JPH08503270A - 高級ポリエチレン紙 - Google Patents

高級ポリエチレン紙

Info

Publication number
JPH08503270A
JPH08503270A JP6512135A JP51213594A JPH08503270A JP H08503270 A JPH08503270 A JP H08503270A JP 6512135 A JP6512135 A JP 6512135A JP 51213594 A JP51213594 A JP 51213594A JP H08503270 A JPH08503270 A JP H08503270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
polyethylene
paper
weight
fibrous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6512135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3641484B2 (ja
Inventor
ロバート・ジヨン エバンス,
ホーマン・ベンジヤミン, ジユニア キンズリー,
ガービンダー・パル・シン コツカー,
チ・チヤング リー,
カール・マシユウ マーテイン,
サイラス・スプラトリー, ジユニア シエルバーン,
リチヤード・ブレントン スミス,
ジエイムズ・ロス ワツゴナー,
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH08503270A publication Critical patent/JPH08503270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3641484B2 publication Critical patent/JP3641484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H5/00Special paper or cardboard not otherwise provided for
    • D21H5/12Special paper or cardboard not otherwise provided for characterised by the use of special fibrous materials
    • D21H5/20Special paper or cardboard not otherwise provided for characterised by the use of special fibrous materials of organic non-cellulosic fibres too short for spinning, with or without cellulose fibres
    • D21H5/202Special paper or cardboard not otherwise provided for characterised by the use of special fibrous materials of organic non-cellulosic fibres too short for spinning, with or without cellulose fibres polyolefins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/10Filters; Dust separators; Dust removal; Automatic exchange of filters
    • A47L9/14Bags or the like; Rigid filtering receptacles; Attachment of, or closures for, bags or receptacles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H13/00Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
    • D21H13/10Organic non-cellulose fibres
    • D21H13/12Organic non-cellulose fibres from macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H13/00Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
    • D21H13/10Organic non-cellulose fibres
    • D21H13/12Organic non-cellulose fibres from macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H13/14Polyalkenes, e.g. polystyrene polyethylene

