799Aの各々を 有する。固定子極部分730Aは、原動機構712Aからエアギャップ距離g2 で間隔を開けて配置される。 永久磁石を収容する極穴760Aは極部分730A内に配置され、その全軸長 を通して延びる。図8Aで示すように、永久磁石790Aは、機械700Aを2 分する想像上の横線Eに対して斜めに設置され、固定子極部分730A内の総有 効磁束量を増加する。 次にコイル収容スロット750A〜753Aを詳細に見ていくにあたり、スロ ット750A〜753Aは実質 的に同様であるため、スロット751Aについてのみ詳しく説明する。 図8Aを参照すると、スロット751Aは、固定子極対741Aおよび742 A間に配置され、固定子コイル部分781Aおよび782Aを収容する。スロッ ト751Aは、互いに向けて内側に放射状に延びる収束側の端部材対755Aと 756Aおよび側端部材755Aと756A間に延びる湾曲した底端部材757 Aによって限定される。 原動機構712Aを詳細に検討するにあたり、原動機構712Aは、一対の間 隔を開けて配置されたスラグ群の反対側に1つのスラグ群726Aのみを有する ことを除いては、原動機構12Aと同様である。従って、原動機構712Aにつ いてはこれ以上説明しない。 本発明の特別な実施例について述べたが、各種の変更が添付の特許請求の範囲 内において可能であることを理解されたい。従って、本記載または要約書の開示 に制限されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ボルディア,イオン ルーマニア,ティミソアラ,ポリテクニク エル インスティチュート,ディパート メント オブ エレクトリカル エンジニ アリング (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.閉ループ磁束通路の一部を限定する内固定子手段、前記閉ループ磁束通路の 他の部分を限定する外固定子手段、実質的に閉鎖したループ磁束通路内に延びる 磁束を生成して前記外固定子手段からの熱放散を助長する前記外固定子手段に設 置された磁気手段、前記閉ループ磁束通路を連接して相関的な電動相互作用を起 こす伝導体を有する巻線手段、少なくとも一対の整合的に間隔配置された磁極を 形成し、その間のギャップを限定して前記閉ループ磁束通路の一部を形成する前 記内固定子手段および前記外固定子手段および原動機手段からなる線形動電機に おいて、前記原動機手段に設置されたスラグ手段は、前記ギャップの内外への移 動における線通路に沿って往復動して前記ギャップ内の磁束と相互作用し、前記 巻線手段および前記磁束間で電動相互作用を起こす線形動電機。 2.閉ループ磁束通路を限定する手段の使用段階および通路の内部分の使用段階 、前記閉ルーブ磁束通路と相互に間隔を開けて配置された前記外部分および内部 分の使用段階、磁束を通過させるためのギャップを形成する少なくとも一対の整 合的に間隔配置された磁極の使用段階、前記ギャップを含む前記閉ループ磁束通 路に沿って磁束を流す段階および間隔配置された一対のスラグ対手段を前記整合 ギャップの内外へ移動して前記ギャップ内の磁束と相互作用させる段階からなる 機械エネルギーを電気 エネルギーに変換する方法。 3.複数の内固定子極および内巻線スロットを限定する間隔配置されて放射状に 延びる複数の内固定子手段、複数の外固定子極および外巻線スロットを限定する 、対応する前記複数の内固定子手段から間隔を開けて反対側に配置された間隔配 置されて放射状に延びる複数の外固定子手段、閉ループ磁束通路に沿って運ばれ る磁束を生成してそこからの熱放散を助長する前記複数の外固定子極から間隔を 開けて放射状に配置された前記外固定子手段に設置された永久磁石手段、電流を 運ぶために前記複数の内巻線スロット内に設置された内巻線手段、電流を運ぶた めに前記複数の外巻線スロット内に設置されて前記内巻線手段に電気接続された 外巻線手段、前記外固定子極から前記内固定子極を分離する空間を限定する手段 および前記複数の内固定子極と前記複数の外固定子極間の空間を限定する前記手 段内で往復動をするように調整された環状原動機手段からなる線形動電機。 4.外磁束通路を限定する外極手段を有する外固定子手段、内磁束通路を限定す る内極手段を有する内固定子手段、前記外磁束通路と前記内磁束通路間に閉ルー プ磁束通路を完成する前記内外の固定子手段間の空間を限定する手段、前記外極 手段と前記内極手段間の空間を限定する前記手段内で往復動をするように調整さ れた環状原動機手段および前記閉ループ磁束通路に沿って運ばれる軸磁束を生成 する軸状永久磁石からなる線形動電機。 5.閉ループ磁束通路の外部分を限定する外固定子手段、前記閉ループ磁束通路 の内部分を限定する内固定子手段、電流を運ぶために少なくとも一対の軸状に間 隔配置された極およびその間に設置されたコイルをそれぞれに有する前記内外固 定子手段、前記閉ループ磁束通路を完成する空間を限定する相互に間隔を開けて 配置された前記内外固定子手段極、内外固定子手段コイルを磁束と連接する前記 外固定子手段に設置された軸状永久磁石手段および前記内外固定子手段極間の前 記空間内で往復動をするように調整された原動機手段からなる線形動電機におい て、前記非磁性原動機手段が前記空間内で往復動してコイルを連接する磁束を変 化させるにあたり電圧が内外固定子手段コイル内で誘導される線形動電機。 