JPH08504286A - 完全な表示装置衝撃保護の付いた選択呼出受信機ホルスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ホルスタ（２０１）は、少なくとも筐体の第１部分とホルスタへ入れる際の衝撃による入れ替えエネルギによる表示装置（２０２）の中央に近い部分の領域への衝撃による破壊から選択呼出受信機（２００）の情報表示装置（２０２）を保護するためにさらに役立つ。選択呼出受信機（２００）は、第１定位でホルスタ（２０１）に保持され、ホルスタの第２部分（２０７）は連続的に情報表示装置（２０２）が配置される筐体の開口部を覆う。第２部分（２０７）は、選択呼出受信機の筐体の前而部分（２０４）とホルスタへの衝撃エネルギを封じることによって情報表示装置を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】 完全な表示装置衝撃保護の付いた選択呼出受信機ホルスタ 発明の分野 本発明は、一般に選択呼出受信機ホルスタ（ｈｏｌｓｔｅｒ）に関し、さらに 詳しくは、選択呼出受信機に必須の情報表示装置を保護する選択呼出受信機ホル スタに関する。 発明の背景 例えば、選択呼出受信機などの現代の電子機器にとって、動作の信頼性は重要 な考慮すべきことである。信頼性という局面とは、受信機をうっかり落とした場 合など機械的な衝撃を受けた後で、適切に機能を続ける装置の能力である。ＬＣ Ｄは、ガラス・パネルの”サンドイッチ”によって組み立てられるので、液晶情 報表示（ＬＣＤ：Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｄ ｉｓｐｌａｙ）等の壊れやすい部材は、とくに機械的な衝撃に敏感である。 様々な方法がＬＣＤを衝撃から保護するために採用されてきた。例えば、従来 の方式は、選択呼出受信機が落とされた場合にＬＣＤを直接衝撃表面と接するこ とが最小限になるように物理的な位置を配置することや、に周囲を衝撃吸収枠（ ｓｈｏｃｋ ａｂｓｏｒｂｉｎｇ ｆｒａｍｅ）にし、選択呼出受信機の内部Ｌ ＣＤを吊るすことがある。これらは、別の改良された保護方法ではあるが、その 組立面に直接的に起こる衝撃から防御することはできない。 したがって、直接の機械的衝撃によるＬＣＤ破壊に関係する問題を緩和するた めの、ＬＣＤを直接の衝撃から装置を効果的に切り離す組み立て、その上に損傷 やＬＣＤの破壊の可能性を除去し、選択呼出受信機の信頼ある動作の継続を保証 することが必要である。 発明の概要 簡潔には、本発明によって、選択呼出受信機を保持するためのホルスタを提供 する。選択呼出受信機は、少なくとも前面部と背面部によって形成される筐体に 収容される。前面部は、情報表示装置が配置される開口部を含む。ホルスタは、 筐体の背面部に実質的に隣接する第１平面にある第１部分を含む。ホルスタの第 ２部分は、第１部分と結合する。第２部分は、第１平面から第２平面部分に伸張 し、実質的に第１平面と平行であり、選択呼出受信機を第１定位（ｆｉｒｓｔ ｏｒｉｅｎｔａｔｉｏｎ）で保持するとき情報表示装置が位置する開口部を連続 して覆うための前面部分に隣接して配置される。第１および第２部分は、筐体の それぞれ背面部分と前面部分と接触し、ホルスタの中の選択呼出受信機を保持す る。第２部分は、少なくとも筐体の第１部分とホルスタへ入れる際の衝撃による 入れ替えエネルギ（ｓｈｕｎｔｉｎｇ ｅｎｅｒｇｙ）による表示装置の中央に 近い部分の領域への衝撃による破壊から情報表示装置を保護するためにさらに役 立つ。 図面の簡単な説明 第１図は、本発明の好適な実施例によるページング受信機のブロック図である 。 第２図は、本発明の好適な実施例によりメッセージ読み出しアクチベータおよ び他の動作制御を露出し、保護ホルスタに選択呼出受信機の情報表示装置を隠し 保護する第１位置で挿入された選択呼出受信機である。 第３図は、本発明の好適な実施例により情報表示装置を露出し、保護ホルスタ に選択呼出受信機のメッセージ読み出しアクチベータおよび他の動作制御を隠す 第１位置で挿入された選択呼出受信機である。 発明の詳細な説明 第１図は、例えば、ページャ１００等の選択呼出受信機の電気的なブロック図 である。そのページャは、アンテナ１１２を介して信号を受信する無線受信機回 路構成１１０を含む。受信される信号は、ページング情報を含む。選択呼出受信 機は、音，音と声，又はいろいろのモードのデータの様々な組合せを含む送信情 報に応答する。この情報は、数種のページング符号 化配列およびメッセージ形式を使用して送信することができる。 無線受信機回路構成１１０の出力は、受信される信号に含まれる情報を処理す るマイクロコンピュータ復号器に１１４に供給され、どんなメッセージも復号さ れる。