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 慣用の連続的な湿式堆積製紙装置で高級ポリエチレン紙を製造するための方法。特に、この方法は、75〜99重量%の延伸されたポリエチレンパルプ、0.5〜15重量%の繊維状安定剤及び0.5〜10重量%の補強剤の組成物を製造すること、並びにこの組成物を慣用の湿式堆積製紙機械の二次成形スクリーンの上に堆積させることを含んで成る。生成する無サイズ紙シートを加熱された乾燥カンの上で乾燥させ、そして次に熱的に接合させて、高い乾燥強度及び靭性、例外的な寸法安定性並びに優れた均一性(即ち、ホールなし)を有する高級ポリエチレン紙を供給する。本発明の方法によって作られた高級ポリエチレン紙は、ミクロ濾過最終用途例えば真空掃除機バッグにおいて特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 高級ポリエチレン紙 発明の分野 本発明は、高級ポリエチレン紙を作るための方法及びそれによって製造される 製品に関する。特に、本発明は、慣用の連続的な湿式堆積製紙装置で、ポリエチ レンパルプ、繊維状安定剤及び補強剤の組成物(furnish)から高級ポリ エチレン紙を製造するための方法に関する。 発明の背景 延伸されたポリエチレンフィルムフィブリルの多数の繊条(plexifil amentary)ストランドから作られた不織繊維状シートは、米国特許第3 ,169,899号(Steuber)中に開示されている。このようなシート は、E.I.du Pont de Nemours and Company によって商標“TYVEK”不織オレフィンの下で商業的に製造されている。こ れらのシートは、シートの強度、耐引裂性及び透過性特性の並外れて良好な組み 合わせを活かした多様な用途において有用であることを既に証明した。しばしば 、ポリエチレンパルプは、先行シート(即ち、未接合の繊条シート)を小さな片 に切断し、そして切断された片を水性パルプリファイナー中で砕くことによって 製造される。このようなパルプを製造するための先行技術の方法の例は、合成パ ルプを一般にプラスチックから作られた非常に細かな高度に分岐した不連続的な 水分散性繊維であるとして述べているKirk−Othmer:Encyclo pedia of Chemical Technology ,Vol.19, 3rd edition,John Wiley & Sons,pp.420 〜435(198 2)を含む。溶液フラッシュ紡糸、エマルションフラッシュ紡糸、溶融液押出/ フィブリル化及び剪断沈殿によって合成パルプを製造するための方法が述べられ ている。これらのパルプを他の繊維とブレンドして、慣用の湿式堆積製紙技術に よって紙、シート又は板紙を作る試みをしても良い。このようなパルプはまた、 ある種の不織材料例えば乾式堆積されたRand−Webber形成されたシー ト及び湿式堆積されたFourdrinier形成されたシートのための接合剤 として使用されることが確認されている。 米国特許第4,608,089号(Galeら)は、フラッシュ紡糸されたポ リエチレン繊条ストランドを片に切断し、これらの片を含む水性スラリーを生成 させ、そして次にこれらの片をディスクリファイナーによって精砕して、セメン ト強化のために特に十分に適しているパルプを生成させることによって、延伸さ れたポリエチレンフィルム−フィブリルパルプを生成させることを開示している 。このパルプは、小さな片に切断されそして水性媒体中で打ち砕かれる、フラッ シュ紡糸されたプレキシフィラメントから製造される。これらのパルプは強化セ メント複合体における幾つかの利用性を見い出したけれども、それらは高級ポリ エチレン紙を作る際には有用ではない。 米国特許第5,000,824号(Galeら)は、種々の物品を強化するた めの、改善された延伸されたポリエチレンフィルムフィブリルパルプを生成させ ることを開示している。これらのパルプは、フラッシュ紡糸され延伸された線状 ポリエチレン繊条ストランドから製造されるが、その際にはこれらのストランド が小さな繊維状の片に転換され、そして次にこれらの片が水性媒体中で精砕され ることによって長さが減少して 繊維状パルプスラリーを生成させる。次に、このパルプスラリーを、1.2mm よりも長くない平均繊維長さが達成され、そして25%よりも多くない繊維状パ ルプが14メッシュのスクリーンの上に保留されそして少なくとも50%のパル プが14メッシュのスクリーンを通過するが100メッシュのスクリーンによっ て保留されるまで更に精砕する。この改善されたパルプから作ることができる種 々の物品が開示されている。これらは、特製合成紙、強化ガスケット、強化セメ ント、強化樹脂物品及び熱接合シートを含む。これらのパルプは、強化用途にお けるそして未加工紙ハンドシートを製造する際の幾らかの利用性を見い出したけ れども、それらは、慣用の連続的な湿式堆積製紙装置で高級な低坪量のポリエチ レン紙を作る際には有用ではない。 これらのタイプのポリエチレンパルプによって慣用の連続的な製紙装置で高級 ポリエチレン紙を作ることを試みる時に遭遇する問題の幾つかは、(1)紙を乾 燥している間にパルプが乾燥表面に粘着する傾向があること及び(2)不適切な 熱融解によって引き起こされる低い乾燥強度のために、乾燥された紙が取り扱う 時に避ける傾向があることを含む。更にまた、乾燥プロセスの間に、シートが機 械方向に伸びそして乾燥表面の間に垂れ下がる可能性がある。これらの問題は、 生成する紙シートが低い乾燥強度及び乏しい均一性(例えば、ホール及びしみ( blotchiness))を有する原因となる。慣用の製紙装置でポリエチレ ンパルプから合成紙を作ることを可能にする幾つかの利用できる方法があるけれ ども、それらは特異な繊維及びプロセスステップを要求する。一つのこのような 例は米国特許第4,783,507号(Tokunagaら)中に開示されてい て、そこでは発明の特徴は、二つのポリエチ レンパルプ、即ち95℃以下で溶融するもの及びより高い温度で溶融するものの 使用に支えられている。紙は、100℃のスチームによって加熱されている乾燥 カンを使用する慣用の製紙機械でこれらの二つのポリエチレンパルプから製造す ることができる。このような紙を作るために使用されるポリエチレンパルプは、 ポリビニルアルコール及び水の溶媒中のポリエチレンのエマルションを使用して フラッシュ紡糸が行われる米国特許第3,920,508号(Yonemori )の方法によって製造される。 粘着及び伸びの困難を最小にする試みにおいて、米国特許第5,047,12 1号(Kochar)中で特別な方法が開示された。Kocharは、連続的な 湿式堆積製紙装置で少なくとも97重量%のポリエチレンフィブリドを含む高級 ポリエチレン紙を作るための方法を教示している。延伸されたポリエチレンフィ ブリド及びポリビニルアルコール繊維のパルプ組成物を、二次成形スクリーンの 上に堆積させて無サイズ紙シートを作る。このシートを、粘着及び伸びを減らす のを助けるために非常に特別な乾燥プロフィールを使用して乾燥カンで乾燥させ る。その後でシートを熱的に接合して、全体として高い強度、低い欠陥及び良好 な均一性を有するポリエチレン紙を供給する。 Kocharの教示は高級ポリエチレン紙を作るために成功したけれども、そ の使用に伴う数個の処理及び品質の問題がなお存在する。乾燥プロフィールが注 意深く制御されそして乾燥カンが定期的に清掃されなければ、粘着し、引裂き及 び伸びはなお顕著な問題である可能性があることを経験が示した。また、非永久 的離型剤(例えば、オイル分散液中のPTFE粒子)を乾燥カンで使用する場合 には、このオイルベースの 離型剤がそれが乾燥カンに沿って通る時にシートの上にしたたる場合に、生成す るシート中にホールが出来るであろう。シートを構成するパルプ材料の性質のた めに、1/8〜1/2インチ(0.3〜1.3cm)のホールが、熱的接合の後 で生成するシート中に現れる。これらのホールは、典型的には、湿式堆積された シート中に存在する可能性がある凝集塊、毛玉及び/又は汚れ粒子によって引き 起こされる繊維収縮のために、接合の間に起きる。典型的には、約2%よりも大 きい欠陥(即ち、パルプ繊維の絡み合いとしてそれら自体を証明する凝集塊又は 毛玉)を有するポリエチレンパルプがホールに大幅に寄与する。更にまた、パル プを一緒に融解せしめるために十分な熱が存在しないか又はパルプが短すぎる場 合には、ポリエチレン紙の乾燥強度は顕著に弱められる。