JPH08500620A - 印刷インク及びインクジェット印刷法 - Google Patents

印刷インク及びインクジェット印刷法

Info

Publication number
JPH08500620A
JPH08500620A JP6506031A JP50603194A JPH08500620A JP H08500620 A JPH08500620 A JP H08500620A JP 6506031 A JP6506031 A JP 6506031A JP 50603194 A JP50603194 A JP 50603194A JP H08500620 A JPH08500620 A JP H08500620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
composition
melting point
azeotropic
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6506031A
Other languages
English (en)
Inventor
ニコラス アーサー ディヴィス
ビアトリス メアリー ニコラス
Original Assignee
ザ ゼネラル エレクトリック コムパニー ピーエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ゼネラル エレクトリック コムパニー ピーエルシー filed Critical ザ ゼネラル エレクトリック コムパニー ピーエルシー
Publication of JPH08500620A publication Critical patent/JPH08500620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/34Hot-melt inks

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 周囲温度で固体であり、噴射形成温度又はそれ以下、一般に80℃〜130℃の間の温度で液体である、ホットメルト組成物中に画像形成剤を含むインクジェット印刷インク。ホットメルト組成物は、少なくとも100℃の融点を持つ化合物から形成される熱可逆性共沸組成物である。化合物は、芳香族アミド及び芳香族スルホンアミドからなる群から選ばれてもよく、腐蝕防止剤、殺生物剤、分散剤及び表面活性剤の様な添加剤を有してもよい。インクジェット印刷方法は、この印刷インクを使用し、インクが画像形成組成物の溶液又は懸濁液を形成する様に共沸ホットメルト組成物の温度を上昇し、インクを、画像形態で基体上に噴射し、次いで、インクを基体上で冷却によって結晶化させる事を含む。

Description

【発明の詳細な説明】印刷インク及びインクジェット印刷法 本発明は、インク組成物、特に熱的インクジェット印刷機で使用され、一般的 にホットメルトインクと言われる固体インク及びその様な組成物を使用したイン クジェット印刷法に関する。 液体インクは、多くの型のインクジェット印刷機に使用されており、そのほと んどは、即時(“Drop-On-Demand”)インクジェット印刷機及び連続(“Continuou s”)インクジェット印刷機である。即時インクジェット印刷機では、インクは通 常溜受に貯蔵され、毛細管作用で印刷機の印刷ヘッドのノズルに送られる。印刷 媒体、例えば紙の上に或る一点を印刷する必要のある時は何時でもノズルの外に 一滴のインクを押し出す為の手段が存在する。連続インクジェット印刷機では、 インクは、不安定なインクのジェット形体でノズルの外に押し出され、次いで一 様な小滴の流れに分解する。各小滴の弾道は、一般に静電気或いは磁力のいずれ かによって、主インク系を通して再循環する為の受け器に対して、或いは印刷点 を形成する為の印刷媒体に対して調節される。 殆どのインクジェットインクは室温で液体である。然しながら、液体インクは 様々な困難性、特にこれらが異なる印刷媒体に対して同じ応答をしないという問 題がある。一般に、事務用紙上の液体インクは、毛羽立った外観を作るが、これ は、インクが紙の繊維の線の中にしみ込み拡散するからである。毛羽立ちを最少 にする為に設計された液体インクは、セット時間を必要とし、これは印刷された 頁が積み重ねられる速度を制限する。 印刷の品質は、通常、乾燥時間及び水ではげない特性に効果を有する、使用さ れる紙の型に依る。水を基体としたインクは、広く使用されているが、それらは 水ではげない特性に乏しい。又、噴射中でのインクの乾燥を防ぐ為に、高濃度の ジエチレングリコールの様な保湿剤が使用されているが、これは媒体上の印刷の 乾燥時間を長くし、印刷の品質を低下させる。 硬化剤無しの液体インクは、一般に、金属、ガラス或いはプラスチックといっ た非多孔性表面では有用なものではなく、これらは一層不鮮明なものとする傾向 にある。 更に、液体インクは、温度変化に対して非常に敏感で、インクの粘度及び界面 張力に影響し、その結果媒体とインクの相互作用に影響を及ぼす。 以上のことから、液体インクジェットインクの最大の問題は、(i)媒体依存の 印刷の品質、(ii)低い信頼性、(iii)水ではげない特性の低下、及び(iv)印刷イ ンクの長い乾燥或いはセット時間にある事は明らかである。 上述の問題点を解決する為の方法は、相変換或いは通常室温で固体のホットメ ルトインクを使用する事である。インクが加熱されると、インクは溶融して低粘 度流体を形成し、このものは小滴として噴射出来る。 ホットメルトインクは最初Berry等(米国特許第3,653,932号,19 72年4月)の、静電気的調節連続インクジェット印刷機に使用された。このイ ンクは、室温で固体のワックス成分を含んでいた。「ホットメルトインク」とは 、室温においては固相であり、操作温度においては流動相であるインクと定義す る。これは、ワックス状物質の溶融温度より上である。 多くの異なる型のホットメルトインクが使用されており、例えば米国特許第4 ,490,731号、第3,653,932号、第3,715,219号及び第 4,390,369号は「天然ワックス含有インクジェットインク」に関し、そ の継続出願である、米国特許出願第507,918号(1983年6月27日出 願)、米国特許第4,361,843号は、「改良インクジェット組成物及び方 法」に関し、米国特許第4,400,215号は、「スタートアップ問題を低減 させる為の改良インクジェット処方」に関し、その継続出願である、米国特許出 願第522,837号(1983年8月12日出願)、米国特許出願第394, 154号(1982年7月1日出願)(現在放棄された)は、「ステアリン酸含 有インクジェットインク」に関し、その継続出願である、米国特許出願第565 ,124号(1983年12月23日出願)、米国特許第4,386,961号 は、「異種インクジェットインク組成物」に関し、その継続出願である米国特許 出願第501,074号(1983年6月5日出願)、米国特許出願第668, 095号(1984年11月5日出願)(現在放棄された)及びその継続出願で ある米国特許出願第006,727号(1987年1月23日出願)、米国特許 出願第672,587号(1984年11月16日出願)(現在放棄された)は 、「低腐蝕インパルスインクジェットインク」に関し、その継続出願は、米国特 許出願第037,062号(1987年4月13日出願)である。 これらの「ホットメルト」インクは、天然ワックス、樹脂、及び/又は長鎖脂 肪酸、エステル又はアルコールといった、インクが噴射温度まで加熱されると溶 融する様なビヒクルを含む。噴射にあたって、加熱された小滴は基体を衝撃し、 直ちにその基体表面上で凍結する。この現象は、暗く、鮮明に明示された印刷物 が作られるかもしれないという点で、幾つかの目的において有利である。この印 刷は、印刷物が印刷されるという暗示をわずかに上げるかもしれない。インクは 室温で固体であるから、貯蔵中及び搬送中に、着色剤系がインクの外に分離する 傾向を少なくする。