6.複数の磁束通路を限定する固定子手段、少なくとも1つの前記磁束通路に含 まれるギャップを限定する少なくとも一対の固定子極手段を更に有する前記固定 子手段、前記磁束通路と電動相互作用するように前記ギャップ内で可動式に設置 された複数の薄板状の原動機部材を有する原動機手段、前記ギャップ内の直線移 動通路に沿って前記固定子手段に対して実質的に摩擦のない往復移動をするよう に適合された前記原動機手段、前記固定子極手段内に磁界を発生させる前記固定 子極手段に配置された磁石手段および電流を運ぶために前記固定子極手段上に配 置された細長いコイル手段からなる線形動電機。 7.前記固定子手段の全軸長を実質的に延びる実質上等 間隔に配置された複数のコイル収容領域対および個々の固定子極は対応するコイ ル収容領域対間に配置された複数の固定子極手段を有する細長い固定子手段、前 記複数の固定子極手段の各々に配置されて磁束を誘導する永久エアギャップ磁石 手段、電流を運ぶために個々の固定子コイル手段が個々の固定子極手段上および 対応するコイル収容領域対内に設置された複数の細長い固定子コイル手段、前記 固定子手段と電動的に相互作用してエネルギーを変換する前記固定子手段内に配 置されてそこからエアギャップ距離gにより間隔を開けられた細長い原動機手段 、前記原動機手段および前記固定子手段が前記固定子手段内の端から端までの実 質上短い距離1sの直線移動通路に沿って相互関連して直線移動するにあたり、 個々の固定子極手段内で誘導される磁束を最小磁束密度から最大磁束密度に変化 させるために相互関連の直線移動をするよう設置された前記原動機手段と前記固 定子手段および前記複数の固定子極手段個々の内に誘導された磁束密度を前記固 定子極手段の各々と前記原動機極手段の各々が相対するときには最大束密度に、 相対しないときには最小束密度に下げる、各々が十分な厚さhmを有する前記永 久磁石手段からなる動電機。 8.空洞な内部を有する固定子鉄心の前記内部に複数の固定子極および複数のコ イル収容空間を配置して組み立てる段階、原動機の組み立て段階、個々の固定子 コイルが個々の固定子極を収容するよう寸法付けられた開口部 を有するにあたり、複数の固定子コイルを前記複数の固定子極の各々に設置する ために組み立てる段階、組み立てられた固定子コイルを前記固定子鉄心の空洞内 部の中央部に内側へ移動する段階、最後に言及される固定子コイルをその開口部 が固定子極と相対するように位置づける段階、最後に言及される固定子コイルを 最後に言及される固定子極上に実質的に完全に収容されるように固定子鉄心の内 部の中央部から放射状に外側へ十分な距離ほど移動する段階、組み立てられた固 定子コイルを移動する段階と最後に言及される固定子コイルを個々の固定子コイ ルが個々の固定子極それぞれに設置されるまで位置づけ、移動する段階の繰り返 しおよび設置された固定子コイルを電気接続する段階からなる動電機を構成する 方法。 9.前記内外固定子手段の各々は、複数の軸上薄板状の強磁性セグメントを有す る請求項1記載の線形動電機。 10.前記原動機手段は、前記内固定子手段と前記外固定子手段間に前記閉ルーブ 磁束通路を完成する少なくとも2組の間隔を開けて配置されたスラグ手段を有す る請求項1記載の線形動電機。 11.前記磁石手段が環状の永久磁石である請求項1記載の線形動電機。 12.前記内外固定子手段は両方共、通常長四角形である請求項4記載の線形動電 機。 13.前記内外固定子手段の各々は、複数の軸上薄板状の強磁性セグメントを有す る請求項4記載の線形動電機。 14.前記固定子手段は、前記固定子極手段内を移動する磁界間の磁束漏出を防止 する非磁性スペーサを有する請求項7記載の線形動電機。 15.前記原動機手段は、複数の放射状に延びるスロットを限定して前記原動機手 段内のうず電流を実質的に減少する手段を有する請求項7記載の動電機。 16.前記固定子極手段は、前記固定子手段の全軸長に沿って実質的に延びる請求 項7記載の動電機。 17.前記複数の薄板状の固定子部材の各々はC形状である請求項16記載の動電機 。 18.前記複数の薄板状の固定子部材の各々はU形状である請求項16記載の動電機 。 19.前記固定子鉄心の組み立て段階は、望ましい厚さの実質上同様な複数の固定 子鉄心ラミネーションを使用する段階、前記複数の固定子鉄心ラミネーションを 与えられた数量分積層して固定子鉄心を形成する段階および与えられた数量の固 定子鉄心ラミネーションを一緒に固定して固定子鉄心をユニットとして取り付け る段階からなる請求項8記載の方法。 20.前記原動機鉄心の組み立て段階は、望ましい厚さの実質上同様な複数の原動 機鉄心ラミネーションを使用する段階、実質的に非磁性のスペーサを使用する段 階、前 記複数の原動機鉄心ラミネーションを与えられた数量分積層してスラグ群を形成 する段階、積層段階を繰り返して別のスラグ群を形成する段階、前記非磁性スペ ーサをスラグ群間に積層する段階およびスラグ群とスペーサを一緒に固定して原 動機鉄心を形成する段階からなる請求項8記載の方法。
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