周知のごとく、マイクロコンピュータ１１４は、変換器（ｔｒａｎｓｄｕ ｃｅｒ）やスピーカ等の出力アナンシエータ（ｏｕｔｐｕｔ ａｎｎｕｎｃｉａ ｔｏｒ）１１６と通信し、表示装置１１８を介しメッセージの存在を液晶表示装 置（ＬＣＤ）等の表示装置１１８と共にユーザにメッセージされたことを報知し 、コード・プラグ・アドレスおよびオプション・メモリ１２０を用いて予め決め られたアドレスと機能情報を回収する。通常、受信されたアドレスがページャ１ ００において予め決められたアドレスと一致すると、出力アナンシエータ１１６ はユーザにメッセージが受信されたことを報知する。ユーザは、ボタンやスイッ チ等のユーザ制御１２８を活性化しページャ１００における機能を引き出し、受 信したメッセージを表示装置１１８上で任意に見ることができる。第１図に示す 一般的な型のページング受信機の動作は、周知であり、さらに現存の発明として 譲受人に譲り受けられ、ここに参考として組み込む、１９８５年５月２１日発行 の「Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｐａｇｉｎｇ Ｄｅｖｉｃｅ ｗｉｔｈ Ｐｏｗｅｒ Ｃｏｎｓｅｒｖａｔｉｏｎ」と題される米国特許番号４，５１８，９６１号に 十分に記載される。 第２図は、本発明の好適な実施例によりメッセージ読み出しアクチベータ２０ ３および他の動作制御を露出し、保護ホルスタ２０１に選択呼出受信機の情報表 示装置２０２を隠し保護する第１位置で挿入された選択呼出受信機２００である 。 ホルスタ２０１は、少なくとも前面部２０４と背面部２０５の結合によって形 成される筐体に収容される選択呼出受信機を保護するように働く。前面部２０４ は、情報表示装置２０２が配置される開口部を含む。ホルスタは、筐体の背面部 ２０５に実質的に隣接する第１平面にある第１部分２０６を含む、そして、ホル スタの第２部分２０７は、第１部分２０６と結合し、第２部分は、第１平面から 第２平面部分に伸張し、実質的に第１平面と平行であり、前面部分２０４に隣接 して配置される。 第２部分２０７は、選択呼出受信機が第１定位でホルスタに保持されるときに 情報表示装置２０２が配置される開口部を連続的に覆う。第１部分２０６と第２ 部分２０７は、それぞれ筐体の背面部分２０５と前面部分２ ０４と接触し、ホルスタ２０１に選択呼出受信機２００を保持する。さらに、第 ２部分２０７は、少なくとも筐体の第１部分２０４とホルスタへ入れる際の衝撃 による入れ替えエネルギによる表示装置の中央に近い部分の領域への衝撃による 破壊から情報表示装置２０２（例えば、第２部分又は、前面部分２０４）を保護 するために役立つ。 第３部分２０８は、第１部分２０６と結合し、第１部分２０６と第２部分２０ ７の結合と相反する側に第１平面から第２平面へ伸張する。第１部分２０６と第 ３部分２０８は、それぞれ筐体の背面部分２０５と前面部分２０４と接触し、ホ ルスタ２０１内の選択呼出受信機２００を保持する。 従来の選択呼出受信機は、ほとんど又は全くそれらの情報表示装置のための衝 撃の保護手段を有さない。ユーザが予期せずに自身の装置を落とし、情報表示装 置が物にぶつかると表示装置（例えば、液晶表示装置など）はほとんど粉砕する 。機械的な衝撃によるエネルギの伝達から表示装置を緩衝取付（ｓｈｏｃｋ ｍ ｏｕｎｔ）又は隔離することなどが企てられたが、これらは、この発明は直接の 衝撃から情報表示装置を効果的に保護することはできない。その結果、この発明 の価値は下がり、情報表示装置を保護しつつ、ユーザが自身の選択呼出受信機の 通常動作が受けられる現実的な解決は全く見つからなかった。 第３図は、本発明の好適な実施例により情報表示装置２０２を露出し、保護ホ ルスタ２０１に選択呼出受信機のメッセージ読み出しアクチベータ２０３および 他の動作制御を隠す第１位置で挿入された選択呼出受信機２００である。 選択呼出受信機２００は、選択呼出受信機２００が第１平面と第２平面が軸に 対して実質的に直角をなす実質的に１８０度回転された第２位置（定位）でホル スタ２０１に保持される。第２定位は、第２部分２０７が少なくとも残りの機能 アクチベータ（第２図に２０９、２１０として示す）を覆い、少なくとも一つの 残された機能アクチベータに関連する動作の偶発的な破壊（ａｃｃｉｄｅｎｔａ ｌ ｅｘｅｃｕｔｉｏｎ）を防止するように、情報表示装置２０２およびメッセ ージ読み出しアクチベータ２０３を露出する。この定位は、通常の選択呼出受信 機の使用ができる、即ち、選択呼出受信機がユーザに報知したとき、読み出し機 能２０３を実行し、情報表示装置２０２上に現われる情報メッセージを現わすこ とにより受信したメッセージを調べることができる。 第２図および第３図は、従来の選択呼出受信機を覆うようにホルスタを取付け た本発明を使用した図である。