これは、通常液体インクでは使用されていない系をベースと した或る種の顔料の様な種々の着色剤系の使用を促進した。 今までに使用されたホットメルトインクの例としては、次のものが引用される 。米国特許第3,653,932号は、セバシン酸のジアルキルエステルを含む インクを開示し、米国特許第3,715,219号は、高級脂肪族アルコールを 含むインクを開示し、米国特許第4,390,369号及び第4,484,94 8号は、天然ワックスを含むインクを開示し、EP第99,682号は、ステア リン酸を含むインクを開示し、米国特許第4,659,383号は、比較的高い 融点を持つケトンの存在下で、C20〜C24の鎖長の酸或いはアルコールを含むイ ンクを開示する。 前述のホットメルトインクの全ては染料の高い溶解性を示さず、使用可能な染 料の型は制限される。更に、これらのインクは、長時間の加熱又は繰り返し加熱 サイクルに対し必要な安定性を持っていない。EP第181198号は、65℃よ り高い融点を持つワックス又はC18〜C24の鎖長の脂肪酸又は脂肪族アルコール に分散した固体顔料を有するホットメルト型インクを開示する。このインクは、 然しながら分散安定性に乏しいという問題を有する。 多くのホットメルト相変換インクのその他の欠点は、印刷画像の物性、例えば 摩擦及びインクに対する抵抗性が制限される点で、これは冷却された時に、イン クが、一般に自然界では樹脂状であるそれらの主成分と同程度の硬さである為で ある。インクは、インクの適用が、基体、例えば紙の燃焼或いは炭化の原因とな らない事を確保する為の要件を含んで、実用要件によって普通は制限される操作 温度では液体でなければならない。 米国特許第3,653,932号では、組成物は、51℃を越えない融点を有 し、高粘稠物質であるジドデシルセバケートを含む事が必要である。その組成物 に関する問題を解決する為に、米国特許第4,390,369号は、天然ワック スを含み、約75℃以下の融点を持つ組成物の使用を提案する。天然ワックスの使 用は、ヨーロッパ特許出願第97823号でも提案されており、その組成物は、 パラフィンワックスとステアリン酸の混合物を含む。然しながら、そのような組 成物は、プラスチック基体に十分に接着せず、汚れとなり、合成物質が使用され る場合に、その成分の高粘度による問題が発生する。 米国特許第5,066,332号は低腐蝕ホットメルトインクを開示しており 、この物は、スルホン酸カルシウムのような金属有機化合物、塩基性スルホン酸 バリウム及び腐蝕防止剤としての過塩基硫化カルシウムアルキルフェネートを0. 5重量%〜10重量%含む。 米国特許第5,065,167号は、25℃で固体であり、インクジェットノズ ルの操作温度で液体のワックス担体及び10気圧より大きい臨界圧を有する伝動体 を含み、担体及び伝動体が、液相で相容性であるインクジェットインクを教示し ている。 米国特許第5,053,079号は、分散したピグメント含有ホットメルトイ ンクに関し、この物は熱可塑性ビヒクル、着色顔料及びインクが溶融する時に顔 料がセッット又は凝集するのを防ぐ為の分散剤を含み、イソシアネート変性微結 晶ワックス又は亜炭蝋を、ビヒクルの重量当たり2〜100重量%含む。 米国特許第5,047,084号は、着色剤が分散した有機ビヒクル相のミク ロエマルジョン及び表面活性剤を含む水性のインクジェットインクであって、ビ ヒクル相が、70℃で液体であり、20℃で固体のインクジェットインクに関する。 米国特許第5,041,161号は、20℃〜45℃の間の温度で半固体の、グリ セリルエステル、ポリオキシエチレンエステル、ワックス、脂肪酸及びその混合 物の様なビヒクルを含むジェットインクに関するものである。 米国特許第5,021,802号は、水性ゾルーゲル媒体の90〜99.9重量%と 着色剤の0.1〜10重量%を含むインパルスインク又はバブルジェットインクに関 するものである。このインクは、熱的に可逆性のゾルーゲルで、周囲温度でゲル であり、約40〜100℃の間の温度でゾルである。 米国特許第5,000,786号は、即時印刷機のインクとして使用する為の インク組成物に関し、この組成物は、第一成分、第一成分より高い融点を持つ第 二成分及び着色剤を含む。印刷中、インクは溶融し、記録媒体上に噴射される。 第一成分は、インクの溶融ドットから記録媒体中への浸透の為に選択される。イ ンクのドット中のその濃度が減少し、インクの温度が冷却するにつれ、着色剤を 伴う第二成分は固化し、第一成分は、第二成分と着色剤を、記録媒体に固定する 。 第二成分は、o−トルエンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンアミドを 含む種々様々な組成物である。全ての例で、第一成分は、一般にワックス型物質 、例えば石油ワックス又は、約70℃以下の融点を持つカンデリラワックス、例え ばパラフィン、パラフィンワックス、微結晶ワックス又はそれらの物質の化合物 の組合せで作られる固形ワックスとして存在する。 米国特許第4,931,095号は、室温で固体のベンゾエート溶剤を含むホ ットメルトインクジェット印刷機用インクに関する。このインクは、直接に読み 取り可能な印刷物用として、不透明な基体、例えば紙の上に、或いは投影可能な 透明体を作る為に透明な基体、例えばアセテート又はポリカーボネートシート上 に噴射するのに適している。 米国特許第4,835,208号は、非接触インクジェット印刷装置からの一 連の離散小滴としての熱可塑性組成物を、装置に対して相対的に移動する基体上 に別々の小滴を形成する方法に関し、組成物は適用温度で熱的に安定であり、10 0℃以上の温度で適用される。この方法は、即時又は連続非接触インクジェット 適用技術を使用して種々の基体にこの溶融組成物を適用させる為のものであり、 特に即時インクジェット印刷機を使用して非多孔性基体に熱可塑性インクを適用 する場合に使用されるべきものといわれている。 米国特許第4,830,671号は、重合した脂肪酸の約1化学量論的当量、 ジアミンの約2化学量論的当量、及びモノカルボン酸の約2化学量論的当量の縮 合反応で調製される樹脂状バインダー、及び予め決められた色を、得られるホッ トメルトインク組成物に付与するのに十分な量で樹脂状バインダー全体に分散さ れた着色剤から成るホットメルトインク組成物に関する。 米国特許第4,822,418号は、即時インクジェット印刷機で小滴として 使用する為のインクジェット組成物に関し、ジブチルセバケートとオレイン酸か らなるビヒクルを85〜99重量%含む。好ましい例として、ジブチルセバケートは 、インクの約40〜65、好ましくは約60重量%を含む。このインクは、ニグロシン 塩基の様な赤外読み取り着色剤を使用する時に、赤外読み取りバーコードを発生 させるのに、特に適する。 米国特許第4,758,276号は、良好な印刷品質が特徴のインクジェット 装置で使用するステアリン酸含有インクジェットインクに関する。このインクジ ェットインクは、周囲より上の温度でインクジェットインク装置から放出される 。 米国特許第4,741,930号は、高着色密度及び色対比が、光学的に明澄 な、相変換塩基物質及び印刷媒体の表面上で塩基物質に可溶な第一の減色染料か らなり、多様な、接近した空間にある着色ドット又は媒体上で、線又は文字を定 義する為に配列されたスポットを形成する事を特徴とするカラー印刷に関し、各 ドットは、一つ以上の、定義された、光学的に明澄な、半透明の着色層からなり 、各着色層は、異なる色を持ち、その為、各ドットの観察される色は、層中の色 の減色混合物である。特定のインク組成物も開示される。 米国特許第4,684,956号は、非接触インクジェット印刷装置からの一 連の離散小滴としての熱可塑性画像形成組成物を、装置に対して相対的に移動す る基体上に別々の小滴を形成する方法に関するもので、溶融組成物は、適用温度 で熱的に安定であり、100℃以上の温度で適用される。 