これらの問題は、強度 、均一性及び多孔度が注意深く制御されなければならない最終使用用途(例えば 、真空掃除機バッグ)において殊に望ましくない。 明らかに、必要とされるものは、慣用の連続的な湿式堆積製紙装置でポリエチ レンパルプから高級ポリエチレン紙を製造するための方法であって、この方法及 びそれによって製造される紙が先行技術に固有の欠点を持たない方法である。こ の紙は、増加した寸法安定性、高い強度及び優れた均一性(即ち、非常に少ない 数の欠陥例えばホール、毛玉又は凝集塊)を有し、その結果それを限界的な最終 使用用途例えばミクロ濾過において成功裏に使用することができなければならな い。本発明のその他の目的及び利点は、本明細書中の後に続く本発明の図面及び 詳細な説明を参照すると当業者には明らかになるであろう。 発明の要約 一つの面においては、本発明は、慣用の湿式堆積製紙装置の上で高級 ポリエチレン紙を製造するための方法に向けられる。この方法は、 (a)(i)少なくとも約0.030の複屈折、少なくとも約0.7mmの平 均長さ、0〜6%の欠陥レベル、及び約0.23mg/mよりも大きくない粗さ を有する75〜99重量%のポリエチレンパルプ、並びに (ii)少なくとも約2.9mmの平均繊維長さ、及び約0.23mg/ mよりも大きくない粗さを有する0.5〜15重量%の繊維状安定剤、並びに (iii)0.5〜10重量%の補強剤 を含んで成るパルプ組成物を製造するステップ、 (b)このパルプ組成物を湿式堆積製紙機械の二次成形スクリーンの上に堆積 させて無サイズ紙シートを二次成形させるステップ、 (c)この生成する無サイズ紙シートを一連の加熱された乾燥カンの上で乾燥 させるステップ、並びに (d)この乾燥されたシートを250〜315°Fの温度で熱的に接合させて 、0.5インチの水圧力降下で少なくとも2ft3/ft2/分好ましくは0.5 インチの水圧力降下で少なくとも4ft3/ft2/分のフレーザー多孔度を有す る高級紙を与えるステップ を含んで成る。 好ましくは、ポリエチレンパルプは約80〜99重量%存在し、繊維状安定剤 は約0.5〜10重量%存在し、そして補強剤は約0.5〜10重量%存在する 。最も好ましくは、ポリエチレンパルプは約90重量%で存在し、繊維状安定剤 は約5.0重量%で存在し、そして補強剤は約5.0重量%で存在する。 この製紙方法の重要なステップは、小量の繊維状安定剤及び小量の補強剤をポ リエチレンパルプとブレンドすることを含む。この方法の結果は、高い乾燥強度 及び靭性、増加した寸法安定性、並びに優れた均一性(例えば、ホールなし)を 有する高級ポリエチレン紙である。生成する紙は、一般に、1.5〜4.5oz ./yd2の坪量を有しそしてミクロ濾過用途(例えば、真空掃除機バッグ)に おいてそしてバッテリー隔離板を作る際に特に有用である。 本出願人らの発明の方法は、特別な乾燥温度プロフィール又は乾燥カン離型剤 の必要なしで高級ポリエチレン紙を製造することを可能にする。事実、ポリエチ レンパルプが乾燥カン表面に粘着する危険性なしで、多くの異なる乾燥プロフィ ールを使用することができる。更にまた、湿式堆積シート中に存在する可能性が ある汚れ、凝集塊及び毛玉は、シートが熱的に接合される時にホールをもたらさ ないであろう。ポリエチレンパルプ中の欠陥の減少した感度のために、6%まで の欠陥を含むポリエチレンパルプによって、受け入れられる紙シートを製造する ことができる。このために、これらのシートは、優れた均一性、増加した寸法安 定性、取り扱い(例えば巻き返し)のための高い強度及び靭性を有する。商業的 な関係においては、これは、紙の引裂き又は破断による巻き返し性問題なしで連 続的な湿式堆積製紙装置で時間の長い期間の間、高級ポリエチレン紙を作ること ができることを意味する。 図面の簡単な説明 以下の図面を参照することによって、本発明はより良く理解されるであろう。 図1は、慣用の湿式堆積Foudrinier製紙機械の略図を示し、 ここで、ヘッドボックスHからの繊維状パルプの湿式堆積された層1は、二次成 形ワイヤ2の上を脱水プレス区分(ロール3〜5)に、次に予備乾燥区分8(コ ンベヤー6と7の間の)を通って、次に乾燥区分(乾燥カン9〜30)を通って 、そして最後に巻取装置に進み、高級ポリエチレン紙のロール31を形成する。 図2は、図1の乾燥されたシートを熱的に接合するために使用される小さなロ ールボンダーの略図を示す。 好ましい実施態様の詳細な説明 本明細書中で使用される時には、“繊維状安定剤”という語は、紙シートを安 定化しそしてホールがシート中に生成するのを防止する傾向がある、ポリエチレ ンパルプに添加される繊維状物質を意味する。この安定剤は、シート内の高度に 延伸されたポリエチレンパルプが乾燥及び接合操作の間に加熱される時にシート に寸法安定性を与える。これらの繊維状物質は、乾燥又は接合の間にそれ自体が 縮んではならずそしてポリエチレンパルプの融点よりも実質的に高い融点を持た なければならない。繊維状安定剤は、均一な分布を与えそしてポリエチレンパル プと繊維マトリックスネットワークを形成しなければならない。繊維状安定剤は 少なくとも約2.9mmの平均繊維長さ及び約0.23mg/mよりも大きくな い粗さを持たなければならないことが決定された。好ましい繊維状安定剤は、北 部軟木クラフト木材パルプ、マイクロガラス繊維及びポリエステル繊維を含む。 特に好ましいのは、James RiverCorporationから“Ma rathon Softwood”木材パルプとして商業的に入手できる北部軟 木漂白クラフト木材パルプである。 本明細書中で使用される時には、“補強剤”という語は、濾過性能に影響する ことなく紙シートに乾燥強度及び靭性を加える傾向がある、ポリエチレンパルプ に添加される物質を意味する。これらの物質は、それらが繊維状安定剤とポリエ チレンパルプを一緒に接合するであろうことにおいて特異である。この接合のた めに、乾燥カン表面に粘着するポリエチレンパルプ繊維の傾向は最小にされる。 現在のところ、好ましい補強剤は、B.F.Goodrich Corpora tionから商業的に入手できるHycar2671アクリルラテックス及びP etrolite Corporationから商業的に入手できる“Poly wax”655 T60を含む。その他の適切な補強剤は、Rohm& Haa sからの商業的なRhoplexアクリルラテックス(例えば、NW 1715 、E 32、E 1845及びLC 40)並びにSequa Chemica lsから商業的に入手できるSequaアクリルラテックス(例えば、FVAC 及び3033−124)を含む。 本明細書中で使用される時には、“白水”は、二次成形ワイヤを通過しそして 二次成形プロセスから回収される、細かな物質の希薄懸濁液を意味する。 本明細書中で使用される時には、“凝集塊”及び“毛玉”という語は、紙シー ト中に乏しく分散された繊維の塊としてそれ自体を証明する欠陥を意味する。 本明細書中で使用される時には、“粘着点”又は“粘着性点”は、乾燥表面が 表面ポリエチレンパルプ繊維を乾燥表面に粘着又は付着せしめるのに十分に熱い 温度を意味する。これは、接着力がポリエチレンパルプ繊維をカン表面に粘着せ しめそして力がパルプ繊維を紙シートから引っ 張るために十分に大きい点である。粘着は必ずしも直ちには起きずそして繊維が 乾燥表面の上で蓄積する時間の期間にわたってのみ明らかになるであろうことに 注目しなければならない。 上で述べた製紙方法における使用のために適切なポリエチレンパルプを製造す るための一つの方法は、その全体の内容が引用によって本明細書中に組み込まれ るGaleらの米国特許第5,000,824号中の繊維状パルプを製造する際 に使用されるのと同じステップを含む。基本的には、これらのステップは、線状 ポリエチレンポリマーを、少なくとも0.030の複屈折を有する延伸されたプ レキシフィラメントの相互連結されたストランドにフラッシュ紡糸すること、そ してこれらのストランドを小さな片に転換すること、そして次に水性媒体中で精 砕することによってこれらの片のサイズを減少させて繊維状ポリエチレンパルプ スラリーを生成させることを含む。精砕ステップを実施するのに適切な装置は、 その全体の内容が引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許第4,608 ,089号(Galeら)中により詳細に述べられている。 本発明における使用のために適切なポリエチレンパルプを製造するためのもう 一つの方法は、ポリエチレンパルプをより湿潤性にすることを含む。