従来技術において、ユーザは、選択呼出受信機を 持ち運ぶことができる（べルト・クリップ等を介して）付属のホルスタを購入す ることができた。前述のように、従来のホルスタは、選択呼出受信機の情報表示 装置を保護するホルスタはなかった。さらに、本発明によって提供される動作制 御の部分を付属的に保護する対策もなかった。これらの機能は、（選択可能な表 示装置、動作制御保護の増加）ユーザに増大する有用性だけでなく、信頼性の向 上および不慮の落下を削減することによってシステムの自身の投資を保護する機 能も提供する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，Ｂ Ｒ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ， ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＶＮ (72)発明者 ペニントン，ランドール・スコット アメリカ合衆国フロリダ州パーム・シテ ィ、サウス・ウエスト・メイフラワー・ド ライブ2203

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも前面部分および背面部分を組合せることによって形成される筐 体に収容される選択呼出受信機を保持するためのホルスタであって、前記前面部 分は、情報表示装置が配置される開口部を含むホルスタにおいて、 背面壁および前面保護壁であって、前記前面保護壁はそれに対する衝撃を押 さえるのに適した堅い材料で形成される背面壁および前面保護壁； 前記前面保護壁において、前記背面およびそれによって形成される空間およ び、前記背面壁と実質的に平行である前面保護壁； 前記ホルスタにおいて、第１定位および第２定位で動作するようにそれぞれ 前記選択呼出受信機の前記筐体の前記前面部分と背面部分と嵌合する前記背面保 護壁と前記前面保護壁との間に人れられる選択呼出受信機を保持するのに適した ホルスタ； 前記前面保護壁において、前記選択呼出受信機が前記選択呼出受信機の前記 筐体の前記前面部分の残りの表面を覆うことのない前記第１定位および第２定位 のどちらか一方で保持されるとき実質的に前記選択呼出受信機の前記情報表示装 置のみを覆うための大きさと形状を有する前面保護壁； によって構成されることを特徴とするホルスタ。 ２．選択呼出受信機とホルスタの組合せであって、前記選択呼出受信機は、前 面筐体部分と背面筐体部分を組合せて構成される筐体に収容され、前記選択呼出 受信機は、前記筐体内に収容される情報表示装置を有し、前記前面部分の前記開 口部に露出される前記ホルスタにおいて、 背面壁と前面保護壁において、それに対する衝撃を封じるのに適した堅い材 料によって形成される前記前面保護壁； 前記前面保護壁において、前記背面およびそれによって形成される空間およ び、前記背面壁と実質的に平行である前面保護壁であって、動作に適するように それぞれ前記選択呼出受信機の前記筐体の前記前面部分と背面部分と嵌合する前 記背面保護壁と前記前面保護壁との間に人れられる第１定位および第２定位で前 記ホルスタに保持される前記選択呼出受信機； 前記前面保護壁において、前記選択呼出受信機が前記選択呼出受信機の前記筐 体の前記前面部分の残りの表面を覆うことのない前記第１定位で保 持されるとき実質的に前記選択呼出受信機の前記情報表示装置に対応する前記選 択呼出受信機の前記筐体の前記前面部分の一部のみを覆うための大きさと形状を 有する前面保護壁； によって構成されることを特徴とする選択呼出受信機とホルスタの組合せ。 ３．前記選択呼出受信機の前記第１および第２定位は、互いに１８０度にオフ セットされることを特徴とする請求項２記載の組合せ。 ４．前記選択呼出受信機において、前記選択呼出受信機の前記前面部分上の複 数の機能ボタンによって構成され、前記複数のボタンは、前記前面部部分に配置 され、前記選択呼出受信機が第１定位でホルスタに保持されるときにアクセスの ために露出されることを特徴とする請求項２記載の組合せ。 ５．前記筐体の前記前面部分に配置される前記選択呼出受信機の前記情報表示 装置において、前記選択呼出受信機が前記第２定位で前記ホルスタに保持される とき前記選択呼出受信機が第２定位でホルスタに保持され、さらに前記複数の機 能ボタンのうち一つ以外は全て前記保護壁によって覆われることを特徴とする請 求項４記載の組合せ。 ６．前記複数の機能ボタンのうち前記一つが、前記選択呼出受信機によって受 信されるメッセージを表示するためのメッセージ読み出しアクチベータに対応す ることを特徴とする請求項５記載の組合せ。 ７．前記ホルスタにおいて前記選択呼出受信機の前記筐体の前記前面部分に嵌 合し、前記選択呼出受信機を前記ホルスタに保持するための前記背面壁に取付け られる保持部材によってさらに構成されることを特徴とする請求項２記載の組合 せ。