米国特許第4,659,383号は、ホットメルトインパルスインクジェット インクに関し、ビヒクル、好ましくはベヘン酸を含むC20〜C24の酸又はアルコ ール及び着色剤を含む。好適なインクは、約65℃以上の融点を有し、非常に良好 な噴射性、90℃の溜受け温度での良好な熱安定性、良好な物質相溶性及び改良さ れた印刷の品質を示す。好適なインクは、約80%の天然ベヘン酸、15%のケトン (ステアロンの様なもの)、3%の着色剤及び印刷の品質を改善する為の2%の 可塑剤を含む。このインクは、インパルスインクジェット装置を使って比較的高 い温度(80〜90℃)で噴射される。 米国特許出願第394,153号(1982年7月1日出願)は、周囲温度で 固体又は半固体の多数のホットメルトインパルスインクジェットインクを開示す る。ステアリン酸に加えて、この出願ではオレイン酸、タイポフォールブラック (typophor black)、ニグロシン塩基、ベンジルエーテル、配合又は化学的変性ワ ックス(天然又は他の合成物を含む)、着色剤又は、油又は溶剤可溶の染料等の 添加剤が、ホットメルトインクの調製に使用出来る事を開示する。 米国特許第5,006,170号は、インクジェット印刷に適したホットメル トインク組成物に関し、着色剤、バインダー及び液体発泡剤を含む。実施例では 、バインダーは液晶物質を含む。液晶バインダーのホットメルトインクは、鮮明 な融点を示すと言われ、インクの迅速な溶融、印刷基体上でのインクの迅速な固 化を可能とし、それよって迅速な印刷速度を可能とする。更に、液晶バインダー のホットメルトインクは、高い剪断薄膜性(high shear thinning behavior)を示 すと言われるが、これは剪断又は応力下にあっては、溶融粘度が低くなる事を意 味する。このインクは、インクが印刷機の噴射ノズルを通過する時に剪断又は応 力を受け、インク粘度は印刷中に低下し、それによって印刷速度を増加し、結果 として印刷の品質を高める。これは、インクの低下した粘度が、インクと印刷基 体との間の相互作用を高い程度で可能とするからである。インク用の好適な液晶 としては、アルキルチオ−β−D−グルコシドが挙げられる。 液晶物質を含むその他のインクの型としては、米国特許第3,776,742 号に挙げられたものがある。この特許は、離散小滴の形成によって、基体を含む セルロース上での印刷に使用する電導性水性インクを開示する。このインクは、 水溶性染料、10〜20%の水溶性無機導電性物質、5〜50%の水溶性ポリオール、5 〜20%の、暫定的にセルロースに対して可塑剤として作用する有機結晶性物質、 及び水を含む。一般的な結晶性物質としては、グルコース、スクロース、フラク トース等、グルコノD−ラクトースを含む糖類が挙げられる。 インクを含有する芳香族スルホンアミドは、公知である。例えば、米国特許第 4,878,946号は、熱的インクジェット印刷機用のホットメルト型インク に関し、このものは、燐酸エステル、芳香族スルホンアミド、ヒドロキシ安息香 酸エステル及びフタール酸エステルからなる群から選ばれる少なくとも1種の化 合物に溶解した油溶性染料を含み、化合物は室温で固体である。染料溶剤として は、トリフェニールホスフェート、トリ−p−トリルホスフェートの様な燐酸エ ステル、N−シクロヘキシル−p−トルエンスルホンアミド、N,N−ジクロロ −p−トルエンスルホンアミド、N−ブチル−p−トルエンスルホンアミド、ベ ンゼンスルホンアミド、p−トルエンスルホンアミド、o−トルエンスルホンア ミド、ベンジルスルホンアミドの様な芳香族スルホンアミド、エチル−p−ヒド ロキシベンゾエート、n−プロピル−p−ヒドロキシベンゾエート、イソープロ ピル−p−ヒドロキシベンゾエート、n−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエート 、イソ−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエート、n−ヘプチル−p−ヒドロキシ ベンゾエート、n−ノニル−p−ヒドロキシベンゾエートの様なヒドロキシ安息 香酸エステル、フェニルサリチレート、オクチルサリチレート、p−t−ブチル フェニルサリチレート及びジシクロヘキシルフタレート、ジエチルフタレート、 ドデシルフタレート、ジフェニルフタレート、ジメチルーイソフタレート、ジメ チルテレフタレート、ジエチルテレフタレートの様なフタール酸エステルが挙げ られる。然しながら、実施例で実際に使用されているスルホンアミドは、N−シ クロヘキシル−p−トルエンスルホンアミドだけである。 又、米国特許第4,820,346号は、150℃未満の融点を持つ固体有機溶 剤、スルホンアミド及びその混合物、及び高いヒドロキシ価を有する低分子量熱 硬化性樹脂と染料とから形成されるインクジェット印刷機用ホットメルトインク に関する。このインクは、卓越した噴射特性を有し、基体の表面上に盛り上がっ た硬くて安定な印刷を形成し、高いドット分解を示し、たとえ連続して高温に曝 されても、インクジェット印刷機中及び紙上において色彩堅牢性を残すといわれ る。固体有機溶剤は、好適実施例においては、1種以上のスルホンアミドを含む 。特に、第1級アルキル(C1〜C9)ベンゼンスルホンアミドは、卓越した結果 が得られたといわれている。特に良好な結果は、アルキル基がスルホンアミド基 に対しパラ位にあった時に得られるといわれている。好ましい溶剤は、p−トル エンスルホンアミドとp−エチルベンゼンスルホンアミドの混合物であった。好 ま しくは、この溶剤混合物は、約5重量%までのC3〜C9のアルキルベンゼンスル ホンアミドを含み、特に良好な結果が、約2重量%のp−n−ブチルベンゼンス ルホンアミド又は約2重量%のp−n−ノニルベンゼンスルホンアミドを伴う時 に得られ、良好な結果は又、モンサントケミカル社の“Santicizer 9”(商標名 )の様なo−及びp−トルエンスルホンアミドの溶剤混合物を使用して得られた と述べている。全ての実施例で、固体有機溶剤は、次表で示される様に、高いヒ ドロキシ価を持つ低分子量の熱硬化性樹脂との組み合わせで使用された。 比較例4でこの後詳細に述べられる様に、II-B、II-C及びII-Dの組成物は、共 沸組成物が米国特許第4,820,346号に示された実施例中に存在するか否 かを査定する為に試験され、共沸組成物はその組成物中には存在しなかった事が 決定された。 J.P.55−54368号は、ホットメルトインクジェット組成物に使用す る或る限定された結晶組成物の使用を開示する。そこに開示されている結晶物質 の効用は、それらの物質の低融点とその他の望ましくない性質、例えば過剰な揮 発性及び操作温度での分解で制限される。この様なホットメルトのその他の問題 点は、溶融組成物の「過冷」(Super-cool)傾向であり、これは、結晶化を起さず に、その結晶物質の融点より遥に低い温度で液状段階で存在し続けるという事で ある。これは、汚れ、摩擦及び毛羽立ちを防ぐ為に十分にセットする為に、印刷 画像に必要な時間を長引かせるので望ましくない。 望ましい硬い画像を形成する事の出来る結晶物質は、その高い融点の為に、般 にホットメルトインクの成分としては使用されていなかった。若しそれらが使用 されていたとしても、それは、ワックス状物質の様な低融点を持つ主添加成分と の組合せでの使用であって、その様なインク組成物は、主たる溶剤として、柔ら かく、ワックス状で低融点成分を使用する従来方法における他の組成物と同じ問 題に直面することとなる。 本発明は、画像形成剤及び室温で固相を有し、噴射形成温度又はそれ以下で流 体相を有する組成物を含むタイプのインクジェット印刷インクに関し、噴射形成 温度又はそれ以下の融点を持つ共沸組成物を形成する、少なくとも2種の化合物 を含むものである。共沸組成物は、80℃〜130℃の間の融点を持つものであって もよいが、好ましくは100℃と120℃の間である。上記化合物は、少なくとも100 ℃から150℃までの融点を持つてもよい。 