この場合に は、その全体の内容が引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許第5,0 47,121(Kochar)中で述べられたタイプの高密度のフラッシュ紡糸 されたポリエチレンパルプを、1.7重量%の濃度でパルパー中でスラリー化す る。部分的に加水分解された形のポリビニルアルコール(PVA粉末)を湿潤剤 としてポリエチレンパルプの1.25重量%で添加し、そして小量(5,000 ガロンの 水あたり1ガロン)の消泡剤(例えば、Sandoz anti−mussol KBG消泡剤)を添加する。パルパーに戻される白水は、残留量の界面活性剤 (例えば、商品名“Tween 20”の下でICI Americas, I nc.から商業的に入手できるポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウ レート)を含む。この界面活性剤は、ポリエチレンパルプの湿潤特徴を改善する 。前記スラリーを、厳格に制御された流量、高い回転速度及び10ミル未満の精 砕機プレートギャップで運転される単一ディスク精砕機によって精砕する。 次に、ポリエチレンパルプ/水混合物を、ディスク精砕機の下流でポリエチレ ンパルプ重量の1%の界面活性剤例えば“Tween 20”を添加することに よって更に十分に湿らせる。追加の精砕からの軽い出力(全出力の20%未満) によってパルプ長さを最適化し、そして欠陥をふるい分け、精砕しそして主なス ラリーに戻す。生成する混合物を60重量%よりも高い固体まで脱水する。(こ のタイプの湿らされたポリエチレンパルプを、本明細書中では以後DP700ポ リエチレンパルプと呼ぶ)。 これらのパルプ製造方法のどれかによって作られる、生成するポリエチレンパ ルプは、少なくとも0.030の複屈折、少なくとも約0.7mm(好ましくは 約0.85〜1.15mm)の平均長さ、0〜6%(好ましくは0〜4%)の欠 陥レベル、及び約0.23mg/mよりも大きくない(好ましくは約0.10〜 0.20mg/mの)粗さによって特徴付けられる。 これらのポリエチレンパルプのいずれからでも、高級ポリエチレン紙を作るこ とができる。この紙は、(1)まずポリエチレンパルプを製造 することそして次にこのポリエチレンパルプを他の成分と共に再スラリー化して 紙を生成させることによって製造することができ、又は(2)ポリエチレン原料 からパルプを精砕すること、原料の一次精砕の後で繊維状安定剤及び補強剤を添 加すること、そして次に連続的な方法の一部として紙を生成させることによって 、この紙を製造することもできる。 どちらの場合においても、この紙は、熱的接合の間の紙の収縮を減らすのに役 立つ、好ましくは約0.5〜10重量%、最も好ましくは約5重量%の繊維状安 定剤を含まなければならない。それはまた、熱的接合に先立つ巻き返し及び取り 扱いの間に紙シートに乾燥処理強度を与えるために、好ましくは約0.5〜10 重量%、最も好ましくは約5重量%の補強剤を含まなければならない。これらの 薬剤は両方とも、典型的には、一次パルプ精砕装置の下流でパルプスラリーに添 加される。 好ましい組成物においては、繊維状安定剤は、少なくとも約2.9mmの平均 繊維長さ及び約0.23mg/mよりも大きくない粗さを有する北部軟木漂白ク ラフト木材パルプである。この木材パルプは、まばらにし、そして5重量%の装 填でポリエチレンパルプと共にか又はそれ単独でのどちらかでパルパー中に分散 させることができる。 好ましい組成物においては、補強剤は、Hycar 2671アクリルラテッ クスか又は“Polywax” 655 T60低密度ポリエチレン粉末(この 特異なポリエチレン粉末に関するより特定の詳細は米国特許第4,783,50 7号中に開示されている)かのどちらかである。好ましくは、これらの補強剤は 、ポリエチレンパルプと一緒に直接に精砕されてはならない。 好ましい方法においては、ラテックスを、8〜9の制御されたpHで ポリエチレンパルプ/木材パルプスラリーに添加する。通常は、スラリー中に存 在する白水のパーセントに依存してpHをこのレベルまで上げるために小量のソ ーダ灰を添加する(25〜50ppm)。通常は、製紙業者の明礬溶液を、次に 、制御されたpHの下で使用してラテックスを沈殿させる。これらの明礬溶液は 、製紙技術の当業者には良く知られている。沈殿プロセスの間には、ラテックス の利点を排除することを回避するために、白水を制御しなければならない。 “Polywax 655 T60”を使用する場合には、pH制御、沈殿速 度、又は白水再使用効果に関する心配がないので、方法はより好都合である。疎 水性“Polywax 655 T60”粉末の分散が、ただ一つの本当の心配 事である。分散を維持するために利用可能な多くの方法の一つは、界面活性剤例 えば“Tween 20”によって水中の2〜5重量%の“Polywax 6 55 T60”のスラリーを予備的に濡らすことを要求する。 必要に応じた付加的な補助剤(例えば消泡剤)をまた前記組成物に添加して( 2重量%まで)組成物を処理するのを助けてもよいが、これらは本発明にとって 必須ではない。処理の間に殆どの補助剤が脱水操作(即ち、湿式プレス)の間に 洗い去られることを経験が示した。 最後の組成物を製造する際には、ポリエチレンパルプ、繊維状安定剤及び補強 剤を、約3重量%の固体濃度まで水の中に均一に分散させる。次に、この組成物 を約0.5重量%の固体濃度まで水によって更に希釈する。 次に、この組成物を、慣用の湿式堆積製紙機械(例えば、Fourdrini er機械)の二次成形スクリーンの上に堆積させる。発泡を制 御するために、小量の消泡剤(例えば、Sandoz anti−mussol KBG消泡剤)をヘッドボックスHで添加することができる。組成物を湿式プ レスによって脱水して無サイズ紙シートを生成させる。シートを湿式プレスする ことは、ワイヤではない(non−wire)表面を安定化し、そして繊維がシ ートから引き出てそして熱い乾燥カンの上に堆積する可能性を減らす。プレスロ ールの上の吸着剤織物スリーブ材料(例えば、羊毛)及び/又はフェルトで覆わ れた湿式プレスは、ワイヤではない表面に対するプレスの安定化効果を改善する 。 シートの衝突熱空気ドライヤー予備加熱は、好ましくは、湿式プレスの後でそ してシートが一連のスチーム加熱された乾燥カンに入る前に、付加的な水を除去 するために使用される。予備加熱は、ポリエチレンパルプの粘着点未満であるレ ベルへの最後の乾燥のために必要とされるスチーム圧力を減らすのを助ける。補 強剤(例えば、アクリルラテックス又は“Polywax 655 T60”) と一緒の予備乾燥は、シートをその粘着点よりも高く加熱する必要性なしに、巻 き返しのためにシート内に十分な乾燥強度が発現されることを可能にする。 その後で、部分的に乾燥された無サイズ紙シートを、一連の加熱された乾燥カ ンを横切って完全に乾燥する。乾燥カンは、ポリエチレンパルプを乾燥カン表面 に粘着させる危険性なしで、多くの異なる乾燥温度プロフィールを有することが できる。乾燥温度プロフィールは限界的ではないので、処理時間は、先行技術( 即ち、Kocharの方法)のものと比較して顕著に減らすことができる。多数 のスチーム加熱されたカン(カン9〜28)及び冷却カン(カン29〜30)を 含む典型的な紙乾燥部分を図1中に示すが、これは乾燥を完結し、シートを安定 化しそし て乾燥シート強度を供給するために使用される。シートがまだ湿っている初期の 乾燥ゾーンの間は、カンの上への繊維堆積を回避するために、フェルトで覆われ ていないカンを使用することが特に好ましい。最後のカンは、シートを安定化し そしてシートの収縮を防止するために約110〜130°Fに冷却しなければな らない。これを行わない場合には、縁は、カールしそして縁引裂を始める傾向を 有するであろう。さもなければ、カンの列全体(カン9〜28)を十分な圧力( 即ち、粘着点のすぐ下の圧力)に制御しても良い。縁近くのカン表面の非接触赤 外温度測定は、28psigのスチームに対して平均で245〜255゜Fであ る。 最後に、乾燥されたシートは、0.5インチの水圧力降下で少なくとも2ft3 /ft2/分、好ましくは0.5インチの水圧力降下で少なくとも4ft3/f t2/分のフレーザー(Frazier)多孔度を有する高級ポリエチレン紙を 供給するために、240〜315゜Fの温度で熱的に接合させる。紙の多孔度は 、小さなロールボンダーを通してシートを通過させそして接合温度を加減するこ とによって、特定の用途のために仕立て上げることができる。