更に、本発明は、室温で固相を有し、操作温度で液体相を有する組成物に画像 形成剤を含むタイプのホットメルトインクに関し、約80℃から約130℃の融点を 持つ共沸組成物の形態にある組成物を有し、少なくとも約100℃の融点を持つ化 合物から形成される。 この方法で、ホットメルトインク組成物は、その溶剤成分として共沸組成物を 有するという事である。この共沸組成物は、2種以上の結晶化合物を含む事が好 ましく、各結晶化合物は、少なくとも約100℃、好ましくは少なくとも約120℃、 最も好ましくは約120℃から約150℃の融点を持つ。共沸組成物はそれ自身、少な くとも約80℃、好ましくは少なくとも約100℃、最も好ましくは約100℃から120 ℃の融点を持つ。インク組成物の融点は、それからインクが組成される共沸組成 物の融点に実質的に相当する融点を有する。 固体溶剤として共沸組成物を使用する事により、基体に使用された時、非常に 硬い、結晶特性を有するインクの形成を可能とするが、その使用は、受容可能な 温度であって、例えば約90℃から約140℃、好ましくは約100℃から約130℃、最 も好ましくは100℃から約120℃である。 本発明のホットメルトインクは、共沸組成物と画像形成剤を含み、共沸組成物 の融点は、約80℃〜約130℃であり、化合物は、少なくとも約100℃(それぞれ15 0℃まで)の融点を有する共沸組成物中に存在する。 本発明は、周囲温度で固体で、約80℃から130℃の間の温度で液体であり、ホ ットメルト組成物中に画像形成組成物を含むホットメルトインクを使用し、共沸 ホットメルト組成物を形成する化合物を使用し、インクが、画像形成組成物の液 体溶液又は懸濁液を形成する為に、共沸ホットメルト組成物の温度を上昇させ、 インクを、画像形成の為に基体上に噴射し、インクを基体上で冷却により結晶化 させる事からなる、基体上でのインクジェット印刷法を提供する。基体がプラス チック材料或いはプラスチック材料で被覆されたものである場合は、この方法は 、共沸ホットメルト組成物がプラスチック材料と一緒に少なくとも部分的に溶融 する様な温度に共沸ホットメルト組成物を加熱する事を含んでもよい。 本発明は、従来技術のホットメルト組成物の持つ多くの問題点を、それらに優 る明瞭な利点を達成しつつ解決する事ができる。 本発明を、実施例を以て説明する。 上述の通り、本発明は、固体溶剤として共沸組成物を使用する。共沸組成物は 、少なくとも2種の化合物を含み、各々少なくとも約100〜150℃の融点を有する 。 共沸組成物に対する化合物の適切な選択によって、基体に適用した時、受容可 能な温度、例えば約90℃〜約140℃、好ましくは約100℃〜約130℃、最も好ま しくは約100℃〜約120℃の温度で非常に硬い、結晶性のインクを組成する事が可 能である。 共沸組成物は、数世紀にわたり知られている。共沸組成物は、化合物を特定の 割合で組合せた、その組成物の融点が、全ての成分の融点以下の温度で最少にな る、少なくとも2種の結晶性化合物の組成物で単純なものである。全ての結晶性 成分がその様な共沸組成物を達成する為に組合せる事が出来るものではなく、全 ての共沸組成物が、前述の望ましい温度範囲の融点を持つわけでもない。任意の 一対の化合物が共沸組成物を達成出来るかどうかの決定は、通常の技術を使って 定型的に決定できる。然しながら、本発明以前に、共沸組成物に関するこの知識 をインクジェット印刷に分野に適用した者はいない。 実際に最も低い可能な溶融温度となる組成比での操作が好ましいが、これは、 実際の共沸組成物においてであって、本発明の利点の全てではないが、その多く は、理想的共沸組成比近辺の組成物の使用によって達成可能である事が認識され るべきである。この様に、本発明の目的から、共沸組成物なる言葉は、同じ化合 物の実際の共沸組成物の約20℃以内、好ましくは約10℃、最も好ましくは約5℃ 以内の融点を持つ組成物を含むものを意味する。別の見方からすれば、共沸組成 物なる言葉は、化合物の重量割合が、同じ化合物の実際の共沸組成物の約3%以 内、好ましくは約0.5%以内、最も好ましくは約0.1%以内にある組成物を含む事 を意味する。 本発明で使用する共沸組成物は、2種以上の結晶性化合物を含む事が好ましく 、各々は少なくとも約100℃、好ましくは少なくとも約120℃、最も好ましくは約 120℃〜約150℃の融点を持つ。芳香族アミドを含む化合物で有用なタイプは、芳 香族スルホンアミド等である。適当な化合物は、アセトアミド、ベンツアミド、 プロピオンアミド、DL−ベンゾイン、エチルアンスラキノン、及びベンゼンスル ホンアミド、o−トルエンスルホンアミド、p−トルエンスルホンアミド等の芳 香族スルホンアミドを含む。 組成物における成分の割合は、最も低い融点まで上げる比が決定されるまで、 種々の予め決められた比でのその組成物の溶融点分析を行う事によって容易に決 められる。 本発明の組成物は、1種以上の画像形成成分、好ましくは油と相溶性か又は可 溶性の画像形成成分を含む。画像形成物質は、基体上に視覚的画像を形成するも の、例えば染料、或いは他の手段で検出されるもの、例えば適当な読取り機で走 査されうる磁性物質、或いは蛍光物質、例えば紫外又は他の放射線走査で検出さ れるものであり得る。 画像形成剤の量は、臨界的ではない。一般的に、画像形成剤の量は、共沸組成 物の約0.1〜約10%、好ましくは約0.5〜約5%、最も好ましくは約1〜約2%で あろう。 着色剤が使用される場合は、染料でも顔料でもいづれでもよい。染料の例とし ては、次のものが挙げられる:ソルベントイエロ−162、79、81、ソルベントオ レンジ56、ソルベントブラウン58、ソルベントレッド122、119、100、ソルべン トブル−70、ソルベントレッド35、ソルベントブラック27、45、47、ソルベント レッド47、ソルベントレッド49、塩基性レッド51,.ソルベントバイオレット8 、ソルベントブルー4、分散イエロー64、ソルベントレッド135、ソルベントレッ ド195、分散バイオレット26、ソルベントイエロー16、56、6、7、14、ソルベント レッド1、23、24、27、49、ソルベントブルー35、ソルベントブラック3、分散オ レンジ201、ソルベントイエロー93、分散イエロー54、分散レッド60、ソルベン トレッド52、分散バイオレット31等。 本発明のインクに使用される適当な染料としては、ポンタミン(Pontamine)、 フードブラック2、Carodirect Turquoise FBL Supra Conc.(Direct Blue 199)( Carolina Colour and Chemical社)、Special Fast Turquoise BGL Liquid(Direc t Blue 86)(Mobay Chemical社)、Intrabond Liquid Turquoise GLL(Direct Blue 86)(Crompton and Knowles社)、Pylam Certified D&C Red#28(Acid Red 92)(Py lam社)、ダイレクトブリリアントピンクB グランドクルード(Crompton and Kno wles社)、Cartasol Yelloe GTF Presscake(Sandoz社)、Tartrazine Extra Conc. (FD&C Yellow#5,Acid Yelloe 23)(Sandoz社)、Carodirect イエローRL(Direct Yellow 86)(Carolina Colour and Chemical社)、Cartasol イエロー GTF Liqu id Special 110(Sandoz社)、D&Cイエロー#10(Acid Yellow 3)(Tricon社)、イエ ロー Shade 16948(Tricon社)、バ スアシッドブラックX34(BASF社)、カルタブラック2GT(Sandoz社)等が挙げられる 。特に好ましいのは、ソルベント染料であり、ソルベント染料の中でも、バイン ダー物質とのそれらの高い相溶性から、スピリットソルブル染料が好ましい。ス ピリットソルブル染料の例としては、ネオザポンレッド(BASF社)、オラソルレッ ドG(Ciba-Geigy社)、ダイレクトブリリアントピンクB(Cromptonand Knowles社) 、アイゼンスピロンレッドC-BH(保土ヶ谷化学社)、カヤノールレッド3BL(日本火 薬社)、レバノールブリリアントレッド3BW(MobayChemical社)、レバダームレモ ンイエロー((Mobay Chemical社)、スピリットファストイエロー3G、アイゼンス ピロンレッドC-GNH(保土ヶ谷化学社)、シリウススープライエローGD167、カルタ ソルブリリアントイエロー4GF(Sandoz社)、ペルガソルイエローCGP(Ciba-Geigy 社)、オラソルブラックRL(Ciba-Geigy社)、オラソルブラックRLP(Ciba-Geigy社) 、サビニールブラックRLS(Sandoz社)、デルマカーボン2GT(Sandoz社)、ピラゾー ルブラックBG(ICI社)、モルファストブラックコンクA(Morton-Thiokol社)、ジア ゾールブラックRN Quad(ICI社)、オラソルブルーGN(Ciba-Geigy社)、サビニール ブルーGLS(Sandoz社)、ラクソーブルーMBSN(Morton-Thiokol社)、セブロンブル ー5GMF(ICI社)、バスアシッドブルー750(BASF社)等が挙げられる。 好適に使用可能な顔料としては、ピグメントイエロー1、3、12、13、14、16、 17、73、74、81、83、97、98、106、113、114、ピグメントレッド2、3、4、5、6 、7、8、9、12、14、37、38、48:1、48:2、48:3、48:4、57:1、57:2、57:3、88 、122、146、147、ピグメントブルー15:1、15:2、15:3、15:4、56、61、61:1、 ピグメントブラック1、20、カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブ ラック、グラファイト等が挙げられる。 その他の適当な顔料としては、バイオレットトナーVT-8015(Paul Uhlich社)、 ノルマンディーマゼンタRD-2400(Paul Uhlich社)、パリオゲンバイオレット5100 (BASF社)、パリオゲンバイオレット5890(BASF社)、パーマネントバイオレット V T-2645(Paul Uhlich社)、ヘリオゲングリーンL8730(BASF社)、アルギルグリーン XP-111-S(Paul Uhlich社)、ブリリアントグリーントナーGR0991(Paul Uhlich 社)、Lithol Scariet D3700(BASF 社)、トリジンレッド (Tolidine Red) (Aldrich社)、Scariet for Thermoplast NSD PS PA(UgineKuhlm ann of Canada社)、E.D.トルイジンレッド(Aldrich社)、Lithol Rubine トナ ー(Paul Uhlich社)、Lithol Scariet 4440(BASF社)、ボンレッドC(Dominion Col our社)、ロイヤルブリリアントレッドRD-8192(Paul Uhlich社)、オラセットピン クRF(Ciba-Geigy社)、パリオゲンレッド3871K(BASF社)、パリオゲンレッド3340( BASF社)、Lithol Fast Scariet L4300(BASF社)、ヘリオゲンブルー L6900,L702 0(BASF社)、ヘリオゲンブルー K6902,K69l0(BASF社)、ヘリオゲンブルー D684 0,D7080(BASF社)、スーダンブルーOS(BASF社)、ネオペンブルー FF4012(BASF社) 、PV ファストブルーB2G01 (American Hoechst)、イルガライトブルー BCA(C iba-Geigy社)、パリオゲンブルー 6470(BASF社)、スーダンIII (レッド オレ ンジ)(Matheson,Coleman,Bell社)、スーダンII(オレンジ)(Matheson,Coleman ,Bell社)、スーダンIV(オレンジ)(Matheson,Coleman,Bell社)、スーダンオレ ンジG(Aldrich社)、スーダンオレンジ220(BASF社)、パリオゲンオレンジ3040(B ASF社)、オルソオレンジOR 2673(Paul Uhlich社)、パリオゲンイエロー152,1560 (BASF社)、Lithol ファストイエロー 099lK(BASF社)、パリオトールイエロー18 40(BASF社)、ノボパームイエローFGL(Hoechst社)、パーマネントイエローYE0305 (Paul Uhlich社)、ルモゲンイエローD0790(BASF社)、Suco-Gelb L1250(BASF社) 、Suco−イエローD1355(BASF社)、SicoファストイエローD1355,D1351 (BASF社) 、ホスタパームピンクE(AmericanHoechst)、ファナルピンクD4830(BASF社)、シ ンカシアマゼンタ(DuPont社)、パリオゲンブラックL0084(BASF社)、ピグメンブ ラックK801 (BASF社)、及びリーガル330(Cabot社)、カーボンブラック5250及び カーボンブラック5750(Columbian Chemicals社)の様なカーボンブラックが挙げ られる。 ホットメルトインクは、インクと接触する金属の腐蝕を防止する為、インクの 印刷特性に逆に影響を及ぼさない、十分な量の腐蝕防止剤を含んでもよい。 その他の適当な腐蝕防止剤は、0.5%〜5%の、実質的に塩基性で、熱安定 性の金属―有機スルホネート化合物を含む。スルホネート化合物は、アルミニウ ムジノニルナフタレンスルホネート、塩基性バリウムジノニルナフタレンスルホ ネ ート、中性バリウムジノニルナフタレンスルホネート、エチレンジアミンージノ ニルナフタレンスルホネート、塩基性バリウムスルホネートナフタレンスルホネ ート、過塩基硫化カルシウムアルキルフェネート、塩基性カルシウムスルホネー ト、過塩基カルシウムスルホネート及び高過塩基のカルシウムスルホネートから なる群から選ばれてもよい。 本発明は、他の添加剤を含んでもよく、添加剤は、(i)他の成分の溶解性の 改善、(ii)印刷の品質の改善、(iii)インクの媒体への接着性の改善及び、 (iv)他の性質のなかでも、表面張力及び粘度の様な性質に関わる濡れ特性の調 節に関しインクの価値を増すことの出来る物質であってもよい。 例えば、インクは殺生物剤を含んでもよい。適当な殺生物剤としては、ソルビ ン酸、1−(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマ ンタンクロライド、市販品のDowicil 200(Dow Chemical社)、ビニレンビス−チ オシアネート、市販品のCytox 3711 (American Cyanamid社)、ジナトリウム−エ チレンビス−ジチオカーバメート、市販品のDithone D14(Rohm& Haas社)、ビス (トリクロロメチル)スルホン、市販品のBiocide N-1386(Stauffer Chemical社 )、亜鉛ピリジンチオン、市販品のzinc omadine(Olin Corp.Stamford社)、2− ブロモ−t−ニトロプロパン−1,3−ジオール、市販品のonyxide 500(Onyx C hemical社)、Bosquat MB50(Louza社)等が挙げられる。 更に、他の添加剤、例えば分散剤或いは表面活性剤が存在してもよい。若し存 在させるとすれば、それらは、インク中にあって、約0.01〜約20重量%の 量で存在してもよい。更に、可塑剤として、ペンタエリスリトール−テトラベン ゾエート、市販品のBenzoflex S552(Velsicol Chemical社)、トリメチルシトレ ート、市販品のCitroflex 1(Monflex Chemical社)、N,N−ジメチルオレアミ ド、市販品のHalcomid M-18-OL(C.P.Hall社)、等が存在してもよい。 