接合の間、シート は、典型的には、シート収縮を最小にするために、静電及び/又は圧力手段によ って所定の場所に保持する。接合に続いて、紙は、貯蔵及び輸送の目的のために ロールの形に巻き上げる。 生成する高級ポリエチレン紙は、6%までの欠陥にて作ることができ、そして 敏感な濾過用途においてなお効果的に使用することができる。これは、典型的に は2%より高い欠陥レベルが濾過用途のためには不適切な紙シート(即ち、ホー ルを有する紙)をもたらす先行技術(Koch ar)とは異なる。 本発明による高級ポリエチレン紙を作るために適切な装置の略図である、添付 された図面を参照することによって、本発明は一層容易に理解されるであろう。 他の可能な構成も可能であり、そしてこれらの図示された配置は本発明にとって 限界的又は必須ではない。 図1は典型的なFoudrinier機械を示し、組成物繊維の湿式堆積され た層1は、ヘッドボックスHから供給されそして二次成形スクリーン2の上に浮 動される。組成物は湿式プレス部分(ロール3〜5)を通って進められ組成物を 脱水する。ロール3〜5は主に湿式プレスのためである。生成する無サイズ紙を 、予備乾燥部分(入り口コンベヤー6と出口コンベヤー7との間の熱空気衝突予 備ドライヤー8)を通過させる。次に、部分的に乾燥された無サイズ紙シートを 、一連のスチーム加熱された乾燥カン(カン9〜30)にわたる乾燥部分を通し て進める。乾燥カンの正確な数は本発明にとって重要ではなくそして製紙技術に おける当業者にとっては選択の問題であることが理解されるであろう。好ましく は、乾燥カン20、22、24、26、28及び30はすべてフェルトで覆われ ていて(その他はすべてフェルトで覆われていない)、そして最後の二つの乾燥 カン(カン29及び30)は、紙シートを冷却して、シートを安定化し、そして ロール31の上に巻き上げる前、間及び後でシート収縮を防止するために使用さ れる。 図2中に示すように、シートの接合は、慣用の装置、例えば小さなロールボン ダーによって達成することができる。使用に際しては、乾燥された紙シートを巻 き戻し、そして曲がりロール32の上をそして遊びロール33の下を進める。そ の後で、シートを一連の予備加熱ロール(2 4インチ径の予備加熱ロール34〜37)の上を通過させる。イオンガン35a 、36a及び37aを使用してロール35、36及び37で静電帯電を行う。そ の後で、シートを、一連のゴムでカバーされたニップロール(ロール38〜42 )及び対応する接合ロール(8インチ径の接合ロール43〜47)の間を通過さ せる。最後に、シートを、一連のチルドロール(24インチ径のチルドロール4 8〜49)の上をそして遊びロール50の下を巻き上げロール51へと通過させ る。 接合操作のためには、すべてのロールを実質的に同じ周速度で運転する。0. 5インチの水圧力降下で少なくとも2ft3/ft2/分、好ましくは0.5イン チの水圧力降下で少なくとも4ft3/ft2/分のフレーザー多孔度を与えるた めに、接合温度を240〜315°Fで維持する。上で記したように、所望の特 定の最終使用用途に依存して特別な多孔度の紙を製造するために、温度はこの範 囲内で変えることができる。 パルプ及びそれらから作られた紙に関する本明細書中で述べられる種々の特性 は、以下の試験方法によって測定される。これらの方法の説明においては、AS TMはthe American Societyof Testing Ma terialsを指し、TAPPIはthe Technical Assoc iation of Paper and Pulp Industryを指し 、そしてISOはthe International Organizati on for Standardizationを指す。 繊維長さ及び粗さは、紙産業において普通に使用されるKajaani光学試 験方法によって測定する。平均繊維長さは、0.4mmの大体のオリフィス径を 有するKajaani FS−200装置によって測 定する。この装置は、パルプ繊維母集団の試料を取りそして長さ分布を与えるた めに使用する。繊維の全数を数え、そして数及び重量長さ分布並びに粗さをこの データから計算する。 複屈折は、米国特許第4,608,089号(Galeら)欄2、行64〜欄 3、行33中に詳細に与えられている技術によって測定する。なお、この特定の 開示は引用によって本明細書中に組み込まれる。 乾燥された水堆積された紙の不透明度は、拡散不透明度の測定のためのISO 標準2469及び2471並びにTAPPI T519と合致するTechni dyne Micro TB1C試験機器(NewAlbanyのTechni dyne Corporationによって製造された)によって測定する。測 定は、Technidyne、“紙の光学的特性の測定及び制御”(1983) によって刊行された手順に従って行い、そして特に457nmの効果的な波長を 有する位置Bフィルターを有する拡散形状を用いる。測定値は統計的に解析して 、平均不透明度及び与えられたパルプのシートに関するその分散を与える。不透 明度の小さな分散は、均一でしみのない合成パルプシートを形成するパルプの能 力を示す。 フレーザー多孔度は、ASTM D 737−46に従って測定し、そして0 .5インチの水圧力降下で1分あたり1平方フィートあたりの立方フィートで報 告する。排水(Canadian Standard Freeness[CS F]として一般には知られている)は、TAPPI T−227試験方法に従っ て測定しそしてミリリットル(ml)で報告する。 欠陥は、紙産業において一般に使用されるタイプのPulmac S hive Analyzerの使用によって測定する。パルプの水スラリーは、 狭いスリット(4ミルx3インチが典型的である)を有する金属プレートを含む ビーター室中に流れ込む。スリットを通過しないパルプを捕獲し、乾燥しそして 秤量する。この重量を計算して%欠陥とする。 実施例 後に続く非限定的な実施例においては、組成物成分のすべてのパーセント及び 比は、特記しない限り組成物の総重量による。以下に示される受け入れられるも のに加えて、多くのその他の適切な繊維状安定剤又は補強剤が存在するであろう ことが理解されるであろう。実施例1 この実施例においては、種々の繊維状安定剤の効果を、湿潤性ポリエチレンパ ルプ(DP700)及びアクリルラテックス補強剤(B.F.Goodrich ,Corp.からのHycar 2671アクリルラテックス)と共に敏感な濾 過最終用途(例えば、真空掃除機バッグ)のために使用した時に評価した。接合 された紙サンプルは、約2.0oz/yd2の坪量で作った。繊維状安定剤は5 重量%のレベルで装填し、そしてアクリルラテックスは5重量%のレベルで装填 した。すべてのサンプルをオーブン中で134℃で10分間接合した。対照とし て、何ら繊維状安定剤又は補強剤なしで、DP700ポリエチレンパルプから紙 サンプルをまた作った。結果を以下の表1中に与える。この表においては、熱安 定性指数(HSI)は、接合の効果をおおざっぱに定量化するために示される。 この表においては、1〜10(劣った〜良好な)の格付けを各々のサンプルに与 えた。ストリップ引張強さは線状インチあたりのlbsで報告し、そして伸びは パーセントとして報告する。 DP700=ラテックス及び繊維状安定剤を含まないポリエチレンパルプ(対 照1) WOOD=95重量%のDP700 PEパルプ、5重量%のMaratho n木材パルプ、ラテックス無し LAT=95重量%のDP700 PEパルプ、5重量%のラテックス、繊維 状安定剤無し MAR=Marathon北部軟木漂白クラフト木材パルプ(対照2) CS=Chesapeake南部硬材木材パルプ CL=南部セルロースグレード286綿リンター HS=Howe Sound 400 - ベイスギ/ホワイトスプルースクラ フト木材パルプ IC=大陸間 - ホワイトスプルース/ロージポールマツクラフト木材パルプ CA=酢酸セルロース EG=Evaniteグレード406マイクロガラス CG=コーニングガラス PP=Hercules Herculonポリプロピレン PE=ポリエチレン N=ナイロン PET−1=ポリエステル PET−2=ポリエステル PET−3=ポリエステル SS=ステンレススチール 熱安定性指数格付けは、試験されたサンプルの中では、Marathon北部 軟木漂白クラフト木材パルプ(MAR)、ベイスギ/ホワイト スプルース木材パルプ(HS)、ホワイトスプルース/ロージポールマツ木材パ ルプ(IC)、マイクロガラス繊維(EG及びCG)並びにポリエステル繊維( PET−1)が、ポリエチレンパルプ及びアクリルラテックス補強剤と共に使用 する時には適切な繊維状安定剤であることを示す(5以上のHSI格付けが敏感 な濾過用途において有用なシートを作るために受け入れられると考えられるが、 7以上の格付けが最も好ましい)。