上述の通り、本発明のホットメルトインク用の一般的な共沸組成物は、バイン ダー物質がガラス側で加熱され、顕微鏡で観察される顕微鏡ホットステージでの 観察及び測定によって決められた、一般に、約80℃〜約130℃、好ましくは 約100℃〜約120℃の融点を有する。印刷ヘッド寿命がそれらの温度では短 くなるかもしれないが、高融点が受容可能である。 本発明のインクの操作温度は、一般に約80℃〜約130℃である。ヒーター 及び印刷ヘッドの寿命を短くするかも知れないが、高温度が、再度受容可能であ る。 一般に、操作温度は、発煙を避けてインクの低い粘度を得る為に選択される。 インクの操作温度での共沸組成物の粘度は、一般に約10cps、好ましくは 約1〜約5cpsである。共沸組成物は、その溶融状態にあって熱的に安定でな ければならず、その結果ガス状生成物の生成、或いはヒーター沈着物を形成する 分解を受けない。更に、共沸組成物は、亀裂又はしわを防ぐために、十分な柔軟 性をもった印刷画像を与えなければならない。 本発明のホットメルトインク組成物は、一般に全ての成分を組合せ、その混合 物を、一般に約80℃〜約130℃であるその融点まで加熱し、均質で、均一な 溶融を得る為に、約5秒〜約10秒間攪拌する事によって調製される。顔料が着 色剤である時は、溶融混合物は、バインダー中の顔料の効果的分散の為に、磨耗 機又はボールミル装置で粉砕にかけてもよい。 熱的インクジェット印刷機中にインクを導入し、画像パターンで押し出される 溶融インクの小滴を、紙又は透明な材料の様な基体上に押し出す事によって、印 刷画像は、本発明のインクでもって発生できる。本発明のインクを使用するのに 適した印刷機は、市販のインクジェット印刷機である。 本発明のインクジェットインクは、印刷中における臨界時間において固体又は スラリーである故に、従来技術の問題点を回避する。その時間で、本発明のイン クは、媒体を打撃し、ビヒクルの小滴は、紙の上に鮮明な、光学的に濃密なマー クを残す為に、紙に迅速に侵入する。マークは急速に乾燥し、こすれに対して抵 抗体となる。共沸組成物を達成する化合物の適当な割合又はその近辺での割合で 操作する事により、望ましくない過冷却現象が最少となる。 本発明の組成物は、多孔性及び非多孔性基体、例えば紙、金属、木材、プラス チック又はガラスの広い範囲に適用でき、その基体上に特別の表面層を形成する 必要がない。然しながら、本発明は、非多孔性材料、例えばプラスチック、プラ スチック被膜材料、ガラス及び金属上に画像を形成するのに特に有用である。そ れがプラスチック基体上に沈着させられる様な組成物の高融点は、基体との部分 溶融によって組成物の接着を高める事となる。多孔性基体の場合には、組成物は 、 組成物が冷却するにつれて基体中に侵入する。両方の場合、本発明の組成物は、 汚れに対して、鮮明な画像抵抗体を与える為に、基体上で急速に固化する。 本発明は、以下の非制限的実施例をもって更に例示される。 実施例1 ベンゼンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンアミド(融点139℃)を 種々の割合で組合せ、それぞれの割合の融点を決定した。112℃の最少融点は 、ベンゼンスルホンアミド:p−トルエンスルホンアミドが41:59の重量比 の時であることが分かった。この共沸組成物は、124℃で18g/日/m2、 115℃で11g/日/m2の揮発性を有していた。 実施例2 2−エチルアンスラキノン(融点111℃)及びDL−ベンゾイン(融点13 6℃)を種々の割合で組合せ、それぞれの割合の融点を決定した。96℃の最少 融点は、2−エチルアンスラキノン:DL−ベンゾイン25:75の重量比の時 であることが分かた。 実施例3 DL−ベンゾイン(融点136℃)及びベンゼンスルホンアミド(融点152 ℃)を種々の割合で組合せ、それぞれの割合の融点を決定した。119℃の最少 融点は、DL−ベンゾイン:ベンゼンスルホンアミドが62:38の重量比の時 であることが分かった。 この組成物は、凡そ10℃/分の冷却で、83℃で結 晶化する。共沸割合からの僅かな偏差は、最終の結晶化温度の劇的な減少をもた らす。 比較例4 上述の米国特許第4,820,346号の組成物が、共沸組成物を表示するも のであるかどうかを決定する為、特許の主張はその様なケースであるとはいって いないが、次の様な実験を行った。p−エチルベンゼンスルホンアミド及びp− トルエンスルホンアミドの混合物を、種々の割合で造り、それら個々の融点を決 定した。それらの融点のプロットは、共沸組成物が63:37+3%の重量比で 存在する事を示した。この様に、上述のII−B、II−C及びII−Dの組成 物は、エチルベンゼンスルホンアミド:p−トルエンスルホンアミドが50:5 0、51.9:48.9及び51.9:48.9の重量割合を有し、共沸組成物 ではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.画像形成剤及び、室温で固相で噴射形成の温度またはそれ以下で液相である 組成物を含むインクジェット印刷インクであって、該組成物が、噴射形成の温度 またはそれ以下の融点を持つ共沸組成物を形成する、少なくとも2種の化合物を 含む事を特徴とするインク。 2.該組成物が、80℃と130℃の間の融点を有する事を特徴とする、請求の 範囲1記載のインク。 3.該組成物が、100℃と120℃の間の融点を有する事を特徴とする、請求 の範囲2記載のインク。 4.該化合物が、少なくとも100℃の融点を有する事を特徴とする、請求の範 囲1〜3のいずれかに記載のインク。 5.該化合物が、150℃迄の融点を有する事を特徴とする、請求の範囲4記載 のインク。 6.室温で固相で、操作温度で液相である組成物中に、画像形成剤を含むホット メルトインクであって、該組成物が、約80℃から約130℃の融点を有し、少 なくとも約100℃の融点を持つ化合物から形成される事を特徴とするホットメ ルトインク。 7.該化合物が、約120℃から約150℃の融点を有する事を特徴とする、請 求の範囲6記載のインク。 8.該共沸組成物が、約100℃から約120℃の融点を有する事を特徴とする 、請求の範囲7記載のインク。 9.該共沸組成物を形成する全ての化合物が、約100℃から約150℃の範囲 内の融点を有する事を特徴とする、請求の範囲1〜8のいずれかに記載のインク 。 10.化合物の少なくとも1種が、芳香族アミド及び芳香族スルホンアミドからな る群から選ばれる事を特徴とする、前のいずれかの請求の範囲に記載のインク。 11.化合物の少なくとも1種が、アセトアミド、ベンツアミド、プロピオンアミ ド、DL−ベンゾイン、エチルアンスラキノン、ベンゼンスルホンアミド、o−ト ルエンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンアミドからなる群から選ば れる事を特徴とする、請求の範囲1〜9のいずれかに記載のインク。 12.該画像形成剤が、該共沸組成物の重量当り約0.1%〜約10%を構成する事を 特徴とする、請求の範囲1〜11のいずれかに記載のインク。 13.該画像形成剤が、該共沸組成物の重量当り約1%〜約2%を構成する事を特 徴とする、請求の範囲12記載のインク。 14.該画像形成剤が、染料、顔料、磁性材料及び蛍光材料からなる群から選ばれ る事を特徴とする、請求の範囲1〜13のいずれかに記載のインク。 15.インクに曝される金属の腐蝕を防止する為の十分な量の腐蝕防止剤を又含み 、該腐蝕防止剤が、インクの印刷特性に逆に影響を及ぼさない様に選択される事 を特徴とする、請求の範囲1〜14のいずれかに記載のインク。 16.該腐蝕防止剤が、0.5重量%〜5重量%の熱安定性金属−有機スルホネート化 合物である事を特徴とする、請求の範囲15記載のインク。 17.該スルホネート化合物が、アンモニウムジノニルナフタレンスルホネート、 塩基性バリウムジノニルナフタレンスルホネート、中性バリウムジノニルナフタ レンスルホネート、エチレンジアミンジノニルナフタレンスルホネート、塩基性 バリウムスルホネートナフタレンスルホネート、過塩基硫化カルシウムアルキル フェネート、塩基性カルシウムスルホネート、過塩基カルシウムスルホネート及 び高過塩基カルシウムスルホネートからなる群から選ばれる事を特徴とする、請 求の範囲16記載のインク。 18.該化合物が、ベンゼンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンアミドを含 み、該共沸組成物が、112℃〜130℃の融点を持つ事を特徴とする、請求の範囲1 又は5記載のインク。 19.ベンゼンスルホンアミド及びp−トルエンスルホンアミドの重量比が、凡そ 41対59であり、該共沸組成物が、約112℃の最少融点を持つ事を特徴とする、請 求の範囲18記載のインク。 20.該化合物が、2−エチルアンスラキノン及びDL−ベンゾインを含み、該共沸 組成物が、96℃〜130℃の融点を持つ事を特徴とする、請求の範囲1又は5記載 のインク。 21.2−エチルアンスラキノン及びDL−ベンゾインの重量比が、凡そ25対75であ り、該共沸組成物が、約96℃の融点を持つ事を特徴とする、請求の範囲20記載の インク。 22.該化合物が、DL−ベンゾイン及びベンゼンスルホンアミドを含み、該共沸組 成物が、119℃〜130℃の最少融点を持つ事を特徴とする、請求の範囲1又は5記 載のインク。 23.D1−ベンゾイン及びベンゼンスルホンアミドの重量比が、凡そ62対38であり 、該共沸組成物が、約119℃の融点を持つ事を特徴とする、請求の範囲22記載の インク。 24.周囲温度で固体であり、約80℃〜130℃の間の温度で液体であり、ホットメ ルト組成物中に画像形成剤を含むホットメルトインクを使用して基体にインクジ ェット印刷をする方法であって、共沸ホットメルト組成物を形成する化合物を使 用し、該インクが画像形成組成物の溶液又は懸濁液を形成する様に該共沸ホット メルト組成物の温度を上昇し、該インクを、画像形態で基体上に噴射し、該イン クを基体上で冷却によって結晶化させる事を特徴とする上記方法。 25.請求の範囲1〜20のいずれかのインクを使用する事を特徴とする、請求の範 囲24記載の方法。 26.基体がプラスチック材料又はプラスチック材料で被覆された場合の方法であ って、該共沸ホットメルト組成物の温度を、それが該プラスチック材料と少なく とも部分的に溶融する様な値まで上昇させる事を特徴とする、請求の範囲24又は 25記載の方法。
JP6506031A 1992-08-19 1993-08-16 印刷インク及びインクジェット印刷法 Pending JPH08500620A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/932,346 US5298062A (en) 1992-08-19 1992-08-19 Eutectic compositions for hot melt jet inks
US07/932,346 1992-08-19
PCT/GB1993/001737 WO1994004618A1 (en) 1992-08-19 1993-08-16 Printing inks and method of ink jet printing

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08500620A true JPH08500620A (ja) 1996-01-23

Family

ID=25462183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6506031A Pending JPH08500620A (ja) 1992-08-19 1993-08-16 印刷インク及びインクジェット印刷法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5298062A (ja)
EP (1) EP0656040B1 (ja)
JP (1) JPH08500620A (ja)
AT (1) ATE164614T1 (ja)
AU (1) AU669203B2 (ja)
BR (1) BR9306914A (ja)
CA (1) CA2142822A1 (ja)
DE (1) DE69317782T2 (ja)
WO (1) WO1994004618A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136800A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Xerox Corp 蛍光相変化インク組成物
JP2016153483A (ja) * 2004-06-01 2016-08-25 ユナイテッド・カラー・マニュファクチャリング・インコーポレイテッド 脂肪族炭化水素に可溶性の赤色染料

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514209A (en) * 1993-05-04 1996-05-07 Markem Corporation Hot melt jet ink composition
US6450098B1 (en) * 1994-03-08 2002-09-17 Sawgrass Systems, Inc. Permanent heat activated ink jet printing process
JPH0841391A (ja) * 1994-07-26 1996-02-13 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ用ホットメルトインク
US5574078A (en) * 1994-11-10 1996-11-12 Lasermaster Corporation Thermal compositions
US5693126A (en) * 1994-12-27 1997-12-02 Seiko Epson Corporation Water-base ink composition and process for producing the same
DE69636069T2 (de) * 1995-03-13 2007-04-12 Markem Corp. Tinte für tintenstrahldruck
US5593486A (en) * 1995-12-05 1997-01-14 Xerox Corporation Photochromic hot melt ink compositions
US5863319A (en) * 1996-12-10 1999-01-26 Markem Corporation Thermally stable hot melt ink
US5938826A (en) * 1997-05-16 1999-08-17 Markem Corporation Hot melt ink
US6007610A (en) * 1998-05-08 1999-12-28 Westvaco Corporation Corrosion inhibiting phase change ink jet inks
US6132665A (en) 1999-02-25 2000-10-17 3D Systems, Inc. Compositions and methods for selective deposition modeling
US7432224B2 (en) * 2004-09-01 2008-10-07 Hasan Fariza B Imaging compositions, imaging methods and imaging members
US7183657B2 (en) * 2004-09-23 2007-02-27 Texas Instruments Incorporated Semiconductor device having resin anti-bleed feature