(WOODサンプルは受け入れられる熱安定 性指数を有するけれども、それは、補強剤(例えばラテックス)が無いためにシ ート巻き返しのための適切な強度を持たないことに注目すべきである)。この種 類の繊維状安定剤は、接合プロセスの間にポリエチレンパルプがホールを形成し ないように機械的に保持するであろうがそれでいて最後の紙シートの濾過及び処 理特徴には影響を与えないであろう熱に安定なマトリックスとして作用するであ ろう。熱安定性指数は、基本的には、134℃で10分間のオーブン中での熱的 接合の間に、収縮無しでシートの形を保持するそしてホールが生成するのを防止 するシートの能力を格付けする。 この実施例は、平均繊維長さと粗さとの間の関係を基にして繊維状安定剤の受 容性を特徴付けるやり方が存在することを示す。実施例2 この実施例においては、2.0oz/yd2の未接合紙サンプルを本発明に従 って作り、そして米国特許第5,047,121号(Kochar)によって作 られた未接合サンプルと比較した。未接合Kochar紙(即ち、P800)は 、98重量%のポリエチレンパルプ及び2重量%のポリビニルアルコール繊維の 組成を有していた。本発明のサンプ ルは、(1)90重量%のポリエチレンパルプ、5重量%の“Marathon ”木材パルプ及び5重量%のHycar 2671アクリルラテックス(即ち、 T810)並びに(2)90重量%のポリエチレンパルプ、5重量%の“Mar athon”木材パルプ及び5重量%の“Polywax 655 T60”( 即ち、P820)の組成を有していた。結果を以下の表2中に述べる。この表に おいては、ストリップ引張強さは線状インチあたりのlbsで報告し、伸びはパ ーセントとして報告し、そして破断への仕事量はin−lbsで報告する。 * 未接合シートをポリエチレンパルプの粘着点よりも高い条件で乾燥した( スチーム圧力 32〜35psig) ** 未接合シートをポリエチレンパルプの粘着点よりも低い条件で乾燥した (スチーム圧力 28psig) この実施例においては、スチーム乾燥圧力は、P800に関しては32〜35 psigそしてP810及びP820に関しては28psigであった。この実 施例は、乾燥条件が異なるにも拘わらず、P800と比較してP810及びP8 20に関して匹敵するシート強度が得られることを示す。補強剤の使用が、P8 10及びP820シートをポリエチレンパルプの粘着点よりも低い条件で乾燥さ せることを可能にする。結果として、巻き返し及び取り扱いのために必要なシー ト強度を犠牲にすることなく粘着を回避する(即ち、シート破断)。実施例3 この実施例においては、異なる補強剤を使用して本発明に従って紙サンプルを 作りそしてKochar特許によって作られたサンプルと比較した。Kocha rの紙は実施例2におけるのと同じ組成を有していた。本発明のサンプルは、補 強剤が乾燥シート強度に対して有する効果を見るために補強剤を変えた以外は実 施例2におけるのと同じ組成を有していた。最後のものを除いたすべてのサンプ ルは20psigのスチーム圧力で乾燥させた。フレーザー多孔度は、0.5イ ンチの水圧力降下でft3/ft2/分として報告する。ストリップ引張強さはl bs/線状インチであり、そして伸びはパーセントとして報告する。 * これらのサンプルは、同じ装置によるけれども残りのサンプルとは違う時 に作られた。乾燥は、ポリエチレンパルプに関する粘着点よりも低い20psi gのスチーム圧力で行われた。 ** このサンプルは、シートの強度特性を改善するためにより高い温度(2 8psigのスチーム圧力)で乾燥された。これもまだ、ポリエチレンパルプの 粘着点よりも低い。 この表は、同じ乾燥条件では、先行技術(Kochar)に従って作られた紙 の強度に対して本発明に従って補強剤が使用される時には乾燥強度における改善 が存在することを示す。かくして、本発明の方法は先行技術のものよりも低い乾 燥温度で行うことができ、それでもなお匹敵する強度の紙を得ることができる。 実施例2においてもまた示されたように、これは、補強剤を使用する時には、繊 維融解によって満足な強度を発現させるために現在必要とされるより高いスチー ム圧力の代わりに、より低いスチーム圧力(例えば、4〜7psig低い)を用 いることができることを意味する。スチーム圧力におけるこの減少は、シートが ポリエチレンパルプの粘着点よりも低い条件で乾燥されることを可能にする。 本出願人らは、乾燥部分における28psigのスチームの使用が、粘着なし で(ポリエチレンパルプの粘着点未満で)強度の最善のバランス(即ち、破断な しでの良好な巻き返し性)を与えることを見い出した。 かくして、フレーザー多孔度及びシートの強度は、所望の特定の最終用途のため に仕立て上げることができる。 本発明の特別な実施態様を上述の説明において述べてきたけれども、本発明の 精神又は主要な特質から逸脱することなく、本発明は多数の改変、置換及び再配 置が可能であることは、当業者によって理解されるであろう。本発明の範囲を示 す時には、上述の明細書よりもむしろ添付された請求の範囲を参照しなければな らない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年6月2日 【補正内容】 “Polywax 655 T60”を使用する場合には、pH制御、沈殿速 度、又は白水再使用効果に関する心配がないので、方法はより好都合である。疎 水性“Polywax 655 T60”粉末の分散が、ただ一つの本当の心配 事である。分散を維持するために利用可能な多くの方法の一つは、界面活性剤例 えば“Tween 20”によって水中の2〜5重量%の“Polywax 6 55 T60”のスラリーを予備的に濡らすことを要求する。 必要に応じた付加的な補助剤(例えば消泡剤)をまた前記組成物に添加して( 2重量%まで)組成物を処理するのを助けてもよいが、これらは本発明にとって 必須ではない。処理の間に殆どの補助剤が脱水操作(即ち、湿式プレス)の間に 洗い去られることを経験が示した。 最後の組成物を製造する際には、ポリエチレンパルプ、繊維状安定剤及び補強 剤を、約3重量%の固体濃度まで水の中に均一に分散させる。次に、この組成物 を約0.5重量%の固体濃度まで水によって更に希釈する。 次に、この組成物を、慣用の湿式堆積製紙機械(例えば、Fourdrini er機械)の二次成形スクリーンの上に堆積させる。発泡を制御するために、小 量の消泡剤(例えば、Sandoz anti−mussol KBG消泡剤) をヘッドボックスHで添加することができる。組成物を湿式プレスによって脱水 して無サイズ紙シートを生成させる。シートを湿式プレスすることは、ワイヤで はない(non−wire)表面を安定化し、そして繊維がシートから引き出て そして熱い乾燥カンの上に堆積する可能性を減らす。プレスロールの上の吸着剤 織物スリーブ材料(例えば、羊毛)及び/又はフェルトで覆われた湿式プレスは 、 ワイヤではない表面に対するプレスの安定化効果を改善する。 シートの衝突熱空気ドライヤー予備加熱は、好ましくは、湿式プレスの後でそ してシートが一連のスチーム加熱された乾燥カンに入る前に、付加的な水を除去 するために使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コツカー, ガービンダー・パル・シン アメリカ合衆国バージニア州23113ミドロ シアン・ロンドンパークドライブ2806 (72)発明者 リー, チ・チヤング アメリカ合衆国バージニア州23237―2535 リツチモンド・インカドライブ4233 (72)発明者 マーテイン, カール・マシユウ アメリカ合衆国バージニア州23462バージ ニアビーチ・ポールジヨーンズレイン4409 (72)発明者 シエルバーン, サイラス・スプラトリ ー, ジユニア アメリカ合衆国バージニア州23235―2702 リツチモンド・スカーズボロドライブ2332 (72)発明者 スミス, リチヤード・ブレントン アメリカ合衆国バージニア州23236リツチ モンド・イーストウツドコート8505 (72)発明者 ワツゴナー, ジエイムズ・ロス アメリカ合衆国バージニア州23113ミドロ シアン・ノースチエイスロード5602

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)(i)少なくとも約0.030の複屈折、少なくとも約0.7mm の平均長さ、0〜6%の欠陥レベル、及び約0.23mg/mよりも大きくない 粗さを有する75〜99重量%のポリエチレンパルプ、 (ii)少なくとも2.9mmの平均繊維長さ、及び約0.23m g/mよりも大きくない粗さを有する0.5〜15重量%の繊維状安定剤、並び に (iii)0.5〜10重量%の補強剤 を含んで成るパルプ組成物を製造するステップ、 (b)この組成物を製紙機械のスクリーンの上に堆積させて無サイズ紙シート を成形させるステップ、 (c)この無サイズ紙シートを一連の加熱された乾燥カンの上で乾燥させるス テップ、並びに (d)この乾燥された無サイズ紙シートを240〜315°Fの温度で熱的に 接合させて、0.5インチの水圧力降下で少なくとも約2ft3/ft2/分のフ レーザー多孔度を与えるステップ を含んで成る、慣用の湿式堆積製紙装置の上で高級ポリエチレン紙を製造するた めの方法。 2.ポリエチレンパルプが約80〜99重量%存在し、繊維状安定剤が約0. 5〜10重量%存在し、そして補強剤が約0.5〜10重量%存在する、請求の 範囲1記載の方法。 3.ポリエチレンパルプが約90重量%で存在し、繊維状安定剤が約5重量% で存在し、そして補強剤が約5重量%で存在する、請求の範囲1記載の方法。 4.フレーザー多孔度が0.5インチの水圧力降下で少なくとも4ft3/f t2/分である、請求の範囲1記載の方法。 5.ポリエチレンパルプが0〜4%の欠陥レベルを有する、請求の範囲1記載 の方法。 6.繊維状安定剤が、北部軟木クラフト木材パルプ、ベイスギ/ホワイトスプ ルースクラフト木材パルプ、ホワイトスプルース/ロッジポールクラフトマツ木 材パルプ、マイクロガラス繊維及びポリエステル繊維から成る群から選ばれる、 請求の範囲1記載の方法。 7.補強剤がアクリルラテックス及び低溶融ポリエチレン粉末から成る群から 選ばれる、請求の範囲1記載の方法。 8.無サイズ紙シートを湿式プレスするステップ、及び無サイズ紙シートを一 連の加熱された乾燥カンの上で乾燥させる前に熱空気衝突によって無サイズ紙シ ートを予備乾燥させるステップを更に含んで成る、請求の範囲1記載の方法。 9.請求の範囲1記載の方法によって製造された、湿式堆積され乾燥されそし て熱的に接合された紙。 10.請求の範囲1記載の方法によって製造された、湿式堆積され乾燥されそ して熱的に接合された紙から作られた真空掃除機バッグ。 11.(a)少なくとも約0.030の複屈折、少なくとも約0.7mmの平 均長さ、0〜6%の欠陥レベル、及び約0.23mg/mよりも大きくない粗さ を有する75〜99重量%のポリエチレンパルプ、 (b)少なくとも約2.9mmの平均繊維長さ、及び約0.23mg/mより も大きくない粗さを有する0.5〜15重量%の繊維状安定剤、並びに (c)0.5〜10重量%の補強剤 を含んで成る、0.5インチの水圧力降下で少なくとも約2ft3/ft2/分の フレーザー多孔度を有する高級ポリエチレン紙。 12.ポリエチレンパルプが0〜4%の欠陥レベルを有する、請求の範囲11 記載の高級紙。 13.ポリエチレンパルプが約80〜99重量%存在し、繊維状安定剤が約0 .5〜10重量%存在し、そして補強剤が約0.5〜10重量%存在する、請求 の範囲11記載の高級紙。 14.ポリエチレンパルプが約90重量%で存在し、繊維状安定剤が約5重量 %で存在し、そして補強剤が約5重量%で存在する、請求の範囲11記載の高級 紙。 15.繊維状安定剤が、北部軟木クラフト木材パルプ、ベイスギ/ホワイトス プルースクラフト木材パルプ、ホワイトスプルース/ロッジポールクラフトマツ 木材パルプ、マイクロガラス繊維及びポリエステル繊維から成る群から選ばれる 、請求の範囲11記載の高級紙。 16.補強剤がアクリルラテックス及び低溶融ポリエチレン粉末から成る群か ら選ばれる、請求の範囲11記載の高級紙。 17.フレーザー多孔度が0.5インチの水圧力降下で少なくとも約4ft3 /ft2/分である、請求の範囲11記載の高級紙。 18.請求の範囲11記載の高級ポリエチレン紙から作られた真空掃除機バッ グ。
JP51213594A 1992-11-09 1993-11-05 高級ポリエチレン紙 Expired - Fee Related JP3641484B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/973,439 US5242546A (en) 1992-11-09 1992-11-09 High grade polyethylene paper
US07/973,439 1992-11-09
PCT/US1993/010433 WO1994011574A1 (en) 1992-11-09 1993-11-05 High grade polyethylene paper