TWM416822U (en) * 2011-06-16 2011-11-21 Anica Corp Display card and package film thereof
US9302468B1 (en) 2014-11-14 2016-04-05 Ming Xu Digital customizer system and method
US9781307B2 (en) 2014-11-14 2017-10-03 Sawgrass Technologies, Inc. Networked digital imaging customization
US10419644B2 (en) 2014-11-14 2019-09-17 Sawgrass Technologies, Inc. Digital image processing network
US10827097B2 (en) 2015-11-02 2020-11-03 Sawgrass Technologies, Inc. Product imaging
US10827098B2 (en) 2015-11-02 2020-11-03 Sawgrass Technologies, Inc. Custom product imaging method

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7002175A (ja) * 1969-02-18 1970-08-20
JPS57692A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Nippon Musical Instruments Mfg Music sheet data forming device
JPS5757692A (en) * 1980-09-26 1982-04-06 Dainippon Printing Co Ltd Heat-sensitive recording ink
JPS61185489A (ja) * 1985-02-14 1986-08-19 Ricoh Co Ltd 感熱転写記録媒体
US4820346A (en) * 1985-06-25 1989-04-11 Howtek, Inc. Ink jet printer ink
JPS63210176A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Dainippon Ink & Chem Inc ホツトメルト型インクジエツト記録用油性インク
US5000786A (en) * 1987-11-02 1991-03-19 Seiko Epson Corporation Ink composition and ink jet recording apparatus and method
US4931095A (en) * 1988-11-15 1990-06-05 Howtek, Inc. Benzoate inks
JPH02310088A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Yoshikawa Seiyu Kk 感熱転写記録媒体用ワックス
US5006170A (en) * 1989-06-22 1991-04-09 Xerox Corporation Hot melt ink compositions
JP3000086B2 (ja) * 1990-03-12 2000-01-17 株式会社リコー インクジェット記録用インク

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153483A (ja) * 2004-06-01 2016-08-25 ユナイテッド・カラー・マニュファクチャリング・インコーポレイテッド 脂肪族炭化水素に可溶性の赤色染料
JP2014136800A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Xerox Corp 蛍光相変化インク組成物

Also Published As

Publication number Publication date
BR9306914A (pt) 1998-12-08
US5298062A (en) 1994-03-29
DE69317782D1 (de) 1998-05-07
AU669203B2 (en) 1996-05-30
CA2142822A1 (en) 1994-03-03
DE69317782T2 (de) 1998-07-30
AU4726793A (en) 1994-03-15
EP0656040A1 (en) 1995-06-07
ATE164614T1 (de) 1998-04-15
EP0656040B1 (en) 1998-04-01
WO1994004618A1 (en) 1994-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08500620A (ja) 印刷インク及びインクジェット印刷法
US7563314B2 (en) Ink carriers containing nanoparticles, phase change inks including same and methods for making same
US5286288A (en) Hot melt inks for continuous jet printing
DE102012205787B4 (de) Heißschmelztinte
JP5865764B2 (ja) 相転移インクおよびそれを製造する方法
US7572325B2 (en) Ink carriers, phase change inks including same and methods for making same
US5989325A (en) Ink compositions
US6017385A (en) Ink compositions
US9051486B2 (en) Phase change ink components and methods of making the same
US8784547B2 (en) Lightfast solid ink compositions
DE102012205924A1 (de) Heißschmelztinte
US20130284054A1 (en) Rapid solidifying crystalline-amorphous inks
CA2813480A1 (en) Phase change ink compositions comprising crystalline sulfone compounds and derivatives thereof
CA2838598A1 (en) Photochromic phase change ink compositions
CA2813360C (en) Phase change inks comprising organic pigments
US6059871A (en) Ink compositions
DE102014210120A1 (de) Mischungen aus weinsäureester und zitronensäureester als amorphe materialien für phasenübergangs-druckfarben
CA2813472A1 (en) Rapid solidifying crystalline-amorphous inks
JP2013227571A (ja) 脂肪酸を含む相変化インク
US8741042B2 (en) Phase change inks comprising linear primary alcohols
US8911544B2 (en) Phase change ink composition
JP6199802B2 (ja) 非晶質物質としての酒石酸エステルおよびクエン酸エステルの混合物を含む相転移インク組成物