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08503270A true JPH08503270A (ja) 1996-04-09
JP3641484B2 JP3641484B2 (ja) 2005-04-20

Family

ID=25520896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51213594A Expired - Fee Related JP3641484B2 (ja) 1992-11-09 1993-11-05 高級ポリエチレン紙

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5242546A (ja)
JP (1) JP3641484B2 (ja)
KR (1) KR100250096B1 (ja)
CA (1) CA2148682A1 (ja)
WO (1) WO1994011574A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013628B2 (en) 1994-06-30 2006-03-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for making poly(trimethyleneterephthalate) bulked continuous filaments, the filaments thereof and carpets made therefrom
JP2015037783A (ja) * 2004-11-05 2015-02-26 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 濾材

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016378A1 (en) 1996-10-15 1998-04-23 Ewing William D Recyclable printable media
DE69938864D1 (de) * 1998-02-23 2008-07-17 Kao Corp Verfahren zum fertigen von gegenständen aus papiermasse
WO1999064676A1 (en) 1998-06-10 1999-12-16 Bba Nonwovens Simpsonville, Inc. High efficiency thermally bonded wet laid milk filter
US20030145566A1 (en) * 2002-02-04 2003-08-07 Parks David P. Disposable filtration bag
US7494703B2 (en) * 2003-12-04 2009-02-24 Tom Hopkins High modulus thermoplastic films
US7268098B2 (en) * 2003-12-04 2007-09-11 Hopkins Thomas E High modulus thermoplastic films and their use as cash register tapes
CN110952369B (zh) * 2019-12-23 2021-09-24 石家庄辰泰滤纸有限公司 一种高容尘量滤纸的生产工艺

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL271149A (ja) * 1960-11-08 1900-01-01
BE789808A (fr) * 1971-10-12 1973-04-06 Crown Zellerbach Int Inc Pate a papier de polyolefine ayant de meilleures proprietes d'egouttageet procede pour la produire
JPS5966511A (ja) * 1982-09-30 1984-04-16 Mitsui Petrochem Ind Ltd 新規ポリエチレン合成パルプ
US4608089A (en) * 1985-07-19 1986-08-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Cement matrix composites and method of making same
US5000824A (en) * 1987-05-19 1991-03-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyethylene pulp
US5013599A (en) * 1989-09-29 1991-05-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Composite fibrous polyethylene sheet
US5133835A (en) * 1990-03-05 1992-07-28 International Paper Company Printable, high-strength, tear-resistant nonwoven material and related method of manufacture
US5047121A (en) * 1990-09-20 1991-09-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company High grade polyethylene paper

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013628B2 (en) 1994-06-30 2006-03-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for making poly(trimethyleneterephthalate) bulked continuous filaments, the filaments thereof and carpets made therefrom
JP2015037783A (ja) * 2004-11-05 2015-02-26 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド 濾材

Also Published As

Publication number Publication date
JP3641484B2 (ja) 2005-04-20
US5242546A (en) 1993-09-07
KR950704572A (ko) 1995-11-20
KR100250096B1 (ko) 2000-03-15
WO1994011574A1 (en) 1994-05-26
CA2148682A1 (en) 1994-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11525215B2 (en) Cellulose and cellulose ester film
US11668050B2 (en) Ultrasonic welding of wet laid nonwoven compositions
CA2067641C (en) Cellulose pulps of selected morphology for improved paper strength potential
JP6600556B2 (ja) クルパック紙
WO2020041257A1 (en) Recycle pulp comprising cellulose acetate
US4496583A (en) Paper-like polyester fiber sheet and process for producing the same
US11414791B2 (en) Recycled deinked sheet articles
US11639579B2 (en) Recycle pulp comprising cellulose acetate
US20240060237A1 (en) Process for producing strong and soft tissue and towel products
CA2003087C (en) Easily defibered web-shaped paper product and method of manufacturing the same
US4040899A (en) Production of high strength packaging papers from straw
WO2020041256A1 (en) Recycled deinked sheet articles
JPH08503270A (ja) 高級ポリエチレン紙
EP0477019A2 (en) High grade polyethylene paper
JP2017036521A (ja) ヒートシール紙及びその製造方法
JP6222946B2 (ja) クラフト紙の製造方法
SU1650840A1 (ru) Мешочна бумага
JP2022135478A (ja) ポリフェニレンサルファイド繊維含有湿式不織布
JPH0536555B2 (ja)
JP3589543B2 (ja) 葉書用紙
Caulfield et al. Wet pressing webs of higher-yield kraft pulp for improved strength
JPH0770975A (ja) クラフト紙
JPH0824537A (ja) 掃除機フィルター用原紙

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees